佐久間闇子と奇妙な世界

アクセスカウンタ

zoom RSS 決闘航海   Final Game 〜夭折詩集! デッドエンド!〜

<<   作成日時 : 2015/09/10 00:00   >>

驚いた ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 2

◆ ◆ ◆



●Gカード
難易度:★
ディーラー:明るい顔の猫(オーダー・メニー)

●ワン・デュエル
難易度:★★
ディーラー:剣呑な胡蝶(双夢現)

●EXデュエル
難易度:★★★
ディーラー:死を運ぶ鳥(浜百合氷澄)

●Qカード
難易度:★★★
ディーラー:死を運ぶ鳥(浜百合氷澄)

●Cデュエル
難易度:★★★★
ディーラー:無貌の蜩(弓堂らむね)

●RARデュエル
難易度:★★★★
ディーラー:柔和な賢者(闇坂折春)

●KTデュエル
難易度:★★★★
ディーラー:亡霊船長(ギャシュリー・クラム)





<EXステージ>

◎シングルデュエル
難易度:★★★★★
ディーラー:亡霊船長(ギャシュリー・クラム)



◆ ◆ ◆



RARデュエルが終わってから、俺は自室で横になっていた。
いつの間にか眠っていたが、久々に熟睡できたようで、起きたときには体が軽く、気分も爽やかだった。
時計を見れば、眠っていたのは10時間くらいだったようだ。

「マサキ、35億DM用意できたよ。」
「おお、早ぇな。」

起き抜けにシンヤの女顔は、何だか妙な気分になるな。
しかしそれよりも、こんな短時間で大金を調達した手腕には驚きだぜ。

「マサキも“明るい顔の猫”相手に31億稼いだじゃない。」
「ありゃあ倍々ゲームだったからな。シンヤも同じ手を使ったのか?」
「・・・そうか、その手もあったな。」
「あん?」
「いや、何でもない。とりあえず折半しよう。マサキに35億と、3億6千万。残りは僕だ。」

RARデュエルの参加費を、他の参加者の分も負担してっから、17億台になっていたのを、現在は約42億。
KTデュエルのカード・キーを買い取っても7億DMほど残る計算だ。

「1DMが1円前後の為替だから、俺たち食うに困らねえな。」
「その割には嬉しそうじゃないね。」
「・・・真面目に働くのが馬鹿馬鹿しくなるのは、あんまし良くねえ気がすんだよ。」
「マサキは大金を手にしたからそういう気持ちになったわけじゃなく、真面目に働いて嫌な目に遭ったから馬鹿馬鹿しくなったんでしょ? 別に良いじゃないか。」

半年前までは、俺も真面目に働いていた。
だが、給料は安いし、上司は威張るし、辛抱たまらず殴って出て行った。

「むしろ大金を手にして、そういう感覚に不安を覚えるのは、健全な証拠だよ。」
「そっかなあ。口では殊勝なこと言ってるが、俺も結局、カネと女が欲しいだけの俗物だぜ?」

世の中、カネで手に入らねえものは、ほんの一握りだ。
それすら俺は、手に入れてしまっている。
見えるけど見えないもの、友情ってやつを。

「だったら何で嬉しそうじゃないのさ。」
「いやあ、この不安感だって、自分が俗物だと認めたくないだけの話かもしれねえだろ。」
「そこまで真面目だと、逆に僕は安心してくるよ。カネで幸せは買えないと言いながら、いたずらに金持ちを攻撃して溜飲を下げるような奴こそ、陳腐で凡庸な俗物だからなァ。」

シンヤは、ククッと笑ってから、表情を整えた。

「逆に言えば、自覚的な俗物は恐いってこと。ギャシュリー・クラムは、俗物で小物である性質を、徹底的に昇華してきた怪物だ。」



- - - - - -



船内放送で涼香ちゃんを呼び出してもらい、俺は食堂で軽くメシを食った。
ちょうど食べ終わる頃に、涼香ちゃんが元ディーラーの双夢現と一緒に現れた。

「マサキさん! これ、約束のカード・キーです!」

そう言って涼香ちゃんは、デュエルディスクを突き出してきた。
俺はディスクを接触させて、カード・キーを受け取り、35億DMを渡す。

「あの、わたし・・・マサキさんに話したいことが・・・ううん、マサキさんが勝って、戻ってきてから話します!」

もじもじしながら、涼香ちゃんはハッキリと告げた。
ここで何のことかわからないほど俺は鈍くねえ。

・・・まいったな、そういう対象として見てなかったが、意識したら可愛くなってきた。つーか、はっきりエロい。
14歳って聞いてるが、しっかり体は大人だ。ベッドで鳴かせてみてえ。
これが俺の勘違いだとしても、俺の方から誘いたいくらいだぜ。

(あー、俺ってサイテー。氷澄にマジ惚れしてる側から、涼香ちゃんも抱きたいとか。ばあちゃんが生きてたら、叱られること請け合いだな。)

そんなことを考えながら、俺は部屋に戻った。
QカードとCデュエルの分のカード・キーをシンヤから受け取って、ついに7本が揃う!

はっはっは、揃ったぜ7本!
ここまで来たぜ、ギャシュリー・クラム!



- - - - - -



「念の為、いったん僕にカード・キー預けて。」
「どういうことだ? まさか涼香ちゃんを疑ってるのか?」

俺はデュエルディスクを突き出して、5本のカード・キーを渡した。

「彼女を疑ってるわけじゃないけど、ギャシュリーが何か仕掛けてる可能性があるからね。」
「なるほどな。ディスクの方も頼むぜ。」
「オーケー。」

しかし考えてみれば、シンヤからは無料で2本のカード・キーを受け取ることになるんだよな。
あー、何か、女にたかってるヒモの気分・・・。超ひも理論・・・何じゃそりゃ。セルフツッコミ。

「・・・よし、大丈夫だ。ちゃんと7種類、揃っている。はいマサキ。」

再びディスクを接触させて、俺は7つのカード・キーを揃えた。
これでギャシュリーと戦える。



◆ ◆ ◆



船長室への扉には、認証装置があった。
そこへディスクを接触させた途端、景色が飛んだ。

低い声で、唄が聞こえてくる。

「Aはエイミー、階段落ちた♪ Bはベイジル、熊に殺られた♪ Cはクララ、やつれ衰え♪・・・」

「・・・っ、何だこの匂い・・・」

薄暗い中で、生臭い匂いが漂っている。
それと、ぐちゃぐちゃと・・・この音は・・・


「きびっく! ようこそ大河マサキ! きっきっきっきびっく!」


パッと照明がつけられ、凄惨な光景が明らかになった。
10歳かそこらの少女が、醜く太った男に馬乗りにされて、顔中べちゃべちゃだった。

「な・・・てめぇ・・・何やって・・・・・」

もはや泣き叫ぶ気力すら残ってないのか。
乾きかけた涙の奥で、虚ろな瞳が泳いでる。

「きびっく! この子なら心配しなくていいよ! どこぞの組織が潜入させた、魔法少女だ! 船内を何匹かうろついていたから、弓堂に命じて捕獲させた! きびっく! きびっく!」

見れば部屋の奥には、動かなくなった少女たちが、マネキンみてえに積み重なっている。
シンヤからこいつの逸話は聞いていたが、目の当たりにすると怒りで我を忘れそうだ。

「ああ、きびっく! 裸でデュエルするのも失礼なことだね! はあっ!」

・・・っ!?
ギャシュリーの周囲に、何かが渦巻いている。魔力?

するとギャシュリーが犯していた少女と、奥に折り重なっていた少女たちが、ドロッと溶けて、粘土細工のようにギャシュリーにひっついた。

「おあ・・・おおあああああ! きびっく! きびっく! きびっく! おああああああ!!」

おぞましい光景だった。
今更ながら、これが日常と乖離した異常な世界であることを、あらためて意識する。


「ふう・・・やはり少女を犯して着るのは最高だ。きびっく!」


こいつにとっては、人間は服に過ぎないのか。外見は本当にタキシードを着ているように見える。
長身で頑丈な体つきの、大男。顔までハンサムに変わってやがる。

「驚いたかい? だけど外見なんて記号に過ぎないのだ。きびっく!」
「ああ、驚いたぜ。流石は竜堂眸の部下だ。人を屁とも思わねえところが、そっくりじゃねえか。」
「きびっく! 君は気付いているのか?」
「シンヤも人でなしってことか? だがシンヤは俺の親友だ。そしてギャシュリー、あんたは俺の友達じゃない。」
「きびっく! のらりくらりとした男だな。初対面より好感を持ったよ。だからこそ・・・」

かぱあっと口を開いて、ギャシュリーは顔を醜悪に歪める。
醜い男のままよりか、こっちの方が醜く見えるぜ。

「ここで君を葬ることに、とても心を痛めるよ! きびっく! きびっく! 始めよう、始めよう、闇のゲームを始めよう! 闇のデュエルを始めよう! “誰も闇のゲームからは逃れられない”!!! きびぃっく!!」


「「デュエル!」」


マサキ:LP8000
ギャシュリー:LP8000



いつもながら闇の瘴気ってやつは重苦しい。
だが、長いことシンヤといるおかげかな、息苦しさは感じねえ。


「チッ、後攻か。だが俺は――」



「警告する。《先取り天使》を使ってはならない。」



「―――っ!」

これほど寒気を覚えたのは、人生で何度あるかないか。
死が間近に迫ったときのような、鮮烈な感覚。

俺は思わず、《先取り天使》を使うのを躊躇した。
ここで《先取り天使》を使ったら、取り返しの付かないことが起きる気がした。


「警告する♪ 我は警告する♪ わたしの先攻、ドロー。」


始まっちまった。
ハッタリに呑まれたのか?


「警告する、《不意打ち又佐》を使ってはならない。警告する、《首領・ザルーグ》を使ってはならない。警告する、《キラー・トマト》を使ってはならない。警告する、《終末の騎士》を使ってはならない。警告する、《ダーク・アームド・ドラゴン》を使ってはならない。警告する、《ゴブリンのやりくり上手》を使ってはならない。きびっく!」


な・・・何だ、こいつは・・・?
まさか、ギャシュリーのデュエリスト能力ってのは・・・!

「モンスターをセットし、カードを1枚伏せてターンエンド。きびっく!」

俺の不吉な予感は、すぐにも当たることになる。



「警告する、“黒薔薇煉獄”(ブラックローズガーデン)を使ってはならない。警告する、“黒薔薇”を使ってはならない。」



・・・間違いねえ。
こいつのデュエリスト能力は、宣言したカード名を使用した場合、致命的なデメリットを負わせる能力だ。
しかもデュエリスト能力まで範疇に入るってのか!

誰でも考えたことはあるだろう。どうしてデュエリスト能力には名前が付いているのか。
カッコイイから。お洒落だから。それもあるだろう。
だが、その本質は、「カードに名前が付いているのと同じように、能力にも名前が付いている」ってことだ。
カードと同じようにデュエルで使用できる代物に、名前が付いてない方がおかしい。
すなわち、デュエリスト能力名は、カード名と同じカテゴリなのだ。

・・・そう考えて、しかし別の可能性も考慮に入れなければならねえ。
ひとつは、カードまでは能力の範疇でも、能力までは別という場合だ。
同じカテゴリって理屈は成り立つが、やはり別物って理屈もある。
更には、さっき考えた通り、全てがハッタリって可能性すらある。

そして、一部または全てが本当だった場合、デメリットは何か。
回数制限はあるのか。宣言したカードは、相手が使ったときだけデメリットを負わせるのか。
自分が使ったときのデメリットは無いのか。

・・・・・・
・・・・・・・・・

・・・氷澄は、どうしてギャシュリーに従っている?


「俺のターン、ドロー!」



マサキ:LP8000、手札6
場:
場:

ギャシュリー:LP8000、手札4
場:伏せ×1
場:伏せ×1




「きびっく! 警告する、《紫光の宣告者》を使ってはならない。永続罠発動!」



ウィジャ盤 (永続罠)
相手のエンドフェイズ毎に、自分の手札・デッキから「死のメッセージ」カード1枚を「E」「A」「T」「H」の順番で魔法&罠カードゾーンに出す。
自分フィールド上に存在する「ウィジャ盤」または「死のメッセージ」カードがフィールド上から離れた時、自分フィールド上に存在するこれらのカードを全て墓地へ送る。
全ての「死のメッセージ」カードが自分フィールド上に揃った時、自分はデュエルに勝利する。




「ウィジャ、盤、だとぉ・・・?」

舐めやがって! 俺を相手に、本気で《ウィジャ盤》での特殊勝利を目指すつもりか!?
だが・・・くそっ、俺が能力を発動しなけりゃ、それが現実になる。
俺のデッキは除去を能力に頼っている性質から、魔法・罠の除去を入れてない。たとえ入れていたとしても、それを宣言されるだけだろう。
シンヤは念の為に調べたが、カード・キーに細工する必要なんか無えんだ。ギャシュリーは、この船にあるカードの流れを、把握しているに決まっている。首都で東堂もやってたことだ。
俺のデッキが筒抜けなら、厄介そうなカードを先んじて潰しておくことも出来るだろう。

手札6枚は、半分は使えない。
《先取り天使》、《不意打ち又佐》、《手札抹殺》、《レスキューラビット》、《緑光の宣告者》、《終末の騎士》だ。


「・・・俺は《レスキューラビット》を召喚。効果を発動して、《セイバーザウルス》2体を特殊召喚する!」


レスキューラビット レベル4 地属性・獣族
攻撃力300 守備力100
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはデッキから特殊召喚できない。
フィールドのこのカードを除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の同名の通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。




マサキ:LP8000、手札5
場:セイバーザウルス(攻1900)、セイバーザウルス(攻1900)
場:

ギャシュリー:LP8000、手札4
場:伏せ×1
場:ウィジャ盤(永続罠)




無反応か・・・。俺が考えすぎているだけで、本当はデッキの中身すら見通せていねえのか?
それとも、手札からのプレイしかトリガーにならねえとか・・・。

「2体のレベル4でオーバーレイ、プトレマイオスをエクシーズ召喚だぜ!」


星守の騎士プトレマイオス ランク4 光属性・戦士族・エクシーズ
攻撃力550 守備力2600 レベル4モンスター×2体以上
(1):このカードのX素材を3つまたは7つ取り除いて発動できる。
●3つ:「No.」モンスター以外の、このカードよりランクが1つ高いXモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
●7つ:次の相手ターンをスキップする。
(2):お互いのエンドフェイズ毎に発動できる。
自分のエクストラデッキの「ステラナイト」カード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。



「そして《手札抹殺》を発動する・・・カードを4枚捨てて、4枚ドロー。2枚のカードを伏せて、ターンエンド。」



マサキ:LP8000、手札2
場:星守の騎士プトレマイオス(守2600・X3)
場:伏せ×2

ギャシュリー:LP8000、手札4
場:伏せ×1
場:ウィジャ盤(永続罠)、死のメッセージカード「E」(永続魔法)




「きびっく! プトレマイオスからノヴァ、インフィニティに繋げようとしているのか? わたしのターン、ドロー。伏せモンスターを反転召喚する。」


ステルスバード レベル3 闇属性・鳥獣族
攻撃力700 守備力1700
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。



「更に、こいつをお見舞いしてやろう、きびっく!」


マサキ:LP7000、手札2
場:ヴォルカニック・クイーン(攻2500)
場:伏せ×2

ギャシュリー:LP8000、手札4
場:ステルスバード(攻700)
場:ウィジャ盤(永続罠)、死のメッセージカード「E」(永続魔法)



ヴォルカニック・クイーン レベル6 炎属性・炎族
攻撃力2500 守備力1200
このカードは通常召喚できない。相手フィールド上のモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールド上に特殊召喚できる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を墓地へ送る事で、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
また、自分のエンドフェイズ時にこのカード以外の自分フィールド上のモンスター1体をリリースするか、自分は1000ポイントダメージを受ける。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。



ぐっ・・・やってくれるぜ・・・!
だが、これまでの言い回しからすると、能力の縛りは自分も受けるみてーだな。
それすら演技かもしれねえが・・・。


「きびっく! 手札から魔法カードを発動し、墓地からレベル8のモンスターを蘇生する!」


マサキ:LP7000、手札2
場:ヴォルカニック・クイーン(攻2500)
場:伏せ×2

ギャシュリー:LP8000、手札3
場:ステルスバード(攻700)、極落鳥(攻2900)
場:ウィジャ盤(永続罠)、死のメッセージカード「E」(永続魔法)



獄落鳥 レベル8 闇属性・幻竜族・チューナー
攻撃力2700 守備力1500
このカードの攻撃力・守備力は、自分の墓地のチューナーの数×100アップする。
1ターンに1度、手札のチューナー1体を墓地へ送り、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。



「そして墓地から、《スキル・サクセサー》の効果を発動、きびっく!」


スキル・サクセサー (罠カード)
自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで400ポイントアップする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した自分のモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで800ポイントアップする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できず、自分のターンにのみ発動できる。



《獄落鳥》 (攻2900→3700)


「手札からチューナーを捨てることで、《ヴォルカニック・クイーン》のコントロールを得る。同時に、《極落鳥》の攻撃力も、わずかながら上昇する・・・きびっく!」


マサキ:LP7000、手札2
場:
場:伏せ×2

ギャシュリー:LP8000、手札2
場:ステルスバード(攻700)、極落鳥(攻3800)、ヴォルカニック・クイーン(攻2500)
場:ウィジャ盤(永続罠)、死のメッセージカード「E」(永続魔法)



「さあ、行こうか。警告する、《バトルフェーダー》、《クリボー》、《速攻のかかし》、《アルカナフォースXIV−TEMPERANCE》、《クリフォトン》、《虹クリボー》! 3体のモンスターで総攻撃だ! きびっく!」


攻撃力の合計値は7000ポイント!
くそっ、伏せておいたのは既に宣言されている《ゴブリンのやりくり上手》と、あとは・・・


「・・・っ、速攻魔法《非常食》発動!」

「させるかよお! きびっく、手札から宣告者を誘発きびっく!」

ぐ・・・っ!



マサキ:LP7000、手札2
場:
場:

ギャシュリー:LP8000、手札0
場:ステルスバード(攻700)、極落鳥(攻3800)、ヴォルカニック・クイーン(攻2500)
場:ウィジャ盤(永続罠)、死のメッセージカード「E」(永続魔法)




やるしかねえのかよ・・・!

デュエリスト能力、発動だっ!!


《ステルスバード》 (破壊)
《極落鳥》 (破壊)
《ヴォルカニック・クイーン》 (破壊)
《ウィジャ盤》 (破壊)
《死のメッセージカード「E」》 (破壊)






「使ったね?」





俺は闇の瘴気に肉体を拘束された。

ディスクを見れば、ハッキリと「LOSE」の文字が示されていた。



「レベル5能力“夭折詩集”(デッドエンド26)・・・わたしがデュエル中に宣言したカードを、使用したプレイヤーは敗北する。デュエリスト能力も然りだ。ハッタリだと思ったか? きびっく!」



夭折詩集(デッドエンド26) レベル5能力(所有者:ギャシュリー・クラム)
デュエル中に26回まで、カード名(及び能力名)を宣言できる。
宣言されたカードを手札からプレイ(及び能力を発動)したプレイヤーは敗北する。




・・・・・・
・・・・・・・・・

・・・ああ

俺って、ぜんぜん駄目じゃねえか


氷澄がギャシュリーに従ってるのは、単純な理由だった。
ギャシュリーの方が強いから。それだけだ。
能力だけで相手を1キル出来る氷澄が、勝てない。
その意味を考えりゃあ・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・



これが俺の最後か





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
驚いた 驚いた 驚いた

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
決闘航海   目録
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ...続きを見る
佐久間闇子と奇妙な世界
2015/09/12 00:08

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「金と女と友情。全部手に入れたか。あとは氷澄に入れるだけか」
ゴリーレッド「聞こえなかったことにする」
火剣「なるほど涼香ははっきりエロいか。ベッドで鳴かしてみたくなる魅惑のヒロイン」
コング「犬夜叉は鈍いがマサキは鋭い」
ゴリーレッド「マサキのタイプは氷澄?」
コング「涼香もタイプだろう。僕の基準は抱きたいという感情が湧くのがタイプ。美人でスタイル抜群でもなぜか抱きたいと思わない女がいる」
火剣「魔法少女を蹂躙か」
ゴリーレッド「ついにマサキVSギャシュリー」
火剣「氷澄はどうしてギャシュリーに従っている?」
コング「♪飲ませて、ください、もう少し、今夜は、帰りたーい、帰りたくない」
ゴリーレッド「寒気を感じさせてあげようか?」
コング「なぜそうなる」
火剣「ギャシュリーのデュエリスト能力?」
ゴリーレッド「警告はハッタリか、それとも」
コング「使ったね」
火剣「わたしがデュエル中に宣言したカードを使用したプレイヤーは敗北する? そんなバカな」
ゴリーレッド「デュエリスト能力の中には、反則と思う内容があるな」
コング「にゃるほど、ギャシュリーに力では勝てないと察した氷澄。あるいはバトルして打ち負かされ、トドメを刺される直前で武人の情けで助けてもらい、恩を売りまくられ、でも逆らえず、ついには真夜中に一糸まとわぬs」
ゴリーレッド「延髄斬り!」
コング「NO!」
火剣「ヤバイ展開だ」

火剣獣三郎
2015/09/10 15:20
>火剣さん
涼香と氷澄、魅惑のヒロインたちに心惹かれながら、決戦のバトルフィールドへ向かうマサキ!
しかしギャシュリーのデュエリスト能力は、発動したが最後、プレイヤーに死をもたらす禁断のレベル5!
果たしてマサキは・・・!?

山田「何・・・だと・・・!」
八武「人生には思わぬ落とし穴が開いているということか!」
佐久間「蠱惑魔展開。」
山田「言ってる場合かっ!」
八武「ううむ、ラブリー&ピース、そしてエロティックかつグロテスクな、何とも私好みの展開だが、どうなってしまうのかマサキ? 早く神邪くんに知らせないと。」
維澄「ブック・オブ・ザ・ワールドで、この光景も見ているはずだけど・・・。もしや未来予測の光景?」
佐久間「ところがどっこい・・・現実・・・これが現実・・・」
山田「とは限らない。」
佐久間「ベルンカステルかっ!」
八武「マサキは神邪くんが助けると信じよう。そして氷澄はコングの言う通り?」
佐久間「7割くらい合ってるな。」
山田「え・・?」
佐久間「デュエルしたのも、情けをかけられたのも、恩があるのも事実。そして一糸纏わぬ姿もな。」
山田「そんな様子じゃなかったが。」
佐久間「これ以上はネタバレになるから伏せておこう。」
アッキー
2015/09/10 21:31

コメントする help

ニックネーム
本 文
決闘航海   Final Game 〜夭折詩集! デッドエンド!〜 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる