佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘迷宮 65.3   雲井忠雄の事情 (前編)

<<   作成日時 : 2014/06/21 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



その日は妙に寒かった。

今年の冬は風邪が流行っていて、チラホラと欠席が目立っている。
あの事件の後は特に、体調を崩す生徒が増えた。

香奈ちゃん、本城さん、雨宮、ついでに中岸も風邪を引いて休んでるらしい。
後で見舞いに行くべきか・・・いや・・・

『馬鹿は風邪を引かないというのは本当らしいな。』

ちょっとセンチメンタルな気分になってるところへ、ライガーが失礼なことを言ってきた。

『俺は体が頑丈に出来てんだよ!』

そう言った瞬間、携帯のメール着信音が鳴った。
おっと、授業が始まるまでにOFFにしとかねえとなあ・・・と思いながら開くと、俺は一瞬で凍りついた。

『彩也香っ・・・!?』

タイトルだけで何も書かれてない本文。



たすけて



俺の頭は真っ白になって、気が付いたら学校の外を走っていた。

『待て、小僧!』



◆ ◆ ◆



彩也香の家に着いた瞬間、俺は後頭部に鈍い痛みを覚えた。

『っ!?』

アスファルトが目の前にある。
意識が朦朧とする。
何だこれ。

・・・・・
・・・・・・・


『どうやら偽メールに引っかかったようだな。』
『どうします? 殺りますか?』
『いや、やめとけ。』

てめぇら・・・・彩也香・・・を・・・・どうした・・・・

『我々の任務は“足止め”だけだ。下手に殺そうとすると、デュエルモンスターズの法則がはたらく。』
『そうでした。デュエルじゃ勝てませんものね。』

くそったれ・・・・意識が・・・・・霞みやがる・・・・・・・

『そうだ。こいつは日常でこそ、手札事故を連発する弱小デュエリストだが、危機的状況における爆発力は非常に厄介・・・だから、“足止め”に特化することで、その特性を弱める。それが我々に出来る限界だ。』


・・・・・・

・・・・・・・・・


『しかし、すぐに起き上がってきますよ。どうします? ぼやぼやしてたら“地の神”も来ますし。』
『そうだな・・・。この頑強な肉体には、風邪のウイルス程度では通用しないようだし、狂犬病にでもしておこう。』





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
火剣「これが悪党の常套手段だな」
ゴリーレッド「本人が強い場合、家族や恋人がどうしても弱点にされる」
コング「僕は恋人がいないから怖いもんなし。ぐふふふ」
ゴリーレッド「その以前にコングが悪党だろう」
コング「何を言う早見優。こんな善良な市民をつかまえて」
火剣「愛しの人に『たすけて』なんてSOSを出されたら吹っ飛んでいくだろうな」
コング「犬夜叉も桔梗が生きているという噂を聞いて、かごめを置いて吹っ飛んでいった」
火剣「罠にかけるなら恋人か。付き合っていなくても片思いで十分だ」
ゴリーレッド「卑怯な」
コング「雲井忠雄の情事か。熱いね、わけえの」
ゴリーレッド「オジサンかっ」
火剣「偽メールといっても彩也香が軟禁されているのは事実か」
コング「いんや、もう逮捕監禁状態だ。生まれたままの姿で両手両足をキングサイズのベッドに大の字拘束。水槽を持ってきて中には生きたサソリ。ぐひひひ」
ゴリーレッド「サソリ固め!」
コング「NO!」
火剣「そういうエッチな拷問はしないという安心感はあるが、逆に狂犬病とか危ない発想だな」
コング「安心感? そうなのか!」
ゴリーレッド「どこ見て喋ってる?」



火剣獣三郎
2014/06/21 14:39
>火剣さん
やり口からして、間違いなく月島泰斗の手の者ですね。狂犬病とか、やることがイチイチえげつないです。
彩也香の携帯を盗んでも出来る策略ですが、例によって既にチェルシーに連れ去られた後でした。

佐久間「相手の弱点を突くのは基本中の基本。卑怯でも何でもない。」
山田「それも悪党の常套句だな。」
八武「肉体の弱点を突くのは基本中の基本。卑怯でも何でもない。」
山田「お前は、それに至るまでの経緯が卑怯だ。」
佐久間「女を助ける為に走る少年・・・! イイ・・・実にイイ・・・!」
維澄「とても萌える。」
山田「維澄さんまで・・。」
八武「そう言えば佐久間、前に私の妻を人質にしてくれたねぃ?」
佐久間「見ろ死根也、夜景が綺麗だなぁ!」
八武「人質は凄く有効なんだが、手段が手段だけに、相手の怒りを覚悟しなければならない。山田、そっち持って。」
山田「おう。」
佐久間「やめろ、放せ、何をする気だ!」
山田「安心しろ、すぐに放してやる。夜景にダイブしろ。」
佐久間「ノォーーーーーーー!!」
維澄「夜の闇に消える美女。いい絵だ。」
山田「めでたし、めでたし。」
アッキー
2014/06/21 20:42

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