佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 「千里」 第?話 女神の左手 (後編)

<<   作成日時 : 2015/11/15 00:00   >>

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「おーい、起きてますかー?」
女神ジュエルが呑気な顔で左手を振る。
「あぅ・・・」
半ば飛んだ意識で、千里は白刃を握り締めていた。あちこちが焼け焦げて肌が露出している。
「んー、意識が飛んだ状態でも戦えるようになったのは進歩だけど、やっぱり1000年前からいきなり800年前に進めたのは無謀すぎたかなー。」
人差し指を立てて、ジュエルは首をかしげた。
そこへ白刃が音速の万倍の速さで飛来するが、既にジュエルは千里の背後で腕を組んでいた。
「・・・!」
「ユート君は優しいから思いっきり手加減してたみたいだけど、それでも歯が立たないみたいだからね。」
呑気な口調で話すジュエルに、ノーモーションで神剣を振るうが、その前に真っ向から抱きつかれていた。
「あはっ、フカフカで気持ちいいね。」
「っつあ!」
神剣がジュエルの脳天から振り下ろされるが、そのときにはジュエルは左手で千里の頭を撫でている。
「どうして攻撃が当たらないのか、わかってるよね。」
わかっている。
わかりすぎている。
それは単純なこと。単純すぎる絶望。
千里の攻撃よりもジュエルの速さの方が圧倒的に速い。ただ、それだけだ。
史上最大と言われた千里眼による未来予測に加えて、現世と幻世で培った戦闘の勘。それらから繰り出される、達人と言うにも表現しきれない摩訶不思議な攻撃。
それを回避する。
ただ、よけてるだけだ。
当たる寸前、紙一枚も入らない隙間ほどギリギリの状態から、即座に脱出しているのだ。
そこまで引き付けられては、太刀筋を変化させることも出来ない。
そして、それは攻守が逆転したときにも無慈悲な差となって出る。

「かはっ・・・」
呑気な顔したジュエルの拳が、千里の腹に命中する。
スローモーションの光景で、うねる拳が腹の肉を捻り、強い衝撃を撃ち込む。
腹から全身へ、重く鈍い衝撃が通過する。
戦意を奪う一撃。
手足が動かない。
「やっぱり900年前の私でも無理かー。」
そこへ必殺の一撃が来る。
完全に意識を失う前に時間差で“わざと遅く”放っておいた神剣が、絶妙のタイミングで飛んできた。
「だからね、千里ちゃん。」
絶妙のタイミングで飛んできた剣は、“見えない何か”によって粉微塵にされた。
「相手の不意を突くだけでは駄目なんだよ。ちゃんと当てないと、ねっ?」
ジュエルは残念そうに目尻を下げて、左の人差し指を立てていた。



「時間でも止めてるのか、貴様・・・?」
地べたを這うような低くか細い声を発しながら、千里はジュエルの前に戻ってきた。
着れば服だが、脱げば雑巾にもならない。そんな布が千里を覆っていた。
元より羞恥心など気にする世界でもないが、そうでなくても羞恥心など吹き飛んでいた。
純粋な空間。誰にも邪魔されない戦いの空間。
「あはは、いくら私でも時間は止められない。止まったように見せかけることは出来てもね。千里ちゃんも知ってるはずだよ。時間と空間がセットになった世界で、完全に時間の止まった空間だけの状態は存在しない。この精神世界だって、ファンタジーやメルヘンの領域じゃないんだからね。」
「・・・ご高説どうも。わかっちゃいるが、こうも攻撃が通じないと流石の私も自分の常識を疑いたくなってきてね。」
「むむぅ、千里ちゃんが疑心暗鬼になってきているぞ。誰のせいだろう。」
「貴様のせいだ・・・・とも言えないか。だが、擬似的にも冗談でも時間を止められる以上、私の攻撃は通用しないわけだ。」
「いやいやいや、そんなことしてないよ。時間感覚を引き伸ばして、ギリギリで見切ってテレポートしてるだけだって。そんなね、時間停止ゴッコなんか呆れるほど飽きてるんだから・・・。」
ジュエルの瞳に少し暗い影がよぎる。
千里は寒気を感じながらも、再び神剣を出した。
「私の攻撃が通用しなくても、貴様の攻撃ならどうだ?」

次の瞬間、ジュエルの体が真っ二つに、いや、その次の瞬間にはバラバラにされていた。
すぐに元に戻ったが、戻らないのは表情。
「私の神剣の性質は、斬ったものの性質を模倣すること。貴様が“月下終焉”を斬ったとき、それを斬り返した。文字通りの意味で“何でも斬れる剣”・・・貴様の三大神剣のひとつ、“神剣イディア”をな!」
「ん、流石だよ。」
ジュエルの表情は“歓喜”だった。
娘の成長を喜ぶ若い母親のように、きゃぴきゃぴとした様子で両手を合わせていた。
「咄嗟に斬り返したことじゃないよ。“神剣イディア”は掛け値なしに何でも斬れるけれど、使い手が正確に認識できてないものは斬れない。900年前の私を補足できるまで、千里眼を使いこなせるようになったんだね。」
対する千里も痛みを堪えて笑う。
「これで戦いは現実的なところまで―――」

油断したわけじゃなかった。油断ではない。
虚を突かれたわけでもない。来るのはわかっていた。
わかっていたのに。
「いやー、まだまだ非現実的じゃないかな。」
千里は胸を貫かれて痙攣していた。
「んっ・・・んあっ・・?」
痛いのかどうかもわからない。
熱いような、冷たいような、このまま底なし沼に沈んでいくような感覚だった。
「あっ・・・・ああっ・・・・」
「確かに“神剣イディア”は相手の速さに関係なしに命中するけど、所詮それだけのことだからねー。こんなんでも900年前は攻略不可能な必殺技として通用してたんだけどさ。」
内側から心臓や肺を。
こねくり回される。
よくわからない感覚。痛みが乏しいのが余計に恐い。
「補足されたら切り刻まれるなら、補足されなければいいだけなんだよ。今回は千里ちゃんの認識を歪めてみたんだけど、どう? “私の位置がわかるかな?”」
茶会に興じているような落ち着いた笑顔で、ジュエルは千里の中身を掻き回す。
「あっく・・・・・ううあ・・・・」
「悲しいものだよね。切り刻むだけの攻撃は、接着・再生する相手には通用しない。というわけで800年前の必殺技は、半径120メートルの火球・・・その熱は摂氏2兆6千億度、“神炎”!!」

炎が放たれ。
その大爆発は。
星の形さえ変えた。




   女神の左手   了

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内 容 ニックネーム/日時
 RPGで、主人公を勇者たらしめる最大の特長は「はなす」だと思う豆戦士です。
 見ず知らずの他人に無条件で「はなす」できるって、どんなチートスキルだよって話。

 というわけで(全く関係ない)、とうとう完結、決闘倶楽部PX、もといモリンフェン様編!
 これだけ長い期間、連続してデュエル小説が読めるのはとんでもなく幸せでした。たっまんねー。

 その対価に、アッキーさんの活力を燃え上がらせる本をチョイスして勧めている、もとい強制的に読ませていると思えば……いやこれ完全に善意の押し売り的な理屈ですやん。
 とはいえ、少なくともこのラインナップは、自分以外の誰に聞いても、どんなランキングを見ても、そうそう出てこない自負はあるけどな! 玉石混合から玉を取り出すための唯一無二のフィルター持ち。とか言ってみると俺かっけー。
豆戦士
2015/11/15 01:08
 麻雀漫画の「イカサマのできるできないの匙加減が作者の都合(公開情報の捨て牌を入れ替えるのがアリなら、点棒入れ替えるとかもはやなんでもアリにならね? とか、そのイカサマできるんならトリプル役満とか出せよ、とか)」がいまいち腑に落ちなかったのを、スッキリさせてくれた『バード』とか。
 ダーツ漫画において「目標に当たるか当たらないかは完全に作者の匙加減」という常識を捨て、「狙ったところに100%当てられる人たちの闘い」を大前提に進むゲームバトル『エンバンメイズ』とか。
 そのあたりの作品と、自分の決闘小説の「いいところで望んだカードが引けるのは大前提として、何を引いても勝てなそうな局面で何を引くかを争点にしよう」というスタンスって似てるなーと思っていたのですが。
 その大前提と「だったら初手エクゾでよくね?」との矛盾を解決するために「相手と自分のドローパワーの差分で引けるカードが決まる」を導入すると、今度は結局「ほしいカードが引けるか引けないかが作者の匙加減」という問題が戻ってきてしまうというエンドレスパラドックス。
 いやべつに、この構造が面白いなーと思っただけで、決して決闘倶楽部PXディスではないです。少なくともこの作品には悪い意味でのご都合主義は欠片も感じない。
豆戦士
2015/11/15 01:09
 “絶対神”、最初に出てきたときは「うわぁ、いい発想だなぁ。この極めて限定的で使いづらい発動条件と、圧倒的な∞の力を組み合わせるとは」とか思っていましたが、まさかモリンフェンであることがデメリットではなくメリットだと思える時代がくるとはね!
 それほどまでに、独自で異様な発展を遂げたモリンフェン様業界。


> このカードはデッキから特殊召喚する事ができる。

 「回帰の力」の初期案はこういう力だったり。
 でも、あんまりにも汎用性が高すぎて強すぎるせいでボツになっていたり。

 この力を活用する面白さは、シフトワンに通ずるものがあると思う(進数変えるのと量子の状態をいじれるのは汎用性高すぎてそこまで面白くないので除く)。


>「あんたねえ、女の子が絡まれてるってのに、見て見ぬフリって何様よ! それでも男!? この子がどれだけ恐い思いしたと想っての!? 学校の勉強する前に、常識を勉強したら?」

 こういうわかりやすい悪を、正義の神邪がやっつける展開は、清々しくていいですよね!(満面の笑み)


>「《うずまき》第67効果! モリンフェンさんが風森無々に勝利した事実を、無かったことにした!」

 さりげなくギャグで流しているけど、これできるんだったらデュエルの結果は絶対という根本設定崩れねぇ!?
 というツッコミに対する答えって作中で出てましたっけ。
豆戦士
2015/11/15 01:11
>敵対の力

 この絶対的な描写……えらいテンションあがりますね。

 今回は推理のとっかかりがほぼないので、もはや妄想になってしまいますが、敵対の力というネーミングからして、運命子ちゃんの《絶え間なく改定される十戒(ホワイトルールブック)》とほぼ同じ力とか?
 定義が曖昧な能力がゆえに、効果が厳密に定義されたあらゆる能力・カードを凌駕できる、的な。

 でもそれだと「敵対の力を使うのをやめただけ」で相手を圧倒している描写に反するし……。
 「敵対の力」自体は、相手と接戦を繰り広げるも必ず僅差で負ける力量に必ずなる能力? でもそうなると、使うのをやめた状態で相手を圧倒できるための別の強さが必要になってくるし……。

 ううん、謎だ……。
豆戦士
2015/11/15 01:12
>ま、言ってしまえば、これは水着回ってやつだ。
>意味が無くても水着回。原作に無くても水着回。アニメになれば水着回。
>けれど、ただ水着姿を披露するだけの話に、何の意味があるのだろう?

 そう考えると、原作になかったアニメオリジナルでオナホ回をやった下セカは頭おかしいな! 知ってた!


>艶々とした長い黒髪を背中に流した、気品のある長身の少女―――“神の娘”こと、天神美月。
>平凡な顔立ちの中に、強い目と天性の決闘資質を秘めたる少年―――“神殺し”の吉井康助。

 本編の彼と彼女を、なんてかっこいい感じに描写していただけて感無量!

>「お父さん! お母さん!」

 えらいテンションがあがる。なんだこれ。なんぞこれ。

>レベルマイナス集団と戦ったときは、このカードがあったからこそ勝てた。

 えっ。あのマイナス能力打破のカギがリンネになる展開は全く想定してなかった……。
 (※いやまあ明確な書く予定があるわけでもないので勝手に補完していただいて何の問題もないです)
豆戦士
2015/11/15 01:12
>「原作HPの小説が全て決学風になったら嫌すぎる」とも言ってましたが、まさに、そういうことです。

 とか表では言いつつ、実際にそんな未来が来たら狂喜乱舞する気がする! クソ野郎だな自分。
 こういう作品が読むの好きだから自分で書いている、という側面は間違いなくあるからな……。

>きっちりと、仕上げること。
>決都シリーズを、完結まで持っていくこと。
>それが尊敬、敬意を払う、リスペクトするということだと考えます。
>“継続”すること、そして“完成”させることが、“成長”に必要なものだと思います。

 しょせんは金銭の発生しないWeb創作に対してこの姿勢はマジ頭が上がりません。
 どれだけ私は恵まれているんだか! 原作HPに小説を書いた対価がここまでのものになるとは!
 しかも、お世辞ではなく普通にアッキーさんの書くもの私の好みだっていうね。

 冗談抜きで、並みのプロ商業作家よりよほど幸せなことなのではないでしょうか、これは。
 1万部売れて60万円の印税をもらうよりも、私はこちらのほうを選びます。
 ただし1000万部売れて6億円の印税だったら6億を選ぶ。クソ野郎だな自分。
豆戦士
2015/11/15 01:12
>この方面だと、タミユクが大きな助けになっていたり。

 決学本編が、決勝ジャッキー・チュン戦からマジュニア戦あたりまでを全力で描いたとすると、主にアッキーさん作とタミユクのせいでどんどんインフレしていって、いまや邪悪龍戦とかビルス戦とかまでインフレしてるからなぁ……。

 本編が、強さ1の味方が強さ100の敵に対して知略補正+100で勝つ物語だとすると、もはや敵の強さが100000000くらいあるので、どんな知略を尽くせばいいんだよってレベル。

 そういえば、神邪には致命的な弱点がいくつかあるって話、結局まだ明かされてないんだっけ?
 (本人のメンタルがもろいので、そこを突いた番外戦術で倒す、とかは弱点に含んでる?)


>豆戦士さんが様々な小説を紹介してくれるのも、凄くありがたいです。
>なにかと私の苦境とか心境を、見抜いてくれている感じがチラホラ・・・ジェリー先生が見てる。

 私としても、ジューくんが桐生さんに出会ったときくらいの感動があったり。

 いやだってね、私にトップクラスに刺さるものを勧めてトップクラスに刺さるって、アッキーさん以外に見たことないのよね、これが。

 小説はいろいろなジャンルを読みますが、その中でもとくに「ライトノベルよみ(好き)」を私が名乗る最大の要因は、今勧めているような作品の存在だったり。
 このレベルに私を一本釣りしてくれる小説って、基本ライトノベルの中にしかないのよねー。理由はいろいろありそうですが。
 逆に、こういう作品を1つでも多く発見したいから、ライトノベルを数多く読む、という流れ。ちょっとでも気になったらとりあえず買う、を繰り返していなければ出会えなかった作品はたくさんあった。
豆戦士
2015/11/15 01:13
>そんなわけで、カンサー決戦編「決☆闘☆祭」!!!

 ついに! ついに!

 ゴッドフェニックスやシフトワンを始めとして、安心院さん並みのレベル1能力を持ってるアイツ、敵対の力、わけのわからないカンサービーストなどなど、どう足掻いてもどうしようもない奴等が多数登場しているなかで、いったいどこをどう決着させられるというのか!

 本格的に超楽しみ! ぱねえ! ぱねえ!


>白龍さんには見抜かれていましたが、「怨牙炎モリン」(ONGAENMORIN)は、アナグラム。
>並び替えると「リンネの孫」(RINNENOMAGO)になります。(天神美月をリンネの娘として)

 !!

 仕掛けられていると気付かなければ、アナグラムって気づかないのよね……。


>ひとつは言わずもがな、伝統的なデュエルの工夫です。引き運低下、押し退け降臨、ルール活用など・・・。
>ふたつ目は、モリンファイブやらモリンフェン様オリカやら、ツッコミ上等路線。元ネタ→★

 この世界観、能力のレベルアップあるからなぁ……。
 「レベル1であれだけできる」、つまり成長の余地を残していることがどれだけ恐ろしいか。

 実際、任意のタイミングでデッキトップにモリンフェン様を置けるようになれば、初手を全モリンフェン様にできて、レベル6並みの制圧力あるわけで……。
豆戦士
2015/11/15 01:13
>チキンな私は、この年度の優勝校を書いておりません・・・!
>・・・そうだ、豆戦士さんに丸投げしよう!(駄目人間の発想)
>いやまあ、おそらく翔武学園だと思っていますが、それは“予想”であって“確定”ではないです。

 こう言われて書いても、たぶん良くて決学本編と同程度のものしか出来ないんだよなぁ……。
 予め用意された穴を埋めるだけの小説という予定調和は裏切るもの、しかし上回る裏切り方が思いつかず、結果なにもできないというジレンマ。

 まあしかし、アッキーさんがとにかく色々ばらまきまくってくれているおかげで、題材には事欠かないのよね。幸いなことに。


>パーフェクト

 例によって、このあたりの教育論(?)には共感するなあ……。


>星屑たん

 こういう感想になるだろうなとは思ってた!

 「読者に共感される主人公を描こう」というのは創作の基本的なテクニックですが、「私が共感できる主人公」、それもなんとなくの共感ではなく、ガチ感情移入とかまでいくと、本当にレアなのよねえ……。それこそアンドーとか。キーくんは彼自身に感情移入というのはちと違うかな。作品自体は大好きだけど。

 私も、これに発売直後に出会えたのはかなり偶然な所が大きいので、感動もひとしお。
 もちろん、可能性を上げるために買う量を増やすという基本的なことはやっているのですが、それでも、狭義のライトノベルに絞ってもなお、出版される作品のうち読んでない作品の数のほうが多いという絶望。

 とりあえず、まだ勧めたものが諸々残っている気がするので、次は保留ということで。


 というわけで、それでは、また。

 「これが完結するまでは死ねない」ランキングのトップランカーである(※商業小説と非商業小説合わせてもなお)、カンサー決戦編を、楽しみにしてます!
豆戦士
2015/11/15 01:16
コング「肌が露出?」
ゴリーレッド「反応しなくていい」
コング「全裸も好きだが、服がところどころ破けてあちこち肌が露出しているというのもチラリズムでそそる」
火剣「1000年から800年? 常人ではない会話だ」
コング「ユートは手加減していたか。僕と同じ心優しき紳士」
ゴリーレッド「ノーモーションでもダメか」
火剣「不意打ちもダメ」
コング「布かあ。ぐふふのふ」
ゴリーレッド「それしか喜びはないのか?」
コング「今月もなーい!」
火剣「羞恥心は捨ててはいけない」
コング「竜馬がゆくだったと思ったが、何度斧で攻撃してもよける鬼。ある日、木を切っていたら手が滑ってすっぽ抜けて斧が飛んだら鬼の頭に見事命中」
ゴリーレッド「無意識だからだ」
火剣「でもジュエルはそれすらもよけそうだな」
コング「おっと真っ二つ!」
火剣「2兆6千億返し?」
コング「神炎か。できれば千里が摂氏2兆6千億度の炎を股に近づけられた時、どんな表情をしたかが知りたい」
ゴリーレッド「そういう物語ではないし、そもそも股とは一言も書いてない」
コング「女の子を攻撃する時は、股でしょう、普通」
火剣「マタハラ?」
ゴリーレッド「全然意味が違う」


火剣獣三郎
2015/11/15 17:22
>豆戦士さん

しかもコマンドを選択するだけで、大抵の場合は向こうから話を振ってくれますからね!
コンビニやスーパーで店員に話しかけるだけでも、緊張して息苦しくなるアッキーです。

そんなコミュ障な私は、創作と読書が人生!
およそ1ヵ月半にわたる連載でしたが、「決闘倶楽部PX」は、久々に不満の無い終わり方が出来ました。

これも執筆時期に異能バトルを読んでいたおかげか・・・。
大袈裟でなく、本に精神状態をコントロールされていますからねぇ。

今まで多くの物語に触れて、様々な組み合わせの宝石を探し当ててきた私ですが、それでも猶、出会ったことのないラインナップでした!
ありがとうございます!
アッキー
2015/11/16 00:05
◎初手エクゾ封じ!

うんwそのパラドックスは、書いていて感じたw
おそらく、この状態で安心して書き続けたら、いずれ問題が表面化したんだろうなーと思っていたので、そういう意味でも丁度いい頃合でPXは完結できました。
怒涛のモリンフェン様ラッシュは、ちょっとした賭けだったのですが、受け入れられて良かった!

いかにして初手エクゾを攻略するかということで、原作は「あらかじめ海に捨てる」だったわけですが、クロウのセリフを聞いて、「そういえばレアカードって数が少ないんだ」と思い出しました。
・・・OCGから離れて、デュエル小説ばかり書いていると、当たり前のことも忘れてしまう罠。恐い恐い。

「バード」に「エンバンメイズ」、面白そう!(未読です
麻雀はルール覚えてないのですが、読む分には何とか。ルールわかってたら、もっと面白いんだろうなーとは、いつも思いますが。
アッキー
2015/11/16 00:06
◎絶対神モリンフェン様

決倶およびPXは、デュエル小説というより、モリンフェン様小説と名乗った方がいいかもしれないと思う、今日この頃。
最初に“絶対神”を考えたときは、タイヨウ以上に限定的だが強力なレベル5能力、というコンセプトがあったなァ(遠い目


◎より完全に近い“回帰の力”

吉井くんとのデュエルでは、召喚条件に類する部分だけでしたが、
滅ぼしてきた宇宙の中には、自由に消せる力で戦った相手もいたんだろうと思うと胸熱。

シフトワンは、量子デジタル操作までやっちゃったことで、この手の面白さを損なったかと思うと、早まった感がありますねぇ。
迷宮より後の神邪は、実に扱いに困る困る。

まあ、それはそれとして、ヒーローとしては伸びてきた様子。
最終話、無々に会う直前、このときに殺した子の親友が仇討ちに来たのを、返り討ちにしてバットで首を吹っ飛ばした・・・という裏設定があったりします。


◎うずまき第67効果

恐い話をしますと、鷹野さんが効果を解除するか、使用した《うずまき》が無効化されるか破壊されたら、再び無々は死んでしまいます。
あくまでカード効果なので、デュエルモンスターズの根本法則には逆らえません。
どこの未来日記だよって話ですが、“虚数大嘘憑き”も「無かったこと」にしたことを「無かったこと」に出来るわけで、本当の意味で事実抹消なんて出来ないんですねぇ。

あっぷるぱいさんのループ問題に対する回答ですが、
@勝利したときの結果を“契約”しておく(ループを抜け出す方法)
A《うずまき》の枚数は有限なので、魔王が所持する《うずまき》の枚数+1回、勝利すればいい
アッキー
2015/11/16 00:06
◎敵対の力

なるほど、田中システムとも若干近いものがある・・・けれども、異能バトルには、もっと近い能力者がいる!
実際、ちょっと焦ったほどに近かったので、逆にテンションあがったりしたものですがw

使うのをやめると逆に圧倒できるあたりが、異なるポイントの1つですかね。“最弱”の意味とも通じているのですが。
(全面的に使用を停止したわけではなく、ある部分において使うのをやめたことで、あのような状態になっています)

必ず僅差で負ける・・・というのは、リンネとのデュエルに関しては、
そういう意味の能力になってますね。(結果論に過ぎないですが)
凶悪ではあっても、決して無敗ではない力です。
アッキー
2015/11/16 00:07
◎水着回

当初予定には無かったエピソードなのですが、異能バトルの特典小説で、「あえて王道で行く勇気」を諭されたことで、筆を取った次第です。

しかし下セカともなると、水着ではなくオナホールか・・・それくらい攻めていきたいものです。


◎エピローグという名のプロローグ

最終話に入れる予定だったのが、水着回の後になりました。
吉井くんと天神さんの娘は、性転換ネタと同じ頃に思いつきましたが、
ようやく登場させることが出来ました。

るろ剣でいえば緋村剣路みたいなポジションでしょうか。
高校生で子持ちとか若干アレなんですが、薫だって16歳ですし。

ちなみに“始まりの1枚”は、例のデッキ全ドローによるエクゾ阻止のアレで、むしろ「これがあったから敗北を免れた」という表現の方が正確でしたね。
アッキー
2015/11/16 00:09
◎原作HPの未来

結構そうなっていた時期があったかもしれない?
あくまで「作家の個性が潰れる」ことが良くないのであって、決学スタイルを取り込むことで進化できれば、当然その方がいいですよね。
そう、私のように(殴蹴


◎執筆は我が生き甲斐!

・・・という側面があるからこそ、やれているというのはあります。
記事では偉そうなこと書いてますが、自分の精神状態をシャープに保ちたいというエゴも大きいのですよ。
しかし、お互いに楽しければ良し!
原作HPで決学に出会ったときは、ここまで親しくなるとは想像していなかったなァ・・・。

ちなみに私がプロを目指すのを躊躇するのは、1万部くらいの作家だと人間扱いされない現状を、いろんなところで見聞きしてるから。
創作に直結しない部分で苦悩したくないんですよねぇ。
アッキー
2015/11/16 00:10
◎メタとインフレのタミユク

最近は初手エクゾ封じに、“即死反射”の紫水晶が出てきたタミユク。
デュエル小説の中でも、ひときわ箍の外れた感じがありますね。
単純にパワーアップしているというよりは、有理数→無理数→虚数みたいな変遷かも。

・・・ええ、この一連のインフレは私にも大きな責任がありますので、それが程よい楔にもなっている気がします。
自分を縛り付けるものがあるのは、悪い気分ではない(キリッ

神邪の弱点の1つは、それですね。
メンタル弱いので、倒すまでもなく甘言で味方につけることも可能。
長官の甘言、遊矢は跳ね除けましたが、神邪は無理かも?


◎この素晴らしい出会いを大切に

他の部分で通じ合える人はいても、この方面で、ここまで共鳴するというのは、豆戦士さん以外にいません。
異なる部分も多いとしても、それは“異なる”というだけで、相容れない要素ではないという。
ぼんやりと共感しても、肝心なところで食い違うパターンが多かっただけに、貴重な出会いです。

ライトノベル以外だと、基本的に受け入れられる人間観が限定されている、というのは感じますね。もちろん好きなものは多々あるのですが、それら好きなものとラノベの境界線は引きにくい・・・というか、自分では引いてないです。
アッキー
2015/11/16 00:11
◎決闘祭!!

これまで数々の奇怪なキャラや能力を出してきましたが、いよいよ完結編へ向けて走り出します!
・・・というか、既に書き溜めが結構あって、これから続きを書いていく感じですが。気持ちを新たに。

楽しみにされるとテンションあがるううう!
期待を裏切らないように、心を引き締めて頑張ります!


◎アナグラム

“リンネ”にかこつけて“モリン”は狙っていましたが、ここで“牙炎”とか何の因果なのか。
本名は決闘祭で明かされる・・・と思いたい(殴


◎唯一神の可能性

レベル1の可能性は出し尽くせたかと思うので、今後むむたんを描くにあたって、能力レベルアップはテーマの1つになる予定です。
その伏線めいたものは、最終話で若干。

相手の手札がフルモリンフェン様、これぞモリンフェン様デュエルの最強進化系!
むむたんの果てしない成長に、今後もご期待ください!
アッキー
2015/11/16 00:11
◎優勝校は謎

そ、そうです、題材をバラ撒く為にね(殴

このあたり、私も色々書こうとしてボツになったものが幾つか・・・。
流用しようとして、そこでも行き詰って、という罠。

下手なものは書けないと思うと、逆に首を絞めてしまう作家あるある。


◎パーフェクト

会社をメインに描いていますが、私の念が籠もってるのは子供時代の方ですね。やはり教育論なのか。
この手のレッテルを張られる子供時代だったなァ・・・。


◎ああ星屑、君の喜ぶ顔が見たいんだ

いじめ被害者という立場のキャラで、ここまで深く共感できるという時点で既にスーパーレアなのですが、このタイプを主人公として描いたことに、惜しみない拍手を送りたい。
「友達になりたい!」という感覚と、深く感情移入するのとは、やっぱり別物ですよね。

>読んでない作品の数のほうが多いという絶望
ですよねー。
古本屋とか巡っていると、あれも読んでない、これも読んでない、全てを読み尽くすことは出来ない、もっと寿命が欲しい・・・とかいう思考になっていくわけですが、だからこそ共感できる出会いは希望!


それでは、あらためてカンサー決戦編、お楽しみに!!
アッキー
2015/11/16 00:12
>火剣さん
何しろ大トトロ並みに生きているジュエル、その強さには年月の重みがあります。無意識の攻撃であっても、見切って回避してしまうでしょう。
壮絶な戦いで、悪夢の余韻を消し去りました。

八武「服が破けるというのは素晴らしい。何故なら、レイプを思わせるからだ!」
山田「最低な意見が出てきたぞ。」
佐久間「まあファッションだな。」
神邪「破れたジーンズでオシャレとかありますね。」
八武「つまり、レイプはファッションであると。」
山田「そろそろ殴るぞ。」
佐久間「あらかじめダメージのある服を着るのと、戦いの中で自然と破れていくのとでは、若干の違いはあるわけだが。」
維澄「しかし精神世界とはいえ、凄まじい戦いだね。」
佐久間「イメージ出来なければ入り込めない世界だ。2兆6千億度も、数値として知ってるだけでは具現化できない。」
神邪「千里眼ならではですか。ということは、ジュエルさん単独ではなく、千里さんと協力して具現化している世界なんですか?」
佐久間「そうだ。」
八武「私となら、どんな世界が出来るかな?」
維澄「桃源郷と酒池肉林を足して2で割らない感じになると思う。」
アッキー
2015/11/16 00:22

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