佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 強い善人を作ろう パート4

<<   作成日時 : 2010/03/19 09:32   >>

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維澄栞(いずみ・しおり) 「ボン・ジョルノ・ジョバァーナ! アリアリアリアリヴェデルチ! 革命家の維澄でございます!」

アッキー 「いきなりサヨナラしてどうするんですか。」

維澄 「いいツッコミだね。反応があると嬉しいよ。反応の無いときの寂しさはアッキーもよく知ってるだろう?」

アッキー 「はい。スベったときに悦べるほどドMではないもんで。」

維澄 「さて、今回は予定通りに進めていこう。語りたいテーマはたくさんあるからな。」

佐久間闇子(さくま・やみこ) 「前回はアッキーが毒吐きまくりで話が進まなかったんだっけ。気分を悪くした読者も多いんじゃないか。」

維澄 「避けては通れない道ですから・・。“臭いものには蓋をせよ”とばかりに、愚痴や弱音を封じ込めては、革命なんておぼつかない。何でも我を通すのはよくないが、自分が潰れない程度にはわがままにならないとな。」

佐久間 「気分が悪いと言えば、思い出した。ここは一つ為になる話をしてやろう。」

アッキー 「そんなこと言って、前回は単なる豆知識でしたよね。」

佐久間 「いいかね。世の中にはマンガを読めない人間が存在する。字が読めないとか目が視えないとかいう意味ではない。年輩の人間に多いが、とにかくマンガというものが読めないのだ。」

アッキー 「読めなくても構わないんですが、馬鹿にするのはやめてほしいですね。」

佐久間 「この前アッキーは3Dの映像を観ていたが、それで気分が悪くなっただろう。」

アッキー 「はい。酔って吐きそうになりました。」

佐久間 「それだよ。それと同じ感覚なのさ。マンガに慣れてないから、読むと乗り物酔いみたいになって気分が悪くなるのだ。」

アッキー 「なるほど、そうかもしれません。」

佐久間 「どうだ、為になっただろう。」

アッキー 「そうですね。たまには良いことを言う。」

佐久間 「私は素晴らしいだろう。」

維澄 「それは違う。」

維澄 「ところで酔いと言えば、気分の良い方の酔いについて語っておこう。“革命家の資質として、酒を飲む方が良いかどうか”という話だ。」

佐久間 「確かに酒が飲めない煙草が吸えないというのは弱いイメージがある。」

アッキー 「両方ともコミュニケーションのツールとして有用性が高いものですね。」

維澄 「史記や三国志でも、豪傑の酒飲みシーンはよく出てくる。酒が飲めるイコール強くて社交的みたいなイメージは、あながち間違っているわけでもない。」

佐久間 「アッキーのような例外もいるけどな。」

アッキー 「ふん・・どうせ私は非社交的ですよ・・・。」

維澄 「社交性というのも強さの一つと考えてもいい。断言するが、アッキーが高いコミュニケーション能力を獲得したら、強さとか弱さにこだわることはない。強さに様々な種類があることを考えたり、強くなる方法をアドバイスしたりと、懐の広い考え方が出来るようになるはずだ。」

アッキー 「そうかもしれません。」

維澄 「たとえば、集会などの後で飲みに行くというケースは多いが、むしろ集会そのものよりも飲み会がメインであると言ってもいい。」

アッキー 「それは言いすぎでしょう。」

維澄 「ククク・・・そいつはどうかな。」

佐久間 「以前からアッキーは不満を言ってただろ。裁判に勝っただとか法案を阻止しただとかくらいで大喜びするのはどうかと思うってな。」

アッキー 「確かに、喜びすぎだと思っています。マイナス100をマイナス50に食い止めたからといって、喜んでいる場合なんですか・・と大いに疑問なんですよ。こんなにも努力したんだから、大きな成果を達成したに違いない、と思いたいだけなんじゃないですか?」

アッキー 「大したこともしてないのに、人類の歴史を進めたような話しぶりをするとか見てて心配になるんですよ。こと日本において、戦後から今まで私が心の底から喜べる成果なんて何一つ無いですよ?」

維澄 「アッキーの言ってることは正しいよ。理想なんて高ければ高いほど良いんだからな。成果は成果として喜ぶべきだが、浮かれていては駄目だ。手柄を誇るのは愚の骨頂だ。」

維澄 「しかしだね、それとは別の要素がある。戦いを通じて交流と結束が深まるということだ。それが本当に喜ぶべきことなんだよ。アッキーの言う通り、達成した成果なんて微々たるものだ。それを通じて交流が深まることが大事なのだ。だから飲み会がメインだと言ったのだよ。」

