佐久間闇子と奇妙な世界

アクセスカウンタ

zoom RSS デュエリストーク (その38)

<<   作成日時 : 2017/01/17 00:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

神邪 「第三次マサキハーレム計画を始めよう。」

マサキ 「大惨事の間違いだ。」

神邪 「ハッハッハ、ご冗談を。マサキは荒れてた頃、複数の女子と生出しエッチしてた超絶ビッチ野郎だろ?」

マサキ 「お前そういう目で俺のこと見てたわけ!? いや否定できませんけどね!」

神邪 「良い意味で。」

マサキ 「良い意味とか無えよ!」

神邪 「マサキは尻軽な美少女は嫌いかい?」

マサキ 「いや大好きだけどね? 遊んでる女子を本気にさせるのって、そそるけどね?」

神邪 「そういうことさ。少なくとも軽蔑の意味じゃない。僕にマサキの性事情を軽蔑する資格なんて無い。」

マサキ 「女子には軽蔑されると思う。」

神邪 「僕はね。」

マサキ 「いや、そもそも俺は、シンヤのイメージほどモテねえよ。」

神邪 「超絶モテモテの親友が謙遜なうw」

マサキ 「どこに呟いてんだ・・・。」

神邪 「まァ確かに、多くの女性と肉体関係を持つ男性は、男が思うより女からの評判は悪い。」

マサキ 「そういうことだ。童貞を恥ずかしいと思うのは、圧倒的に男の側だろ? 女からしたら、むしろ身持ちが堅い方が好ましいって聞くぜ。」

神邪 「やれやれ、マサキは女心をわかっていない。だがそれがいい。」

マサキ 「どっちだよ!」

神邪 「“どっちでもいい”。童貞だろうが、そうでなかろうが、自分を大切にしてくれるなら、どっちでもいい。」

マサキ 「ああ、そりゃそうか・・・。そうだよな、確かに。」

神邪 「相手の性体験に拘るのも、圧倒的に男が多いと付け加えておこう。」

マサキ 「身につまされるぜ。」

神邪 「だいたい、真面目な男が好ましいと言った口で、真面目な男は浮気しやすいと言ったりするんで、そうした意見は、参考にしても、鵜呑みにするべきではないね。」

マサキ 「うーむ。」

神邪 「確かトルストイは、女性経験の豊富さは人数ではなく深度だと言っているが、それは体験人数が少ない方が良いという意味にはならないだろう? 多いことが豊かとイコールではないと言ってるだけで。」

マサキ 「まあ、そうだな。体験と経験値は別物だ。」

マサキ 「だが、シンヤの解釈は、俺をハーレムルートに誘導しようとしてないか?」

神邪 「チッ! 気付かれたか!」

マサキ 「おい。」

神邪 「いやまあ正味、マサキがタイプでない女子も何割かいるだろうよ。しかしそれは、万人受けするタイプなんていないって程度の話であってな。」

マサキ 「そりゃあ、俺も平均よりモテているとは思うが・・・。」

神邪 「煮え切らない人ですね! 呼ぶしかないようだ、ハーレムの先輩を!」


斑(R) 「どうも、超絶ビッチ野郎のレッドラムです。どうせ最低男です。」


神邪 「そんなに拗ねるなよ・・・可愛いじゃないか・・・。」

斑(R) 「で、どうしたらハーレムを築けるかの相談だったか?」

マサキ 「いや、親友の暴走を止めるのを手伝ってくれ。」

神邪 「僕はぜんぜん普通だよ。」

マサキ 「ああ、お前は昔から暴走モードがノーマルだった。」

斑(R) 「止められる気がしねえ! 葉継、早く来てくれ!」


葉継 「呼んだかしら?」


神邪 「よし、ハーレム肯定派が増えた。」

葉継 「別に私はハーレムを肯定していないわよ。斑を愛してるだけ。」///

斑(R) 「オレも愛してるぜ。」///

マサキ 「え、何で俺、かぶりつきで惚気を見学する破目になってんの?」

神邪 「ハーレムとは、そういうものさ。」

斑(R) 「けど真面目な話、複数の女子と関係してる男はカッコ悪いって、女子から言われると凹むぜ・・・。グゥの音も出ないっつーか、その通りですとしか言えない。」ションボリ


美宇 「意中の男に相手にされない負け犬の言いそうなセリフね。」(怜悧


マサキ 「!?」

葉継 「ええ、処女でないというだけで、女をビッチと罵る男と同じ匂いがするわね。」

美宇 「素材で勝負できない女の僻みなんて、気にすることないわレッドラム様。」(笑顔

斑(R) 「そう言ってくれると救われるぜ」///

マサキ 「・・・え、この子、こんなんだった?」

神邪 「最近キャラチェンジしたとか何とか。」

美宇 「わたしは大人しくないわ。たとえそのつもりが無かったとしても、大切な人を悪く言われたら怒るわよ。」

マサキ 「なるほど・・・そりゃそうか。」

葉継 「当然ね。自分の男を悪く言われて怒らない奴は、女のうちに入らないわ。」

葉継 「・・・たとえそれが、本人であったとしてもね。」

斑(R) 「・・・・・・」///

神邪 (甘酸っぱいなァ。)

神邪 「ちなみにマサキ、脳堂さんは同い年だよ。」

マサキ 「そうだった。何か年下に見えるんだよな。」

神邪 「まァ、誕生日からすれば間違ってないけどね。」

神邪 「小説内では現在、僕が誕生日を迎えて20歳。マサキ、葉継、脳堂さんが19歳、淵乃井くんが17歳だ。」

斑(R) 「葉継の誕生日は8月2日、美宇は10月3日だったな。」

神邪 「僕は4月1日で、マサキは9月6日だ。みんな、僕を兄と呼んでくれてもいいんだよ。」

マサキ 「普段から兄貴みたいに思ってるが、今は呼びたくねえな、なんとなく・・・。」

斑(R) 「それで、ハーレムの話だったっけ。マサキさんはハーレムに向いてねえ気がする。」

神邪 「裏切られた!」

斑(R) 「や、良い意味で。」

神邪 「まあね。マサキはトルストイの言うような、1人の女を深く愛するタイプだろうから。」

マサキ 「わかってて何故ハーレムを勧めようとする?」

神邪 「・・・傷ついた人ほど、他人に優しく出来ると思うかい?」

マサキ 「何だ藪から棒に。まあ概ねYESかな。」

神邪 「だろうね。マサキは自分が傷ついた分だけ人に優しく出来るタイプだ。」

葉継 「正解のある問いではなくて、判別の問いね。」

斑(R) 「人と場合によるかな。オレは優しく出来ないタイプだ・・・。」

神邪 「それはどうかな? そういうセリフを言ってる時点で、淵乃井くんは優しい側なんだよ。“優しくしたい”と“優しい”は、きっと同じものだ。」

マサキ 「何故ここでイイ台詞を・・・。だが俺も同じ意見だな。泣笠の言ったことを忘れるな。自分を優しくないなんて卑下するのは、自分に惚れた女に失礼ってもんだぜ?」

斑(R) 「ああ、そうだったな・・」///

美宇 (薔薇の香りがする・・・。)

葉継 (薄い本が厚くなるわ!)

神邪 (お前ら何考えてんだ。)

斑(R) 「あ、そうだ、思い出した。竜堂さんこそ自分で思ってるよりモテるんじゃないっすか?」

神邪 「男子に?」

斑(R) 「や、女子から。」

神邪 「・・・ひとつ質問しようか。君と僕は似てると思うかい?」

斑(R) 「ああ、それそれ。色々と似てますよね。オレがモテるなら竜堂さんも・・」

葉継、美宇 「「ぜんぜん違うわよ。」」

斑(R) 「!?」

マサキ 「ハモった・・・。」

葉継 「むしろ何で似てると思ったの? 共通項はデュエルが出来て人語を話すことくらいよね?」

斑(R) 「や、幼い頃から苦痛を味わってきたこととか、大きな力を手にして人生を謳歌してるあたりとか。」

神邪 「だけど淵乃井くん、その苦痛は君にとって過去のものだ。」

斑(R) 「まァ、葉継のおかげで酷死病も治りましたし、今は美宇もいますし」///

美宇 「ふふ」///

神邪 「それこそ君が、傷ついた分だけ優しく出来るタイプであることの証左なんだ。」

斑(R) 「・・・でもそれは、自分が傷ついただけじゃなく、相手を、色んな人を傷つけたから、その罪滅ぼしって意味合いもありますよね。悪く言えば欺瞞っていうか。」

マサキ 「・・・そうだな。」

神邪 「だけど、だからこそ自分の苦痛を滅多に訴えない。そこが僕と根本的に異なる部分でね。」

葉継 「一般的に男性は、自分の苦痛を隠す傾向がある。それは女性にとっても“常識”として捉えられており、厄介ではあるが愛おしい性質として受け入れられているわ。」

神邪 「逆に言えば、苦痛を訴えてばかりの男性は、致命的にモテないってわけさ。まァ、男性に限ったことでもなくて、女性でも同じなんだけど、苦痛を吐き出している人を相手にしていると、大概の人間は疲弊する。」

美宇 「自分より大きな苦痛に対しては、どうしても疲弊してしまうわね。」

葉継 「たとえ正当な訴えであっても、怨念を吐くこと自体に対する不快感は拭い切れないわ。」

神邪 「“結婚相手にいじめ被害者を選ぶ勿れ”ってのは、子供も被害者になりやすいって話の前に、一緒にいて疲弊するという大きなデメリットがあるからなんだなぁ。」

マサキ 「・・・・・・。」

神邪 「ちょっとしたことでトラウマが噴き出し、フラッシュバックが起こり、生々しい幻覚と幻聴に苛まれる。耐え難い苦痛で、叫ぶか怨念を吐き続けるかせずにはいられない。」

斑(R) 「“過去”じゃなくて“現在”、そして“未来”においても続く苦痛ってわけか・・・。」

神邪 「自分でも、何故こんな些細なことでフラッシュバックが起こるのかと嫌になる。その苦痛を吐き出さずにはいられないのだけど、“普通の人間”は、それを聞いているだけで体調が悪化するらしい。」

マサキ 「“普通”か・・・。」

神邪 「淵乃井くん、君の言う通りだ。」

斑(R) 「え?」

神邪 「自分に非がある傷つき方をしたからこそ、人に優しく出来る。君も、マサキも、少なくとも自分に非があったと感じている。“傷ついた分だけ人に優しく出来る”というのは、そういうことさ。」

斑(R) 「なるほど・・・。」

マサキ 「だが、シンヤは、非があるのに認めないんじゃなくて、本当に非が無いんだ。」

神邪 「その2つは、傍から見れば同じことだよ。」

マサキ 「そうじゃねえ。自分に非があった方が、それを認めることで高評価を得て、自分に非が無いのに傷つけられた方が、理不尽を訴えたら低評価って、それこそ理不尽じゃねえか。」

神邪 「そうだよ。」

マサキ 「・・・・・・。」

神邪 「よく勘違いされているけど、いじめは加害者が100パーセント悪いが、だからといって被害者に“好かれる権利”が発生するわけじゃないんだ。そこんとこ、ハッキリさせましょう。」

マサキ 「それは、わかってる、わかってるんだが―――」

神邪 「そもそも“傷ついた分だけ人に優しく出来る”という言葉は、実質的には“傷ついた者は人に優しく出来なければ無価値だ”と言ってるに等しい。そしてそれは、自分の志として掲げる分には確実に正しい。」

マサキ 「・・・あァ、そうだな。人に押し付けるのは間違ってる。」

神邪 「この志に沿って生きているかどうかで、好かれる度合は全く違ってくる。」

斑(R) 「そんな大層な志を掲げて生きてるわけでも・・」

神邪 「意識するまでもなく、呼吸するように自然と人に優しく出来るんだね。羨ましいよ。」

斑(R) 「そういうものか?」

葉継 「そういうものよ。」

美宇 「同意。」

神邪 「それでマサキハーレム計画なんだけど・・」

マサキ 「まだ言うか。」

神邪 「例えば、“被害者にも悪いところがあった”という、生乾きの瘡蓋を剥がして肉を抉り出すような言説が、どうして滅びないと思う?」

マサキ 「世の中くだらねえから。精神の貧困が再生産されるからだ。」

神邪 「ま、そうなんだけどね。ただそれは、評価であって心理分析とは違う。そのような言説に至る心理は、単純にその方が好かれるからなんだ。」

斑(R) 「好かれるかなあ? オレは嫌いだけど。」

美宇 「同じく。」

神邪 「加害者が言う場合はゴミだ。そういう意味で、その感覚は正しい。」

葉継 「そうね。自分の非を認めようとしない、みっともない馬鹿よ。」

神邪 「しかし被害者が言う場合―――それは僕から見れば怠惰な弱虫でしかないんだけど―――大多数からは“冷静で中立的な人”に見えるらしい。自分に非が無いなら非を認めない人は、僕にとっては救いの存在だけど、やはり大多数からの評価は“頑なで感情的”となっている。」

神邪 「第三者でも概ね同じだ。被害者の落ち度を主張し、傷を抉るほど、“物事を中立に客観的に見ている”と評価されるし、ゆえに人望を集める。」

マサキ 「胸糞悪りぃ。何が中立だ。」

神邪 「そもそも“中立”というのは、多数派の味方と同義語だ。被害者の味方をすれば嫌われるし、被害者を敵に回せば好かれる。だから、被害者に落ち度を求める言説は滅びないんだ。」

マサキ 「ま、現実なんてクソだよな。悔しいが事実だと思う。・・・だが、その理屈で言えば、俺がハーレムルートを目指すということは、女から好かれる為にシンヤを切り捨てることになっちまうから却下だな。」

神邪 「しまった論破された! しかし嬉しい!」

斑(R) 「オレの助けなんて必要なかったじゃないっすか。」

マサキ 「親友の面目躍如ってとこかな。」


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
デュエリストーク 目録
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ...続きを見る
佐久間闇子と奇妙な世界
2017/01/17 00:02

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
デュエリストーク (その38) 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる