佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 【とある】 第一位・御坂美琴 (26) 【パラレル】

<<   作成日時 : 2016/09/02 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



限界なんて知らない

意味ない



◆ ◆ ◆



黒子 「お姉さま、警策を連れてきましたわー!」

御坂 「黒子!」

失神した警策が、黒子によって運ばれてきた。

御坂 「また怪我してるじゃない!」

そっと手を取って、御坂は傷に舌を這わせた。

黒子 「あっ・・・」///

黒子 「おね、お姉さま」///

御坂 「ぺろっ、ぴちゅっ、ぴちゃっ」

黒子 「はうっ・・・!」///

至福の時だった。

御坂 「よくやったわ。これで“外装代脳”にアクセスできる。」

食蜂 「・・・今の百合シーンは必要あったのかしらぁ?」

御坂 「百合? なんのこと?」クビカシゲ

食蜂 「・・・」

御坂 「それより早く済ませるわよ。」

黒子と食蜂に両脇から抱えられ、
ぐったりとした警策に、
御坂は悪い笑みを浮かべて近付く。

御坂 「まずは私の脳波を警策に合わせる。」

御坂 「次に食蜂の補助。」

御坂 「これで間接的に“外装代脳”にアクセス出来る。」

御坂 「・・・」

御坂 「ここから“外装代脳”の脳波を、元の私の脳波へ合わせる。」

御坂 「アクセス権限を私のものにする。」

“死者”を含め2万の脳を持つ御坂は
副作用より早く作業を済ませた。



幻生 「お・・・おお・・・」

幻生 「おおおおおおおおおお」



御坂 「木原幻生の支配権ゲット。」



幻生 「なる・・・ほど」

幻生 「こりゃあ」

幻生 「一本取られた」

幻生 「ねえ」



御坂 「幻生、アンタには私の能力開発を手伝ってもらうわ。」

御坂 「天上の意思が見たいなら、そんなもん、私が辿り着いてみせるわよ。」



- - - - - -



麦野 「や、ヤベぇ。頭がくらくらする。」

“0次元の極点”の連発で、
そろそろ可憐に倒れてしまうかもしれない麦野。

しかし一方で、上条と削板は
確かな手ごたえを感じていた。

一方 「xbrc・・・txrtz・・・」

上条 「いける・・・“力の元栓が締まって”いる・・・!」

削板 「根性ぉおおおお!!」

相手の力が無尽蔵に湧き出ていれば、
決定打を与えられないなら徒労に過ぎない。

しかし今は違う。

たとえ一発一発が決定打にならなくても、
劣化“白翼”は確実に消耗している。

“白翼”は、力の元栓を締められた今、
加速度的にパワーダウンしていた。

一方 「tyxxかxwtzw」

一方 「xbかみrbzじょy」

一方 「kみじょぉ・・・」


一方 「おrを・・・殺sてくr・・・」

一方 「生きてtらmた壊stしまう」


自殺願望。自殺衝動。
それは日常を手に入れてなお
“一方通行”に付き纏う闇だ。

研究所で現世の地獄を見てきて、
路上で拒絶を味わってきて、
それを知らなかったことには出来ない。


結標淡希は、他愛無い空想で
「人すら殺せてしまう」ことを恐れた。

“一方通行”が抱いている恐怖は
それを遥かに凌駕する。


『上条、俺は正直恐ろしィ。他愛ねェ空想で、世界すら壊してしまえる、この力が・・・。』


それは弱音であって、
普段の“一方通行”は決して口にしないセリフだった。

しかし本音でもあった。

地球の自転すら操作できる“一方通行”にとって
それは絵空事でも何でもない、現実なのだから。

“自分だけの現実”。なんて孤独な響きだろう。
衝動も恐怖も、他の誰にもわからない。

わからない。
わからない。
わからない。

わからないからこそ、“偽善使い”上条当麻は、全力でわかろうとする。

上条 「鈴科・・・」

翼を失った鈴科を抱えて、上条は地面に降りた。

上条 「鈴科の味わってきた闇を、俺は知らない。」

上条 「鈴科の話を聞いて、わかってる気になっても、きっと万分の一もわかっちゃいない。」

上条 「だけど」

上条 「俺は鈴科に生きていてほしい。」

傷だらけの上着を、裸の一方通行にかけて、
もっと傷だらけの顔で、上条は笑みを浮かべる。

上条 「死にたいと思ったことがあるのは俺も同じだし」

上条 「それは自分では制御できないのもわかってる。」

上条 「だけどさ」

上条 「お前は、頼れる仲間がいるだろ?」

上条 「そいつらに相談すればいい。弱音を吐けばいい。」

上条 「もちろん俺も側にいる。」

一方 「ん・・・」///

なんて温かいのだろうと、一方通行は感じた。
まるで世界を照らす太陽のようだ。

ならば自分は月だろうか。
独りでは暗くなるばかりだが、
太陽の光を受ければ、必ず輝く。

どれほど死が誘惑しようとも、
上条の魅力に敵うことはない。
ありきたりな言葉だけで、こんなにも温かい。

あるいは、上条も太陽などではなく、
灼熱の苦痛を抱えた金星なのかもしれない。
輝くだけの太陽は、苦痛を知らないだろうから。

きっと太陽の在り処は、自分の心。


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