佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS エンバンメイズ最終巻!

<<   作成日時 : 2016/12/10 00:00   >>

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放たれた矢は

的に突き刺さり

体に突き刺さり

心に突き刺さる



<これまでの感想>

1〜4巻の簡易感想
5巻感想



鈴音さんのクールな瞳が素敵!
決して冷血ではなく、むしろ泣くことが多くて感情も豊かで、
残酷シーンに顔を覆ったりする彼女ですが、
覚悟を決めたときの迷いの無さは超一流!
まさしく施設時代から、そういう人だったよなァ・・・。

人情味に溢れているけれど、切り替えの早さが異常。
「寄生獣」でザ・ニュー新一が、そんな感じだったけど、
やっぱり彼女も異常者の1人だわー。好きだわ―。


絹守さんも流石の仕事人。
増援を読めずに、してやられてたけど、その前のシーン。

「君に教えるんですよ、“現実”を。」

最近なりを潜めていた容赦のなさが、ここで再び!
先生になれるかどうかはさておき、教官にはなれそう。



増援やって来たときの絶望感から、原点回帰の最終章へ!
もはや瀬戸真悟、彼以外には有り得ない!

“花道”って、すっごく理解できるよなァ・・・。
小さい頃は、自分は何か凄いことが出来るんじゃないかとか、
根拠の無い全能感を抱いていたものだけど、次第にわかってくるんだ。
自分は何者でもなく、大勢の流れの中では無力なんだって。

私にとっての“花道”は、革命活動に従事して人生を終えることだった。
微力ながら、少しでも世の中を良くする方向へ向かわせれば満足だった。
しかし私が歩いていた道は、突然崩れ去った。私は墜落して重傷を負った。

動けなくなった状態から、“下から”世界を眺めていると、
かつて歩こうと思っていた道から、ゴミが落ちてくるのが見えるんだ。

私と真悟では、具体的な内実は全く違うけれど、
どこか通じているものがある。


睨み合いの表情と、鈴音さんの澄ました顔。
さっきまで泣いていたのが嘘みたいだけど、
その理由は彼女が勝負師であるからと・・・・・・この的である。

前の感想のときにも書いてたけど、最後の大勝負だけのことはある。
見ただけでヤバいが、稼働すると更にヤバい。笑うしかない。


しかし真悟は、ラスボスだけあってパネェ。
凡人が執念と努力で天才に拮抗するのは、主人公によくあるけど、
だったら、その主人公が相手なら、どうなるんだ?って話。燃える!

よく勘違いされてるけど、“凡才”は、無能とは違うんだよね・・・。
「4D」でも述べられてるけど、成果を残せるかどうかは才能よりも
“しらみつぶし的な”情熱が必要なんだなぁ。

「オレは、“できない”ってことに慣れてる。」

“できない”ことに挑む情熱! パッション!
うむ・・・隻眼や片足が、欠損フェチを刺激する。萌える!


しかし楽しそうにプレイするよなァ・・・。
「ムリだよコレ、矢が通るスキマがない」
「・・・・・・いいからさっさと投げろよ」
あたりからして既にフレンドリー。穏やかな地獄。

「あの二人は、我々とは違うらしい。」

烏丸もだけど、真悟くん実に楽しそう。何よりだぁ。


ちなみに謎の“大物”2人、ここで正体と目的が明かされる。
ざっくり言うと、「カイジ」の兵藤会長みたいな奴らだなァ。

それを聞いてる面々の表情が、異常度のバロメーター。
嫌悪も恐怖も浮かべてない鈴音さんは、やはり尋常じゃない。
まァ、ある意味“恩人”であるのも事実だし、
施設に来る前の状況によっては、ここで明かされたことは
そんなに酷いレベルに値しないのかもしれない・・・。


180なんて無理って雰囲気を出せば、
リードしている以上、危険を冒して180を取りに行かない。
・・・それは確かに筋が通っているように感じた。

だが、烏丸が177を取った瞬間、全てを理解した。

最初のとき、本当にわざと外していやがった。
Bで点数が取れることを確認してから、Cで180を取ったわけだ。

私は大概ひねくれているだけに、もっと早くに気付かねばならなかった。
気付く種は幾つもあった。不覚にも、それを見破れなかった・・・。
“イヤな奴”の存在意義を満たしてないとは、悔しいのう、悔しいのう。


「でも忘れるなよ。オレの方がランクは上だ。」

いいなあ、このセリフ。“花道”を飾ってるぜ・・・。
友達を憐れんじゃダメって鈴音さんのセリフも、心に沁みる。


黒幕兄妹、兄の方は小物だった。
しかし真悟の“花道”を飾る、良き“小物”になってくれた。
美しい勝負の結果を、歪ませたりしない。
約束された死が、約束された通りに与えられた・・・。

悲しくないと言えば嘘になるかもしれないが、
しかし誰しも最後は死ぬわけで、だったら“花道”を逝くのは
幸せなことではないだろうか。

死ぬことに怯えながら、ぐだぐだの人生を送るのも
それはそれで様々な面白い創作に触れる楽しみがあるが―――



エピローグ。

ミヤコさん実は、かなりの勝ち組ですよね?
空手やってるらしいし、スペック高い。姿勢は低い。

そして鈴音さん最強説が、いよいよ真実味を帯びてきた。
後ろ向きでのイチゴダーツとか、何気に凄かったですよね。

烏丸VS鈴音のガチ勝負も見てみたかったなーと思いつつ、
惜しまれながら締めるのが、物語は丁度いい。


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