佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS デュエリストーク (その40)

<<   作成日時 : 2017/03/27 00:00   >>

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神邪 「さて、アークVも最終回を迎えたことだし、みんな意見を述べてくれたまえ。」

アルド 「語ることって何かあるの?」

ミゾレ 「いきなり手厳しいですわね。」

斑(R) 「まあ、思うことはっても、言語化しにくいつーか。」

マサキ 「それな。」

ヒロコ 「ほぼアッキーが語ってきたしィ、それ以外でかァ?」

美宇 「女性向け要素が足りてないって意見はよく耳にするわ。」

ヒノエ 「あ、わかるナー。ボクは男だけど、見た目のいい男も好き。」

ヒノエ 「女キャラは見目麗しくて文句ないんだケド、一部の男キャラどうなの?って思う。萎え要素。」

ヒノエ 「創作なんだから、男も女も見た目イケてるキャラばっかりにすればいいのに。」

濃海 「・・・・・・」

ヒノエ 「あ、別に畦地さんに含むところは無いからネ?」

濃海 「そうか。」

アッキー 「・・・ひょっとして、作品は別ですが、ちゃん子ちゃんあたりに含むところがあったりします?」

ヒノエ 「それも無いネ。ちゃん子ちゃんは普通に可愛い。そそられないケド、お肌ぷにぷに突きたい。」

マサキ 「十分そそられてるじゃねえか。」

アッキー 「カラマーゾフの父親みたいなキャラですね。知らなかった。」

ヒノエ 「どうして作者がキャラを掌握できていないのさ。」

アッキー 「キャラを掌握する必要ってありますかね?」

ヒロコ 「おィ。」

アッキー 「だって、下手に掌握しても、自分以下のキャラしか作れないじゃないですか。」

アッキー 「幅広い感性を持つ、多様性の豊かな作者ならともかく、私は意志薄弱で偏った人間ですからね。」

アッキー 「“掌握の力”の性能がデュエリスト次第なのと同じことです。」

葉継 「アークVの失敗も、下手にキャラを掌握しようとしたのが原因の1つね。」

ヒロコ 「・・・なるほどなァ。」

葉継 「最初に述べておくけれども、作家として見る分には、多くのネタを提供してくれて感謝しているわ。」

葉継 「いち視聴者としては失敗と見なすけれど、文句だけ言って自分では何も書かないのも愚かよね。」

ヒノエ 「なかなか手厳しいネ。ボクとしては、もっと自由に発言したいナー。」

葉継 「なんて愚かなんだ・・・視聴者ってやつは・・・」

神邪 「それが言いたかっただけだよね!?」

葉継 「愚かであるという以上の非難はしないわよ。」

葉継 「橘さんゴッコはさておき、作品作りに関して重要なテーマが出てきたわね。」

アッキー 「未熟な作家がキャラを掌握しようとすると、多様性が損なわれるという。」

葉継 「すなわち、作家の思想に沿った“賢い者”と、それに反発する“愚か者”の2種類しか描けない。どれだけ登場人物を出しても、結局その2パターンしかないのでは、作者の思想に沿った者しか楽しめないわ。」

葉継 「もちろん、掌握しようと試みるのは、愚かなことではないけれども。」

アッキー 「全く掌握できなければ、破綻しますからね。ジレンマだ・・・。」

葉継 「そのジレンマに向き合えない人は、作家に向いてないわね。」

アッキー 「これまた手厳しい。だがありがとう、勇気が湧いた。」

葉継 「どういたしまして。」

マサキ 「なるほどな・・・。さっき言葉に出来なかったものがハッキリしてきた。」

アッキー 「耳にした意見と自分の所感をまとめると、面白くなる要素は多分に含んでいるのに、それを脚本が殺してしまっている・・・という感じです。」

アッキー 「あっぷるぱいさんの番プロ最新作を読んで、まさしく『アークVって、こんなに面白く出来るんだ!』って思いましたからね。鷹村さんのファンコミック然り。」

ミゾレ 「せっかく面白く出来るのに勿体ない、ということですのね。」

ヒノエ 「それな。」

斑(R) 「正直オレはさ、そこまで悪くないと思ってんだ。・・・だが、ドラマDMや原作歴史書ほどの気迫を出せてねえと感じるのも確かなんだよな。」

濃海 「遊戯王ではない、別作品としてなら、悪くないな。」

斑(R) 「それそれ。」

神邪 「僕らはデュエリストだからね。将棋指しが将棋作品に、碁打ちが囲碁作品に、見る目が厳しくなるのと同じことだろう。遊戯王を愛しているんだもの。」

マサキ 「俺は別作品としても嫌いだな。あいつらはシンヤを迫害するタイプの連中なんだと思うとな・・・。」

神邪 「それで言いにくかったのかい。」

マサキ 「ヒノエは、見た目の良いキャラばかり出せばいいって言ったよな。それは、容姿に恵まれない視聴者に孤独感を覚えさせるかもしれねえ。だから見た目の悪いキャラも出すんだろう。」

ヒノエ 「そうなんだよネー。だから仕方ないかと思う気持ちもある。」

マサキ 「だがよ、“みんなを笑顔に”って掲げられた方が、よっぽど孤独に怯えさせられる人間もいるんだ。」

マサキ 「配慮の仕方が中途半端っつーか、欺瞞なんじゃねーのかってな。」

ヒノエ 「・・・ボクが本当に気に食わないのは、そこかもしれないネ。」

ヒノエ 「見た目を重視することも嘘じゃないケド、根津見や孤蔵乃も割と好きなんだヨ。」

ヒノエ 「それは、“笑顔のみんな”と相容れない“根暗なマニア”側の人間だからかもしれない。」

ミゾレ 「ヒノエ・・・。」

美宇 「根底に仄暗い流れのある遊戯王に、“みんなを笑顔に”という明るいテーマは合わないのね。」

アッキー 「そのテーマ自体が悪いわけではなく、プリパラでは“み〜んな友達、み〜んなアイドル”を掲げて、成功していると思いますし、私も素直に面白いと思っています。」

斑(R) 「作品に合ったテーマを持ってくるべきってことだな。基本だが大事だ。」

マサキ 「アークVも暗い要素は含んでいるんだが、それを置いてけぼりにしやがった。」

マサキ 「侵略戦争だけじゃねえ。遊矢は幼い頃から、いじめられていた。そんな人間が上っ面の綺麗事ほざきまくるような展開は、虫唾が走るんだよ。あの父親にも心底ヘドが出る。」

マサキ 「禁書の話したとき、上条が嫌いだって言ったが、あれも同じ理由だ。史上最強の弟子とかもな。いじめられた人間が、被害者に無神経になる展開は、作者が“いじめ”という設定だけ売り物にして、中身を何にもわかっちゃいねえってことだ。どいつもこいつも薄っぺらい克服を売り物にしやがって。」

アッキー 「・・・ま、私はカタルシスに寄りすぎていますけどね。現実なんて要らない。意味ない。」

神邪 「だったら僕をもっと無双させてくれてもいいのに。星屑くんみたいに。星屑くんみたいに。」

アッキー 「無双は佐久間さんの担当なので。」

神邪 「そっか。」

斑(R) 「やっぱオレは甘いのかな。『3月のライオン』も普通に凄えって思ったし。」

斑(R) 「なんというか、正しい批判でも、聴くのは苦しいっていうか・・・」

ヒノエ 「娯楽に関して、つべこべ言ってほしくないって気持ちはあるよネ。」

神邪 「もちろん、楽しんでいる人に水を差すような行為は、正しくても慎むべきだよ。そういう意味では、あまり批判的なことは言うべきではない。」

神邪 「だけど、楽しんでいる人が、楽しめない人を押しのけたり、揶揄したり、無理やり引っ張ってきて居心地の悪い思いをさせるような真似は、僕は心底嫌いでね。」

ヒノエ 「確かにそう。教室で、昨日のバラエティー番組の話とか大声でしていて、そこまでは許容できるケド、それに入っていかない生徒を、協調性が無いと言う教師は、どうかしてるよ。」

斑(R) 「なるほどな。それが榊エンタメってわけか。」

神邪 「淵乃井くんは長らく病院生活だったし、見るもの聞くものが新鮮で、それが評価に勝る面もあると思う。」

斑(R) 「それはよく聞くな。昔の方が良かったって意見は、そのときの自分が楽しかったってやつ。何もかも新鮮だった頃の方が、物事は楽しめるっていう・・・。」

神邪 「その説は間違ってないから、自分の評価を“自分の変化”と照らし合わせる必要はある。評価者そのものも評価の対象になるし、評価者は自己評価も出来なければならない。『中華一番!』みたいにね。」

神邪 「思い出が、プラスの補正をかけることもあれば、マイナスの補正をかけることもあるさ・・・。」

アッキー 「アークVといえば、この感想を読んで、凄く悲しくなったんですよね・・・。」

アッキー 「私も大概、許容範囲は広いと自負しているのですが、この人には負けたと思うと同時に、ここまでアークVを愛しているような人に、ここまで言わせてしまうのは、いったい何なんだろうと。」

斑(R) 「つらいなあ・・・。」

アッキー 「ふと気付いたのですが、私はアークVに対して、『作品を楽しむ』という感覚というよりも、『子供の成長を見守る』ような感覚だったのかもしれません。」

神邪 「アークVへの評価は、子供が駄目になっていくとき、どの段階で見捨てるかどうかのバロメーターになっているかもしれないね。」

ミゾレ 「それは乱暴な意見だと思いますわ。」

神邪 「念の為に言っておくと、何があっても子供を見捨てない親が正しいとは主張してないよ。いじめ加害者が親に庇われることも多いんだから。」

マサキ 「そうだな。」

アッキー 「しかしここで、更なる問題がありまして・・・。アークVへの批判を聞いていると、それって私のデュエル小説にも大いに当てはまってるのではないかという懸念が湧いてくるのですよ。」

アッキー 「批判を聞いてて苦しいのは、『正しい批判でも、批判そのものが心に来る』というだけでなく、『自分の作品に対する批判が含まれてるのではないか』という不安が拭えないというのが・・・。」

アッキー 「もしかして実は、私の作品に対して不満とか文句とか溜まっていて、いつ爆発するのではないかと思いながら怯える日々を過ごしています。」

葉継 「疑心暗鬼ね。」

神邪 「そんなバッサリ・・・」

アッキー 「疑心暗鬼だと思いたいのですが、自分でもデュエルやキャラを大事にしてないのでは・・・という感覚があるんですよ。下手にキャラを増やしすぎて、個々のキャラの扱いが雑になっているというか・・・。」

神邪 「それは言えてる。」

マサキ 「おい。」

アッキー 「OCGに対する批判も、けっこう恐いですよね。酷過ぎるインフレや高速化って、ゲーム性を損なってしまうというか、感動のメリハリを薄れさせてしまうというか・・・。」

アッキー 「他にも、過去作のキャラが別物になっているという批判も、ビクッとしますよね。ゲストとして他作品のキャラを登場させたりしますが、ちゃんと描けているかどうか・・・。」

葉継 「そうした不安に向き合えないような奴は、二次創作やる資格は無いわ。自分の描き方は全く何の問題も無いなんて、自信満々な方がどうかしてる。」

アッキー 「うう、胃痛が・・・」

葉継 「とはいえ、公式に対する批判は、非公式の二次創作に対して、そのまま当て嵌まることはない。歴史的経緯や金銭を含め、背負っている責任の重さが違うわ。」

葉継 「自縄自縛な精神状態で、楽しむことも書くことも出来なくなったら、それこそ読者への裏切りよ。“気にしながら気にしない”という心境に達することを目指すべきね。」

アッキー 「葉継さん・・・」///

神邪 「これが調教か・・・。勉強になるなァ。」

マサキ 「何の勉強だ!」


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2017/03/27 00:00

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ARC−Vの失敗の印象としては「丁寧に扱ってない」ところが一番目につきますかね。
キャラの行動、言動、デュエルそのもの、話の展開、過去キャラの扱い、エンタメ、格差社会、戦争・・・。
アクションデュエル&アクションカード自体が、デュエル構成を楽にする目的のためとしかもう思えないですからね・・・素良vs黒咲戦のようにバリバリ動かさないと見栄えが悪くなるのはわかりそうなものなのに・・・(アクションカードはほぼ主人公側のみが使う、後半はアクションフィールドも《クロスオーバー》ばっか)。

むろん、丁寧に作ってたのかもしれません。作り手側は面白いだろうと思って、ズレた感性ながら全力を尽くしたのかもしれません。
けど、あの惨状に異論は出なかったのかなぁ・・・それとも、その辺の見返しも出来ないような状態だったのか・・・。
個々のアイディアは光るものがあっただけに、残念でなりません。
ラギ
2017/03/29 02:44
直接関係ない話で申し訳ないですが、ちょうど話題に上がってた「キャラの掌握」で、一語り。
やっと最後までのデュエル構成が終わり、あとはまだ中途半端な文章部分を整えて、前編部分が終われば(大体8〜10話前後くらいで前編、後編と分けるつもり)タグ投稿しようと思っていたのですが・・・その前編最後の話で詰まりました。
ここにきて「ミオ、君はどんな奴なんだ!?」という問題に直面してしまったのです。
思い起こせば、自分は最初に大まかなストーリーの流れを考えてからキャラの動きはそれに合わせる形をとってきたのですが・・・ここにきて、自分はミオを掌握どころか把握できてなかったという大問題に直面しました。やばいぜ!
・・・これはもうしばらく投稿が遠のきそうです。しばらくは、一緒にミオと悩むことになりますな。
ラギ
2017/03/29 02:47
>ラギさん

現実の諸問題とオーバーラップさせるのも、過去作の主要キャラを出すのも、面白くなるはずの要素なのに、雑さで全てが裏目に出た結果となりましたね・・・。
どんなテーマや要素であれ、丁寧に取り組めば一定レベルの出来になるはずで、しかも良さそうな材料を揃えていただけに、残念さが際立ちます。
よく批判対象になっている、乱入や中断に関しても、同じものを上手い演出で魅せてくれた「リアルタイムデュエル大会」という前例があるだけに、いっそうアークVの杜撰さが浮き彫りになっている・・・。

アイデアは良くても、継続して創作する根気が続かず、元作品へのリスペクトを欠いたまま投げ出す・・・という光景は何度か見てきました(私も以前やられたことがありました)が、それを公式がやるのは更に罪が重い。
スタッフ側は面白いと思っていた可能性も高そうです。終盤のセリフで顕著でしたが、人を楽しませようと創意工夫するのではなく、自分たちが楽しければみんなも楽しくなるという、身勝手な意識が見えます。
自分が楽しむのは必要でも、それだけで満足できない飢餓感が創作には必要で、そういう意味ではWの方が、自己中っぽく見えても、よっぽどファンサービスしていましたねぇ。“どのように人に見られるか”を考えている彼は、やはりサービス精神が旺盛でした。
アッキー
2017/03/29 09:45
さて、ほうき完結編ですね! こちらも製作が難航ですか・・・。
デュエリストークを書いていると、私もキャラを把握してなかったと思うことが多く、一種のトレーニングになっています。ストーリー抜きで、会話だけで進めることで、キャラを理解しやすくなったような。(逆にトークに出演してないキャラは作中でもセリフに詰まることが多い)
ストーリーにキャラを合わせる形式にしていると、キャラクターの心理がストーリーに引っ張られるというか、流されていくことは多いですよね。超あるある!
我々自身も、世界の流れに心理が振り回され、翻弄されるので、そういう意味でも創作は現実の反映ということか・・・。
しかし丁寧さに定評のあるラギさんだけに、悩み通した後が楽しみでもあります。成長したミオさんにワクワク。
アッキー
2017/03/29 09:45

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