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zoom RSS 「進撃の巨人 Before the fall」 感想のような何か(小説1巻分)

<<   作成日時 : 2014/08/14 00:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 7 / コメント 0

※この記事は2012年12月12日に書かれたものですが、諸事情から掲載の時機を逸してしまったものです。
マンガ版が出てきた今、ついでに載せておきます。(小説のステマではない・・・はず)



8巻感想と同時に書こうと思っていたのだけれど、買ったはずの3巻が紛失して、2週間くらい前にようやく出てきたという間抜けなことが起こっていたりする。
何はともあれ、ネタバレを控えることを意識しつつ、なるべく短めに感想をば。





<プロローグ 降る首を拾う妻の笑み>

主人公は、萌え要素の塊みたいな18歳の青年アンヘル。
着痩せするとか、幼馴染のマリアに世話やかれているとか、ふふふ。
しかしマリアは別の男ソルムと婚約していたり。萌えシチュ。
きっとアンヘルはマリアのことを・・・・・

・・・とか、そういう呑気なことを考えていられたのも束の間。
冒頭から巨人の足音と新攻撃に持ってかれた。
遊びとも嫌がらせともつかない、この攻撃。
もちろん壁に対しては何の効果も無いのだが、心理的な打撃を与えてくれる。
何気にマンガの方では見たことがないやり口なので新鮮だった。





<第一章 工場都市への道と未知>

743年。巨人が現れたのって8世紀頃なのかー。って1巻を読み返したら年号書いてあったし。(本編が850)
とはいえ、兵器の発達段階から考えると、我々の歴史をそのまま当てはめるわけにはいかないんだろうけど。
我々の歴史に換算すれば、18世紀あたりと見るのがしっくりくる。

50万人が72万平方キロに暮らしているとすれば、かなり人口密度は薄い。
とはいえ土地は痩せてるようで、50万人というのも激減した頃の話。
幾つかの要素を組み合わせて考えると、あんまり余裕のある感じでもなさそうだ。
ウォール・マリアは3200キロだそうで、真円より12パーセントほど(面積で10万平方キロほど)少なくなる程度に歪んでいるようだ。壁の製造過程を考えると、さもありなん・・。
何十万人という大型巨人が壁の中に眠っているのか。

ウォール・マリアとウォール・ローゼの距離は100キロだそうで、マリア以内ローゼ以上と、ローゼ以内の面積比は、およそ9:16となる。このうち16がローゼ内シーナ以上とシーナ以内に分かれるので、妥当なところだろうか。

そして重要事項は、この時代は巨人出現から30年ほど経った頃ということ。
この時代の子供が、マンガの方で老人として出てくるかもしれないと思うと胸が熱くなるな。
もとい、人々の意識がウォール・マリア破壊以前よりも、更に巨人に対する関心が薄いのがポイントかも。
人間同士の争いに結構スポットが当たっているのも新鮮だった。
また、“巨人は殺せない”というのが常識でもある時代。これも重要だろう。

それにしてもコリーナが可愛い。とても可愛い。
アンヘル×コリーナ、始まったな!
・・・とか言ってられない状況になるんだけど。

可愛いと言えば、ゼノフォン可愛い。マジ可愛い。
何このライバル意識。マッドサイエンティストっぽいのもグッド。
もうアンヘルとゼノフォンは、そうやってずっとイチャイチャしてればいいよ。

さて、黒金竹(くろがねだけ)という素敵素材が登場。ワクワクせざるを得ない。
この小説は立体軌道装置の開発と訓練がメインテーマになっていて、黒金竹は重要な役割を果たすことになる。
それは、この1章のラストなど目じゃないくらいに。





<第2章 滴り落ちるあの子の血>

「飢えが心と体を貧しくする」・・・この言葉が示すことが、実は巨人より厄介なことかもしれない。
どうしても巨人のインパクトが勝るが、人間同士の争いの方が、実は深刻だったりするのは、エレンとピクシス司令との会話でも暗に示されている・・・。
巨人が人間から生まれるという事実が明らかになった今、余計に“人間同士の争い”という構図は意識化される。

ああ、しかし、工房とか巨大工場とかね、すっごいワクワクするね!
秘密基地テイストな雰囲気が、もうたまらんね。
凶悪な双子に壊されないように注意しよう・・・って、それは「20世紀少年」か。

黒金竹に続く、第2の素敵素材こと氷爆石(ひょうばくせき)登場。
この手の中二病ネーミングに弱いんだ私は・・・。
性質からしてブタンみたいなものかもしれない。

引き続きコリーナが可愛い。
細い腕に力こぶを作ってみせるあたりとかね、もうね。
装置作成に関するアイデア出しにも協力してくれて、何てイイ子なんだ。
一晩こっちで(この発言はアンヘルに処分されました)

さて、再びシガンシナ区へ戻ってきたアンヘルたちだが・・・。

・・・・・・。
・・・・・・・・・。

それにしても、マンモンの気持ち悪さはちょっとクセになりそう。
恐いもの見たさと似たような、言わば、気持ち悪いもの見たさ。
描写から絵ヅラが容易に想像できる。

・・・・・・。
・・・・・・・・・。

ともかく、これが紛うことなき「進撃の巨人」の世界であるということを、嫌というほど思い知った。
とりあえず、プロローグの巨人もマンモンであることは間違いなさそう。





<第3章 死なない命は有り得ない>

巨人の表情が1つに固定されているというのは興味深い。
水晶体の例もあるが、バイオリズムの時間を停止させているフシがあり、巨人になったときの感情がそのまま維持されるのだと考えればしっくりくる。

調査兵団の隊長、ホルヘ・ピケール登場。イイ男である。
いや、ダンディだからというわけじゃなく、誠実で切れ者なところがね。
主人公はアンヘルだけど、全体的な人間関係の中心にあるのは多分この人なんだろうな。
話がわかる人って大好き。

さて、“装置”だけでなく捕獲装置まで作ることになってしまった。
ここでアンヘルが考えた方法論が面白い。
巨人を倒せなくても、人類を鳥籠から解放できる方法。
・・・とはいえ、この方法にも物資の限界など幾つかの問題はあるわけだが。

海に関する話が、思わずニヤリ&切ない。
いずれは海の描写も出てくるのだろうか・・・と考えて、気になったことがある。
巨人は泳げるのだろうか?
ハンジ分隊長によれば密度は軽いらしいが、あの高温である。
高温であることが敏捷性に繋がっているとすれば、水中では熱を奪われて動けなくなったりしないのだろうか?
考えてみると面白い。

本編の続きについては伏せておこう。
ともあれ、やはり「進撃の巨人」の世界だということだ。紛うことなき。




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