佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 芸術と波動

<<   作成日時 : 2016/09/20 00:00   >>

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※ネタバレ注意:「五色沼黄緑館藍紫館多重殺人」及び「波上館の犯罪」の内容が含まれます



ああ、「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」も凄まじかったけれど、五色沼は・・・・・・もう・・・・・・もう・・・・・・っ!!

五色だけに、色に注目しながら文章を見て、
どこかに色の名前が隠されていないかを探して、迷路に嵌まった私w
二度目からは読者は用心深くなるけど、その用心深さが正しく発揮されるわけではないのだよ!(逆ギレ

なるほど確かに、やってることは同じだ・・・しかし、より巧妙になってる!
もう、たまらんなあ、この美しさ。ページをパラパラめくっても読める小説って何だ。
内部のストーリーやトリックも普通に面白いのに、外部ストーリーとトリックの鮮やかさ。唐草!!
私が的中できたのは、内部ストーリーの犯人と、虚無の行きつく先だけだったよ・・・。(後者は瞭然だしw)

絵と刻、虚無と空間、そして唐草。この5つの言葉を指して、五色。
カラーに囚われすぎていたなァ、私は。

やや統一性に欠ける単語だとは思っていたが、
しかし最後に、それらを凌駕する結末が待ち受けていたとはね!!

ラスト1ページの、あの美しさ・・・・・・美しい景色を描いた名画を見ているときのように、
ほおおう・・・と息が漏れた。小説で絵の感動を表現してしまった。小説に絵の感動を刻んだ!
いやあ・・・なんというか、「表題に作者名が記されている必要性」を提示した・・・こういうの大好き!!



「波上館の犯罪」は、タイトルを見た瞬間に、私が2010年に掲載した小説が頭に浮かび、ある予感を覚えた。
その予感は、あらすじを読んで推測となり、著者コメントを読んで、まさかまさかと思い、
前奏曲が始まった瞬間に確信となって爆ぜた!!
まさか初見で1ページ目から“真相”を理解できるとはね!! ひゃっほう!!

ストーリーを追いながら、私の目は同時に波を追っていた。
どこまでも続く波。物語を縦に縦に読みながら、完成された波を追っていた。
支配されている感覚にニヤニヤが止まらなかった。数字錠の意味も初見で理解できた。
おそらく私は、極めて稀有な読者だろう。最初から最大の謎が見えながら読む快感を、初めて味わった!!

私の書いた方は、残念ながら厳密な数字錠の支配下にあるわけではなく、
あれを書いたときに私は、まさに次に同じことをするときは、このようなものを書きたいと思っていた!
書きたいけど、実際に書くのは無理だろうと諦めていた小説を書かれてしまった! 悔しいけど嬉しい(ビクンビクン

これはもう倉阪センセーが私の小説を読んで閃いたとしか思えないレベル
もとい、この小説は私に読まれる為に存在していた! 私はこの小説を読むべき存在だった!
私の波動関数が発散していく・・・恐怖が薄らいでいく・・・!

・・・個人的な話ですが、このところ漠然とした死への恐怖に苛まれていまして、
それを払拭してくれたのが「4D」と、この「波上館の犯罪」だったりします。
周期的に訪れる恐怖を、どう克服するかは、私の人生で重要なテーゼ。

内部トリックの方は、残念ながら解けなかた。ああそうか、最初に言ってるじゃないか。ちくしょー。
しっかし、作者も言ってる通り、途方もない労力がかかってるよなァ・・・。
私なんか、この文章を波立たせる工夫すら挫折したのにw
せいぜい五色沼の感想の周りに、「あっきい」を配置するのが精いっぱいだったよw


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