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zoom RSS 「サトリン」 第二部あとがき

<<   作成日時 : 2016/04/28 00:05   >>

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お付き合いいただき、ありがとうございました。
これにて第二部は終幕となります。

電脳戦士が全て揃った時点で、第二部を終わらせることを決めていました。
第一部が、日常から非日常への移行で幕を下ろしていますが、
第二部は決戦の準備を整えるまで続ける予定で、何とか書ききれました。

第三部は、いよいよ電脳戦士と邪戦士の決戦になります。
しばらく準備期間を設けますので、お待ち下さい。





“サトリン”という名前は、新耳袋の「KAORIN」から取っています。
ホラーというより不思議系のシュールな話で、恐いか切ないホラーばっかり読んでた私は新鮮でした。
よくわからないけど面白い、想像を掻き立てられる話です。

変わらない見た目とか、長い電話番号とか、三十路男の憂鬱とか、「サトリン」に繋がる要素が多いのですが、
流石にメジャーとは言いがたいでしょうか?
MF文庫の「エレベーターの闇」に収録されているので、見つけたら読んでみてください。


“んんっん〜”という口癖は、「ポポロクロイス2」のボクシーが元ネタだったりしますが、
“の・の・の・の〜”は学生時代に観た演劇のセリフをモチーフにしています。
文字ではなく、独特の音程が印象的で、サトリンの調子も、あの劇の影響を受けています。

もはや内容は殆ど記憶してないのですが、やはり“よくわからないけど面白い”ものだったことは覚えています。
聾唖者向けのオルフェウス劇のときといい、私の嗜好は、そういう方面に傾いているのでしょう。


“一”は韓国語で“イル”、そして“日”も同じく“イル”と読みます。
続けて読むと、“一日”はアンシェヌマンによって“イリル”になることから、苗字は決まりました。
漢字は「海の闇、月の影」小早川姉妹から“流”を取って、“入流”に決定。
“イヴィル”という名前も、邪悪を示す単語の中から、“イリル”に響きが近いものを選びました。

「ジキルとハイド」は人間の二面性を描き出した作品ですが、肉体が2つに分かれていたら、どうなるのか?
このテーマは「海の闇、月の影」で扱われており、サトリンとイヴィルは流風と流水の関係なんです。
それと、「レース鳩0777」におけるアラシとマグナムの影響を強く受けています。イヴィルの帽子が、しばらく文字が滲んでいるのは、そういうわけです。(もちろんE→εの変化を示している意味もありますが)


最初ホラーっぽい雰囲気があるのは、「恐怖新聞」の影響です。サブタイも“都市伝説”。
第一部あとがきで、「サトリンと電脳戦士の関係は、ポルターガイストと鬼形礼の関係」と書いてますが、
第四話ともども、イヴィルの気配を漂わせておいた私の誠意(ドヤァ

・・・石を投げられそうな発言はさておき、“能力を課す”という発想は、「エポトランス!舞」の影響も強いです。
「海の闇、月の影」、「恐怖新聞」と並んで、これが設定に大きく関与しました。
サトリンが自身を“エポのエスパー”と称している場面がありますが、それがこれ。電子界の設定もこれ。
今読むとカクレンジャーネタとか出てきて懐かしい・・・。もう20年以上も前なのか。


現実の技術がSFを超えてしまうことを、俗に“アトムの黒電話”と言いますが、
「電影少女」や「AIが止まらない!」も、それに属しますね。
ビデオとかフロッピーディスクとか、私は随分お世話になったものですが、今はもう見かけない・・・。

でも作品として面白ければ、それでいいと思っています。
・・・ぶっちゃけ“重力レンズ”すら現代技術に後れを取ってしまった(重力波の観測)ことを考えると、
SFはフィクションとして割り切った方が楽しいですよね。

「ナズミ@」でナズミがパソコンから出てきたときは、「おおっ、ビデオガール!」と思ったものでした。
しかしそれも15年も前の話となると、時が経つのは早いものです。当時は“未来”を感じたものですが。

現在、これらの後継作とも言える「@ショウジョ」が連載されていますが、
エレノラが登場したときはギョッとしたものでした。
「@ショウジョ」が10年くらい早く登場していれば、イヴィルは帽子ではなく半仮面になっていたかもしれません。

あと、もう少し早くに「魔人探偵脳噛ネウロ」を読んでいたら、色々と設定が変わっていた気がします。
AT構築に関して参照しているのは、「ARMS」や「ガラスの仮面」などですが、
最近は生身の人間の人格データを写すのが流行りですねぇ。流行に乗り遅れちまったぜw





<データベース>

第一部
プロローグ(サトリン)
第一話 サトリン〜都市伝説〜
第二話 少女と丸十字
第三話 エイミー
第四話 サ・ト・リ・ン?
第五話 虎の最後
第六話 七美の神
第七話 ダッシュ
番外編1 トランジスター
番外編2 豹の駆ける庭
番外編3 不思議のメール
エピローグ(SATOKO)

第二部・前半
インターローグ(サトリン)
第八話 かしましく、たくましく
第九話 人の子
第十話 縦の破壊
第十一話 丸十字の選択
第十二話 狂戦士
第十三話 光が繋ぐ道の先
第十四話 白羽の矢
番外編4 水火の夏

第二部・後半
番外編5 秋の空
第十五話 約束のクリスマス
挿話1 クラメーションあるいは蔵目翔
挿話2 ユイファあるいは火頭結花
挿話3 シータあるいは入流小松
第十六話 十戦士集結!
番外編6 折れた十字架
番外編7 電脳の守護天使
エピローグ(EVTL)

◎第三部(執筆中)


・電脳回遊(ネットウェイ)
自分の意識を電子界に接続できる能力。
ざっくり言えば、いつでもチャットが出来る能力。
サトリンシリーズとの接触で課せられる他、電子系のエスパーなら大半が発現可能。

・電脳海遊(マルチサイバー)
電子界で自在に行動することが出来る能力。
データの閲覧や書き換えなど、電子系において万能の威力を発揮する。(全能ではない)
能力の一部を他へ課すことが出来る。

・電子防御(プロテクト)
電磁気力でバリアを張る能力。
“電脳回遊”の所有者にもバリアを張ることが出来るが、時間制限がある。

・人格消去(マインドデリート)
記憶や人格を消す能力。触れてないと発動しない。
物理的に破壊しているわけではないので、電気的に復元は可能。

・電影作為(ブラウザクラフト)
自分の想像した効果を創造する能力。
具体的に想像できない効果は発揮できない。廉価版“電脳海遊”。

・損傷引受(ダメージシフト)
他者の肉体ダメージを7分の1にして自分が引き受ける能力。
効果はヒーリングに劣るが、瞬間的に発動できる。

・正否聖痕(スティグマータ)
少し先の未来を予知できる能力。
発動するときは両手に刺青のような紋様が出現する。

・正否聖痕(マルバツスティグマ)
正否を判定する、未来予知の変形能力。
発動するときは頬の痣が鮮やかになる。

・力場補整(エナジーギミック)
身体能力を高め、体の表面にバリアに近い力場を作る能力。
ざっくり言えば、ケンカが強くなる能力。

・偶石握殺(サークルファイア)
自分と自分の味方に対して敵意や攻撃意思のある者を同士討ちさせる能力。
同士討ちさせる対象を認識していなければ使えない。

・雷撃雷化(トゥールアクセル)
自分の肉体を電子に変換する能力。副作用で若返る。

・老化現象(タイムオールド)
あらゆるものを老化させる能力。副作用で自分も老いる。

・電子保護(マインドガード)
電子データを保護する能力。
副作用で嘘がつけないが、八谷は元から嘘はつかない。

・淫辱聖杯(セクスプラスチャリス)
???
“電影作為”及び“正否聖痕”と対になっている。

・戦闘力場(バーサクパワー)
???
“力場補整”と対になっている。

・飛翔特攻(カミカゼアタック)
自らを空中へ浮遊させて、突撃する能力。
“電子防御”と対になっている。

・暗黒顆粒(チャームウイルス)
他者を操る能力。
“電子保護”と対になっている。

・重力操作(グラビガエンター)
重力を操作する能力。

・即死弾丸(ヘッドシューター)
???
“正否聖痕”と対になっている。

・揺体変化(オクトパイレン)
肉体の形状や性質を変化させる能力。
“雷撃雷化”と対になっている。

・黒煙魔手(ブラックエンパー)
離れた場所にいる者に打撃を与える能力。

・黒煙邪手(ピルネクス)
離れた場所にいる相手に衝撃を与える能力。

・退令(バックコマンド)
退けと命令した相手を後ろへ跳ばす能力。

・障壁(マヌバリア)
バリアを張る能力。

・障壁障害(スタイミウォール)
様々な種類のバリアを張る能力。

・魔道絵筆(ペンタブレット)
書き込んだ事象が実体化する能力。
イヴィル能力版“電影作為”。

・レクラ
イヴィルの操る電子剣?

・ミヒャエル
イヴィルの操る忘却系能力?

・バルバロッサ
イヴィルの操る電気の塊?


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
火剣「改めてアッキー監督の脳内の広大無辺さに驚く」
コング「エスパーなんだきっと」
ゴリーレッド「戦士同士。決戦してほしくない気持ちもある」
コング「日常と非日常か。非日常を体感できる小説は好み。たとえば」
ゴリーレッド「その先は喋らなくていい」
火剣「激村もジキルとハイドだ。非暴力思想を掲げ、礼節を重んじ、全てのファンレターに丁寧に返信し励ましを贈るが、キレると人の顔面に何の迷いもなくダイナマイトキック!」
コング「現実の技術がSMを越えてしまう現象か。素晴らしい」
ゴリーレッド「SFだ」
火剣「映画でもマンガでもドラマでも小説でも作品はまず第一に面白いか否かが重要だと思う」
コング「面白ければ多少ツッコミどころがあっても大丈夫。勢いで押しまくれる」
火剣「画面から飛び出して来るといえばビデオガールのほかに貞子」
コング「白羽の矢か。淫辱したい」
ゴリーレッド「飛翔特攻を脳天に食らいたい?」
コング「言ってない」
火剣「『サトリン』第二部エピローグのポエムはイヴィルのポリシーが見事に表現されている気がする。好きで道を踏み外した者はいない。若いうちに結婚して子供ができて普通に暮らしている人間ばかりを対象にして物事を決めていったら、当然日の当たらない人間が出てくる。イヴィルの人助けとサトリンの人助けの両方が必要なのではと思う」
コング「僕もイヴィルコングとしての役目を果たそう。イヴィルドクターと組んで、『私は変態なのか、おかしいのか?』と悩んでいる美女・美少女に『君は全然おかしくない』というメッセージを贈るのだ」
火剣「美女・美少女限定か?」
コング「当たり前田の明らかよ」
ゴリーレッド「人助けになってない」



火剣獣三郎
2016/04/28 11:02
>火剣さん
脳内が広すぎて自分でも迷子になるときがありますが、なんとか第二部ラストまで辿り着くことが出来ました。
増殖し続ける邪戦士は貞子のようでもあり、救われない人々にとっての救いでもある・・・?

佐久間「ベ・ル・マ!」
山田「そのハイドじゃない。」
八武「ふむぅ、私も名医と呼ばれているが、それはジキルであって、狂科学者でレイプ魔というハイド面があるのだよ。」
維澄「どちらも本当の顔だということね。」
八武「両方とも嘘かもしれないよ?」
佐久間「日常と非日常、戦士と邪戦士。その境界線は曖昧だ。」
八武「亜衣・・・麻衣・・・」
山田「画面から出てくるのは、チキン・ジョージもそうだったな。」
佐久間「ツッコミどころしか無いマンガだが、それが良い。」
維澄「ジキルとハイドは、ハイド氏が悪いのか、ハイドを拒絶したせいでジキルは破滅したのか。」
八武「ふむう。」
佐久間「悪性を否定する善性は破滅する。」
山田「悪人正機ではないが、狭い目線では救世はおぼつかないか。」
八武「今こそ私がイヴィルドクターになる時代!」
山田「酷い時代になったもんだ・・・。」
佐久間「そう、時代が悪い。私の価値は時代が変わろうと何ひとつ揺るぎはしないが、だからこそ私が言うべきだろう、社会が悪いと。」
八武「そして、美女・美少女は正義。」
山田「佐久間は悪だけどな。」
佐久間「そんなに褒めるな、照れるじゃないか。」
アッキー
2016/04/28 16:44

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