佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS ネガティブ・デュエル! (前編)

<<   作成日時 : 2016/07/22 00:05   >>

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◆ ◆ ◆



高校二年生のときの話をしよう。

先に言っておくが、この話において俺は脇役だ。
ヒロイン役の友人で、相談相手。
それ以上の何者かではないし、そのときの俺には他に熱中してたことがあった。

更に言えば、デュエルモンスターズに纏わるエピソードには事欠かない俺だ。
この話のことも、今朝ふと思い出したくらいの・・・ありふれた日常の断片。
そんな些細な、ほのぼのとした話だが・・・それでもよければ聞いてほしい。

俺の知らない情報に関しては、親友が補ってくれた。
友達は多い俺だが、親友と呼べるのは彼だけだ。

名乗り遅れたが、俺は大河マサキ。
デュエリストだ。



◆ ◆ ◆



<三代牧>

みしろ・まき。
俺と同じく、高校二年生。

小さいときから、女子より男子と遊ぶ方が好きで、屋外で野球やサッカーに明け暮れていた。
さばさばした性格で、なよなよした奴は男も女も嫌い。短気で、あんまり口は良くない。
そのせいか、「がさつ」「男女」「アマゾネス」と呼ばれているが、別に見てくれは悪くねえ。
美少女って括りじゃねえが、活発で勝気なイイ女だと思う。

身長は女子としては高めで、バスケットボール部に入っている。
デュエルの腕前も確かで、俺とはデュエル友達ってやつだ。
考えてみりゃ、俺の友達はデュエル関係で埋め尽くされているな。

今のうちに白状しておくが、男が女友達に対して友情以外の感情を持たずにいるのは難しい。
そのことを察したのかどうか知らねえが、「マサキのことは好みじゃない」と、早々に牽制された。
失恋というほどには育ってなかった恋心は、すぐに友情の積み重ねで消えた。

マキは、男と遊ぶ方が好きだといっても、実は可愛いものが嫌いなわけじゃない。
そもそも本来、「男子と遊ぶのが好き」なのではなくて、「男子がするような遊びが好き」なんだ。
今でこそデュエルモンスターズをプレイする女も多くなったが、俺やマキが子供の頃は、デュエルモンスターズといえば“男の子の遊び”だった。

・・・と、話が逸れたな。
つまり要するに(この喋り方アルドっぽいな)、好きなことしてるだけで、たまたまそれが「男子っぽい」から「男勝り」と言われるが、可愛い服装とかも好きだってことなんだ。

「でもさ、わかってんだ。あたしに可愛い格好なんて似合わないって。」
「んなことねーだろ。好きな格好して何が悪いんだ?」
「マサキはそう言うけどさ、実際キツいんだって。」

机に腰掛けながら、女子としては長身のマキが苦笑いする。
この“長身”ってやつが、“可愛い”の世界では厄介らしい。

「・・・可愛い服ってさ、ノッポの女には似合わねーように出来てるのよ。」

寂しそうな笑顔を見せるマキは、どこか諦めてる風だった。
普通の女子が出来ないようなことを出来る代わりに、普通の女子が出来ることが出来ない。

諦めてる。それは・・・
・・・親友を思い出して、チクっと胸が痛んだ。

「そんな顔すんなって。あたしは別に、今のままでいいって。不満はあっても、不幸じゃないからさ。」
「上手いこと言うなあ。」

だが、この言葉をマキが撤回するのは、そう遠くない日のことだった。



◆ ◆ ◆



<海老田幻>

えびた・げん。
同じく、高校二年生。

小さい頃から、ままごと遊びが好きで、いわゆる“男の子らしい遊び”には興味なかった。
体を動かすのが嫌いで、専らインドア趣味。女子とも遊ばず、テレビで目を悪くしたという。
高校生になった今じゃ、立派なオタクってやつだ。

痩せた体で俯き加減。人の目を見て喋らない。声は小さくて、怯えた顔をしている。
なんとなく放っておけない気持ちなんだが、どうも俺は見た目が恐いらしく(どーせ目つき悪いですよ)、最初なんかカツアゲに間違われた。(けっこーショックだ)

かつてオタクの犯罪者が世間を騒がしたせいか、ただでさえオタク趣味に対する世間の風当たりはキツい。
クラスの女子からは眉を顰められているし、体育会系の男子からも評判は良くない。
しかし友達がいねえってわけでもなく、いじめに遭ったって話も聞かない。(シンヤとは違う)

女子の好みなんて俺にはわからねえし、海老田は悪い奴じゃない。
だが、マキの嫌いな「なよなよした男」に入るであろう彼に、当のマキが惚れるというのは不思議な話だ。

大事なことだから繰り返そう。
マキは海老田に恋をした。

相談があると言って、放課後に付き合わせたマキは、もじもじしながら想い人の名を告げた。

「海老田?」
「うん・・・。」

顔を赤らめて頷くマキは、どこから見ても恋する乙女で、誰が見ても可愛いと思うに違いない。
忘れかけていた失恋気分が蘇りそうになるが、それよりも好奇心が勝る。

「だ、だからさ、どうすればいいかな・・・?」
「どうすればって・・・マキは、どうしたいんだ?」

心の中では首をかしげながらも、だからこそ俺は真面目に相談に乗った。
オタク男子と活発系女子に、どういう接点があったのか、詳しく知りたい。

「どうしたいって・・・そんなの、わかんないよ・・・」
「いや、恋人になりたいかってことなんだが。」
「こここ恋人!? 話したことだって無いのに!?」

茹でダコみたいに真っ赤になって、あわあわとなっている。マンガみたいな光景だ。
ちょっとクールダウンさせた方がいいかなあ。・・・よし。

「あいつの、どういうところが好きなんだ?」
「それは・・・」

マキが告げた理由は、なるほど、言われてみれば納得できるものだった。
といっても、それは俺がマキのことを知ってるからであって、他人から見れば不自然きわまりない理由だった。

・・・そう、罰ゲームで告白したかのような違和感を、生じさせるものだった。



◆ ◆ ◆



<逢沢疼>

あいざわ・うずき。
転校生。

この話に関しては、俺と同じく脇役だ。
ふわっとした柔らかい雰囲気の、いわゆる“森ガール”な彼女は、ちょっとしたカリスマだった。
デュエルモンスターズの珍しい話を知っていて、デュエルも強い。すぐにクラスの人気者になった。
珍しいカードを人にプレゼントしたりと、どこかの令嬢だという噂が立っているが、本人は肯定も否定もしない。

冒頭で語った「他に熱中していること」というのが、他ならぬ彼女とのデュエルだ。
初対戦で負けた俺は、負けん気の強さを発揮して対策を練り、次のデュエルでは勝利。
すると彼女は戦術を変えてきて、再び負かされた。ならばと俺はリベンジ。そんなこんなでライバルだ。

マキには悪ぃが、やっぱデュエリストってのは、強い奴と戦いたい生き物なんだ。
決してマキも弱くはねえが、今では俺が負けることはない。
・・・薄情な生き物だぜ、デュエリストってやつは。

だから俺は、逢沢とデュエルしている最中に、マキと海老田の間に起こったことを知らなかった。



◆ ◆ ◆



<ブック・オブ・ザ・ワールドによる補足>

海老田幻は、放課後の教室でデッキを組んでいた。
彼も逢沢からカードを貰ったので、それを使って新しいデッキを作っている最中だった。

そこへ緊張しながら三代牧が入ってくる。
海老田は一瞥するが、萎縮ぎみに視線を逸らし、作業を続けた。

「あの。」
「え?」

三代が海老田の前に立つ。
暮れていく陽が、頬の赤みと相まって、長身の少女を照らす。

「あたしっ・・・海老田くんのことが好きです!」

しばし時間が止まったように、三代は制止していた。
告白するときの鼓動は、人生で最高潮だった。どんな激しい運動をしていても、ここまで高鳴ったことはない。

しかし次の瞬間、その鼓動は停止命令を受けたかのように冷たく凍えることになる。


「なに? 罰ゲーム? ぼくを馬鹿にするなよ。」


海老田は険しい顔になり、さっさとデッキを片付けて帰ろうとする。
そのときになって、ようやく三代の口が動いた。

「・・・んで、そんなこと言うの? あたしは・・・本気で・・・」

頭が動かない。
涙が出そうになる。

「なよなよした男は嫌いだって人が、ぼくに告白するなんて罰ゲームしかありえないでしょ? 冴えないオタクをからかって面白いのか知らないけど、残念だったね。」

海老田は振り返らなかった。



◆ ◆ ◆



泣きじゃくるマキから電話があったのは、その日の夜のことだった。
逢沢とのデュエルに勝って、これで俺の勝ち越しだと浮かれていたときに、晴天の霹靂。

「どうした、マキ!?」
「あのね・・・」

聞こえてくるのは涙声ばかり。
電話じゃ要領を得ねえ(電話は苦手だ)ので、近所の公園で待ち合わせた。

夜中に女の子と公園ってのは、ときめくシチュエーションではあるが、そんな場合じゃねえ。
まさか突っ走って砕けたのかと思ったら、その通りだった。



- - - - - -



「・・・なるほどなあ。」

きっついよなあ。
本気の告白で振られたんなら諦めもつくが、冗談と思われてしまうってのは・・・いやはや。

「あたしが・・・悪いのかな・・・? 普段から、がさつで・・・無神経なこと言ってるから・・・罰が当たったんだ・・・。」

けしかけた形になっている俺にも、責任はある。
何より、女の子が泣いているのを見て知らん顔できるほど、俺のメンタルは強くねえ。

「きっと、海老田くんの心の琴線に触れるようなことを、何度も何度も言ってた。だから本気にされなかった。きっと海老田くん、あたしみたいな無神経女に、いじめられたことあって、だから・・・」

マキは普段は明るいが、落ち込んだときの差が激しい。
放っておくとネガティブが加速してしまう。かといって下手な慰めは逆効果だし・・・。

・・・。
・・・・・・。

「・・・俺は、違うと思うな。」

「え・・・?」

あまり語りたくねえが、許してくれよな親友。

「それは照れてんだよ。いじめられたことが無い、とまでは言い切れねえがな。」
「は・・・? え・・・?」

俺の言ってることが理解できないようで、泣くのも忘れて目が点になっている。

「おかしなこと言ってるように聞こえるかもしれねえが、まあ聞いてくれ。男ってのはさ・・・女が恐い生き物なんだよ。」
「・・・え、じゃあマサキも、あたしのことが恐いってこと?」
「ある意味な。ただそれは、女が男に感じる恐怖とは別だし、ヤクザに絡まれるような恐怖でも無え。その・・・笑わねえでくれよ? 女に嫌われるとか、笑われるってのが恐いんだ。」

なんというか、本能的なものなんだろうな。

「心の琴線に触れたってのは、ある程度は正しいと思うぜ。だが、それは人間不信から来る反応じゃねえってことを、俺は“知っている”。だから照れ隠しだって言ったんだ。」
「知っている・・? それは、どーゆう・・・」
「念の為に聞くが、海老田と話したのは初めてなんだよな?」
「そ、そうよ。」
「だったら、間違いねえ。」

それはマキにとっては安心材料だが、俺は暗い気分になる。

「本当の人間不信ってのはな、たとえ罰ゲームで告白されたと確信していても、“だからこそ”激昂しない。そんなことして相手に付け入る口実を与えたりなんか絶対しねえ。そう考えるんだ。」

シンヤなら、そう考える。
迂闊に「罰ゲームだろ」なんて言おうものなら、「女の子の純情を踏み躙った」という口実を与えてしまう。
そんなことを、暗い目つきで静かに語っていた。

「罰ゲームと確信してんなら、もちろん告白に応じたりはしねえ。だが、相手に口実を与えたくはねえ。口を閉ざして相手の反応を待ち、嵐が通り過ぎるのを待つ。」

実際そうやって、シンヤは地獄を通ってきた。
そんな経験は、俺には無い。だから俺の怒りなんて、シンヤの百分の1にも満たねえだろう。

「本当の人間不信ってのは、最初から険悪な態度を取ったりしねえ。最初は丁寧で、そうやって相手を見定めるんだ。丁寧な態度の裏で静かに怒りを溜めて、キレたら最後、二度と関係は戻らねえ。徹底的に敵と見なし、憎悪し続ける。キレるまでわからねえ馬鹿は死ねと、俺も思ってるぜ。」

「ま、マサキ・・・?」

おっと、いけねえ。
シンヤのことを語ってると、どうも感情の歯止めが利かねえな。
この程度で引いてしまうような奴は目障りだ・・・なんて生き方が出来るほど、俺はストイックじゃねえ。

「わりぃ。だが、俺が本気だってことはわかっただろ? 下手な慰めはしたくねえ。慰めでなく、希望を語る。俺の見る限り海老田は、“食わず嫌い”だ。」

シンヤは食わず嫌いではなく、本当に胃が受け付けない。
食べるけれども、吐き戻してしまう。

「海老田は男とは普通に話してるだろ? 逆に言えばだ、お前のことを“女”として見てるってことだ。というか、告白したことで印象付けたかもしれねえ。マキの行動は、玉砕じゃなく伏線かもしれねえぞ。」

シンヤは、“女に嫌われる”のが恐いのではなく、“人に嫌われる”のが恐い。
この違いは、どうしようもないほどの溝がある。
説明しても多分、わからねえ奴には一生わからねえだろう。

『いじめに対して「やめろ」と言うほど愚かなことはない。下手に反応したら面白がられるだけだから。』

不意にシンヤの声が聞こえてきた。
ゾッとしながら俺は、悲しかった。

「・・・。・・・だからマキ、落ち込むな。こういうときに俺たちは、どうやって物事を決めてきたか、知ってるはずだ。」

俺は笑ってデッキの束を掲げた。



◆ ◆ ◆



翌日は休日で、俺は手紙で海老田を呼び出した。
初対面でカツアゲされると思われたのは悲しかったが、それだけ恐れている俺が手紙を出せば、無視できねえはずだ。(言ってて悲しくなる)

それに、これで無視しねえようなら、ますます希望が持てる。
シンヤのような人間不信の塊なら、リスクを恐れて来ねえはずだ。

ぶっちゃけ、マキに語ったことの半分近くはハッタリだからな・・・。
人間不信のタイプも様々だし、“シンヤより軽度”ってだけに過ぎない可能性もある。
救いようがねえレベルのシンヤと比べるから、俺は他人の苦しみを軽く見る傾向があるかもしれねえ。・・・。


「た、大河くん・・・。」
「・・・お、おう。」

海老田が緊張しながら現れたので、俺も何だか緊張してしまった。
いや、俺たちが緊張し合っても仕方ねえんだが、どうもな・・・。

ともかく本題を切り出そう。

「デュエルしようぜ。」
「わかった。賭け金は幾ら?」

よし、話が早い。

「賭けるのはカネじゃねえ。それと、デュエルの相手は俺じゃないんだ。」

おっかなびっくり、マキが出てきた。

「よ、よーっす・・・。」

びくびくした様子で、マキはデュエルディスクを展開する。
流石に海老田も面食らったようだが、無言で同じく展開。
デュエリストは話が早くて助かるぜ。デュエルは平和の役に立つ。


「審判は俺が務める。・・・それじゃ、デュエル!」


三代牧:LP8000
海老田幻:LP8000



「ぼくの先攻、ドロー! デッキから7枚のカードを墓地に送り、このモンスターを召喚する。


出てきたのは《真紅眼の黒竜》・・・に似ているが、違う・・・!
レッドアイズに、そんな召喚条件は無え!


三代牧:LP8000→5600


「きゃっ・・!?」


海老田が召喚したのは、見たこともないモンスターだった。


レッドアイズ・ネガティブ・ドラゴン レベル7 闇属性・ドラゴン族
攻撃力2400 守備力2000
通常召喚できない。デッキから「ネガティブ」カードを
レベル分だけ墓地に送った場合のみ特殊召喚できる。
召喚ターンは攻撃できない。
このカードを特殊召喚したとき、相手に2400ダメージを与える。







   つづく

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「灼熱のファイヤーダンスは何かエロティックな意味が隠されている気がするんだが」
火剣「ほう」
ゴリーレッド「マサキが親友と呼べるのは彼だけか」
コング「ヒノエか?」
ゴリーレッド「待て」
火剣「三代牧。活発女子はモテる」
コング「男勝りの条件はかわいいことだ。かわいくない男勝りなんか相手にされない」
ゴリーレッド「延髄斬り!」
コング「NO!」
ゴリーレッド「それでも人間か」
コング「違う、僕は庶民の代弁者」
火剣「異性の友情は大人でも成立しにくい。ましてや十代の青春期じゃ不可能だろう」
コング「タイプじゃない異性なら友情は成り立つ」
ゴリーレッド「パイルドライバー!」
コング「があああ!」
火剣「不満はあるけど不幸じゃないか。なるほど」
ゴリーレッド「牧が海老田を好きになった理由は?」
コング「逢沢疼? 毎晩疼いているのか」
ゴリーレッド「バックドロップ!」
コング「がっ・・・」
火剣「森ガール? 野育ちか?」
ゴリーレッド「女子からの告白は勇気がいる。この胸の高鳴りは100メートル走以上だろう」
コング「キレるまでわからなねえ馬鹿は死ね。みんな人に厳しいね」
ゴリーレッド「気づくことは大事だ」
火剣「からかう、いじる、いじめの区別がつかない人間は危険人物だ」
ゴリーレッド「尊敬するA先輩にからかわれても嬉しいが、関係ない人間が乗っかってくることがある」
火剣「そういうのを馬鹿というのか」
コング「厳しい!」
ゴリーレッド「厳しくない」
火剣獣三郎
2016/07/22 16:41
ゴリーレッド「玉砕じゃなく伏線かもしれない。これは名言だ。励ましの達人の言葉だ」
コング「呼んだ?」
ゴリーレッド「呼んでない。コングは人を落ち込ませる達人」
火剣「人間不信のレベルか。俺も人間不信か?」
コング「信じることって素晴らしい」
火剣「俺様を理解できる人間はこの世に存在しない。そう自分に言い聞かせてから少し心が楽になったんだ。なぜわかってくれないと思うのは苦しいからな」
コング「♪けして明けない夜も、降り続けてやまない雨も、このろくでもない世界にはあるんだ、よおおおおお!」
火剣「明けない夜はない、やまない雨はないという励ましの言葉の裏をいったか」
ゴリーレッド「絶望のドン底にいる人にとっては、希望溢れる前向きな言葉が毒になる場合もある」
火剣「ポルノグラフティのTHE DAYを聴いてこの人わかってると心が落ち着く人間もいるかもしれねえ」
ゴリーレッド「それが励ましの妙で、通りいっぺんの言葉は心に刺さらない」
火剣「女子に笑われる、嫌われる。社会に出たらともかく、学校という狭い空間では凶器になる」
ゴリーレッド「職場も教室と同じかもしれない」
コング「その時は大義名分完了! あ、でも相手が美女じゃなかったら犯せないか」
ゴリーレッド「卍固め!」
コング「待て!」
火剣「デュエルで上手くいくか。海老田、牧、両方応援したい。誤解さえ解ければ」
コング「ねばねばスライムで牧の服を溶かせば全て解決」
ゴリーレッド「灼熱の中に放り込むしかないな」
コング「待ちなさい。ジョークは潤滑油」
コング
2016/07/22 16:55
>火剣さん
後ろ向きならぬ三代牧、恋する乙女の登場!
私が描く恋愛は粘着質が多いのですが、珍しく明るい、さばさばしたタイプで、楽しんでいます。

八武「今日はアルルの誕生日! ねばねば操る娘!」
佐久間「ぷよは確かに粘性がありそうだ。」
山田「同じ色に限るけどな。」
八武「それはさておき三代牧。コンプレックスは萌え要素だ。」
神邪「葉継も言ってましたね。僕に足りない要素はコンプレックスなのかもしれません。」
維澄「無いの?」
神邪「あるのは苦痛です。キレるまでわからない馬鹿は死ねというのは、僕の口癖でした。」
山田「マサキは神邪から様々な影響を受けているな。」
佐久間「NTRの魅力とかな。」
山田「何故それを挙げる?」
佐久間「人間関係は厳しいくらいで丁度いい。」
山田「わからんでもないが、息苦しくならないか?」
神邪「僕は賑やかな雰囲気の方が息苦しいです。多数者が息苦しいと感じる雰囲気が心地いいのは、悲しいことですね。」
山田「そうか・・・。」
八武「私は美女・美少女がいないと息苦しくなる。」
維澄「それは意味が違うんじゃないかな? かな?」
山田「牧が海老田を好きになった理由は何だろう。俺も海老田は牧の嫌いなタイプだと思うが。」
佐久間「そうかな?」
神邪「僕みたいなタイプこそ、嫌われると思いますがね。」
山田「うーむ・・。」
アッキー
2016/07/22 20:40
>コングさん
信じることは大切ですが、明けない夜もある。どちらも頷けるだけに、バランスが難しいところですね。

山田「人が人を信じるって、素晴らしいことだ。」
佐久間「久々にボケに回ったな。」
山田「ボケてねえよ。この誤解は悲しいと言ってるんだ。」
佐久間「誤解かな?」
維澄「どっちなのよ。」
佐久間「別に不正解とは言ってない。」
神邪「相変わらずマサキは人を励ますのが上手いなァ。」
八武「言葉のテクニックは重要だ。いつも同じ言い回しばかりでは、飽きられてしまう。」
山田「決め台詞は何度でも繰り返すべきだが。」
佐久間「だからボケたのか?」
山田「真面目だと言ってるだろうが。」
八武「不真面目で嫌われるなら諦めもつくが、真面目で嫌われると立つ瀬が無い。それが恐くて軽いキャラを演じる男子も多い。」
維澄「八武も女子を恐れているの?」
八武「女が恐くないという男がいたら、それは強がりか、あるいは女に興味が無いかだねぃ。」
アッキー
2016/07/22 21:02
お久しぶりです、アッキーさん。

>デュエルは平和の役に立つ。
全くその通りだと思います。何故ならルールが絶対に守られるから。暗黙の了解も含めて、デュエルって公平に決めてくれる。遊星さんの名言、「おい、デュエルしろよ。」にも、それと同じ雰囲気を感じます。

しかし、このレッドアイズの墓地肥やし能力が半端ない。しかし、ネガティブカードとは…。このカードを手にするために海老田さんは、何かしらの代償を払ったかのような印象を受けます…。
千花白龍
2016/07/25 22:51
>千花白龍さん

こちらでは久しぶりですね。
「デュエルは平和の役に立つ」というセリフは、確かプロ棋士の誰かだったと思いますが、「囲碁は平和の役に立つ」という言葉を元にしています。
ルールの絶対性を尊重することは、平和に欠かせない要素。

狂った召喚条件を持つネガティブモンスターですが、いつもの遊戯王よろしく、闇の力が宿っています。
払った代償は、優しい心・・・でしょうか。DM再放送でもレッドアイズが出る頃ですが、タイムリーでしたね。
アッキー
2016/07/26 03:02

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ネガティブ・デュエル! (前編) 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
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