佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘懇談 (後編)

<<   作成日時 : 2015/03/22 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



『サクは、ここが弱いんだよな。』
『あっ・・・はあっ・・・ダメっ、カイ・・・・ふああああ!!』

風見の指が、蒼乃の弱点を刺激する。
エクスタシー・スパークを経て、勇気のドッキングへ。
感じやすくなっている肉体は、咽の奥から歓喜の声を発していく。

頭がぼうっと白くなりながら、蒼乃は1日目と2日目、倉田織羽と黒維津軽のことを思い出していた。
織羽の考え方を否定する気は無いが、この気持ちよさ、楽しさを味わえないのは損だという感覚が確実にある。
そして津軽への教育的指導は上手くいっただろうかと、同時に思った。

(私とカイの関係こそ、お互いに尊重し合う男女関係。)

しかし、津軽のようなセリフを風見が言ったらと思うと、何故かゾクゾクした。
どちらかというと自分はサドだと思っている蒼乃だが、マゾとはコインの裏表なのだろう。
思えばサディストは、世間と距離を置いて孤独を好む、マゾヒスティックな生き方をしている人が多い気がする。
逆にマゾっ気がある人は、よく人と関わり、尊敬を集めたりするものだ。それは良き支配形態とも言える。

そんなことを考えているうちに、再びエクスタシーが頭を真っ白に染めた。



◆ ◆ ◆



2日目の夜を思い出して、蒼乃はアルドに向き直った。

「最初は確かに、私たち“制圧凶師会”は、デュエリスト・・・特に、能力デュエリストを制圧する為に結成された。でも、実際に生のデュエリストたちと交流して、あなたたち生徒と交流していくうちに、気付いたのよ。本当にデュエルモンスターズは悪いものなのか、いいえ。それは違うって。」

それは蒼乃の本心だった。
“制圧凶師会”全体としても、デュエルモンスターズに対して、敵対ではなく制御が主流派となっている。
赫夜、蒼乃、風見など、強力なレベルE能力者がデュエル尊重派であることも大きい。

「10年前なら、デュエルモンスターズは子供たちの育成に悪影響を及ぼしたかもしれない。それについては、私も反論するほどじゃない。でも、今は違う。今を、今の現実に合わせて、教師は教育を考えなければならない。今となってはデュエルモンスターズを排斥することは、むしろ子供たちに悪い影響をもたらすわ。」

黎明期、デュエルモンスターズの愛好家には、素行の悪い者も多かった。
かのキース・ハワードが、まだ真っ当な部類であると言えば、その酷さがわかるだろうか。

今でも決して少なくはないものの、プロ制度による健全化の波もあって、子供たちの憧れになっている。
スポーツや格闘技、囲碁や将棋などに対するような感覚なのだ。

裁定その他、未だに問題は多く抱えているとはいえ、デュエルモンスターズの発展は不可逆には違いない。
それはマンガやインターネットの隆盛に通じるものもあるだろう。

「なるほど納得それは信じるに値するよ・・・蒼乃先生、なら、ボクを、デュエルで、黙らせることも、出来る、のに、それを、しないって、ことは、ね。」

アルドの目つきは胡乱なままであったが、言葉通りに、それ以上の追求は無かった。



◆ ◆ ◆



<8人目 風堂深泥 ふうどう・みどろ>


「風堂さんは、将来どうするか考えてる?」

ソバカスだらけの顔に、分厚い眼鏡。もさもさした野暮ったい髪の毛を、無造作に束ねている少女。
おそらく身だしなみに殆ど時間をかけないんだろうと思いながら、蒼乃は話を切り出した。

「え、あ、その、あんまり・・」

口ごもるので、声が聞き取りにくい。
こういう自信なさげなところが、どうも苦手で、やりにくい―――そこは織羽と同じ意見だった。

「倉田さんとは仲良いの?」
「え、あんまり・・」
「冬藍くんとは?」
「普通・・。」

予想外の質問に戸惑っている様子だった。
とっかかりを作ろうと話を振っているのだが、かえって混乱させてしまったようだ。

「永遠さんとは、よくデュエルしてるみたいね。」
「あ、うん・・・はい・・・気を遣ってくれてるみたいで。」
「デュエルは好き?」
「普通です・・・。」

どうも要領を得ないのだが、心を開いてくれてないということなのだろう。
考えてみれば、明け透けに話してくれた今までの面々は、多少なりとも心を開いてくれていたと言える。

結局あまり要領を得ないまま、懇談は終わった。



◆ ◆ ◆



<9人目 丸石流途 まるいし・ると>


「僕は将来、ええと、津軽と一緒ならどこでもいいかな。」

ふっくらした赤ら顔の少年。
すらっとした長身の津軽と対照的に、小柄で小太りだ。

「黒維くんと? 彼も進路を決めかねていると言ってたわ。」
「そうっすか・・・。津軽っちは、タスクフォースとか興味ないかな。」
「わからないわ。丸石くんから相談してみたら?」
「僕から相談するのは、ちょっと・・・。」
「どうして?」
「女の先生にはわからないかなあ。」

その言葉に蒼乃はムッとしたが、流途が同じ顔をしていたので、言おうとしていたことを変えた。

「どういう意味?」
「僕らの関係は、そういうんじゃないんだ。あー、説明してて嫌になるなあ、津軽の行くところに僕が付いていくっていう自分ルール。そういうやつ。あーもう、言ってて嫌になる!」
「落ち着いて。馬鹿にしたりしないから。」

蒼乃に諭されて、流途は赤ら顔を更に赤くして頭を下げた。

「ごめんなさい・・・。」

「・・・・・・。」

挙動が不安定な子だと思った。

「それなら、私の方から水を向けてみるわ。まだ2年半あるから、ゆっくり考えましょう。」

その言葉に、流途は赤い顔で頷いていた。

(可愛い。)

さながら、主人に付き従う子犬。
それもひとつの生き方なのだろうと、蒼乃は思った。



◆ ◆ ◆



「・・・さてと、これで全員終了!」

懇談の3日目が終わり、職員室で蒼乃は伸びをした。
波乱もあったが、生徒と近くなれた。トータルとして及第点だろう。

しかし、蒼乃は忘れていた。
それを思い出して、彼女の顔は曇った。

「・・・・・いや、まだ肝心な奴が残っていたわ。」

畦地濃海。寡黙な男。あまりデュエルをせず、レベル4能力も見せたことがない。
倉田織羽。ノーコスト(ただし1ターンに1度)の《デビル・フランケン》能力者。
呉星十字。行動封じの最高位を誇るエクソシスター。
黒維津軽。召喚制限・蘇生制限を無視(ただし1ターンに1度)の《死者蘇生》能力者。
月島火月。フェイズごとにダメージを発生させる、全身包帯の少女。
冬藍櫂麻。ライフポイントを大幅に増やせる能力者。少なくすることも可能。
永遠亜留戸。破壊力はレベル5級。一年零組の学級委員長。
風堂深泥。ダメージを受ければ反射する。レベル4能力者。
丸石流途。発動時は墓地がブラックホール化。レベル4能力者。

これまでの9人もクセの多い面々だったが、蒼乃からすれば皆かわいい生徒だ。
しかし10人目・・・あるいは1人目と言うべきかもしれないが、最後の生徒だけは別だった。

“ロストフェイカー”竜堂神邪(りゅうどう・しんや)。
理事長の息子にして、デュエルの成績は第一位。
そして同時に、学校一の嫌われ者。

「はあ・・・。」

蒼乃は憂鬱だった。
このまま神邪の懇談は無かったことにしてしまおうかとも考えた。

「でも、そんなことしたら理事会から何言われるかねー。」

机に頭を預けながら、蒼乃は鉛筆を指で弄んだ。
名前も顔も知らない理事長だけに、どういう人物か見当もつかない。
残る5人の理事にしても、懇談を教師がボイコットしたら、どう思うか。

「お疲れさん。」

いつの間にか、風見がコーヒーを淹れてきてくれていた。

「ありがと、カイ。」
「懇談、今日で終わりだったっけ?」
「・・・あと1人、残ってるわ。」

蒼乃の表情が曇ったので、風見は察した。

「あいつか。ったく、厄介だよな、権力ってやつは。」

公儀隠密を先祖に持つ風見は、権力の汚い部分も伝え聞いてきたのだろう。
どちらかというと抜け忍が似合ってそうな彼は、今でもまた、“制圧凶師会”という隠密めいた集団の一員だ。

「あんな奴のことは、俺が忘れさせてやる。」
「あっ・・」

風見の指が、蒼乃の胸元に入る。
もう一方の手はスカートの中へ。

「あんっ・・・ダメよ・・・学校で、こんな・・・んんっ・・」

忍者は多くの物事に通じていなければならない。その中には当然、性技も含まれている。
現代では恋人相手にしか使う機会が無いが、それこそ望むところだと風見は思っていた。

「んっ・・・・ダメっ・・・」

自分の腕の中で乱れる蒼乃を感じて、風見はエスカレートした。

「サク、このままイかせてあげる。」
「あ、嫌っ、こんなところで・・・・ああううっ!」

必死に声を抑えるが、全身がビクビクと震えるのは我慢できない。
生温かい液体が、脚を伝って床に落ちる。

「イっちゃった?」
「・・・っ、カイの意地悪・・・。」

その日は再びデートに興じた。



◆ ◆ ◆



<10人目 竜堂神邪 りゅうどう・しんや>


「竜堂くん、期末テストは手を抜いてたでしょ。」

蒼乃はキツめの口調で言った。
資料を開き、点数の下降を提示する。

「抜いてませんよ。」

男か女かわからないような中性的な顔立ちに、ひょろっとした体つき。
そして笑っているのか無表情なのかわからない顔。この顔が蒼乃は嫌いだった。

「そうかしら。中間テストでオール99点だった人が、期末テストで平均点そこそこって、どう考えてもおかしいわ。」
「高校の勉強って、難しいですね。」

しれっと神邪は言った。

「最初のテストは中学時代の貯金で何とかなりましたが、高校レベルというのは、中学時代の成績なんか、あっという間に均されてしまうものなんですね。痛感しました。」

「・・・・・・。」

わかったような口ぶりに、蒼乃はイラついた。
どこか他人事なのも腹立たしい。

「あのね竜堂くん、そうやって周りを馬鹿にしてると、後で痛い目みるわよ。」
「馬鹿にしてるのは周りの方です。」

神邪の目つきがドロッと濁った。

「例えば、テレビや芸能人の話題に僕がついていけないのを、こんなことも知らないのかと鼻で笑ってくる。それでいて、そうした話題を馬鹿にしていると、僕を加害者に仕立て上げる。ふざけるなと言いたい。」

「それは竜堂くん、あなたが成績の悪い子に、同じようなことを言ったんじゃないの?」

「絶対ありえませんね。小中学校時代は、そんな概念すら持っていませんでした。成績を人と比べたがる感覚も理解できない。成績を見せろと言ってくる奴が何人もいて、迷惑してました。」

「竜堂くん・・・そうやってね、ぴりぴりナイフみたいに尖っているから孤立するのよ。先生、知ってるの。竜堂くんが小中学校時代、いじめに遭ってきたこと。今はどうなの? 成績が下がっている本当の理由は、いじめじゃないの?」

「・・・なるほど、そうかもしれませんね。元のクラスでは、よく“竜堂を殴るゲーム”とか開催されるんですよ。おかげで、よく教師から怒られます。何故か僕が。」

「あのね竜堂くん、よく聞いて。いじめはね、いじめられる側も悪いのよ。」

「・・・・・・。」

「自分は人とは違うって、とんがっていることを、周りは敏感に察するの。いじめられて、そうやってヘラヘラ不真面目な態度を取ってるから、余計いじめをエスカレートさせてしまう。」

「・・・・・・・・・。」

「いじめって、やってる側も恐いの、不幸なの。先生、そういう不幸な生徒を何人も見てきたわ。いじめられてる側は、自分は悪くないの一点張りで、被害者ヅラし続ける。そういうのってサイテー。毅然とした態度で、真っ直ぐ世の中を見て生きていかなければ、人間おしまいなのよ。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

竜堂は無言でデュエルディスクを構えた。

「あら、どういうつもり?」

「いえ、蒼乃先生は、言ってはならないことを言ってしまったなァと、とても思いました。つきましては、負けた方が勝った方の奴隷になるという約束で、闇のデュエルをしませんか?」

神邪の口調も表情も、いつもと全く変わらない。淡々としたものだ。
ゆえに蒼乃は、その中に秘めたる激情に、全く気付いていなかった。

「わかったわ。口で言ってもわからない生徒には、デュエルで教育的指導を行います。

「やだなァ、全く僕を理解しようとしてない人が、そんな言葉を吐かないでくださいよ。はらわたが、ねじれる。」

2人は距離を取った。


「「デュエル!」」


蒼乃削減:LP8000
竜堂神邪:LP8000



「竜堂くんは、ここへ来てから一度も負けたことがなかったわね。」
「そうですよ。」

常勝無敗のデュエリスト。
誰と対戦しても、メタを張っているわけでもないのに、何故か勝ってしまう。

「しかも、能力を使っているところを誰も見たことがない。」
「それは畦地くんもですが。」

確かにそうだが、濃海と神邪では何かが根本的に違うように思えた。

「あ、僕の先攻ですね。・・・しかしドローフェイズは奪われましたか。」

「そうよ。私のレベルE能力“星略血痕”(バーグラー)。竜堂くんの、全てのフェイズを奪ったわ。ドロー、スタンバイ。」

「いやらしい教師ですね。では僕は、サルガッソを発動して、カードを3枚伏せます。どうされますか?」


「・・・っ!?」


仰々しさの逆。
事も無げに、さらっとプレイしたので、驚くのさえ遅れた。

(相手ターンでも手札からカードをプレイできる能力?)

未来から来て、歴史を引っ掻き回したデュエリストの1人が、手札から罠カードを発動していた。
他にも、【E−P−R−】という奇怪なデッキの話を耳にしたこともある。
そうしたカテゴリの能力版と見るべきなのだろうか?

―――否。

「ああ、僕の能力は『数字を元の値から±1出来る』です。メインフェイズ1をメインフェイズ0にして、蒼乃先生のフェイズ略奪を回避しました。いわゆるフェイズ・エスケープというやつですね。」

今ここに新しい単語が誕生した。

「先攻1ターン目はバトルフェイズを行えないので、メインフェイズ2は無しですが、それもメインフェイズ1にしておいたので、蒼乃先生に奪われています。というわけで今は、先生のメインフェイズ1ですよ。」

「・・・・・・。」

説明されている間に、蒼乃は冷静さを取り戻していた。
かなり奇怪な能力ではあるが、奇抜なカードや能力なら“制圧凶師会”で見聞きしてきた。慣れている。

しかも蒼乃の手札には《ハーピィの羽根帚》があった。

「私は―――」

そこで蒼乃の手が止まった。
・・・どうしてメインフェイズ2をメインフェイズ1にする必要があるのか?
わざわざ相手にプレイングの機会を与えて、どうするというのか。

蒼乃の頭をよぎったのは、《コザッキーの自爆装置》だった。


コザッキーの自爆装置 (罠カード)
セットされたこのカードを破壊したプレイヤーに1000ポイントダメージを与える。



(まさか3枚とも・・・? だとしたら3000ダメージ、いえ、数字を1加えたら、2111の3倍で、6333!? あっという間に残りライフ1667まで追い詰められる・・・・それが狙い?)

しかし同時に、別の可能性も浮かんでくる。

(そう警戒させて、フリーチェーンの罠カード? それとも、こうやって私を惑わす作戦?)

不気味な空を、巨岩が漂う。
フィールド魔法のソリッドビジョンは、蒼乃にプレッシャーを与えていた。


異次元の古戦場−サルガッソ (フィールド魔法・シフト1適用)
エクシーズ召喚に成功する度に、そのプレイヤーは611ポイントダメージを受ける。
また、エクシーズモンスターをコントロールしているプレイヤーは、それぞれの自分のエンドフェイズ毎に611ポイントダメージを受ける。






エピローグへ続く・・・

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2015/08/31 00:11

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「サクはここが弱いんだよ、ふあああ! とか言ってだいたい実は肩叩きというマンガが多いが、本当にやってたとは、素晴らしい!」
ゴリーレッド「不穏だ」
賢吾「エクスタシースパークを経て勇気のドッキング。何か凄そうやな」
コング「この気持ちよさを知ったら忘れられない。わかる。相手がいるのにこの気持ちよさを体感していない女子や奥さんは狙い目だ」
ゴリーレッド「何が狙い目だ?」
賢吾「そんな子が本当の気持ちいい愛撫をされたら落ちてしまうやろう」
コング「SとMはコインの裏表か?」
賢吾「それはSM愛好者なら、両方の『してほしいこと』をわかってるから、全くノーマルなお人よりも詳しいやろ」
コング「風見はテクニシャンか。蒼乃は幸せだ。でも白髪にするのは責め過ぎだ」
ゴリーレッド「頭の中が真っ白という話だ」
コング「そうか、びっくりした。どんな快感かと思った」
賢吾「ところで丸石流途か。主人に付き従う子犬? それもひとつの生き方って、教師としてそれでエエんか?」
ゴリーレッド「少し心配だ」
コング「800文字以内では無理と判断し、つづくう!」
コング
2015/03/22 13:52
コング「学校でイク女教師。それで生徒を指導できるのか?」
ゴリーレッド「神邪に対して、苦手、嫌いというのが態度に出てしまっている。良くない」
賢吾「神邪の前で言ってはならんことを言ってしもうたなあ」
コング「ぐふふふ。いよいよヒロピン祭りの予感」
ゴリーレッド「喜ぶ場面ではない。神邪は本気で激怒している」
賢吾「教師としての基本教育を受けとらんのか。いじめは迫害。迫害したほうが1000%悪いのは基本の基本や。迫害されるほうも悪いという意見を切り返そう。たとえばナイフのように尖がり、孤立を決め込む生徒がいたとした。その態度の善悪の問題といじめは別問題なんや。つまりここが大事で、『だから迫害していい』という理由になるか? ゆう話や」
コング「そんなマジになっちゃアカンがなあ。このストーリーの流れの主眼は、マジギレした我らが性技の味方・竜堂神邪が、賭け闇デュエルでヒロイン蒼乃をコテンパンにして奴隷にするという、英雄ストーリー・・・」
ゴリーレッド「延髄斬り!」
コング「待てえええ!」
賢吾「蒼乃、ヤバイな。哀願したら神邪は許してくれるか?」
ゴリーレッド「コングじゃあるまいし、許さないかも」
白茶熊賢吾
2015/03/22 14:03
>コングさん
言われてみると、肩叩きやマッサージというオチが多い気がしますね。
その発想が浮かびもしなかった私は一体・・・。エロティックなシチュエーションが基本と化している!?

佐久間「エロスは基本だ。」
八武「基本だねぃ。」
山田「お前ら・・・。」
佐久間「エクスタシーにドッキング。公式がエロいのか、受け取る側がエロいのか。」
八武「双方がエロいのだ。増幅だ!」
山田「それはさておき、個性的な生徒ばかりだな。」
佐久間「零組だからな。濃海、織羽、深泥でもマトモな方。津軽、流途、櫂麻あたりで普通。火月と十字も普通かな。」
山田「・・普通って何だろうな。」
佐久間「ここでは平均という意味だ。アルドと神邪で、ようやく異常と言える。それも相対評価でしかないが。」
維澄「こっちでなら神邪もマトモな方だね。」
八武「うむ。」
山田「それはそれで不穏なんだが・・・。」
アッキー
2015/03/22 21:52
>白茶熊さん
私も基本だと思っているのですが、私が生徒だった頃に、そうした考え方を持っていた教師に出会ったことはありませんでした。少なくとも、私が迫害された件に関わった教師は、全てが私に責任を突きつけてくる連中でした。多くの生徒に対しては良い教師であるというのが、余計やりきれないです。

佐久間「白茶熊の言う通りだ。原因と責任は違う。ここをわかってない教師が多いんだ。」
山田「被害者に、原因はあっても責任は無いか。」
佐久間「原因なんて、何でも原因になるんだ。成績がいいとか、スポーツが出来るとか、引っ込み思案だとか、家が貧乏だからとか、何でも原因になりうる。」
維澄「加害者側の思考を持っている人を教師にしてはならないと思うけど、そういう規則を作る部分にも加害者側の意識がベッタリこびりついている。ひいては国家、世界も。神邪が“加害者の国”と言うのもわかるよ。」
佐久間「そうした意識が世代を越えて再生産されるから、いつまで経っても陳腐な加害者は減らない。減りようがない。」
八武「落ち着け、君たち。その怒りを神邪くんがデュエルで表現してくれる。サルガッソ、イヌガッソ、キジガッソ。」
山田「うーむ、こればかりは俺もフォローできないか・・・?」
佐久間「フォローしたいのか?」
山田「他の生徒に対しては良い教師なだけに、何で神邪に対してだけ最初からケンカ腰なのかと。そこを改めなくてはならない。」
八武「ははははは、もう遅い。動き出したら止まらないのだよ!」
アッキー
2015/03/22 22:10

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決闘懇談 (後編) 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
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