佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘迷宮 53   Rabbit−Y 奪われたプライド (中編)

<<   作成日時 : 2014/06/04 00:00   >>

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◆ ◆ ◆


きもいとか、きょどってるとか、声が小さいとか、男のくせにとか、どれだけ言われ続けてきただろう。
そのたびにボクの心は深く抉られるんだ。

いじけてるとか、うじうじしてるとか、被害者ぶってるとか、どれだけ言われ続けてきただろう。
そのたびにボクの傷口は深くなるんだ。

ボクには、どうしても許せない奴がいる。
目を背けられない現実がある。

奪われたプライドを取り戻す。
その為にボクはダンジョンへ来た。

傷つけられたことを忘れられたら楽かもしれない。過去から目を逸らせば、楽になれるのかもしれない。
でも、そんなのは生きてるって言えるのか?

好きな女の子と一緒になって、それで“あがり”?
人生が双六だったら、それでいいかもしれない。
この世界が、意地悪な神様の作ったゲーム盤で、ボクは駒に過ぎないのだとしたら、それでいいかもしれない。
ボクは駒として、決められた役割を果たそう。バーディーに告白して、一緒になろう。

でもボクは駒じゃないし、バーディーはボクの告白に応じてくれるかどうかもわからない。
ボクは目を逸らしている現実がある。きっとバーディーが好きなのは・・・駄目だ、言えない。
これを言ってしまったら、ボクは狂ってしまう。もうバーディーが好きで仕方ないんだ。

元気で可愛いのが好きだ。勇敢で優しいのが好きだ。
そうやって言葉に出来ない、いろんなことが、ひっくるめて好きだ。
バーディーの全てが大好きだ。

ボクはバーディーに釣り合う人間になりたい。
その為には少なくとも、過去を乗り越えなくちゃいけないんだ。
過去に囚われたままで、“被害者”のままで、それは悪いことではなくても、かっこよくない。
そんな男がバーディーと一緒になるなんて、おかしい。

ボクはスタート地点にも立っていないんだ。
人並みに恋愛や結婚を考えるなら、ボクは過去を乗り越えなければいけない。
その過去が、ボクの前に現れた。願ってもない。

お前を殺して、ボクは前に進む。これはボクのエゴだ。

正しくなくても、かっこいい道をボクは選ぶ。



◆ ◆ ◆



ラビット:LP8600、手札3
場:神獣王バルバロス(攻3800)
場:欲望に染まる闇の世界(フィールド魔法)、伏せ×2

ポーン:LP7200、手札6
場:地雷蜘蛛(攻4400)
場:気紛れな闇の世界(フィールド魔法)、ラッキーパンチ(永続罠)、伏せ×2




「むっかつく〜! わたしのターン、ドロー! 《ウルトラファイア》を効果で回収! 《カップ・オブ・エース》で2枚ドロー! それにチェーンして速攻魔法《サイコロン》! その2枚のカードを破壊するわ!」

チェーン発動してきた?
とにかく、こっちも・・・!

「罠カード《ゴブリンのやりくり上手》と、速攻魔法《禁じられた聖杯》!」


ゴブリンのやりくり上手 (罠カード)
自分の墓地に存在する「ゴブリンのやりくり上手」の枚数+1枚を
自分のデッキからドローし、自分の手札を1枚選択してデッキの一番下に戻す。


禁じられた聖杯 (速攻魔法)
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。



ボクの墓地には既に、《ゴブリンのやりくり上手》が1枚存在している。これでボクの手札は1枚増える。
そして《禁じられた聖杯》の効果で、バルバロスの攻撃力は400ポイントアップし、効果が無効になったことで、下がっていた1100ポイントが元に戻る。


「それにチェーン発動、《サモンチェーン》! このターン、わたしは3回の召喚権を得たわ!」


サモンチェーン (速攻魔法)
チェーン3以降に発動できる。
このターン自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。
同一チェーン上に複数回同名カードの効果が発動している場合、このカードは発動できない。



「そして《手札抹殺》を発動するわよ!」


ラビット:LP8600、手札4
場:神獣王バルバロス(攻5300)
場:欲望に染まる闇の世界(フィールド魔法)

ポーン:LP7200、手札7
場:地雷蜘蛛(攻4400)
場:気紛れな闇の世界(フィールド魔法)、ラッキーパンチ(永続罠)、伏せ×1



「来た・・・っ、《きまぐれの女神》を2体召喚・・・《気紛れな闇の世界》で攻撃力2倍、自身の効果で更に倍!」

《きまぐれの女神》 (攻950→1900→3800)
《きまぐれの女神》 (攻950→1900→3800)


「そして、《地雷蜘蛛》と《きまぐれの女神》を生贄に・・・」


きまぐれの女神 レベル3 光属性・天使族
攻撃力950 守備力700
投げたコインの裏表を当てる。
当たりは1ターンの間このカードの攻撃力が2倍、ハズレは1ターンの間このカードの攻撃力が半分になる。

きまぐれの女神 レベル3 光属性・天使族
攻撃力950 守備力700
投げたコインの裏表を当てる。
当たりは1ターンの間このカードの攻撃力が2倍、ハズレは1ターンの間このカードの攻撃力が半分になる。





「現れなさい、冷たき疾風のタイラント! “海王星”!!」




The tyrant NEPTUNE レベル10 水属性・爬虫類族
攻撃力0 守備力0
このカードの攻撃力・守備力は、召喚時に生贄にしたモンスターの攻撃力・守備力の合計分アップする。
生贄にした1体の効果を得る。




まさか・・・っ!
アカデミアから消えた、プラネットシリーズの1体!?
しかも、これ多分、うろ覚えだけど、本来の効果だ・・・。

オフィシャルカードゲームでは、確か「“元々の”攻守合計値」のはず。
それが・・・・



《The tyrant NEPTUNE》 (攻0→8200)


「《気紛れな闇の世界》の効果でパワーアップ!」


《The tyrant NEPTUNE》 (攻8200→16400)


「生贄にした《きまぐれの女神》の効果で更に倍!」


《The tyrant NEPTUNE》 (攻16400→32800)


「バルバロスを攻撃よ!」

冷たい風が吹きすさぶ。
ボクなんか一瞬で凍りつかせてしまいそうだ。

か、カードを・・・



温かい毛玉が、ボクを包み込んだ。
さっきの《手札抹殺》で引いたカードだ。



「ちっ、《クリボー》ね! 往生際の悪いヤツ・・・! あー、ホントやめて、もしかしてストーカー対象、わたしだったりする? うわっ、きもい!」

「冗談でもやめろ! 誰がお前なんか・・・!」

吐き気がしそうだ。誰がお前なんか!

「はぁ? 自分に選ぶ権利があるとか調子こいちゃってんの? うっわ、サイテー! こっち見んな。《きまぐれの女神》で攻撃!」

「ぐっ・・・!」


ラビット:LP8600→4800

こっちも闇の世界を張ってるおかげで、実際のダメージは大したことない。
ホントは痛いけど、耐えられないほどじゃない。
痛いのは、心の方だ。


「ターンエンド。もう勝負ついたんじゃないの? 早く死になさいよ、気持ち悪い!」


ラビット:LP4800、手札3
場:
場:欲望に染まる闇の世界(フィールド魔法)

ポーン:LP7200、手札4
場:The tyrant NEPTUNE(攻16400)、きまぐれの女神(攻1900)
場:気紛れな闇の世界(フィールド魔法)、ラッキーパンチ(永続罠)、伏せ×1



「ボクのターン、ドロー!」

わかってる。最初のプレイングミスが無ければ、とっくにボクは負けている。
レベル2能力者とレベル4能力者。一般人と選ばれた者。
それだけの差があるし、だからこそ何を言っても惨めなんだ。

「《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》を召喚。」

だからこそ、勝たないといけないんだ。

「墓地の《スキル・サクセサー》2枚の効果発動。ゾンバイアの攻撃力を3700に上げる。」

奪われたプライドを取り戻すんだ。

「《きまぐれの女神》に攻撃!」

「・・・っ、よくもやったわね!?」

ポーン:手札4→7、LP7200→5600

「そして速攻魔法《サイクロン》で《ラッキーパンチ》を破壊!」


ラッキーパンチ (永続罠)
1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
コイントスを3回行い、3回とも表だった場合、自分はデッキからカードを3枚ドローする。
3回とも裏だった場合、このカードを破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊された場合、自分は6000ライフポイントを失う。



「狙ってくると思ってたわよ! 《非常食》で墓地に送って1000ライフ回復よ!」

ポーン:LP5600→6600


ラビット:LP4800、手札2
場:ダーク・ヒーロー ゾンバイア(攻3700)
場:欲望に染まる闇の世界(フィールド魔法)

ポーン:LP6600、手札7
場:The tyrant NEPTUNE(攻16400)
場:気紛れな闇の世界(フィールド魔法)



「・・・《手札抹殺》を発動!」

するとキャサリンは、フッと笑みを漏らした。

「ああ、なるほど。あんた、デッキ破壊を狙ってるのね。いかにも意地汚い悪役のやりそうな戦術よね。でも、ちゃんと数えてる? わたしのデッキは残り6枚もあるわ。6ターンあれば、あんたを殺すことくらい簡単なのよ!」

どうやら《メタモルポット》や《ネクロフェイス》の存在を忘れてるようだ。
ボクのデッキには入ってないけど。

「カードを1枚伏せて、ターンエンド。」

「・・・っ、チャバネゴキブリが! わたしのターン、ドロー!」

「罠カード《ゴブリンのやりくり上手》!」(手札0→2)

「・・・っ、そんなので凌ぎ切れるとでも思ってんの!? 《死者蘇生》で《人造人間−サイコ・ショッカー》蘇生! 更に《二重召喚》で《スナイプストーカー》と《ルーレットボマー》召喚! 効果でゾンバイア破壊!」


ルーレットボマー レベル4 光属性・機械族
攻撃力1000 守備力2000
自分のメインフェイズに2回サイコロを振る事ができる。
出た目を1つ選択し、その数と同じレベルのフィールド上表側表示モンスター1体を破壊する。



「・・・・・・。」

動揺なんかしない。
そんなことをしたら、また馬鹿にされる。

「ネプチューンでダイレクトアタック!」

「《クリボー》を捨てる!」

「うがあ! 《スナイプストーカー》でダイレクトアタック!」

「それも《クリボー》を捨てて防ぐ!」

「く・・・、サイコ・ショッカーで攻撃!」

「うぐ・・」

ラビット:LP4800→2400

「ルーレットボマーで攻撃!」

「く・・・」

ラビット:LP2400→400


「《地雷蜘蛛》を召喚、カードを3枚伏せてターンエンドよ!」


ラビット:LP400、手札0
場:
場:欲望に染まる闇の世界(フィールド魔法)

ポーン:LP6600、手札0
場:The tyrant NEPTUNE(攻16400)、地雷蜘蛛(攻4400)、人造人間−サイコ・ショッカー(攻2400)、スナイプストーカー(攻3000)、ルーレットボマー(攻2000)
場:気紛れな闇の世界(フィールド魔法)、伏せ×3



「ボクのターン、ドロー! 《貪欲な壺》を発動、墓地のモンスター5体をデッキに戻して2枚ドロー! 魔法カード《大嵐》で、全ての伏せカードを破壊する!」

「はあああ!? ・・・っ、《非常食》発動!」

ポーン:LP6600→8600

「そして《一時休戦》発動。」


一時休戦 (魔法カード)
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。



「・・・カードを1枚伏せて、ターンエンド。」


ラビット:LP400、手札0
場:
場:欲望に染まる闇の世界(フィールド魔法)、伏せ×1

ポーン:LP8600、手札1
場:The tyrant NEPTUNE(攻16400)、地雷蜘蛛(攻4400)、人造人間−サイコ・ショッカー(攻2400)、スナイプストーカー(攻3000)、ルーレットボマー(攻2000)
場:気紛れな闇の世界(フィールド魔法)



「わたしのターン、ドロー! 念には念を入れよ、《神秘の中華なべ》でネプチューンを生贄にするわ。」

どうやら《アマゾネスの剣士》でも警戒してるらしい。
ボクのデッキには入ってないけど。

ポーン:LP8600→25000

「更に《スナイプストーカー》の効果で、その伏せカードを破壊! 《髑髏顔天道虫》の効果で1000回復!」

《ガード・ブロック》 (破壊)

どっちみち、サイコ・ショッカーがいては無意味なカード。


ラビット:LP400、手札0
場:
場:欲望に染まる闇の世界(フィールド魔法)

ポーン:LP26000、手札0
場:地雷蜘蛛(攻4400)、人造人間−サイコ・ショッカー(攻2400)、スナイプストーカー(攻3000)、ルーレットボマー(攻2000)
場:気紛れな闇の世界(フィールド魔法)



相手の墓地に、墓地から発動できるカードは無い。
墓地に送られるカードを、ちゃんと見ておいた。
前のボクなら、じろじろ見んなと言われることを恐れて、ろくに見ることも出来なかっただろう。
でも、今は、そんなことを恐れている場合じゃない。
不思議だ。バーディーを助けたいと思う気持ちが、こんなにもボクを強くさせる!


「ボクのターン、ドロー!」





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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
今日の最強カードは《The tyrant NEPTUNE》!
生贄の攻守と効果を引き継ぐ、冷たき暴君だ!
とんでもねえ攻撃力になってやがる・・・!
ええっ、炒めちまうのか!?
結城十代
2014/06/04 00:00
火剣「シンヤとエディは同じ心の傷を持っているかもしれない」
コング「キモい、キョドッてる、声が小さい、男のくせに、うじうじしてる、ハッキリものを言え! 口の中でぐじゅぐじゅ言ってないで・・・ああ、多くの少年は今も言葉の暴力で深く心を傷つけている」
ゴリーレッド「少年だけではない」
コング「奪われたプライドを取り戻すという意味か。バーディーの誇りが蹂躙される物語じゃなかったんだな」
火剣「あ、エディ」
コング「カモン! バーディーを賭けて戦うか?」
ゴリーレッド「お相手いたそう」
コング「・・・人生は双六ではない」
火剣「元気で可愛い。勇敢で優しい。まさにゾッコンLOVEだな」
コング「♪最上級の、惚ーれ方さー、ゾッコン!」
火剣「消し去りたい過去は俺にもある。しかし、善悪両方の体験で形成されたのが今の人格だとすると、暗い過去の記憶を消すと、人格も変わるのか?」
ゴリーレッド「エディは戦って乗り越えようとしている」
コング「キャサリンは悪い子だけど葬るのはどうかな?」
火剣「葬られても仕方ない暴言を今もかなり吐いてるが」
ゴリーレッド「正しくなくても自分が納得するほうが大事か。それが愛」
コング「♪最後に、愛は勝つー!」
火剣「バーディーと釣り合う男になりたい。恋愛中、特に片思いの時、一気に5000マイル前進できるチャンスでもある」
ゴリーレッド「恋愛パワーは無敵だ。恐怖をもかき消す」
コング「気まぐれな女神・バーディーに届くかな? ぐふふふ」
火剣獣三郎
2014/06/04 21:40
>火剣さん
奪われたプライドを取り戻させる為に、エディにカードを与えたシンヤ。それは同情よりは共感に近いものです。やはり同じ傷を持っているはず。
消し去りたい記憶を消してしまうと、今の人格はどうなるのかと考えたことは私もあります。そこから形成された部分がある以上、消すのではなく乗り越えるしかないと考えています。

佐久間「過去は受け入れるものではなく、乗り越えるものだ。」
山田「雨の日は名言が炸裂するな。」
佐久間「やかましい。」
八武「バーディーは今も逃げ続けているはず。それとも捕まったか?」
佐久間「まだ捕まってない。」
八武「ならば代わりにキャサリンの誇りを蹂躙するとしよう。」
山田「エディに負けるだけでも立ち直れないだろうな。」
佐久間「誇りを取り戻す最短距離は、加害者を蹂躙することだ。内容は問わない。」
山田「だが、最短距離は惨憺かもしれない。」
八武「いやいや、エディは既に復讐だけで動いていない。このデュエル、勝った!」
山田「戦況は圧倒的に不利だが・・・。」
八武「エディを信じよう。」
佐久間「5000マイルは日本列島2往復か。恋愛の情熱は、大声で国中を駆け回りたいほど。」
山田「やっぱり雨のせいか。雨が降るとアッキーは沈むが、佐久間は少し沈んだ方がマトモになるってことだな。」
佐久間「それだけ普段から生命力が強いのさ。」
山田「その2割くらいをアッキーに返してあげて。」
八武「エディにも私の邪悪さを少し分けてあg・・・何でもないよ?」
アッキー
2014/06/04 22:47
ここで因縁の対決。エディVSキャサリン。エディが明確な殺意をキャサリンに向けているのに、ちょっと驚きました。昔のエディだったら考えられなかった。ずっとずっと抑えていた。それが自分の中に向かっていたから軋み、自分自身を傷付け、ずっと心を弱く『させられて』きた。でも、今は違う。エディは変わった。そして、この戦いは変わった自分を確定するための試練。このデュエルに勝利することが、『生きる』ことに繋がる。
キャサリンはどれだけの暴言を吐き、どれだけのプライドを蹂躙してきたのか。肉体を傷付けることが傷害罪、ならば心を傷付けることも同じ罪だと考えれば、キャサリンの罪はどれほどか。

ルビデ「殺せばいいと思うよ?正義の味方も相手を殺す。ダーク・ヒーロー ゾンバイア、かつては君の憧れの対象、でも今は君自身だ。」
白龍「キャサリンが迷宮に行こうとした時、エドモンドさんは止めようとした。あれの本当の意味は、『人を傷付けておいて逃げるな!』だったのか。」
ルビデ「決着は近いぞ。ワクワクする。心躍るぞ。」
千花白龍
2014/06/14 21:26
>千花白龍さん
そうですね、アカデミア時代のエディは、明確な殺意は抱いていなかったと思います。学生として一緒にやっていく中では、激しい憎悪は学生生活を破綻させてしまう。だから内へ内へ抑え込んで、その結果として破裂した。
キャサリンが迷宮へ行くときも、そこまで明瞭な意識は持っていなかったと思います。自分でも挑んだ理由はわからない・・・けれど、後で考えれば、そういう意味だったわけですね。
殺意が明確になったのは、アカデミアを出てダンジョンに向かう決心をした頃でしょう。第8回ラストで「あいつに、あいつらに勝って、今まで踏み躙られてきたボクの誇りを、ぜんぶ取り戻すんだ。」というセリフがありますが、ようやく繋がってきました。

山田「心を傷つける罪は、物凄く判定しにくい。本人がどれほど傷ついてるかは、なかなかわかりにくい。人から見て大したことないように見えることでも、本人は深く傷ついていたり、その逆に本人は大して気にしてないのに周囲が深く思い悩むこともある。」
維澄「だから、どれほど傷ついたかよりも、どれほど理不尽だったかで判別するべきだろう。」
佐久間「それでも結局は、多数者に委ねられるのよ。馬鹿くさい。」
八武「そういう現状はあるねぃ。」
佐久間「自分の意志を殺されるなら、死んだも同然。それなら戦う道を選ぶべきだ。修羅は畜生に勝るさぁ。」
アッキー
2014/06/14 22:51

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