佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘航海   Interval 〜流動する自我〜

<<   作成日時 : 2015/07/29 00:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 2

◆ ◆ ◆



男同士って、いいものだなと思う。

自分が男か女かは、今更どうでもいいことだ。
粗野で野蛮な”男の世界”に憧れるわけでもない。
しかし、気さくに笑える"男同士の友情”に、強烈に惹かれる。
騒がしい雑多な男どもの形成する世界は嫌いだが。
男同士で、他愛無い話やエッチな会話をしたい。
少年マンガのような、絵に描いたような男同士の友情が好きだ。
女同士の語らいは、いささか飽きてきた。
つまらなくはないが、どこか物足りない。
葉継やアルドは会話していて楽しいし、好きな人ではあるが、それでも。
男が男であることを求められる以上に、女は女であることを求められる。
それが窮屈で、退屈で、煩わしい。
何かと、何かと、何かと何かと女であることを求められる。
それと戦うのは、ちっとも面白くない。つまらない。疲弊する。
決して男が気楽なわけではないが、やはり性的には気楽だ。
男として、男の親友と駄弁る。他愛無い会話で時間を費やす。
それが最高だと思う。

男と女の関係は、どこか対等ではない。
能力が基本的に均質ではないのだから、それも当然だろう。
状況や社会の変化によって、どちらが優位かというだけだ。
対等は、難しい。男女の対等は難しい。
もちろん、具体的な個々のケースでは、きちんと対等な関係も存在する。
しかし、それと同じことを自分が出来るかというと、大いに疑問だ。
女としては、優れた男に身も心も委ねたい。
男としては、優れた女の道具でありたい。
僕は基本的にマゾなのだ。
ぶつけられるのが嫌悪であることが多いから、よく誤解されている。
半端なサディストが勘違いして、僕を打ち負かそうとすることもある。
しかし10のSでは1000のMに、不快感を与えるだけだ。
そんな小物に対して、僕はどこまでも冷淡になれる。
僕を飼いならせるほどのサディストは、なかなかいないようだ。
母さんと、黎川師匠と、死んだ神様くらいだろうか。

いったん突き抜ければ、サドもマゾも女の方が業が深いのかもしれない。
僕は救いようのないマゾだが、女のときの方が、よりアグレッシブだ。
マサキの性奴隷になって、身も心も捧げたい。
そんな汚らしい欲望が、渦巻いて仕方ない。
こんな欲望の為に、男同士という最高のポジションを捨ててたまるものか。



◆ ◆ ◆



「やあ、マサキ。無事、作戦成功だよ。シャワー浴びたいから、部屋に戻ろうか。」

「あ、ああ・・・。」

呆然とする親友を引っ張って、僕は急いで部屋へ戻った。
そこで見せつけるようにウォーターボインを外し、下も脱いで男であることをアピールする。

「はあ、敵を欺く為とはいえ、べとべとして気持ち悪いなあ。」

時間停止の魔法を使って、しばらく時の止まった空間にいただけに、不快感も甚大だ。
しかし僕としては、気を落ち着けて作戦を練る必要性があったのだ。
まったく、あのときは本当に焦った。

どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう

・・・ってな具合で、やばかった。
まったく、時間停止魔法が使えて、本当に良かった。
こんな素晴らしい魔法を生み出してくれたゾークは、きっと僕以上に救いようのないマゾなんだと思う。

まずは肉体を、女から男へチェンジして、服を着替えて汚れも付着させる。
そして例のウォーターボインを装着。こんなところで役に立つとはな。
これでマサキは、弓堂らむねに語ったことは、敵を欺く為の偽装だと思ってくれるだろう。・・・だよな?

いや実際、あまり自信が無いというか、不安なのだ。
ただでさえ僕は、マサキの常識からすれば、かなりの女顔なのだし・・・。


「ふう、さっぱりした。」

僕はタオルで頭を拭きながら、下半身を晒す。
そのままベッドに腰掛けて、マサキに向き合う。

「・・・でかいな。」
「へ?」
「やっぱお前、男なんだな。」
「何だい、本気で僕を女だと思ったのか? マサキまで騙せるとは、僕の話術も大したものだなァ。これなら嘘がバレる心配もなさそうだ。」
「それも作戦なのか?」
「ただの撹乱だけどね。僕の肉体が2つあると思わせれば、相手は無駄な警戒をして疲弊する。大した効果は無いだろうけど、嘘がバレてもノーリスクだから。」
「なるほどな。シンヤが生まれたとき双子だったってのは、カンサーの連中なら知ってる奴もいるだろうし、信憑性があるわけか。」

頷くマサキの様子を見るに、僕が男であることを疑っているようには見えない。
しっかし、気をつけないとな。まだRARデュエルは始まってないんだから、マサキに出会う可能性はあったわけだ。
そんなことにも頭が回らないなんて、僕も抜けてるなァ・・・。

まあ、これで今後、僕が女の肉体で動き回っても、マサキから逃げ回る必要は無いから、結果オーライとしよう。
前向きなところは、僕の数少ない長所だからな。うん。



- - - - - -



船は現在も北半球を航行中。暖房をつけなければ、次第に冬の寒さが体の火照りを鎮めてくれる。
僕は服を着てベッドに体を沈め、マサキと折半したデュエルマネーの残高を確認した。
1ポイントが約1円なので、僕もマサキも10億円以上のビッグマネーを手にしているのだ。
このまま小市民的な幸福を求めれば、死ぬまでリッチな生活を楽しめるだろう。
僕はマサキと違って、ささやかな幸福を求めるタイプなのだ。
こうしてマサキの隣で寝転がっているだけで、心が満たされていく。

だけどそれは、マサキの望むところではない。
マサキが望むなら、地獄の底へも平気で付いていくことを誓った僕だ、今更ブレることはない。

凜堂涼香から、KTデュエルのカード・キーを35億で購入するのだから、むしろ足りない。
あの2人がKTデュエルを攻略できるかどうかは微妙だが、稼いでおくに越したことはない。
マサキがRARデュエルに挑む間、僕が10億・・・いや、20億を稼ぐべきだろう。

「さて、どうしたものか。」
「何がだ?」
「20億を稼ぐ方法さ。金額が金額だけに、荒稼ぎするとオーダーストップかかるからね。」
「そうだな・・・。Cデュエルで稼げると思ってただけに、当てが外れたぜ。ギャシュリーの野郎もケチ臭えな、ありゃ絶対、状況に合わせて細かくルール変えてやがるぜ。」

それは確かに。
僕のことだけでなく、思い当たる節が色々ある。

「カジノよりか、船内の金持ち連中に挑む方が稼げそうだな。」
「そ れ だ !」
「あん?」

マサキは何の気なしに言ったようだが、実に見事なインスピレーションだった。
なるほど、何もデュエルマネーを稼ぐのに、カジノである必要は無いわけだ。盲点だった。秦の将軍ではない。

「何となく小気味いいし、そのプランで行くことにしよう。」
「よし、決まりだな。」

ちなみに、「デュエルマネーもデュエルに関することだから"シフトワン”で3倍に出来るんじゃねえの?」という理屈は、残念ながら成り立たない。
僕の絶対能力”シフトワン”は、元々の値しかシフトできない。"元々の値”そのものが存在しない、デュエルマネーのようなものは、操作できないのだ。絶対であっても脆弱な能力は、あまり使い勝手の良いものではない。

・・・え、何だって? 時間停止で抜け出して、銀行強盗すればいい?
なるほど、現金をデュエルマネーに換金できるという理屈は通っている。
だけど、それは犯罪じゃないか。悪いことだ。つまり、良くないことだよ。

「・・・いや、ツッコミ待ちなのか?」

マサキが怪訝な顔をするが、うん、流石だ。
何が流石って、字の文にツッコミを入れるスキルは、一流のデュエリストの証だからね。
これはアカデミアの試験に出るはずだから、覚えておいて損は無い知識だよ。

そう言えば、「学校の試験勉強なんて社会に出れば役に立たない」と言う人がいるが、そんなことはない。
二次方程式の解の公式とか、共通の話題として役に立つじゃないか。
ぶっちゃけ学校の授業で、バラエティー番組でもアダルトビデオでも、何でも扱っていいと思う。
重要なのは、「共通の話題づくり」だ。これは汎用性が高く、応用性も高い。
バラエティー番組を観ていない人が、話題についていけずに馬鹿にされるようなことは、あってはならないのだ。

「真面目な話だったのか・・・。」
「僕は常に真面目だよ。ふざけたことなど無い。」
「それは嘘だけどな。」
「そう、僕は嘘つきだ。」

男女ふたつの肉体を持つことも、偽っている。嘘と隠し事だらけだ。
まあ、そんなことに罪悪感を覚えても仕方ない。
優位に立つ為の隠し事ではなく、相手を傷つけない為の隠し事なら、何となく許される気がする。

女として見られたくないって考え方が、既に女の考え方なんだろうけど・・・しかし、マサキ、僕、女関係、この3つが絡むと、ろくなことがない。マサキが深く傷つくのは、3度目は無くていい。
・・・まあ、正直に言えば、深く傷つくことで、マサキの男性的魅力も増しているのだけどね。
翳りのある男って、超カッコイイ! 男らしさ+癒えない傷=激萌え!

僕みたいなのは、傷つくほどに魅力を損なうから、マサキの性質は羨ましい限りだ。
話を変えるつもりはないけど、よくある「女の子に好かれたい」とか「女の子を救いたい」って衝動があるよね。
モテるかモテないかに限らず、そうした願望を持った男は、魅力的だと思う。
あるいは、少なくとも、魅力的な男の予備軍であると思うんだ。

しかし、そうした一種の「男らしさ」は、どこか女性に対する見下しや、デリカシーの無さとセットでもある。
・・・いや、文句を言おうとか貶めようというわけでなく、そうした「女子供」とか「処女厨」とかいう感覚を自分の中から徹底的に排除してきた僕は、同時に男性的な魅力も捨ててきたのだろうということだ。

男なら女を守るべきだという意見は、女を下に見た男尊女卑である。
だけど、それを嬉しいと思う女もいる。大勢いる。僕自身、女のときはマサキの奴隷になりたいと思うしな。
そして、男尊女卑を嫌う女が、男尊女卑を嫌う男に魅力を感じるかというと、そうでない場合の方が多いだろう。
マイナスを無くすことが魅力ではない。マイナスを埋めて余りあるプラスこそが魅力なのだ。
マイナスを排除したところで、それ以上にプラスを失えば、結果的にマイナスでしかない。
毒にも薬にもならない人格が出来てしまう。

僕の理想は、ライトノベルとかに出てくるような、気さくなのにエスプリの利いた日常会話だ。

”ブック・オブ・ザ・ワールド”に、時間停止や魂魄吸収、"シフト1”なるデュエリスト能力を持つ僕は、ただ凄いだけの能力や、人には理解できない存在なんてものは、等しく0と1の羅列に見えてしまう。
むしろ、理解できる能力を使いこなす方が、遥かに魅力的だし、敵わないと感じる。
そして何よりも、機知に富んだ会話を読んでいると、とても敵わないと思って悲しくなってしまう。

演劇の世界では、「無分別知」というスキルが存在する。
無分別は悪いことだが、無分別知は良いことだ。アドリブは、このスキルの一端に過ぎない。
全ての物事は理屈で割り切れるが、しかしそれは、無限の時間を前提とした空論だ。限られた時間の中で、理屈で割り切るのではなく、その場その場での的確な判断を下して行動する・・・それこそが、無分別知というものだ。

