佐久間闇子と奇妙な世界

アクセスカウンタ

zoom RSS 最善の選択

<<   作成日時 : 2015/03/01 00:00   >>

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 2

◆ ◆ ◆



大砲がどんと轟き鉄の塊が滝をごりごり流れ沢に風がどうどう吹いて滔々と深く沈めよ遊びは泥遊び道具は縄跳びぴょんぴょん跳べよぴょんぴょん冬でも跳べよ朝に麻で作った船漕いで浅い岸をざばざば進めば櫂がばっきり折れてしまった眼前には青い景色が広がっている青は藍より出でて藍より青しと口ずさむように青い海の水平線の向こうから唯ひとつ我が主だけは蹂躙さる蹂躙せむ死が夏と共にやって来る死を克服し相棒を助け出そう闇のげえむから助け出そう季節は巡り木々に若葉の生い茂る頃に冥府へ旅立ち愛しい人と別れを告げるさようならさようなら愛しい人が旅立っていく星の合間を飛んでいく輝く星が波のよう星の波を彼は歩いていく遠く遠く花と散る花をたむける愛しい人へ風がびゅうびゅう吹く中で鳥がぴいぴい哭く中で大きな満月が夜空に不気味にのっそりのぼるのっそりのぼる夜が来る二度と明けない夜が来る夜中を魔王が支配する魔王が来るよ魔王が来るよ恐れよ子供恐れよ父よ魔王は彼を抱きに来る天より降りて地に伏して神のように人を愛す見るがいい美しい暗黒の景色を魔王の景色を日よ月よ星よ揺れろ揺れろよ運命よ永劫回帰の輪の中で踊れ世界よ滅べ世界よ永劫回帰の輪の中で



◆ ◆ ◆



最良の選択肢を選び続ければ、幸福な人生を歩めるのだろうか。
“あたし”などは、何が最良かもわからないし、選択肢も見えないし、幸福と不幸の違いも曖昧だ。
しかし、だからこそ今のようなことを考えてしまうのだろうか。
わからないから考える。実現しないから考える。実現しないから、せめて空想で何十分の1かでも実現する。

そうそう、“あたし”などと自称しているが、“あたし”は男だ。とりあえずは。
いわゆるオカマではないが、まあ、オカマでも構わない。この学校に、そんなことで目くじら立てる馬鹿はいない。
おっと、言葉遣いが辛辣になったぜ。それもまあ無理ないことだと誰かが言ってくれるだけで救われるが、誰も言ってくれないなら“あたし”自身で言うことにしよう。“おまえ”を許そう。

それで“おまえ”は名乗らないのか?

そうだ、忘れていた。“あたし”は、節木旅人(ふしぎ・たびびと)。幽堂高校二年生だ。
今年の春に転校してきて、だいぶ馴染んできた。

名乗ったところで最初の話に戻るが、“あたし”の人生は隔絶の物語だ。線引きの物語と言ってもいいだろう。
傷つかないように距離を置き、干渉を拒絶する。“これ”は“こういうもの”だと決めてかかって、それ以上のことを考えない。考えることで得られるものはあるのだろうが、労力に見合うものを得られるとは思わない。
自分の判断が正しいと信じて、ろくに考えない。そういう生き方をしている。

小学校時代、昼休みは読書をしていた。
そこへ話しかけてきた女子がいたので、“ぼく”は無神経な奴だと判断して、ハサミを目玉に突き刺してやった。
“おれ”に言わせれば、無神経な奴は殺されても構わない。異論は他でどうぞ。
可能性として、その女子が好意を持っていたということは考慮に入れておく。ふむ。

取り返しのつかない選択肢を選ぶことは、しばしば非難される。
しかし非難する人間のうち、どれほどが“ぼく”のことを真剣に考えているのだろうか?
例えば、あの女子が“ぼく”に何らかの悪意を持っていれば、あの後で生じた様々な非難や叱責、学校と親を巻き込んだ厄介事よりも、遥かに大変なことになっていたかもしれない。

結果的に、“ぼく”は無傷だった。家族も無傷だった。払った治療費と慰謝料も、もしも彼女と親しくして騙し取られていたかもしれない金額に比べれば安いものだろう。そう考えると腹も立たない。
強いて言えば、心の傷は負ったが、後遺症は軽い。“ぼく”と“おれ”が“あたし”になったくらいだ。非難や叱責の中に、男子が女子に暴力を振るったことを理由にするものがあったせいなのだろうが。ふむ。

あのとき「ハサミを目玉に突き刺す」という選択をしたことが、最善だったのかどうかはわからない。
しかし後悔しても始まらない。自分の選択を最善と信じて人生を歩むことが、幸せへの近道だ。
あの女子に取り返しのつかない傷を負わせたことも、そうでなかったときに比べて良い結果をもたらしたかもしれない。例えば、無神経が改善されて、人を思いやれるようになったかもしれない。

何が最善で、何が最悪か。何が正しくて、何が間違っているのか。そんなことは、わからない。自分の感覚を信じて、その場の直感で選ぶしかない。
誰しも、そのように生きている。何が正しくて、何が間違っているのか、あらかじめわかるわけもないのだから、みんな同じように自分の感覚を信じている。

“あたし”は、自分の感覚が絶対的であるのは、自分の選択についてのみ言えるのだと思っている。“あたし”の選択を非難する者は、自分の感覚が世界に対しても絶対的だと思い込んでいる傲慢な奴だ。だから“あたし”は、非難の声に対して耳を傾けない。その通りにして上手くいく保障など、どこにも無い。“あいつら”は“あいつら”の利益しか頭に無い。“あたし”が不幸になっても構わない。だから“あたし”も構わない。無視する。

当然、しつこい奴には暴力で答えるわけだが?


「あ、あ、あ、ふふふ節木くん、いいいいいいいかな?」
「良くない。」

どもりながら、焦りながら、“あたし”に話しかけてくるのは、相克来夏(そうこく・らいか)。ライカ星から地球へ観光に来た王女で、ライカ星の王族では一般的である金髪ツインテールの美少女だ。ライカ星の王女は他の星で運命の人と巡り合って20歳までに結婚し子供を産まなければならない。その為に5つの特殊能力と7つの専念アイテム(地球で言うところの千年アイテム)を所持している。

ただし今のは彼女が自称している設定であって、金髪ツインテールの美少女という以外はデタラメだ。

「えええええええええ!!」
「やかましい。“あたし”の読書を邪魔するな。」

ちなみに、どもっているのも焦っているのも、“あたし”に好意があるわけではない。これが彼女の通常であり、日常だ。鶏が先か卵が先かと議論しても始まらないが、彼女の能力と関係してるのは間違いない。
中出しセックスをする為の5つの特殊能力はデタラメだが、特別なデュエルをする為のレベル5のデュエリスト能力は本物だ。デュエリスト能力者のみで構成された幽堂高校においても、レベル5というのは特別だ。

「どどっど読書っててて、ななな何を読んでるのかなああ?」
「見ればわかるだろう、見れば。」
「ああああしし社会のき教科書かああ!」

こいつの目玉、いつ突き刺してやろうかな・・・?

「だ、だだ、だったら、ら、わわわわたしとでゅでゅでゅデュエルしないいいい?」
「相克さぁ、“あたし”が社会の教科書を読むことは取るに足らないことだとか思ってるわけ?」

とはいえ、デュエリストにとってデュエル以上の優先順位があるわけもない。
“あたし”は社会の教科書を閉じて、デュエルディスクを構えた。

「きききき今日こそまままままま負けないんだからららら!!」


「「デュエル!」」


節木旅人:LP8000
相克来夏:LP16000



相克の初期ライフが16000なのは、デュエルディスクの故障ではない。
これは彼女のレベル5能力“飛行少女”(スカイフィッシュ)によるものだ。

「“おれ”の先攻、ドロー。」

いつも思うが、この先攻後攻のコイントスは、どうやって決定されているのだろう。
コンピューターがアトランダムに決めるわけだが、完全なアトランダムなど存在しない。
まあ、今はデュエルだ。

「カードを2枚セットして、《カードガンナー》を召喚。効果で墓地にカードを3枚送る。ターンエンド。」


節木旅人:LP8000、手札3
場:カードガンナー(攻400)
場:伏せ×2

相克来夏:LP16000、手札10
場:
場:



「わ、わわわたしのターンあ、どどドロー!」(手札10→12→14)

慌ててる割にはカードを引くのが様になっている。
何しろレベル5能力者だ。弱いわけがない。
デュエル開始時にしか発動できないとはいえ、いったん発動すれば永続的に効果を発揮し続けるパワフルでダイナミックなデュエリスト能力“飛行少女”。

「ぷぷぷ《プリンセス人魚》しょしょしょ召喚、ええええ、《ビッグバンガール》し、召喚! ははは《波動キャノン》2枚発動うう、それと、た、《タイムカプセル》でカードをを1枚じょ、除外。」

これだけやって、まだ手札は9枚もある。
狂ったようなパワフルさだ。

「“おれ”は永続罠《宇宙の収縮》発動。互いにフィールドに置けるカードは5枚までになる。」
「あああああ、そ、それ、来るよねー、やっぱりいい。」

これで“飛行少女”のメリットを1つ潰した。
このカードは“おれ”のデュエリスト能力とは相性が良くて、“おれ”にとっては特にデメリットにならない。


節木旅人:LP8000、手札3
場:カードガンナー(攻400)
場:宇宙の収縮(永続罠)、伏せ×1

相克来夏:LP16000、手札9
場:プリンセス人魚(攻1500)、ビッグバンガール(攻1300)
場:波動キャノン(永続魔法)、波動キャノン(永続魔法)、タイムカプセル(通常魔法)



「ばばばばバトル! ににに人魚で攻撃!」

ここで《カードガンナー》を倒されるのは良くない。


“隔絶障壁”(ワールドピースティアー)、その攻撃を“おれ”に対する直接攻撃にする。」


節木旅人:LP8000→6500


「ままままだまだ、びびび《ビッグバンガール》でこ攻撃い!」

「“隔絶障壁”、罠カード《爆導索》で、ガンナーの手前にある《ビッグバンガール》と《波動キャノン》を破壊する。」

「あわわわわ!?」


節木旅人:LP6500、手札3
場:カードガンナー(攻400)
場:宇宙の収縮(永続罠)

相克来夏:LP16000、手札9
場:プリンセス人魚(攻1500)
場:波動キャノン(永続魔法)、タイムカプセル(通常魔法)



「むむむ〜、かかかカードを2枚伏せててて、たたターンエンド! ててて手札をいいい1枚墓地に送る! くく悔しい! そそそして、わたしのターン!

もう気付いたと思うが、相克のデュエリスト能力は『任意選択した初期設定を2倍にする』というものだ。
初期ライフを2倍にし、ドローフェイズのドローカードを2倍にし、フェイズそのものも2倍にし、召喚権も2倍、果てはターンまで2倍にしてしまう。
2倍に出来るのは初期設定だけなので、モンスターのステータスやカード効果を2倍にすることは出来ないが、それでも恐るべき能力だ。

「どどどどどどドロー!」(手札6→8→10)

この能力は、スタンバイフェイズも倍に出来る。
つまり《プリンセス人魚》の効果も2回発動する。

相克来夏:LP16000→16800→17600

「たたた《タイムカプセル》の効果でででデッキからびび《ビッグバンガール》を手札にくく加えるあ! しょお、召喚!」

それもあったな。


節木旅人:LP6500、手札3
場:カードガンナー(攻400)
場:宇宙の収縮(永続罠)

相克来夏:LP17600、手札10
場:プリンセス人魚(攻1500)、ビッグバンガール(攻1300)
場:波動キャノン(永続魔法)、伏せ×2



「そそそして2回のスタンバイフェイズが経過したははは《波動キャノン》を墓地に送って2000ダメージぃ!」


節木旅人:LP6500→4500


「“隔絶障壁”、《冥府の使者ゴーズ》を特殊召喚し、相克に2000ダメージだ。」


相克来夏:LP17600→15600


「へへへへへへ読んでましたあ! ふふふ伏せカードおおおおオープン、《白衣の天使》2枚、ああアーンド、手札から《非常食》、そ、速攻!」

まずい。
このコンボは例の【やりくりターボ】の回復版のようなもので、相克は6000ライフを回復し、“おれ”は2500ダメージを受けてしまう。


節木旅人:LP2000、手札2
場:カードガンナー(攻400)、冥府の使者ゴーズ(攻2700)
場:宇宙の収縮(永続罠)

相克来夏:LP21600、手札9
場:プリンセス人魚(攻1500)、ビッグバンガール(攻1300)
場:



「ままままだまだいっくよー! びびび《ビッグバンガール》を生贄に、ええ、《炎帝テスタロス》、しょしょ召喚!」

ち、“あたし”の手札から貴重な《死者蘇生》が墓地へ送られた。

「こここ攻撃いいい! 攻撃表示の、か、《カードガンナー》に、アタックだあああう!」




節木旅人:LP2000→1999




“隔絶障壁”、ライフポイントをバラバラにした。さぁどうする?」




節木旅人:LP1999、手札2
場:冥府の使者ゴーズ(攻2700)
場:宇宙の収縮(永続罠)

相克来夏:LP21600、手札8
場:プリンセス人魚(攻1500)、炎帝テスタロス(攻2400)
場:




「わあああああ、そんなことも出来たんだ!?」

相克が目玉を差し出そうとしている。いちいち五月蝿いからな。

「たたたたターンエンド! ええええエンドフェイズに2枚のカードを、ぼぼ墓地に! はいっ!」

はあ・・・そろそろ終わらせるか。

「“あたし”のターン、ドロー。《恵みの雨》発動。」


恵みの雨 (魔法カード)
お互いのプレイヤーは1000ライフポイント回復する。



相克来夏:LP21600→22600


節木旅人:LP1999→2000999



「ほえええええ!?」

“隔絶障壁”、ライフポイントをバラバラにしている。“おれ”は《二重魔法》を使用する。墓地から《死者蘇生》を発動。」


二重魔法 (魔法カード)
手札から魔法カード1枚を捨て、相手の墓地の魔法カード1枚を選択して発動できる。
選択した魔法カードを自分フィールド上の正しいカードゾーンに置き、使用する。



「蘇れ、《ラーの翼神竜》・・・“あたし”のライフを攻撃力に変換。」


節木旅人:LP2000999→1970999

《ラーの翼神竜》 (攻?→30000)



「攻撃。」


「わああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


相克来夏:LP22600→0


はい終わり。

お互い不完全燃焼の、もやもやするデュエルだ。
相克とのデュエルは、大体いつもそうだ。

「あああああああ負けちゃったあああああああ!! 何で勝てないのおおおおお!?」

そんなこと決まってるだろう。
お前が本気を出してないだけだ。
それとも全力と言うべきか。
全力を出せば、おそらく“ぼく”とタメくらいの強さはあるはずなのに。
こいつは何事にも手抜きだ。片手間だ。無関心なくせに、興味あるフリをしている。
オーバーリアクションが鬱陶しい。苛々する。

「わわわわわたしが勝ったらね、か、勝ったらね、あのね、あのね、わたしとね、一日ね・・」

気が付いたら、ハサミを握っていた。



久しぶりの感触が、手に伝わってきた。



「あぐうううううううううう!!? あああううううあああああいいいいいい痛いよおおお!! ひぎいいいん!!」

相克の右目からハサミを抜いて、“おれ”は、それを放り投げた。

「あああああ!? うああああ!!」

いい加減うんざりしていたんだ。

「いいい痛いあああああ!! あうああああああ!!」

幽堂高校特別選抜クラス。通称“ゼロ組”。不自然なナンバー。幽霊のナンバー。
二年零組の生徒は、“あたし”と“こいつ”だけ。
こんな奴と常に顔を突き合わせていたら、気が滅入る。

「ああああ・・・・・・くうう、なーんだ、わたし勘違いしてたんだあ。」

あ?

「わわわわたし、わたし、ふふ節木くんに、興味とか、もも持たれてないのかなあああと思ってて、か、悲しかったんだよ!? で、でも、ここここんなに強い怒りだか、に、憎しみだかを持ってたんだね! あはっ、嬉しい!」

なるほど、こういう奴だったか。
色々と納得した。異論は聞いてない。聞かない。

「す、好きな子いじめとか、そそそそういうの、幼稚だから、ここ、殺されるくらい、かかか覚悟してたよ、ああうあああううう、や、やっぱり死にたくないけど。」

・・・・・・ん?
好きな子いじめって言った?

「好きだよ、節木くん。不思議な不思議な男の子。」

「“あたし”は嫌いだ。」

「いいいいいんだよ! 強烈な感情を持ってることが、わわわわかっちゃったから! あああ後はそれの向きを、か、変えるだけなんだ! ああああ、たた、楽しいいいい!!」

それは何よりだ。

「こ、この狂おしく愉快な気持ち、節木くんにも味わってもらいたいですよ! ねえねえねえ! これから一年生に挨拶しに行こうと思うんだけど、一緒にどうかな・・・た、たた、旅人くん!!」

呼び方が近くなった。

「わかった、行こう来夏。」

「わわわ嬉しいなあ! わわわわたしのこと名前で呼んでくれたあ!!」


なるようになれ。“正しい恋愛”なんか知らない。これが“恋愛”なのかもわからない。
それで構わない。この関係が何なのかもわからなくていい。どうせ最初から間違っている。
どこの誰に何と言われようとも、耳を傾ける必要など無い。意味は無い。意義も無い。
この関係を残酷だとか言う奴は、決まって“おれたち”のことなんか考えちゃいないのだ。

異論は聞いていない。聞かない。
“おれたち”の選択は常に最善だ。

そう信じて、今日も生きていく。





   最善の選択   完

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
驚いた

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
決闘学園・壊   目録
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ...続きを見る
佐久間闇子と奇妙な世界
2015/08/31 00:11

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ゴリーレッド「青は藍より出でて藍より青し。何度聞いても詩心溢れる良い言葉だ」
火剣「二度と明けない夜か。確かにあるな。貧困、病苦、人間関係の三大苦悩は本当に深刻だ」
ゴリーレッド「地球を魔王が支配している限り闘争は絶えない」
コング「幸福と不幸か。それは心の中にある」
ゴリーレッド「ほう、れんそう」
コング「なぜなら僕は幸せだから。つまり幸・不幸を決めるのは社会や政治ではない」
火剣「いきなり賢者コングーに変態か」
コング「変身だ」
ゴリーレッド「人生は選択の連続。常に最善の選択ができるとは限らない」
コング「人生にIFはない。タレラバを言う暇があったらニラレバ定食を食って元気を出そう」
ゴリーレッド「節木旅人か・・・」
火剣「善悪の基準はとりあえず置いて、すぐに浮かんだのは近隣トラブルだ」
コング「奥さんを全裸で廊下に出すNTR夫の話か」
火剣「違う」
コング「近隣に素っ裸を見られて真っ赤になる美しき若妻を見て興奮する夫」
火剣「人の話を聞け」
コング「♪俺の話を聞けっ」
ゴリーレッド「飲んでるな」
火剣「音がうるさいという理由で殺人まで行く。いわゆる一般市民は『そんなことで殺す?』と驚き顔。しかし善悪は脇に置き、音がうるさいだけで殺されることもあるということを認識することが大事だ」
コング「でもハサミはヤバイでしょう。たとえ相手が非行少女でも」
ゴリーレッド「飛行だ」
コング「それより中出しセックスをする為の5つの特殊能力とは?」
ゴリーレッド「終了」
コング「白衣の天使のくりターボ」
火剣「やりくりターボだ」
コング「プリンセス人g」
ゴリーレッド「延髄斬り!」
コング「だあああ!」

火剣獣三郎
2015/03/01 17:11
>火剣さん
頭の中で巡る言葉の数々・・・これが節木旅人の脳内なのか、私のイメージなのかは、境界が曖昧ですね。
決闘倶楽部と対照的に破綻者の多い零組シリーズですが、この2人は15名の中でも破綻のトップランカー。

神邪「あ、先輩たちだ。懐かしいですね。」
山田「とんでもない2人だな・・・。」
神邪「突然やって来て、しかも来夏さんは右目から血をダラダラ流しながら爽やかに笑っているので、びっくりしましたよ。」
山田「そりゃ驚くわな・・・。」
佐久間「まあ、青春ってやつだな。」
山田「これを青春の一言で片付けるか?」
佐久間「お前だって私を殴ったり蹴ったりするじゃないか。」
山田「それとこれとは違う。」
佐久間「責めてるわけじゃない。男が女の体を大切にするのは萌えるシチュエーションだが、男は絶対に女を殴ってはならないって考え方は嫌いでね。しつこく付き纏われたらハサミを目玉に突き刺してもいいし、セクハラされたら内臓が飛び出るほど強烈な蹴りを食らわしていい。それが対等ってもんだ。」
山田「相変わらず極論の女。」
佐久間「極道の女?」
八武「浮気したら半殺しにしていい。それが対等ってもんだ。」
神邪「対等であることを徹底すると、厳しいものですね。」
維澄「何事も突き詰め徹底すると、一筋縄ではいかない。」
佐久間「赤ん坊の泣き声や、子供の騒ぎ声も、殺意の対象になる。人間、ちょっとしたことが慢性的に積み重なると、閾値が低くなる。心のゴミを垂れ流しにしている連中が、善良な市民の顔で殺人者を恐れ非難する。世の中おかしいわ。」
神邪「そうした矛盾の吹き溜まりの中に、僕もアルドも身を置いてきました。きっと先輩たちも・・・。」
アッキー
2015/03/01 22:28

コメントする help

ニックネーム
本 文
最善の選択 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる