佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘倶楽部   第二十七話 そしてあの日のあのときへ (前編)

<<   作成日時 : 2015/09/04 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



魔女の島は、静まり返っていた。

人間どころか、獣や鳥の声も無く、虫の動く気配さえ無い。
息をするのも苦しいほどの、濃密な闇の瘴気が、島全体を覆い尽くしていた。
イデアに近い正球のダークネスドームは、付近のカモメたちから不審がられている。
その中で起こっていることは、周りからは何もわからない。



◆ ◆ ◆



風森無々:LP250、手札0
場:
場:

リスティー:LP124000、手札×
場:ダークネス・ファントム−原初欲求の邪霊(攻∞)
場:




僕は少女と対峙していた。

既にデュエル開始時から、11ターン目が終わろうとしていた。



ダークネス・ファントム−原初欲求の邪霊 レベル33 闇属性・アンデット族
攻撃力∞ 守備力∞
このカードは通常召喚できない。デュエル開始時、このカードが手札に存在するとき、自分の他の全てのカードをデッキに戻したときのみ特殊召喚できる。
このカードは相手のカードの効果を受けず、生贄・コストにならない。
このカードがフィールド上に存在する限り、互いに他のカード効果を使用できず、無効になる。
また、自分のドローフェイズをスキップする。
1ターンに1度、任意のタイミングで、フィールド上に存在するモンスターの数×4000ライフポイントを回復することが出来る。
このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合、相手のライフポイントを半分にする。
自分のエンドフェイズに、相手の全てのカードをデッキに戻す。




僕は傷だらけで、ふらふらと足取りもおぼつかない。
ダークネス・ファントムが攻撃するたびに、闇の瘴気が絡みついて、頭の中に絶望が染みてくる。
肉体のダメージも、7750ものライフを損なったことで深刻だが、精神的なダメージも少なくない。
いや、ダメージというよりは、僕自身の“心の闇”が、ぐらぐらと煮え滾っていた。


「いつでも諦めていいんだよ、無々くん。有限は無限に勝てない。」


少女の優しい声が聞こえる。
見えもしない希望は暗黒の苦痛に満ちていて、微笑む絶望は優しく爽やかだ。

真っ暗なだけだと思っていた、闇の景色も、慣れれば見えてくるものがある。
まるで万華鏡のような、煌びやかな幾何学模様が、闇の中に青く刻まれ、動いていた。


風森無々:LP250→125


僕のデュエリスト能力で、《モリンフェン》様を降臨おわせしめ、ダークネス・ファントムがライフを回復。
リスティーちゃんのターンでライフを回復し、ダークネス・ファントムが攻撃。僕のライフが半分になる。


風森無々:LP125→63


その繰り返し。

僕のライフは減っていき、リスティーちゃんのライフは増えていく。
少しでも回復量を減らそうと、僕が降臨あそばされる《モリンフェン》様は、毎ターン1体のみ。
ダークネス・ファントムの効果で、デッキに戻されてしまうのだから、猶更だ。


風森無々:LP63→32


やることは変わらない。


風森無々:LP32→16


僕のターン。僕はデュエリスト能力で、《モリンフェン》様を降臨なさせしめる。
ダークネス・ファントムの効果で、リスティーちゃんはライフポイントを回復する。
リスティーちゃんのターン。ダークネス・ファントムの効果でライフポイントを回復し、攻撃。
《モリンフェン》様は破壊され、僕のライフは半分になる。


風森無々:LP16→8


その繰り返し。


風森無々:LP8→4


これは永遠に終わらないデュエル。


風森無々:LP4→2


どうやっても勝てない。


風森無々:LP2→1


1ポイントになったライフは、半分になっても1ポイントのまま。


風森無々:LP1→1


僕が諦めるまで、終わらないデュエル。


風森無々:LP1→1→1→1→1→1→1→1→1→1


そう、本当は終わらせることは出来る。

僕が勝つことは出来ないけれど、僕が負けることは出来る。

デュエリスト能力を使わなければいい。
それだけで、ダークネス・ファントムの攻撃が決まり、終わる。


風森無々:LP1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→1→・・・



- - - - - -



風森無々:LP1、手札0
場:
場:

リスティー:LP38562473364000、手札×
場:ダークネス・ファントム−原初欲求の邪霊(攻∞)
場:




どうして僕は、デュエルを続けているんだろう。

勝てもしないデュエルで、ただ《モリンフェン》様を、ご降臨あそばされ、破壊され・・・

それを、どれだけ繰り返しただろう。


勝てるわけないのに。僕なんかが勝てるわけないのに。
わかっていたんだ、僕は弱いって。
強いデュエリストとタッグを組まなければ、勝てないって、わかっていたんだ。

僕ひとりで勝てたことはなかった。
サポート体質だなんて、思いあがるのも大概にしろ自分。
パートナーからサポートされていたのは、僕の方じゃないか。

簡単なロックで、1枚や2枚のカードで詰んでしまう僕を、誰が助けてくれたんだ?
ふがいない僕を助けてくれたみんなに感謝しないで、サポートできたと喜んで。
いったい僕は何様なのだ、大物ぶるのも大概にしろ風森無々!

どれだけ傲慢になれば気が済むんだ、僕は?
自分が傲慢であることに気付かないで、どれほど怠惰な日常を過ごせば、思い知るんだ?
個性豊かなデュエリストたちに囲まれて、仲間になって、それで自分も特別になった気でいたのか?
ひとりでは何も出来ない、寄生虫みたいな存在なのに。
嫉妬しなければ上等だと思ったのか。欲が無ければ友達だと思っていたのか。
のんべんだらりと日常を浪費し、恋に恋するような煮え切らない態度で、恋愛も蔑ろにして。
ただ食って出すだけの獣に成り下がって、ようやく今になって自分に腹を立てて。
何もかも遅い。僕が気付くのは、いつも遅すぎる。いつも、いつでもだ。思考停止だ。
どんなときでも思考を疎かにしてはならない。こんな状況、想定できて当然なのに。
闇のデュエルに関わっているというのに、どうして僕は非日常への備えを怠っていたんだ?
この島へ来たのは、ピクニック気分か? ハイキングにでも来たつもりだったのか?
危機感が足りない。強さが足りない。思慮も、知恵も、足りない足りない足りない!
申し訳ありませんモリンフェン様! 僕はグズです、役立たずです。
自分が死に瀕したときは助けられておきながら、仲間が死に瀕したときは、このザマです。
ごめんなさい、申し訳ありません、僕はミジンコ以下のゴミ虫です。虫ですらない廃棄物です。
どうか僕の命で賄えるなら、ここにいるみんなを、助けてやってください。
今はモリンフェン様の御慈悲に縋るほかない僕を、どうか憐れんでやってください。
お願いしますモリンフェン様! どうか、どうかみんなを・・・!
リスティーちゃんを、栗間先輩を、殺霧さんを、折春さんを、他の場所で闇に沈められた人がいたら、その人も。
平野先輩、次郎くん、敦くん、一寸日さん、砂原さん、南城さん、カノン先生も。
ダークネスに闇に沈められた人、闇に囚われた人、その全てを、助けてやってください!!!





「みゃはっ、相変わらず無々くんは可愛いね♪」





キャミソール姿が闇に笑う。

カノン先生・・・?

無事だったんですか?


「みゅふふ、私は最初から無事で平気さ。でも無々くん、本当に諦めていいの? 無々くんが負けたら、今言った中で、私以外はみーんな闇に沈んで帰れなくなっちゃうよ?」


その言葉が、どれほど僕に深く突き刺さったことだろう。
心臓にザクンと音が立ったように、僕の魂は悲鳴をあげた。

ああ、そうか。僕は何て無様なんだ。
この期に及んでも、誰かが何とかしてくれると思っていたんだ。
僕が負けても、誰かがダークネスの闇を打ち破って、リスティーちゃんたちを解放してくれると思っていたんだ。
きっと比呂子ちゃんが来てくれて、とか。カノン先生が一晩でやってくれました、とか。
どこまでいっても、他力本願。自分の力では何も出来ない。勝てない。助けられない。役立たず。

だったら、他力本願でいい。
カノン先生、このデュエルに僕は勝てますか? 勝つ方法は、あるんですか?


「みゅ〜、あるかもしれないし、無いかもしれないね。」


とぼけた顔のカノン先生は、普段と変わらない口ぶりで、人差し指で唇を撫でる。
恥ずかしげもなくアドバイスを求める僕を、この期に及んでもデュエリストとして尊重してくれてる。
僕を信じてくれているんだ。まるでモリンフェン様のような広い心だ。
だけど僕は、勝てないんだ。有限は無限に勝てない。勝てないんだ・・・。



- - - - - -



あれから、どれだけの時間が経ったんだろう。

わからないけど、途方もない時間が流れたと思う。



風森無々:LP1、手札0
場:
場:

リスティー:LP8247682628726715423200382372721038329828198178172868000
場:ダークネス・ファントム−原初欲求の邪霊(攻∞)
場:




どれほどモリンフェン様に苦痛を強いてきただろう。

破壊されても蘇る。それは永遠に破壊の苦痛を強いるということだ。

それが僕のデュエリスト能力だったのか。

モリンフェン様を苦しめるだけの、そんな能力だったのか。

僕の醜い心が生み出した能力だったのか。

そうなのか。そうなのか。



・・・・・・

・・・・・・
・・・・・・・・・



そうなのか





もういい

もう疲れた





・・・・・・

・・・・・・
・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ぼくの たーん どろー



◆ ◆ ◆



このデュエルに奇跡は存在しない。

彼の次のカードは《モリンフェン》であり、デッキは全て《モリンフェン》である。

他からカードを持ってくることもなく、新たにカードを作り出すこともない。

《モリンフェン》に、新たなテキストが出現することもない。

他のカードや能力が干渉することもない。

有限は無限に勝てない。

《モリンフェン》は、《ダークネス・ファントム−原初欲求の邪霊》を、倒せない。

《ダークネス・ファントム−原初欲求の邪霊》が、このデュエルでフィールドを離れることは決してない。

このデュエルの行く末は、既に決定している。

運や確率に左右されず、予定調和の結末に向かって、ただターンを重ねるのみ。

一切の不確定要素に左右されることなく、2が常に1より大きいのと同じように、どう足掻いても覆らない。

訪れるのは、理想のハッピーエンドなどではなく、敗北の真実だ。










つづく

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佐久間闇子と奇妙な世界
2015/09/05 00:02

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
現実のデュエルに対して、創作上のデュエルこそがエンタメデュエルなのかもしれない(真顔)


>決闘航海

まさかの原作ルール! 小説家にとっては、またの名をやりたい放題。
原作連載時、エクゾディアと全部モンスターで構築して守備表示で出し続ければ無敵じゃね? とは誰もが思ったはず。少なくとも相手が対策していなければそれだけで完封。

アッキーさんが、この世界がゲーム(略 を読んだ直後ということもあって、
「俺のターンドロー。モンスターを召喚してターンジャンプ。相手が壁モンスターを出せなかったので俺の勝ちー」
とか
「はいはい火炎地獄×2」
とかの先攻1キルが乱舞するかと思いきや、意外とまっとうなデュエルだったのが驚きだよ!
ラビリンスウォールを攻撃表示にして破壊して瞬☆殺とか確実にやってくると思った。

やっぱり、死力を尽くして勝った直後にあと2戦も控えてると知ったときの絶望感はやばいですね!

ここまで来てのラストステージが「シングルデュエル」ってのもえらいテンション上がります。
こんだけ特殊デュエル乱舞して最後に立ちはだかるきびっく船長のデュエルはいかに……?
豆戦士
2015/09/04 00:36
>決闘倶楽部

はぁぁぁぁぁぁぁこれ流石に唯一神オブジエンドに覚醒でもしない勝てなくね?????
カノン先生が嘘をついていない限り、負けたらジ・エンドなことが確定してるし。

「相手の全てのカードをデッキに戻す。」の相手の全てのカードがデュエル外のカードも含む……ねぇな。
仮にそうだとしても勝てるカードない気がするし……。

吉井君以上に勝てないむむたん、初めて絶対に勝たなければいけない局面で、かつてないほどの絶望感。滾る滾るぞぉ!
豆戦士
2015/09/04 00:36
>豆戦士さん

創作デュエルこそがエンタメデュエル・・・そうだっ、たのか!
それぞれのエンタメデュエルを描く為に、行くぜ最強の未来!


◎KTデュエル

闇遊戯が勝利するのはルール的に必然だったのかもしれない・・・。守備封じや貫通の重要性がわかりますねぇ。
あの頃の海馬が、魔法カードの使い方に難があることを考えると、双六じーちゃん相手に勝てた彼こそ奇跡の男だったのかも?

ターンジャンプや火炎地獄での瞬殺展開は、やりたかったあ・・・やりたかったよお・・・! 特にターンジャンプ。
「スーパーエキスパートルールでは直接火力が禁じられているけど、王国ルールでは禁止されてるとは書いてない」とか、「相手のエンドフェイズにモンスター不在だからターンジャンプで勝利できる」とか、そうした論理やりたかったぉ・・・。
だけどそれを採用すると、ギャシュリーが洗脳城之内ばっかり用意してくる未来が見えたので、やめておきました。(それも凄く面白そうなんですがね!)
なので、《燃えさかる大地》と同じく、直接火力の扱いは王国ルールではフィールドやモンスターへの攻撃、《時の飛躍》は戦闘が成立しないと使えないなど、自重した論理に基づいたデュエルにしておきました。
絶望感と脱力感を両立させるのって難しいですねぇ・・・。
それを両立させている「この世界が〜」はマジ神。
アッキー
2015/09/04 07:51
◎きびっくキャプテン

プロローグから能力の伏線を張ってきましたが、ようやく回収フェイズ間近だー!
ぶっちゃけ能力の着想は「エックス」だったりしますが、それだけにレベル5能力としても異質なものになっています。レベル5は異質ばかりというツッコミはさておき。


◎決闘倶楽部最終章!

ついにプロローグの展開に追いつきました。
こちらも長かったなあ・・・。
このデュエルの為だけに考え出された“唯一神”ですが、色々と活躍してくれました。

ファントムの効果はデュエル外のカードも含む案・・・発想レベルとしては、それと同じくらい奇抜かもしれません。
なので闇坂戦で、こっそり伏線を張っておきました。あのときにツッコミを食らったらどうしようかとヒヤヒヤしていましたが、無事にクリアー!

これまで作者の悪意から負け続けのむむたんですが、その敗北の中に、この状況を突破できるヒントが隠されている!(かもしれない)
アッキー
2015/09/04 07:51
火剣「光と闇か。希望は辛く、絶望のほうが楽に思える。これはムーもかなり危ない精神状態だ」
コング「スレンダーしかない」
ゴリーレッド「シャラップ」
火剣「闇のデュエルにサレンダーはあるのか?」
ゴリーレッド「負け=全てを失うわけだから、降参はあり得ない」
コング「63 32 16 8 4 2 1・・・商売なら赤字続きの場合、意味がないから一旦ラインをストップさせるな」
火剣「ムーの双肩に大切な仲間の命運がかかっている」
ゴリーレッド「ムーはグズではない。これほどの仲間思いはいない」
コング「恋愛が中途半端だということは認めたな」
火剣「比呂子一筋だろう」
コング「でも優しいから言い寄られると冷たい態度は取れないタイプ」
ゴリーレッド「この絶望的な状況にカノン先生登場」
火剣「カノンはどう出る?」
コング「非日常の備えは大事だ。ヒロインは万が一監禁された時のことを考えて、いつでも勝負下着だ」
ゴリーレッド「ハイキック!」
コング「があああ!」
火剣「常日頃から思索することは大事だな。思考停止してはいけない。自分の頭で考える。テレビに出てる評論家なんか三流のニセモノかもしれねんだ。委ねちゃダメだ」
コング「ドウドウ」
ゴリーレッド「勝ち続けることが理想かもしれないが、人生はそう上手く行かない。究極は『負けない人生』だ。負けないということは、勝っていることだ」
コング「どう見ても闇リスティの勝ちに見えるが」
ゴリーレッド「まだわからない。ムーはリスティまで救おうとしている」
火剣「誰かが何かをしてくれるか」
コング「雄ライオンのように自分が最後の砦と思えば心も強くなる」
ゴリーレッド「コングに正論は似合わない」
コング「どういう意味かね?」

火剣獣三郎
2015/09/04 17:04
コング「またミスった。リスティではなく、リスティー、伸ばすのか」
火剣「カテゴリーとカテゴリ。ミステリーとミステリ。両方の表記がある」
ゴリーレッド「名前は本人の名乗りが正しいだろう」
コング「渡辺と渡邊。なべは難しいから略称もあり?」
火剣「斉藤と斎藤は違うらしい」
コング「ジョディ・フォスターとジョディー・フォスター、両方見るぞ」
ゴリーレッド「リスティーはリスティーだ」
コング「美貴ティはミキティだぞ。叫ぶ時だけ、みきてぃいいいいい!」
ゴリーレッド「知らない」
火剣「コングと賢者コングー」
コング「ゴリーレッドとキリン」
ゴリーレッド「もういい」
コング「栞んと維澄」
コング  
2015/09/04 17:14
>火剣さん
仲間たちの命運を背負い、絶対に負けられないデュエル!
考えて、考えて、考え尽くさなければなりません。求められるのは異質な発想。この局面は誰にも頼れない。自分で勝利への道筋を見つけなければ、未来は閉ざされてしまいます。

山田「・・・何ターン目だ?」
八武「もはや数える気も起きない。」
佐久間「思索を練る時間は永遠にある。闇のデュエルだから、ここで1兆年が経過しようと、デュエルが終われば元の時間に戻る。」
維澄「勝てることが前提だけどね。」
山田「負ければ永遠に闇の中。そんなことがあってはならない。」
佐久間「一途であっても、朴念仁でなければ仕方ないな。」
八武「女の子たちに目移りするのは仕方ない。健康だ。」
山田「お前は不健康だがな。」
維澄「粘り続けている限り、負けは無い。だけど精神力の方は・・」
八武「闇に沈んだら、神邪くんの出番かね?」
神邪「僕でも不可能です。」
佐久間「そうだな。」
神邪「ペルソナと出会ったのも奇跡ですし、それに・・」
山田「勝てる、のか?」
神邪「・・・。」
佐久間「“敗北の真実”とは、誰が敗北するとは書いてないよね?」
山田「そういうことか。真実はミスターT・・・つまりダークネスを示しているとも取れる。」
八武「などと思わせておいて普通に負けたら・・」
山田「大ブーイングだ。」
アッキー
2015/09/04 22:41
>コングさん
実際の発音を聞くと、伸ばし棒の半分くらいな感じですね。コンピューターもコンピュータと表記することがありますが、最近はコンピュータ-という表記も目にします。

八武「リスティも間違いではないわけか。」
山田「しかしゴリーレッドの言う通り、本人の名乗りが正しい。」
佐久間「あるときは柔らかめの運転手。」
山田「片目だ。」
維澄「漢字や発音が難しいと、日本語読みで結構ですと言われることもあるね。」
アッキー
2015/09/04 22:50

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決闘倶楽部   第二十七話 そしてあの日のあのときへ (前編) 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
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