佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS クロス・アバター   あとがき

<<   作成日時 : 2016/08/28 00:05   >>

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◆ ◆ ◆



書き終えての感想:BL書こうと思ったのに、どうして女が湧いてくるんですかねぇ・・・?

(その理由↓)



<制作風景>

アッキー 「BL書きたい。」

佐久間 「書けば?」

維澄 「どっちが受けか攻めか曖昧なのが読みたい。」

アッキー 「イエッサー。」

佐久間 「青春の賭けか?」

八武 「美少女を出したまえ。」

アッキー 「えー・・・」

八武 「いいかね、よぅく聞くんだ。BLだからといって、男しか登場してはならないというルールは無い。世の中には男も女もいるんだ。君の敬愛するみっちゃんのBLにも、普通に女が出てきたりするではないか。そうだろう?」

アッキー 「まあ、そうですけど・・・。」

八武 「様々なタイプの美少女を出そう! 流行のハーレムに乗っかろう! 異論は認めない!」




そんなわけでキャラクター設定は、だいぶ前に作っていたのですが、そのまま放置していました。
放置していた理由は、具体的なストーリーが思い浮かばなかったからです。

しかし最近になって、村瀬さんのエッセイで、ディスコミュニケーションについて
触れている記事があり、「よし、これだ!」とテーマを決めてからは2週間で書けました。テーマって大事。


多数者と考え方や感じ方が合わず、それが量的な範囲に留まらず、質的に齟齬を
きたしている人を、少数派、マイノリティーと呼びます。
マイノリティー同士は、自然と寄り添うことが多いです。

ところが、マイノリティー同士であっても、合わない場合があります。
“多数者と合わない”部分においては似通っていても、それ以外の様々な部分で
相容れない―――それが質的なレベルまで達すると、離別や決裂に至ってしまいます。


実際、この話を連載する少し前に、親しく交流があった人と離別がありました。
10年来の付き合いだったのですが、だんだんと気に障ることが多くなってきており、
以前から気になっていたことの1つを指摘したら、それから音沙汰が無くなりました。

また、私が親しくしている人同士の間に、かなり亀裂が入っていたりと、
悪い意味で現実とオーバーラップしてくる、呪われた小説みたいですね。
おそらく、無意識が予兆を感じ取って、先取りして物語に反映させたのでしょう・・・。


周囲と合わない苦しみを味わってきただけに、仲間同士では些細な違いにも敏感に反応してしまう。
人と人とは違うということを、頭ではわかっていても、感覚が受け入れられない。体が拒絶する。
私の場合だと、まず動悸が酷くなり、胃炎と息切れの症状が現れてきます。

輪の外側にいる人と意見が合わなくても、優秀さと凡庸さが噛み合わないのは当然だと思えますが、
輪の内側にいる人同士が割れてしまうのは、それとは全く異質の苦しみがあります。
これは決して現代病ではなく、マルクスとエンゲルスも些細な意見の違いで夜通し議論したそうです。


自分と合わない人同士が全て仲良しなら、自分の特別さを誇りに思えますが、
実際には、自分と合わない人の中にも、大多数と合わないマイノリティーがいる。
となれば、自分が少数派なのは、ただ自分が狭量なだけではないかと、不安になってしまいます。

ある局面では少数派であっても、別な局面では多数派であったりする。
自らを少数派と思ってる人でも、同性愛に対して否定的・忌避的である場合も多く、
これの連載少し前に音沙汰なくなった人が、まさにそれでした。


“ディスコミュニケーション”。
植芝理一のマンガでは、「ワカラナイカラ好キニナル―――」と肯定的なキャッチコピーが出てきますが、
それは理解し合える環境がベースにあるからこそ出てくる感覚です。
(戸川のセリフであって、松笛のセリフでないことに注目)

所詮は、まだ見えぬモノ欲しがる、ただ未知への憧れでしかなく、
“子供の自分”を殺してしまったら、二度と生き返ることはありません。


他者との違いに敏感であるほど、ディスコミュニケーションによる苦痛は、耐え難い。
しかし、その苦痛を避けようとするほど、軽蔑してやまない“その他大勢”になってしまう。

誇り高い生き方を貫こうと思えば、どの道この苦痛から逃れられないのであれば、
無知・無理解な“輪の外”との衝突で神経を擦り減らすよりは、ヤマアラシのジレンマを選びます。




◎黒須数多(くろす・あまた) 

デッキ:【ゲイ】
エース:《アマゾネスの剣士》
切り札:《ソドム》
エクゾディア:頭部
千年アイテム:リング

名前は「あたま」から。
とある木原くンと同じなのは偶然だが、作中でネタにしている。

同性愛者ゆえに、異性に対する気負いや気取りが無い。
女子への下心が無いので女子からモテる、皮肉な環境。
王道ハーレムは他に幾らでも優れた作品があるので、
読む人を選びそうだが、BLと混ぜてみた。

自身の能力と相性が良いカードの他、
「ゲイ」と名の付くカードをデッキに入れることが多く、
ライフゲインも多めに投入している。

切り札はクラス10のコンファインモンスター《ソドム》。
ゲイの俗語として、薔薇、BLなどがあるが、
古めかしい表現に“ソドミィ”(ソドムな人)というものがある。

能力の偽装は、《アルケミー・サイクル》や
ダリア戦でのジャストキル独白で伏線を張っておいた。




◎手塩聖夜(てしお・のえる)

デッキ:【大型モンスター】
エース:《スクラップ・ドラゴン》
切り札:《バーサーク・デッド・ドラゴン》
エクゾディア:左腕
千年アイテム:眼

名前は「ひだりて」から。
ひだり→ひじり→聖、手はそのまま。

正統派ヒロイン、の割には影が薄い子。
幼馴染で、幼い頃は男だと思っていたら実は女の子だったという、
萌え要素バツグンのキャラだが、悲しいけどこれBLなのよね。

いかにローコストで大型モンスターを出すかを考えており、
天神美月や波佐間京介のデッキを研究している、
という裏設定があるが、出す機会が訪れなかった。

数多とは同じ施設で育っており、院長の苗字が黒須。




◎白木原ダリア(しろきはら・だりあ)

デッキ:【エクシーズ水星】
エース:《ホワイト・ローズ・ドラゴン》
切り札:《The tripping MERCURY》
エクゾディア:左足
千年アイテム:タウク

名前は「ひだりあし」から。
苗字は「白い結婚」から。

フィールで花を散らしたり、「片腹大爆笑」などの言い回しなどで、
典型的お嬢様キャラながら、個性的な人物になってくれた。

おそらくタクティクスでは今回の最巧。
水星のカードは、貿易商の父親が手に入れた掘り出し物。

数多がゲイであることを知っており、“白い結婚”を提案する。
恋心を諦めつつも、友人として支えたい思いを持っている。
ライバルに対してもフェアで、協力的。

特に園花に対しては、恋心スレスレの友情を抱いている。




◎笑氏園花(えみし・そのか)

デッキ:【ABC古代の機械】
エース:《ABC−ドラゴン・バスター》
切り札:《古代の機械究極巨人》
エクゾディア:右足
千年アイテム:天秤

苗字は「ABC」で、名前は「蘇我(そがの)」と「そそのかす」から。
「み“ぎあ”し」なので、古代の機械を使う。

さばさばしているが、かなりのヤンデレ気質。
明るい人間ほど病みやすい、という言説の典型例。
アグレッシブに見えて、恋愛に関しては臆病で受け身なところがある。
ノエルが恋愛においてSなので、園花は対照的にMにしてみた。

融合次元の出身であり、小学生の頃はアカデミアの兵士だった。
不審者の爆撃でビルから落下し、生死不明となっていたが、
月島カノンに拾われて、こちらの世界で中学から通う。




◎脳堂美宇(のうどう・みう)

デッキ:【クリフォート】
エース:《アポクリフォート・キラー》
切り札:《破滅を許す無の天球》
エクゾディア:右腕
千年アイテム:ロッド

作中でも言われている通り、「みぎうで」なので「みう」。
「酷死病の少年」「決闘の箱」などで登場しているが、時系列的には前の話になる。

ネクロを独白させるだけでなく、話し相手がいた方が
いいだろうという判断から、数多とは絡ませず、出番も少なめ。
ヒロインの1人というよりは、ゲスト出演という感覚で出した。
その為、数多に恋心を抱いていたかも不明。

卒業時、ペンデュラム召喚に関する力と記憶を封印されている。




◎湯布院根黒(ゆふいん・ねくろ)

デッキ1:【影霊衣】
デッキ2:【混成エクストラ】
エース:《The supremacy SUN》
切り札:《ゴモラ》
エクゾディア:ネクロス
千年アイテム:パズル

言うまでもなく、「ふういん」「ネクロス」から。

最初に出てきたときは、明らかに攻めっぽい感じですが、
数多に告白されたときは、どっちかというと受けっぽい。
告白の結末も不明で、こういう曖昧な関係もオイシイ。

どういう能力にしようか、キャラクター製作段階では決まってなかった。
直前になって、コンファイン繋がりで参と肆の狐毒から、ダメージカット。
(どっちかというとワクチンっぽいけど)

また、憩いの湖から《同星同盟》を借りました。
ダリアの苗字に「白木」が入っているので、使いたいと打診したところ、
快く承諾してくれました。あらためて、ありがとうございます。




◎竜堂神邪(りゅうどう・しんや)

デッキ:【クロス&アベレージ】
エース:《ククルカンの齎炎鳥》、《テスカトリの煙神獣》
切り札:《究極邪神アルティマヤ・ヌメロニアス》
千年アイテム:錠

タイトルの「アバター」から、彼の登場を予想した人は、正解でした。
エクゾディアパーツの5人、ネクロス含めて6人、
そして千年アイテムを意識した描写で、7人です。

《ゴモラ》のクラス表記を1ではなく01にしたりと、
7人目が神邪である伏線も張りました。

物語の本筋とは、あまり関係ないのですが、
こういう細かいところに入れ込むのが好き。




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2016/08/28 00:27

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
六人がエクゾディア・ネクロスをモチーフにしていると明かされた後から

黒須数多(くろす・あまた)=頭
手塩聖夜(てしお・のえる)=手

までは分かりましたが、足はどうした?右と左の違いは?と悩んでいました。しかし、全ては組み込まれていたのだ。なるほどなあ…。

融合解除によって5人に戻して、デュエルに勝利することで数多さんは見事、未来を勝ち取った。エクゾディアパーツは確かに五つ揃って「一つ」となる。しかし、それぞれのパーツは独立したモンスターでもある。
初めは一つだったけれども、分かれて、それぞれが独立した人格を持つようになったのなら分かれたままという選択肢もありだと思います。どんなに遠く離れていても心がいつも傍にあれば、肉体は別々でも「一つ」であると思います。
千花白龍
2016/08/28 23:08
>千花白龍さん

パーツを暗示する要素を、どう組み込むか。
能力だけで表現するのは暗示として物足りないので、どうせなら名前も因んでみました。
(園花は若干ひねってデッキですが)
もとい、そうした取っ掛かりがあった方が名前が付けやすいのです。
私はキャラの名前を付けるのが苦手で、何らかの制限やこじつけ、ルールなどが助けになることが多いですね。

GXで十代とユベルが超融合したのが衝撃的すぎて、ならば、その逆をやろうというのが今回のクライマックスでした。
全員が再び一つになれば、それぞれのデュエリスト能力も完全版に戻るという裏設定もあったりしますが、書くことはないでしょう。白龍さんの言う通り、それぞれが既に独立して存在していますし、美宇は後にレッドラムとの出会いも待っていますし、分かれているからこそ得られるものもあります。
何だか普通の結論ですが、こうした関係も良いものだと思います。
アッキー
2016/08/28 23:47

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