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zoom RSS 【とある】 第一位・御坂美琴 (二九) 【パラレル】

<<   作成日時 : 2017/04/08 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



○月×日

だいぶ胸も大きくなった
少し試してみようと思う

病院に来たら冷房が入っていない
話を聞くと落雷による断線の影響だとか

この機会に脱いでみた

怒られた
下着をつけていても駄目なのか


                    (抜粋、「木山日記」より)



◆ ◆ ◆



御坂 「第7学区におけるセキュリティランクA〜Dの全情報より」

御坂 「インディアンポーカー及び“巨乳御手”との関連が疑われる会話を抽出」

学園都市最高位のエレクトロマスターである御坂は
その気になれば都市全域のサイバー情報を得ることが出来る。

青髪ピアスから得た情報で検索範囲を絞り、
双眸を大きく見開きながら彼女は能力を振るう。

これは能力開発の自己鍛錬の一環であり、
決していかがわしい目的などではない。
その証拠に妹達にも情報公開し、動員を促している。

10032号 《こちら“御坂妹”、それらしいトレーダーを発見、現在“アイテム”の絹旗最愛と交戦中》

10032号 《感覚共有します、どうぞ》

御坂 《・・・なるほどね、だったら譲っていいわ。》

御坂 《欲しいのは“巨乳御手”の入手法なんだから》

御坂 《半分(お金を)出して情報提供してもらえばいいのよ。》

10032号 《了解です、とミサカは不毛な争いを回避するべく尽力します。》

17600号 《待たせたな!とミサカは尾行に志願します。》

17600号 《あの青髪ピアス野郎、ミサカというものがありながら、いかがわしい夢を売るなど言語道断!》

17600号 《しかし胸が大きくなれば彼の愛も戻ってくるかもしれないと》

17600号 《ミサカは未来に胸を膨らませて是非とも“巨乳御手”を手に入れるべく・・・》

17600号 《・・・っと、こちら“スネーク”、10032号が“アイテム”のアジトへ辿り着きました、どうぞ》

14510号 《こちら“アクセラレーコ”、今日も一方通行さんはカッコいいです、どうぞ》

13577号 《どうでもいい情報いちいち報告すんなとミサカは14510号を窘めます》

14510号 《はあ!?どうでもよくねえし!一方通行さん以上に重要なことなんてねえし!》

10039号 《流石ロリコンを好きになるお方は余裕が違った!》

10039号 《いいよな貧乳のままで愛される奴はwwwとミサカは14510号をpgrします、どうぞ》

14510号 《あの人はロリコンなんかじゃないもん!》

18264号 《そうだよな貧弱モヤシだよなwwww》

20000号 《巨乳になるべきかならざるべきか、それが問題だ・・・とミサカは『ハムレット』の物真似をします》

10033号 《出たな変態》

10039号 《お前が言うなwww》

10020号 《こちら“ミサカ”、実際問題として一方通行の嗜好を探っておく必要はあると具申します、どうぞ》

番外個体 《貧w乳wどwもwがw騒wいwでwやwがwるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww》

御坂 《何か言った末っ子?》

番外個体 《\(^o^)/》



- - - - - -



“アイテム”のアジトにて。

絹旗 「・・・なるほど、超わかりました。」

目を覚ました絹旗は、得心した様子で頷いた。
どうやらガセなどではないらしいが、
しかし今ひとつ浮かない顔でもある。

10032号 「どうしたのですか、とミサカはシルクフラッグに問いかけてみます。」

絹旗 「どうやら少々勘違いがあったようです。」

絹旗 「“巨乳御手”は単純に使用者の胸を超大きくするものではなく」

絹旗 「複数の巨乳の脳波を繋げることで超ホルモンの分泌を促すものみたいです。」

10032号 「繋げる・・・?」ミサカミタイニデスカ

絹旗 「巨乳女性のネットワークに超取り込まれることで」

絹旗 「脳下垂体からのホルモン分泌を超模倣し」

絹旗 「単独では超貧しい胸しか持ってない人でも、胸が育つ。」

絹旗 「それに技術的補正が超加わっていて」

絹旗 「より効率的に超美乳を育てることが出来る。」

10032号 「おお・・・」

絹旗 「しかし超問題は、遺伝的要素を克服できないことでして」

絹旗 「御坂さんたちでは超ともかく、私ではBが超せいぜいでしょう」ガッカリ

10032号 「・・・き、希望はあります、とミサカは絹旗を応援してみます!」

絹旗 「ありがとうございます・・・・・・」ウツムキ


そこへ麦野、滝壺、浜面が、仕事を終えて戻ってきた。
加えて麦野が引きずっていたのは、痣だらけの17600号だった。

17600号 「よっす、とミサカは10032号に挨拶してみます。」ズタボロ

10032号 「何があったのですか、とミサカは驚きを隠せません。」

麦野 「監視してる奴をボコッてみたら、コイツだった。」

17600号 「涅槃が見えました、とミサカは麦野の腕力に恐れを抱きます。」

滝壺 「大丈夫、そんな17600ごうを私は応援してる。」


浜面 「ん?」チャクシン

浜面 「フレンダか? ・・・はあ?俺仕事終わったばかりなんだけど!?」

滝壺 「私は仲間思いのはまづらを応援している。」ガンバ

浜面 「仕方ねえ、行くか!」ダッシュ

10032号 「・・・滝壺パネェ、とミサカはガクブルします。」

17600号 「勉強になります、とミサカは浮気野郎の調教の参考にします。」

10032号 「ところで麦野、昨日も欠席でしたね。お姉さまが心配していました、とミサカは告げてみます。」

10032号 「モヤシと戦ったせいで仕事が溜まっているのでしょうか、とミサカは一方通行をディスります。」

麦野 「別にそういうわけじゃないんだけどね・・・」アハハ

言葉を濁しながら、麦野は首を傾ける。

麦野 「ざっくり言うと、“スクール”の連中が怪しい動きを見せてるから、動向を探ってるとこなのよ。」

滝壺 「東北東から電波が来てる・・・。」

絹旗 「前々から第二位は統括理事長との直接交渉権を超狙っていて」

絹旗 「あわよくば自分が第一位になろうと超思ってるらしいのですよ。」

滝壺 「そんなかきねを私は応援している。」

10032号 「いやいやねーだろ、とミサカは滝壺のユーモアセンスを疑います。」

麦野 「私たち“アイテム”の仕事は学園都市の不穏分子の削除・抹消。」

麦野 「黒夜の調査次第では、今週中にでも皆殺しにすることになります。」

事務的な口調で淡々と告げる麦野は、
彼女がリーダーたる所以を示しているようだった。

滝壺 (そんなむぎのを私は一番応援している。)

思い込んだら一直線、頭に血が上りやすいが、
冷静なときの彼女ほど頼れる上司を滝壺は他に知らない。

滝壺 (ここが私の居場所だから。)


絹旗 「とはいえ“スクール”は暗部の最強部隊。」

絹旗 「勝算は超あるんですか麦野?」

麦野 「きぬはたぁ、何を言ってるのかにゃーん?」

麦野 「垣根は暗部最強の能力者かもしれないけど」

麦野 「暗部最強の“部隊”は、私たち“アイテム”よ。」

そこにあるのは慢心ではなく、揺るぎない自信。
そして仲間に対する、絶対的な信頼である。

麦野 「といっても―――」

麦野 「念の為に“グループ”と“メンバー”にも動いてもらうつもりよ。」

麦野 「報告でクロなら、近いうちに打ち合わせの場を設けましょう。」

絹旗 (超完璧主義者の麦野らしいですね。)

やはり冷静なときの麦野には、他では得られない安心感がある。
これで血気に逸りやすい性格さえ何とかなれば理想的なのだが。


御坂 「話は聞かせてもらったわ!」バーン


10032号 「お姉さま?」

御坂 「その会合、よければ私がセッティングするわ。」

麦野 「いいのかにゃーん? 一応テメェも表側の住人だろうが。」

御坂 「そんなの今更よ。」

麦野 「あと今のは仮定の話。“スクール”がクロだと決まったわけじゃないんだから。」

御坂 「本気でそう思ってるなら、秘密裡に動くわけないわよね?」

御坂 「少なくとも自分では確信できるだけの証拠があるんじゃないのかしら。」

麦野 「・・・テメエには敵わねーな」ヤレヤレ

麦野 「ま、その話は全員が揃ってからだ。」

麦野 「それよりテメェ、今の話を聞いてから駆け付けたにしては早すぎるんじゃねーか?」

御坂 「麦野さんには敵わないわね。」

御坂 「そうよ、私がここへ来た目的は」


御坂 「“巨乳御手”で胸を大きくする為よ!」ババーン

麦野 「 」


御坂 「巨乳と脳波を繋げればいいなら」

御坂 「“アイテム”には打ってつけの人がいるじゃない!」

麦野 (頭湧いてんのかコイツは)

御坂 「お願い麦野さん! こんなこと頼めるのはアンタしかいないの!」ウワメヅカイ

絹旗 「私からも超お願いします、麦野。」

麦野 「・・・・・・」

麦野 「・・・で、肝心の“巨乳御手”はどこにあるの?」

御坂 「私の能力で絹旗さんと脳波を繋げれば、その問題は解決するわ。」

御坂 「インディアンポーカーで絹旗さんの頭の中に“巨乳御手”の情報が存在する。」

御坂 「それをネットワークの力で共有し、ホルモンの分泌を促す。」

御坂 「―――巨乳に、なるのよ。」

麦野 「・・・・・・」

麦野 「・・・そんなに胸デカくしたけりゃ、今ここで私が揉んでやろうか?」ククク

呆れを通り越して憐みすら覚えてきた麦野は
つい冗談を口にしてしまった。

御坂 「えっ・・・」シンジラレナイモノヲミルメ

麦野 「冗談だよ、そんな顔すんな――」

御坂 「お願いします!」///

麦野 「 」

10032号 「人に揉まれながら性的興奮を覚えると胸が大きくなると聞きます。」

10032号 「16700号のバストサイズが少し大きい理由もそれではないか、とミサカは疑念を抱きます。」

17600号 「何言ってんだお前!」///

17600号 「ちげーし!まだ揉まれてねーし!」

10032号 「つまりいずれは揉まれる予定があるのですね、とミサカは目ざとく指摘してみます。」

17600号 「 」///

御坂 「暗部同士でドンパチやることになったら」

御坂 「“巨乳御手”を使ってる暇なんて無くなっちゃう。」

御坂 「そしたら私の巨乳計画も延期。」

御坂 「当麻好みの女になる為に、出来ることは何でもやるわ。」

御坂 「どんなくだらないことに見えたとしても、後で悔むようなことにならないように。」

彼女の目には一点の曇りも無かった。
大真面目に自分の切実な恋愛に挑んでいる。

麦野 (ああ―――)

麦野 (そうだったな)

その姿勢が眩しくて、麦野は自嘲した。

麦野 (私はそれが出来なかったんだ。)

麦野 (クソッタレな自尊心と羞恥心を乗り越えようともせず)

麦野 (いつか自分の思いに気付いてくれるなんて、都合のいい幻想に酔いながら)

麦野 (心地よい玉座を一歩も降りない子供のままで、指咥えて眺めていた。)

麦野 (惨めな女)

麦野 「―――いいぜ、御坂美琴」

麦野 「テメェがその“巨乳”(げんそう)を現実に変えたいっていうなら」

麦野 「まずはそのささやかな胸を揉みしだいてやるよ!」

御坂 「や、優しくしてね」///


絹旗 (どうして超こうなった)

滝壺 (戸惑うきぬはたを私は応援している)

10032号 (感覚共有)

17600号 (感覚共有)


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