アッキー 「ふーん、でも何だか疎外感を感じることが多いんですけれどもね。自分は喜びの輪から外れているような感覚を味わうんですよ。酒が飲めない人は居酒屋で居心地悪い気分になりませんか? そんな感じです。」

維澄 「まあそうだね。酒が飲めなかったり煙草が吸えなかったりすると疎外感を味わうということはある。」

佐久間 「疎外感を味わうようなら仲間じゃないだろ。さっさと帰ればいい。」

維澄 「もしくは変えるか。思い切って話しかけてみて、駄目なら決裂。そうなる。」

アッキー 「話しかける勇気は、どうやって湧いてくるんですか?」

維澄 「そんなものは存在しない。差別・抑圧されてきた人間や誠実な人間には、アッキーのようなディス・コミュニケーションが多いわけだから、傷つけあいながらチームワークを作っていくしかない。」

佐久間 「当たって砕けろとか言うだろ。」

アッキー 「そんなセリフは砕け散った卵を元通りにしてから言って下さいね。」

維澄 「私は“そうなる”と言ったんだ。勇気があろうが無かろうが、そうなるしかない。コミュニケーション能力なしに革命は出来ない。闘争の中で急速にコミュニケーション能力は開発されていくんだ。」

佐久間 「アッキーのような馬鹿でもか?」

維澄 「もちろん。そうでなければ革命が勝利するはずがない。つまり、アッキーが強くなったときには革命は既に達成されている・・・。アッキーは人間の可能性を信じきれていないようだから、自分のようなディス・コミュニケーションが社交的になれるわけがないと思い込んでいるのだ。」

アッキー 「なるほど。」

佐久間 「アッキーは馬鹿だからな。」

アッキー 「あまり馬鹿馬鹿言わないでくれます?」

佐久間 「利口なのか?」

アッキー 「当たってるから嫌なんじゃないですか・・・。」

維澄 「アッキーくらいなら全然セーフだ。馬鹿でも一員になれるようでないと革命は失敗する。インテリジェンスの獲得はコミュニケーション能力の開発と共に行われるものだ。」

アッキー 「結局はそこに行き着くんですね。」

維澄 「アッキーは酒が飲める分、飲めない人よりもコミュニケーションにおいては有利とも言える。」

佐久間 「でも弱いイメージがある。」

アッキー 「弟のように敢えて飲まないのは、かえって強そうですけどね。」

維澄 「藤田かよ。」

アッキー 「『るろうに剣心』で描かれている藤田五郎こと斉藤一ですが、警官であって警官でないんでよね。官憲の犬と壬生の狼の違いは、暴力団に成り下がったヤクザと任侠の徒のヤクザの違いみたいなもんです。」

維澄 「バーチャル明治バトルアクション『るろうに剣心』だが、明治維新についての重要な参考資料でもある。単純にエンターテイメントとしても面白いが、明治維新の光と影を浮き彫りにした重厚なテーマを扱っていたり、なかなかに格調高い作品だ。」

アッキー 「赤報隊や廃仏毀釈、マリア・ルーズ、落人村などですね。他にもあるかな。」

維澄 「まあ今回はマンガの話ではないので割愛するけれども、明治維新というのが真の平等を達成できたわけではないどころか、かえって差別と貧困を広げたということは念頭に置いておかなくてはならないな。語りたいことが多すぎて何を語ればいいか・・。」

アッキー 「全部語るわけには?」

維澄 「そろそろアッキーが限界だろうが。」

アッキー 「そうですね。1回あたりを少なくして頻度を高めるということでした。」

維澄 「まあ、大まかな時代の流れくらいは語っておこう。明治維新というのは日本に内在する身分制度への反発だけで起こったものではない。攘夷という言葉の通り、欧米からの侵略に対抗して力をつけなくてはならないという側面も強かったのだ。むしろ後半からは、それがメインとなっている。」

維澄 「欧米からの侵略に対抗する・・・それはよかろうよ。しかし、欧米列強からの侵略を跳ね返した同じ手で、今度はアジアを侵略し始めた。『るろうに剣心』でも、これから確実に日本の迷走が始まる、そして迷走は暴走へとすり替わっていくとの記述があった。まさにこのことだね。」

維澄 「西郷隆盛の征韓論しかり、福沢諭吉の脱亜論しかり、当時の政治家やインテリがアジア侵略に積極的だったことがわかる。何故か西郷隆盛って人気あるんだよな・・。朝鮮半島を侵略することが男らしさだとでも言う気なのかね。」

アッキー 「福沢諭吉と言えば、天は天の上に人を作らず人の下にも人を作らず、という一説で有名ですが・・。」

維澄 「日本人限定だったんだよ。“人”ってのは日本人だけだと考えていたんだろう。」

佐久間 「敢えて『B・B・Joker』風に言えば、“人じゃないですよ”ってやつだな。」

維澄 「その通り。人外の生き物がいても無人島と言えるという理屈だ。敵を人間とみなすな、というのは軍隊でよく言われる言葉でね。丸太でも切るように人が切られたのさ。」

佐久間 「おい維澄。そろそろアッキーが限界だから、今回は途中でもキリにしておこう。」

維澄 「そうだな。あと南米についてアッキーに語ってもらって、続きはパート5で語る。」

アッキー 「ええと、では。まずは南米の歴史ですね。北米がヨーロッパから独立したのが18世紀の終わり頃ですが、それから間もなくして南米の侵略に乗り出すんです。」

維澄 「日本が西欧列強からの侵略を阻止した同じ手でアジアを侵略したように・・だな。」

アッキー 「そうですね。虐められていた人間が更に弱い人間を虐めるようなものです。弱い善人が強くなるときに悪人になったということでしょうか。」

維澄 「概ね当たってる。魔王を斃すときには自らも魔王になることのないようにすべしとの諺もある。」

アッキー 「それから200年ほど、南米の人々は侵略と戦い続けてきました。キューバ革命の以前から、闘争の歴史があったんです。」

アッキー 「えーと、キューバ革命については私も詳しくないんです。断片的に知ってるというだけで・・。」

維澄 「ま、いいから語ってみ。」

アッキー 「グランマ号に乗って船酔いと戦ったという・・・」

佐久間 「マニアックすぎるぞ。概要は知らんのか。」

アッキー 「革命勢力は、人々を苦しめるバティスタ政権を打ち倒しました。」

佐久間 「それだけかよ。」

アッキー 「だから期待しないでと言ったんじゃないですか・・・。」

維澄 「政権奪取の頃は今は置いとけ。ろくに教育も受けられなかった人々が革命を通じて高度なインテリジェンスを獲得するようになった記録はあるし、暴動が起こったときにカストロが現場へ駆けつけて体を張って止めたということもあった。90年代のことだ。21世紀になってからのことを語ってくれないかな。」

アッキー 「ではベネズエラの革命について。石油がよく採れる国なんですが、その利益を一部の人々(オリガーキー)が独占していた状況がありました。日本や中国も格差社会ですが、南北アメリカも同じことだったのです。」

アッキー 「軍人だったチャベスは、クーデターではなく選挙によって大統領になりました。クーデターを起こしたのは反革命側の人々でした。一時は身柄を拘束され、殺されそうになったのですが、民衆はラジオなどを通じて連絡を取り合い、チャベスを奪還しました。」

維澄 「反革命側のマスコミは情報を捻じ曲げるからな。自分たちが卑怯なことをしておいて、それを革命側が行ったように報道するのだ。もっと簡単なのは、情報の一部しか出さないことだがね。」

アッキー 「この数年で、キューバとベネズエラの連帯は急速に進み、更には南米全体に革命が波及しています。もはや南米大陸はアメリカの裏庭ではなく、革命先進国の集合体になってきているんです。」

維澄 「もちろん問題は幾つもある。キューバには未だに米軍基地があったりするしな。単純な軍事力では米軍に勝てる国家など地球上に存在せんよ。」

アッキー 「領土内に米軍基地・・。沖縄のようですね。」

維澄 「さてと、今回はここまでだ。ソビエト崩壊の折に共倒れにならなかった理由とか、ドルとペソの二重経済とか、語ることは山ほどあるが、次回以降に回そう。」

佐久間 「では歌でも歌ってお別れといこう。マホリク、マラリヤ、ヤンデレヤンヤンヤン♪」

維澄 「何故に魔法使いサリー?」

アッキー 「しかも間違ってるし。」

佐久間 「魔王の国からやって来た♪」

アッキー 「やめなさい。」

維澄 「それでは皆さん、さよならさよなら・・・。コメントくれると嬉しいな。」

佐久間 「ブリッ子とか似合わねえ〜。」

維澄 「何だと、しまいにゃ歌うぞ。エル プェブロ ウニド ハ マセ ラベン シド♪」

佐久間 「何故に不屈の民?」

アッキー 「いや、ぴったりでしょうよ。」


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