佐久間闇子と奇妙な世界

アクセスカウンタ

zoom RSS 首絞め (続き)

<<   作成日時 : 2016/08/04 00:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

ああ、「ヴァイス・ヴァーサ」読みたい・・・!

私も最初、ヴァイスは悪徳か白だと思ってました。
外国のことわざとか、妙に格好良く見えますよね。
Talk of the Devil(噂をすれば影)とか。


収入の話ってこれかー。
この関係なら別にマナー違反じゃないよなァ。
いや、おずおずと訊くのが一種の様式美なのかもしれないですが。

このあたりは私が殆ど知らない部分で、とても勉強になる。
確かに印税って税金じゃないよね・・・そういうことか。
売れたらではなくて刷られたらってのも、なるほどなあ。そういうシステムもあるのか。
(親戚の漫画家は、売れた数で入る。)

そして似鳥さんの暗算方式が腑に落ちすぎるw

確定申告とか白でも面倒だと思ってたけど、
彼ほどの収入があれば税理士を雇うことも出来るわけだ。なるほど。

実際に役立つかどうかは別にしても、
この手の知識を得るのは良い気分だ。


演技してるのと問われて動揺した似鳥、後から考えれば露骨な伏線だったよなァ・・・。
作家が自我を抑えてパソコンの周辺機器になるのと同様に、
役者も別の自我を身に纏って舞台に立つ。「ガラスの仮面」や「引き裂かれたサイレンス」の世界だ。
「THE STAR」にも、1人で何十人もの役を演じ分けられるアクターが登場する。

私は作家として、どこか遠くから見ている神の立場というよりは、
“別人が頭の中に住んでいる”という感覚が、しっくり来る。
そういう意味でも、彼より似鳥に近いのかもしれない。


貶されたことを忘れるのが難しくないと言ってのけるのも、私とは対極なぁ・・・。
褒めてくれる感想で上書きする技法は、私もやってるけど、それでも上書き出来ないんだよ・・・。
並列思考の個別フォルダな頭をしていることが恨めしい。

こういう話を聞くと、彼は真の意味で記憶力が良いのだと思う。
私は完全記憶能力者とまではいかないが、のべつまくなし一切合財を記憶してしまう。
それはプロットを極限まで簡素に出来る&即興で書ける方面では優位であるが、
嫌なことを忘れられず、やる気が損なわれるという点では、劣位である。

作家として、どちらが良いかは知らないし、知る必要も無い。
ただ自分の優位性を淡々と活かすことを考える方が、建設的だろう。

あと、もちろん私も、否定意見に耳を貸すつもりはない。
たとえ正論であっても、否定しかしてない意見は、まともに相手する必要は無い。
政治活動ならともかく、創作の世界だ。褒めてくれる相手の意見だけが、聞き入れる価値がある。
そういう意味では彼と同じだし、むしろ基本中の基本で、卑怯でも何でもない。
しがらみに囚われて書けなくなっては本末転倒。それは創作に誠実な態度とは言えないだろう。

ともかく、必要なのは図太いくらいの自信。これはガチ。
「神様ですが何か?」・・・言ってみたいセリフだ。メモメモ。


ちなみに人生設計についてシリアスに語るのは、むしろ普通な気がする。
明るく楽しく希望溢れる会話なんて、自分含め、そんな高校生はフィクションの中でしか見たことがない。
塾講師をしていて、未だ将来の夢を明るく語る生徒に出会ったことはない。

「ドラゴン桜」でも、「学校が楽しいのは一部の“出来る子”だけだ」という話が出てくるが、
実際は、その“出来る子”であっても将来のことは真剣にならざるを得ない・・・そんな時代だ。
「七夕の国」のような価値観は、まさしく連載時の、前世紀のものである。


マンションの理由も、この時点で引っかかっていたのだが、
その次のミークの話が衝撃で忘れていた。
「これか!」と、ようやく“首絞め”の真相に、一端とはいえ辿り着いた。

作家としては、もちろん彼に賛成だ。
戦争における死は、無情だ。あっさりしていることが多い。生きてる者の“うねり”こそ劇的である。
このあたりも作家は、リアリティとエンタメの狭間で葛藤することになるわけだが、
その葛藤が生きてる実感を与えてくれる。真の自由とは、ある程度の制限の中で生まれる。

しなしながら、この時点で既に似鳥の気持ちが結構わかる。
彼女の正体は推理できてない段階だったが、決して意味不明な行為ではなくなった。
真相は近い・・・。


妄想癖は作家共通の病よな・・・。
つい悪い未来を想像してしまい、恐怖で頭が真っ白になる・・・よくある・・・。

ぽっくり病とか、絶対に起こらないとは断言できないし、
いつだって恐いんです、作家は。
そして読者も同じよ・・・作者の急死も恐ければ、自分が死んで続きが読めなくなることが恐い。


前にも述べたが、〆切りの重要性は枚挙に暇がない!(森恒二の声で
私は良い子なので、合作とかでも“よい子スケジュール”を守っています!(ドヤァ

というか、〆切りが執筆速度(頻度)を上げるのはガチよな・・・。やる気が上がるのよな・・・。
再び「ドラゴン桜」を引用するが、自分の為となると相当根気がないと頑張れないが、
他人の為となると懸命になれるもの。

作家としての誠実さなんて〆切りを守ること以外に何も無いが、逆に言えばその一点が果てしなく大きい。
内容の評価なんて、それこそ口に合うかどうかだが・・・誠実さのバロメーターは判別できるのだ。


イラストの重要性も枚挙に暇がない!
親戚の中には、「イラストや声があると想像力が損なわれる」とのたまう人もいるが、
やはり私はイラストがあった方がいい。書くときも、マンガのシーンとして思い浮かべて書いている。

なので、彼が絵のイメージが無かったというのは、かなり驚いた。
死生観といい、若いながら老成している、古風なタイプの作家なんだなぁ。

忘年会も面白いけど、イラストレーターさんキャラ濃いなぁw
2巻の表紙、真とシンの顔がやけに近いと思っていたら、そういうことだったかw


アニメ化のメリット・デメリットも語られていて、ホント丁寧なぁ。
それでも実際、そんな話が来たら承諾するよなァ・・・やっぱ。

しかし本当のところは、原作が完結してからアニメを作ってほしいというのが正直な気持ち。
これも単に私の感想であって、強く主張するようなものではないんだけど・・・。
好きな作品がアニメ化されて、こけて、作者がやる気を失う負のスパイラルが恐いんだ。どうしようもなく。

とはいえ、作家になるのが賭けなのだから、賭けに挑む作家を責める気持ちは毛頭ない。
むしろ何年か経ってからファンになる人もいるので、製作陣には未来に希望を持ってもらいたい。


さて、ようやく“首絞め”の真相が明かされ、もしかしたら彼は死んでしまうのでは・・・と、
9割の懸念と1割の期待で追っていた私ですが、
いやあ・・・彼の対処が痛快でカッコイイなァ・・・!

迫害されてる中、「ヴァイス・ヴァーサ」に救いを貰って、アニメの声優になったら作者と出会って、
丁寧に質問に答えてくれるし、自分の犯した罪を優しく受け止めてフォローしてくれるし、
果てにはミークに救いを与えてくれるし、これはもう惚れない方がおかしいよね!


あとがきすごろくでゲシュタルト崩壊を覚えつつ、エピローグ的な3巻へ―――・・・

・・・いやいや何で、また首を絞められてるんですか!?


ラブコメモードに突入して、もどかしくも甘酸っぱい展開が続いていたので、
そうか多分これは恋人同士のプレイの一環なんだな、警察署で語った嘘を本当にしちゃったんだなと思い、
それ自体は当たらずとも遠からずだったわけですが・・・。

佐竹さんによって「ヴァイス・ヴァーサ」がリアルにピンチに陥ったり、新キャラ遠藤先生が妙に味があったり、
そして彼の壮絶な過去が明かされたり・・・明かされてみれば、全てに筋が通っていた。

それに至るまでにも、視聴覚室の会話とか、ニヤニヤしすぎて困るw
遠藤先生の分析マニアっぷりに、「お前は私か!」とツッコミ入れたw

死生観に関しては逆に、彼と同じく、「なあんだ」と思った。ホッとした。
何言われるかと恐々としてたら、そんなことかと安堵する経験ってあるよね!

私は正直、そんなに死生観がおかしいとは感じないんだなぁ。
似鳥に殺されそうになって、普通に許せることに、まったく違和感は無い。私でも許せる。
だってそれは、迫害とは違うから。きちんと自分が納得できる理由があるから。
私は暴力が嫌いなのではなくて、理不尽が嫌いなのだ。自分が納得できれば暴力もOKだ。

そんな彼に対して、常人としての理性を持っている似鳥は困惑!
更には彼女宣言までされて、やっぱ殺されかけた人間は肝が据わってるな・・・パネェ・・・!
この手の強引さって、単独ではなくて、こういう必要な場面で発揮されると、ときめくんですよね!
そりゃあ、好きだから許したと勘違いしても仕方ないよ・・・。
というか、彼にとって似鳥が、好きな側の人間に入るのは間違いないわけだし、あながち勘違いでもないな。


彼の話を聞いて、自分の迫害された経験が児戯に思えるあたりも、似鳥が常人のままな証左だろう。
私は戦争体験者の話を聞いても、自分の体験が拭えない。
むしろ、世間的(左翼の中でも)には、学校での迫害なんて戦争体験とか虐待に比べれば大したことないと
思われてしまう・・・それは正しいのだろうけど、悔しい・・・と思いながら生きているわけで。

私からすれば、似鳥さんの方が酷い目に遭ってると思うんだよなァ。
この子も優しい人間だよ・・・私には優しさが無くなってしまったよ・・・。


いずれにしても、吐き出す行為の大切さは頷ける。
私は、小説を書いていなかったら死んでいた。
自殺頭痛を経験したことはないが、精神病の苦痛はそれと同等の、
“それから逃れようとして自殺してしまう”レベルの苦痛だ。

小説を書き続けているからこそ、書いてなかったときよりも穏やかに暮らせている。



その後の佐竹さんも笑ったが、次回予告スペシャルwwwwwww何これwwwwwwww


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
首絞め (続き) 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる