佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘少女ミッドナイト (パートA)

<<   作成日時 : 2015/04/03 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



世界に疑問を抱いたことはないか?

自分に疑問を抱いたことはないか?

全てを疑うがいい。

世界を疑うがいい。

世界を疑う自分も疑うがいい。

全てを疑うということは、疑うことさえも疑うことだ。

真実とは、その動的な所作の中に宿る。



◆ ◆ ◆



大概の人間は、僕のような男に嫌悪を抱くのだろう。
男のくせに華奢な体で、男のくせに貧弱で、男のくせに女顔。性格も女々しいと言われる。
この「男のくせに」とか「女々しい」って言葉が嫌いだし、弱い男に辛辣な奴が嫌いだ。
僕は自分のことを大して嫌いでもなかったのに、嫌われるうちに自分でも自分が嫌いになっていった。
自分を否定する世界が間違ってるなんて、どうして言える?
間違ってるのは自分で、僕は本当に邪悪で、女の腐ったような男なのかもしれない。

どうせなら女に生まれた方がよかったと思うが、かつて母さんが「どうせなら男に生まれればよかったかもしれない」と言ってたから、隣の芝生は青く見えるに過ぎないのか。
それでも僕は、女になりたいと思っていた。
男として否定されるなら、いっそ女として生きたいと、幼い頃から思っていた。
男としての権利を享受できず、義務ばかりを求められる人生に、うんざりしていた。

だからだろうか。アイ姉さん(妹だけど)の提案を、あっさりと呑んでしまったのは。
女学校の制服を着た僕は、確かに替え玉が務まるくらいの外見だった。
ウィッグをかぶり、胸に詰め物をして、下着まで女物をつけて、まるで双子のようになった。
アイ姉さん(妹だけど)と違うのは、この腐りきった目つきだろうか。鏡を見れば、気高く凛々しい少女と、卑屈で下卑た目つきの淫婦が並んでいた。

「それで、僕に学校へ行かせておいて、その間にアイ姉さんは何をするつもりなの?」
「精霊界で、覇王軍と戦ってくる。ミキと、いつみも一緒にね。」

“覇王”というのは、結城十代(ゆうき・じゅうだい)というデュエリストの闇人格だ。
心の闇を持たない人間などいない。十代のような明るく元気な人間が、心の奥にドス黒い破壊衝動を秘めていたりする。その破壊衝動は、何万という精霊たちを虐殺した。

結城十代は覇王を制御したというが、精霊界は時間と空間がしっちゃかめっちゃかになっているので、こっちの現在でも、向こうでは覇王軍が暴虐を振るっていておかしくない。
そもそも覇王軍自体、消滅したわけではなく、各地に残党が残っている。

「クチサキって奴が覇王軍の残党を集めて、弱い精霊を虐殺してまわってるって。いつみがレプラカーンから聞いて、絶対行くってきかなくて。精霊界のことだから精霊に任せておけばいいって思わない、お人よしなんだよね。」
「・・・アイ姉さんも十分お人よしだと思うけど?」
「あはは、とにかくよろしくね、シンヤ。」

この笑顔を見ると、嫌とは言えない。
人に好かれる魅力光線でも発しているのか。
笑えば胡散臭いとか気持ち悪いとか言われる僕とは大違いだ。

「ああ、任せておいて。しっかりと代役を務めてくるよ。」

優等生としては皆勤でなければというプライドやセコい算段なんかもあるとしても、メインは3人の関係が怪しまれないようにすることだろう。
アイ姉さん(妹だけど)と、加藤いつみ、鮎川海姫。この3人は、魔法少女に変身することが出来る。
このことは、なるべく秘密にしておいた方がいい。

有名になるほど煩わしいことが増える。
一種のアイドルである魔法少女は、羨望や応援の声だけでなく、猥褻な嫌がらせに晒されることもあるだろう。
妬みや僻みから、下卑た悪意をぶつけてくる人間もいるだろう。
そして、応援でさえ疲労やプレッシャーとしてのしかかってくることもあるのだ。

どれだけ戦闘力が高くても、どれだけデュエルが強くても、中身は10代の少女だ。
デュエルとリアルファイトの力が向上することで、精神力も多少は強くなるだろう。しかし、別人になるわけでもなし・・・特に、性的な攻撃に対して非常に脆い。戦闘力が高くても、それを使いこなせるかどうかは別だ。

更に言えば、魔法少女の状態は、強力な力と引き換えに相応の体力や精神力を消耗する。
もしも無尽蔵にエネルギーが供給されるのであれば、普段から魔法少女のままでいればいい。急襲に対しても即座に反撃できるだろう。
しかし、この世界には質量・エネルギー保存法則というものが存在し、あらゆる力はその枠内に収まっている。魔法少女などというファンタジックな力であろうとも、この世界では物理法則に従うのだ。

要するに、魔法少女というのは決して無敵ではない。
秘密にしておくことのデメリットと、オープンにしておくことのデメリットを天秤にかけたとき、不可逆性も考慮に入れて、とりあえず秘密にしておくのが得策なのだ。

たとえ鮎川海姫と加藤いつみが同時に休んだとしても、学年が違うからさほど目立たない。
そして“竜堂亜依”が登校していれば、更に不自然さは緩和される。

しかしまあ、そこに僕の興味や好奇心がかなり加算されてることは白状しておこう。



◆ ◆ ◆



アイ姉さん(妹だけど)は、友達と言える人間は2人しかいない。その2人が休んでいる今、僕に話しかけてくる人間はいない。いても、用事があるときだけだ。
僕のように嫌われているわけではなく、近寄りがたい神聖さによるものだろう。
ともあれ、思ったより楽で、何事もなく放課後まで過ごした。

しかし、僕のような敵意や悪意を呼び寄せる体質の人間が、女装して学校へ通って何事も起こらないまま平穏無事に過ごせるはずもなかった。
否定され、嫌われ続けた結果として、僕は人の悪意を感知する能力に長けている。そのセンサーが、登校したときから反応していたのだ。

デュエル部の部室へ入った途端、後ろから突き飛ばされた。
アイ姉さん(妹だけど)と同じ姿をしていても、身体能力まで向上するわけではない。しこたま膝を打って呻き声をあげてしまった。
その間に扉は閉められ、2人の女生徒が笑いながら僕を蹴った。

「起きなさいよぉ、竜堂さん。」
「わたしたちと闇のデュエルしてもらうわ。」

茶髪のツインテール、如月絵夢(きさらぎ・えむ)。
やや短めの黒髪、橘真菜穂(たちばな・まなほ)。
それぞれ、なかなかの美少女だ。

「闇のデュエルとは、物騒なことだ。」

そう言いながら僕は、デュエルディスクを構えていた。
2人を同時に相手にするのは、1人を相手にするときの8倍難しいとされている。
けれど、その程度のハンデは無いも同然だ。

さあ、少し遊んでやろうか。


「「「デュエル!!」」」


竜堂神邪:LP8000

如月絵夢:LP8000
橘真菜穂:LP8000



「わたしの先攻でいいかな。ドロー。」

アイ姉さん(妹だけど)と同じ一人称を使って、僕はデッキからカードを引いた。
念の為に、デッキはアイ姉さんと殆ど同じものを用意してある。本来はアイ姉さん(妹だけど)のデッキが奪われるか何かしたときを想定して用意したものだが、こういう使い方をするとは思ってなかったな。

「そうね、《キラー・トマト》を攻撃表示で召喚。カードを1枚伏せて、ターンエンドよ。」


竜堂神邪:LP8000、手札4
場:キラー・トマト(攻1400)
場:伏せ×1



「絵夢のターン、ドローぉ! 《炎熱伝導場》を2枚発動してね、ラヴァル4体を墓地送り。そしてっ、《ラヴァル炎火山の侍女》の効果で立て続けに同じカードを2枚墓地へ送って、更に追加!」


炎熱伝導場 (魔法カード)
デッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター2体を墓地へ送る。


ラヴァル炎火山の侍女 レベル1 炎属性・炎族・チューナー
攻撃力100 守備力200
自分の墓地に「ラヴァル炎火山の侍女」以外の「ラヴァル」と名のついたモンスターが存在する場合にこのカードが墓地へ送られた時、自分のデッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。



これで如月絵夢の墓地には、ラヴァルモンスターが7体も落ちたことになる。
《真炎の爆発》で一気にゲームエンドに持ち込めるだけのポテンシャルが、早くも溜め込まれたわけだ。

「そんでね、絵夢は《強欲で謙虚な壺》を発動して、《真炎の爆発》を手札に加えるよ。」


強欲で謙虚な壺 (魔法カード)
自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加え、その後残りのカードをデッキに戻す。
「強欲で謙虚な壺」は1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン自分はモンスターを特殊召喚できない。



「そしてぇ、《ラヴァルのマグマ砲兵》を召喚。」


ラヴァルのマグマ砲兵 レベル4 炎属性・炎族
攻撃力1700 守備力200
手札から炎属性モンスター1体を墓地へ送って発動する。
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。



「ここで、絵夢のレベル2能力“降りかかる火の粉”(フレイムパウダー)発動。炎属性モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚されたとき、その数×200ダメージを相手に与えるっ!」

「くっ・・・。」

竜堂神邪:LP8000→7800

「ターンエンド!」


如月絵夢:LP8000、手札3
場:ラヴァルのマグマ砲兵(攻1700)
場:



フィールドには攻撃力1700のモンスターが突っ立っているだけだが、その実は1ターンキルの準備が整えられている。引きの良さといい、少なくとも中級者以上の実力は持っているようだ。


「あたしのターンね。ドロー。」

やや落ち着いた口調で、橘真菜穂がカードを引いた。

「マジックカード《二重召喚》を発動。このターン、通常召喚を2回まで行えるわ・・。《ガスタ・ガルド》と《ガスタの巫女ウィンダ》を召喚。」


ガスタ・ガルド レベル3 風属性・鳥獣族・チューナー
攻撃力500 守備力500
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、自分のデッキからレベル2以下の「ガスタ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

ガスタの巫女ウィンダ レベル2 風属性・サイキック族
攻撃力1000 守備力400
このカードが相手モンスターの攻撃によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「ガスタ」と名のついたチューナー1体を特殊召喚する事ができる。



「そして、2体のモンスターでシンクロ召喚を行うわ・・。《ダイガスタ・ガルドス》、ここに降臨。」


ダイガスタ・ガルドス レベル5 風属性・サイキック族・シンクロ
攻撃力2200 守備力800 チューナー+チューナー以外の「ガスタ」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、自分の墓地に存在する「ガスタ」と名のついたモンスター2体をデッキに戻す事で、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。



「このとき、《ガスタ・ガルド》の効果で2枚目のウィンダを特殊召喚すると共に、あたしのデュエリスト能力を発動するわ・・。レベル3能力“一陣の暴風”(ウインダーラ)は、自分が風属性モンスターのシンクロ召喚に成功したとき、相手フィールドのカード1枚をデッキに戻すわ・・。」


僕のフィールドに伏せてあったカードがデッキに戻ってしまった。


「更に《ダイガスタ・ガルドス》の効果で《キラー・トマト》を破壊するわ・・。ターンエンド。」


竜堂神邪:LP7800、手札4
場:
場:

如月絵夢:LP8000、手札3
場:ラヴァルのマグマ砲兵(攻1700)
場:

橘真菜穂:LP8000、手札3
場:ダイガスタ・ガルドス(攻2200)、ガスタの巫女ウィンダ(攻1000)
場:



「わたしのターン、ドロー。」

さて、少しばかり追い詰めてみようか。

「2体目の《キラー・トマト》を召喚。それから、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を特殊召喚する。」

「え・・・?」
「は・・・?」

「バトルに入るよ、《キラー・トマト》で《ダイガスタ・ガルドス》に攻撃。」

《キラー・トマト》 (破壊)

「トマトが戦闘で破壊されたことで、デッキから3体目の《キラー・トマト》と《真紅眼の黒竜》を特殊召喚。攻撃を続行、《キラー・トマト》で《ダイガスタ・ガルドス》に攻撃。」

《キラー・トマト》 (破壊)
《ダイガスタ・ガルドス》 (破壊)


「トマトが戦闘で破壊されたことで、デッキから《真紅眼の黒竜》2体を特殊召喚する。」


竜堂神邪:LP7800、手札3
場:レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン(攻2800)、真紅眼の黒竜(攻2400)、真紅眼の黒竜(攻2400)、真紅眼の黒竜(攻2400)
場:

如月絵夢:LP8000、手札3
場:ラヴァルのマグマ砲兵(攻1700)
場:

橘真菜穂:LP8000、手札3
場:ガスタの巫女ウィンダ(攻1000)
場:



「えええええ!?」
「な、何これ・・!? ダメージも何もかもおかしい・・!」

「ただのデュエリスト能力よ。極めて脆弱で、慎ましやか。1体目のレッドアイズでウィンダを攻撃。」

黒炎弾が巫女を焼き尽くした。
この光景に怒りや悲しみを覚えるデュエリストも多いだろう。

橘真菜穂:LP8000→2500

「きゃああああっ!?」

「2体目のレッドアイズで直接攻撃。」

「あああああっ!」

橘真菜穂:LP2500→100

「こんなところか。次は如月絵夢、君の番だ。ダークネスメタルドラゴンで砲兵を攻撃。」

「うええええっ!?」

如月絵夢:LP8000→2600

「3体目のレッドアイズで直接攻撃。」

「やあああ!」

如月絵夢:LP2600→100

「これにてターン終了・・・・。」


竜堂神邪:LP7800、手札3
場:レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン(攻2800)、真紅眼の黒竜(攻2400)、真紅眼の黒竜(攻2400)、真紅眼の黒竜(攻2400)
場:

如月絵夢:LP100、手札3
場:
場:

橘真菜穂:LP100、手札3
場:
場:





つづく

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
賢吾「男のくせに、女らしく、はもう死語ではないが、あまり使わんようにしている。女の腐ったのって、女はじゃあ何や?」
コング「♪女々しくて、女々しくて、つらいよーおー!」
ゴリーレッド「隣の芝生は青く見える」
コング「隣の奥さんは美味しく見える」
賢吾「アイ姉さん。妹だけど」
コング「何度も妹だけどを繰り返すには何か深い理由があったりして」
賢吾「賢者コングーの推理はバカにできん」
コング「魔法少女がエッチな意味での標的にされるのは十分に考えられる」
賢吾「性的な攻撃に対して脆い?」
ゴリーレッド「そこに目が止まるか」
コング「なるほど変身も大変なのか」
ゴリーレッド「魔法少女は人間だ。地球人だ。だから物理の法則を無視はできない」
コング「竜堂亜依。一文字違いか」
賢吾「羽衣美人姉妹は衣か」
コング「麻衣はピンチになりたがっているM子だな」
ゴリーレッド「そんなことはない」
コング「ん? 絵夢と真菜穂。ヒロピン候補発見」
賢吾「もう0時過ぎたか。タイトルに合わせてミッドナイト4800文字祭りの始まりや」
コング
2015/04/04 00:15
>コングさん
妹の身代わりで高校へ行く神邪ですが、早速デュエルが始まりました。
こちらの神邪は何となくSっぽいですが、姉萌えなのは同じですね。

神邪「僕は竜堂神邪くん!」
佐久間「コングは鋭いな。妹だということを頭に留めておかなくては、いつ襲ってしまうか。」
神邪「否定できませんね。」
山田「待て、そこは否定しろ。」
神邪「だって、こんな美人の姉がいたら、それは襲いますよ。」
八武「反論の余地が見つからない論理だ。」
山田「お前なあ・・・。」
佐久間「女の腐ったのは男にしかいないとか、どこかで聞いた。それで女としては多少スカッとしても、神邪に矛先が向くのではなぁ。」
神邪「女性を見下した物言いなのには違いないですし、あまり使いたくないですよね。」
維澄「まあ、そういう言葉を頻繁に使う人間こそ、その言葉に相応しい、下卑た人格の持ち主なんだろう。神邪ではなく、神邪に向かって吐く連中こそね。」
八武「それはさておき、魔法少女が性的な攻撃に対して脆いというのは本当かね?」
神邪「パラレルワールドの僕が言ってることなので、確信は持てませんが、ほぼ間違いないと思います。とはいえ、性的な攻撃には多くの人が弱いと思うので、魔法少女に限った弱点でもないかなぁと。」
八武「ふむふむ。」
山田「悪いことを企んでる顔だ・・・。」
アッキー
2015/04/04 02:33
真如「魔法が使えることを秘密にすること。それはこの世界で生きるための大原則。普通は家族であっても秘密にされるわ。それを知らされているという時点で、知るに値し、かつ信頼出来る人間だと思われているということの証拠よ。」
ツヲ「魔法が使えることが当たり前の世界では、おおっぴらにする方が一般的だね。何かの賞を取ったり、記録を達成したりした時に、自分はこんな凄いことが出来るんだぞって言いたいのとおんなじ。」
真如「世界が世界ならわたしも魔法を使えることをもっとおおっぴらにしていたのかもしれないし、それで人助け、もしくは自分の力の誇示をしてたかもしれないわ。まあ、今はチーム『ナイチンゲール』の一員としてある意味おおっぴらに使ってるけどね。」
ツヲ「ま、魔法は自分のために使うのが基本かな。自分が他人や誰かを助けたいと思ったのなら、そう思った自分のためにも魔法を使えばいいだけだし。何だかんだ言って魔法少女ちゃん達は皆、お人好しなんだよね。それでいい。それがいい。」
真如「しかし、白昼堂々に闇のゲームだなんて穏やかじゃないわね。」
ツヲ「しかも二人共がデュエリスト能力者。デュエリスト能力を持っている者は全人口からすれば僅かしかいないけれども、どういう訳か能力者同士は出会いやすいみたいだね。」
真如「類は友を呼ぶということなのかしら?魔法を持つ者同士も案外惹かれやすいみたいだし。」
ツヲ「おや、ライフポイントが100。これは勝利フラグ…?」
白龍「これって、100の百の位を1⇒0に変えたら、その時点で…。」
ツヲ「…。」
千花白龍
2015/05/02 23:57
>千花白龍さん
元の値(8000)ではないので、100をシフトして0にすることは出来ないですが、決して回収されない勝利フラグですね。
デュエリスト能力者は、1クラスに1人くらいの割合だと、豆戦士さんが言ってました。多く見積もっても5パーセント未満。(L風に)

神邪「どうしてだろうね。迫害を受けた人間が、よく僕の敵に回るんだ。“魔法を使える者は敵が多い”って? そんなことを言いながら、僕の敵に回るのは何故だろうね。僕も魔法を使う者であることは自明なのに、僕の敵に回ることを疑問にも思わない。苦しんできた者に矛先を向けられるのは、やりきれないよ。ちなみに僕が魔法を使えることは、“カンサー”の連中なら殆どが知ってることだけどね、あいつらとの信頼関係なんて、互いにあるわけないだろ? 自分の狭い経験だけで、間違った推量を得意げに主張するのは、やめてくれないかな。まったく、僕を卑劣と罵ったのは、正しいことだ。実に正しい。流石は正義の味方ハピネス・マーメイドだ。否応なく正しい。けれど、正しいだけで優しくないから、僕は優しい悪魔の言葉が好きなんだ。おっかなびっくりトンネルから出ようとすると、いつも辛辣な言葉を突きつけられて、また少し自分を嫌いになっていく。君が辛辣な言葉を向ける相手は、本当に僕で正しいのかい、ハピネスさん? 君の母親を殺したのは、僕ではないんだけどなァ。」
佐久間「何かと思えば、ホーリーナイトのときのアレか。」
神邪「そうです。あの狂乱ぶりが、無かったことにされてるのは、どういうわけなんでしょう・・・。翼さん自身は人格者でも、彼女の部下には、どうも弱者を見下す者が多いですね。弱者イコール善ではないですが、いったい誰を、何を守っているつもりなんだろう・・・。ルビデさんが守りたいものは、何となくわかるんですけどね。」
アッキー
2015/05/03 21:40

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