佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS デュエリストーク 〜教育者の苦悩〜

<<   作成日時 : 2015/05/29 00:05   >>

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※本編との繋がりは曖昧です。
※相変わらずの謎空間です。



<参加者>

◎クロノス・デ・メディチ

◎鶴岡

◎秋野連珠

◎干支川火元

◎蒼乃削減



決闘教師

決闘懇談





クロノス 「こんばんはナノーネ。」

鶴岡 「こんばんは、クロノス先生。アカデミアの実技最高責任者と会えて光栄です。」

クロノス 「こちらこそナノーネ。かのデュエルキングの恩師の1人であるアナタと、お会いできて光栄ナノーネ。」

鶴岡 「とんでもない。私などは、武藤らの才能を見抜けず落ちこぼれ扱いしていた、駄目教師です。」

クロノス 「それは私も同じナノーネ。シニョール十代をドロップアウトボーイと呼び、嫌がらせをしてきたノーネ。」

鶴岡 「そうでしたか・・・。」

クロノス 「けれーど、彼のおかげーで、失くしていた大切なものに気付くことが出来たノーネ。」

鶴岡 「私もです。デュエルモンスターズを通じて、多くを学ばせてもらいました。」

クロノス 「思い出したら、涙が出てきたノーネ。うう・・・」

鶴岡 「正直なところ、在学中には確執の後遺症で、武藤とは仲直りできたとは言えませんが、彼の友人、花咲友也という生徒と、良き話をする機会に恵まれました。」

クロノス 「私も卒業間近ーに、良いデュエルをすることが出来たノーネ。悔いは無いノーネ・・・。」


干支川 「おーっす。先輩教師に敬礼!」

秋野 「干支川先生、軍隊じゃないんですから。」

蒼乃 「こんばんは、皆さん。」

秋野 「こんばんは。蒼乃先生は、おひとりですか?」

蒼乃 「話せば長いことながら・・・。その、あんまり話したくないことで。」

秋野 「そうでしたか。申し訳ありませんでした。」

蒼乃 「いえ、お気を遣わずに。」

秋野 (知ってるけどな。)

干支川 「・・・?」


鶴岡 「こんばんは、皆さん。」

クロノス 「こんばんはナノーネ。綺麗な女性たちばかりで照れるノーネ。」(///

秋野 「あら、お上手ですわね。」

干支川 「褒めても何も出んでー。」

蒼乃 「鶴岡先生と盛り上がっていたみたいですが、どんな話を?」

クロノス 「デュエルキングと、シニョール十代ーの、話をしていたノーネ。」

鶴岡 「反省会をね・・・。」

干支川 「反省会?」

鶴岡 「教師を目指す者なら、誰でも一度は考えるだろう。世の中を少しでも良くしていこうと。」

秋野 (実際そうでもないけどな。私なんかは自分の力を活かせれば何でも良かったし。)

鶴岡 「いや、教師に限らず、人間は考えずにはいられないものかもしれないな。自分の力を活かして、世の中を良くしていければ、教師に拘ることもない。」

秋野 (・・・エスパー?)

鶴岡 「私は、何の取り得も無い落ちこぼれが嫌いだ。」

干支川 「つ、鶴岡先生、それは・・」

鶴岡 「しかし、何か1つでも才があれば、そこを伸ばしてやりたいと思う。やるべきだと思う。それが生徒の為だからというだけでなく、ひいては社会を少しでも良くすることに繋がるからだ。」

干支川 「なるほど、才能の無い生徒はおらへん。生徒の才能を見つけるのが大事やってことですね。」

鶴岡 「しかし私は、そんなことも忘れてしまっていたのだよ。」

クロノス 「ナノーネ・・・。」

鶴岡 「理想は忘れやすく、現実は心を蝕みやすい。言っては悪いが、当時の童実野高校は、いわゆる底辺の高校だった。問題児も多く、自らの方法論を活かせず、虚しさが蓄積していた。いつしか私は、生徒の才能を見つけようとする努力を怠り、最初から落ちこぼれだと決めつけていくようになった。」

鶴岡 「そんな私が、再び理想を取り戻せたのは、デュエルモンスターズのおかげだった。このゲームを通じて、多くの生徒の、いつもは見られない面、才能を見ることが出来た。教師が見ている面が全てではないし、何もかも教師の手中に収めることもない。そう思えるようになっていった。」

鶴岡 「武藤たちが、闇のデュエル事件を解決し、世界を救ったことは、後になって知った。そのとき私は、あらためて自らの不明を認識するとともに、子供たちに世界の命運を委ねて危険なデュエルをさせるような、我々大人たちの不甲斐なさを恥じた。」

鶴岡 「私は、彼らを褒めることさえ出来ない。武藤たちに冷たく当たっていた私には、彼らが結果を出したからといって、褒める資格など無いのだよ。」

干支川 「そんなこと・・・そんなことあらへんです。今からでも褒めたら喜ぶと思います。」

鶴岡 「ありがとう・・・。その言葉は、留め置くことにするよ。」

秋野 (眩しい・・・二重の意味で・・・・・・)

蒼乃 (教師が見ている面が全てではない、か・・・。私は生徒の全てを理解しようと、躍起になってなかった?)

クロノス 「私も鶴岡ティーチャーと、同じ迷路に迷い込んでいたノーネ。」

干支川 「クロノス先生もそうなん?」

秋野 (おい干支川、尊敬すべき先輩教師に向かって、何タメ口きいてんだよ。殺すぞ。)

秋野 「聞くところによればクロノス先生は、結城十代が入学した頃と次の年度で、別人のようだと言われてましたが、そのことなんでしょうか?」

クロノス 「そうナノーネ。・・・あまり気持ちのいい話じゃないケード、いじめと無縁な学校は無いノーネ。この問題が根深いのーは、いじめてる側に自覚が無いことナノーネ。片方は楽しくやってるつもりでーも、もう片方は嫌な思いをしながら泣いていることは、残念ながら少なくないノーネ・・・。」

干支川 「けれどクロノス先生、それは流石に、いじめられてる方が気にしすぎなんやないかな?」

秋野 (なんてことを言うんだろう、この屑肉は。)

秋野 「干支川先生。セクハラと同じですよ。好きな人にされたら嬉しいことでも、そうでない人にされたら酷く嫌なことになるんです。受け取る側の認識が全てなんです。」

干支川 「うーん、それは極論な気がするけどなぁ。」

蒼乃 「そうですね。それでは被害者を自称する人の言葉を、鵜呑みにするべきだということになります。」

秋野 「まあ、ご参考までに。」

秋野 (チッ、こいつも屑肉だったな。戦争で性被害を受けた者の訴えに対して、科学的見地を自称し無神経な言葉を吐くゴミどもと、同じじゃねえか。くたばれゲロカス、死ねっ死ねっ死ねっ!)

秋野 「すいませんクロノス先生、お話の続きを。」

クロノス 「私も悩んだノーネ。悔しさで嗚咽を漏らす生徒ーや、デュエルが嫌になって去っていった生徒ーを、数多く見てきたノーネ。おそらく教師なら経験あると思うーの、相談に訪れた生徒ーの、苦悩の深さを目の当たりにして、自分も深い闇に引きずり込まれそうになったことーが・・・。」

クロノス 「落ちこぼれた生徒ーが明るく笑い、真面目な生徒ーを笑い、闇へと追いやっているーノ。それを見て私は、いつしか落ちこぼれ全てを憎むようになっていったノーネ。日本のことわざにもあるーの、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。まさにそんな感じだったノーネ。」

クロノス 「本当は、そうした落ちこぼれが悪いんじゃないノーネ。大人の責任ナノーネ。たとえ闇に引きずり込まれてーも、屈せず、心を折らず、必ず光のもとへ戻ることーを、未熟だった私は教えられずに、多くの生徒を闇へ置き去りにしてきたノーネ・・・。シニョール十代ーと出会った頃ーは、そんなときだったノーネ・・・。」

秋野 「クロノス先生のように考えられる人が、本当の大人だと思いますわ。」

秋野 (・・・私は子供だ。いつまで経っても。)

鶴岡 「教育者も人間だとは、よく言ったものですなあ・・・。これまでの経験から、負の感情を蓄積していることも少なくない。これが正しいと思っても、それが信念によるものなのか、ルサンチマンによるものなのか、振り返ってみるまでは中々わからない。さりとて考え無しで動いても、繊細な子供の心を傷つけてしまう。」

干支川 「結城くんと出会って、元の信念を取り戻したってわけやね。」

クロノス 「そうナノーネ。だけど話は、それで終わらないノーネ・・・。」

干支川 「・・・?」

秋野 「それはもしかして、佐藤先生のことでしょうか。」

クロノス 「彼には申し訳ないことをしたノーネ・・・。」

蒼乃 「佐藤先生って、もしかして《スカブ・スカーナイト》の佐藤プロですか?」

蒼乃 (実は密かに憧れてたりして。)

鶴岡 「引退してからアカデミアに務めていると聞いてますが、何かあったのですか?」

干支川 「確か、教師として行き場を失って、闇のデュエルに身を投じたって・・」

干支川 (アホやなあ・・・ホンマ・・・そこまで行き詰る前に、誰かに相談すりゃええのに・・・くっ・・・)

蒼乃 「え・・・」

鶴岡 「何と!?」

クロノス 「佐藤先生は、基礎を大事にする真面目な教師なノーネ。だけーど、シニョール十代のような生徒にーは、そうした授業は退屈だったのでしょーう。不真面目な態度や、サボり、それは授業妨害と言って差し支えないようーなものだったと聞いてるノーネ。」

クロノス 「そうしたシニョール十代ーが、アカデミアで頭角を現し、人気を博し、私も含めた教師たちからーも高い評価を得ていったことーは、どれほど佐藤先生に大きな絶望を与えたーか、想像も出来ないノーネ。」

クロノス 「佐藤先生は、シニョール十代を憎んでいたけれーど、本当に彼に憎まれるべきは、我々ナノーネ。私は彼の同僚でありながら、彼の心が深く傷つけられていることに気付けなかったノーネ。自分が立ち直れたことに酔い痴れて、未だ闇の中にいる人を、置き去りにしたままだったノーネ・・・。」

干支川 「しゃあないですよ。テレパシストやないんですから・・・。」

蒼乃 「そこまで背負ってしまったら、教師は倒れてしまいます。」

クロノス 「でも、それを言い訳にして後悔しないのは、駄目ナノーネ。問題児の方が教師の心に残るのーは、厳然たる事実だけーど、他の生徒を疎かにしてはならないノーネ。真面目な生徒を尊重することと、佐藤先生の気持ちに気付くことは、きっと同じだったノーネ。」

秋野 「そうですわね・・・。真面目にコツコツ努力している人は、報われないまでも蔑ろにされてほしくないですわ。」

鶴岡 「そうだ。私は花咲のような真面目な生徒こそ、あるべき姿だと思っている。」

干支川 「せやけど、心を閉ざしている人の気持ちには、なかなか気付かれへんよ。」

蒼乃 「そうですね。自分から心を閉ざしておきながら、わかってくれないと思うのは、ワガママだと思います。」

蒼乃 (ショックだわ・・・。)

秋野 「・・・・・・。」

秋野 (せっかくクロノス先生が素敵な話をしてくれてるってのに、この屑肉どもは・・・。迫害されたら心を閉ざして当たり前だろうが。そんなこともわからねーのか馬鹿が。被害者側に落ち度があるのは当然なんだよ。敵だらけの状況で、何の落ち度も無く振舞える奴がいたら、そいつはバケモノだ。)

秋野 「佐藤先生は、何のシグナルも発さなかったのですか?」

クロノス 「後から考えれば、気付いて当たり前だったノーネ。わかりやすいシグナルを発している人だけしか救えないのが当然なら、教師とは虚しい職業ナノーネ。」

鶴岡 「そうだな・・・。」

干支川 「あんまり気に病まない方がええですよ。佐藤先生も、そんなことは望んでへんでしょう。」

秋野 「・・・・・・。」

蒼乃 「・・・その、気を悪くしたらすみませんが、結城十代が佐藤先生に対して、何か悪意を持っていた、なんてことはないですよね?」

蒼乃 (まさかとは思うけど)

クロノス 「それは無いノーネ。シニョール十代は、裏表の無い生徒ナノーネ。けれーど、だからこそ佐藤先生はシニョール十代を責めることが出来ず、自分を責めてしまったノーネ。優しい心の持ち主ナノーネ。」

干支川 「ホンマになあ・・・。」

秋野 「・・・蒼乃先生は、生徒の悪意で傷つけられたことがありますの?」

蒼乃 「・・・っ!」

秋野 「あ、申し訳ありません・・・! 思い出したくないことですわよね。無神経でしたわ。」

蒼乃 「いえ、大丈夫です。私も教師ですから。」

蒼乃 (気を遣わせてしまって申し訳ないわ。)

秋野 (どちらかというと竜堂神邪は嫌いだが、この屑肉を肉便器にしたのは喝采ものだったな。被害者の粗探しばっかりやってて楽しいかよゴミ教師が。被害者の落ち度を見つけて喜んで、そこだけを集中的に攻撃するクソなんだよ、てめーは。便器に頭突っ込んで死ねよ。)

秋野 (・・・・・・私も相当ルサンチマンに蝕まれてるよな。)

鶴岡 「大丈夫ですが秋野先生、顔色がすぐれないようですが・・・。」

秋野 「あ、いえ、すいません。私も色々と思い出してしまいまして。」

蒼乃 「秋野先生も、多くの悪意に晒されてきたんでしょうね・・・。」

秋野 (悪意よりタチの悪い善意や好意があることを知らんのかね、この屑肉は。)

蒼乃 「お美しいですし、嫉妬も多いのでは?」

秋野 「・・・ええ、まあ。面白味が無いとか、根暗などとは、よく言われますわ。」

干支川 「そんなこと言う奴は、わたしがブッ飛ばしたる!」

秋野 (おめーだよ、おめー自身が言ったセリフだよ。忘れたのか?)

秋野 「頼もしいですわ。」

蒼乃 「私も子供の頃は、暗い奴とか言われました。」

秋野 (あー、それを克服したつもりになって、苦しんでる人へ無神経な言葉を吐いちゃう系ね。はいはい。)

秋野 「そうでしたか・・・。」

鶴岡 「うーむ、そういった無神経な言葉が、どれほど人を傷つけるのか、きちんと教育せねばならないな。それこそ何度でも言うべきなのだ。」

クロノス 「そうナノーネ。私のモットーは、デュエルは明るく楽しーく。傷だらけの心で血を流しながらデュエルするのは、つらいことナノーネ。」

秋野 「ありがとうございます、鶴岡先生、クロノス先生。」

秋野 (鶴岡先生とクロノス先生の言葉は、心に染み渡るわ・・・。私も、まだ世界に期待していいのかしら。)



鶴岡 「そうだ、せっかくデュエリストが集まっているのですから、デュエルしませんか?」

クロノス 「それは良い案ナノーネ、鶴岡先生。」

秋野 「タッグデュエルですか? 1人あまりますけど、どうしましょう。」

蒼乃 「では私が審判を。」

蒼乃 (この中だと私が一番弱いと思うし。)

干支川 「よーし、グッパで分かれよっか。」

結果:鶴岡&秋野VSクロノス&干支川

蒼乃 「今回は複雑化を防ぐ為、自分フィールドや墓地、ライフなどは、タッグパートナーのものを含まないことにします。パートナーに攻撃不可のバトルロイヤルと考えてください。直接攻撃は自己責任です。」

秋野 (自己責任か・・・やーな言葉。でもまあ、了解。)


「「「「デュエル!」」」」」


鶴岡:LP8000
秋野:LP8000

クロノス:LP8000
干支川:LP8000


鶴岡 「私の先攻、ドロー。1順目は4人とも攻撃できないんだったね。」

蒼乃 「はい、そうです。」

鶴岡 「・・・《光の援軍》を発動する。デッキトップから3枚を墓地に送り、ルミナスを手札に加える。そのまま召喚。ルミナスの効果で手札1枚をコストに、ジェインを蘇生させる。エンドフェイズに合計5枚を墓地に送る。」

クロノス (伏せカードを出さなかったということーは、まさかもう既ーに・・・?)

クロノス 「私のターンなノーネ。フィールド魔法《歯車街》を発動ーし、これでターンエンドなノーネ。」

秋野 (クロノス先生、モンスターも伏せカードも出さないの・・・? そうか、《裁きの龍》を警戒しているのか。)

秋野 「私のターン、ドロー。モンスターをセットし、カードを1枚伏せてターンエンドです。」

干支川 (セットモンスターは間違いなく《スカイ・コア》やな。となると・・・)

干支川 「わたしのターンや、ドロー! EXデッキからサイバー・エンドを除外し、《Sinサイバー・エンド・ドラゴン》特殊召喚や!」

秋野 「早速ですわね。」

クロノス 「Sin!? それは何なノーネ!?」

鶴岡 「これは面妖な。」

蒼乃 「イリアステル滅四星が1人、パラドックスの使っていたモンスターですね。」

干支川 「何の因果か、わたしの手に渡ってきたっちゅーわけや。ま、レプリカなんやけどな。」

秋野 「本物だったら恐いですわ。」

鶴岡 「ふむ、しかしモンスターであることに変わりはない。私のターン、ドロー! 今現在、私のフィールドのモンスターでは、攻撃力2300や4000を倒すことは出来ないが・・・出でよ、《裁きの龍》! 1000ライフを支払い、フィールドを一掃する!」

秋野 「チェーンして《針虫の巣窟》を発動します、デッキトップから5枚のカードを墓地へ。そして《スカイ・コア》が破壊されたことにより、《機皇帝スキエル∞》、《スキエルT》、《スキエルA》、《スキエルG》、《スキエルC》を特殊召喚します。」

干支川 「やっぱしな。」

蒼乃 「こちらはアポリアの、もといルチアーノのモンスターですか。」

クロノス 「何だか妙に親近感を覚えるーの。だけーど、私も《歯車街》が破壊されたことにより、デッキから《古代の機械巨竜》を特殊召喚してるノーネ。攻撃力は互角ナノーネ。」

鶴岡 「ゆえに墓地から《ADチェンジャー》の効果を発動する。守備表示になってもらう。」

クロノス 「しまったノーネ!」

鶴岡 「《裁きの龍》で《古代の機械巨竜》を攻撃だ。カードを1枚伏せてターン終了。」

干支川 「あっちゃ〜、がら空きのこっちを攻撃してくると踏んでたんやけどなー。」

秋野 (やはりそっちも罠だったか。この脳筋雌犬、ことデュエルに関してだけはクレバーだからな。)

クロノス 「お見事ナノーネ。制圧力やパートナーとのシナジーだけでなく、ここまでやって手札が3枚も温存されてるのーが、素晴らしいーの。」

鶴岡 「光栄ですな。そちらこそ、早くも《裁きの龍》が出てくることを読んで、わざと《歯車街》だけをプレイした。」

クロノス 「そのプレイングに敬意を表して、私も切り札を見せるーの! 私のターン、ドロー!」

秋野 (来る・・・!)

蒼乃 (これは・・・)

クロノス 「《パワー・ボンド》を発動するノーネ! 手札の《古代の機械巨人》3体を融合し、《古代の機械究極巨人》を特殊召喚するノーネ・・・これが私の切り札、《裁きの龍》に攻撃ーの! アルティメット・パウンド!!」

鶴岡 「ぐはっ・・・」(LP7000→1200)

秋野 「鶴岡先生!」

鶴岡 「大丈夫だ・・・。クロノス先生、私の手札に《オネスト》が無いことを見抜いていたのですか?」

クロノス 「前のターン、鶴岡先生は私の《古代の機会巨竜》を倒すノーニ、《ADチェンジャー》を使ったーの。確かーに、《オネスト》は迎撃で使ってこそ真価を発揮するカードですーが、さっき鶴岡先生は、攻撃力2300や4000を倒すことは出来ないと言ったノーネ。」

鶴岡 「感服しましたよ、クロノス先生。その推理ではなく、あの言葉が私の罠である可能性も考えていたはずなのに攻撃してくる、その勇敢さと洞察力に。」

秋野 (そして、ダメージ覚悟で《パワー・ボンド》を使ったのは、《一族の結束》で強化したスキエルの攻撃力6200を上回る為か・・・。)

クロノス 「カードを1枚伏せて、ターン終了ナノーネ。」(LP8000→3600)

秋野 「私のターン、ドロー! 《スキエルA》をA3にバージョンアップ、そしてA5に! 《スキエルC》もC3へ!」

干支川 「はあ!? バージョンアップ!?」

蒼乃 「干支川先生もご存知ないんですか?」

干支川 「知らんがな・・・。え、直接攻撃できる? んなアホな!」

秋野 「そして《一族の結束》を発動します!」

干支川 「やばっ! アタックファイブに加えてトップかキャリアスリーの攻撃だけでクロノス先生死ぬやん!」

秋野 (死なねーよ、闇のデュエルじゃないんだから。)

干支川 「そんで、残った3体で、わたしのライフも・・・!」

秋野 (だいたいクロノス先生は伏せカードがあるし、貴様は手札に何か持ってるんだろうが。このターンで終わらせることが出来るなんて思っちゃいねーよ。そもそも伏せカードによっては、攻撃したら私が終わる。)

秋野 (直接攻撃を付与するA5の存在を知らなくても、巨人と相性が良くて機皇帝に刺さる罠がある。それを張っていると見るべきだよな・・・。使うか? この《リミッター解除》・・・。)

秋野 (しかし私の読みが外れていて、反射系だったら・・・そうでなくても防御系で、スキエルは自滅を待つだけの哀れなガラクタになってしまう。傷の少ないトップで攻めるか?)

秋野 (だとしても、吸い寄せられたら私のライフは残り600か・・・。暗黒の中世デッキにもバーンカードはあるし、干支川も何してくるやら。駄目だな、所詮リスクを嫌う臆病者だ。)

秋野 「カードを1枚伏せて、ターン終了です。」

干支川 「あれ・・・わたしの演技、そんなヘタクソやった? ドロー。」

秋野 「ということは、干支川先生もクロノス先生の伏せカードに当たりをつけているんですね。」

秋野 (あー、やべえやべえ、死ぬとこだった。死なないけど。)

蒼乃 (なるほど、干支川先生が持ってるのは《D・D・クロウ》ね。《一族の結束》は墓地にモンスターがいなければ適用されない。《スカイ・コア》を除外されれば、たとえ《リミッター解除》でも5600止まり。巨人は倒せない。)

干支川 「さーて、バレてるもんは、とっとと使っとこか。《D・D・クロウ》で《スカイ・コア》を除外や。」

秋野 「やはり《D・D・クロウ》でしたか。」

秋野 (この余裕、2枚目もあるか?)

干支川 「《バイス・ドラゴン》を特殊召喚し、《幻銃士》を召喚や。トークン2体出すでー。」

秋野 (まずいか?)

干支川 「銃士トークンで、スキエルガードを攻撃や!」

秋野 「ガードの効果で無効にします。」

干支川 「2体目の銃士トークンでガードを攻撃!」

秋野 「通します。」(LP8000→7700)

干支川 「そして2枚目の《D・D・クロウ》で、墓地のガードを除外。結束の効果は切れるで。《バイス・ドラゴン》でキャリア3に攻撃や!」

秋野 「効果で無効にします。」

干支川 「そんでもって、《幻銃士》でキャリア3を攻撃!」

秋野 「通します。」(LP7700→7200)

干支川 「そして、3体のモンスターを生贄に、《幻魔皇ラビエル》、レプリカやけど堂々参上! ターンエンド!」

クロノス 「ラビエルーノ!? ぺペロンチーノ!」

秋野 (問題は残る1枚の手札、ゴーズなら問題ないが、フェーダーではないの?)

鶴岡 「私のターン、ドロー。手札1枚をコストに《死者転生》を発動する。私が呼び戻すのは当然《裁きの龍》。特殊召喚し、1000ライフを払って効果発動!」(LP1200→200)

クロノス 「マンマミーヤ! カウンター罠《天罰》を発動するノーネ!」

鶴岡 「《天罰》!? なるほど! 勇気と洞察力にみならず、その抜け目の無さ!」

秋野 (私の読みは完全に外れていた。《立ちはだかる強敵》かと思っていたが。)

鶴岡 「感服しました・・・こちらも今持てる力を全て発揮しましょう! 《死者蘇生》でグラゴニスを蘇生する。攻撃力は4400ポイントだ。」

秋野 (既にそこまで!? 《パワー・ボンド》は、むしろグラゴニスを警戒していたのか・・・!)

鶴岡 「更に伏せカード《針虫の巣窟》だ。デッキトップからカード5枚を墓地へ。《ライトロード・レイピア》3枚を装備し、墓地のライトロードの種類が増えたことで、グラゴニスの攻撃力は6800ポイント。」

蒼乃 「・・・!」

干支川 「ひゅう・・・」

鶴岡 「そして《巨大化》を発動する。グラゴニスの攻撃力は8800ポイントだ。」

クロノス 「わ、私の《古代の機械究極巨人》と並んだノーネ!」

鶴岡 「アルティメット・ゴーレムに攻撃!」

秋野 「・・・!」

干支川 「おおっ・・・!」

蒼乃 「攻撃力は互角!」

クロノス 「相討ちナノーネ。だがしかーし、《古代の機械巨人》を特殊召喚ナノーネ。」

鶴岡 「私はターンエンドです。」

クロノス 「私のターンなノーネ、ドロー!」

クロノス (このカードは・・・)

クロノス 「《古代の機械巨人》で、スキエルトップを攻撃なノーネ!」

秋野 「っ・・・!」(LP7200→5600)

秋野 (がら空きの鶴岡先生を攻撃しなかった・・・ということは!)

クロノス 「《古代の機械爆弾》を発動ナノーネ。《古代の機械巨人》を破壊し、鶴岡先生に1500ダメージなノーネ。」

鶴岡 「・・・お見事です! 《ネクロ・ガードナー》があるからと高を括っていました。」(LP0)

クロノス 「ターンエンドなノーネ。」

秋野 (クロノス先生がコストで捨てたのは何だ? 古代の機械による制圧力に、汎用性の高いカードを組み込んだ、隙の無いデッキ。《ネクロ・ガードナー》とかじゃないだろうな・・・だとしても《リミッター解除》で倒せるが。)

秋野 (しかし、それでは後が続かない。干支川に倒されてしまう。なるほど、この展開に持っていく為に・・・。もちろん手を抜いているはずはないが、後輩に華を持たせるようにデュエル展開をコントロールしたわけだ。)

秋野 (だけど、それは鶴岡先生も同じ。プレイングに現れている。だったら私は、その期待に応えるまでよ!)

秋野 「私のターン、ドロー! 《オーバーロード・フュージョン》を発動し、《キメラテック・ランページ・ドラゴン》を融合召喚。効果で2体を墓地に送り、これで1度のバトルフェイズに3回攻撃できます。《リミッター解除》!」

蒼乃 「《スキエルA5》の効果で、秋野先生の全てのモンスターは直接攻撃が可能!」

干支川 「・・・!」

秋野 (その表情、手札にあるのは《クリボー》ではなく、やはり《バトルフェーダー》か?)

秋野 「《機皇帝スキエル∞》で、《バイス・ドラゴン》を攻撃!」

干支川 「・・・っ、読まれてるか・・・!」(LP8000→4600)

秋野 「《スキエルA5》で、ラビエルを攻撃!」

干支川 「せっかくラビエル出したのに、結局モンスター召喚してけぇへんかったな。」(LP4600→4200)

秋野 「ランページ・ドラゴン1回目の攻撃は、クロノス先生へ!」

クロノス 「《ネクロ・ガードナー》で防ぐノーネ。」

秋野 「2回目の攻撃もクロノス先生へ!」

クロノス (何だーか、シニョール十代ーと、シニョール亮を、思い出してしまうノーネ・・・。)

クロノス 「ガッチャ、なのーね、シニョーラ秋野。」(LP0)

秋野 「ありがとうございます! 3回目の攻撃は干支川先生へ直接攻撃!」

干支川 「・・・フェーダーや。」

秋野 「ターンエンドです。」

干支川 「わたしのターン、ドロー! 《幻銃士》を召喚して、トークン2体生成。総攻撃や!」

秋野 「くっ・・・!」(LP5600→3500)

鶴岡 「もはや引き勝負・・・どちらに軍配が・・・?」

クロノス 「どっちも頑張るーの!」

秋野 「私のターン、ドロー! ・・・2枚目の《オーバーロード・フュージョン》を引きました。《キメラテック・オーバー・ドラゴン》特殊召喚。」

干支川 「あ・・・」

秋野 「攻撃、です。」

秋野 (何故だろう、涙が出そうだ。)

干支川 「負け・・・やな・・・・・」(LP0)

クロノス 「しかし、いい勝負だったノーネ。」




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「アイデンティティでも飲みながら教育について語り合おう」
ゴリーレッド「だからお茶ではない」
火剣「自分の力を活かして世の中を良くしようという気持ちはある」
コング「あるのか?」
火剣「これだけ庶民が抑圧されている社会を放置できねえ」
コング「社会派か? 僕は栞んを全裸放置のほうがいい」
ゴリーレッド「惨血直葬」
コング「待て」
火剣「生徒の才能を見つけ、伸ばす。大事だ。本人も気づいていない才能を見つけたら喜ぶし、本人だけがわかっていて周囲がまるで気づいていない才能を見事に当てたら、その感動はねえ」
ゴリーレッド「ベテラン教師が方法論を持つことはいいが、それに全くあてはまらない生徒を落ちこぼれと決めつけてはいけない」
コング「女もそれぞれ急所が違う。こうすれば感じると思って責めても通じないと焦るが、自分のテクのなさを棚に上げてマグロとか言う男はプレイする資格がない」
ゴリーレッド「教育の話か?」
コング「保健体育だ」
火剣「全てを理解しようと躍起になって、理解できないと落ち込む。これも教師あるあるだな」
コング「火剣の性格を理解することは不可能だ」
ゴリーレッド「コングが言うか」
コング「僕はわかりやすい」
火剣「いじめは加害者に自覚がないのが問題か。これはセクハラ、パワハラもそうだな」
コング「久々の1600文字祭りか。つづくう!」
火剣獣三郎
2015/05/29 21:55
ゴリーレッド「セクハラもパワハラも被害者、つまり受け取る側の気持ちを重視するのが基本だ。法律はそうなっている」
火剣「戦争性被害者か。言葉にするのも躊躇するのが普通の感覚だと思うが、銃弾が飛び交う極限状態にいる兵士なら、女を求めたくなるのも仕方ないと言った政治屋がいた。しかし国際的に問題になると言ってないの一点張り」
コング「生徒の相談内容にストレスどころか闇に引きずり込まれるか。教師にだけはなるもんじゃない」
ゴリーレッド「待て。誰かがやらなければいけない職業だ」
火剣「そういう仕事はあるな。医師に看護師」
コング「ホテトル嬢」
ゴリーレッド「坊主憎けりゃケサ斬りチョップ!」
コング「NO!」
火剣「子どもが悪いのは大人の責任か?」
ゴリーレッド「まじめな生徒は問題児を羨ましがっている危険性がある。先生がチヤホヤするから」
コング「グレる理由がなく不良少年になる生徒がいるが、その辺か」
火剣「私も子どもの頃はいじめられて・・・そんな克服した体験談よりも、いじめは加害者が100%悪い! 1000%悪い! と言い切ることだ」
ゴリーレッド「悪意よりもタチの悪い善意、好意か」
火剣「自己責任という言葉が流行った事件を思うと、あまり使いたくない言葉だ」
コング「困った時はお互い様のドンマイ精神で行こう」
ゴリーレッド「あ、外は雨か」
コング
2015/05/29 22:10
>火剣さん
私も教師に理解されにくい生徒だったようですが、今から考えても、それは教師の無能か怠慢でしかなかったと思います。
周囲の生徒や教師に理解されないなら、自分の才能は自分で見出して磨き上げようと、自分が自分の教師だったのかもしれません。

