佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘祭!   Act 71 クリムゾンリーダー

<<   作成日時 : 2017/06/20 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



かつて自分は天才だった。それは常人より早く物心ついたこと、それのみを意味する。
幼少期において、他人より2年以上も早く意識が覚醒することは、多大な優位性だ。
それから後は、ひたすら研鑽を積む日々が始まった。自発的な研鑽は娯楽だ。
楽しみながら頭を鍛え、そして周囲の子供は誰も追いつけなくなった。
どれほど努力しようとも、意識覚醒の早さという優位性は圧倒的で、努力そのものからして差がある。
自分が容易に出来ることは、他の子供たちにとっては音をあげるほど苦痛で仕方ないようだった。
そして自分は、そのことに気付かず、ただ研鑽を積んでいった。
誓って言うが、周囲を馬鹿にしたり見下したりしたことはない。そんな概念からして存在しなかった。
知らないうちに悪口を言っていたかもしれないとか、そういう次元の話ではない。そんな程度ではない。
自分と他人を比べるという概念からして存在せず、ゆえに見下すこともしない。それが天才というものだ。
断言してもいいが、人を蔑んだり、見下したりするような性格の悪い人は、決して天才ではない。
それは天才の振りが上手いだけの、凡人か何かだ。真の天才は、そんな領域にはいない。
かつて天才という位置に身を置き、その感覚だけは覚えている自分は、断言できる。
そして今の自分が天才などではなく、かつて天才だったという意識だけが残った残骸であることも。
たかだか10年やそこらで努力を放棄した連中に、精神的なゴミ箱として扱われ、廃棄処理された。
もしかしたら連中は、わかりやすく見下して欲しかったのかもしれない。今にしてそう思う。
どれほど努力しても追いつけない相手から、蔑まれたかったのかもしれない。今ならそう思える。
今の薄汚れた人格からは想像もつかないだろうが、かつての自分は清廉な人格者だった。
自分より劣った者を見下さないとか、そういうレベルではない。自分が優れている意識すら持っていなかった。
周囲を見下しているに違いないと、誰かに言われたことがあったが、それは連中の願望であったのだろう。
自分には、見下すという概念すら存在しなかったのだから、連中の言ってることは的外れだった。
自身も含めての話だが、誰かを蔑んでいる暇などありはしない。少なくとも当時の自分にとっては。
人生は何かを成し遂げるには、あまりにも短い。最短距離で突っ走って、ようやく辿り着ける真理がある。
だが、おぼろげに見えていた真理は、永久に手のひらから零れ落ちてしまった。もう時間が無い。
迷路の中を動き回る鼠のように、低俗な散策は上手になったが、遠くに見える真理は遠いままだ。
この話は天才でない者にはわからない。天才を経験した者にしかわからない。
遥かなる真理に辿り着くには、時間が無さすぎる。もっと時間が欲しい。知の探究は果てしない。

学の無い奴は生理的に受け付けない。学歴はどうでもいいが、学は自分にとって重要な篩だ。
どれほど高度な授業を受けても、それを頭の中で他人のまま放ったらかしておくような奴は無学だ。
エンリコ・プッチは、キノコを食べた者を尊敬すると言ったが、キノコを分類できる者は学がある。
土着の生活を営む者は、キノコを4段階に分類する。美味しくて食べられるキノコを見分ける。
その次が、不味くても食べられるもの、食料が欠乏したとき、毒があっても仕方なく食べるもの。
そして最後に、どんなときだろうと決して食べてはならない猛毒のキノコ。これらを見分けるのは学だ。
数を数えることが出来ない羊飼いが、何十何百の羊を石との対応で管理できる。それが数学だ。
勉強とは遊戯であり、生きることそのものでもある。学校だけでは終わらない。一生が勉強だ。
勉強を蔑む奴は生理的に受け付けない。連中にとってもインテリは生理的なレベルで受け付けないようだ。
よく出来ている関係のようだが、学の無い連中の方が世の中には多く、平然と毒を撒き散らす。
きっと何かが欠乏しているので、毒が撒き散らされるのも仕方ない。それは猛毒だと思うのだが。
生物濃縮というのは、精神的な方面でも起こる。蓄積した毒は、今でも心を蝕んでいる。
解毒する傍から新たな毒が流れ込む。間に合わない。鬱血して真っ黒になる。
やがて人を攻撃することだけが上手になる。幼稚で負けず嫌いの最高峰。それだけの才能。
無害で美味しいキノコは、とても少ない。真理に辿り着けるかどうかは、どれだけそれを食べたかによるのに。
最強にもなれず、幸福にもなれない。その遥か手前で息絶える。人生の敗北とは、そういうものだ。
それならば自分が自分でなくなった方がいい。自分が自分である以上、見えているものにすら辿り着けない。
たとえ自分という個性が消えて無くなったとしても、真理に辿り着ければ、それでいい。



◆ ◆ ◆



「状況を整理しようか、マサキ。」

ざらつくような黒い本を持って、竜堂神邪は半開きの目を煩わしげに泳がせた。
大河柾は喜び半分、しかし親友の性質も知っているので、気の毒さ半分だ。

「決闘祭は無期限延期。残りのスケジュールは、デュエル犯罪組織“カンサー”を倒してから行われる。あるいは“カンサー”との戦いが能力者のデモンストレーションになってしまうかもね?」

「シャレになってねえな・・・。軍事利用されねえように、せいぜい気を付けるぜ。」

「“カンサー”も一枚岩ではない。滅亡派は、《次元神帝フラクタル》を復活させて、世界を滅ぼそうとしている。協調派は、それを止めようとしている。混沌派の残存勢力は各自で行動している。隠遁派は静観していたが、この分だとグレゴリーは滅亡派へ荷担しそうな雰囲気だな。」

「A級戦力のトップスリー、ハクア、ピトス、グレゴリーか・・・。そいつらの強さは、“最悪の五人”と同じか、それ以上と見ていいんだな?」

「特にグレゴリーは強敵だ。まともに戦えば僕でも危ない。ピトスは“擬似・掌握の力”だし、ハクアはパラコンボーイと同系統のデュエリストだ。」

「同系統・・・?」

「“最悪の五人”は、デュエリスト能力こそ強力だけど、それに頼りがちで隙も大きい。その点トップスリーは能力頼みのデュエルをしない。正統派としての強さを持っている。」

「・・・ま、正道だろうが邪道だろうが叩き潰すまでだ。エディを取り戻してやらねえと、またドリーを泣かせちまう。」

「彼女の保護が間に合ったのは幸いだったよ。戦力になるかは精神的な意味で微妙だけど、敵の手駒にされなくて良かった。何しろ、ほぼ全ての能力者と引き分けに持ち込めるレベルE能力だからね。」

「なるべく戦わせたくねえな。子供もいることだし・・・。」

「そのあたりは考慮するよ。人を率いる立場なんて向いてないけど、任されたからには真面目にやるさ。“キューブ”の指揮は、これまで通り葉継に任せるよ。」

デュエル犯罪者に対抗するべく、公式には幾つかの機構が存在している。
警察の延長である治安維持部隊“セキュリティ”、能力者のみで組織された少数部隊“タスクフォース”、カネさえ払えば大概の仕事をこなす傭兵“カードプロフェッサー”など、性質も規模も様々だ。

竜堂神邪が名目上の総帥を務める“キューブ”は、これまで非公式の機構であったが、“カンサー”との戦いにおいて、正式に海馬コーポレーションの直属部隊として抜擢されることとなった。
社内でも反対意見が多かったが、海馬社長の鶴の一声で決定。ワンマンは未だ健在である。

「良くも悪くも僕の存在だよね、反対意見の多さも、海馬さんが抜擢した理由も。」

「抜擢の理由は、レナ姉ちゃんか。姉ちゃん・・・黎川師匠の弟子だからだな。罪滅ぼしってわけじゃねえと思うが。」

「そりゃそうさ。“カンサー”と戦う為に、戦力の強化を図っているだけだよ。他にも各地から手当たり次第に集めているみたいだし、騒がしくなりそうだ。師匠の名を汚さないように、頑張らないとなァ。」

それでも喜びより煩わしさが大きい目をして、神邪は本を閉じた。


「・・・まいったなァ、よりによって僕が、対“カンサー”戦の総司令官だなんて。」



◆ ◆ ◆



闇のデュエル組織“カンサー”に恨みを持つ者は多い。
家族や恋人、友人など、大切な人を奪われた人々が大半を占めている。
目の前で娘を強姦されて殺されたり、弟が生きたまま切り刻まれたり、友人が茹でられたりした者たちだ。

そして今回、世界を滅ぼすという暴挙に対して、彼らの怒りは結集した。
各地でマシニクルが暴れたことによって、“カンサー”の存在は大っぴらになり、腕に自信のあるデュエリストたちが次から次へと、海馬コーポレーションや、インダストリアルイリュージョン社に詰め寄せた。


「海馬さん、どうして僕を総司令官に選んだんですか?」
「フ・・・貴様が適任だからだ。」

30代半ばの海馬瀬人は、相変わらず不敵な笑みを浮かべて答える。
だがそれは、神邪の納得できる返答ではない。

「僕は下っ端向きですよ。他にもっと適任な人がいるでしょう。海馬さん自身とか。」
「見え透いた世辞はよせ。オレは英雄などになるつもりは無い。」

海馬は好戦的な性格ではあるが、軍事や戦争といったものは、ヘドが出るほど嫌いだ。
そのあたりは一筋縄ではいかない、彼の非凡さと生い立ちが関係しているのだが、ここで語ることではない。

「オレにはデュエルモンスターズ業界を維持する責任がある。たとえ戦争に勝利したとしても、デュエルモンスターズが衰退すれば、それはゲームの敗北だ。同じ理由で、ペガサスや天馬兄弟も却下する。」

その説明には神邪も肯定の頷きを行う。しかし、海馬やペガサスたちが総司令官にならない理由としては納得できても、自分が総司令官として相応しいという説明にはなっていない。
フットワークの軽さを条件に加えても、自分より適任な人材は他にいるはずだと思う。

「本当は武藤さんを総司令官に据えたかったんですよね?」
「くだらん。余計なことは考えるな。」
「僕も武藤さんが適任だと思いますよ。なんといってもカリスマですし。」
「遊戯の実力は認めるが、人の上に立つ者は、時として非情な決断が迫られる。奴には向いてない。」

それを勘定に入れても、神邪は、自分がリーダー向きだとは思えなかったが、実際に海馬と話していると不安感が薄れていくのも確かだった。
真の理由は他にあるが、敢えて言わないだけかもしれないし、信頼されているのは確かだと感じた。

「まァ、拝命されたからには力を尽くしますが・・・。僕の方式でやらせてもらいますよ?」
「構わん。何をしようと貴様の自由だ。必要なものがあれば何でも揃えてやる。」
「では、お言葉に甘えて人探しを頼みます。“裂く死ぬ世界”永遠アルドと、“無尽神法”モリン・モリン、この2人を出来るだけ早く・・・。」



◆ ◆ ◆



「竜堂様、会見まで後1時間です。」

童顔で垂れ目の、麦庭桜が部屋に入ってきた。
タートルネックが体のラインを強調していて艶めかしい。

「会見ねぇ。弾劾裁判の間違いだと思うけどなァ。」

「あんたのやったことを考えたら当然よ。」

桜の背後から、浜百合氷澄が険しい目を放つ。
マサキは氷澄との再会を喜びつつも、また何か厄介なことになっているのかと思うと、親友に同情した。

しかし神邪は気にも留めずに、もうひとりの人物へ目を移していた。
ポニーテールを床まで伸ばした美女が、ミニスカートとブーツで立っていた。

「それで・・・神月緋鶴さん、だっけ? 君は何故ここに?」
「シンヤ君と一緒にいたいからに決まってるでしょ、いけず。」

口を尖らせる緋鶴だが、神邪は取り合わない。
椅子の背もたれに手を回しながら、マサキを見て笑う。

「何かハーレムみたいだなァ。本妻はマサキとして。」
「くだらねえ冗談こいてる場合か。」
「マサキは夫役の方が良かった?」
「そろそろ黙れ。友情が危うい。」

緊張を紛らわせる為に、ふざけているのだろうかと、マサキは思った。会見が憂鬱なのは当然だ。
“カンサー”に恨みを持つ者たちが集まってくるということは、必然的に神邪を恨んでいる者も多くなる。

「えーとマサキ、どこまで話したっけ。戦力?」
「ああ。こちらの戦力は、“ギルド”や“スター”とかの少数精鋭、1万程度の中規模が“タスクフォース”と“キューブ”、そして10万の“セキュリティ”と、20万の“決闘兵団”だったな。」
「そうそう、そこまで話したんだった。少数組織は他にも“ダアト”や“セイバー”など多数・・・個人で戦っているデュエリストも多い。総じて、こちら側の戦力は数で言えば33万というところだ。」
「対する“カンサー”は84万・・・数だけなら負けてるが、質的に負けてる気はしねえな。全体的な質もだが、精鋭同士でも負ける気はしねえ。」

マサキの言葉に、氷澄も頷く。
決闘祭で“最悪の五人”の奇襲を受けても、退けることが出来た。
ならば万全の態勢と戦力を整えれば、言うまでもないと考える。

だが、隣にいる桜を見れば、珍しく笑顔を消している。
垂れた目が細くなっており、発せられる雰囲気は、どっぷり闇に浸かった狂人のものだ。
紛れも無く、元A級七席、“狂喜”のギャシュリー・クラムであることを痛感させられる。

そして緋鶴は、首をかしげていた。

「あの、“決闘兵団”って何ですか? 私の世界軸には無かったので。」
「“決闘兵団”は、KC肝入りの私兵団さ。デュエル・リンクスの初期メンバーで、全員がスキル持ちだ。加えて海馬さん直々の以来で、デュエリスト能力をレベル1にシフトしてある。」



◆ ◆ ◆



正午になり、会見が始まった。
会場には大勢のデュエリストが集まっており、熱気だけで空が飛べる勢いである。

その熱気は“カンサー”に対する怒りや憎しみのマグマであり、竜堂神邪が現れるなり、大噴火を起こした。


「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」


はち切れんばかりの怒号が、会場内に轟き、鳴りやまない。
押し寄せる音の濁流は、人間の意志が質量となって襲いかかってくるようだった。
ひとりひとりが発する怒りと憎しみは凄まじく、何千と束ねれば業火となって、空気を切り裂き焼き尽くす。
方向性の揃った集団は、ひとつの巨大な魔物だ。うねりが場を呑み込み、暴風が心身を圧迫する。
自分の足が地に着いているのか定かではない心地で、マサキは親友を見据えていた。

(わかってなかった―――――)

神邪が大勢から嫌悪されていることは、よく知っていると思っていた。
道を歩けば槍が降ってくるような、生々しいエピソードの数々を聞いてきて、自分は理解者だと思っていた。
それは決して思い上がりではなかったのだろう。だが、実感の伴わない“他人の知識”だった。
押し寄せる悪意を、実感として、空気として、肌で感じ取り、マサキは身が竦んだ。
傍から見てさえ恐怖を感じる光景が、もしも自分に向けられたらと思うと、想像を絶する寒気を覚える。

(―――――生きてきた世界が違いすぎる。)

小中学校時代と同じだ。間近にいながら、結局わかっていなかった。
マサキが傍に居るときは、迫害が収まっているので嬉しいという言葉は、それを聞いたときは謙虚で悲しいセリフだと思ったものだったが、マサキは自分の認識が生易しいものだったと思い知った。
これほどの悪意を日常的に浴び続けていれば、感覚が狂って当然だ。
言葉が出ない。喉が渇いて罅割れる。理不尽だという怒りを通り越して、ひたすら嫌な感情が湧いてくる。


会見の1時間は、神邪が罵声を浴びるだけの1時間だった。
大切な人を惨殺された者たちの怒りは、絶えることなく響き続けた。
それを神邪は、泣きもせず、笑いもせず、無表情のままで聞いていた。
何も喋ることなく、時間が来ると一礼して、舞台袖に引っ込んだ。

(シンヤ・・・)

声を出そうとして、マサキは喉が渇いているのを思い出した。
水を飲んでいる間、神邪は気怠そうに自分の肩を揉んでいた。

「あー、疲れた。退屈な時間だったぜ。」
「シンヤ・・・。」
「どしたのマサキ、神妙な顔して。何か声枯れてない?」
「・・・・・・あれが、お前が過ごしてきた世界なんだな。」
「ん? ああ、まあ・・・。」

噛み合わない表情の神邪は、欠伸をしてから椅子に座った。
そのとき言ったことは、神邪にしてみれば何でもない言葉だったかもしれない。
だが、マサキにとっては再び頭を殴られた気分になった。

「普段から味わってる、精神病の症状に比べれば何でもないけどね。」

「―――っ!!」

あれほどの悪意を1時間も浴び続けて、出る言葉が、それか。
今までわかってなかったのを、わかったと思った、それすら間違いだった。

「小中学校時代に迫害された記憶が、起きてるときは幻覚や幻聴として、寝ているときは悪夢として、ひっきりなしに襲ってくるからね。それに比べたら大したことはないさ。」

「・・・・・・・・・・・・。」

それは確かに、神邪が普段から言ってることだった。何度か聞いた記憶がある。
幻覚や幻聴、不安障害など、様々な精神病の症状を、マサキにだけは包み隠さず話している。
だが、傍から見ても恐ろしい、あのような悪意の渦さえも凌駕するなどとは、想像だにしていなかった。

「・・・・・・ハハッ、俺って駄目じゃん。シンヤのことを何ひとつわかっちゃいなかった。」
「え、どしたの急に? また何か自罰的な思考に嵌まってるの? それを言うなら僕もマサキのことを理解できているかどうか怪しいものだと思うけど。」

きょとんと首をかしげながら、神邪は心配そうな顔になる。
本当に、今の凄まじいコールを気にも留めていない様子だ。

「俺は定量の悪意しか受けたことがなかった。あんな悪意は知らない。」
「そりゃまあ、普通はそうだろ。マサキが際限なく悪意に晒されたら嫌だ・・・ああ、そうか、もしかして僕を庇えなかったと思って、小中学校時代の記憶がフラッシュバックしたの? でも、あのときと今とは違う。彼らは、僕に大切な人を殺された被害者だ。あのくらいの権利はあるよ。マサキが気に病むことはない。」

認識がズレている。神邪の推測は、間違ってはいないが、的外れだ。
そこに的があると信じて放った言葉は、虚しく空を切っていた。

「やはり加害者の立場は楽でいいな。被害者の怒りは、心が濁らない。」

(楽? 今こいつ楽って言った?)

あの想像を絶した1時間が、楽だと。

「理不尽というのは、納得できないから理不尽なんだよね。SMとかを思い浮かべてもらえばわかると思うけど、納得ずくの苦痛は快感にさえなり得る。黎川師匠から蔑んだ目で見られたら、僕にとってはご褒美です!」

「は・・・」

「あ、ようやく笑ってくれたね。・・・まァ、真面目に言うと、師匠に顔向けできない人間になったことについては、思うことがないでもない。彼女は僕を理解してくれても、決して許しはしないだろう。」



◆ ◆ ◆



部屋に戻ると、そこには無堂幻大が待っていた。

「なっはっは、嫌われたものだね竜堂くん。」
「いつものことですよ。それより“次元神帝”のカードって破壊不可能なんですか?」
「なはは、あれを消滅させようと思えば、ほぼ完全な“回帰の力”クラスが必要だ。逆に言えば、封印しておけば手出し出来ないということでもあるがね。吉井くんが“掌握の力”を悪用するとも思えないしな。」
「吉井くんの人格については同意しますが、手出し出来ないと断じるのは、いかにも無堂さんらしくないですね。忘れたんですか、“カンサー”には奇怪な能力者が腐るほどいるって・・・。」

それは思いのほか無堂にとって痛手だったようで、彼は眉間に皺を寄せて項垂れた。
今までの余裕たっぷりな態度が消え失せ、フリをしていた老人のようになってしまった。

「わかっている・・・わかっているのだが・・・。」
「いえ、すいません。どの道デュエリストは、戦わなければならない運命です。海堂くんの責任にならないようにしただけでも、無堂さんは優しいと思いますよ。」
「ありがとうよ。君も十分優しいさ。その優しさを見抜く女が、ようやく現れたってところかな?」
「・・・?」

いつもの調子を取り戻したのは幸いだが、言ってる意味がわからず、神邪は首をかしげた。
すると無堂は、何か勘違いしたのか、ニヤニヤと笑う。

「なはは、そう照れなくてもいいではないか。彼女、神月緋鶴っていうの?」
「ああ、彼女ですか・・・。」
「わたしが10年も若かったら放っておかないな。いつ結婚するのかな?」
「いえ・・・。」

神邪は困惑したような表情を見せて、少し思案した。

「・・・・・・無堂さんは、僕を高く評価してくれる人ではありますが、僕を理解してくれる人ではありませんね。僕の最大の理解者は、やっぱりマサキなんですよ。」

状況を整理していたときに、マサキとの話の中でも、緋鶴の話題が零れたことがあった。



『・・・なあシンヤ、あの神月って女は、本当にシンヤのことが好きなのか?』

半ば無意識に、独り言のように発せられた疑問。
言ってからマサキは、すぐにハッとして首を振った。

『わ、わりぃ。なに言ってんだ俺・・・親友の春を祝福できねえとか、性根が曲がってんな・・・。』

『いや、違う。驚いた。やっぱりマサキは、僕の一番の理解者だ。言語化できないだけで、本能的に、本質的に、僕を理解してくれている・・・。』




確かにマサキは、神邪の苦痛を0.001パーセントも共感できていないのかもしれない。
だが、神邪の苦痛を大幅に和らげることが出来る存在だ。

(そうだねマサキ。君がいれば大丈夫だ。喜んでリーダーを務めさせてもらうよ。)


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佐久間闇子と奇妙な世界
2017/06/20 00:01

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