僕が恐ろしいと思うのは、一流の役者といえども常に発揮することは出来ない「無分別知」を、いとも容易く発揮している、自称「どこにでもいるような平凡な一般人」だ。

学業も勉強も並以下な、うだつのあがらない少年が、大きな揉め事に巻き込まれたりしながら、女の子を助け、ついでに世界を救ったりもする・・・・・・そんな展開を、全く不思議には感じない。出来て当然だとすら思う。

とんでもない悲運を背負った少女を助けるとか。
世界の滅亡を企む魔王を倒すとか。
秘められた力が覚醒するとか。

そんなことよりも。

仲間たちと、他愛無いようでテンポの良い会話を繰り広げ、馬鹿馬鹿しいようでユーモアのあるセリフを連発し、時には場を冷やしたりしながら、それでいて即座に雰囲気を回復し、しこりを残さないことの方が。

遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに遥かに、凄いことだと思うから。

当然だろう?
可愛い少女を助けることも、力が覚醒して世界を救うことも、お膳立てを整えられれば、ほぼ誰でも出来る。
周囲の可愛い女子たちに好かれているとか、秘められた力があるとか、そんな設定は幾らでも作れる。

だけど、面白い会話だけは、”設定”することが出来ない。
「とても面白い会話をしました」ほど、面白くない描写は無い。

最近のマンガは、主人公が努力をしなくなったと嘆く大人もいるが、本当にそうか?
努力の方向が変わったに過ぎない。救いがたいほどに、努力努力努力だ。
その努力を少し勉強に向ければ、教師から文句を言われない程度の成績も楽勝だろうな。

"面白い奴”になる為に、どれほどの努力を重ねたのだろう。
それを努力とさえ認識してない境地に達するまでには、どれだけの努力が必要なのだろう。
誰も”お膳立て”など整えてくれない。
会話を行う為の過剰な労力は、面白さを減衰させるから、当たり前だ。

そういった努力を軽々とこなせるバケモノ以上のバケモノが、世界を救う程度のことが出来ないわけがない。

ある意味、ご都合主義なのだろう・・・ただし、敵にとっての。
例えば、追い詰められたときに奇跡が起こったり秘められた力が覚醒する展開。
一見すると、主人公に都合よく出来ているように感じるかもしれない。
しかし、こう言い換えればどうだろうか?

「追い詰められるまで、味方は来ないし、何の奇跡も起こらず、秘められてるはずの力も覚醒しない」

こんな酷い話があっていいのだろうか。
瀬戸際まで自分の実力を十全に発揮できないなんて。何なんだ。酷すぎる。
しかも味方が来ないって、何それ悲しい。

普段から日常会話を軽々こなせる”無分別知”のスキルがあるからこそ、彼ら彼女らは、土壇場で目覚めた能力や奇跡、援護に対して、的確な行動が取れるわけだが・・・。それを加味しても酷いと思う。あんまりだ。

そんなことを考える僕は、きっと臆病なのだろう。
ファイアの本をLV99にしてクリシェールに挑むような、時の浪費家なのかもしれない。


アッキー 「うるせーよ! ほっとけよ!」



◆ ◆ ◆



●Gカード
難易度:★
ディーラー:明るい顔の猫(オーダー・メニー)

●ワン・デュエル
難易度:★★
ディーラー:剣呑な胡蝶(双夢現)

●EXデュエル
難易度:★★★
ディーラー:死を運ぶ鳥(浜百合氷澄)

●Qカード
難易度:★★★
ディーラー:死を運ぶ鳥(浜百合氷澄)

●Cデュエル
難易度:★★★★
ディーラー:無貌の蜩(弓堂らむね)

◎RARデュエル
難易度:★★★★
ディーラー:柔和な賢者(???)

◎KTデュエル
難易度:★★★★
ディーラー:亡霊船長(ギャシュリー・クラム)



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内 容 ニックネーム/日時
火剣「きょうは深い人間哲学を学べるぞ」
コング「僕のプレゼントにより神邪が成長」
ゴリーレッド「関係ないと思う」
火剣「女は女であることを求められるか」
ゴリーレッド「常に高いハードルを求めるコングの意見は?」
コング「女として見られたいと思っている女子も☆の数ほどいる」
火剣「窮屈、退屈、煩わしいと感じる女子も星の数ほどいるかもな」
ゴリーレッド「男のほうが気楽か」
コング「一生を通じて見たら男のほうが気楽だろう。女の花の命は短い」
ゴリーレッド「そこか」
火剣「でも40代でも普通に若い女子が増えると、時代を変える力になる」
コング「Mに関しては女子のほうが楽しみは多いだろう。もちろんレイプの危険は伴うが」
ゴリーレッド「簡単に言うな」
火剣「大人は隠し事があって当たり前だ。赤んぼじゃねえからな」
コング「僕に隠し事はない。常にオープンだ」
ゴリーレッド「陰りのある男。ミステリアスな男がモテるのはよくわかる」
火剣「男らしさ+癒えない傷=激萌えかあ」
コング「女らしさ+全裸=激萌え!」
ゴリーレッド「まるで趣旨がわかってない人間の発言」
火剣「女を守るのが男。これはもちろん常に思っているが、女子供と見下す傲慢さがあってはいけない」
コング「美女がピンチの時は助けてはいけない、これ基本。味方が来ないのは基本に忠実な証。犬夜叉や木偶の坊はわかってない」
ゴリーレッド「無視。マイナスを埋めて余りあるプラスか」
火剣「名言だ。マイナスを排除したらプラスも排除する危険性がある」
コング「毒にも薬にもならない人格はモテないだろう」
ゴリーレッド「モテるモテないの話ではない。面白い会話は間違いなく武器だ。どんなビジネスでも私生活でも」
火剣「会話というか、本人そのものが面白いという域に達したら、口を開けただけで受けそうだ」
火剣獣三郎
2015/07/29 16:36
>火剣さん
もしも性別を自在に選べるとしたらと、アンケートを取れば、男を選ぶ方に偏る気がします。どちらも選びたくないという意見も聞きますが、私も若干それに近いかもしれません。
段々とデュエル小説なのか何なのかわからなくなってきていますが、全ての道はデュエルに通ずということで。

佐久間「何が煩わしいって、それはもう生理だ。」
維澄「あー・・・。ジェンダー以前に、それね。」
八武「やはり男の方が気楽だというのは、私も思う。」
佐久間「まあ実際、総体として男の方が楽だろうってだけで、個人で見れば、苦労している男も多ければ、楽してる女も多い。」
山田「佐久間は楽ではなさそうだな。」
佐久間「ああ、だが楽しい。」
維澄「私は佐久間みたく楽しめないけど、男の方が楽だとも思わないかな。もとい、得だとは思わないというべきか。」
佐久間「生きづらい人間は、性別を変えても生きづらいからな。」
山田「まさに神邪がそういうタイプか。」
佐久間「トランスジェンダーなら、性別を変えることで、その部分は生きやすくなるだろうが、神邪の生きづらさは別なところにある。」
八武「生きづらい人々に、官能という甘露を差し上げたい。」
山田「このタイミングで言うと真面目に聞こえるから困る。」
八武「私は常に真面目だ。」
佐久間「そうだな。」
山田「いやいやいや。」
維澄「まあ、根っこのところで真面目ではある。」
八武「多数決で私が真面目だと判明。」
山田「真面目って多数決で決まるものなのか!?」
佐久間「面白い会話は難しいな。私は口を開くと汁しか出ない。」
山田「その下ネタをやめろ!」
アッキー
2015/07/29 23:13

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