佐久間「私が教師だ。私がアッキーを育てた。」
山田「それは間違ってないが、育て方は正しかったのかどうか。」
佐久間「“正しい育て方”なんてあるわけないだろう。その場その場で全身全霊を尽くす汗の中にこそ、永劫の情熱を燃え立たせる油は滲み出るのだ。」
維澄「熱くなってきたな。少し薄着になろう、佐久間。」
佐久間「お前だけで脱げ。」
八武「理解できない相手が現れたときは、マクロな視点を持ってみることが大事だ。マグロと言わずにマクロに見る。それが医者のモットー。」
神邪「浅い理解で勝手に決め付ける奴は、教師の資格が無いですが、教師だけでなく他でも同じことなんですね。」
佐久間「私は天才を超越したモンスターだったので、とても教師の理解の範疇に収まらなかった。」
山田「佐久間を理解できるのは、やっぱり佐久間自身しかいないんだろうな。」
佐久間「そう言う時点で、山田も理解が深い。後は朴念仁を何とかしてくれれば最高なんだが。」
山田「どこに朴念仁? 見当たらないなあ。」
維澄「マクロな視点は全面性。現場は具体性。そしてベテラン教師こそ、運動を要求される。四大原則の3!」
八武「運動というと、保健体育のことだね? 私の得意分野だ!」
山田「シリアスが長続きしない。」
佐久間「なまじ方法論を確立してしまうと、変化を恐れる。変化そのものを組み込んだ方法論がベターだが。」
維澄「それを実戦できる人は数少ないし、未来においても全ての人間が実戦できるようにはならないだろうね。」
アッキー
2015/05/29 23:10
>コングさん
私の場合、自分が闇の住人なので、むしろ重い話には耐性が強いかもしれません。しかしその反面、生徒に誠実に接して不誠実な対応が返ってくることには耐えられず、なかなか教師は務まらないと感じます。それでも誰かがやらないといけないので、効率よく役割分担できればいいのですが・・・。

佐久間「トップに立つ者の役目は、ひとつは包括的な役割分担。部下に自分より優れた者がいてもいい、その者が実力を発揮できるように適材適所をやれるトップは、誰よりも有能だ。」
山田「自画自賛か?」
佐久間「その通りと言いたいところだが、私はワンマンだったからな。」
八武「案外そうでもなかった気がするが。少なくとも私は才能を発揮できていたよ。」
維澄「逆に、無神経な発言を平気でするどころか、国際問題になった途端に変わり身では、無能でしかないね。」
佐久間「信念が欠けてるんだ。自分の発言こそ自己責任だと思うが、何故か貧困を自己責任とする論が大手を振って歩いている。ああいう筋が通ってない物言いは嫌いだ。」
神邪「発言に責任を持たない人は多いですね。僕を散々こき下ろしておきながら、平然と馴れ馴れしい口を利いてくる奴も、以前にいました。」
維澄「その人が特にというわけでなく、世の中が全体的に、そういう“気にしない”ことを“コミュニケーションが上手い”としている風潮がある。」
神邪「被ダメージは気にしない強さを身につけたいものですが。」
佐久間「被害を気にしない奴は、加害も気にしないよ。私に言わせれば、強さとはダメージの少なさではなく、多くの闇を抱えても妥協しないことだ。」
山田「佐久間が真面目になるなら、天気が悪くてもいいな・・。」
アッキー
2015/05/29 23:43

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デュエリストーク 〜教育者の苦悩〜 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
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