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zoom RSS 【とある】 第一位・御坂美琴 (25) 【パラレル】

<<   作成日時 : 2016/09/01 00:10   >>

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◆ ◆ ◆



せいぜい高みから見下ろしているがいい


実験動物にだって

お前たちに突き立てる牙があることを

教えてやる



◆ ◆ ◆



削板 「麦野が助けてくれたのか! あの攻撃を消し去るなんて、根性あるな!」

麦野 「相っ変わらず暑苦しい根性馬鹿ね。」

削板 「おお! 照れるな!」

麦野 「褒めてないわよ。」

上条 「麦野さん、どうしてここへ? もしかして御坂が呼んでくれたのか?」

麦野 「呼ばれたのは確かだが、あんな小便臭い小娘は関係ねえよ。」

麦野 「“0次元の極点”の練習台として、うってつけだから来たまでだ。」

削板 「顔バレはいいのか?」

麦野 「はあ? カンケイねえんだよ。この私を誰だと思ってるのかにゃーん?」

削板 「そっか。根性あるな!」

暗部の人間が顔を晒す危険性を
知らない削板ではない。

情報ひとつ得るのに何人もの人命が
失われるような世界だ。
表舞台に顔を出すなど、並大抵の覚悟ではない。

今ここに来ているという時点で、
それだけで背中を預けるに足りる。

削板 「よしカミジョー、もう一度やるぞ! 根性だ!」

上条 「お、おう」///

再び削板は上条を抱きかかえて、空中へ跳躍した。

一方 「pxwrrcbvtz死くyqyrwtbっ」

当然ながら“白翼”からの一斉掃射。

まともに受ければ削板も上条も跡形も残らない
超高密度のエネルギーの塊。

テレズマの具現、人の及ばぬ力。
力の桁が違いすぎて、それに挑むは
太陽にイカロスが飛び込むが如し。



それでも―――



麦野 「カンケイねえんだよ」



―――“0次元の極点”の前には、全くの無意味だ。



麦野 「カァンケイねェェんだよォォォ!!」

麦野 「どんだけ力(サイズ)がデカかろうが、次元を0にしちまえば関係ねえんだよ!!」

麦野 「何が“黒翼”だ! 何が“白翼”だ!」

麦野 「ちっとばかしレベル6に近付いた程度で、つけ上がってんじゃねえぞ、あーくせらぁ!!」

“0次元の極点”が、一斉掃射を逆に掃討する。
どこか遠くの宇宙空間へ吹き飛ばす。

上条 「鈴科っ!!」

削板 「根性ぶちかませカミジョー!!」

“白翼”が完全でないことも幸いしていた。
完全な“白翼”は、“天使の輪”を備えており、
攻撃力も防御力も比較にならない。

“翼”は、“一方通行”の心理状態を反映する。
他人に精神を誘導された状態で、真の力を発揮できるはずもない。

一方 「rvbcvxtywctrsxwrtygxvxtywhっjdmktywpfklkdmwpfklkdxsyd」

攻撃を封殺された“一方通行”を、上条は右手で触りまくる。
細く華奢な肩を、肉のついてない柔らかい胸を、
くびれた腰を、頬を、顎を、髪を、耳を、首筋を。

そのたびに“一方通行”はビクンと震え、
能面のような表情に、悶えの色が滲み出る。

上条 「反応が良くなってきた! このまま続ければ、元に戻せるかもしれない!」

削板 「いい根性だ!」



- - - - - -



黒子 (基本的に、レベル5を“心理掌握”で意のままに操るのは無理。)

黒子 (ネットワークを利用しても、せいぜい誘導が手一杯。)

黒子 (つまり、警策看取は一方通行の周辺の建物に身を潜めているはず。)


研究施設の密集地。
隠れる場所は幾らでもある。

しかし、“ジャッジメント”の目を欺くことは出来ない。

初春は防犯カメラを確認し、死角を割り出して黒子に転送。
どれだけ広範囲であろうとも、初春にとっては朝飯前。

何故なら初春は、その能力ゆえに
熱暴走を無視してコンピューターを扱えるからだ。
普通なら、処理情報の多さにコンピューターが
オーバーヒートしてしまう作業であっても、
“定温保存”を持つ彼女には、お茶の子さいさいである。

常にコンピューターを初期と同じクオリティで
扱える初春は、電子戦だけならレベル5級だ。

そして白井黒子は、百戦錬磨の“風紀委員”。

白井は普段から御坂の電撃を浴びており、
痛みに対して、極めて高い耐久力を持っている。

電撃の痛みというものは、本当にキツい。
それを浴びて、笑っていられるのは、
あまつさえ快感すら覚えるというのは、
相当な修練の果てに得る性能である。

日常的なスキンシップさえも、
白井にとっては修行の場なのである。

もう一度言う。白井黒子は百戦錬磨の“風紀委員”だ。

距離の優位性が潰れている今、警策に勝ち目は無かった。


黒子 「もう逃げ場はありませんわよ。」

警策 「ぐッ」

下水道で黒子は、警策に向かって駆ける。
警策は一本目のナイフを投げる。
下水道なら黒子のテレポート先は限られるから、
そこへ本命のナイフを撃ち出すつもりでいた。

だが・・・

黒子は一本目のナイフを右手で受けた。

上条の“幻想殺し”であっても無効化できない攻撃だが、
そもそも無効化しなくていい。

右手ひとつ犠牲にするだけで、
警策の思惑は封じられてしまう。

ならばと本命の二本目を放つが、
それにタイミングを合わせて、
ナイフが撃ち出された“後”で、
黒子はテレポートした。

警策 「!?」

テレポートの挙動を捉えた警策は
背後へ意識を回してしまうが、
黒子がテレポートしたのは正面。

撃ち出されたナイフを“押し退けて”
黒子は警策の目の前に現れる。

警策 (しまっ・・・ッ)

意識を戻したときは既に遅し。
訓練で鍛えた掌底が、警策の顔面に炸裂する。

掌底は通常の拳打よりも威力が大きく、
体重の軽い黒子でも大きな威力が出る。
また、警策は屈強には程遠い華奢な女子だ。

警策 「はぶッ・・・がっ・・・」

そこへ黒子の蹴りが側頭部へヒット。
とどめにテレポートからのドロップキックで
完全にダウンさせた。

お気付きかとは思うが、警策の作戦は
かつて黒子が結標にやられた戦法である。

同じ轍は踏まない。
この学習力の高さが、彼女を優秀な“風紀委員”たらしめているのだ。

激痛で演算が鈍っていたのも過去の話。
御坂への愛を再確認して“自分だけの現実”が
進化した今、彼女はマゾとして完成されていた。


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2016/09/02 00:18

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