佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 強い善人を作ろう

<<   作成日時 : 2010/03/09 00:28   >>

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維澄栞(いずみ・しおり) 「ガッデムハロー! 革命家の維澄でっす。このコーナーでは、みなさんと一緒に革命について考えていきたいと思いまっする。」

アッキー 「帰っていいですか?」

維澄 「帰るな。私は、御堂維太郎の維、宮村伊澄の澄、栞と紙魚子の栞、維澄栞だ。このブログでは初登場になるな。クシシシシ。」

アッキー 「佐久間さんが化けてるんじゃないでしょうね。」

維澄 「ぐぎゅっ・ぐばあ、何て失礼な奴だ。まあ半分は当たってるがな。私はアッキーと佐久間を足して2で割った新人格だ。敢えて『ヴァムピール』風に言うならば、ミックス状態というやつだ。お前の善性と佐久間闇子の強さを併せた、強い善人ということだ。」

佐久間闇子(さくま・やみこ) 「よう、実際に会うのは初めてだな。私が高身長・長い黒髪・巨乳・友達多い、なのに対して、お前は低身長・短い白髪・貧乳・友達少ない、と対極のデザインになってるな。」

維澄 「悪うござんしたね。友達と胸の少なさはアッキー譲りです。」

アッキー 「何しに来たんですか、2人とも。」

維澄 「この前アッキーは万引きに間違われたんだよな。」

アッキー 「そうです。後で謝ってくれましたが、心の傷は深い・・。」

維澄 「腐海に手を出してはならん。」

アッキー 「本当に何しに来たんですか。」

維澄 「その店員がちょっと好みの男だったんだよね。」

アッキー 「傷口に塩をすり込みに来たんですか?」

維澄 「ごめんなさい。アッキーは弱い善人だということを言いたかったんです。理不尽な目に遭っても何も反撃できない弱者だと言いたかったんです。」

アッキー 「・・・ここ数年、自分では大きく成長したと思ってたんですけどね。単なる思い込みでした。相変わらず突発的な事態に弱く、何も思い通りに出来ない。以前に警官に暴行されたときにも、なすすべなく連れて行かれましたが、そのときから全く成長してないんですね。」

維澄 「少し違う。成長はしてる。強くなってないだけ。」

アッキー 「なるほど。」

維澄 「革命というのは強い善人によってなされるものだ。佐久間のような悪党は論外だが、アッキーのように弱くても革命は出来ない。赤で復唱要求、“力なき正義に意味は無し”!」

アッキー 「力なき正義に意味は無し・・・『メテオ・ストライク』ですか。」

維澄 「強い悪人が弱い善人を踏み潰してきたのが歴史というやつだ。世の中を変えるには、強い善人でなくてはならない。非暴力主義も、強い善人でないと貫けないのだ。自分さえ暴力を振るわなければいいというのは非暴力主義ではない。他人に汚れ役を押し付けているに過ぎない。」

アッキー 「なるほど、だから非暴力主義を貫くのは難しいんですね。自分さえ暴力を振るわなければいいのなら、他人を戦場へ送り込むことも正当化されてしまいますから。」

維澄 「そう。それでは本題に入ろう。」

アッキー 「はい。」

維澄 「マルクス、エンゲルス、レーニン、カストロ、ゲバラ、チャベス・・・。偉大な革命家というのは、すべからく“強い善人”として育ってきた人々だ。社会から弾き出された貧困層のエネルギーを導き、革命へと昇華させた指導者だ。しかしそれは全て外国のことだ。日本で革命をやるからには、日本の歴史について語っておく必要がある。」

維澄 「この日本でも、かつては強い善人が育つ温床は十分にあった。社会から弾き出された人々は、腐敗しなければ自然と強さを身に付ける。そのエネルギーが波及し、強い善人が次々と育っていった。しかし現在は、社会の一員として生活する人間が貧困に苦しんでいる。だから強い善人が育ちにくい。・・・というのが私の推理なんだが、どうだろう。」

アッキー 「そうですね。何が理由にしろ、かつては日本にも強い善人が多くいました。革命運動の盛り上がりという事実がありますから、何かしらの温床があったのでしょう。」

維澄 「2010年現在で、だいたい40代後半以上には強い善人が多いと思われる。しかし革命運動の衰退と共に、強い善人は育たなくなってきた。」

アッキー 「そうですね。全くいないことはないんですが、かつての運動の盛り上がりからすれば明らかに少なすぎます。「ワーキングプア」「プレカリアート」という言葉が生まれてから久しいですが、新しい貧困が生まれているように思います。社会の一員でありながら貧困層という・・。」

維澄 「今の左翼陣営は、後継者作りに苦しんでいる。今までの方法では後継者が育たんのだ。」

アッキー 「今までの方法といいますと?」

維澄 「後継者というのは強い善人でなくてはならない。そう育てようとすることは間違っていない。今まではその方法で多くの後継者を育成してきた。しかし、いかに正しい方法といえども時代に合致していなければ失敗する。」

アッキー 「強さと善性、その両方を育てるのは無理だと?」

維澄 「かつては十分に可能だったのだよ。しかし今は苦しいねー。強い善人が育ったなら儲けものくらいに考えるしかない。」

アッキー 「両方が無理なら、せめて善性を優先的に育てるしかないですね。」

維澄 「そう。大概は強く育てたら悪人になるし、善人に育てたら弱くなる。悪人になったら元も子もないから、弱い善人に育てるしかない。今の左翼陣営が後継者作りに失敗しまくっているのは、善性と強さの両方を育てようとしているからだ。二兎追うものは一兎も得ずってな。そして自分の失敗を棚に上げて、今どきの若い者は・・なんて言い出すんだよ。」

アッキー 「しかし弱い善人では革命は出来ない・・・。」

維澄 「だから、弱い善人が如何にして強くなるか。日本の革命において最も重大な課題の一つはそれだ。しかも善性を保ったままね。難しいぞー。ヒトラーやスターリンみたいになっては最悪だからな。彼らが不遇な少年時代を過ごしたことは知っているだろう。」

維澄 「スターリンも最初は革命の精鋭だったし、ヒトラーも最初は貧困層の代表として台頭した。しかし、権力の魔性に取り付かれて歴史に二度と消えない悪名を残してしまった。弱い善人が強くなろうとして失敗した例だな。」

アッキー 「未だにヒトラーを英雄視する人が多いようですが、それは彼が最初は貧困層の代表として現れ、超インフレ経済を立て直したからなんですね。罪も無い人々を虐殺したのは絶対に許せませんが・・。」

維澄 「というわけで、今回の課題です。弱い善人が善性を保ったまま、如何にして強くなるか。私も答を持っておりません。読者からのコメントを参考にして、次回の議論を行いたいと思います。」

佐久間 「つまり読者と一緒に作っていくコーナーというわけだ。」

維澄 「唯物論と観念論を分ける一番の部分は実践だぁ! 全面性の要求!具体性の要求!運動の要求!そしてこのコーナーでは実践あるのみじゃあ! カモン!コメント、カモ〜ン!」

アッキー 「それでは、また次回・・・。」



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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
禁断の男を連れて来ました。初登場には初登場で。一人じゃ危険なので仲田も一緒です。
火剣「ここーで会ったら百年目。河津三郎デーン!」
仲田「自己紹介を先にしてください」
火剣「あっしまったあ、あっしまったあ、自己紹介するのを忘れていたあ!」
仲田「退場になる前に早く」
火剣「俺様の名前は。カーケーン! 火剣獣三郎だ」
仲田「身長195センチ」
火剣「日本のカストロ議長と呼ばれている」
仲田「呼ばれてません、呼ばれてません」
火剣「うるせえ。強い善人をつくる方法。簡単だ。家庭を持たないことだ」
仲田「全然関係ないと思います」
火剣「強い善人をつくる方法。それは強い善人をお手本にすることだ」
仲田「ほう。珍しくまともな意見。お盆に雪が降ります」
火剣「だれが小柳トムや?」
仲田「失礼しました!」
沢里尊
2010/03/09 11:55
栞さん、ですね、覚えておかなきゃ(^_^;)
加齢とともに記憶力が・・・そんな話はいいのです。
「強い善人」ですか・・・
弱さを武器にすることってできないのでしょうか?
それだと、単に弱い者同士が「団結してる」だけのことで、強くなっているわけではないのですよね・・・
現に強いものに、「善人」になってもらうしかない!のかなぁ。
善でないものが善になるのと、弱い者を強くするのと、どちらが
難しいのでしょう。
何だかどちらも難しそうですね。
あ、そうだ!強さって何じゃらほい、って考えた時、色んな強さがありますよね。植物のような、生き残りの強さ。肉食獣のような、力の強さ。
何を持って「強い」というかは、意外と難しいのかも。
私のコメントがお役にたつかわかりませんが、次の論考を期待して待ってますね。(^o^)
とちの木
2010/03/09 16:38
>沢里さん
非暴力を貫くことの難しさと言えば「哲学する乱暴者」ですね。
ようこそ激村さん・・・じゃなかった、火剣さんと仲田さん。いえ、身長が同じくらいだから間違えただけです。
自分の大事な人が危機に晒されているときに何もしないのは非暴力主義ではない。家庭を持つなら強くなくてはならないか、というテーマに繋がっていきますね。おお、ちゃんと関係しているではないですか。
メインの意見。強い善人を手本にする。このあたりは栞さんに大いに語ってもらいたいところですね。直感ですが、かなり核心に近いのではないかと思います。
アッキー
2010/03/09 22:11
>とちの木さん
栞さんは以前から存在していたのですが、このブログでは佐久間の力が強くてなかなか出てこれませんでした。やっと出せて嬉しいです。
団結することは革命の重要なテーマだと思いますが、その中心にいるのは強い善人。ここでの強さというのは主に揺るぎない精神力のつもりで言っていましたが、私に欠けているものを求めていたのかも。
革命に必要な能力で、私が持っている強さもあるかもしれない・・。栞さんなら知っているのかも。
アッキー
2010/03/09 22:19
沢里さん、とちの木さん、ありがとうございます。
打てばホームラン・・・じゃなかった。
打てば響くようなコメントは嬉しいです。
「家庭を持たない」「強い善人を手本にする」「団結すること」「強者を善人にするか善人を強くするか」「強さの種類」
語るべきテーマが満載ですね。いい議論が出来そうです。
維澄栞
2010/03/09 22:27
ちょうど革命家の資質として、酒を飲む方がいいか、酔っぱらってはだめかというようなことを考えていたところだったので、今の僕の関心にぴったりのテーマだ。しかも僕は40代後半なので、強い善人の条件を備えていることになる。条件だけだが・・・。

マルクス、エンゲルス、レーニン、カストロ、ゲバラ、チャベスときているが、やはり「革命家」という場合には、毛沢東やホーチミンは入れた方がいいのではとか。カストロも言っているが、やっぱり革命は成就するより維持し発展させる方が何倍も困難な事業なのだとか。

いろいろ考えさせられる、いいエッセイだ。
ロットン
2010/03/11 12:15
>ロットンさん
酒を飲む方がいいかどうか・・。アルコール耐性は先天的なものですが、そこは肉体的な強さとも関わってくるテーマですね。それに、アルコールが入っている方がコミュニケーションを取りやすい。私も覚えがあります。
今で40代後半というと、そのあたりから「新人類」と呼ばれるようになってきたんですね。境目にいる人間は、強さと柔軟性を兼ね備えている人が多いような気がします。私の主観ですが・・。
成就よりも維持と発展が何倍も困難。まさにその通りだと思います。いったんは成就したはずのソビエトも腐敗した挙句に崩壊してしまいました。栞さんも、政権を奪うだけなら革命がこんなに難しくはないと言っていました。
書くたびに体力をゴッソリ奪われていく禁断のエッセイですが、コメントをもらって、休養も取って、情熱の赴くままバリバリと書いていきたいと思います。
アッキー
2010/03/11 13:23
思いつくままに挙げただけなので、やっぱり何人か抜けていましたね。もちろんあれで全部だとは思っていません。
中国やベトナムは私も勉強不足ですね。他は語れるのかと言われれば自信はないですけれど。
「革命は成就するよりもその先のほうが難しい」
重大なテーマです。成就しただけで終わっては、何の為にやったのかわからなくなる。
続きはパート3で・・。
維澄栞
2010/03/11 13:28

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