佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘倶楽部PX   第十五.五零話 モリンフェン

<<   作成日時 : 2015/11/07 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



彼女は薄紫色の髪をしていた。それをフリルとリボンで飾った横からは、左右に大きな突起物が生えていた。
華奢な体躯に不釣合いなほどの大きな突起物は、赤から橙へ脈動を伸ばし、翼のように広げられている。
大胆に胸元を切り取ったドレスからは、それぞれ三つの爪に鷲掴みにされた豊かな乳房が、晒されて。
他は青系の、青紫や水色の布地によって、神秘の肌を覆われていた。彼女は、優しく微笑んでいた。
大輪の花のように開いた袖からは、禍々しく美しい鉤爪が、隠されることもなく、魅せられていた。



「ゾーク、来たのですね。」

「みゅふ、久しぶりだね、モリンフェン。」

虚空に浮かぶ真っ白い目は、月島カノンの愛らしい声で答えた。澄み渡るようなソプラノだ。
神様が色を塗り忘れたようなデザインには、七色の絵筆の何色も使われていない。寒々しい虚無がある。

「鷹野麗子を呼び寄せたのは、貴女ですか。」

「みゅ? 何のことかな?」

「本来なら私は、無々とリスティーの代わりに、竜堂眸に吸収されるはずでした。」

「2人の身代わりになるなんて、もう、モリンフェンったら無々くんを愛してるんだね!」

「愛していますよ。ですから、貴女とも戦えます。」

「みゅ・・・本気?」

「貴女は無々を“代役”に据えているのでしょう。いずれ彼は、大切な人たちを殺され、際限なく膨れた負の感情で、途方もなく強くなり、務めを果たしに行く。それを知っていて、止めないわけにはいきません。」

「みゅ? なんでバレてるの?

もしも人間の姿をしていたら、可愛く小首を傾けていただろう。
不気味さを欠片も含まない、そよ風のような声だった。

「みゅう〜、モリンフェンに嘘も隠し事も通用しないだろうし、うん、正直に言うよ。レベル1で、あれだけの力が出せるなら、最大に成長すれば、どれほどの力が出せることか! それを私は知りたいの♪」

「それだけですか。」

「みゅふふ、それだけの為に私は、倶楽部も設立するし、幽堂メンバーを闇坂一族と差し替えもするし、程よく育った友情や愛情を、惨劇の渦で切り刻んで、消えようもない怒りと憎悪へ変換することも出来るのさ♪ ま、許してちょ♪ みゃーはっはっは、みゅーふっふっふ・・・」

「許しません。それほどまでに見たければ、見せてあげます。貴女が知りたいと言った力が、どれほどのものか、この鉤爪の下で思い知りなさい!」

蒼いドレスを翻し、モリンフェンはデュエルディスクを構えた。
白い目は少女の姿に変貌し、同じくディスクを顕現する。


「・・・・・・ゾクゾクするね、ゾークだけに。」


“最悪”が、無表情で笑った。



◆ ◆ ◆



僕たちの挑む、全世界モリンフェン様デュエル大会は、最後にして最大の局面を迎えていた。
各国代表が揃い踏み、モリンフェン様への愛を叫ぶ選手宣誓が繰り広げられている。清々しいなあ。

《我々は、モリンフェンシップに則り、清く正しく美しく、モリンフェン様のように正々堂々戦うことを、誓います!》

《モリンフェン様!》
《モリンフェン様!》
《モリンフェン様!》

この大会の主催者である、M5(モリンファイブ)も揃っている。壮観だ。
“冥府皇帝”マグナム・モリン!
“調律仙女”ミクロ・モリン!
“荒廃君臨”ムーア・モリン!
“退廃死想”メメント・モリン!
“無尽神法”モリン・モリン!

なんというか、もう、なんだかなあ!
僕が日本のモリンデュエリスト代表として立っていることが、信じられないよ。
ここまで勝ち抜いてきたのは、マグレじゃないけれど、実力だけでもない。
神がかった力、モリンフェン様の加護を受けてきたような気分だなんだ。とても幸せで泣きそうだ。ううう。

ここまで来たんだからなあ! 胸を借りるつもりなんて謙遜は抜きで、目指すは優勝っきゃない!
とはいえ、他のメンバーを見ていると、場違いって気はしないでもない。

ロシア代表の、イワン・モリンフスキー。
若干20歳でモリン杯を3度も優勝しているという怪物だ。
【冬王モリンロック】に対して、まだ僕は有効な対策を考え出せないでいる。

アメリカ代表の、キング・モーリン。
人種差別に真っ向から立ち向かったキング牧師に因んだとされる、力強い名前を持つ強敵だ。
その決闘力で議会を動かした【モリンフェン運動】に、どうやって戦えばいい。

インド代表の、マハトマ・モリーン。
その偉大なる魂は、一説によれば全ての争いを鎮めるとまで言われている。老練なる清浄。
恐るべき【モリンゴー】は、今大会最大の台風の目と見て間違いない。

中国代表の、フェイシン・ウェイブロッサム。
森に咲く花のような優美さの中に、鉤爪の如き鋭さを隠している。
予選のDVDを見たが、一度も《モリンフェン》様が降臨あそばされなかった。どういうことだ?

南極代表、アン・タークティック。
この大会の為に南極独立運動を掲げ、ただひとりの国民として予選を省略した、恐るべき戦略の使い手だ。
デッキも実力も未知数。出来れば緒戦で当たりたくはないものだな。

他にも実力者は大勢いる。
【ブードゥーモリンフェン】や【モリンフェン雑炊】など、殆ど未知のデッキも数知れず。
こいつは厳しい戦いになりそうだ!


「よ、少年! はりきってるな! さてはハリキリボーイだろ?」

声をかけてくれたのは、厳つい大男・・・え!?

「むむむ、ムーアさん!?」
「応援してるぜ、頑張れよ!」
「は、はい!」

僕は緊張して、ろくに返事も出来なかった。
ムーア・モリンといえば、モリン開拓で有名だけど、それよりも人柄の良さがある。豪快で、応援したがり屋さん。
レベル3 i 能力“Mゾーン”によって仲間のM能力をパワーアップさせる、M5の縁の下だ。

うーん、新人の僕を応援って、流石にお世辞なんだろうけど、でも嬉しいもんだ。
軽い足取りで僕は、番号札を引きに行った。


その途中で、この世のものではないような、透き通るイメージの少女に出会った。
冬だというのにワンピース1枚しか着てないみたいで、雪のように白い肌に、雪のように白いショートヘア。

M5随一の危険人物、メメント・モリンだ!

「君が、風森無々?」
「は、はい、そうです。」

緊張というより恐怖で、僕は声が上ずった。
彼女、この見た目で年齢はミクロさんより年上だというのだから、女の年齢はわからないなんてもんじゃない。

でも、僕が恐怖しているのは別の理由で・・・。

「わたしと一緒に、モリンフェン様の御許へ旅立ってみる気は無い?」

そう、彼女は無類の心中マニア。
しかしながら、レベル3 i 能力“アキレス”によって、『モリンフェンの直接攻撃でライフを0にされない限り死なない』、不死身のデュエリストだ。
通常のデュエルでは何の意味も無いが、最大深度の闇のデュエルでは敗北すると死ぬ。それを逆手に取って、闇のデュエルではライフが0になろうが、相手にエクゾディアが揃おうが、敗北することはなくなるのだ。

だからだろうか、死にたいと思うのは。

確かに僕もモリンフェン様の御許へ召されたいと想っているが、それは今じゃない。
この世界で必死に生きて、もがいて、安らかに目を閉じた後の話だ。

「メメントさん、僕は生きなければなりません、デュエルする為に。」

そう言って僕は立ち去った。
何とかクールな男を演じきれただろうか。無理っぽいな。



- - - - - -



初戦の相手は中国代表のフェイシンさん。
いきなり厄介な相手に当たったものだけど、じゃあ厄介でない相手がいるのかといえばNOだ。
優勝を目指すとなれば、どの道を進んでも恐ろしい相手が待ち受けてるのには違いないのだし。


「小生はフェイシン・ウェイブロッサムです。よろしくお願いします。」
「か、風森無々です。よろしく!」

鼻眼鏡をかけた花のようなたおやかな青年。
この痩躯の中に、モリンフェン様へのリスペクトが詰まっているのか・・・。


「「デュエル!」」


風森無々:LP8000
波花飛星:LP8000



なるほど、フェイシン・ウェイブロッサムって、漢字で書くと“波花飛星”なのか。
苗字からして強そうだなあ。なにしろ波花だ。八ツ星相当と見るべきだ。
下の名前も飛ぶ星ってカッコよすぎ。


「小生の先攻です、ドロー!」

剣を抜くようにしてドローした。きっと剣豪だ。


「手札から《ユベル》を召喚します。」


ユベル(???適応) レベル00 闇属性・悪魔族
攻撃力0 守備力0
このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが相手モンスターに攻撃された場合、そのダメージ計算前に攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
また、自分のエンドフェイズ時、このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体をリリースするか、このカードを破壊する。
この効果以外でこのカードが破壊された時、自分の手札・デッキ・墓地から「ユベル−Das Abscheulich Ritter」1体を特殊召喚できる。



「ユベル・・・!?」

レプリカでも、おそらく世界に10枚ほどしか存在しないであろう、超レアカード!


「カードを5枚伏せて、ターンエンドです。」

「なっ・・・!」


《ユベル》 (破壊)


レベル10のはずの《ユベル》がレベル00(?)になっているのは、おそらくデュエリスト能力だろう。
維持コストを払わなかったのは、伏せカードで蘇生させるつもりか。


風森無々:LP8000、手札5
場:
場:

波花飛星:LP8000、手札0
場:
場:伏せ×5



・・・・・・
・・・

これは・・・チャンス、なのか?

いやいや、油断は禁物だ。僕のデュエリスト能力は、自分のスタンバイフェイズにしか発動できない。
ドローフェイズに“やりくりターボ”などを発動する可能性も高い。


「僕のターン、ドロー!」

「・・・・・・。」

反応なし、か・・・!
ならば遠慮なく!

「スタンバイフェイズに僕のデュエリスト能力を発動します!」


お互いのフィールドを、《モリンフェン》様が埋め尽くす!
僕のフィールドの《モリンフェン》様は、全て攻撃表示で降臨あそばされ、相手フィールドの《モリンフェン》様は、全て守備表示で―――



・・・・・・

・・・



・・・・・・・・・え?



風森無々:LP8000、手札5
場:モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)
場:モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)、モリンフェン様(攻3750)

波花飛星:LP8000、手札0
場:モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)
場:モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)、モリンフェン様(守∞)




「なるほど、それが君のデュエリスト能力ですか。」


大陸の澄み渡る風と共に、爽やかな声が僕の耳を撫でる。


「ですが小生も、デュエリスト能力を持っております。」


よくよく僕は、無限大と縁がある。
は、ははは、ははははは。


「レベル5能力“絶対神”(モリンフェン)・・・小生のコントロールする《モリンフェン》は、絶対神となります。」


絶対神。それは攻守無限大。
シンプルで圧倒的な、どうしようもない―――


「小生のターンで《モリンフェン》を攻撃表示に変更します。」


わかってしまった。
攻守無限大は、大いなる“絶対神”の、ほんの一部に過ぎない。

たとえ僕のフィールドで、《モリンフェン》様が守備表示で降臨なされても、相手も貫通効果を備えている。



ああ

僕は・・・



風森無々:LP8000→0



もしかしたら
もしかしたら

―――“到達点”に出会えたのかもしれないよ。



ペルソナ事件、大会、地下都市を経て。
再び還ってきた日常。

日常は変わらず、そこにあった。

変わってしまったのは、僕の方だ。
あまりに多くのものを見てきて、僕は自分を見失っていた。

不安感が破裂してしまわないように、僕は《モリンフェン》様のことを考え続けた。
そして僕は、自分のデュエリスト能力を、これでもかというほど使いこなせるようになっていた。

僕は
僕は僕は

だけど見失っていたのだ。
そこで次を見失っていたのだ。
自分が“到達”していないことは理解できるのに、限界を感じてしまっていた。


だけど
そうか

フェイシン・ウェイブロッサム。
彼こそが。

僕の目指す“頂点”――――



- - - - - -



世界大会は、フェイシン・ウェイブロッサムの優勝で幕を閉じた。

僕は顔中を血の涙で染めながら、悔しさを胸に、「ありがとう」と告げた。



◆ ◆ ◆



僕は、みんなのもとへ帰ってきた。

次郎くんと獲斗さんは、真正面からだと照れ臭いような、そんな態度で頷いた。

敦くんとリスティーちゃんは、「残念だったね」と言葉に出来ない、そんな顔をしていた。

都先輩と立夏先輩は、2人で「よくやった」と肩を叩いてくれた。

敷衍さんと、固い握手をした。

睦月くんは泣いていた。

闇坂の人たちも、どこかで見ているのだろう。

カノン先生は、いつもの「みゅふふ」という笑顔。


そして―――


炎のように赤い髪を、ツインテールで揺らして、彼女は―――




「おかえり、比呂子ちゃん。燈炉子さん。」


「ただいま、ムー君。・・・くひっ、ただいま。」




















◆ ◆ ◆



モリンフェン:LP0、手札0
場:
場:

ゾーク:





「これは・・・何・・・・・・わた・・・・・・・し・・・・・・・・・・・・・は・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・・・・・・・・」



「“敵対の力”を・・・みゅふふ、 使 う の を や め た だ け だ よ 。



虹色に歪む景色の中で、モリンフェンの声は消えていく。

虚無ほどに澄み渡るソプラノが、絶望的な事実を告げる。



「私はカノン。あるいはゾーク。“最弱”にして“最悪”の、永劫回帰の敵対者♪ みゃは、ははは♪」




あはははははははっ♪










   決闘倶楽部PX   第十五.五零話 了

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「絶対神モリンフェンとゾークカノン。ヤバ過ぎ対決」
火剣「レベルというより何か次元が違うような」
ゴリーレッド「恐ろしいカノン」
コング「それだけのために倶楽部を設立? マジか」
火剣「程よく育った友情や愛情を惨劇の渦で切り刻む」
ゴリーレッド「読めない」
火剣「キング博士は敵から『ハリケーン』と言われて恐れられていた。キングの言論はミサイルよりも激しく戦車よりも強力だと」
ゴリーレッド「マハトマ・・・偉大なる魂。非暴力闘争の闘士。知れば知るほどガンジーの偉大さは底知れない」
コング「メメント・モリンか。ワンピ一枚は男のロマンを刺激する」
ゴリーレッド「いきなり話題が現実に戻ったか」
コング「ワンピの下は全裸か?」
火剣「そんな着こなしをする女はいないだろう」
コング「ぜひチャレンジしてほしい」
火剣「今のムーならクールな男も演じきれる」
ゴリーレッド「優勝は波花飛星?」
コング「フェイシン・ウェイブロッサムだ。♪あーなーたーとのー、約束がー、叶うーのはー、明日!」
ゴリーレッド「それはチェリーブロッサム、松田聖子」
火剣「ムーはやはり自分を見失っていたのか」
コング「感動の再会か。燈炉子と比呂子。どっちを選ぶ?」
火剣「どっちも選ばないだろう」
コング「3Pか」
火剣「そうじゃなくて」
ゴリーレッド「カノンは底が知れない。まさに最強?最悪?」

火剣獣三郎
2015/11/07 10:45
>火剣さん
感動的な世界大会の裏側では、モリンフェンとカノンの死闘が!
そんなことは露知らず、感動の再会を遂げる倶楽部メンバーですが、じきに新たなる闇の鼓動が聞こえてくる・・・?

山田「久々にカノンの恐ろしさを見た・・・!」
八武「モリンフェン神のヒロピンが見られるとは!」
維澄「そこなの?」
佐久間「間違ってはいない。」
維澄「しかし大会の方も色々ツッコミどころが多いね。フェイシンと当たるまでは読めていたけれど、他が読めなさすぎる・・。」
佐久間「キング・モーリンに、マハトマ・モリーン。その強さはレベル5級だ。」
八武「ワンピースの下は全裸!」
佐久間「その可能性もゼロではない。」
山田「え?」
佐久間「モリンファイブは常識では計れない。」
神邪「しかしカノンに比べれば、ぜんぜん常識的ですよ。」
山田「確かにな。何だ最後のアレは?」
八武「モリンフェン神のヒロピンだ。」
佐久間「だいたい合ってる。モリンフェンほどの存在が敗北する、それがカノンの“敵対の力”だ。」
山田「使うのをやめたって、どういう意味だ?」
佐久間「目的を考えればわかる。」
山田「わからない。」
神邪「無々くんに、この事実を伝えるべきか・・・。」
アッキー
2015/11/07 21:55
ようやく海外から帰ってきたぜ! 1週間長かった!!(挨拶)

ネットがつながらないわ空気が悪いはで大変でしたが生還してきました。
というわけで短いですが感想(予想)です。

モリンフェン様でも勝てないカノンの敵対の力……今までの展開、複線、台詞(特にデスタムーアのくだり)で、なんとなくその全容が見えてきた気がします。
 というか、個人的に最早、確信の領域にすらいます。

 間違っていたら笑ってほしいのですが、敵対の力っておそらくシフトワンと同じく一文? リンネに敵対するにはふさわしい能力ですし、モリンフェン様との決闘で何が起こったかも分かる気がします。
 あっ、でも私が考えたのは”最悪”なんですが”最弱”の意味が通りません。
 まぁ普通に決闘のレベルがぶっ飛んでるこの世界では最弱の定義なんて意味をなしていないに等しいんでしょうけどね!(ぉぃ
 ていうかこれリアルに外れていてほしい。もし的を得ていたとしたら敵対の力の全容が明かされる前に闇星FINAL書ききらなければいけなくなってしまう・・・!
クローバー
2015/11/08 01:13
>クローバーさん

海外生活お疲れ様でした!
1週間もネット出来なかったら、おそらく三途の川の途中にいると思われるアッキーです。

さて、だいぶ片鱗を振り撒いてきたので、そろそろ本体が捕捉されると思いながら過ごしていたら、まさかの?
この時点で確信の域に・・・核心を掴まれた・・・?

確かに“敵対の力”って、一文なんですよね。「決闘迷宮」エピローグで、伏字だらけで出していますが↓

“敵対の力” (所有者:月島禍音)
■■の■■を、■■に■■■■■■■に■■する。

流石に同じ文章ではないと思いますが、表現こそ違えど、意味が同じ可能性は十分ありますねー。
・・・実際、モリンフェン様とのデュエルを書いていて、彩也香さんがアダムに負けたデュエルが浮かんだのは確か。

そして“最弱”も、むしろ「どこが最弱やねん!」とツッコミを入れたくなるくらいだと思います!
想定している意味は3つあるのですが、“敵対の力”そのものではなく、カノンが“最弱”です。

全容が明かされるのは、どんなに早くても半年先は無理ですが、1年先だと明かされている可能性はゼロではないです。

それでは、闇星FINAL凄く楽しみにしています!!
アッキー
2015/11/08 05:19
中国と聞いて、キューブの誰かが中国のデュエリストだったなあとぼんやり思っていましたが、堂々の登場。猟奇ははるばる海を渡ったのにここで敗北か…。この調子で世界中からモリンフェン使いが集まるんだろうなあと思っていました。
うん、実際集まっていた。集まっていたけれど…!突っ込みどころ満載のまま、ほとんどが出落ち!壮大な使い捨て感が半端ねえ(注:褒め言葉のつもり。)!私に出来ないようなことを平然と!そこに痺れる憧れるう!
モリンファイブは再登場あるのかなあ…?

さて、無々君は負けてしまいました。どことなく予期出来たことですが、彼にはなぜか敗北という運命が付きまとっているような気がしてなりません。なぜなら彼ほど敗北から多くのことを学ぼうとしているデュエリストはいないからだと思うのです。自分のデッキが限定されているにも関わらず、それを変えないというある種の巨大な縛りの中で勝つ可能性を上げるためには他のデッキを色々と変えられるデュエリスト達以上にデュエルから学び得るものを増やさなければならない。その頑張りがいつか大輪の花を咲かせるはず。今回はその一部が開花したような気がします。しかし、まだ一部。もうこれ以上はないという気持ちとモリンフェン様の能力にはまだ先があるという気持ちとが混在している感じがします。

>自分が“到達”していないことは理解できるのに、限界を感じてしまっていた。

多分、無々君が感じていることと似ている気がする。


そして、お帰りなさい。ヒロコさん。
ん…?えっと、呪いが解けたんだっけ…?なんだろう、カノン先生の邪悪な計画の進行度が増しているような気がしてならない…。ついにはモリンフェン様までがカノンに敗北したし…。平和な光景に違和感を覚えるようになった私は末期。
千花白龍
2016/02/07 22:30
>千花白龍さん

モリンフェン大会もグローバル、となれば中国の龍鳳こと波花飛星、フェイシン・ウェイブロッサムの登場です。バトルフェイズに全てのモリンフェン様が相手プレイヤーを攻撃する猟奇は、モリンフェン大会でこそ真価を発揮するデュエリストなのですが、相手が悪すぎましたね。
世界中から集まったモリンフェン使いは、ツッコミ感謝! 正直つっこまれる為だけに考えた、後悔はしていない!
モリンファイブは再登場する予定はありますが、全員が活躍できるかどうかはわかりません。少なくとも、モリン・モリンは重要な役回りになってきますが・・・。

大会編を考えたときから、無々がフェイシンに負けることは決めていました。たとえペンデュラムゾーンも含めて自分フィールドにモリンフェン様を展開したとしても、フェイシンは《臥龍》や《鳳雛》などを持っているので、届かないんですね。
そして仰る通り、敗北の運命が付き纏うデュエリストなのです。しかし同時に、“次”があるデュエリストでもある。神邪や葉継などの自由度が高すぎる能力者たちは、なかなか“次”を魅せる機会に恵まれないんですね。縛りとは、発想の泉であり、デュエリストとして成長する為の栄養分でもある。そんな感じの無々くんです。

到達してないのに限界を感じる。これは私が感じてきたことであり、例えばイラストやマンガを描けないのも、それに当てはまります。
小説についても、なかなか思ったイメージを具現化できずに苦しみ続け、しかしこの苦しみがクオリティを支えているのだと思うと複雑な心境。悪い意味で慣れるよりは、良い意味で苦しむ方を選ぶのがクリエイターですな。

さて、ヒロコさんも帰ってきて、めでたしめでたし・・・?
・・・の裏で、モリンフェン様がカノン先生に敗北している罠。
平和な光景は偽りではないですが、束の間かもしれません。
アッキー
2016/02/08 00:12

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決闘倶楽部PX   第十五.五零話 モリンフェン 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
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