佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘倶楽部   あとがき

<<   作成日時 : 2015/09/06 00:05   >>

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メインテーマ:モリンフェン様



自分が凄く面白いと思うものが伝わらなかったり、自分が興味を惹かれないものが他で絶賛されていたり、自分の好きなものが嫌われていたり、逆に自分の嫌いなものが別な人には好かれていたり・・・。
こうしたことで孤独感を覚えたりしながらも、世の中は広いんだと自分に言い聞かせる一方で、感性や意見が通じ合うと嬉しくてハイテンションになったりします。

ある人にとって尊敬であるものが、別な人から見れば妄信に見えたり、その逆も然り。
主人公カッコイイという意見を、尊敬と見る場合と、気に障るという場合もあるでしょう。
善悪や敵味方、尊敬と妄信の違いなど、考えるほどに基準は不明瞭で、しかし「人それぞれ」という結論で終わってしまうのも味気ない。

そうした有象無象の鬱屈したものに、物語を通じて答えを出してみよう、という高尚な試みなど最初は全く考えておらず、モリンフェン様Wikiが面白かったのでテンションに任せて書いた。後悔はしていない。
例によって、テーマは書き終えたときになって判明するという私の性質ですが、振り返ってみるとテーマは“尊敬”だったように思います。風森無々のモリンフェン様への“尊敬”を描いた物語でした。



「火王の称号」から「決闘都市」へ繋がるエピソードは、裏設定として考えていました。
当時は書く予定は無かったのですが、風森無々が好評だったことで、これは最後まで書ききれるという確信が生じ、執筆に至ったというわけです。やっぱり主人公は好かれてこそですね!

たとえ嫌われ者という設定で描くとしても、球磨川禊のような愛されキャラを目指すべきであって、間違っても作者の人間関係を軽く2,3人ほど破壊してくるようなキャラを描いてはいけない。

神邪 「・・・・・・。」

このあたりも価値観の違いによる孤独感と関連してくることですが、むむたんは価値観が異なっていても、それを噛み砕いて受け入れるのが早い。心が柔らかいんですね。

そんなわけで連載途中から、もっと無々を描きたくなり、これはもう地下都市編も書くしかないな、と。

プロローグで示したラストデュエルの決着と、“尊敬”というテーマを描ききった時点で、いったん物語は終わらせましたが、既に地下都市編も書き進めております。タイトルも決まっています。

その名も・・・

        「決闘倶楽部PX」

ますますパワーアップしたモリンフェン様の活躍に、ご期待ください!










◎結成編

「火王の称号」収録の、「乙女の危機の七日間」が該当します。
これを書いていた時点では、楽しげな日常と、その終焉を匂わせる程度でいいかなァと考えていました。

どうせ書かないなら設定チラリズムやっておこうと、立夏と都の背景なんかも存分に出しています。
それがペルソナ編で作者の苦労となって具現化するという罠。

カノン 「みゅふふ、その苦労を楽しめるようになったら、立派なドM作家だね♪」





◎日常編

「火王の称号」で登場したメンバーの中から、結成編で5人を選抜し、そこにむむたんが加わって始動。
既にキャラのある5人相手に、むむたんを順番にぶつけていけばいいので、最も安定していた頃ですね。

呉星十字が出てきていたり、比呂子の背景が語られたりと、他とのリンクを意識しています。
それにしても、この童貞率の高さと処女率の低さよ。まあ、私の作品は大体そうですけどね。
重要人物にレイプ被害者が多く、初体験がレイプ被害というキャラが多い。
レイプ被害者を多くしようと意図したわけでもないのに、どういうことなんだろうなァ・・・?

(子供の頃から内田春菊の作品をよく読んでいたことや、性暴力の被害者を支援する活動やってた経験が、こうした傾向と関係してるのかどうかは定かではない。)

エロいこと書くとき(あるいは考えるとき)、被害者に対して配慮は必要でも遠慮する必要は無い、というのが中高生あたりで確立した持論なんですが、そのあたりも内田センセーの影響ですかねぇ。

佐久間 「え? 処女膜なんてレイプで破られる為にあるんじゃねえの?」
山田 「お前とアッキーの頭が終わってることは、よくわかった。」





◎ペルソナ編

深く考えずに張った伏線を必死こいて回収していた頃でした。
立夏と都をメインとしたプロットだけど、むむたん主人公だし、倶楽部メンバーそれぞれに見せ場が欲しいし、そうやって欲張りながら疲労する罠。

やたらエッチなわけですが、えっちぃのは大好きです!(錯乱
エロいこと書いてるとストレスが晴れるって光原センセーも言ってるけど、これはガチ。
(ただしエロ縛りが無い場合の話。これが成人向けの場合、エロは義務なので話が別)

エロではないですが、何気に書いてて楽しかった井守くん。
無印遊戯王で井守くんの回を観て、色々と刺激された結果。
ちなみに普段は闇遊戯がカッコイイところを持っていきますが、珍しく遊戯がカッコイイ回でもあったり。
ミスターTと戦ってるのは、ハピフラやネクサスの影響です。リンク感が出るよ!

八武 「ミスターTは姿を変えられるわけだから、美女の姿で出るべきだと思う。」(真顔
山田 「お前は何を言ってるんだ。」





◎大会編

番外編くらいの分量になるだろうと高を括っていたペルソナ編が増えまくり、ここから第二部と称するように。
ようやくラスボスであるリスティーが出てきました。
可愛い女の子だと思った? 残念、ラスボスでした!(よくあることです)

維澄 「むしろご褒美です。」
佐久間 「お前は何を言ってるんだ。」

第一部で描いたのが、「風森無々と愉快な仲間たち」だったので、第二部は群像劇チックで逃げ足気味。
このあたりは「決闘学園! 2」に倣って書いていたので、シナリオに詰まることはありませんでした。
何だかんだで大会を勝ち進んでいるので、そのへんが地下都市編で最初の焦点になりますね。

リスティーは当初、むむたんに積極的にアプローチしていき、それによって比呂子が触発されるという、むむたんハーレム展開を目指していたのですが、それに関しては目論見が外れました。
無意識のうちに無々を兄だとわかっていたのかな・・・。
いや、私が兄妹とか言うと近親相姦フラグですが、恋愛対象として見ない相手という意味で。

この頃には地下都市編を書くことは殆ど決定していたので、「決闘都市」から南城、砂原。
また、「決闘航海」とのリンクも意識して、平田父にもチラッと触れています。





◎闇坂編

第三部が「決闘倶楽部PX」として独立することになったので、これが最終章になりました。
最終章となれば、これはもうモリンフェン様デュエリスト能力を出しまくるしかないという結論に達し、相手チームの8割とモブがモリンフェン使いとなりました。

そして折春も、無々VSファントム戦に必要なピースとして、あのような能力となり、それを「決闘航海」でも流用させてもらいました。(キャラデザインは名前からしてもバレバレだと思いますが、禁書の・・)

では紐里は義眼から麦野かと思いきや、ぜんぜん違くて、「未来日記」のあの人です。変身より首絞めが異常。
魅了と猟奇は、それぞれ代官山と東京鎮魂歌から来ていますが、元キャラの強さが逆だァ・・・。
この闇坂編で、ようやく「少年誌におけるエロスとは何か」を掴みかけた気がします。

佐久間 「気のせいだ。」

前座に過ぎない闇坂メンバーは脱力系で終わらせて、さっさとファントム戦やろうと思ってたのに、都と折春が勝手にデュエルを始めやがる。やはりデュエリストが対峙すれば闘いの風からは逃れられない!
意味の無いデュエルを書きたくなかったので、相手フィールドにモンスターを通常召喚するというインパクトを、むむたんに与える展開を考えました。

そして、立夏VS魅了で出し損ねたペルソナを、何を血迷ったか魔法少女として再登場させました。
自分でも意味がわかりません。

神邪 「この調子で魔法少女を増やし続けます。」

可愛い幻奏かと思った? 残念、幻魔でした!・・・な、闇リスティー。
そんなわけで、名前のアナグラムだけでなく露骨に伏線を張っていたわけです。
リスティーの能力だと幻魔デッキ組めばいいんじゃないかと、どこかでツッコミを受けたら素直に負けを認めようと思っていました。逃げ切ったぜ!

そして、タイヨウ戦、オレイカルコス戦、リンネ戦を読みまくって作った、「決闘学園! 3」対応のラストデュエル!
無尽VSヤンデレというコンセプトであり、自虐むむたん総集編! むむたん可愛いよ!
・・・もとい、しっかり現実は見ている無々です。目を逸らしたくなる現実に立ち向かう、強き心。

この為だけに考え出された“唯一神”と、ダークネス・ファントムのテキスト。
引きの強さが全く必要ないという、斬新な決着です。
ちなみにマンガ5Dsの展開と被りすぎて、どうしようかと思ったデュエルでもありました。
自他共にフィールドを埋め尽くすモンスターと、それに比例した攻撃力上昇。どういうシンクロなの・・・。





◎エピローグ

今明かされる驚愕の真実ぅ! 風森無々とリスティー・N・ダークは、竜堂眸の一部だった!
カノン先生が無々を誘惑していた理由には、これも含まれています。
第二十四話ラストで言ってたのは、年齢を返せという意味ですね。服装は「セラフィック・フェザー」9巻表紙風。
他のメンバーは過去話があるのに、無々とリスティーは語られていないとか、第十六話の冒頭で母親が無言であるとか、こちらも伏線を張り続けていました。
(幻神モチーフ能力に対して幻魔とか、邪神モチーフ能力に対して闇属悪魔とかも、その一端)

竜堂眸の分割は、脳分割問題に着想を得ていたと思います。
安心院なじみとか引き合いに出すと理解しやすいと思うのですが、無々やリスティーの性格も、竜堂眸という人物の持っている一側面です。
脳分割以外にも元ネタが色々ありすぎて、自分でも把握できていないのですが、悪魔王ゼノンは確実。
パラサイト後藤や、人造人間セル、言わずもがな白面など、やはりボスまわり。
私自身、思考や人格を分割できる程度にはトラウマを抱えていたりするので、書きやすくて仕方ない。

カノン 「いっそ6歳×7人とかにしても面白かったかも!」
竜堂眸 「・・・貴様は何を目的とする変態なんだ?」

「決闘都市」の頃から、竜堂眸ェ・・・みたいなことを言いつつ、その一方で、実はまだ奥の手があるんだよーん、みたいなことを言ってましたが、「どっちだよ!?」と言われたら、後者が正解。
20歳を過ぎていても、遊戯王には“逆刻”という時間巻き戻しがあるわけで、そうしたあたりから「竜堂眸のデュエリスト能力は何?」という疑問が出てくるのは必然ですよね。
所有する3つのデュエリスト能力は、全て副人格のものであり、主人格の能力は裏設定だけで、明かすことはないだろうと思っていましたが・・・パワーバランスを考えた結果、出てくることになりました。

火田七瀬と香川珠子、リプミラ・グァイスとズザンガディクス、ベルンカステルと羽入、球磨川禊と安心院なじみ、
・・・のような関係性の、竜堂眸と月島カノン。バケモノ同士の会話は楽しぃーい。
アニメでも、海馬瀬人と闇バクラのやり取りが好きな私です。あのアニメオリジナルは良かった!





てなわけで、「決闘倶楽部PX」に続く!


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内 容 ニックネーム/日時
火剣「創作の喜びと葛藤は一生続くだろう」
コング「ヒロピン研究も死ぬまで続ける。生涯続けられる研究テーマがあるということは幸せなことだ」
ゴリーレッド「否定はしないが」
コング「おお、キリンが暴力以外で肯定した。外は? やはり大雨」
火剣「ニセモノと信じる著名人を讃嘆した評論家もニセモノと判断する。こればかりはどうしようもねんだ」
コング「大好きなアイドルが批判されても、ますます応援しようと思うな」
ゴリーレッド「人間の好き嫌いの感情だけは強烈だからな」
コング「風森無々のようにルックスで売っていないユニークでユーモラスなキャラは強い」
火剣「同性から好かれるキャラは強いな、女も男も」
コング「レイプシーンに遠慮はいならない。ゴールデンタイムのドラマは惨殺シーンを平気で流しているぞ」
火剣「不謹慎でもレイプシーンをエロティックに描くのが娯楽作品としては正しいと思う。将軍の娘のように」
コング「マッドマックス1.2のように」
火剣「エロスがストレス解消になることは間違いない」
ゴリーレッド「苦手な人もいる」
コング「万人が認める作品などあり得ない。だからこそ昇天を絞るんだ」
ゴリーレッド「滑った」
コング「神邪と同じ答えを出していたドラマもあったな」
火剣「いじめの首謀者を探そうと一人ひとり調べたがそんな生徒はいない」
コング「犯人は担任かと思ったが違った」
火剣「犯人は空気だったという結末だ」
ゴリーレッド「作者の経験と人生を懸けて表現していくしかないんだな」


火剣獣三郎
2015/09/06 20:47
>火剣さん
葛藤している間は苦しいですが、それを踏まえて一定のものが出来上がったときの充実感、そして共感。創作は止められないですね。
メッセージは物語の中に忍ばせる。この格言を守りながら、無々のリスペクト精神を描ききることが出来ました。

佐久間「犯罪であることが誰の目にも明らかなレイプシーンと、一見そうとは見えない、評論家を支える空気。悪影響を与えるのは?」
神邪「後者ですね。空気、雰囲気、ある人を迫害しようという気運。みんな自分は悪くないと思い込んでいる。」
山田「自分は悪くないと言う権利は、被害者だけにあるんだがな。」
維澄「たとえ残虐なシーンを描いていても、作者の思想は人道的だったりするね。人道的だからこそ、世の中の残虐さを描かずにはいられない、そんな作家は少なくない。」
八武「つまりレイプは描くべきだと。」
山田「義務ではない。」
八武「エンターテイメントである以上、大事なのは世の中の空気などではなーい!」
佐久間「作者のストレス解消で描かれたものはエロい。受ける層は限られてるかもしれないが、深く受ける。」
維澄「ストレス解消だけでなく、趣味嗜好が出ていることが大事だね。」
佐久間「そう。作者は最初の読者だ。読者を大事にするというなら、まず作者は自分の趣味嗜好を尊重せねばなるまい。」
維澄「そのあたりをドライに割り切る生き方もあるけど、推奨したくはない。」
神邪「無々くんのユーモアセンスは、真似しようと思っても出来ないですね。こうも差がついて、悔しいですねぇ。」
山田「真似する必要は無い。神邪も個性豊かだ。」
アッキー
2015/09/06 23:58

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