佐久間闇子と奇妙な世界

アクセスカウンタ

zoom RSS セイバーメトリクス

<<   作成日時 : 2015/03/14 00:00   >>

面白い ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

「ワンナウツ」終了から5年、再び面白いと思える野球マンガが登場した。
まさに新世代の野球マンガと称して過言ではない。
それは美少女が野球をするからではない―――それならば「野球狂の詩」や「メイプル戦記」が先んじている。
私が注目したのは、その合理性。野心や充実感が合理性と融合すると、実に美しい。
「マウンドファーザー」は、理論的野球マンガの集大成となる可能性を秘めている。

どこかで見た記憶のある絵だと思っていたら、何と「ミュウの伝説」の作者! マジかよっ!?
紹介されたときは雑誌で連載が進んでいたので、どんな話かは断片的にしかわからなかったのだが、この作者なら信頼できると思ってコミックス買った。作者買いは権威主義ではない、信頼だっ!(ドヤァ

それはさておき、セイバーメトリクスである。
選手のスカウトは、見た目や性別によらず、「試合で勝てること」ひいては「ペナントレースで勝てること」を、ものさしとして使い、客観的な評価に近付ける・・・と、まあ、詳しいことはコミックスを買うか、その手の本を参照。
以下、セイバーメトリクスの基本概念をわかっているものとして書く。

私は常々、データが軽んじられる風潮に疑問を抱いていた。野球マンガだけでなく、様々なスポーツやバトルなどにおいて、“データキャラ”が軽んじられていると感じていた。
何かと「データに頼るのは脆い」「人間はデータでは計れない」という理屈が罷り通っており、それ自体が悪いわけではないのだが、そればかりだと嫌になってくる。個々の作者が悪いわけではないのだが・・・。

そんな状況で、第2話で主人公がセイバーメトリクスに向かって「こんな数学公式野球、あたしが蹴散らしてやるから!」などと発言したときに、私は失望を隠せなかった・・・・・・のだが、それは作者に失礼な話だった。
結果としては、予想以上だった。セイバーメトリクスをカマセにしないだけでなく、主人公こそがセイバーメトリクスの申し子であり、その後も理論的なストーリーが続いていく。色々な要素が絡んで飽きさせない。
これからも楽しみなマンガである。



セイバーメトリクスという単語は、このマンガを読んで知ったのだが、その理念は他のマンガにも見受けられる。
「ワンナウツ」渡久地東亜などは、まさしくセイバーメトリクスの申し子である。
辺里教武のセリフを聞いていると、様々なところで渡久地を想起させる。

「ピッチャーの仕事はスピードガンの数字を出す事じゃねえ。打者からアウトを獲る事だ!」
「スピードガンに球の打ちにくさは表示されねえからな。」
「投手で大事なのは剛速球じゃなく、相手を欺く創意と工夫だ。」

投手の条件として、渡久地が自身を評価したものは、言い方は異なるが、やはり同じである。

「俺は体も細いし、とてもとても速いボールなど投げられない。だが・・・一度だってそんな欠点を気にしたことはない。なぜなら・・・速い球投げられなくても、勝てるから。」

似たようなことは随所で述べているが、記者会見のときの言葉も面白い。
自身を評して「野球技術は三流」と言っているのは、誇張であっても虚偽ではない。
野球技術の“くらべっこ”をした場合、渡久地は十分に一流だとは思うのだが、例の低速高回転も短時間で攻略されているなど、単純に技術だけ見るなら一流の中の並みレベルだ。

しなしながら、野球は“競技”ではなく“遊戯”である。
能力の“くらべっこ”ではなく、いかに自分たちの長所を発揮し利用して、勝利を収めるか。そういう“ゲーム”だ。
格闘で言えば、「ホーリーランド」の神代ユウが、そういうタイプと言えるだろう。
山崎との特訓で「三流以下の一発芸」と言われていたが、それで勝利してきたのも事実である。
もちろん、技術を磨く努力は怠ってはならない。技術は基本であり、最も大切なものだ。

「おおきく振りかぶって」においても、セイバーメトリクスが登場する。
三橋廉に対する評価は、まさしく“能力の使い方”が率直に述べられている。

「今まで、自分の力の使い方を知らなかったようだけど、投手として、お前は充分魅力的だと思うよ。」

誰もが渡久地のように、自分で自分の才能を評価できるわけではない。
才能を見出すのは、基本的に周囲の人間だ。
それを仕事して行うのがスカウトである。
辺里教武は、力の使い方を知らない者に、使い方を“教”える。

しかし三橋廉が中学時代、(叶からを除いて)正当な評価を受けていなかったように、辺里のスカウトした選手も長らく低迷が続いていた。
それは現場の責任だと、辺里は考えていたが、しかし結果を出さなければ主張も通らない。
理論的に物事を考えられない連中の理屈が罷り通る・・・その悔しさは、私も散々経験してきたものだ。

しかし時として、非ィ論理的な発想と、論理的思考がアウフヘーベンすることもある。
「メイプル戦記」では、球団オーナーの発想は安易なものであったが、しかしそれを監督とコーチが現実的なプランとして仕上てしまった。
高柳コーチの合理性は言うまでもないが、広岡監督が神尾瑠璃子を引き入れたのも、合理性の発露だ。
「メイプル戦記」の発端は、野球ルールから性別に関する条項が削除されたことである。
それの本質は、男性の排斥ではなく、ジェンダーにおける非合理性の排除にあり、作者である川原泉の思想も、それに合致していると思う。

また、83条のAの方については、「野球狂の詩」でゴリラを選手として起用したことが挙げられる。
ギャグではない。至極真面目である。塁走1秒とか、ジョンソンも真っ青。
神堂マリを見て、水原勇気を思い浮かべる人は多いと思うが、むしろ本質的な意味ではゴリラの方だ。

「この理論(セイバーメトリクス)に基づけば、選手スカウトは一切の先入観を排除し、客観的に評価する。例えば見た目・・・背が低いとか太ってるとかは関係ない。」(辺里教武)

結局のところ、ゴリラは精神的に追い詰められて引退するのだが、そのまま現役で活躍していれば野球界の常識が次々と引っくり返っていただろう。



それでは、剛速球と打席勝負に拘泥する「巨人の星」は、もはや古臭いマンガなのだろうか?
答えは、否。実は「巨人の星」でも、セイバーメトリクスは既に出現している。

もちろん性別に関することでは、古臭くて話にならない。
女性が選手になるどころか、男性の引き立て役でしかない。

そして、主人公の星飛雄馬は、チームの勝利など殆ど眼中に無い、自分の栄光が第一の俗物である。
星飛雄馬は、俗物なのだ。大事なことなので二度言いました。
彼が良い人に見えるとしたら、親友・伴の評価のおかげじゃなかろうか。

とにかく打席勝負をしたがる。チームの勝利ではなく、自分の勝利を考える。
監督に逆らって、打たれてしまう。
魔球が打たれると、次の魔球が出来るまで全てを投げ出してしまう。
そこにはチームメイトに対する配慮がカケラも無い。はっきり言って、嫌な奴である。
申し訳程度にチームの勝利を優先するようなこともする(王貞治との打席)が、その直後に魔球を投げるのでは、本末転倒に近い。

こうした自分勝手な性質は、高校時代から現れており、父・一徹は“へそ打法”で打ち込んで反省させたのだが、それが効力を発揮していたのは、高校時代までだろう。
巨人軍に入り、社会人になった飛雄馬は、なかなかに冷たく利己的な人間になってしまった。
私が首をかしげたのは、大リーグボール1号が花形に打たれたとき、左門の記事に関することだ。
そこで真っ先に出てくることが、自分の魔球が“お情け”であることへの嘆きであるというのは解せない。
高校時代、打席に立った左門の背後に、弟妹の姿を見て涙した飛雄馬は、いったいどこへ行ってしまったのか。

彼の俗物ぶりは私生活でも止まらない。
芸能人の橘ルミと付き合って、デートで我を通して恥をかかせたり、挙句の果てには公衆の面前で彼女を悪者にして、新しい女と付き合い始める・・・これは酷い。悪役に徹した橘ルミの方が、よっぽど大人である。
付き合っていた彼女が病死すると野球に身が入らなくなるとか、2号を打たれた後で荒れていた状態から立ち直ったのは美少女からの「オネガイ」の一言であるとか、挙げていくと本質が露呈する。

野球人としてストイックなのは花形の方であり、紳士的でありながら深入りしないとか、明子への恋心と野球とを別個にするとか、それは冷たさではなく誠実さだ。
飛雄馬をヒューマニストと評する彼こそが、ヒューマニストなのである。
そして飛雄馬はヒューマニストではなくエゴイストだ。

・・・などと、あたかも飛雄馬を非難するようなことを述べてきたが、しかし俗物であっても悪人ではない。
「栄光を求めるのは悪いことではない」という言葉をタイ・カッブが残しているが、私が気に食わないのは「飛雄馬が人情味のあるヒューマニストである」という評価であり、“嫌な奴”である彼が面白いのは確かなのだ。
メイプルスの広岡監督からは精神的な疾病を疑われている飛雄馬だが、破綻した奴ほど見てて楽しいのが、私という人間なのであります。

飛雄馬と花形の関係は、「ガラスの仮面」の北島マヤと姫川亜弓に似ている。
天才なのは、飛雄馬とマヤの方で、花形と亜弓は努力の人であり、天才ではなくスター性の持ち主なのだ。
そして飛雄馬もマヤも、救いようがないほどマゾである。どういう形の破綻かというと、極度のマゾなのだ。
マゾにも様々なタイプがあるが、山中鹿之助と同じタイプの2人であり、師匠は極上のサドだ。
一徹パパンも月影先生も、救いようのないほどドSである。素晴らしい。

セイバーメトリクスの話に戻るが、私が子供の頃、首をかしげていたエピソードがあった。
飛雄馬が低迷していた頃、ファン投票では評価が高くなっているという、アレだ。
子供の頃は、ファンは表層しか見てないということを描いているのかと思っていたが、それは違った。
チームの勝利に貢献しているという意味では、そのときの飛雄馬は絶好調であり、低迷は主観でしかなかった。
そういうことを川上監督は伝えたかったのだ。ファンはちゃんと見てる。

実際、花形やオズマのようなバッターは、選手の中でも一流クラスである。
そうした相手など敬遠して、チームの勝利に貢献する方が、よほどストイックだし優秀だ。
腰抜けと罵倒されようとも、勝てば官軍、その勝利に貢献した選手をセイバーメトリクスは高く評価する。

川上監督の采配は、これに留まるものではない。
プロ試験のとき、伴と速水を補欠合格にしたのも、やはりセイバーメトリクス的な考え方に基づくものだ。
ここでルールを杓子定規に守り、伴と速水を逃したら、それだけチームの勝利にとってマイナスでしかない。
また、飛雄馬の三塁打や魔送球に対する判定も、同じことである。

速水は作中で1,2位を争うほど熱血だと思う。
“現代っ子”と呼ばれ、俗物のように描かれているが、果たしてそうだろうか?
そういう面が多分にあるのは否定できないのだが・・・。

まず、オリンピックより野球選手の方が有名だというあたりからして、どうも怪しい。
例えば、ウサイン・ボルトとイチロー、どちらが有名か?・・・と問われてたら、どう答えるだろうか。
当時のオリンピックの盛況ぶりが現在の比ではないことを考えると、猶更である。

あまり気持ちいい話ではないのだが、陸上選手は速く走る為に薬を飲まされる。
禁止薬物でなければ、たとえ体に悪くても摂取することになる。
プロテインでも何でも、安全なのは用量を守っているうちであり、どんな安全な薬やサプリメントであろうとも、限界ギリギリまで摂取し続ければ体には良くない。

そこは添加物まみれの食物を摂取している我々と大差ないのかもしれないが、言いたいのは、こうしたことに対して速水は反発し、表向きの理由として栄光をでっち上げたのではないかということだ。
そう考えると、イマイチ苦しい理由にも説明がつくし、実際に速水は野球で成果を出しているのも事実だ。

