佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘祭!   Act 4 零和

<<   作成日時 : 2016/10/20 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



「くはははは! こいつは参ったマイコ・カトウだ。文字通りに、絶対的な力の差ってやつだな。」

少年は額に手を当てて、高飛車に笑う。やや伸びた髪から鋭い眼光が覗く。
チーム・インターナショナルの2番手である彼は、名前も出自も不明瞭。
ただひとつ、自身のレベル5能力だけが確かなものである。

「波花飛星(フェイシン・ウェイブロッサム)。今から20年前、上海の剣術道場の家庭に生まれ、父親から剣術を、母親からデュエルと魔術を学ぶ。12歳になったとき、デュエルマフィアの抗争で、両親と姉が命を落とし、道場も壊滅。後に残されたのは、復讐の鬼となったデュエリストが1人。それから1年足らずの間にマフィアを壊滅させ、行方不明になる。リンネが大会を開くまでの5年間、奴がどこで何をしていたかは定かでない。・・・くはははっ、絵に描いたような不幸っぷりだ。親近感を覚えるか? なーあ、正義の味方サンよお?」

皮肉か嫌味か、はたまた親愛か、少年は無邪気にも見える笑みを浮かべて4番手の青年を見る。
マントを羽織った、精悍な顔立ちの青年は、苦笑いを浮かべて言った。

「・・・君なら、その5年間の足取りも把握してそうだね。」
「買い被んなよ。おれは、あんた1人に潰された程度の男だ。」

少年は、自嘲か自虐か謙遜か、あるいは韜晦するような表情で、ゆっくりと目を伏せた。



◆ ◆ ◆



天神美月:LP8000、手札0
場:アテナ(攻2600)、アテナ(攻2600)
場:

フェイシン・ウェイブロッサム:LP∞、手札0
場:モリンフェン(攻∞)、モリンフェン(攻∞)
場:リビングデッドの呼び声(永続罠)




拒絶の神門(ヘブンズゲート) レベル5能力(所有者:天神美月)
相手の場にモンスターが現われたとき、一切の効果を発動させずに、
そのモンスターをそのまま持ち主の手札に戻す。



“絶対神”(モリンフェン) レベル5能力(所有者:フェイシン・ウェイブロッサム)
自分フィールド上の「モリンフェン」は、以下の効果が全て適用される。
●攻撃力と守備力が無限大になる。
●この能力以外の、あらゆる効果を受け付けない。
●相手によってフィールドを離れず、このカードが存在するフィールドも消滅しない。
●守備モンスターに貫通ダメージを与える。
●このカードに攻撃するモンスターを破壊する。




清楚な戦女神が並び立ち、神聖な武器を構えて敵を睨む。

絶対神となった悪魔もまた、嘲笑うかのように並び立つ。


「私のターン、ドロー。・・・!」

「いいカードを引きましたね? 目の輝きが違いますよ。」

「ええ。《アテナ》を生贄に捧げ、《光帝クライス》を召喚するわ。」


光帝クライス レベル6 光属性・戦士族
攻撃力2400 守備力1000
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
フィールド上に存在するカードを2枚まで破壊する事ができる。
破壊されたカードのコントローラーは、
破壊された数だけデッキからカードをドローする事ができる。
このカードは召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。



「クライス・・・。そのドローに希望を託しますか。ですが、逆転の手段はあるのですか?」

「あるわよ。」

フェイシンの探るような物言いに対し、天神は容易く勝利を口にする。
そして《光帝クライス》と《アテナ》を破壊し、デッキからカードを2枚ドローした。


天神美月:LP8000、手札2
場:
場:

フェイシン・ウェイブロッサム:LP∞、手札0
場:モリンフェン(攻∞)、モリンフェン(攻∞)
場:リビングデッドの呼び声(永続罠)



「デッキ破壊か、特殊勝利のギミックを組み込んでいるのですか。らしくない真似をするのですね。決して失望などではありませんが・・・。」

「あら、私はデッキ破壊や特殊勝利で逆転するなんて言ってないわよ?」

「・・・それは、どういう意味でしょうか。恐れながら、今の小生には、戦闘も火力も通用しないと思われますが。」

「ふふ、こういう意味よ。」

冷汗を流すフェイシンに、天神は柔らかく笑いながら、手札から1枚のカードを発動した。
それは特殊勝利をもたらすものではないが、極めて特殊なカードだった。

何故なら、ルールを切り替えてしまうのだから。



うずまき (フィールド魔法)
フィールドは「うずまき」となり、全ての常識は覆る。




天神美月:LP8000→4000




常識を覆す《うずまき》の効果を、正確に説明するのは困難である。
ここでは、マスタールールがスーパーエキスパートルールに切り替わり、互いのライフが半分になったのだと理解すればいいのだが、当然それだけではない幾つもの差異が生じる。

「私は最後の手札、《魔法移し》を発動するわ。」


魔法移し (魔法カード)
魔法効果を移し変える。



かつてデュエルキングが使っていた、これまた珍しい効果のカード。
これにより、相手フィールドの永続魔法のコントロールを奪うことが出来るのだ。

そして、スーパーエキスパートルールにおいては、《リビングデッドの呼び声》は魔法カードである。
また、コントロールを変更したことで、新たに発動し直したと解釈することが、スーパーエキスパートルールでは許されているのだ。


リビング・デッドの呼び声 (永続魔法)
敵に抹殺された自軍のモンスターを全てゾンビ化し蘇生する。
「不死」の力を得ることであらゆる攻撃も通用しない。
また対象となるカードはすべて「ゴーストカード」となる。



「この効果で、《キャノン・ソルジャー》と《堕天使スペルビア》を特殊召喚するわ。」

装甲が朽ち果て、あちこちからコードや部品が垣間見える、悪魔の兵器。
翼から胴体までボロボロになることで、いっそう堕ちた天使らしくなったスペルビア。

「そして《堕天使スペルビア》の効果で《アテナ》を特殊召喚。《アテナ》の起動効果で《堕天使スペルビア》を墓地に送って、再び特殊召喚。効果で2体目の《アテナ》を蘇らせるわ。」

言うに及ばず、ゾンビ化して「ゴーストカード」となったところで、元々の種族を失わないと解釈できる。
《アテナ》の起動効果も、問題なく発動できるのだ。

そして、ここに再び、無限ループ“天使キャノン”のパーツカードが揃った。


天神美月:LP8000、手札0
場:アテナ(攻2600)、アテナ(攻2600)、堕天使スペルビア(攻2900)、キャノン・ソルジャー・ゾンビ(攻1400)
場:うずまき(フィールド魔法)、リビング・デッドの呼び声(永続魔法)

フェイシン・ウェイブロッサム:LP∞、手札0
場:モリンフェン(攻∞)、モリンフェン(攻∞)
場:



しかし、前と異なるのは、今のルールがスーパーエキスパートルールであるということだ。


「フェイシンさんは、伝説の三騎士が《蛇神ゲー》を倒した方法を知ってますか?」


「・・・っ!? まさか・・・そんなことが・・・!?」


2年前に天神が佐野とデュエルしたときのこと。
リンネは会話フェイズにおいて、伝説のデュエリストと三竜について言及していた。

それの意味を、天神も佐野もわからなかった。そのときは、それどころではない事態が起きていたので、放っておいたが、ほとぼりが醒めてから解明しようと試みた。

その答えは、意外と早く見つかった。リンネが何を言ってるのか、見城には理解できていた。
翔武学園にある膨大な資料の中から、見城は、“DMドーマ編”と呼ばれるDVDを探し当てた。

もう20年近く前。一世を風靡した、伝説のデュエリストたち。彼らの壮絶な戦いの日々を綴ったテレビドラマが放映されていたことを、現在どれほどのデュエリストが知っているだろうか。

攻撃力と守備力が∞で、当時の環境では無敵の耐性を誇り、ライフが0になってもデュエルに敗北しない永続効果を備える、【オレイカルコス】の切り札《蛇神ゲー》。それに絶対神モリンフェンは酷似している。

武藤遊戯は、有限のダメージを無限にループさせることで、《蛇神ゲー》を倒して見せた。
スーパーエキスパートルールにおいては、無限ループによって有限を無限に昇華させることが出来るのだ!


「オートコンボ加速システムを発動します。」


一説によれば、この“オートコンボ加速システム”も、スーパーエキスパートルールを元にして考案されたものだとも言われている。

“天使キャノン”が1サイクルで相手に与えるダメージは1700だが、それが無限に繰り返されるとなれば。

  lim1700X=+∞
  (X→+∞)

相手に無限のダメージを与えることが出来るのだ。



フェイシン・ウェイブロッサム:LP∞→0




- - - - - -



主人の敗北と共に、絶対神モリンフェン様の姿も消えていく。
その姿は雄々しくも、どこか悲しそうだった。

「小生のライフをAXとすると、Aは1700に及びませんでしたか・・・・・・そもそも自身のライフを数式で規定するという発想がありませんでした。無限という言葉に安穏とし、まやかしの玉座に腰を据えていた・・・・・・小生も、モリンフェン使いとして、まだまだということですね。」

もしもフェイシンが自身の能力を、より深く理解していたら、勝敗は変わっていたかもしれない。
これから先、自らの魂―――デュエリスト能力発射嚢―――と対話し、“絶対神”による∞が、どのような数式で定義されているかを知ることで、フェイシンは更なる強さを得ることが出来るだろう。

「小生の、完敗です。今、持ち得る最強のデッキ、最強のしもべを従えたつもりでしたが、勝てませんでした・・・。しかし、楽しいデュエルでした。ありがとうございます。」

「こちらこそ。楽しいデュエルだったわ。ありがとう。」

天神とフェイシンは、互いに微笑んで握手をした。
エキシビションマッチの1回戦に相応しい、壮絶な戦いと爽やかな結末だった。



◆ ◆ ◆



「すいません、負けてしまいました。」

席に戻り、フェイシンは申し訳なさそうな顔で鼻眼鏡に手をやる。

「くははは、あんたが弱かったわけじゃねえよ。単純な“個”の強さなら勝っていた。勝敗の境界線を引いたのは、仲間の力ってやつだ。」
「・・・そうですね。らしくないというなら、《ガード・ブロック》や《クリボー》、それに《キャノン・ソルジャー》を入れていたことが、らしくないことでした。彼女という“個”のスケールならば。」

「変わったね、“ゼロサム”。仲間の力なんて、昔の君なら吐き捨てるように言っただろう。」
「くはははは、おれは昔から変わっちゃいねえよ。仲間でなく手下だがな。仲間の力を信じてなかったのは、あんたの方だったぜ、“タイヨウ”さんよ。」
「・・・昔の話だ。今は仲間を信じている。」
「くはっ、どうだか。とりあえず今は、大人しく座って、おれの勝利でも信じてろ。」

傲岸不遜な笑みを浮かべ、少年はデュエルディスクを構えてフィールドへ歩いていく。

対するは、丸眼鏡をかけた修道女。巨大な十字架を持っている。
正確にはシスターの称号は持っていないので、コスプレの類であるが、その雰囲気は本職と遜色ない。

「くはは、学級委員長サンのお出ましか。あんたとは戦ってみたかった・・・。」

「安藤さんといい、どうして人を委員長と呼ぶんですか。私は学校に通っていたことなどないというのに。」

「くはっ、ははは、そうだったな。呉星十字。今から20年前、傭兵デュエリストの呉星一美に拾われて、デュエルと魔術を学ぶ。義母の死後は、フリーランスのデュエリストとして活動していたが、18歳のときにデュエリストタスクフォースへ入る。現在は日本支部における遊撃騎として活動中。正義感が強く、融通の利かない性格。身長158センチ、体重48キロ。スリーサイズは・・」

「だ、黙りなさい!!」

呉星はジェラルミン製の十字架でゼロサムを殴った。

「ぐはっ!」

少年の成長途中の肢体が、白き罰で打ち据えられる。
苦痛に歪んだ表情が、作者を含む変態の欲望を刺激する。

それをモニタールームで見ながら、海馬瀬人は懐かしく思っていた。

「ふぅん、ジェラルミン・アタックか。オレも昔はよくやったものだ。」

言うほど多くはないが、確かに瀬人はジェラルミンケースで人を殴ったことがある。
デュエリストには暗い暴力の影が付き物だということを、悲しく思わずにはいられない。

それはさておき、あらためてデュエルが始まろうとしていた。



- - - - - -



     チーム・北斗七星VSチーム・インターナショナル

 <次鋒戦>

 “聖女”(セイクリッド)             “唯我独尊”(ゼロサム)
    呉星十字          VS       ゼロサム 
 




- - - - - -



《さぁさ、お次は次鋒戦! チーム北斗七星からは、麗しの眼鏡っ娘、コスプレシスター呉星十字っ! その被虐体質っぷりを、今日も見せつけてくれるのか! 悲鳴合唱団プレアデス! セイクリッド・トレミスM7! クリムゾン! クリムゾン! 絶頂は21世紀のスキゾぐぎゃああああああ!!》

十字架の一撃が解説者に炸裂した。

「誰が被虐体質ですか! あなたは闇のデュエルで改心させるしかないようですね! デュエル!」

「やめてくれえええ!!」


解説者:LP8000→4600→0



「これにて座興はおしまい。仕切り直しますよ。」

眼鏡を外して、呉星はゼロサムに向かい合う。

「眼鏡を外すと童顔なんだな。おれと同い年くらいに見えるぜ、M子ちゃん。」

「からかっても無駄ですよ。YOUのような人間とは、これまで何度もデュエルしてきました。」

「くはははは、挑発が好きなのはお互い様のようだ。今までの男と同じレベルかどうか、その肉体と精神で、たっぷりと味わっていきな!」


「「デュエル!!」」


呉星十字:LP8000
ゼロサム:LP8000



「私の先攻、ドロー! 《切り込み隊長》を召喚し、効果で《アヘッド・ナイト》を特殊召喚! ターンエンドです。」


切り込み隊長 レベル3 地属性・戦士族
攻撃力1200 守備力400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。


アヘッド・ナイト レベル3 地属性・戦士族
攻撃力1800 守備力100
このカードは戦闘で破壊されたとき相手の手札に加えられる。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、
このカードを生贄にすることで
手札またはデッキから「アドミラル・ゴールド」1体を特殊召喚できる。



呉星の固有カードたる“将棋戦士”のうち、桂馬のカード。
属性・種族を同じくする《切り込み隊長》とのシナジーは抜群だ。


「くはは、リバースを出さなくていいのか? おれのターン、ドロー。《切り込み隊長》を召喚する。」

呉星が使ったのと同じカード。

否、これは“仲間”のカードだ。

「この瞬間、おれのレベル5が発動する。・・・蹂躙せよ、“唯我独尊”。」


唯我独尊(ゼロサム) レベル5能力 (所有者:“ゼロサム”)
自分の場に、手札からカードが召喚・特殊召喚・セット・発動されるたびに、
相手フィールド上のカードを1枚選択して破壊する。



《アヘッド・ナイト》 (破壊)



「そして! くはは、《切り込み隊長》の効果で手札から―――」


けたたましい警告音が鳴ったのは、そのときだった。


「・・・人のことを随分と丁寧に調べ上げてくれた割には、肝心なところが抜け落ちてるのではないの? これが私のレベル5能力、一寸先の“闇の一手”!」


闇の一手(オンリーワンス) レベル5能力 (所有者:呉星十字)
相手が手札からプレイできるカードは、1ターンに1枚までとなる。



「・・・っ! ならば相撃ちに持ち込んでやる。攻撃だ!」

唇を歪ませて、少年は攻撃宣言を出す。
2体の《切り込み隊長》の実力は互角。互いの主人に累を及ぼすことなく、散っていった。

そしてターンが終了される。


呉星十字:LP8000、手札4
場:
場:

ゼロサム:LP8000、手札5
場:
場:



「私のターン、ドロー! 《二重召喚》を発動し、《バトルウォーカー》2体を召喚。ダイレクトアタック!」


バトルウォーカー レベル1 地属性・戦士族
攻撃力1000 守備力100
このカードは戦闘で破壊されたとき相手の手札に加えられる。
このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、
このカードを生贄にすることで
手札またはデッキから「アドミラル・ゴールド」1体を特殊召喚できる。



ここで呉星の直接攻撃が決まれば、攻撃力3000の《アドミラル・ゴールド》2体が出現し、それらの直接攻撃と合わせて8000ダメージとなる。


「くはは、せっかちなんだな。お客さんを楽しませようって思わねえのか? そんなんじゃ“鐘ひとつ”ってところだぜ。」


少年の手札から痩身の悪魔が舞い降りて、バトルフェイズを終了させる鐘を鳴らした。


バトルフェーダー レベル1 闇属性・悪魔族
攻撃力0 守備力0
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



それと同時に、少年のデュエリスト能力が発動する。

《バトルウォーカー》 (破壊)


「くっ・・・」



呉星十字:LP8000、手札2
場:バトルウォーカー(攻1000)
場:

ゼロサム:LP8000、手札4
場:バトルフェーダー(守0)
場:




「ざぁんねん。どうやら強いのは暴力だけのようだ。片手落ちだな。」

少年は、せせら笑いながらも丹念に呉星の様子を観察していた。
まだ呉星は実力の半分も出してないことを、少年は、知識としても、感覚としても、わかっているのだ。



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佐久間闇子と奇妙な世界
2016/10/20 00:01

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
わーーーかーーーるーーーかーーーーーーーーーーーー!(叫び


というわけで天神vsフェイシン戦、決着!

うずまきと魔法移しを使うと言われてもなお、これが分かった気はまったくしない!

いや確かに、オートコンボ加速システムまではまだ分かるとしても、ゲーを倒したあの展開も何がなんがだか分からなかったけどさ!

なんで無限のライフに無限のダメージを与えると0になるんだー!

> 「・・・無限の濃度が、薄かったですか・・・・・・」

なに!? 濃度とは、個数という概念を無限集合に対しても拡張したようなものであって、「あらゆる数よりも大きい」的な「∞」に対しては定義されないのではないのか!?

「自分のLPを自然数の個数と同じにする能力」と「相手のLPに実数の個数と同じだけのダメージを与える能力」が戦ったら後者が勝つ、だったら感覚的に納得はできますけれども。

というわけで、これを予想するには、自分の今いる領域(ステージ)は、まだまだ未熟だったようです……。
(そもそも誰も挑戦状とは言っていない)


てなわけで次は、本編では「本名の描写されないレベル5」だったのが、いつの間にか能力名が名前みたいになってる、ぶっちゃけると一○通行さんみたくなってる少年のデュエル!

ここまではお互いに真っ当な能力どうしのぶつかりあい。
だが、普通に考えると呉星十字の能力の方が圧倒的に圧倒的ですが、はたして……?

いやまあ、最近のOCG環境だと、手札1枚あれば、山札と墓地と除外ゾーンとエクストラデッキをフルにぶん回していかようにも場を整えられる気がしなくもないので、実際のところゼロサムの方が圧倒的に有利じゃね? という説はありますが。


それにしても、自作品の能力者 vs 他作品の能力者は本当にテンション上がりますな……!
豆戦士
2016/10/20 01:15
>豆戦士さん

ごーーーめーーーんーーーよーーーーーーーーーーーー!

だけどゲーを三竜が倒したのは、決学本編でリンネが言及していたことでもあるのですぜ!
オートコンボ加速システムも、豆戦士さんの発案だったはず!

無限の濃度に関しては、他に良い言葉も見当たらないので急遽使わせましたが、うーん、やっぱり修正しときます。
天神さんの無限ループは、どう考えても加算無限ですし、あらためて読んでも違和感ある・・・。(勝敗には影響しないですが)
ともかく、挑戦状にしなかった理由は、おわかりいただけたかと思います!

使用カードは、
番外プロジェクトよろしく天神さんの性格が若干変化&鷹野さんからカードを借りた→《うずまき》
普通にリビング・デッドを使ってもよかったけど、相手の力を利用して勝つのがスタイリッシュ→《魔法移し》
という感じで採用しました。

ちなみに第1章を書いてたときはゴードン登場前でした。
クライスの方が天神さんのイメージに近いので、そのまま掲載しました。
アッキー
2016/10/20 02:30
ゼロサムは登場時から、この子なんとなく一方通行に似ている・・・と思っていたのは私だけではないようで、幼女と出会って更生する案を、誰かが出したこともありましたね。
というわけで打ち止めポジションにはミリィを据えましたが、となるとタイヨウさんが上条ポジション・・・?(どっか行っても問答無用で戻ってくるシンクロモンスターと右手とか、能力的にもチョイ近い)

能力の相性としては、“唯我独尊”が実質1ターンに1回までに制限されることもあり、呉星が有利ですね。
しかしながら、手札から場に出せるカードが増えたことで、実質的には好カードだと思っています。
あんまり最近のカードでブン回す展開にはならないですが、1戦目みたいな領域でもないので安心してください!


>それにしても、自作品の能力者 vs 他作品の能力者は本当にテンション上がりますな……!
うん!! 私も!!
アッキー
2016/10/20 02:30
出たー!禁断の特殊カード、うずまき!全てを原作世界に引きずり込む魔の入り口!流石に、これでフェイシンさんのライフが4000になるということはありませんでしたが、見事に無限という概念を数値として扱うルールに切り替えることで勝利をもぎ取った!いやあ、良い戦いでしたね。

さて、二回戦は呉星さんVSゼロサムさん。これまた、面白そうな戦いであります。しかし、前座のジェラルミン・アタック(笑)
しかも何を懐かしがっているんだ、海馬は…。多分、ドヤ顔。

呉星さんの能力で手札消費が少ない分、シンプルなデュエルが繰り広げられていますね。能力による制限を受けている時こそ、どれを使うべきかより慎重になる。何というか、一枚の重みといいますか、そういうものを思い出させてくれる気がします。
千花白龍
2016/11/07 21:49
>千花白龍さん

天神さんの制作事故は、この伏線だったのです!(本当)
無限のライフを半分にしても4000を引いても無限のままなのですが、その意味合いが変化し、ドーマ編に倣うことで勝利を掴みました。
基本的にライフは自然数に切り上げられるので、可算無限と見なすことは不自然ではないはず。無限ライフを無限ループで攻略する勝利でした。

二回戦と四回戦が(個人的に)好カードと思っていますが、しょっぱなからリアルファイトが勃発しておりますね。
海馬もリアルファイトの先達として、懐かしい限りでしょう。

最近のOCG環境は複雑すぎて、小説で書きにくいこともあり、ありがたい縛りになっています。作者的に。
何しろライフは8000しかないので、油断してるとあっという間に削り取られてしまいますからね。まだ互いに無傷ですが、ここから削り合いになってきますよ。
アッキー
2016/11/07 23:44

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