佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘祭!   Act 10 冥界

<<   作成日時 : 2016/10/26 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



「なぁるほど、タイヨウのデッキに《巨竜の羽ばたき》が入ってるのは予測できて当然。《ウィジャ盤》を張っていれば、タイヨウ自ら《強制終了》を除去してくれるってわけだ。くはは、したたかな戦術だねえ。」

少年の額に汗が流れる。暑いからだけではない。

(ブラフではないにしても、《ウィジャ盤》はサブだ。メインなら、とっくに《封魔の呪印》とか《神の宣告》を引いていておかしくねえ。)
(となると・・・どぉなるんだ?)

波佐間のデッキは、アンデット族がメイン。
他のモンスターは、せいぜい《ゲール・ドグラ》や《デビル・フランケン》くらいのもの―――


「・・・あ!?」


少年は思わず声を出した。

(そぉだ、確か・・・あのカードは・・・・・・)

冷汗が流れる間にも、試合は進んで行く。
《ソルロード・ドラゴン》の攻撃力は、ゆっくりと、しかし着実に上がっていく。

(おぃおぃ、まずくねぇか・・・これ・・・)



◆ ◆ ◆



波佐間京介:LP100、手札0
場:
場:

サン・レイティア:LP17200、手札0
場:ソルロード・ドラゴン(攻7900)
場:伏せ×1(強制終了)


※終焉のカウントダウン:残り16


“生命点の固定”(アブソリュート8000) レベル5能力(所有者:波佐間京介)
任意のタイミングで、自分または相手のライフポイントを、8000ポイントにする。



“灼熱太陽”(プロミネンス・ウイング) レベル5+能力(所有者:サン・レイティア)
自分フィールド上のシンクロモンスターが自分の場を離れたとき、
そのモンスターを、場を離れる前と同じ表示形式で自分の場に戻す。
その際、元々の攻撃力・守備力は、場を離れる前の
元々の攻撃力・守備力に500ポイントを加えた値になる。
このとき、自分フィールドに他のモンスターがいなければ、
元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。


ソルロード・ドラゴン レベル8 光属性・ドラゴン族・シンクロ
攻撃力2400 守備力2100 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
コントローラーへのカードの効果によるダメージを0にする。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。




残りライフ100、フィールドと手札は0。
ギリギリまで追い詰めた。

・・・だが、本当に追い詰めたのだろうか?

「・・・・・・。」

「・・・・フフ・・・随分と、不安そうですね・・・・・・・タイヨウさん・・・・・。」

言葉でプレッシャーをかけてきた。
そんなものが通用すると思ってるはずはないが、だとすれば、勝利を確信しての余裕か。
2人の間で火花が散り、波佐間はデッキに手をかける。

「・・・ドロー。」

ざわめくようなオーラが見えた。

波佐間は手札を眺め、そしてメインフェイズに移行。

「まずは・・・・墓地の《馬頭鬼》の、効果で・・・・・《酒呑童子》を、特殊召喚します・・・・・。」


酒呑童子 レベル4 地属性・アンデット族
攻撃力1500 守備力800
1ターンに1度、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分の墓地に存在するアンデット族モンスター2体をゲームから除外する事で、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●ゲームから除外されている自分のアンデット族モンスター1体をデッキの一番上に戻す。



「・・・《酒呑童子》の、効果・・・・《闇より出でし絶望》と、《茫漠の死者》を、除外・・・・・・1枚ドロー。」

波佐間の手札が2枚に増える。
1枚ではなく、2枚に。

「さて・・・・・フフ・・・・《ゲール・ドグラ》を、召喚します・・・・・。」

3000LP支払うことで、エクストラデッキからモンスター1体を墓地へ送ることが出来るモンスター。
もちろん、それらのモンスターは蘇生制限を満たしていないから、フィールドへ出る可能性は殆ど無い。
《デビル・フランケン》が復帰した今となっては、影を潜めがちのカードだ。

しかし今の状況においては、《デビル・フランケン》を凌駕する。
《デビル・フランケン》でモンスターラッシュを行い、《力の消失》を発動したところで、《強制終了》を伏せられているので通らない。そして戻ってきた《ソルロード・ドラゴン》が8400ダメージの火炎を放つ。
バトルフェイズに移行した瞬間に、敗北が確定するのだ。

「・・・《ゲール・ドグラ》の、効果で・・・・・エクストラデッキから・・・・14枚のカードを、墓地へ送ります・・・・。」

波佐間京介:LP100→8000→5000→2000→8000→・・・


言うに及ばず、波佐間は任意のタイミングでLPを8000に出来る。
彼にとって《ゲール・ドグラ》は、ノーコストでエクストラデッキのモンスターを任意に墓地へ送るカードに化ける。


「・・・・・《終わりの始まり》を、発動します・・・・・。」


終わりの始まり (魔法カード)
自分の墓地に闇属性モンスターが7体以上存在する場合に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する闇属性モンスター5体をゲームから除外する事で、
自分のデッキからカードを3枚ドローする。



墓地を肥やすことは、このようなカードを実質ノーコストで使用できるに等しい。

特にリスクも負わず、波佐間は手札を2枚から3枚に増やす。
そしてフィールドには2体のモンスター。


瞬間!

タイヨウの伏せカードに夜の刃が飛んだ。


ナイト・ショット (魔法カード)
相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
このカードの発動に対して相手は選択されたカードを発動できない。



「―――っ!」

タイヨウの表情に動揺が浮かぶ。

迂闊にも、自分と同じく《トラップ・イーター》だと思って、伏せたままにしておいた。
あらかじめオープンしていたら逆に《トラップ・イーター》を引いてきただろうが、3枚ドローした瞬間に、どちらであるかを判断しなければならなかった。

どの道《サイクロン》を引かれていれば破壊されていたが、波佐間のデッキイメージに合わない以上、引き運を下げてまで投入するとは考えにくい。
そういう意味では、悪魔族の《トラップ・イーター》も、いささかズレがあるのだが・・・獏良了の前例から、悪魔とアンデットの混成デッキは強いイメージとして多くのデュエリストに刻まれている。

フェイズ確認はディスクが自動的に済ませるので、巻き戻すことも出来ない。
墓場で裸に引ん剥かれたような心地だ。


「フフ・・・・・・・魔法カード《幽合》を、発動します・・・・・・・。」


冥府よりの幽気が、フィールドを覆う。

「このカードは・・・・フィールドの、アンデットと・・・・・墓地またはデッキの、アンデットを・・・・融合することが出来る・・・・・・・フィールドの《酒呑童子》と、墓地の《蘇りし魔王ハ・デス》を・・・・・融合・・・・・・」


どこから湧き出したのか、凄まじい闇の瘴気が立ち昇る。
本式の闇のゲームであれば、観客に死人が出ていておかしくないほどだ。


「フフ・・・・・・・二体の亡者の魂が、冥界の主を呼びさます・・・・・・冥界の扉を破り現れよ・・・・・・幽合召喚、《冥界龍 ドラゴネクロ》・・・・・・!」


噴き出した闇の正気が、そのまま禍々しいオーラとなって、その巨躯に纏われる。

《闇より出でし絶望》を凌駕する、波佐間京介の新たなるエース。



冥界龍ドラゴネクロ レベル8 闇属性・ドラゴン族・融合
攻撃力3000 守備力0 アンデット族モンスター×2
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードと戦闘を行うモンスターはその戦闘では破壊されない。
???
「冥界龍 ドラゴネクロ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。




「な・・・・・何だ、このモンスターは・・・・!?」

このモンスターが歴史に登場するのは、本来は3年後のこと。
オーガ・ドラグーンと同じく“決闘竜”の1体で、暗部の人間でも知る者は限られている。
それなりに修羅場を潜ってきたタイヨウといえども、知らないのは当然だった。

暗部の人間だからといって、知識が豊富とは限らない。
タイヨウの使っている《ソルロード・ドラゴン》も、2年前にはシンクロ召喚というカテゴリすら広くは知られていなかったくらいである。


だが、そんなことは今はどうでもいい。

ドラゴネクロには、この状況を引っくり返す、恐るべき能力が秘められているのだ。



波佐間京介:LP8000、手札1
場:ゲール・ドグラ(攻650)、冥界龍ドラゴネクロ(攻3000)
場:

サン・レイティア:LP17200、手札0
場:ソルロード・ドラゴン(攻7900)
場:


※終焉のカウントダウン:残り16



「・・・・フフ・・・・・・・フィールド魔法・・・・《ダークゾーン》を、発動します・・・・・。」


《冥界龍ドラゴネクロ》 (攻3000→3500)




攻撃力7900相手に、攻撃力3000が3500になったところで、焼け石に水。

しかし、ドラゴネクロなどは破壊されて結構。
戦闘に破れたところで、その価値が失われることなど決して無いのだから。


「バトル・・・・・《冥界龍ドラゴネクロ》で、《ソルロード・ドラゴン》を・・・・・攻撃・・・・・ソウル・クランチ、でしたっけ・・・・・? フフ・・・・・」


2体のドラゴンが、その巨躯を対峙させた。

タイヨウのエースは不死身にして強力。
冥府から現れたドラゴンなど、灼熱のブレスで一瞬にして焼き尽くす。

波佐間のフィールドには、弱々しい《ゲール・ドグラ》が残るのみ―――


・・・だが、それも束の間。


「―――っ!? ソルロード・・・・ドラゴン・・!?」

タイヨウが目を見開いた先、波佐間のフィールドには、《ソルロード・ドラゴン》が降臨していた。
しかし明らかに様子がおかしい。《邪神アバター》や《ファントム・オブ・カオス》がメタモルフォーゼしたように、真っ黒で不気味な姿をしているのだった。



ダークソウルトークン (攻?→7900)




「攻撃力7900!? 僕の《ソルロード・ドラゴン》と、同じ攻撃力・・・!」

「同じ・・・・? フフ・・・・・同じでは、ありませんよ・・・・・・。」


見れば、本物の《ソルロード・ドラゴン》は、魂でも抜かれたかのように力なく、ぐったりしていた。



《ソルロード・ドラゴン》 (攻7900→0)




冥界龍ドラゴネクロ レベル8 闇属性・ドラゴン族・融合
攻撃力3000 守備力0 アンデット族モンスター×2
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードと戦闘を行うモンスターはその戦闘では破壊されない。
また、このカードがモンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
そのモンスターの攻撃力は0になり、そのモンスターの元々のレベル・攻撃力を持つ
「ダークソウルトークン」(アンデット族・闇・星?・攻?/守0)1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。

「冥界龍 ドラゴネクロ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。




「ドラゴネクロは・・・・・戦闘を行った、相手モンスターの・・・・・魂を抜き取り・・・・・しもべにしてしまう・・・・・」

タイヨウのデュエリスト能力は、元々の攻撃力をアップさせるがゆえに、《強者の苦痛》などの弱体化カードも全くと言っていいほど通用しない。
しかし、デュエルモンスターズは日々進歩している。
《冥界龍ドラゴネクロ》は、タイヨウの能力の弱点を突ける、数少ないモンスターなのだ!


そして《ダークゾーン》がトークンの攻撃力を上げる。


ダークソウルトークン (攻7900→8400)



まだバトルフェイズは終了していない。

ダークソウルトークンの攻撃が残っている。


サン・レイティア:LP17200→8000



どれほどのライフを持っていようが、波佐間京介の前には等しく8000でしかない。
今の環境では、あまりに脆弱な数値。波佐間にとっては8000ポイントなど、1ターンで削り尽くせる。


攻撃力8400の闇堕ちした魂と、魂を抜かれて攻撃力を失った抜け殻が、衝突する。
闇色の風が、濁流を巻き起こし、そして抜け殻は音も発せずに砕け散った。

ひとたび場に出された《ソルロード・ドラゴン》を、タイヨウは決して失うことはない。
だが、不死身のシンクロモンスターを従えていても、本人は不死身ではない。



サン・レイティア:LP8000→0




ライフポイントを失った主を見て、《ソルロード・ドラゴン》のソリッドビジョンも消えていった。

―――冥界へ還る、名も無き王のように。



◆ ◆ ◆



「くはははは! やるねぇ、波佐間京介・・・。タイヨウ先生の能力も、案外隙が多いぜ。」

少年は見抜いていた。実際にデュエルで使用された戦術などは、氷山の一角なのだと。
例えば、波佐間のデッキには、ヴァンパイアモンスターと《威圧する魔眼》が入っている。
《うずまき》を発動した状態で使用すれば、ダイレクトアタックし放題となるのだ。

もちろん非合法デュエルであれば、本来の効果を持つ《ラーの翼神竜》を使ってもいい。
オートコンボ加速システムで攻撃力∞になったラーが、有限の竜を打ち砕く。

(攻撃しか知らねえってのは、悲しいもんだよな、タイヨウさんよ。)

結果論に過ぎないが、《ソルロード・ドラゴン》を守備表示にして我慢していれば、話は違っていたかもしれない。
吉井康助とのデュエルでも、《ソルロード・ドラゴン》が攻撃表示であったことが敗因の1つであった。

とはいえ、その攻撃性能こそがタイヨウの強さであり、シンプルで重く速い攻撃こそが、タイヨウがレベル5の頂点であった理由であるのだ。

(長所と短所は紙一重ってか? くはは、戯言も案外バカに出来ねえもんだ。)

少年がタイヨウと戦ったときも、自分の能力が裏目に出たとしか言いようがなかった。
ひとたび《ソルロード・ドラゴン》が出てきてしまえば、狂ったような攻撃力上昇の前に防戦一方。
どんなモンスターだろうと破壊できるがゆえに、《アマゾネスの剣士》さえデッキに入れていなかった。

「おれもリベンジしたくなってきたな。」

試合場からタイヨウが戻ってくる前に、少年は小声で呟いた。



◆ ◆ ◆



「くひ、くひ、くひひひひひひっ!」

楽しくてたまらないという様子で、安藤はデュエルディスクを掻き毟った。
きぃきぃと耳障りな音が響いていることも意に介さず、彼女は爛々と目を輝かせている。

「ありがとォよ、波佐間ァぁあ! お礼に熱いキスをしたいくらいだぜぇ? あは、あはは、くひゃひゃひゃひゃ! よォ〜やく、あちしの出番だ、戦えるわけだ、デュエルだ、でゅ・え・る・だ・あ!!」

舌なめずりしながら、安藤は試合場へ赴いた。
未知なる相手、ヨーロッパの神女。だからこそ良い。

相手が強ければ良い。相手が未知ならば実に良い。
デュエリストの本能がセクシャルに疼く。バイオレンスに煮え滾る。


「くひっ、濡れるぜ濡れるぜ、びっしょびしょだァ!」

屈託ない笑顔の邪鬼は、公共の電波に下品な音声を乗せた。
黒いワンピースのスカートが揺れ、脚を雫が伝う。
胸を飾るネックレスの宝玉が、赤い光を放っていた。


時を同じくして、国際チームの大将、エウレカが立つ。
ギリシャ風の清楚な白に、ふわりとボリュームのある金色の髪。
席に座っていたときには見せなかった、不気味な笑顔が気にかかる。



- - - - - -




      チーム・北斗七星VSチーム・インターナショナル

                    <大将戦>

“火妃”(フレイムクイーン)               “ヨーロッパの神女”
   安藤燈炉子            VS       エウレカ・セデミクラ
 




- - - - - -



《さぁーっ、エキシビションマッチも大詰め! 2勝2敗で迎えた大将戦、このデュエルに勝った方のチームが、勝利の栄光を手にするのだーっ! 勝利者に勝利の事実が残り、敗者には敗北の事実が残る、ある意味もっとも重い戦い! 黒き衣装に身を包むのは、フレイムクイーン安藤燈炉子! 両刀使いの危険な女! スカートから出でし脚が眩しいぞ! その脚に挟まれたいと思う、全国一千万の脚フェチの皆様、お待たせ致しましたーーっ!!》


「おぃおぃい、どんだけ脚フェチが多いンだよ? あァ?」

安藤は半ば呆れながらも、テンションは崩さない。
くひひと笑いながら、脚をクロスさせてみせる。


《チーム・インターナショナルからは、ご存知この人! 誰もが彼女を恐れ、倒した敵を食べるとまで噂する! 公式最強の能力者、神妙にして不可侵、複雑怪奇、神の領域! ヨーロッパの神女、エウレカ・セデミクラ! この圧倒的な絶壁を前にして、誰もが同じ結論に至ってしまう! 勝てない、そして貧乳はステータスだ、希少価値だと!》


「わたくし、怒りますわよ。」

不気味に涼しい顔で、エウレカは告げた。解説者の方を見ていない。
彼女のいるところだけが別世界に思えたのは、彼女が別の世界を見ているからではないだろうか?
そう思わせるほどに、彼女の視点は定まらない。

(貧乳・・・だとォ・・・!?)

ますます楽しくなってきた。
貧乳のデュエリストが強いのは、デュエルモンスターズ界の常識だからである。(巨乳が弱いわけではない)

エウレカの絶壁を凝視し、安藤は唾を飲んだ。


「「デュエル!!」」


安藤燈炉子:LP8000
エウレカ・セデミクラ:LP8000



「くひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、先攻は貰ったァ! ドローカードぉ!?」

しかし、デュエルディスクが即座に警告音を鳴らす。

「・・・っ!?」

反射的に手を引っ込め、カードを元に戻す。
それと同時に、安藤はエウレカを睨む。

「これが、てめぇの能力ってわけかァ?」

「・・・・・・・・・。」

エウレカは不穏な表情のまま答えない。

それならそれでいい。
手札1枚が引けなかろうと―――


「関係、ない、ねっっっ!!」


無限隕石群 (アステロイドベルト) レベル5+能力 (所有者:安藤燈炉子)
自分のメインフェイズに相手に1000ダメージを与えることが出来る。



安藤の指先から、隕石が放たれる。
ソリッドビジョンシステムは、ついにデュエリスト能力にも対応したのだ。
海馬コーポレーションの技術には、舌を巻くばかりである。


―――だが、能力が通用するかどうかは別である!




エウレカ・セデミクラ:LP8000





冥界で暮らすペルセポネに似た表情で、エウレカは胡乱に、剣呑に笑っていた。





つづく

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佐久間闇子と奇妙な世界
2016/10/26 00:01

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
第4戦……決着……!!
 不死身のモンスターを従えた相手の攻撃力を吸収して、不死身ではないプレイヤーをノックアウトするという展開は闇星2でもやったはずだったのに、どうして気づけなかった私…!(挨拶)

というわけで簡単な感想です。短くてごめんなさい。
レベル5同士の決戦という本編でもラストに持ってくるくらいの対戦をプロローグでこなしてしまうあたり、この世界のレベルの高さを感じます。
分かってはいたけど、レベル5って本当に反則クラスな能力しか無いのね! それでも攻略法があるのだから遊戯王って本当に奥が深い……。

なんとか2対2に持ち込みましたが、燈炉子さんの能力が効いていない!?
一瞬、幻想殺しみたいな能力封印系のレベル5能力かと思いましたがソリッドビジョンで隕石出てるし発動はしている様子。しかもドローも出来ない…これで召喚権とかまで無かったらまるっきりシフト1と同じくらいの性能な気がしますが、果たして……?

あまりちゃんとした感想を送れませんが、毎日楽しみにみています。
これからも連載頑張ってください!! それでは!!
クローバー
2016/10/26 01:48
>クローバーさん

相手の力を凌駕して勝つのも熱いですが、凌駕できない力を利用して勝つのも凄く燃えますよね!
北条牙炎とサン・レイティア。「紳士的な態度」や「生き別れの妹」など、意外と共通点は多いのかもしれません。
タイヨウ「!?」

そんなわけで、感想ありがとうございます!
お祭りなので、派手に行こうぜ派手に、とばかりにレベル5のバーゲンセール状態な世界となっております。
しかし、強い力は攻略される宿命を背負っているとの言もあり、デュエルモンスターズの可能性の大きさを実感しますね。

2勝2敗で、エキシビションマッチの行方は大将戦に託されましたが、通用しないアステロイドベルト!
状況によっては通じることもあるのですが、今の状態ではライフを削ることが出来なくなっています。ドローも、それ自体がダイレクトに封じられているのではなかったり。
そして気になる召喚権は、次回!

あらためて、ありがとうございました! 励みになります!
今後も頑張っていきます!
アッキー
2016/10/26 12:17
なんか最新の記事にコメントつけられなかったのでこちらで。
豆戦士
2016/10/27 01:02
>おまけ

 確かに数の大小としての∞に濃度は定義されないけれども、直す必要は全くもってなかったというか、「何! 家族とはデュエリストではないのか!?」みたいな、頭がおかしいからこそ輝いているみたいなやつだと思ってたのに……。

 と思いましたが、

>> 「小生のライフをAXとすると、Aは1700に及びませんでしたか・・・・・・そもそも自身のライフを数式で規定するという発想がありませんでした。無限という言葉に安穏とし、まやかしの玉座に腰を据えていた・・・・・・小生も、モリンフェン使いとして、まだまだということですね。」

 直す前よりさらにわけわからなくなったので何の問題もないと思います!!!(プリパラ基準)
豆戦士
2016/10/27 01:02
>豆戦士さん

あれ? 今しがた返信してきたはず・・・?
・・・そうか、このブログたまにコメント表示が遅れるときがあるみたいなので、多分それでしょう。

というわけで、エウレカ戦コメントの返信はAct11にて。
(こちらの重複分は放置するのもアレなので消しておきます)


>確かに数の大小としての∞に濃度は定義されないけれども、直す必要は全くもってなかったというか、「何! 家族とはデュエリストではないのか!?」みたいな、頭がおかしいからこそ輝いているみたいなやつだと思ってたのに……。

ああしまった、そういう意味だったのねw
勝鬨くんのセリフパロなのに迂闊だった!

ライフポイントは端数を切り上げるから∞は自然数全体の集合として定義されてるとか、そういうことを考えてたんだったかな・・・?(うろ覚え
でもまあ、濃度は別のところで使いたいというのもあったので、素直に極限を使うことにしました。余計に「まるで意味がわからんぞ!」状態になったのなら、ますます正解でしたね!(ガッツポーズ

プリパラは今週も素敵に狂っていましたが、これでもまだ大人しい方だと思うと、とても麻痺&カオスの進歩。
第1章の連載を終えたら、アニメや映画の感想を蓄えているのを放出していきたいと思っています!
アッキー
2016/10/27 07:16
タイヨウ兄さんの猛ラッシュですが後一歩のところで詰め切れなかった。これは(遊戯王的に)まずい展開。かと言って波佐間さんに残された逆転の一手はあるのかと言われれば…。とか思って翔れども、まさかこんなモンスターが居たとは!造反劇のように相手モンスターを利用して見事に勝利!

ついに大将戦にまでもつれ込んだエキシビジョンマッチ。正直、どちらが勝ってもおかしくないデュエルの連続でしたからね。最後を飾るのは我らがヒロコさんと新キャラのエウレカさん。
何気にソリットビジョンシステムがデュエリスト能力にも対応しているだと!?海馬コーポレーション、何でもありだな…。しかし、ヒロコさんの能力が効かないって、これヤバイよ。ヒロコさんのデッキは自分のライフポイントを減らすだけのデッキなんだから!と思った瞬間、それは過去の話でしたね。アステロイドベルトが無条件で撃てる今となってはどんなデッキでも使えるようになったも同然。そして、自分の能力が通じない相手に対して色々に想定しまくったデッキなんでしょう。
さて、どんなデュエルになるのやら。
千花白龍
2016/12/26 02:18
>千花白龍さん

残りライフ100、手札・フィールドなしという、どう考えても勝利フラグな波佐間さんでしたが、きっちりドラゴネクロで回収してきました。
いやまあ、適当な攻撃力アップ+《造反劇》とかでも倒せるのですが、その場合でもアブソリュート8000が活躍しますね。この能力やっぱ強い。
そんなわけで、見事にリベンジを果たしました!

大将戦の相手は、呉星さんが軟弱発言をするほどの強敵、公式最強と名高いエウレカさんが満を持して登場。
アニメでは質量を持ったソリッドビジョンが最初から出てくるので、KCも負けてはいられません。
海馬「我が社のソリッドビジョンシステムは、能力でのデュエルも実現した!」

恒例の「能力が効かない!?」な燃え展開、超火力のアステロイドベルトを防ぐのは、神女の・・・?
「自分のライフを減らす」という戦術は、エウレカ相手にはそれなりに意味があったりしますが、ヒロコのデッキは以前とは別物になっています。マリクと闇マリクのデッキくらい。
実はヒロコの能力は、“通じない”わけではなかったりします。
アッキー
2016/12/26 22:25

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