「ワンナウツ」で述べられている通り、野球は足が速ければイコール強いわけでもない。
速水が成果を残しているのは、きちんとした野球練習の裏付けがあるということだ。
花形にはしてやられているが、あれは花形の方が勝負師として一枚上手だったということであり、速水が劣っていることを示すものではない。
彼が地味に稼いだポイントは、チームに対する貢献度として大きい。

大リーグボール1号を巡る星と花形の対決を見て、速水は涙し、自分の至らなさを反省する。
確かに知ってて黙っていたのはチームの不利益になることだが、その姿勢はストイックそのもの。
自分の至らなさを即座に反省するのは、速水の長所である。
それ以降は物語から退場しているが、それからもチームに貢献し続けているであろうことは想像に難くない。

しかし速水のストイック性は、そこに限ったものではない。
実のところ、そうした予兆はだいぶ前から既にあった。
飛雄馬に“二軍ブルース”を披露しているあたりなど、子供の頃は、彼らしくないと思ったものだが、大人になって彼への評価を改めてみると、ここから涙のシーンへ繋がっているのだとわかる。
人情味のある、いい男だ。

やや話が逸れたので、元に戻ろう。
川上監督だけでなく、カージナルズ、そしてオズマを鍛えた星一徹。そうした面々にセイバーメトリクスの精神が見受けられる。

それでは、若い世代には?

いる。いるのだ。

それこそ左門豊作。彼こそが「巨人の星」におけるセイバーメトリクスの体現者なのだ。
ようやく冒頭の話に繋がるが、“左門メモ”は、まさしくデータ野球だ。
セイバーメトリクスの観点に基づけば、派手に世間を騒がせている星や花形よりも、左門が優れている。

飛雄馬の身勝手さは書いてきたが、花形も「ムラッ気がある」と指摘された通り、“ライバルとの勝負”に拘りすぎているきらいがある。勝負にストイックではあっても、チームの一員としては一流の並みというところか。
オズマも1号を破るだけでなく、見えないスイングで一時期は騒がせたが、2号スランプで低迷したことを考えると、プラマイ相殺され、トータルとして優秀だったかは少々疑問だ。

左門は地味だが、きっちり仕事はしている。
最初に飛雄馬の速球を破ったのは、彼であることを忘れてはならない。

余談だが、飛雄馬の速球は花形や左門だから打てるのであって、並みのバッターではそうそう打てないだろう。
例の驚異的なコントロールで逃げまくれば、実は飛雄馬、速球だけでも恐いピッチャーである。

左門の話に戻るが、伴の1号2号同時攻略も、左門なら同じことが出来るだろう。
伴が左門を、「柔道をやっていれば強敵」と評したことは、忘れてはならない。

左門豊作は、もっと評価されていい選手だと思う。
ボウリング場での怪力も、マンガ的デフォルメあれど、大したものだ。
人間的にも、一途ながら実直で、好感が持てる。のらりくらりと生きている飛雄馬とは大違いだなあ。

一徹パパンが自分で育てた飛雄馬を潰したのは、子供の頃は、何やってるんだと思わずにはいられなかったが、しかし今なら何となくわかる気がする。
「ワンナウツ」で、「渡久地が球界に居続けたことが最大の雑念だった」と言われていたが、そのとき、ふと思ったのだ・・・もしかすると一徹は、飛雄馬が球界に居続けることを良しとしなかったのではないか?

一徹が野球を愛しているのは言うまでもない。それを俗物に引っ掻き回されるのは我慢ならないと、無意識で思っていたのではないだろうか。
いち野球人として限り無くストイックになるなら良し、さもなくば破滅せよ!
パパンなら、そのくらいの厳しさを持っていてもおかしくない。むしろ自然だ。

とはいえ、最大の目的は球界に対する“復讐”であると思っている。
自分を見捨てた野球界に対して、そこで活躍するという、彼の言うところ“本物”の復讐を成し遂げたとも見える。
親子二代にわたる、壮絶な復讐劇。

「巨人の星」以降の野球マンガは、様々な形で「巨人の星」へのアンチテーゼを孕んでおり、そして同時にテーゼを受け継いでもいる。
「マウンドファーザー」にも、復讐の要素が多く含まれている。
辺里の、スカウトとしての、球界へ対する健全な復讐。見ていて小気味いいものだ。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
火剣「ワンナウツ。YJか?」
コング「美少女が野球拳をやるマンガか? 見るー」
ゴリーレッド「遺言か?」
コング「サイバークリトr」
ゴリーレッド「延髄斬り!」
コング「だあああ!」
火剣「作者買いは大事だ。小説なんか知らない作者の本はなかなか買えない」
ゴリーレッド「文学でもデータは重要」
コング「僕も常に研究している。拘束は大の字がいいか、後ろ手がいいか」
ゴリーレッド「退場」
火剣「待て。俺様も仕事柄そういうデータは取る。女刑事が断然一番人気なのもデータでつかんだ」
ゴリーレッド「ピッチャーは剛速球で何キロ出すかではなく、アウトを取るのが仕事。なるほりろ」
火剣「野球は真剣勝負だけどゲーム。バトルをコミカルにした先駆けがジャッキー・チェンだ。娯楽作品には大事な要素だ」
ゴリーレッド「文学はもちろん技術も大事」
コング「ゴリラ? アパッチ野球軍にもゴリラとモンキーが参戦してたな」
火剣「あれは人間だ」
ゴリーレッド「なるほど、星とマヤが雑草ではなく天才か」
コング「マヤがMとは初耳。ぐひひひ。ならばならば素っ裸にして」
ゴリーレッド「バックドロップ!」
コング「NO!」
火剣「左門メモこそ究極のセイバーメトリクスか」
コング「オズマ。紅白歌合戦で苦情が来たな」
ゴリーレッド「黙りなさい」
火剣「星は穴から穴へボールを通すほどのコントロール。魔球なしでも天才投手になれたか」
コング「ところどころギャグだ。打者が転んで背中の汗が地面についたら、星と伴は慌てふためいて汗に砂をかぶせた。消える魔球のヒントを自ら教えている」
火剣「オーバーアクションは巨人の星の十八番だった」





火剣獣三郎
2015/03/14 13:32
>火剣さん
左門豊作は、魔球攻略を他の面々に先んじられているなど、華々しい活躍が出来ないことを悔しがっていましたが、「マウンドファーザー」を読んでいると、彼が再評価されていると感じました。
時代を越えて輝く男。執念の目つきを見せるシーンが好きです。

佐久間「確か、最近のマンガは努力型主人公が少なくなったとかいう話から始まったんだったな。」
山田「そうだったのか。」
佐久間「しかし昔のマンガも、努力型は意外と少ない。星親子も天才。」
維澄「むしろ最近の方が、努力型は多いかもね。厳密に数えたわけじゃないけど・・。」
佐久間「そんな話から、左門は努力の人だという話になって、そのときにマウンドファーザーに出会った。」
八武「女子が野球拳をするマンガというと、ギャンブルフィッシュ。」
山田「よし、殴ろう。」
八武「待ちたまえ。」
神邪「野球拳ではないですが、脱衣が重要なんですね。」
八武「うむ、愛弟子は我が信条を良く理解しておる。」
維澄「心情じゃなくて、信条の域に達していると・・?」
佐久間「官能は殆ど作者買いだな。」
山田「何でそんな話になってるんだ。」
佐久間「マヤがMな理由、その1。芝居の為なら泥団子を食べる。」
八武「良い子は真似しないように。」
神邪「マヤさんは悪い子なんですね。」
八武「悪い子だぁ。」
佐久間「その2、暴力的な稽古を受けて、物足りなさを感じている。」
山田「末期だ。」
維澄「尊敬する相手から厳しくされるのは嬉しいことだからね。」
神邪「わかります。根性とM心は割と近いですよね。」
山田「うーむ・・。」
アッキー
2015/03/14 21:55

コメントする help

ニックネーム
本 文
セイバーメトリクス 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる