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zoom RSS テーマ「佐久間闇子」のブログ記事

みんなの「佐久間闇子」ブログ

タイトル 日 時
闇子
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2017/08/03 00:05
闇市
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2017/08/03 00:00
屍の街   あとがき
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2016/09/19 00:05
屍の街 10
突如として竜巻が巻き起こった。 それを皮切りに次々と爆炎が噴き出し、こちらへ向かってくる。 「ぬああああ!?」 八武は驚き、いきり立った逸物を両手で抱えながら走り出した。危険なので真似してはいけない。 「あれは何だ!?」 山田も逃げながら、その中心を見据えようとする。誰かがいるようだが、はっきりとは確認できない。 すると、一緒に逃げている円窓が言った。 「筒子さん、暴走してる・・・!」 「なんだと!?」 「筒子さんを泣かせたら駄目なのよ。」 撃針も走りながら言う。 円窓とも... ...続きを見る

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2016/09/19 00:00
屍の街 9
闇の支配者ミクモウが死んだのは、ある世界軸で1億年も前のことだった。 魂を持たないミクモウの精神は粉々に分かれ、世界すら超えて散っていった。もう元には戻らない。 しかし、精神の大部分は、ひとつの世界に散らばっていた。それらは再び元に戻ろうとした。それが起源。 佐久間という苗字すら無かった頃からの、佐久間一族の悲願。ミクモウの復活。 その為に、ミクモウの精神を宿す者同士は近付き、婚姻を結んだ。親から子へ、精神は受け継がれていった。 ミクモウの精神が色濃くなるほどに、それは加速する。同朋の... ...続きを見る

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2016/09/18 00:00
屍の街 8
「それで、これから私をどうするって?」 あちこち引き裂かれた服に身を包んで、ポニーテールの美女が磔になっていた。 豊かな胸や、くびれた腰、すらりと伸びた脚などが、血に塗れている。 しかし眼光だけは極めて鋭く、目の前の少女―――実際は少女という年齢でもないのだが、優しい顔をした悪魔を捉えて離さなかった。 「ん〜、それは〜、どうしよっかな〜。」 少女は緑色のカーディガンとロングスカートという出で立ちで、唇に手を当てて首をかしげていた。 「とりあえず闇子(やみこ)の名を騙って、山田と八武を... ...続きを見る

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2016/09/17 00:00
屍の街 7
もくもくと燻る煙が、夕暮れの空を舞うカラスへ向かって流れていく。 季節を感じさせない、うっそうとした街。薄暗い街。 公害を撒き散らしそうな雰囲気の工場に、ネオンサインのけばけばしい歓楽施設。 のどかな田畑に、倒れそうな案山子、藁づくりの屋根、木造家屋。 都会と田舎がごった返したような、鵺のような一帯。 そこへ現れたのは、屈強な体格の男。簡素なシャツと、ズボン。 「佐久間め、何でこんな場所に来いとか・・・。」 山田太郎(やまだ・たろう)という、八武とは逆の意味で冗談みたいな名前の彼は... ...続きを見る

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2016/09/16 00:00
屍の街 6
その瞬間だった。 少女の全身から無数のトゲが乱射され、八武に降り注いだ。 「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!??」 天高く聳えるバベルの塔に、稲妻が降り注いだ。 バベルの塔からは人々が飛び散り、泣き叫んだ。 「美しいわ。」 壊れたテープレコーダーのように、佐久間は同じ言葉を繰り返した。 「ぬおおおおおお!!」 八武は気合一発、全身に深々と刺さったトゲは、ぴゅぴゅっと音を立てて抜け落ち、からんころんと床に転がった。 全身... ...続きを見る

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2016/09/15 00:00
屍の街 5
少女は八武の膝に抱かれながら、泣き叫んでいた。 人生で初めて味わう快楽に、頭がついていかない。 「おや、触診でこれだけ痛みを感じているとは、やはり良からぬ事態が起こっているようだ。」 痛みではなく快楽。医者という立場を利用して良からぬことに興じる八武は、触診に剄を使っていた。 人間の体に流れる生命エネルギーを操り、苦痛も快楽も思いのまま。それが彼の身につけた超常技術の1つだ。 「ひぎいいい! やめてええ!」 「おや、ここからこんなに大量の汗が・・・。ふうむ、やはり病巣は、この中にあり... ...続きを見る

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2016/09/14 00:00
屍の街 4
「綺麗な体をしているね。」 少女は下着を身につけていなかった。こんな街だから当たり前なのだが、服を脱いだらスッポンポンである。 これまで体を拭くのは佐久間が担当していたので、男性に体を晒すのは初めてだ。 「え、あ・・」 「さあ、四つんばいになって。」 戸惑う少女に、八武は追い討ちをかける。 どうして四つんばいにならないといけないのか、疑問だったが訊けなかった。 「わ、わかりました・・・。」 ぷるぷると震えながら、少女は四つんばいになった。 「それでは治療を開始する。」 八武は... ...続きを見る

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2016/09/13 00:00
屍の街 3
それから数日、少女L・Bは、だいぶ血色が良くなっていた。 つやつやした肌は、その年齢の少女そのものである瑞々しさを放っており、表情にも生気が戻っていた。 「あなたの開発した栄養剤は、大したものですね。」 「無認可だけどねぃ。」 成分を明かせば、百年後にも認可されることはないだろう。 かつて異世界で暮らしていた八武は、そこで地球には存在しないものを採集していた。 そのことを佐久間は知ってるはずだが、まるで知らないような口ぶりだった。 訝しくは思ったが、それよりも八武は目の前の少女に関... ...続きを見る

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2016/09/12 00:00
屍の街 2
少女の名は―――プライバシーの観点から本名は明かせないが、イニシャルをL・Bといった。 「ふむ、まずは何を置いても栄養だ。」 医療の基本は、病気を治すことではなく、健康な肉体を維持することだ。 怪我や病気の治療というのは、その延長線上にあるものであり、本質はQOL・・・クオリティ・オブ・ライフである。 すなわち、生活の質。“体が資本”という古めかしい表現を、現代風に言い直したようなものだろう。 「病気は後回しですか?」 「君らしくもない質問だね、佐久間。ふむ、それとも、そういうキャラ... ...続きを見る

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2016/09/11 00:00
屍の街 1
もくもくと燻る煙が、夕暮れの空を舞うカラスへ向かって流れていく。 季節を感じさせない、うっそうとした街。薄暗い街。 公害を撒き散らしそうな雰囲気の工場に、ネオンサインのけばけばしい歓楽施設。 のどかな田畑に、倒れそうな案山子、藁づくりの屋根、木造家屋。 都会と田舎がごった返したような、鵺のような一帯。 そこへ鞄ひとつ、細身の男が現れた。 ...続きを見る

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2016/09/10 00:00
闇で会いましょう
山田 「誕生日おめでとう。」 ...続きを見る

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2016/08/03 00:00
さくまやみこさんじゅうさんさい
山田 「マジで精神年齢13歳だから困る・・・。」 ...続きを見る

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2015/08/03 00:00
ある日の彼女
彼女は鈴を鳴らすような美声で言った。 「人を評価するときは、批判の仕方を観察することね。」 カフェの椅子に腰を落ち着け、清楚なワンピースを着て、彼女はコーヒーを少し飲む。 幼さと大人びた妖艶さが同居したような顔立ちに、腰まで伸びた艶のある黒髪。 「批判の仕方、ですか。」 「そうよ。内容に正当性があるかなんて、どうでもいいの。」 優しげな笑顔で過激なことを言う。 わたしは面食らって、ハンカチで汗を拭うフリをした。 どうせ彼女には見透かされているのだろうが、しがない中年男の様式美とい... ...続きを見る

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2014/11/30 00:00
佐久間闇子の血縁関係まとめ
◆ ◆ ◆  ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ...続きを見る

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2014/08/31 00:05
佐久間と山田のけだるい日常 第七十四話〜第七十七話あとがき
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2014/08/31 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十七話 〜傲慢〜
「いやまったく、私は私に生まれて最高だな。」 打って変わって爽快な様子の佐久間闇子に、山田は「そうかい」とだけ言って流そうとした。 「この世に私に生まれるほどの幸福は他に無いと思う。異論は認めない。ブラック!」 特に意味の無い叫びを語尾に付け加えて、佐久間は右手の異次元ポケットから包み紙を取り出した。 「そんな私からチョコレートを送られる山田は、とてつもない幸福な男だ。」 丁寧にリボンで彩られた直方体。 赤みのかかった顔で、俯き加減に両手で渡される光景。 全国おっくせんまんの男子が... ...続きを見る

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2014/08/30 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十六話 〜暴食〜
「今日も元気だ、ご飯がンまい!」 およそ10人分ほどの食事を頬張りながら、佐久間闇子は元気に叫んだ。 飯粒が山田の顔へ飛び、山田の表情が曇る。いつもの光景である。 「お前の食ったものは、どこへ行くのかな・・・。」 「言ってなかったか? 私は肉体を55パーセントに圧縮してるんだ。解除すれば2メートル30くらいになる。」 「お前は“八尺様”か?」 「単に身長が伸びるのではなく、全体的に巨大化するという意味では、まあ似たようなものかな。あの女は全体的に巨大なんだろ?」 「ああ、まあ、よく... ...続きを見る

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2014/08/29 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十五話 〜放射能〜
「やれやれ、男の体も不便なものだな。やっぱ女でいいわ。」 いつもの黒いシャツに短いジーンズ姿で、佐久間闇子は食卓で味噌汁を啜る。 山田は怒りが込み上げてきたが、それより気になることがあった。 佐久間の耳から青白い煙が出ているのだ。 「なあ佐久間、その煙は何だ。」 「これか? どうやら放射能が漏れてるらしい。」 「お前の体には原子炉でも埋め込まれてんのか!?」 「勘違いしないでほしいんだが、放射能そのものは目には見えない。この青白い煙は、副次的な何かだ。」 「そんなことはどうでもい... ...続きを見る

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2014/08/28 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十四話 〜転換〜(後編)
「聞こえなかったのか? お前の妻をレイプすると言ったんだ。お前の妻、ミガロス99号を。」 佐久間闇市は、せせら笑いながら八武に向かって宣言した。 「待ちたまえ。女なら私が他に調達しよう。」 「おいおい死根也、お前にとって女は物資か?」 レイプ宣言してる人間が言うセリフではなかった。 「あァ、それとも竜太郎の妻を差し出すって意味か?」 「それも違う。」 「じゃあ、この病院の美人揃いのナースたちか。」 「・・・・・・。」 八武の額に汗が光る。 以前から、佐久間が下品なままなのなら... ...続きを見る

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2014/08/27 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十四話 〜転換〜(中編)
佐久間闇市(さくま・やみいち)は八武病院を出て、街へ繰り出した。 服装は黒いシャツにジーンズと、いつもと殆ど同じだ。ただ、ジーンズの丈が長い。 「クックック、たまには男の体になるのも悪くない気分だ。ちょっと股間がもぞもぞするが・・・。」 意識すると余計にもぞもぞしてきた。 そんなとき、ふと目に留まったのが女2人。やや化粧が濃く、服装もギャルっぽい雰囲気だ。 実は彼女らの方が先に佐久間を発見しており、顔を赤らめながら指差したりしていた。 (ムラッときた。) 佐久間は気持ちの赴くままに... ...続きを見る

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2014/08/26 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十四話 〜転換〜(前編)
ポニーテールを結い直しながら、佐久間闇子は呟いた。 「何だか急にレイプがしたくなってきたな。」 「死ね。」 朝刊を読みながら、山田は顔をしかめる。 「生きたい・・・。」 わざとらしく涙を浮かべる佐久間。 山田は、うんざりしながらパンを齧った。 「あ、そうだ。レイプで思い出したが、死根也に謝礼を払っておくのを忘れていたな。払いに行こう。」 「どういう風の吹き回しだ? お前が人にカネを払うなんて。」 言ってて嫌になってくるが、それが佐久間闇子の習性なのだ。 「ここ数日、どうも体の... ...続きを見る

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2014/08/25 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話〜第七十三話あとがき
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2014/08/24 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その8)
苦痛に歪む表情へ、口を犯しながら(B)スライムが侵入する。 純白のブラの隙間へ、真っ黒なスライムが先端を弄る。 痛めつけられた細いお腹へ、スライムが臍から侵入する。 スカートの下からも、ごぼごぼと真っ黒な触手が入っていく。 手足は2人の男に抑えられ、身動き取れない。成す術なく、嬲られる。 小刻みに震える彼女の肉体。快感と羞恥に悶えている。 シルクのようなきめ細かい肌に、ざらざらしたドス黒いスライム。 華奢な肉体に、太く醜い触手が這う。 豊かな胸を、ぶよぶよした邪悪が鷲掴みにする。... ...続きを見る

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2014/08/23 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その7)
「離れろっっ!」 突然(B)が叫んだ。 山田と八武は即座に飛び退き、その鼻っ面を闇の刃が掠めた。 佐久間(B)は蒼白で、全力で(A)を殴り飛ばしていた。 「・・・ほぉ〜ら、こうやって、私にも密かに反撃の力を蓄えてるだろ・・・・・!」 やはり(B)の言うことは正しかった。 子宮を何発も殴られても、今の佐久間(A)は平然とした顔で構えている。 「ちっ、頑丈な・・・いや、私が力を使い果たしていると言った方が正しいか・・・。」 万全の力で殴っていれば、既に(A)は死んでいたかもしれない。... ...続きを見る

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2014/08/22 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その6)
「ククク、よくやったぞ山田。佐久間(A)の乙女心を見抜き、ストライクな発言をかますとは・・・この女タラシが。」 佐久間(B)は、ニヤニヤ笑いながら自らも天井を突き破って飛翔した。 「おい待て、聞き捨てならねえぞ!」 山田は後を追おうとするが、飛べないので遠吠えだ。 「とにかく山田くん、我々も外に!」 「ああ、そうだな・・・!」 ...続きを見る

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2014/08/21 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その5)
(分裂の話が本当なら、今の状況も記憶喪失で説明できてしまう。) 佐久間闇子(A)は、山田に言われたことを思い出していた。 あの逞しい顔つきと筋肉も同時に浮かんできて、体が疼いた。 (しかし罠という可能性は否定できない。) (近くに私がいることは知っているとなれば、私が見聞きしていることも織り込み済み。) (となると、偽者を用意して周到な芝居を打っている可能性は高い。) 何よりも、佐久間闇子(B)の言動が、自分自身とは思えなかった。 さっきから下品な発言を繰り返す彼女に、山田や八武も... ...続きを見る

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2014/08/20 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その4)
「男を侍らせて歩くのは、遍く女のロマンたる・・・。右にスマートハンサムガイ、左に無骨なマッスルガイ、これこそ私の理想形!」 邪悪な目つきで佐久間闇子(B)は、誰にともなく言い放った。 これから佐久間闇子(A)を捕獲しに行くのだが、山田と八武は心中穏やかではない。 本当にこれでいいのか。元に戻してしまっていいのか。 八武がそう思うのは当然として、実のところ山田も迷っていた。 佐久間闇子(B)の下品さには耐え難いが、しかし(B)の存在が山田に安心感を与えたのも事実だった。 自分の知ってい... ...続きを見る

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2014/08/19 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その3)
「元に戻すというか、ひとつに戻る方法は、そんなに難しいことじゃない。」 佐久間闇子(下品な方)が、やけに真面目な顔で言い出した。 どうやら嘘をついている様子は無い。 「ただし、お前らの協力があればの話だ。」 「どういう意味だ?」 「そのまんまの意味だ。お前らで私の片割れを羽交い絞めにして・・」 「おい。」 「何だ童貞。」 「それは貴様の趣味じゃないだろうな?」 「強気な美女を羽交い絞めに出来るんだから、黙って乗っかれよ! 死根也を見ろ、ヨダレを垂らして目を爛々と輝かせているだろ... ...続きを見る

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2014/08/18 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その2)
その星の名は、エイガトーミトス。 モンスターと人間が共存していた星だ。 「俺は佐久間と違って魂も丸々こっちに転生したし、前世のときから性格は変わってないと思っていたが、やっぱり人間になって色々と違うもんだと気付かされた。」 光の領域はオワリン・ビックスが支配し、その養子のマドウ・ビックスが首領補佐、そしてアストロン・ビックスはマドウの養子であり、山田太郎の前世である。 「前世の俺なら、こんな考え方をしただろうかって、思うときがある。そんなとき、やはりアストロン・ビックスという存在は死んで... ...続きを見る

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2014/08/17 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十三話 〜意識〜(その1)
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2014/08/16 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十二話 〜満腹〜(その7)
果てしない陵辱は続いていた。 「あうっ、あうっ、ああ〜っ!」 佐久間は目が虚ろになりながら、ついに腰を振り始めた。 「おおっ、ようやく堕ちたか!」 怪人まくべす男は佐久間の華奢な体躯を両手で掴み、更に激しく力任せに揺らした。 「へへっ、まだまだこれから、たっぷり可愛がってやるからよ!」 「んんっ!」 佐久間は男の首に手を回し、細く白い脚で男を掴んだ。 「くへへ、完全に堕ちたな。・・・っ、オレも7回目だ。そらっ!」 ビュルビュルと精液が流れ込む。 だが、7回目の射精は今までとは... ...続きを見る

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2014/08/13 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十二話 〜満腹〜(その6)
「嫌あああああっ!!」 佐久間の双眸が衝撃で閉じ、反対に口は大きく開かれる。 甘い息と共に絶叫が漏れ、その体がユサユサと揺れる。 「おおお、イイ具合じゃねえか! マガツの奴に開発されたって話は本当みてえだな! おおっ、いいぜ〜、こりゃあ最高のマンコだぜ〜!」 「ああんっ、やめて! 嫌あ〜!」 「おおうっ、おおうっ、こいつぁ最高だ!」 怪人まくべす男は狂ったように腰を振る。その巨根が内側を抉りに抉る! 「だ・・・駄目、そんな激しい・・・!」 「くへへ、ひとつ言っておくが、オレが女に... ...続きを見る

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2014/08/12 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十二話 〜満腹〜(その5)
「何かと思えば、自分より弱い奴としか戦わない腰抜けか。」 信号機の上に立って、ショートヘアの佐久間闇子は言った。 「仕方ねえだろ。オレより強い奴がいないなら、弱い者いじめしか出来ない。」 怪人は軽く笑って返す。 「そうじゃねえよ。お前の能力、というより特性・・・“女には負けない”ってやつのことだ。私の意図を読み取れないとは、ちょっと知能が足りてないぞ? それじゃあ強いとは言えない。自分が強いと思い込んでる、家畜小屋の豚だ。」 「・・・なぁんだと・・・・・」 「見えてる世界が狭いんだよ... ...続きを見る

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2014/08/11 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十二話 〜満腹〜(その4)
(闇の刃が弾かれた・・・!?) 腹部を強打され、佐久間は内臓が破れていた。 すぐに修復しようとするが、溜まった血を吐き出した瞬間に、怪人に詰め寄られた。 「おらあっ!」 怪人は佐久間の髪の毛を引っ掴んで持ち上げ、残る手で佐久間の顔を殴る。 「おらっ、おらっ、おらっ、女のくせに生意気なんだよメスが!」 「・・・“メ・サイド”!」 強大な闇のエネルギーが怪人に向けて放たれた。 その余波は背後のビルを数十も吹き飛ばし、街を破壊した。 「はははっ、そんなものがオレに通用するか!」 怪... ...続きを見る

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2014/08/10 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十二話 〜満腹〜(その3)
「怪人あかんぼう男・・・恐ろしい相手だった・・・。」 もしも怪人あかんぼう男が、単独ではなく仲間と組んでいたらと思うと、佐久間は身震いした。 怪人なんぱ男はともかく、怪人れいぷ男や怪人どくしょ男と戦っているときに乱入されていたら、怪人せんきょ男に加勢されていたら、苦戦は必至だっただろう。 (もう打ち止めか? いや・・・) 天空より爽やかな笑顔で男が突撃してきた。 ハンサムな笑顔で白い歯を光らせて、怪人ぱらしゅーと男は佐久間めがけて突撃してきたのだ。 「っ!」 佐久間はテレポートで3... ...続きを見る

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2014/08/09 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十二話 〜満腹〜(その2)
「はうじっ!?」 それが怪人どくしょ男の最後の言葉だった。納豆が彼にレクイエムを奏でる。 そして、闇の刃に切り刻まれた肉片が、シャワーとなって佐久間に降り注いだ。 透明な水で濡れた体が、今度は赤い水で濡れる。 「はぁ・・・・・」 淫らな美貌が、降り注ぐ雨の中で嬌笑っていた。 ここまで彼女は、怪人なんぱ男、怪人れいぷ男、怪人せんきょ男、怪人どくしょ男と、立て続けに4人もの怪人を倒してきた。いるとしても後1人か2人だろうと、あたりをつけていた。 その彼女へ、おぞましい気配が忍び寄ってい... ...続きを見る

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2014/08/08 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十二話 〜満腹〜(その1)
「玉納豆!」 暗黒のエネルギーを内包する納豆が、怪人れいぷ男と怪人どくしょ男に命中した。 「ぐがあああ!?」 「ぐおおおお!?」 べたつく納豆が放つ暗黒エネルギーが、無視できないダメージを与えていく。 佐久間闇子は、破れたミニスカートと純白の下着姿で、笑いながら次なる攻撃に移った。 ポニーテールが凜と揺れ、暗黒の破壊光線が放たれる。 「“メ・サイド”!」 戦車が吹っ飛んだ。 更に暗黒の刃が、彼女の肢体に伴って追撃する。 「死ぬがいい、怪人ども。」 満腹になった佐久間は早かっ... ...続きを見る

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2014/08/07 00:00
8月6日は・・・
佐久間 「来てしまった。」 ...続きを見る

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2014/08/06 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 番外編 〜熱湯〜
圧倒的だった。勝負にすらなっちゃいなかった。 その少女は、からっからに乾いたサウナみたいな目つきで、俺を切り刻んだ。 すんでのところで急所を回避したが、反撃する力は残っていない。残っていたとしても出来ない。 彼女を攻撃する者、彼女に逆らう者、それら一切が沈められる。理不尽なほどに強い暴力。 視線に触れるだけで神経が凍りついたように動かなくなり、体が痛くなる。 もう駄目だ、もう終わりだと思ったとき、俺は、呑気にも、風呂に入りたいと思った。 俺の名前は怪人ねっとう男。BBBの風呂焚き係だ... ...続きを見る

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2014/08/05 00:00
8月3日は闇子の日!
黒いシャツとジーンズに、フリルのついた白いエプロン。 ポニーテールの黒髪と、抜群のプロポーション。 漆黒の瞳は鋭い眼光を燃やし、美貌にスパイスを添える。 ...続きを見る

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2014/08/03 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十一話 〜空腹〜(後編)
戦車は街中を爆走し続けていた。 《その汚いパン屋を吹っ飛ばしてやる!》 砲口がパン屋を向いた。 佐久間はパンを食べ続けながらバリアを張った。 そこへ大砲が放たれようとしていた。バリアを張ってる佐久間はともかく、パン屋は跡形も残らないだろう。 パン屋の主人は1万円札の束をレジスターに仕舞うと、佐久間が破ったところから外へ飛び出した。 「俺のパン屋を壊させるものかぁ!」 パン屋の主人は筋肉で服を上だけ吹き飛ばし、その勢いで戦車に体当たり。砲口がズレ、放たれた弾丸は選挙カーを直撃。大破し... ...続きを見る

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2014/08/02 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十一話 〜空腹〜(中編)
(腹が痛い。腹が空きすぎて痛い。) 次々と車を跳び移りながら、佐久間は左手で腹を押さえていた。蹴られたダメージも合わさって、余計に痛い。内側と外側の両方から痛い。特に外側の痛みは、普通の人間なら死んでいる。 「逃げるな佐久間闇子! わたしがレイプしてくれる!」 全裸の怪人れいぷ男が車を蹴り飛ばすように踏みながら追いかけてくる。普通の人間なら恐怖でパニックになっている。実際、街の人々は混乱し、悲鳴をあげる者もいた。 (読書男が見えないな。) (遅いとは思えない。) (隠れて攻撃の隙を窺... ...続きを見る

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2014/08/01 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十一話 〜空腹〜(前編)
「腹が減ったな。そのへんの人間でも捕まえて食ってやろうか。」 佐久間は物騒なことを言い出した。 レンガの花壇に腰掛けて、交差点を一望する。 男物のシャツからは、スラリとした手足が伸びている。スカートも履いているが、上半分はシャツで隠れている。 腹は減ったが、同時に裸足であることも思い出した。 (靴下も貰っておけばよかった。) 山田の顔を思い浮かべて、佐久間は胸にかすかな疼きを感じた。 「・・?」 (浮かんでいれば裸足でも関係ないが。) (あまり余計な力を使いたくない。) する... ...続きを見る

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2014/07/31 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その9)
「佐久間・・・。」 山田が力を緩めた瞬間、佐久間の唇が淫らに歪んだ。 「!?」 次の瞬間には結界は丸ごと破壊され、ロバートたち4人は魔力の刃で切り裂かれていた。 山田は力を緩めていたおかげで、攻撃圏外に飛び退くことが出来た。 緩めたせいではない。むしろ、緩めたおかげで命拾いした。 「種明かしをする義理など本来は無いんだが・・・」 机の上に片足で立って、佐久間は肩を竦めて笑う。 「ここまで私を追い詰めたことへの敬意として、特別に答えてやろう。私の肉体の動きは結界で、闇の力は光の力で... ...続きを見る

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2014/07/30 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その8)
「さて、どうやって元に戻そうか。」 佐久間は、ロバート・スミスの結界に閉じ込められて、暗い顔で座り込んでいた。 闇の力はホーリーシャイニングライトスパークワンダフルが光の力で中和し、魔力や霊力など、闇以外の力はK介とQ介が乳力で中和している。 「待て山田。」 八武が言った。 「元に戻す前に、楽しまないか。」 「は?」 「いや、いっそのこと、この機会に佐久間を育て直すというのはどうだ。」 「何を馬鹿なことを言ってるんだ。」 「馬鹿なことではない。今の佐久間は、日頃の下品さなど、萎... ...続きを見る

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2014/07/29 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その7)
「誰が倒れるかよ! この誇り高き闇の帝王がよォ!!」 佐久間は床を蹴って後ろへ跳び、玄関を背にした。 「おやおや、逃げる気なのかね?」 八武も見た目ほど余裕ではない。自己再生は、失った血液や肉までは戻らない。傷が治るだけだ。 しかし、山田が立ち上がった。 「逃がさん。」 山田の全身から重苦しい重圧が沸き立った。 「ひっ・・・!」 佐久間が、あの佐久間が思わず悲鳴をあげるほどだった。 いつもの佐久間でないとはいえ、弱りきっているとはいえ、それでも悲鳴をあげた。 だが、やはり佐久... ...続きを見る

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2014/07/28 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その6)
「ま、舌戦はさておき。」 佐久間の姿が視界から消えた。 「ぐ!」 「が!」 「げ!」 「ぎ!」 一瞬のうちに4人は薙ぎ払われた。 「遅えよ。せめて悲鳴くらい統一しろ。」 「おっぱいグラビドン!」 K介が重力波を放つ。 「馬鹿め。」 佐久間は重力波の中を平気で突き進み、K介を殴り飛ばした。 「1人。」 「よくもオヤジを! ミルクカッター!」 しかし佐久間は母乳を余裕でかわし、Q介を握った。 「あぐああああ!」 巨大な手で握られて、Q介は全身の骨が砕け、タコのように床... ...続きを見る

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2014/07/27 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その5)
病院の中では、3人とも生きていた。 ミガロスが飛んできたので、八武がキャッチする。衝撃でまた骨が折れる。 「ミガロス!」 「うう・・・」 生きてるのを確認して、八武は安堵の表情を浮かべた。 「しかし、デタラメに強すぎるねぃ。私の打ち込んだ剄も、いつまで効くか・・・。」 「あれが本来の佐久間だ。俺が好きでもないのに佐久間と同居している理由は、あれを抑える為なんだよ。」 「いつも聞いてる話だが、今は真面目に聞くしかないねぃ。ここまでのバケモノとは。」 そう言って八武は、得心いった顔で... ...続きを見る

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2014/07/26 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その4)
「名乗ってみろ。ただ死ぬより、私に名を知られて死ぬ方が名誉なことだぞ?」 その佐久間のセリフは半ば挑発だったが、細身の女と中肉中背の青年は、佐久間を睨みながら答えた。 「ミガロス99号。八武死根也の妻よ。」 「闇鮫竜太郎。八武先生の一番弟子だ。」 「そしてご存知、山田太郎。」 3人は構えて佐久間を注視した。 しかし次の瞬間、佐久間の姿が消えた。 痛みを感じたときには薙ぎ払われた後だった。 「名前は聞いたぞ! もう死んでもいいぞ!」 かろうじて受身を取れたのは、山田だけだった。 ... ...続きを見る

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2014/07/25 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その3)
「これからどうするか・・・。そうだな。」 佐久間は殺気立った。 「人類を皆殺しにするとか?」 「おい・・・。」 八武は顔を青くした。 「・・・一応、訊いておくが、母親まで殺すのかね?」 「母親? 馬鹿め、私の母親は人間ではない。」 その言葉を聞いて、八武の顔は遠目にわかるほど驚愕で彩られた。 しかし冷静に、次の質問を吹っかけた。 「今の君の肉体が人間だというのは理解しているか?」 「そんなことは百も承知だ。パワーダウンも甚だしい。」 「人間である以上、人間の母親がいると思わ... ...続きを見る

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2014/07/24 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その2)
「ここが私の家だというなら、何故お前がここにいる?」 佐久間は警戒心を剥き出しにして山田を睨んだ。 「記憶喪失ごっこがしたいなら、あらためて教えておこう。俺は山田太郎。前世はアストロン。現世で再会したお前と一緒に暮らしている。」 「何だと・・・?」 佐久間は顔を赤くして唇を噛んだ。 顎が震える。 「知らなかったのなら教えてやるぜ、山田太郎。そういう嘘が、私は反吐が出るほど嫌いなんだよ!!」 佐久間の右手、いや、ミクモウの右手が部屋中を抉り取るように振るわれる。 そのときになって、... ...続きを見る

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2014/07/23 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第七十話 〜喪失〜(その1)
ある夏の日の朝、彼女は目を覚ました。 薄いシーツの上から、胸の膨らみと先端の輪郭が理解できる。 (ここは、どこだ?) 漆黒の黒髪を掻き揚げて、彼女は双眸を険しくした。白く細長い指の間から、野獣のような眼光が燃える。 (落ち着け。) (状況を確認しろ。) 自分に言い聞かせることで頭は冷えるが、指の方は不安でシーツを握り締めた。 はみ出した脚が示す通り、シーツの中も同じようになっている。 彼女は視界に映った細い脚を、何となくシーツの中に戻した。 (何故、服を着てない?) ハッとし... ...続きを見る

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2014/07/22 00:00
本のページ、ページの本 (後編)
山田太郎は、本を机に置いた。 「不気味な本だ。」 がっしりした指が、コツコツとカバーをつつく。 「そうだろう。いや、不気味というよりは・・・」 佐久間闇子が胸の前で腕を組んだ。 本の中で描写されたのと同じ黒髪が、今はポニーテールに結われている。 「まず、私は女言葉は使わない。」 「いや、使うよ。」 「お前の前では使わない。中学生の頃でも同じだ。」 「そうだったか?」 からかってるようにも見える山田を、佐久間は大きな瞳で睨みつけた。 「私は寝てるときに歌わない。」 「歌って... ...続きを見る

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2014/07/20 00:00
本のページ、ページの本 (中編)
果てしなく砂漠が広がっている。 照りつける黒い太陽の下で、白いテーブルに男と女が差し向かいで座っている。 「その本、面白い?」 透明な声で、女が尋ねる。 男は答えない。 「面白いから読んでるの?」 腹を立てる様子も無く、女は訊き方を変える。 彼女の背中で、無惨に毟られた羽が、ひくひくと動いている。 「読んでいるから面白いんだ。」 男は本を閉じて、机に置いた。 「こうして読むのを止めると、つまらなくなってしまう。」 「砂だから。」 「そうだ。」 女は本を手に取って、ページ... ...続きを見る

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2014/07/19 00:00
本のページ、ページの本 (前編)
放課後の教室で、少女が机に突っ伏して眠っていた。 「泉の精霊アーケンが♪水汲む人を争わせ♪生き血に染まった勝者をも♪パンガーニアが食べちゃった♪」 眠りながらも滑舌よく吟じる彼女は、さらさらした黒髪を床にまで流している。 耳や背中に、机や鞄に、黒い髪がかかっている。 「そのうち泉もザシュキフが♪手当たり次第に打ち壊し♪それを見ていたハモニーが♪首を傾け歌い出す♪」 手の隙間から見える表情は苦しそうだ。彼女はいつでも苦しい顔をしている。 少年は、少女と教室に2人きりでいる少年は、その顔... ...続きを見る

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2014/07/18 00:00
ケンカするほど仲が良い、佐久間と山田
佐久間 「来るがいい、山田。」 ...続きを見る

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2013/12/07 00:15
光無き世界で   あとがき
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2013/10/19 00:00
光無き世界で 11
紐ビキニと紐パン。闇の中でミクモウは、均整の取れた女の姿で立ち尽くす。 「そのままセクシーポーズお願いします。」 死根也は真顔で言った。 「何だ、それは。」 「興奮するポーズです。まあミクモウ様は立ってるだけでセクシーですが。」 「だったら必要ないな。」 「・・・!?」 死根也の顔が驚愕と落胆と後悔で青くなった。 しかし彼は即座に落ち着きを取り戻し、暗視装置つき眼鏡をギラリと光らせた。 「言い換えましょう。セクシーポーズを取ることで人間の心を理解するのです。」 「それよりも、... ...続きを見る

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2013/10/18 00:00
光無き世界で 10
竜太郎が本部へ帰ると、ミクモウが迎えた。 「お帰り。」 「ただいま・・・って、えーっ! 速っ!」 「私が速いのではない。その要塞が遅いのさ。」 「えー・・・? 最高で隕石並みの速さが出るんですよ? うわー、人類の技術とか別に不要じゃないですか?」 「何故だ。速さに耐えられるのは強者だけだ。弱者保護の為には遅く移動する必要があるだろう。」 「・・・馬鹿にしてるわけじゃなさそうですね。」 「当たり前だ。どこに馬鹿にする要素が存在した?」 「まだまだ共存への道のりは遠そうです。」 竜... ...続きを見る

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2013/10/17 00:01
光無き世界で 9
「凄いですね、ミクモウ様は。闇の世界の支配者になれたのも納得です。」 「うん?」 竜太郎の言葉に、ミクモウは首をかしげた。 「何か凄いことをしたか? それに闇の世界には私と同格の実力者が百も二百も存在する。私より力が強いのも、防御力が強いのも、速いのも、賢いのもいた。上位の中で誰が支配者に選ばれても不思議ではなかった。」 「投票制なんですか。」 「ああ。種族の首領が投票する。勢力の大きな種族は先代首領とか側近とか投票者が多くなる。」 「不公平ですね・・・けれど満場一致でミクモウ様だっ... ...続きを見る

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2013/10/16 00:00
光無き世界で 8
「繁栄しているのか謎になってくる。ここで根本から考え直せば、行動原理を理解していないことは、必ずしも未熟ではないという発想だ。」 右手の薬指を長く伸ばして、ミクモウはミンスワイクの巨大な腕を受け止めた。 そのまま何事も無かったかのように話を続ける。 「しかし行き詰る。行動原理を理解していないことが、どうして理解してる者より優れているのか。わからないのだ。」 ミンスワイクは再度腕を振り上げて、倍の力で打ち下ろす。 だが、ミクモウの指は微動だにせずミンスワイクの攻撃を受け止めた。 「そこ... ...続きを見る

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2013/10/15 00:00
光無き世界で 7
ミンスワイク(成体)の群れは、機動要塞の周囲1キロあたりを囲い、すっぽりと包囲した。 そこからジワジワと詰め寄ってくるつもりなのだ。 「ぐずぐずしている間に、小型飛行艇での脱出も難しくなったな。」 ミクモウは簡素に感想を述べた。そこには嘲るような意図は見えない。 「元より命の選択をする気はありませんよ。」 「してるじゃないか。ミンスワイクを切り捨てて人間の命を救うことを選択している。」 「・・・それは、どういう意味ですか?」 「どういう意味って、何故ミンスワイクが人間を食料とするか... ...続きを見る

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2013/10/14 00:00
光無き世界で 6
ズン、ズンと、大地を響かせる足音が人間にも聞こえてきた。 ドクター死根也の機動要塞に人々が乗り込みつつあったときに、地平線の向こうから巨人・・・いや、人の形をしていない、ヘドロを被ったゾンビのような怪物が何体も歩いてきていた。 その大きさは機動要塞と同じくらいあった。まだ遠くにいるのに、はっきりと存在が認識できた。 圧倒的な存在感。この世界が人間界ではないと思い知るに十分すぎた。 「ミンスワイクの成体か。奴らは賢いから、機動要塞の音声を聞きつけて来たな?」 「何の為に、ですか?」 竜... ...続きを見る

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2013/10/13 00:00
光無き世界で 5
「冗談じゃねえ!」 ミクモウの言葉に、何人かの集団が立ち上がった。 「何で最初に言わなかった! 10万キロとか、ふざけろ! そんなんだったら、ぜってえ移住なんかしなかった!」 「闇の世界に来る人間が、たかが10万キロの距離を歩けないのか。」 固まった返り血を剥がしながら、ミクモウは首をかしげる。 「移住しなければ、いずれタット一族に滅ぼされていた。あの一族の首領は私と同格の強さを持っている。諸君らの築いたものなど一瞬で灰に出来るぞ。」 「なんっ・・」 「諸君らは人間界の規律を絶対視... ...続きを見る

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2013/10/12 00:00
光無き世界で 4
水と食料を持って、強行軍は開始された。 全員が村を出た後、ミクモウは闇エネルギーの波動で村を粉々に吹き飛ばした。これで帰る場所は無くなった。 ミクモウを先頭に、6198人が闇の中を行動する。魔道具で光源は確保されているが、それでも人間にとっては薄暗い道のりだ。 ...続きを見る

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2013/10/11 00:00
光無き世界で 3
「脱がせ!」 「いやらしい下着だぜ!」 「さては好き者だな!?」 「女ひとりで男の陣営に来るなんて、期待してたんだろ?」 「その願望、叶えてやるよ!」 「おおっ、濡れてやがる!」 男たちはズボンと下着を脱ぎ、そして弾け飛んだ。 声が消えて、血飛沫がミクモウの全身にかかる。 ...続きを見る

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2013/10/10 00:00
光無き世界で 2
タットは闇モンスターの中でも非常に弱い。キノコが生えたような外見に、申し訳程度の細い手が2本、足は平べったい膜のようなものがあるのみで、地面を這って移動する。大きさは人間の赤子ほど。 弱肉強食の闇の世界では、タットのような弱いモンスターは捕食対象であり、絶滅しかかっていた。 しかし、絶滅しかかっているだけで本当に絶滅しないのは、タット種の成長形態の強さゆえである。 闇モンスターの殆どは、成長と共に形状が変化し、時には成長前と似ても似つかない姿になる。タットは全部で18もの形態があり、いわゆ... ...続きを見る

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2013/10/09 00:00
光無き世界で 1
真っ暗で広大な空間に、大きく低い声が放たれた。 「ミクモウ様、人間界から流民が数千ほど、タット族の巣の近くに住み着いたと報告が入っています。」 すると闇の中に、その声を掻き消すような圧力を放ちながら巨大な眼が開かれた。 空間を力任せに裂くように、耳障りな音と共に次々と眼が開かれる。その数、ここのつ。 形も色も様々の9の眼は、ゆらゆらと動きながら、全身の輪郭を示していった。 べちゃりと音がして、白く細長い10本の触手が床を鷲掴みにするかのように、力強く歩いてきた。 眼の左方向には、眼前... ...続きを見る

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2013/10/08 00:00
八武死根也、佐久間闇子、掌編あとがき
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2013/10/07 00:05
闇の掌、闇の拳
自分を救ってくれるヒーローが現れたらと思ったことはないか? ...続きを見る

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2013/10/07 00:00
さくまやみこさんじゅういっさい
佐久間 『ようやく私も30代の色香を惜しみなく振り撒けるようになっ・・・・・・・・・・・・んん?』 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 4

2013/08/03 05:00
佐久間闇子と奇妙なデュエル 〜バトルロイヤル〜
◆ ◆ ◆ ...続きを見る

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2012/12/26 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十七話〜第六十九話あとがき
◆ ◆ ◆ ...続きを見る

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2012/12/24 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十九話 〜交換〜(後編)
玄関を破って誰かが入ってきたのは、そのときだった。 「佐久間かっ!?」 こういうとき、邪魔をするのは佐久間と決まっている。 死根也は凄まじい形相で玄関に向かった。白衣が怒りのオーラでたなびいている。 「出て来い死根也! 山田をレイプするのは私だ!」 「何を言ってるのかね、山田くん。風邪薬ならすぐ出せるぞ?」 死根也はそ知らぬ顔で尋ねる。 「とぼけるのも大概にしろ。私の体に入り込んだ山田が、ここで拷問されそうになってることなどお見通しだ!」 「佐久間の奴、とうとう山田に麻薬を盛った... ...続きを見る

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2012/12/23 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十九話 〜交換〜(前編)
起きてみたら、何だか体の様子が変だった。 洗面所へ洗顔と歯磨きをしに行くと、鏡に佐久間が映っていた。 「え・・・?」 声を出してみて、また驚く。 自分の声が、艶かしい女の声になっている。 理解するのに5分を要し、山田は混乱した頭で座り込んだ。 (精神が入れ替わっている・・・。) とりあえずパジャマから、ブラウスとミニスカートに着替える。 普段から佐久間の裸を見慣れてる分だけ冷静でいられたが、女物の下着をつけるときは恥ずかしさで顔が赤くなった。ミニスカートというのも、慣れない。 ... ...続きを見る

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2012/12/22 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十八話 〜人造〜(後編)
佐久間はミガロスを連れ帰った。 ...続きを見る

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2012/12/21 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十八話 〜人造〜(中編)
ミガロス99号(みがろすナインティナイン)・・・それが八武死根也の妻の正式名称である。彼の師匠が属していた組織の作り出した“ミガロスシリーズ”の99番目だ。2002年現在は、彼女と、すぐ上の姉である98号のみが生き残っている。他の97体は死んだか処分された。 黒のロングヘアーと華奢な体躯、垂れ目の可愛らしい顔立ち。見かけは20代前半。そんな人間が街中を歩いているのだから、男に声をかけられないわけがない。いわゆるナンパというやつである。 「お、マブいじゃん。へいへい可愛い女の子、オレとお茶しね... ...続きを見る

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2012/12/20 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十八話 〜人造〜(前編)
山田太郎は街中を散歩中、前方に女性が歩いているのを見つけた。 (佐久間? ・・・いや、違う。) 艶やかな長い黒髪は佐久間闇子と似ていたが、うねうねと蛇行しているし、体つきが華奢すぎる。佐久間はスラリとした体型だが、華奢というわけではない。佐久間は身長188センチ、その女性の身長は160センチくらいだった。 「むーん。」 女性は振り向いた。やはり佐久間とは別人。 垂れ目の可愛らしい顔立ちだ。見たところ20代前半だろうか。 「わたしに何か用?」 「え、いや、別に。」 どこかで見たよう... ...続きを見る

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2012/12/19 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十七話 〜節分〜
2002年2月3日。 佐久間闇子は艶やかな黒髪をたなびかせて、颯爽と山田太郎の部屋に入った。 「おはよう山田くん!」 山田は着替え中だった。 逞しい肉体が惜しげもなく晒されている。 「おい貴様、ノックもせずに入るな。」 「これが主人公とヒロインと着替えの法則か・・・。」 「さっさと出て行け!」 「せっかくの目の保養なのに。」 佐久間は大きな瞳を更に大きくして山田の肉体を舐めまわすように見つめた。 すると山田の机が飛んできた。 「げぶっ!」 佐久間は机と壁に挟まれて動けなく... ...続きを見る

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2012/12/18 00:05
佐久間と山田のけだるい日常 〜少しだけ復活編〜
オリジナル作品を発表ついでに、以前からの作品の続編も少々。 相変わらず何も考えてない感じの話であり、教訓とかメッセージというものは特にありません。 ...続きを見る

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2012/12/18 00:00
闇子のバースデイ あとがき
◆ ◆ ◆ ...続きを見る

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2012/10/17 00:00
闇子のバースデイ 21
帰ってきたときは、1週間と半日が過ぎていて、真夜中だった。 橙子と闇子は戻ってきたのだ。橙子にとっては夫、闇子にとっては実の父である暴力男のもとに。 朝になって橙子は目覚めた。闇子は既に起きていて、男はまだ眠っていた。 「・・・夢・・・だったのね・・・。」 橙子が悲しそうに呟いた。 「夢?」 「ええ。未来に時間を超えていって、素敵な人と巡り会って、3人の娘が生まれて・・・そんな幸せな夢。でも、現実はこう。これからもアパートの一室で殴られ続ける日々なんだわ。」 「胡蝶の夢か。結構なこ... ...続きを見る

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2012/10/16 00:00
闇子のバースデイ 20
闇子は、せせら笑っていた。 莫大な財力を得たことは喜びだった。 トレーニングルームを作らせ、日々修行に明け暮れた。 「・・・闇子は、元気ね。」 「母しゃんが無事で、カネも大量に得た。これで元気にならないなら、私はどうやって元気になると?」 遠回しな言い方をしながら、闇子はクスクスと笑った。 「そうじゃないわ。強いって言いたかったの。」 「それは闇のモンスターと人間の違いだろう。私はどっちなのかわからないがね。」 「両方の強さを持ってるのよ。」 「どうかね。」 ...続きを見る

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2012/10/15 00:00
闇子のバースデイ 19
(人間に生まれてから、初めて人を殺した。) 後悔も罪悪感も無かった。 (簡単なことだ・・・。) あるのは、少しばかりの達成感。 (あれほど母しゃんから倫理観を教え込まれてきたというのに、残虐な闇のモンスターとしての本性は抑え切れなかった。これが私だ。所詮は血塗られた魂だ。) 「ククッ、アハハハハッ! アハハハハハハッ!」 闇子は高らかに笑い、昂揚に浸った。 「・・・と、笑ってる場合でもなかったな。」 笑うのをやめて、闇子は死体に手をかざした。 青白いものと、紫色と、黒い煙が混ざ... ...続きを見る

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2012/10/14 00:01
闇子のバースデイ 18
翌日、闇子は朝食のときに海に言った。 「母しゃんは、まだ病気が治らないの?」 「ああ、ちょっとこじらせてるみたいでね。けれど腕のいい医者を呼んでるから大丈夫だよ。」 「良かったぁ。でも、屋敷に閉じこもってばかりじゃ気が滅入りそう。たまには外に出してあげないの?」 「・・・病気が良くなったらね。」 「そっか、そうだよね。・・・ああ、でも私も屋敷の中ばっかりじゃ退屈しちゃう。ドライブに行こうよ。」 「ふむ、いいよ。」 ...続きを見る

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2012/10/13 00:00
闇子のバースデイ 17
翌日から橙子は幽閉された。 獣のような性欲と、鬼のような暴力が、橙子を昼夜問わず苛んだ。 敏感な肉体が快楽を抽出する。仕込まれたままに熱を貪り、密を吐き出す。 (いつだったかな、闇子が言ったのは。私の体は天然の媚薬だって。だったら私は毒婦・・・? 淫魔のような、天性の淫売・・・? だったら・・・・・・) このまま夫に囲われて生きていくのかと思いながら、橙子の目は曇りかけていた。 (それでもいいかな・・・? 痛いけど、気持ちいいし・・・。) そんなとき、どこから部屋に入ったのか闇子が現... ...続きを見る

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2012/10/12 00:00
闇子のバースデイ 16
「過去へ帰る? 何を言ってるんだい?」 狂気でクルクル回る夫の目が眼前にあった。 橙子は悲鳴をあげる間もなく口を塞がれた。 ベッドに連れて行かれ、シーツで手足を縛られた。恐ろしくて抵抗できなかった。抵抗すれば殴られると思った。前の夫に振るわれた暴力の爪痕が、トラウマとなって残っていた。 やっとのことで振り絞った言葉も、力の前では弱々しいものだった。 「やめて、あなた!」 「何をやめるっていうんだい? ただの夫婦としての行為だよ?」 橙子は青ざめた。ようやく手足を動かして拘束を外そう... ...続きを見る

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2012/10/11 00:02
闇子のバースデイ 15
橙子と闇子は、未来へ来てから肉体が成長しなかった。 おそらく時間を越えてきたせいだろうと、闇子は言った。 橙子の年齢は15歳、闇の力の影響で成長が早まっており、肉体的には20歳だ。だから、7年経っても異常に気付かれなかった。20歳から外見の変わらない女は、未来では珍しくない。 けれど、闇子に関しては別だ。実年齢は2歳、肉体的には4歳程度。7年経っても変わらないのは、明らかに異常だと誰もが思った。闇子本人を除いて。 ...続きを見る

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2012/10/10 00:00
闇子のバースデイ 14
遠い昔、闇の世界でのこと。 混沌とした闇の中で、濃密な闇が集まり、意識を形成した。 青白く輝く巨大な単眼―――“闇の母”と呼ばれる、全ての闇モンスターの始祖、ネイメイス。 その力は、混沌に次元と時間の秩序を与え、ひとつの空間を作り上げた。体積にして10のマイナス66乗立方パーセクに満たない、虚空の面に垂らした刹那の糸のような狭い空間。これが闇の世界の始まりだった。 ネイメイスに湧き上がった感情は、人間の言葉で表現するならば、“達成感”に近いものだった。 けれど同時に湧き上がる衝動に突き... ...続きを見る

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2012/10/09 00:00
闇子のバースデイ 13
(ケーキなんて食べるのは久しぶりだな・・・。) 闇子は口をモムモムと動かして、チョコレートとクリームのたっぷり塗られたケーキを頬張った。 「口にクリームついてるわよ?」 橙子が笑いながら言う。 「むー。」 舌で舐め取ろうとするが、届かない。 そこへ白海がナプキンを差し出す。 「・・・ありがと。」 「美味しいかい?」 「うん。」 闇子はぎこちなく笑って頷いた。 海がホッとして席に戻るとき、闇子の目が鋭くなる。 (嘘だよ。) 闇子の舌は味を感じない。甘く蕩けるケーキでも、彼... ...続きを見る

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2012/10/08 00:00
闇子のバースデイ 12
求婚を受けるというのは、いつ以来だろうか。 今の夫と結婚したときのことなど、もう忘れてしまった。 昨日までは覚えていた気がするが、海によって忘れさせられた。 彼の情熱が両手を通して伝わってきて、体が繋がったような感覚になった。 手と手だけで、こんなに熱く心地良い。 この人と肌を交えれば、どんなに幸せだろう。 橙子は紅潮した頬を内側から噛んだ。 そして深呼吸をしてから口を開いた。 「はい・・。宜しくお願いします・・・。」 その途端、海に抱き締められた。 喜びが伝わってきた。 ... ...続きを見る

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2012/10/06 23:59
闇子のバースデイ 11
「嬉しいか?」 闇子は無表情で海に尋ねた。 「な、何がだい?」 「自分の胸に聞いてみな。それとも私が言ってもいいのか? 雄鳥の囀(さえず)りは人の手を借りない方がいいと思うがな。」 「・・・!」 海も鈍くはない。ここが正念場だと感じて顔つきがいっそう引き締まる。 そして橙子の側へ歩いてきて、彼女の手を取った。 「あ、あの・・・?」 顔を赤くして、橙子は戸惑った。この場で空気を読めていないのは彼女だけのようだ。 その様子に闇子は思わず苦笑いする。 (鈍い・・・。) 我が母なが... ...続きを見る

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2012/10/06 00:00
闇子のバースデイ 10
「やあ、おはよう。橙子さん、闇子ちゃん。よく眠れたかい?」 「ええ、とっても。」 「・・・・・・。」 闇子は黙っていた。 ...続きを見る

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2012/10/05 00:00
闇子のバースデイ 9
橙子が眠りから覚めたとき、闇子は既に着替えていた。 「おはよう。よく眠れた?」 「・・・んなワケねえだろ・・・。」 「あ・・・そうだったね・・・。」 まだ虚ろな目の闇子を見て、橙子は浮かれている自分を恥じた。 「ああ。まったく人間の体というのは不快なものだ。どうして過去の屈辱の記憶を何度も何度も夢の中で再生するのか・・・? 非合理きわまりない。」 「仕方ないわよ。いつか慣れてしまって、そんな夢も見なくなるわ。」 「ふん、くだらない気休めを・・・。それよりも早く着替えたらどうだ。」 ... ...続きを見る

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2012/10/04 00:00
闇子のバースデイ 8
◆ ◆ ◆ ...続きを見る

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2012/10/03 00:00
闇子のバースデイ 7
その夜。2人は広い寝室のベッドにいた。 屋敷の中は温かく、薄手のネグリジェでも快適だ。 「わあ〜、ふっかふかだよ〜!」 橙子は羽毛布団に身を沈めて、体を震わせた。 「ふん、呑気なものだ。」 闇子はベッドの端に腰掛けて水を飲んでいる。 そこへ、顔を埋めたままの橙子から質問が飛んできた。 「ホールカーナムって何?」 「・・・ああ。その話をしようと思っていた。あいつ多分、ミクモウの意識の一部が入り込んでいる。」 「闇子の前世の?」 「そう。今の私はミクモウの55パーセント程度しかな... ...続きを見る

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2012/10/02 00:00
闇子のバースデイ 6
白海に連れられてやって来た家は、なかなかの豪邸だった。 「・・おお、こりゃいい。母しゃん、あいつと結婚したら?」 黙っていた闇子が、いきなり口を開いた。 「向こうが母しゃんに気があるのはバレバレだしな。つーか、母しゃんに惑わされない男なんて1人もいなかったし。帰って暴力男の餌食になるよりは、ここで暮らした方が良さそうだ。」 「でも・・白さんに迷惑じゃないかしら?」 「・・天然も大概にしとけよ母しゃん?」 2人が小声で会話している間に、一向は玄関に着いていた。 執事らしき人が、そこで... ...続きを見る

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2012/10/01 00:00
闇子のバースデイ 5
「過去から・・?」 男は少し困惑したような顔をした。 しかし、すぐにキリッとした顔に戻り、橙子の傷だらけの手を握った。 「よかったら家に来ませんか?」 「いいんですか? ・・じゃあ、お言葉に甘えて・・・。闇子もそれでいい?」 「・・・まあ、いいだろう。役所や警察の世話になるよりは、男の下心に付け込む方がマシだ。」 「下心?」 橙子はキョトンとして言った。 「ちょ、ちょっと、何を言って・・」 「いいんだよ別に下心があったって・・。当分は帰れそうにないから、宿があるのは願ってもない... ...続きを見る

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2012/09/30 00:00
闇子のバースデイ 4
パッパーと、車のクラクションの音がした。 橙子は闇子と共に道の脇へ退いた。 「まだ不安定か。やはり人間の体では闇の力を制御しきれん・・。特に“母目”(ネイメイス)の力は。」 「ネイメイスの能力は確か時間跳躍・・・過去か未来に来たってこと?」 「ああ。おそらく未来・・何十年か先だ。」 「そうなの・・。どうしたものかしらね。」 橙子は裸足を交互に地面に着けた。ずっと地面に足を着けたままだと、冷たくてたまらない。 季節に合わない薄い服装の2人。傷だらけの女と、幼い子供。道行く人々は不審そ... ...続きを見る

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2012/09/29 00:00
闇子のバースデイ 3
夫が仕事に出かけると、橙子は咳き込みながら起き上がって闇子のもとへ駆け寄った。 彼女は涙を浮かべて我が子を抱き締める。 「闇子・・・ごめんね。」 「気にすることもなかろう。私も気にしない。暴力に立ち向かえないのは非難されるべきことではない。」 「ありがとう・・。でも私は闇子の母親だもの。闇子を守れないなんて、母親失格だわ。」 「意味がわからない。子供を産めば母親だろう?」 闇子は口元の血を拭うと、唇を少し曲げた。 その瞳は漆黒の輝きを放っている。 「私は母しゃんに感謝している。た... ...続きを見る

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2012/09/28 00:00
闇子のバースデイ 2
ごがっ、と鈍い音がした。 朝になり、いつもの日々が始まったのだ。闇子の父親は、妻子に暴力を振るうのが常だった。 橙子(とうこ)の体が床に転がり、苦悶の声が漏れる。快感を覚えた彼は、足で彼女を踏みつける。 その様子を見ながら、闇子(やみこ)は布団の中で蹲っていた。 男は橙子の頭を蹴飛ばすと、布団を剥いで闇子を引きずり出した。そして平手打ちを加える。 「ふん、目なら醒めてるぜ。」 闇子は悲鳴も出さずに、流暢な言葉で悪態をついた。 3歳にも満たない年齢で、彼女は大人と同じように話せた。彼... ...続きを見る

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2012/09/27 00:00
闇子のバースデイ 1
混沌とした現実の中で、闇に蠢く脆弱な生命体が活動していた。 ...続きを見る

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2012/09/26 00:00
佐久間闇子30歳!
佐久間 「ようやく30歳なのか、私!」 ...続きを見る

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2012/08/03 05:00
忘れられていた佐久間闇子の誕生日
佐久間 「ふと、思い出したんだが・・・今年は誕生日を祝ってもらってないぞ。」 ...続きを見る

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2011/08/16 23:53
佐久間闇子シリーズ小説目録A
<収録作品> ...続きを見る

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2011/07/17 00:30
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話あとがき
アッキー 「・・・・・・。」 ...続きを見る

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2011/04/29 01:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その8)
景介の左腕を切り裂いたのは、佐久間闇子だった。 「クックック。油断したな景介。」 闇子は普段通りの邪悪な笑顔で仁王立ちしていた。上半身裸で。 「馬鹿な・・・制御ボルトが、そう簡単に外せるわけが・・・!」 「ああ、制御ボルトは外せていない。だから闇の力ではなく、おっぱい技なんだよ。ククク、私がミルクカッターを使えないと・・・いつから思い込んでいた?」 「何・・・だと・・・?」 「私も、おっぱいバトラーの端くれだ。ミルクカッターを習得してない方がおかしい。流石にQ介ほどの威力は無いがね。... ...続きを見る

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2011/04/29 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その7)
煙が晴れると、そこに景介が立っていた。 闇子は咽笛を切り裂かれて地面に倒れている。 「・・・まさか、二度も同じ手に引っかかってくれるとは思いませんでしたよ。」 右足で闇子を踏みつけながら、景介はクスクス笑った。 「ぐぶっ!」 闇子の咽から鮮血が溢れる。 「“おっぱいテレポート”。乳力で瞬間移動する技です。いつ発動したか、わかりませんでしたか?」 「くっ・・・!」 どうして次々と意味不明かつ強力な技を相手にしなければならないのか。 山田は憤りつつも嫌気が差してきた。 「ふふっ、... ...続きを見る

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2011/04/28 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その6)
「母乳系の技は流石に使えないが、乳毛トルネードのような男女共通技は私の方が、威力、操作性、共に上だ。」 景介は涼しい顔で、当然とでもいうように言った。 「どうかな山田さん。ここは退いてもらえないだろうか。望んで戦っているわけではないのだろう? 私としても、余計な消耗は避けたいのだが・・・。」 「・・・確かにな。」 山田は暗い目つきで言った。 「俺は、おっぱいバトルとか非常に馬鹿馬鹿しいと思ってるし、それを撮影したビデオが売り捌かれようが、そんなことどうだっていいと思ってる。だがな、いっ... ...続きを見る

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2011/04/27 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その5)
「このボストンバッグの、中身、ですか・・・?」 景介は薄ら笑いを浮かべながら、いちいち区切りを入れて言った。 不穏な気配が漂う。 「別に大したものは入っていないんですがね・・・。」 「貴様の言葉など何一つ信用できるものか。」 闇子は乳房から闇のエネルギーをほとばしらせて景介を睨み付けた。 「はは・・・ただ、あなたとQ介の、おっぱいバトルを撮影したデータがね、入っているだけですよ。これを編集して売り捌けば、あなたに収奪された金も取り戻せそうですのでね。」 「・・・・・・。」 「世界... ...続きを見る

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2011/04/26 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その4)
いつからだっただろう。敗北を恐怖するようになったのは。 いつからだっただろう。敗北を嫌悪するようになったのは。 いつからだっただろう。勝利の為には他の何事をも犠牲にするようになったのは。 ...続きを見る

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2011/04/25 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その3)
「ミルクカッター・・・だと・・・?」 闇子は青ざめた顔で呟いた。 対するQ介はハンカチで乳房に付いた母乳を拭き取っている。 ...続きを見る

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2011/04/24 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その2)
「先手必勝!」 闇子の右の乳房が凄いスピードで伸びて、Q介の頭に直撃した。 これぞ、おっぱいビンタである。 「ぐはあっ!」 吹っ飛ばされたQ介は、おっぱい受け身で着地し、次なる攻撃に備えた。 しかし闇子は甘くない。 「乳毛トルネード!」 闇子は乳房から毛を生やし、ドリルのように高速回転させてQ介めがけて放った。 Q介は胸を揺らした反動で避けるが、そこへ闇子の右の乳房が飛んでくる! 「ぐっ!」 かわせない。Q介は地面に転がった。 すぐさま乳房の弾力を利用して起き上がるが、闇子... ...続きを見る

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2011/04/23 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十六話 〜乳闘〜(その1)
1月最後の日に、佐久間闇子の親戚が来訪した。闇子の祖父のハトコである景介と、その娘Q介である。 関係上は尊属に相当するQ介だが、闇子よりも1歳年下の18歳だ。女でQ介という名前は珍しいが、ニックネームや略字ではなく本名である。腰まで伸びた黒髪、整った顔立ち、豊満な胸、いやらしく括れた腰、黒いシャツと青のジーンズ。背丈と表情を覗けば、闇子とよく似ている。 父親の景介も男盛りの38歳。一見したところ冴えない中年男だが、中身はしたたかな人物である。以前に来たときに、闇子の目を盗んでタンスの中の下着... ...続きを見る

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2011/04/22 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十四話〜第六十五話あとがき
アッキー 「佐久間と山田のけだるい日常、今期も残すところ後1話ですねえ。」 ...続きを見る

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2011/04/21 01:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十五話 〜拷問〜
佐久間闇子は警察署の取調室にいた。 先日、公園で破壊光線を乱射していた件で警察に通報されたのだ。 「ぶつぶつ・・・何で私だけ・・・。山田も同罪なのに・・・。」 「何をぶつぶつ言っとるかあ!」 取調べの刑事が野太い声で怒鳴り散らした。 こういう威圧的な取調べは警察の常套手段である。 「昨日、東公園で爆弾を爆発させただろう。どこで材料を手に入れた?」 「爆弾じゃなくて山田砲です。」 「黙れぇ!」 刑事の唾が佐久間の顔に飛んだ。 「・・・・・・。」 「他にも、悪臭、騒音、それから... ...続きを見る

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2011/04/21 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十四話 〜閃光〜(後編)
佐久間と山田は近くの公園にやって来た。 「うむ、修行場所としては申し分ない。」 「そうか?」 山田が首をかしげる。 「何か問題でも?」 そう言いながら佐久間は目を尖らせて山田を睨んだ。 「こんなところで修行したら危険じゃないのか。」 「空に向けて放てばいいだろ。」 「それはそうだが、コントロールが狂ったらどうするんだ。」 「そうなったら面白いだけじゃないか。」 「修行やめた。」 「待て、今のは冗談だ。」 「悪質な冗談だ。仏の顔も三度までってことわざ知ってるか?」 「今の... ...続きを見る

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2011/04/20 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十四話 〜閃光〜(中編)
「おや、大変だ。山田くんが血まみれだ♪」 自分で鼻血を噴霧しておきながら、佐久間は楽しそうな声で呟いた。 「うがああああっ! あがああああっ!」 山田は激痛と激臭でのた打ち回っている。特製ウルトラ佐久間ブラッドは口の中にも進入しており、青白い蛇を食べたときよりも強烈な生臭さと、化学工場の排水を思わせる極悪な苦味が口いっぱいに広がっていた。 「がああああっ! おえっ、おえっ、げええっ!」 「仕方ない。助けてやろう。」 佐久間はスカートをたくし上げて下着を脱いだ。 そして山田に向かって... ...続きを見る

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2011/04/19 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十四話 〜閃光〜(前編)
この日の朝、いつものように佐久間闇子は裸でベッドから這い出てきて、鏡の前でセクシーポーズを決めた。誰も見ていないが、何となくポーズを決めたくなったのである。 「ふう、今日も私は最高だな。日頃から暗黒健康法でボディラインを維持しているのは伊達ではない。・・・そうだな、今日は少し胸を大きくしてみるか。喝っ!」 佐久間が気合を入れると、胸が少し膨らんだ。これは彼女の筋力と闇の力の成せる業である。 そして彼女はゴミ箱から穴の開いた靴下を取り出して履き、山田太郎に買わせたセクシーランジェリーを身に付... ...続きを見る

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2011/04/18 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十三話あとがき
アッキー 「主人公・緑桜本気村暗砂朗。」 ...続きを見る

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2011/04/17 01:02
佐久間と山田のけだるい日常 第六十三話 〜脱衣〜(その5)
山田のターン。彼は弱いショットで1番に当てて佐久間にターンを回した。 「クックック・・・その程度で私のダイヤ・カッターを封じたつもりか?」 佐久間は片手でキューをクルクル回し、手玉の前で静止させた。 そして鋭い眼光と共に強烈なショットをぶちかました。 「ほうれ見ろ・・・。」 9番が入っていた。 山田と暗砂朗はシャツを脱いだ。 「クックック・・・お前ら揃ってズボンとパンツだけだな。次こそズボンを脱ぐしかないぞ。ゲヘッ、ゲヘッ、ゲヘッ。」 「くっ・・・。」 暗砂朗は動揺したままキュ... ...続きを見る

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2011/04/17 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十三話 〜脱衣〜(その4)
そして暗砂朗は6番を入れ、11番を入れ、14番まで入れてしまった。 緑桜本気村暗砂朗14歳、ハスラーとしての才能が目覚めた瞬間であった。 「クックック・・・この勝負はプレーオフだな。このまま次のゲームに移行する。このまま、な・・。」 この佐久間の言葉に山田はハッとした。 「まさか貴様・・・!」 「そうさ。私はジーンズを脱いだまま、アンサローは靴下を両方とも脱いだままで次のゲームに移行するということだ。」 「最初からそのつもりで・・・!」 「おっと、人聞きの悪いことを言うなよ山田くん... ...続きを見る

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2011/04/16 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十三話 〜脱衣〜(その3)
暗砂朗のターン。そのまま打っても、手玉を所定のゾーンに動かしてから打っても、間違いなく1番には当たらない絶妙の球配置だった。 これを見て山田は佐久間の思惑を理解した。 (こいつ・・・自分が勝つとか負けるとかどうでもいいんだ・・・!) 山田は佐久間を睨んだ。 「ふふん、気付いたようだね山田くん。そうだよ、私は勝利などどうでもいい。ただアンサローを裸にひん剥きたいだけなのさ。その為には自分が裸になろうと一向に構わない。既に私は自分が裸だと思ってプレイしている。」 「どうしてお前には羞恥心と... ...続きを見る

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2011/04/15 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十三話 〜脱衣〜(その2)
「くっ・・・何て凄まじい闘気だ・・・!」 冬だというのに山田は汗をかいた。 「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 佐久間の左手がベキベキと音を立てて変形する。目玉や口が幾つも出てきて、小動物くらいなら一口で食べてしまいそうな大きさになっている。 「パゴォ・・・待たせたな・・・・。」 佐久間は熱く湿った臭い息を吐いて山田を睨み付けた。 しかしそこで彼女は何かに気付いて表情を元に戻した。 「そう言えばアンサロー君は何故... ...続きを見る

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2011/04/14 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十三話 〜脱衣〜(その1)
緑桜本気村暗砂朗(みどりざくらまじむら・あんさろう)は、彫像のような美しい肌を持つ14歳の少年である。天使のような中性的な顔は、いつもほのかに赤らんでいる。身長は14歳男子の平均値を上回っているが、声の方は少年の清らかな声そのままであった。 彼は憂いを帯びた表情で、とある家に向かっていた。そこには残虐にして妖艶な女が、真面目で逞しい男と暮らしている。奇声が轟いたり、臭気が漂ってきたり、爆発が起こったりと、付近の住民から恐れられている家である。 しかし彼には、どうしてもその家に向かわなければな... ...続きを見る

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2011/04/13 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十話〜第六十二話あとがき
アッキー 「今回は比較的・・・大人しかったかな・・・?」 ...続きを見る

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2011/04/12 01:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十二話 〜旋風〜
近頃、街では小学生の集団によるスカートめくり事件が多発していた。 そこで“校区内よいこ推進運動会”の会長である椎茸松小路宵子(しいたけまつのこうじ・よいこ)直々に、かつて小学生の集団と戦って名を下げた佐久間闇子に依頼しに来た。 「佐久間さん、小学生相手でも大人気なく蹴散らせる冷酷さを見込んで頼みがあります。」 宵子は小学六年生だが、その物腰は高校生としても通用しそうだった。佐久間は宵子にかつての自分の面影を感じた。感じ方というものは人それぞれなので、このことで佐久間を責めることは出来ない。... ...続きを見る

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2011/04/12 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十一話 〜景気〜
「おい山田。お前は巨乳とか好きか?」 朝食の席で佐久間闇子が唐突に質問した。今の今まで日本の経済状況に関する小難しい話をしていたのだが、どうやら佐久間は飽きたらしい。 「・・・・・・。」 山田は新聞を読んで無視した。 「殺すぞゴミが。巨乳の話をしているときに新聞を読むとか行儀が悪すぎる。」 「逆じゃないのか?」 「ああ?」 佐久間は険しい顔で山田を威嚇した。 「そもそも経済の話はどうなった。」 「舐めてんのか。今は巨乳が好きかどうかという話をしてるんだ。経済の話なんか持ち出すな... ...続きを見る

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2011/04/11 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第六十話 〜石頭〜
「なあ山田、常日頃から思っていたんだが・・・お前の頭はどれくらい硬いんだ?」 長い黒髪を後ろで括りながら、佐久間闇子は尋ねた。 「それは・・・考え方が固いという意味か? それとも硬度か?」 「もちろん硬度に決まってるだろう。」 「常日頃からそんなくだらないことを考えていたのか・・・。」 山田は溜息をついた。 「馬鹿が、これはとても重要なことだぞ。例えば隕石が落ちてきて山田の頭を直撃したときのことを考えてみろ。」 「少々硬かろうが駄目だろ。というかお前の常識では隕石が頭を直撃すること... ...続きを見る

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2011/04/10 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十八話〜第五十九話あとがき
アッキー 「これは酷い・・・。」 ...続きを見る

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2011/04/09 01:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十九話 〜地獄〜(後編)
「こうなったら、わたしの真の力を解放するしかないようね。」 ホーリーシャイニングライトスパークワンダフルは地の池地獄の煮えたぎる血液を身に纏い、バトルスーツを形成した。 「ほほう、ならば私も同じ技で迎え撃つ!」 佐久間は口からゲロを、右手から尿を噴射し、それらを混ぜ合わせて身に纏った。 「いくぞ闇の支配者佐久間闇子!」 「来い、光の戦士ホーリーシャイニングライトスパークワンダフル!」 熱いバトルが繰り広げられた。2人の戦いはもはや誰にも止められない。大地は裂け、血の池が吹き飛び、針の... ...続きを見る

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2011/04/09 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十九話 〜地獄〜(中編)
「あっははははは♪あっははははは♪あっははははは♪あっははははは♪」 血まみれで全裸の少女は狂ったように笑いながら両手を前後させた。まるで体操をしているようだ。これによって体を覆っていた血が吹き飛び、育ちきっていない肢体が顕わになった。 そして少女は大きな岩の上に着地した。 「やった、やった、やったった。山田太郎を地獄に引きずりこんでやった♪」 佐久間ではなく山田。このあまりにも不可解な事実に、佐久間さえも不思議な顔をした。 「おい山田、お前あの子に何したんだ?」 「知らねえよ・・。... ...続きを見る

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2011/04/08 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十九話 〜地獄〜(前編)
目が覚めると佐久間と山田は地獄にいた。 ぐつぐつと煮えたぎる血の池、果ての見えない針の山、地獄へ落ちた人間を苦しめる拷問道具の数々。そして鬼たちが荒廃した大地を歩き回っている。空は邪気に満ちていて薄暗く、太陽も無い。 「どういうことだ。地獄へ落ちるほど悪いことをした覚えは無いんだがな。」 「佐久間、それ本気で言ってるのか?」 「もちろん冗談だ。悪いことをしてもしなくても落ちるときは落ちるもんだ。」 「それはそうだが、お前は悪党だからな。」 「私が悪党であることと地獄へ落ちたことは関係... ...続きを見る

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2011/04/07 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十八話 〜魔窟〜(後編)
「警察の質問に答える為に追ってきたら・・・何してんだ貴様らは。」 山田は眉間に皺を寄せて溜息をついた。こんなことに関わるのは心底嫌だという顔だ。警察の取調べで疲れきっているのに、このような異常事態が待ち構えているなど悪夢でしかない。貧民街の一角は佐久間大爆発によって吹き飛んでおり、残った少数のゾンビがうろついていた。 「山田ァ・・・貴様いつから官憲の犬に成り下がった?」 佐久間がガムをくちゃくちゃ噛みながら山田を睨みつける。 「やかましいわ。こんな異常事態引き起こしといてポリ公もポリ袋も... ...続きを見る

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2011/04/06 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十八話 〜魔窟〜(前編)
マリファナの匂いのたちこめる貧民街で、白髪の男が死体を解剖していた。髪の色とは裏腹に、まだ若くて肌にもツヤがある。ただし眼鏡の奥で光る瞳は毒沼のように濁っている。 「芸術だ・・・死体とはアートだ・・・。人の形をした人でないもの。人だった物体。脳漿、心臓、肝臓、腎臓、肺臓、大腸、小腸、膵臓、まだまだまだまだ出てくる出てくる出てくる肉肉肉骨骨骨ヒヒヒヒヒヒヒ・・・・・・」 そこへ1人の若い女が歩いてきた。着ている服は汚れも破れも無くこの界隈に相応しくない様相だが、妖艶な雰囲気を漂わせていて、娼婦... ...続きを見る

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2011/04/05 01:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十五話〜第五十七話あとがき
アッキー 「うげえ・・・。」 ...続きを見る

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2011/04/04 01:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十七話 〜母乳〜
「闇子ちゃん、闇子ちゃん、大変なことになったのー。おっぱい吸ってー。」 佐久間闇子の親戚である佐久間Q介が家に押しかけてきた。こんな名前だが女の子である。 「どうしたQ介。頭が大変なのか。モルヒネ売ってやろうか。」 闇子は右手の異次元ポケットから注射器を取り出した。 「違うよ。八武死根也に貰った薬を飲んでたら、母乳が止まらなくなったのー。」 八武死根也というのは医者である。腕はとても良いが、それに反比例する人格の持ち主である。趣味は人間を生きたまま解剖することだ。しかもそれを器具を使わ... ...続きを見る

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2011/04/04 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十六話 〜料理〜
「やばい、山田への愛が脳内から溢れ出してきた。」 佐久間闇子は狂ったような瞳で呟いた。悪霊の眼のように渦巻いた目が暗闇で光る。 「よし、山田の為に愛情たっぷり込めた料理を作ろう。文句の付けようが無いアイデアだな。」 そう言うと彼女は早速キッチンへ向かった。 「まずは味噌汁を作ろう。美味い味噌汁が作れる女は心が綺麗だと思う男は多いからな。クックック・・・」 全くもって無駄な努力である。既に佐久間の本性を知っている山田が、味噌汁が美味しいくらいで佐久間の心が綺麗だと思うわけがない。そんなこ... ...続きを見る

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2011/04/03 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十五話 〜露出〜
ある朝いつものように全裸で目覚めた佐久間闇子は、布団に垂らしたヨダレを口の中に戻しながら、隣で寝ている山田にエルボードロップをぶちかました。布団をチューチュー吸いながら肘で男の腹を強打できるこの器用さは、彼女の持つ特殊技能の一つである。 「ぐほっ!?」 山田が全く嬉しくなさそうな声で目を覚ました。どうやら彼はマゾではなかったようだ。ここに新たなる事実が判明し、佐久間は驚きを隠せず目を丸くした。長い付き合いだが、マゾではないとは知らなかったのだ。今まで山田は何度もマゾではないと否定していたが、... ...続きを見る

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2011/04/02 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十二話〜五十四話あとがき
アッキー 「はあ・・・。」 ...続きを見る

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2011/04/01 01:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十四話 〜生首〜(その6)
佐久間の生首が地上に降りてくると、山田が大量の水を買ってきていた。 「おお山田、お前も同じことを思いついていたか!」 「当たり前だ、何年の付き合いだと思ってる! コーヒーもあるぞ。・・・正直この作戦は気が進まないがな。」 「いいからやれ。」 「ああ。」 山田は走りながら佐久間の口へ水とコーヒーを次から次へと投入していった。 「ちょっと胃袋に失礼な行動だが・・・ククク、我が体め、これで貴様の反逆も終わりだ!」 空中を飛ぶボディの動きが鈍ってきた。 「さあ、ショータイムだ!」 佐久... ...続きを見る

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2011/04/01 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十四話 〜生首〜(その5)
「山田くん、こうなったら仕方がない。諦めよう。」 「まだ寝言ほざいてんのか? あの能力も形状も最悪な兵器を何とかして止めないといかんだろ!」 「ムッ。あの素晴らしいフォルムのどこが最悪なんだ。」 「首無し人間って時点で怖いんだよ・・・いや、そんなことはどうでもいい。とにかく追うぞ!」 「待て、どうでもよくない。お前がロリコンかどうかという非常に重要な・・・」 「ええい!」 山田は佐久間の生首を掴んで走り出した。 「うえええええええ! 揺られる! ゲロ出る!」 「我慢しろ!」 「... ...続きを見る

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2011/03/31 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十四話 〜生首〜(その4)
すると、1台の無人のゴミ回収車がドロドロに溶け出した。 山田の叫びに応えるように、その中から佐久間の生首と右手がカサコソと這い出てきた。 「熱い熱い熱い熱いぎゃーあああ!!」 佐久間の生首と右手は回収車の内側にへばりつくことで、焼却炉に入れられずに済んだのだった。 「佐久間! 無事だったか!」 「これが無事と言えるかボケえ!」 「大丈夫、お前なら全然無事な範疇だ。それよりも早く胴体と合体しろ!」 「ならば投げてくれ。」 「おう。」 山田は佐久間の頭髪を掴んで勢いよく投げた。 ... ...続きを見る

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2011/03/30 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十四話 〜生首〜(その3)
「くっ・・・まずい・・・!」 山田太郎は恐るべき敵と戦っていた。 (このままではやられる!) 相手は掌から6000度の熱波、指先から8000度の熱線を放つ化物だった。 右手が無いせいか連射は出来ないようだが、頭が無いので意思疎通が出来そうにない。呼びかけてみても攻撃されるばかりだった。 「佐久間はとんでもないものを残していきました・・・なんて言ってる場合じゃないな。」 山田は気合で天井を突き抜けて上空50メートルまでジャンプし、ゴミ置き場へ着地した。 しかしゴミは既に回収された後で... ...続きを見る

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2011/03/29 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十四話 〜生首〜(その2)
佐久間の生首と右手が入ったゴミ袋は、回転しながらゴミ置き場を脱走した。 しかし思うように動けない。 (頭と右手だけというのが、こんなに動きづらいとは思わなかったな。人間の体は不便だ。不便。くそが。) そうするうちにカラスが飛んできて、ゴミ袋をついばみ始めた。 「痛い! やめろ! 何をする!」 そこへ保健所の人々が現れて、カラスを追い払ったついでに佐久間入りのゴミ袋を元のゴミ置き場へ持っていった。佐久間は散々抗議したが、保健所の人間は聞こえないフリをした。それで正解である。佐久間に関わっ... ...続きを見る

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2011/03/28 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十四話 〜生首〜(その1)
「ぐええ〜っぷ。」 佐久間闇子は爽やかに目覚めた。 「うげろお〜っぷ。」 もちろん爽やかな気分なのは本人だけだ。 隣で目覚めた山田太郎は不快な事この上ない。 「ふう、私は朝から最高だな。」 寝言を言いながら布団から出ると、佐久間の顔が凍りついた。 なんと佐久間は首と右手だけ残して残りが消え失せていたのだ。 「何だこれは。おい大変だ、山田。私の美しいボディが消えてしまった!」 「ああ、でも生きてりゃ問題ないな。」 「馬鹿ぬかすな。これじゃセックスも出来ない。」 「別に構わない... ...続きを見る

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2011/03/27 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十三話 〜嘔吐〜
「すまない、山田くん。」 佐久間闇子は素肌に直接エプロンを纏って山田太郎の前に立った。 「何が。」 山田はヒリヒリする顔面に軟膏を塗りながら不機嫌な返事をした。 次の瞬間、佐久間の口から信じられないものが飛び出した。 「ぶべおげばっ!」 そう、大量のゲロである。 さくらんぼのような唇の間から強酸性の液体が飛び散った。いや、爆発したという表現が正しい。 せっかく建て直した新築の家の中は佐久間の吐いたものによって隅々まで汚染された。衝撃で床に落ちたテレビにはヒビが入り、その隙間から進... ...続きを見る

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2011/03/26 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第五十二話 〜浪漫〜
2002年の1月11日の出来事だった。 「おい、山田。今日は鏡開きの日だな。」 佐久間闇子が山田太郎の背後から話しかける。 「ああ。」 山田はぶっきらぼうに返事をした。 どうせまたロクでもないことを思いついたのだろうと考えたのだ。 「今年は鏡餅を買わなかった・・・。というわけで、今日は鏡餅の代わりに私の体を開くことにした。」 「想像の斜め下を行くロクでもなさだったか。」 「何だと? こっちを見ろ。私の姿を見ても同じことが言えるのか?」 「はあ・・・・・。」 山田は深い溜息をつ... ...続きを見る

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2011/03/25 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 〜再開〜
―――――――――――――――――――― ...続きを見る

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2011/03/24 00:00
佐久間闇子様と刺身
佐久間闇子 「突然だが・・・私は、さしみが食べたい。」 ...続きを見る

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2010/08/25 00:00
佐久間闇子様のアピール
佐久間闇子 「今日は私の誕生日だ。もちろん覚えておろうな、諸君。」 ...続きを見る

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2010/08/03 01:00
闇の剣士ウラガン「死闘」 あとがき
佐久間闇子 「どうだ、わかったろう。私の素晴らしさと偉大さが。」 ...続きを見る

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2010/05/13 01:50
闇の剣士ウラガン「死闘」 9
「げぶっ!」 口からドロッとした赤い液体を吐いて、ジェミニィはよろめいた。 ウラガンは闇の剣で自分ごとジェミニィを貫いたのだ。 まさに死角。ジェミニィは予想だにしていなかった反撃に、またしても刹那、反応が遅れた。 (あ・・・) ...続きを見る

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2010/05/13 01:13
闇の剣士ウラガン「死闘」 8
「死いにたくない死にたくない〜!」「わ〜たしは永遠を生きる〜!」 ジェミニィは半ば錯乱しているくせに、ウラガンの攻撃をかわし続けている。 (見苦しくても生きたもん勝ちじゃあっ!) 叫ぶことで力を最後の一滴まで振り絞ろうとしているのだ。 ...続きを見る

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2010/05/12 00:02
闇の剣士ウラガン「死闘」 7
「単純にフォルスやヴィテスが違うと言ってもいいんだが・・・。間合いが違うんだよ、間合いがよ。え?」 ジェミニィは魔獣の左手を掲げて見せつけた。 「見苦しく足掻いてそして死ね! 暗黒ぅ掌圧波!」 半回転した左腕が地を掠め、これまでにない特大の衝撃波がウラガンを襲う。 ...続きを見る

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2010/05/11 00:40
闇の剣士ウラガン「死闘」 6
闇の空が蠢いていた。エネルギーの奔流によって砂塵が巻き上がり、苦界に生きる者たちの叫び声のようなものがウラガンとジェミニィを包んでいた。はるか遠くで、おどろおどろしい存在が理解不能な音声を発している。並の人間なら数分で気が狂ってしまう環境で、2人は全く動じることなく向かい合っていた。 片や魔獣の左手を持つジェミニィ。万全の状態。 片や黒剣を構えたウラガン。負傷して全身血まみれ。 邪悪の魔術師と怒りの剣士。共通するのは揺るぎない闇色の眼光。 ...続きを見る

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2010/05/10 00:37
闇の剣士ウラガン「死闘」 5
「私は強いだろう。え? お前は弱いだろう。ええ?」 たった一撃でボロボロになったウラガンを見て、ジェミニィは歯を見せて笑った。 眉間に皺が寄っていて、得意そうな顔になっている。 ...続きを見る

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2010/05/09 00:04
闇の剣士ウラガン「死闘」 4
黒さを深く深く増した闇の剣は、ウラガンの“いえあっ”という掛け声と共に魔兵に打ち下ろされる。彼の手は楽団の指揮でもしているかのように優雅な動きをする。 「不死の魔兵が復活しない・・。何故だ・・。」 塔の上でジェミニィは部下たちが薙ぎ倒されていくのを見ていた。 「まさか、あの力は・・。」 ...続きを見る

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2010/05/08 00:21
闇の剣士ウラガン「死闘」 3
転送まで2時間を切った。 ジェミニィは古びた塔の上に立って夜景を一望した。 「いい景色だ。人間にとっては一寸先も見えぬ暗闇であっても、私の目には昼間のように明るく映る。あちこちで爛々と燃える命の炎が何とも食欲をそそる・・。闇は、母であり、同胞であり、私である。一切の正義を葬れ、人間共・・!」 布衣の隙間から覗く眼が、ぎらりと光る。その視線は地を駆ける闇の戦士の姿を捉える。 「ハハハハハ、誰にも知られるはずはないのに、やはり来たかウラガン。どこまでも私の邪魔をする奴だ。まずは部下の相手をし... ...続きを見る

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2010/05/07 00:44
闇の剣士ウラガン「死闘」 2
弱者は、いつの時代も信じられぬ程の惨めな境遇にある。それは、強者が考える屈辱とは全く異なるものだ。強者は屈辱を晴らそうとし、また晴らすことが出来るが、弱者は決して晴らすことの出来ない屈辱を晴らそうとする矛盾に苦しみ続け、または狂い、または愚鈍になり屈辱を受け入れ、または己を死に至らしめて救いを求める。 人権意識が高く、純粋で、誠実な人間である程、それを知ることで心の修羅を成長させてしまう。 その点で言えば、マクシムは、あまりにも純粋だった。心の修羅が膨れ上がり、暴走し、何万という人々の血を流... ...続きを見る

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2010/05/06 01:49
闇の剣士ウラガン「死闘」 1
突然の悲報。 男は、わけのわからぬ悲しみで身を震わせた。 ...続きを見る

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2010/05/05 00:15
闇の剣士ウラガン「死闘」 まえがき
佐久間のセリフで出てきた、彼女の先祖の話です。とにかくタイトルの「死闘」にこだわりました。 変な話の多い佐久間シリーズですが、今回は真面目にいきます。基本的にギャグは無しです。佐久間シリーズの新境地・・・と言ったら大袈裟でしょうか? ...続きを見る

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2010/05/04 23:03
佐久間と山田のけだるい日常 〜休憩の巻〜
                              第四十一話 〜Q介〜 ...続きを見る

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2010/04/30 09:51
佐久間と山田のけだるい日常 〜交流の巻〜
                              第二十七話 〜改造〜 ...続きを見る

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2010/04/30 09:45
佐久間と山田のけだるい日常 〜異界の巻〜
                              第二十一話 〜夕食〜 ...続きを見る

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2010/04/30 09:34
佐久間と山田のけだるい日常 〜戦闘の巻〜
                              第十話 〜猛暑〜 ...続きを見る

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2010/04/29 00:13
佐久間と山田のけだるい日常 〜堕落の巻〜
(あっ・・・・!!) 足元で躓いて私は前につんのめり、彼の体を掴む。 彼が驚きの表情で私の方を見る。 その次の瞬間、閃光が奔り、私の記憶はそこで途切れている。 ...続きを見る

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2010/04/29 00:03
佐久間闇子と奇妙な授業 (全)
「むっひっひ、むっひっひっひ。」 少女は可愛く笑いながら道を歩いていた。もちろん後ろ向きで。 何故なら、そうしてみたかったからである。 ...続きを見る

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2010/04/20 00:10
闇子の学校生活「守護」 (全)
1994年の9月。まだ残暑厳しい季節。 背の高い黒髪の少女が廊下で暗い顔をして立っていた。 ...続きを見る

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2010/04/20 00:05
ヌッヒヘホフの残像 (全)
あたしの家は、近所でも有名な古屋敷だ。 玄関の扉を開くと、真正面に大きな絵が見える。何だかよくわからない、おどろおどろしい感じの絵だ。 あたしは昔からこの絵が嫌いだった。どうしてお父さんはこんな絵を飾っておくのだろう。理由を訊いてもいつも答をくれない。 ...続きを見る

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2010/04/20 00:00
命を守る闇子 あとがき
例によってフリーダムな佐久間闇子の話でした。 『エスパー奇譚』のように細かく設定を煮詰めて書いていく話も好きなんですが、たまにはこういった何も考えてない話も書きたくなる・・。とりあえず佐久間に任せておけば勝手に暴れてくれますからね。 毎回これでは危険なので控えますが。 ...続きを見る

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2010/04/18 00:30
命を守る闇子 エピローグ
佐久間闇子は金倉の屋敷に培養液が入った容器を設置した。 「お、おい、それは何だ?」 「ああ、金倉さん。どうですか、見て下さいよ。なかなかでしょう?」 「それは何だと訊いている。」 金倉は苛ついた口調で尋ねた。 「ははは、この容器の中身をよく見て下さいよ。」 中には脳髄がぷかぷかと浮かんでいた。 「な、何だこれは!」 「ええ、わからないのかな。」 「こんな悪趣味なものを勝手に設置して、どういうつもりだ! こんなことは依頼した覚えは無い!」 「そんな馬鹿な。確かに依頼しましたよ。... ...続きを見る

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2010/04/18 00:08
命を守る闇子 13
気が付くと莉央は裸で拘束されていた。 「え?」 彼は十字の台にベルトで縛り付けられており、佐久間が横で見ている。 「おはようさん。」 「さ、佐久間さん・・・? これは一体・・・?」 莉央の表情がまた少し青くなる。 「おや、わかってなかったのかな。察しが悪くなったんじゃないか。」 「あ、あの・・・」 「これからね、君を生きたまま解剖するんだよ。」 「わ、悪い冗談・・・!」 「冗談じゃないよ。ガラスの向こうが見えるかい。あそこにいる金持ち連中は、金を払ってでも解剖ショーが見たいと... ...続きを見る

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2010/04/18 00:05
命を守る闇子 12
玉が落ちた。 出目は00だった。 「おめでとう莉央君。」 「やった・・・・・・・・・・・・・・・え?」 莉央の顔が凍り付いた。 「おめでとう。」 佐久間は笑っている。 「・・・・・・え?」 莉央の賭けた番号は1。 玉が落ちたのは00。 「・・・・・・え、え?」 周囲の大人たちも笑っている。莉央の乗り手になって何千万、もしくは億という金を失ったのに、笑っている。 ディーラーも青ざめた表情はどこへやら、ニコニコ笑っている。 床に張り付いていた黒服たちも、立ち上がって莉央を囲... ...続きを見る

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2010/04/17 00:09
命を守る闇子 11
「さて、莉央君。どこに賭ける?」 佐久間は笑って言った。 「そうだね、1番に賭けよう。」 伝説の黒チップ1枚が、テーブルに置かれる。 「おおっ。」 「伝説の黒チップがテーブルの上に置かれるのをこの目で見られるとは・・・。」 「やあ、来て良かった!」 周囲の大人たちは歓喜の表情だ。 ただ1人、ディーラーは真っ青で震えている。 「はい、始めよう。」 「ああ・・・ああ・・・」 「ほら、早く。」 佐久間に睨まれて、ディーラーはもたもたした手つきでルーレットを回し始めた。 そして... ...続きを見る

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2010/04/16 05:00
命を守る闇子 10
「さて、莉央君。あと1回しか出来ない。どうしようか。」 佐久間は目でチップカウンターを見た。 「なるほど。」 「おやおや莉央君。何がなるほどなんだい。良いアイデアでも思いついたのかい?」 「ハハハ、そうですよ。」 莉央の持つカードの限度額は10億円である。彼は残りの9億円を一気に引き出してチップに換えた。 「これで89億6400万円分のチップだな。1億円のチップが81枚、1000万円のチップが72枚、100万円のチップが144枚。ところで莉央君。このカジノには伝説の100億円チップが... ...続きを見る

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2010/04/15 00:00
命を守る闇子 9
出た目は00だった。 「ひいいいい!!」 ディーラーは悲鳴をあげた。 「ほらな!」 佐久間は手を叩いて笑った。 「はーははは!」 莉央も笑いが止まらない。2億2400万円の36倍は80億6400万円である。 たとえディーラーが精神的に追い詰められていたとしても、そうそう都合良く狙った目が出るはずはない。しかし莉央は佐久間の超常的な能力の数々を目の当たりにしてきた。念力か何かを使って玉を操作したのだろうと思った。 「お、お客様。もう出入り禁止、出入り禁止でございます!」 「おいお... ...続きを見る

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2010/04/14 00:05
命を守る闇子 8
ルーレットが回り出す。結果は当然のように黒。 「ふふん、まずは100万円の儲け。」 莉央は鼻で笑った。 「良い出だしだな。」 佐久間は腕を組んで笑顔だ。 その後も倍率2倍や3倍で当て続け、莉央のチップは2億まで膨れあがった。 ディーラーの顔色が曇っている。 周囲の大人たちもみんな莉央を見つめている。 「おいおい、そんなに莉央君を見つめるなよ。この子はとってもシャイなんだから。」 「そうだよ、こう見えてもシャイなんだよ。」 「さて、次はどうする。そろそろ一発いくか。」 佐久間... ...続きを見る

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2010/04/13 06:57
命を守る闇子 7
カジノへ向かう途中で、莉央は思い出したように言った。 「あ、そうだ。水村さんを吊したままでよかったかなあ。」 「誰かが助けてくれるさ。間違って死んでも君の父親が揉み消してくれる。」 佐久間はニタリと笑った。 「そうだね。」 「生き残っていたら、次は男子全員に輪姦させよう。」 「ナイスアイデア。佐久間さんは天才だなあ。」 そして2人はカジノへ到着した。 「さてと、莉央君。実はこのカジノには奥の部屋がある。」 「奥の部屋?」 「そうさ。掛け金が膨大な裏カジノ。普通のカジノなんて君... ...続きを見る

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2010/04/12 03:09
命を守る闇子 6
「そうだね、僕は水村(みずむら)さんだと思うよ。」 名前を呼ばれた女生徒がビクッとした。 「なかなかの美少女だな。」 佐久間はニタリと笑った。 「正解だ。よくわかったな。」 「嫌あっ!」 水村が逃げ出した。 「捕まえたら1万円!」 佐久間のセリフに咄嗟に数人の生徒が水村に躍りかかった。その中には彼女の友人もいた。 「ハハハハハ、大した友情じゃないか。」 水村は佐久間に捕まって、泣きながら裸にされた。 「しまった・・・莉央君。すまないねえ、君がやりたかったかい?」 「いえ、... ...続きを見る

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2010/04/11 00:06
命を守る闇子 5
校内に入って莉央と佐久間は真っ先に校長室へ向かった。 「やあ、君が校長だね。私は佐久間闇子。金倉莉央の新たなるボディーガードだ。よろしく。」 「わかりました。」 金と権力に媚びへつらう校長は笑顔で了承した。 それから2人は教室へ向かった。 「莉央君。面白い遊びを考えたんだけど。」 「どんな?」 「あそこにちょっと体格の良い生徒がいるじゃないか。あれをみんなに一発ずつ殴らせるという遊びだ。」 「それはいいね。ちょっと、土田(つちだ)君。そういうことだから。」 「何だと?」 「い... ...続きを見る

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2010/04/10 08:00
命を守る闇子 4
「そいつは親父の金と権力を笠に着て学校を牛耳り、逆らう生徒をリンチしてるんだ!」 学生が叫び続ける。 「そうなの?」 佐久間は莉央を見た。 「嘘です、違います、騙されてはいけないです。僕はそんなことしてません。」 「てめえ、バッくれてんじゃねえ!」 「違います、信じて下さい、佐久間さん。あいつら、僕が金持ちだから妬んでるんです。」 「ふざけんなあっ!」 「助けて下さい!」 「はあ・・・。」 佐久間は溜息をついた。 「あのなあ、私がどっちに付くかなんて最初から決まっているだろ... ...続きを見る

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2010/04/09 00:19
命を守る闇子 3
金倉莉央と共に高校へ向かった佐久間闇子は、途中で待ち伏せを食らった。 10人の屈強な男たちが行く手を阻んでいたのである。 「よおよお、坊ちゃん。オレらは金倉に恨みのある人間たちに雇われた者(モン)だ。おめえに直接恨みは無えが、ここで死んでもらうぜ!」 「無理だな。」 佐久間が男たちの前に立ちふさがった。 「誰だ、てめー。」 「私は佐久間闇子。大佐の佐、久遠寺の久、」 「うっせえ!」 女だろうと構わずに男の1人が殴りかかる。 佐久間はその腕を横から掴んで地面に引き倒した。 更に... ...続きを見る

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2010/04/08 00:04
命を守る闇子 2
金倉莉央の新たなボディーガード佐久間闇子は、早速本人と顔合わせをした。 「やあ、莉央君。私が君の命を1ヶ月守り抜く佐久間闇子だ。佐渡の佐、久伊都(クウェート)の久、狭間の世界の間、闇の世界の闇、年子狐(ねんねこ)の子、佐久間闇子だ。今回は地名シリーズだ。テストに出るぞ。」 「・・・・・・。」 莉央は口をポカンとあけて立ち竦んだ。 「とてもあの父親から生まれたとは思えない美少年だな。気に入ったぞ。週1で犯すかもしれないけど気にするな。私も気にしないから。」 「え?」 「今のは冗談だ。」... ...続きを見る

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2010/04/07 00:30
命を守る闇子 1
金倉権左右衛門(かねくら・ごんざえもん)は、名前の如く大金持ちである。彼は政界にも進出しており、辣腕を振るっていた。彼によって泣かされた人間は数知れず。自殺や行方不明、不審死も多い。 そんな彼も、一人息子の莉央(りお)だけは目に入れても痛くないくらい可愛がっていた。権左右衛門は息子のために高い金を出してボディーガードを雇っていたが、次々と殺されていったのである。方々から恨みを買っている権左右衛門だ、心当たりがありすぎた。 何十回目かに雇ったボディーガードは若い女だった。筋肉質で細身の180セ... ...続きを見る

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2010/04/06 00:27
命を守る闇子 まえがき
えー、佐久間ファンの皆様、長らくお待たせいたしました。闇の支配者こと佐久間闇子の活躍が再び。 (もちろん佐久間に脅されて書いてます。) 今回も冴え渡る佐久間闇子の暴虐ぶり鮮やかな美しさ。 めくるめく悪辣な痛快な展開が一部の読者の心をがっちりキャッチ! ...続きを見る

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2010/04/06 00:24
2月のイベント (※下品です)
佐久間闇子 「あひょォ〜ん! 2月になったなあ。あひょォ〜ん!」 ...続きを見る

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2010/02/06 01:40
大罪のヒロイン (※下品です)
ふと思い出したことがある。以前に読んだマンガで、「少女マンガのヒロインは処女でなくちゃいかんだろ」という話があった。それと、最近読んだマンガで「ヒロイン七つの大罪がうんぬんかんぬん」という話もあった。 そこで今回は、我らがヒロイン佐久間闇子を呼んでくることにした・・・。 ...続きを見る

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2010/01/29 00:00
今年も佐久間は元気です
2009年の正月は、特に新年になったという感動も無かったのですが、今年は何だか新鮮な気持ちで1月1日を迎えることが出来ました。 私も成長したということでしょうか。 ...続きを見る

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2010/01/01 15:23
闇のセミナー(第五回) 〜ネガティブ思考でGo〜
佐久間闇子 「イエ〜ス、アイム佐久間!」 ...続きを見る

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2009/10/23 01:02
闇のセミナー(第四回)
佐久間闇子 「やあみんな、元気かな。全人類の人気者、佐久間闇子が今日も参上だ。エレス・コレクート!」 ...続きを見る

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2009/10/13 04:27
考える葦と大振りの剣
佐久間闇子 「ぬあっはっは、佐久間闇子様の性質占い〜。チャンカチャンカチャンッ!」 ...続きを見る

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2009/09/11 04:34
狐狗狸惨 -kokkurisan-
ゆだるような暑さの夏だった。 その中学校は夏休みを迎えていた。クラブ活動が行われ、教師も毎日学校に来ているが、教室だけは人気が無く静まりかえっている。カーテンが閉められた3-D教室で、トキワは沼井と北野を集めてこっくりさんを行っていた。 3人の少女は何かに取り憑かれたような顔で机の上を見ている。そこには平仮名の50音と数字の0〜9、そして「はい」「いいえ」が書かれてある紙が置いてある。 ...続きを見る

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2009/08/03 00:02
今年もやって来たあ、佐久間闇子様の誕生日だあ!
佐久間闇子 「ふははははははは・・・・・・。」 ...続きを見る

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2009/08/03 00:00
ヌッヒヘホフの残像 あとがき
アッキー 「教えて下さいよ。」 ...続きを見る

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2009/06/17 00:38
ヌッヒヘホフの残像 9
「アブラ!・・この絵は油絵なので、油で消せる。」 佐久間闇子はそう言うと、絵に油をぶちまけた。 ・・・この一斗缶、さっきまでは無かった気がするんだけど。 あ、それよりも早く服着ないと。 「トマトジュース! ショートケーキ! プリンアラモード!」 あたしが服を着てる間、佐久間闇子は叫びながら絵を消していた。辺りに油絵の具が飛び散り、彼女自身も絵の具まみれだった。 「解呪完了!」 「また嘘じゃないでしょうね。」 「やだなあ。その言い方だと、まるで私が嘘を吐いたことがあるみたいじゃない... ...続きを見る

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2009/06/17 00:08
ヌッヒヘホフの残像 8
「まあいいわ。早く呪いを解いてよ。」 あたしがそう言うと、佐久間闇子は叫んだ。 「ヤキトリ! ハンバーグ! コロッケぇ!」 「・・・・・・。」 「解呪の方法を説明しよう。」 佐久間闇子は壁から絵を外して床に置いた。 「この上で上半身裸になり、タップダンスを踊れ。」 「はい?」 「持ち主の子供がやらないと解呪出来ない。」 「うう・・・。」 あたしは仕方なく服を脱いだ。 「・・・ブラはいい・・?」 「踊る時間を倍にしたければどうぞ。」 「うう・・・。」 何という嫌な選択だ... ...続きを見る

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2009/06/16 00:05
ヌッヒヘホフの残像 7
佐久間闇子は薄笑いを浮かべながら話を続けた。 「ミックは表の世界では無名だったが、裏の世界で名を馳せて、莫大な金を手に入れた。その後死ぬまでの10数年幸せに暮らしたよ。」 「あたしのお父さんは、そんな奴とは違う!」 「同じじゃないけど似たようなもんだろう・・。」 「違う! お父さんはそんなんじゃない!」 「スシ! スキヤキ! テンプーラ!」 「うるさい!」 怒鳴ったら少し落ち着いた。 佐久間闇子はシニカルな表情でこちらを見ていた。 「・・人間は変わるものさ。昔は良い父親だったか... ...続きを見る

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2009/06/15 00:54
ヌッヒヘホフの残像 6
佐久間闇子とあたしは、あの絵の前にやって来た。 「これぞ持ち主に富と名声をもたらし、その子供に災いをもたらす呪われし絵画“ヌッヒヘホフの残像”・・・・・の複製画の一枚。」 「複製画?」 「ああ。もうちょっと出来の良い複製だったら、今頃お前死んでたな・・。」 「・・・・!」 あたしはゾッとした。 「これの本物を描いたミックには娘がいた。行方不明になった翌日に白骨死体で見つかった・・。」 「・・・・。どうして本人だと? 別人かもしれないとは・・」 「かもしれん・・。行方不明になったと... ...続きを見る

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2009/06/14 00:00
ヌッヒヘホフの残像 5
あたしは唖然としつつも、口を開くことが出来た。 「あの、肝心なところが・・。あの絵はいったい・・・」 「マスクメロン! いい質問だ。私の名前は佐久間闇子。母の名前は橙子(とうこ)。その父は呂風(ろふう)。その父は雪路(ゆきじ)。その父は雷(らい)。その父は青蓮(シーレン)。その父は錬金術師デザストル。その父は剣士ウラガン。長くなるので省略! むにゃむにゃあ〜その父があの絵の作者であるミック・ドーミニエー。わかったかね、私がこの依頼を無料で引き受けた理由が。」 「・・・じゃ、じゃあ、あたしを... ...続きを見る

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2009/06/13 00:01
ヌッヒヘホフの残像 4
その日は学校に行かなかった。 「燃やして〜! あの絵を燃やしてえ〜!」 お父さんとお母さんに取り押さえられながら、あたしはわめき散らした。 「いい加減にしないか! こんなイタズラまでして・・!」 「イタズラじゃないもん! 目を覚ましたらそこにあったんだもん!」 「恵菜が夜中に持ってきたんでしょう。ずっとドタドタと音がして・・。うるさくて眠れなかったわ。」 「!?」 じゃあ・・・。 あれは・・・。 ユ メ ジ ャ ナ カ ッ タ ン ダ あたしは気を失った。 ...続きを見る

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2009/06/12 00:33
ヌッヒヘホフの残像 3
走っているうちに、自分が闇に吸い込まれるような気持ちになってくる。 周囲の景色が凄い速さで後ろへ飛んでいく。あたしは今どれくらいの速さで走ってるの?! いつの間にか壁の色が廊下の壁の色じゃなくなっている。ギョロギョロと気味悪い大きな目玉があちこちに存在している。 次第に、どちらが上か下かわからなくなってくる。 でも・・。 ...続きを見る

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2009/06/11 02:07
ヌッヒヘホフの残像 2
ありがた迷惑だと思っていた林さんの提案だったけど、家に帰ったらそんな気はなくなった。お金がかかってもいいから、一刻も早く佐久間闇子に来て欲しいと思った。 ...続きを見る

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2009/06/10 00:08
ヌッヒヘホフの残像 1
あたしの家は、近所でも有名な古屋敷だ。 玄関の扉を開くと、真正面に大きな絵が見える。何だかよくわからない、おどろおどろしい感じの絵だ。 あたしは昔からこの絵が嫌いだった。どうしてお父さんはこんな絵を飾っておくのだろう。理由を訊いてもいつも答をくれない。 ...続きを見る

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2009/06/09 01:29
ヌッヒヘホフの残像 まえがき
アッキー 「というわけで予告通りホラーを掲載します。」 ...続きを見る

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2009/06/09 01:11
佐久間闇子シリーズ小説目録@
<収録作品> ...続きを見る

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2009/04/06 00:04
闇子の学校生活「守護」 あとがき
この話はプロットを作り上げてから数日で完成させました。またしても睡眠時間を削ってしまったのですが・・。続きを書かずには眠れないというのは物書きの性ですねー。 最初から最後まで暗黒色で染め上げて突っ走りました。いつものふざけが入らない代わりに、よりいっそう目を背けたくなる話になったような気がします。 それにしても、この頃の佐久間は荒んでいました。一番荒んでいた時期から2年近く経過した頃ですね。あらゆる負の感情に満ちあふれて、苦痛の日々を送っていました。私がそうだったからでしょうかね。 佐久間... ...続きを見る

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2009/04/03 01:59
闇子の学校生活「守護」 10
ああ、もはやなりふり構ってはいられなくなった。状況は著しく悪化した。時間が無い。何ということだろう。これほどまでとは。忘れてはいない。これは暇つぶしのゲームなのだ。ならば、制限時間を操作することはルール違反になる。何としてでも、制限時間内に亜古井リマの精神を救わなければならない。それがゲームの勝利条件だからだ。 負けたところで、ルール上は何のリスクもない。しかし、敗北は自分の力の限界を突きつけてくる。どんなくだらないことでも、私は負けない。負けるわけにはいかない。私はもう負けたくない。闇の同胞... ...続きを見る

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2009/04/03 00:06
闇子の学校生活「守護」 9
EとFの家に警察がやって来た。私が送りつけた内臓の件について、調査をするためだ。しかし、いくら調査しようが永久に私に辿り着くことはない。また、深入りした者には消えてもらうことにする。一切の痕跡を残さず、この世から消滅してもらう。魂ごと私の餌にする。 亜古井リマの仕業でないことは明らかである。実際、彼女の仕業ではない。だから、少々超常現象に詳しい人間が現れたところで全く問題はない。 ...続きを見る

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2009/04/02 00:01
闇子の学校生活「守護」 8
知らしめなければならない。亜古井リマを虐めると酷い目に遭うことを。それも、公的な制裁であってはならない。虐めの加害者に対する罰則を強化したところで、虐めはいっそう陰湿になるだけだ。大人の社会が歪んでいるのに、子供の社会だけを正しくしようとしても無理な話だ。制裁は、邪悪で、不気味で、奇怪なものでなければならない。よくわからないけれど、手が出せない。そういう雰囲気を作る必要がある。それでかえって亜古井リマが気味悪がられて嫌われようとも関係ない。何故なら、既に彼女は周囲の人々に嫌悪されているからだ。嫌... ...続きを見る

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2009/04/01 00:19
闇子の学校生活「守護」 7
また話が横道へそれた。あの3名の処遇を決めよう。 少し考えたら、一石二鳥のアイデアが思いついた。亜古井リマを虐める連中を、あの3名が痛い目に遭わせるのだ。 そう誘導するのは容易いこと。困窮すると、人は信じられないくらい判断力を失う。それに加えて、あの3名は小中学校時代に多少なりとも虐められた経験がある。自分を責めるような、心優しい奴は虐めに遭いやすい。私がこのアイデアを思いついたことも偶然ではないということだ。 私の闇の力でほんの少し心を操作すれば、呆気ないほどに実行するだろう。むしろ、ど... ...続きを見る

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2009/03/31 00:16
闇子の学校生活「守護」 6
ターゲット3名はC社を辞めた。入れ違いに、亜古井リマの父親がC社に入った。これでいい。しかし、まだやるべきことはある。会社を辞めた人間が、亜古井リマの父親を逆恨みして危害を加えないか。それを考慮しておく必要がある。 確率はそう高くない。かなり低い。しかし、それは常識レベルでの話。C社を辞めた3名はさっそく生活に困っている。困窮した人間はどんな行動を取ってもおかしくない。人間として自然なことだ。 ...続きを見る

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2009/03/30 10:44
闇子の学校生活「守護」 5
亜古井リマの両親をC社に入れる。どちらか一方でもいい。この世の中ならば、父親を入れておくのがいいか。男女差別がどうのという意見は一切受け付けない。今の私にとっては亜古井リマの利益が最優先。亜古井リマの両親の能力バランスと、C社の仕事内容、社会的な軋轢を考慮して、なるべく煩わしさを避けた方法をとる。何しろ、時間との勝負だ。自分でも失念しそうになるが、これは亜古井リマを守るための副次的な作業でしかない。それでも必要だからやるが、必要以上のことはしない。 C社に手を加える前に、亜古井リマの両親にはた... ...続きを見る

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2009/03/29 00:04
闇子の学校生活「守護」 4
亜古井リマの両親は、共働きだ。だからといって、いわゆるダブルインカムうんぬんかんぬんのようなリッチな暮らしではなく、貧乏暮らし。自然と心が荒んでいく。 私は貧乏で心の汚れた人間が大好きだ。貧乏で心の綺麗な人間は最悪だ。何故なら、それが手本とされるから。本人たちも、たとえ貧乏でも心は豊かなのが素晴らしいことだと考えている。そして、貧乏な人間の悪意を根こそぎ除いていく。生きる気力を最後の一滴まで奪っていく。 そうなった人々を、宗教が食い物にする。生きる気力を根こそぎ奪われたら、死ぬしかない。死ぬ... ...続きを見る

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2009/03/28 00:23
闇子の学校生活「守護」 3
バランスは重要だと思う。 クズ教師はまだまだいる。そいつらを教師Aと同じような目に遭わせるのは簡単だ。しかし、それだけで解決する問題ではない。むしろ、立て続けにそんなことが起こったら、大事になりすぎる。それでは私の退屈が少々紛れるだけで、楽しいことは何もない。そう思うことにしよう。 では、どうするか。 簡単だ。 虐めを行っている生徒の一人を、消す。 生徒B。ターゲットは決定した。誰でも良いのだが、とりあえずは最も虐めを行っている数人のうちの一人をクジ引きで選んだ。自分で選ばずにクジ引き... ...続きを見る

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2009/03/27 00:02
闇子の学校生活「守護」 2
まずは教師Aを潰す。 名前はあるが、今は亜古井リマ以外の名前は言いたくもない。その方が何かと都合が良い。 教師Aは、「ものは考えようだ」と、いつも亜古井リマを説得しようとしている。つまり、亜古井リマにとって過酷な現実を受け入れろというわけだ。ろくでもないクズだ、と思うことにしよう。 虐めの被害者を説得するなど、私にとっては滑稽でしかない。実際に笑うことはないが。 ...続きを見る

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2009/03/26 00:11
闇子の学校生活「守護」 1
私はある人物を守る。 亜古井リマという名前だ。苗字は“あこい”と読む。少し変わった名前だが、そんなことはどうでもいい。重要なのは彼女の名前ではなく、私が彼女を守護するということ。具体的には、彼女をいたぶる連中を排除していくということだ。 徹底的に彼女の心身を優先し、影から尽くし、彼女が心安らかに過ごせるように粉骨砕身、努力を続けるのみ。 平たく言えば、邪魔者は消す。 さて、まずは自己紹介といこう。 私の名前は佐久間闇子。単に佐久間という姓の母が私を産んだというだけのことだ。特に意味はな... ...続きを見る

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2009/03/25 00:06
闇子の学校生活「守護」 プロローグ
1994年の9月。まだ残暑厳しい季節。 背の高い黒髪の少女が廊下で暗い顔をして立っていた。 ...続きを見る

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2009/03/25 00:04
カオフタツ、カオミッツ あとがき+
佐久間闇子 「タンターンタタンタ、タンターンタタンタ、タンターンタタンタ、タンタータタンタ、ジャラララジャンジャーン、ジャラララジャンジャーン・・・」 ...続きを見る

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2009/03/24 00:36
続・カオミッツ
八王子龍平と八坂野すぐるは、顔が2つある男と顔が3つある男に出会って逃げてきた。 いったいあれは何なのか。それが知りたかった。あんなバケモノがこの世にいるなどと、2人は信じられなかった。 ...続きを見る

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2009/03/24 00:34
カオミッツ
八王子龍平(はちおうじ・りゅうへい)は、これまで割と平凡に生きてきた。 中流程度の家庭に生まれ、それなりの学歴でそれなりの企業に就職し、それなりに友人や部下も出来た。 休みの日には釣りやドライブを友人や恋人と楽しんだ。いろいろと辛いこともあったが、今ではいい思い出に思えるようなことばかりだった。 ...続きを見る

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2009/03/23 00:25
カオフタツ
八坂野(やさかの)すぐるは、これまで平凡に生きてきた。 平凡な顔立ち、平凡な体つき、平凡な能力、平凡な学歴、平凡な趣味・・。 しかし今、彼は自分の神経を疑う事態に遭遇していた。 ...続きを見る

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2009/03/22 00:11
佐久間闇子様の宣言
佐久間闇子 「アンタレス! 今日も良い天気だな。今日はビッグなニュースがあるぞ。今年度中に私の出演作が久々に掲載されるのだ。思えば2008年の8月末を最後に、私の出番は皆無だった。しかし、喜びたまえ、諸君。私は帰ってきた。帰ってきたのだ。」 ...続きを見る

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2009/01/01 21:41
佐久間闇子の極論コーナー
佐久間闇子 「世の中には2種類の人間がいる。私に逆らう愚か者と、私に従う愚か者だ。」 ...続きを見る

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2008/12/09 06:36
闇のセミナー(第三回)
佐久間闇子 「さあて、さて、このコーナーも相当の人気を博して参りました。みなさま、佐久間闇子、佐久間闇子、この世に私を超える者はない、佐久間闇子でございます。」 ...続きを見る

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2008/11/29 00:59
佐久間闇子と奇妙な授業 あとがき
ふう、終わった。実に電波でした。流石は佐久間といったところか。 おもいっきしネタまみれの小説でしたが、みなさん、どれくらい気付いたでしょうかね。 佐久間のアホっぷりに動揺して気付かなかった? よろしい、あなたは正常です(笑)。 もしも全てのネタを理解してたとしたら、人間としてヤヴァイ領域に突入しています。ああ、私が人間としてヤバイという意味ではないので、あしからず。 ...続きを見る

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2008/08/25 00:11
私立グルテン中学校 1年4組名簿
※五十音順 ...続きを見る

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2008/08/25 00:09
佐久間闇子と奇妙な授業(最終回)
「むっひっひ、むっひっひひっひ。」 佐久間は後ろ向きで歩いていた。その後に生徒たちがぞろぞろと付いてくる。 「先生、今からどこ行くんですか?」 メガネ男子の安藤(あんどう)が質問した。 「ああ、授業も終わったことだしな。これからヘビ女を退治しに行く。」 井上(いのうえ)の継母はヘビ女である。 「先生、ちゃんと覚えていてくれたんですね。わたし、てっきり先生は面倒くさいからスルーしたのかと思って、七代祟る勢いで恨んでました。わたしが間違ってたんですね。もう少しで先生をカッターナイフで切り... ...続きを見る

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2008/08/25 00:08
佐久間闇子と奇妙な授業(給食)
キーンコーンカーンコーン ゴーンキーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン ゴーンキーンカーンコーン ...続きを見る

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2008/08/24 00:10
佐久間闇子と奇妙な授業(5時限目・理科)[後編]
バラバラになったマグロは、スタッフたちの手によって運ばれていった。 「よーし、マグロの調理が行われている間、次いくぞ。金魚の観察をしよう。」 しかし金魚は見当たらない。 「あれ?」 そこへマッドサイエンティストの少女・曾根崎(そねざき)がツッコミを入れた。 「金魚は先生が食いはったんですよ。」 「そうだったか。仕方ないな。」 佐久間は不思議なダンスを踊って金魚を吐いた。金魚は既に消化されかかっていた。 「曾根崎さん、これ修復して。」 「・・無理。」 「そこを何とか。小林(こば... ...続きを見る

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2008/08/23 00:29
佐久間闇子と奇妙な授業(5時限目・理科)[中編]
「えー、生徒から強い反対意見がありましたので、プルサーマルは中止いたします。どこかの誰かと違って、私は生徒の意見を大事にしているのです。」 佐久間は盛大に鼻血を吹きながら、押しつけがましく演説した。 千石(せんごく)は佐久間の血に染まったリーゼントを、小林(こばやし)から100円で買った洗浄液で洗い流していた。この2人は仲がいいのである。 ...続きを見る

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2008/08/22 00:06
佐久間闇子と奇妙な授業(5時限目・理科)[前編]
佐久間は両手で顔を広げながら言った。 「さて、みんな。よく頑張ってくれた。あと1時間だけだ。それが終われば給食だ。私の授業から解放されるぞ。その後は放課後だ。」 生徒たちは歓声を上げた。 「ちなみに私が何故両手で顔を広げているのか説明しておこう。念のためにな。」 佐久間は両手を顔から離した。 「それは面白い顔を作り、生徒に恐怖を与えるためだ。理科の授業は恐怖まみれだからな。今の内に慣らしとこうというわけだ。名案だろう。」 そこでマッドサイエンティストの少年・小林(こばやし)が手を挙げ... ...続きを見る

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2008/08/21 00:29
佐久間闇子と奇妙な授業(4時限目・英語)[後編]
「須波(すなみ)さん、君はこのポエムが気に入らないのかね?」 佐久間は眉間にしわを寄せて言った。何故なら、目がかゆかったからである。 「怖っ。」 スキンヘッドの少女・須波は怯えすくみ上がった。 「変態的な顔で睨まないでくれるぅ?」 「くわっ!」 佐久間は恐ろしい形相で威嚇した。 「きゃああー!!」 「嫌ぁーっ!!」 「ぎょええー!!」 クラス中が大混乱に陥った。 どんがらがっしゃーん どんがらがっしゃーん どんがらがっしゃーん ...続きを見る

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2008/08/20 01:07
佐久間闇子と奇妙な授業(4時限目・英語)[中編]
佐久間は教科書を開いた。 「おい、みんなも教科書を開くんだ。私だけ開くなんて不公平だろうが。」 みんなが渋々教科書を開くと、佐久間は黒板に自作のポエムを書き始めた。 ...続きを見る

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2008/08/19 00:26
佐久間闇子と奇妙な授業(4時限目・英語)[前編]
「ハロウ・エブリワン!ハウ・アー・ユー?アイム・ファイン・サンキュー!」 佐久間が叫び声をあげると、次の瞬間にはチャイムが鳴った。 ...続きを見る

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2008/08/18 00:01
佐久間闇子と奇妙な授業(3時限目・社会)
キーンコーンカーンコーン ゴーンキーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン ゴーンキーンカーンコーン ...続きを見る

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2008/08/17 00:04
佐久間闇子と奇妙な授業(2時限目・国語)[後編]
佐久間はいきなり漢字クイズをやめてしまった。何故なら、やめたくなったからだ。 「よーし、いきなりだがフルーツバスケットをするぞー。文句は言わせん。」 すぐにクラス中の机が廊下に出され、1年4組の前の廊下は通れなくなった。校長先生が爆裂粉砕拳(ばくれつふんさいけん)で片っ端から壊したからいいようなものの、そうでなかったら机恐怖症の教頭先生が廊下を通ることが出来ないところであった。ちなみに教頭は今日は仮病で休んでいるが、それはどうでもいいことである。 ...続きを見る

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2008/08/16 00:03
佐久間闇子と奇妙な授業(2時限目・国語)[中編]
佐久間は授業を続けた。 植物が主人公の官能小説を読み終わった頃には、30分が過ぎていた。 「よーし、それでは漢字クイズをしようか。」 そこで風使いの少女・北島(きたじま)が立ち上がった。 「先生、わたしはまったく漢字がわからない感じなのですが。」 「ああ、心配するな。みんなもわからない感じだから。駄目でもともと、当たって砕けろ、今日のおやつはなんだろな。」 「ラム肉です。生の。」 「そうか、寄生虫に気をつけて食えよ。」 「もっちろん。」 ...続きを見る

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2008/08/15 00:23
佐久間闇子と奇妙な授業(2時限目・国語)[前編]
キーンコーンカーンコーン ゴーンキーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン ゴーンキーンカーンコーン ...続きを見る

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2008/08/14 00:08
佐久間闇子と奇妙な授業(1時限目・算数)[後編]
授業開始から10分が経過したが、メガネ男子の安藤(あんどう)は質問内容を思い出せなかった。 佐久間は自前の長い舌で安藤の顔を眼鏡ごとペロペロと舐めはじめた。 「おい、まだ思い出せないのか。もう10分経ったぞ。」 「ま、待って下さい。今、僕の中に神様が降臨中・・。」 「神は死んだ!!」 佐久間の突然の叫び声に、教室は静まりかえった。 ...続きを見る

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2008/08/13 00:12
佐久間闇子と奇妙な授業(1時限目・算数)[前編]
佐久間は黒板に話しかけた。何故なら、首がその方向を向いているからである。 「それでは、1時限目は算数だ。みんな、“くるしい算数”略して“くるさん”は持ってきたかなー。」 生徒たちは誰一人として“くるさん”を机の上に出さなかった。何故なら、彼らは中学生だからである。「算数」は小学生の教科で、中学生になったら「数学」になるのだ。 ...続きを見る

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2008/08/12 00:50
佐久間闇子と奇妙な授業(ホームルーム)
佐久間は黒板を見つめて自己紹介をした。 「もう知ってると思うが、私の名前は佐久間闇子(さくまやみこ)。英語で言うと、まい・ねいむ・いず・れふと・べあー・だあくねす、だ。」 生徒たちはまだ中学1年生になったばかりだったので、過半数が彼女の英語を聞き取れなかった。 ...続きを見る

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2008/08/11 00:43
佐久間闇子と奇妙な授業(プロローグ)
「むっひっひ、むっひっひっひ。」 少女は可愛く笑いながら道を歩いていた。もちろん後ろ向きで。 何故なら、そうしてみたかったからである。 ...続きを見る

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2008/08/10 00:50
引き続き佐久間闇子でお送りいたします
「圧縮」に引き続き、佐久間が16歳の頃の話をお送りいたします。「圧縮」と違って、今の佐久間の感じに近いのではないかと思います。 電波なキャラが多数を占めているので、読むときは異次元に迷い込まないように注意・・いやいや、そこまでひどくはないけどね。ソフト電波くらいのレベル。別に、“鼻血をすする男”とか出てこないから。 ...続きを見る

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2008/08/10 00:49
圧縮 あとがき
この話は、佐久間闇子シリーズの短編として考えていた4つのうちの1つです。 他の3つは・・実は構想だけあって、まだ書いてない。はい、遅筆ですから。 この当時、佐久間闇子は16歳。1998年です。ええ、今は26歳です。私が彼女の誕生日を忘れていたために拗ねてましたが、すずなさん、とちの木さん、きむらのほうしさん、表裏さんの応援によって復活したようです。どうも感謝してます。 それにしても佐久間の悪行は止まりませんね・・。復活したらしたで、また悪事を繰り返すでしょう。このいたいけなカップルから命を... ...続きを見る

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2008/08/09 00:36
圧縮 4
今日は一之のお見舞いには行けそうにない。会って顔を見たら、きっと泣き出してしまう。洗いざらいしゃべってしまうだろう。 帰り道、そして家に帰ってからも、わたしはずっと考え続けていた。突然の死の宣告と一条の光。 絶望と希望。 あまりに重い代償。 考えていくうちに、一之のことばかり頭に浮かんできた。幼い頃から今に至るまでの思い出の数々・・。 「・・・・・・。」 なんだ。 そうだったのか。 とっくに答は出ていたのだ。 ...続きを見る

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2008/08/09 00:34
圧縮 3
佐久間さんは眉をひそめて言った。 「支払う代償は金じゃない。・・君の寿命さ。」 「寿命・・?・・わたしの?」 「そう。君の寿命を削って、高瀬の寿命を延ばす。簡単だろう。望むなら君の残り寿命を教えてやってもいい。」 「・・・教えて下さい。」 ためらいはあったが、わたしはなるべく長く一之と一緒に生きていきたい。その為には自分の残り寿命を正確に知る必要がある。 「残り58年。今のままなら享年76歳。」 58÷2=29。 「じゃあ、29年を・・」 「あ、ちょっと待って。単純に君の寿命を... ...続きを見る

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2008/08/08 00:01
圧縮 2
屋上に来て、佐久間さんはようやくこちらを振り向いた。 その顔が思ってたより無表情だったので、ちょっと戸惑ってしまった。 「キバヤシさん。高瀬一之(たかせ・かずゆき)はもうすぐ死ぬ。」 唐突に言ったその言葉に、わたしは凍り付いた。 「-----!」 高瀬一之。 タカセ カズユキ。 わたしの中学時代からの恋人だ。一之とは幼馴染みで、思春期を迎えて互いの気持ちに気付き、まあ・・その、今に至るわけです。 一之は今、胃潰瘍で入院している。 「聞こえなかったか?」 佐久間さんの声に、わた... ...続きを見る

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2008/08/07 00:06
圧縮 1
佐久間闇子(さくまやみこ)という妙な名前のクラスメートのことは知っていた。180センチ以上はあるだろう背丈の活発な美人。入学したときから否応なく注目の的で、林(はやし)という上級生とよく一緒にいる。 彼女の性格は剛胆というか、乱暴というか・・。とにかくわたしには縁の無い人だと思っていた。 ...続きを見る

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2008/08/06 00:07
ちょっとだけ復活 佐久間闇子シリーズ
佐久間闇子 「アンタレス!」 ...続きを見る

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2008/08/06 00:04
佐久間と山田のけだるい日常 人気投票の結果発表!
キャラクターリストはこちら・・・http://3966-4001.at.webry.info/200712/article_31.html ...続きを見る

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2008/02/01 01:47
佐久間と山田のけだるい日常 第五十一話あとがき
これにて「佐久間と山田のけだるい日常」の連載は終了します。中途半端な話数で感じの悪い内容で終わっていますが、それはそれでこの作品らしい気もします。読者の皆さん、約半年間の応援ありがとうございました。 ...続きを見る

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2008/01/02 20:09
佐久間と山田のけだるい日常 第五十一話 〜新年〜
「うっげー、おえええええっ!」 2002年の第一日目から、佐久間闇子は凄まじい勢いでゲロを吐いていた。 「ぶばばばばば!」 凄い匂いの液体が部屋中に飛び散る。 「ばおっ、ばおっ、ばおおっ!」 ...続きを見る

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2008/01/01 11:57
佐久間と山田のけだるい日常 第五十話 〜大晦〜
2001年12月31日。 佐久間闇子と山田太郎はこたつに入ってみかんを食べていた。 ...続きを見る

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2007/12/31 23:31
佐久間と山田のけだるい日常 人気投票
もうすぐ『佐久間と山田のけだるい日常』は一旦終了します。というわけで、キャラクターの人気投票をしたいと思います。一人5票入れることが出来ますが、票は10分の1票まで分割してもらってかまいません。 あと、不人気投票も行います。こちらは一人3票です。人気投票・不人気投票、どちらか一つだけでも結構です。 締め切りは2008年1月31日としておきます。この記事のコメント欄にコメントしてください。 ...続きを見る

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2007/12/30 17:45
佐久間と山田のけだるい日常 第四十九話 〜妊娠〜(後編)
そのとき、Q介に異変が起こった。 「う、うぷっ。」 「どーしたQ介。血の匂いにむせたか。」 それには答えずダッシュで洗面所へ行ってゲロゲロ吐いた。 「ごぼぼっ、ぼごごぼっ!ぺっぺっ。」 うがいをしてQ介は荒く息をした。 「はあ、はあ、ぜいぜい。」 その横で闇子は血まみれでもがいていた。 「だ、誰か医者を呼んでくれ・・・。」 山田は溜息をつきながら電話をかけた。 ...続きを見る

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2007/12/28 01:06
佐久間と山田のけだるい日常 第四十九話 〜妊娠〜(前編)
「妊娠したの?!闇子ちゃん!」 2001年末。佐久間闇子と山田太郎の家に闇子の遠縁の佐久間Q介がやって来ていた。闇子に呼ばれたのだ。 ...続きを見る

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2007/12/27 22:55
佐久間と山田のけだるい日常 第四十八話あとがき
佐久間闇子 「くそっ、あと一歩だったのに・・・!」 ...続きを見る

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2007/12/26 22:53
佐久間と山田のけだるい日常 第四十八話 〜X日〜(後編)
佐久間の唇が山田の唇めがけて迫ってくる。 「んー、実力行使、んー★」 プシュー 山田の口から紫色の煙が吹き出した。 佐久間はその煙をモロに浴びた。 「ゴファ?!」 佐久間は思わず顔を背け、力を抜いた。 (今だ!) 「つおりゃーー!」 山田は渾身の力を込めて両手両足を大の字に広げて佐久間をはじき飛ばした。 「くっ!」 佐久間は素早く体勢を立て直したが、そこに山田の拳骨が飛んできた。 ボゴッ 佐久間の顔面に命中! 彼女の鼻骨が砕け、鼻血が飛ぶ。 「ぶぶっ、ごほっ、やりや... ...続きを見る

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2007/12/25 00:01
佐久間と山田のけだるい日常 第四十八話 〜X日〜(前編)
暗がりの中で一組の男女がクリスマスケーキを前にして歌っていた。 「「ドゥース・・ニュイ・・ヴェール・・ニュイ・・トゥ・・サンドフ・・プリュ・・ドゥ・・・・」」 日本では「きよしこの夜」の名で有名なあの歌のフランス語版だ。 女の方は佐久間闇子。黒く美しい髪と面長の端整な顔立ち、豊満な胸とくびれた腰、スラリと伸びた脚、そして底知れぬ暗黒のドブ色の瞳を持つ。 男の方は山田太郎。雑に刈り上げた頭がそのごつい顔と体に似合い、ストイックな雰囲気、たくましい腕と足、そして鋭い眼光を持つ。 ...続きを見る

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2007/12/24 23:58
佐久間と山田のけだるい日常 第四十七話あとがき
佐久間闇子 「おっかしいんだよなあー?」 ...続きを見る

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2007/12/15 21:10
佐久間と山田のけだるい日常 第四十七話 〜誘惑〜
「ブワーックションッ!ううっ、寒みィ〜〜。」 佐久間闇子は冬だというのに上半身下着姿で山田太郎と食事をしていた。 「・・寒いんなら服着ろよ。まったく、何だってそんな格好をしてるんだか。」 山田はあきれて溜息をついた。 「馬鹿者!お前を誘惑しとるのだ!」 佐久間は山田に向かってびしっと指さした。 「・・・馬鹿はお前だ。」 山田は佐久間と目を合わさないようにして食事を続けた。 「何だと?!だいたい山田、前から思ってたんだけどさ、お前、何で私を襲わないんだ?若い男というものは性欲の塊の... ...続きを見る

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2007/12/14 18:23
佐久間と山田のけだるい日常 第四十六話 〜球根〜
寒さも増した2001年12月。 佐久間闇子はチューリップの球根を30個買ってきた。 「何を企んでる。」 山田太郎は厳しい視線で佐久間を問いただした。 「何を企んでるって・・・やだなあ、たまには美しい花でも見て心をきれいにしようと・・。」 「嘘だ、絶対嘘だ。」 山田はびしっと佐久間を指さした。 「お前は何だ?ようく思い出せ!心のねじくれた闇の帝王!犯罪を日常的に行う悪党!社会の害虫!そんなお前が花を愛でて心を洗うだと?!断じて許さん!!」 「断じて許さんって、お前なあ・・。」 佐... ...続きを見る

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2007/12/13 00:56
佐久間と山田のけだるい日常 第四十五話あとがき
アッキー 「佐久間さん、あなたは馬鹿です。」 ...続きを見る

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2007/12/12 17:15
佐久間と山田のけだるい日常 第四十五話 〜求婚〜
「山田君、君の精子をくれないか?」 佐久間闇子は何の前置きもなしに言った。 「何の冗談だ。」 山田太郎は読んでいる古新聞から目をそらさずに言った。 「わかんないかなー、プロポーズだよ。」 「は?」 「いやー、我々も、もうそろそろ7年になる付き合いだし、そろそろ結婚を考えてもいいかと。」 「・・何を世迷い言を・・・。お前と恋人として付き合ったことは1秒たりとも無いぞ。」 「なっ?!騙してたのね!チョベリバ!」 佐久間は急に声色と言葉遣いを変えた。 「誰だよてめーは・・・。」 ... ...続きを見る

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2007/12/11 22:46
佐久間と山田のけだるい日常 第四十四話 〜破滅〜
前世は闇の怪物だった佐久間闇子は、様々な要素で常人の倍の早さで肉体が成長する。それ故に、見た目はともかく中身は既に40歳近い。 ...続きを見る

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2007/12/10 21:57
佐久間と山田のけだるい日常 第四十三話 〜伏字〜
「大変だ、山田!」 佐久間が鬼気迫る形相で山田に詰め寄った。 「どうした佐久間?!」 「コン○ームがなくなった!買ってこい!」 「は?」 「コン○ームだよ、コン○ーム!何度も言わせんな!」 「・・・自分で買え。」 「今ゲリしてんだよ!・・・うっ!」 佐久間はトイレに駆け込んだ。 「・・・やれやれ、仕方ないな。」 ...続きを見る

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2007/12/08 01:37
佐久間と山田のけだるい日常 第四十一話・四十二話あとがき
アッキー 「佐久間さんが今でも付き合いを続けている血縁はKQ親子だけなんですよね。」 ...続きを見る

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2007/12/07 00:38
佐久間と山田のけだるい日常 第四十二話 〜K介〜(後編)
「ところでQ介。何でここに来た?」 「やだなあ闇子ちゃん。船で来たに決まってるじゃない。」 「・・ベタなギャグだな。理由を訊いてるんだ。」 「あー、理由ね。もちろん金稼ぎに。闇子ちゃんなら短時間で大金が入る仕事知ってるでショ。」 Q介は目を見開いて闇子を見た。 「まあね。・・でも、わかってると思うけど、当然それなりのリスクがある。ハイリスク・ハイリターンだな。」 「パイリスク・パイリターンだったら嬉しいのになあ。」 「・・・。」 ...続きを見る

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2007/12/06 07:25
佐久間と山田のけだるい日常 第四十二話 〜K介〜(中編)
食事をしながら話を聞くと、あちこちの国で大量の借金をして命を狙われているという。 「元はといえば、出産のせいで病気になった妻のためにちゃんとした医療を受けさせてあげたいと思いまして・・。でも、貧しい私達にはとても無理なことでした。正規の金貸しからはみんな断られて・・。それで闇金に手を出しました。・・あとはもう坂を転がるようにして・・・」 景介は深い溜息をついた。 「それでも結局妻は死んでしまい、男一人、この子を育てました。・・・途中で何度か首でも括ろうかと思いましたよ、本当に・・。そもそも... ...続きを見る

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2007/12/05 10:21
佐久間と山田のけだるい日常 第四十二話 〜K介〜(前編)
前世は闇のモンスターにして今は人間の佐久間闇子は、やはり前世からの付き合いである山田太郎と共に暮らしていた。そこへある日、佐久間の血縁だという父娘が現れた。佐久間景介とその娘Q介。Q介はおっぱいが大好きで、自称「おっぱいマスター」を気取っている。 ...続きを見る

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2007/12/04 22:19
佐久間と山田のけだるい日常 第四十一話 〜Q介〜(後編)
「山田さん、あなたの乳首の色は何色ですか?」 「は?」 突然わけのわからない質問をされて山田は面食らった。 「乳首だよ、チ・ク・ビ。」 Q介はにっこりと笑って言った。 「・・・・・。」 (やはり佐久間の一族だ・・。) 山田はため息をついた。 「はやく乳首を見せるんだ。・・大丈夫、やらしい目的じゃない。私はおっぱいマスターなんだ。」 「・・・何じゃそりゃ・・。」 山田はツッコむのにも疲れを隠せない。 「ふふふふふふふ、知らぬなら教えてあげよう。おっぱいのすばらしさを・・。」 ... ...続きを見る

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2007/12/02 11:27
佐久間と山田のけだるい日常 第四十一話 〜Q介〜(中編)
「Q介!」 景介が叫ぶと、倒れていた人間はむっくりと起きあがった。そして首を一回おおきくぐるんと回して景介の方を見た。 「オヤジ!」 それは女の声だった。 「ええっ、Q介って、女?」 山田は驚いた。 「そうだよ、K介の娘でQ介。私そっくりだろ?」 確かにQ介は闇子によく似ていた。腰まで伸びた黒髪、整った顔立ち、豊満な胸、いやらしく括れた腰、おそろいの黒いシャツと青のジーンズ。背丈は闇子の方が10センチくらい高いが、それを除けば外見的にはそっくりであった。 「オヤジ、無事だったんだ... ...続きを見る

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2007/12/01 07:10
佐久間と山田のけだるい日常 第四十一話 〜Q介〜(前編)
佐久間闇子は唐突に言い出した。 「ああ、そうだ、今日あたりQ介(キューすけ)のやつが来るってさ。」 「はあ?誰だ、そのキュースケってのは。」 山田が訝しげな顔をする。 「佐久間Q介。私の血縁さ。九親等だから法律上は親戚じゃないがね。」 「へえー、お前に親戚ねえ。」 ...続きを見る

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2007/11/30 17:58
佐久間と山田のけだるい日常 第四十話 〜眼鏡〜
佐久間闇子が目を覚ましたときには、既に気絶してから丸一日が経っていた。彼女は目の焦点を合わせると、大きな生あくびをして一息ついた。 「山田のヤロウ・・・」 佐久間は陰鬱な目つきで右手の異次元ポケットから黒いケースを取り出した。 ...続きを見る

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2007/11/29 16:13
佐久間と山田のけだるい日常 第三十九話 〜帰宅〜
様々な闇の力を持つ女佐久間闇子は車に撥ねられて入院していたが、とっとと傷を治して退院した。そして、数日ぶりに家に戻るとそこには山田太郎の姿があった。 ...続きを見る

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2007/11/28 22:08
佐久間と山田のけだるい日常 第三十八話あとがき
佐久間闇子 「今回は私の使い魔が出てきたな。というわけでそれについて説明しよう。」 ...続きを見る

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2007/11/26 16:35
佐久間と山田のけだるい日常 第三十八話 〜奇襲〜(後編)
怪しい二人組は佐久間のいる404号室へ入ると、その中の患者達を一人一人チェックしていった。 「んぐあ・・・ああ・・・・ごおお・・・・。」 佐久間が涎を垂らし、いびきをかきながら眠っていた。 二人は顔を見合わせて頷くと、腰の剣を抜いて佐久間の体めがけて布団ごと突き刺した。 ブスッ ブスッ だが、その寸前に佐久間の姿は消えていた。 「「?!!」」 二人が驚いてると、後ろから声がした。 「何だ、お前ら。」 佐久間が下着姿で立っていた。 「く。」 二人のうち一人が低く声を発して佐... ...続きを見る

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2007/11/25 20:09
佐久間と山田のけだるい日常 第三十八話 〜奇襲〜(前編)
見かけが美しくなればなる程心の中はドス黒くなる不良少女佐久間闇子19歳は、暴走車に撥ねられて入院していた。彼女はその10代とは思えない美貌と色香で病院のちょっとした話題になっていた。 ...続きを見る

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2007/11/24 21:29
佐久間と山田のけだるい日常 第三十七話あとがき
アッキー 「えーと、浮気ですね?」 ...続きを見る

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2007/11/23 19:48
佐久間と山田のけだるい日常 第三十七話 〜姉御〜
前世は不死身の(と言っても死んだが)闇の怪物である佐久間闇子も今は人間である。車に撥ねられれば怪我もする。 入院していた彼女は魔力や霊力などを総動員して1日で殆ど傷を回復した。 ...続きを見る

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2007/11/22 22:32
佐久間と山田のけだるい日常 第三十六話あとがき
アッキー 「佐久間さん、あなたはひどい人だ。」 ...続きを見る

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2007/11/21 15:17
佐久間と山田のけだるい日常 第三十六話 〜化物〜
見た目は美しく中身は醜い女佐久間闇子は様々な闇の力を持つ。そのせいで普通の人間には無い能力や性質を備えているのだが、その性質の一つに「十一の目」がある。これらはいつもは二つしか開いておらず、残りの九つはぴったりと閉じて見えなくなっている。 ...続きを見る

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2007/11/20 23:44
佐久間と山田のけだるい日常 第三十五話あとがき
アッキー 「山田さんが不在で、新キャラが出張ってきてますね。この二人は再登場する予定です。」 ...続きを見る

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2007/11/18 23:54
佐久間と山田のけだるい日常 第三十五話 〜責任〜
見かけ(だけ)は美しく、醜悪で病んだ精神(しかも精神病ではないから始末が悪い)を持つ女佐久間闇子は町に散歩に出かけた。 ...続きを見る

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2007/11/17 20:46
佐久間と山田のけだるい日常 第三十四話あとがき
アッキー 「この話に出てくる咲馬権蔵は佐久間の遠い親戚です。」 ...続きを見る

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2007/11/16 17:38
佐久間と山田のけだるい日常 第三十四話 〜蘇生〜(後編)
「この写真が何か・・・?」 覚は不安そうに佐久間を見た。 「いや、見事なチラリズムだと思ってな。」 写真の少年は雑に着こなしたユニフォームの隙間から脇や腰を覗かせていた。 「あなたもそう思いますか!」 覚は喜んで跳び上がった。 「いやー、佐久間さん。あなたは実に話がわかる。そうです、重要なのはチラリズム、そして“萌え”ですよ。さあ、善は急げだ。権蔵のところに案内します。」 ...続きを見る

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2007/11/15 20:15
佐久間と山田のけだるい日常 第三十四話 〜蘇生〜(前編)
妖艶なる美貌と均整の取れた体を持つ腹黒い女佐久間闇子。彼女は亜々細大学の文化祭に行ってたが、猛烈な腹下しによって離脱して家に帰った。彼女と共に文化祭に行った山田太郎は黒服の集団に拉致されて行方不明になっていた。 ...続きを見る

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2007/11/14 21:59
佐久間と山田のけだるい日常 第三十三話あとがき
アッキー 「えー、これにて文化祭編は終了です。」 ...続きを見る

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2007/11/13 23:39
佐久間と山田のけだるい日常 第三十三話 〜鰻重〜
佐久間闇子と山田太郎は亜々細大学の文化祭にやって来ていた。そこで彼らは佐久間の高校のときの先輩である林奈々と共にあれこれ見てまわっていた。途中、山田は黒服の集団に拉致されて行方不明となり、残る二人で学内を巡っていた。 ...続きを見る

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2007/11/13 23:17
佐久間と山田のけだるい日常 第三十二話あとがき
佐久間闇子 「これが私の中級第8の目“淫目(モーバー)”の力だ。凄いだろう。」 ...続きを見る

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2007/11/10 22:54
佐久間と山田のけだるい日常 第三十二話 淫目(R14くらい)
佐久間闇子と山田太郎は亜々細大学の文化祭にやって来ていた。彼らはそこで佐久間の高校のときの先輩である林奈々と共にあれこれ見てまわっていた。 途中、山田は黒服の集団に拉致されて行方不明となり、奈々と佐久間の二人で行動することになった。 ...続きを見る

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2007/11/09 23:06
佐久間と山田のけだるい日常 第三十一話あとがき
アッキー 「悪行の限りを尽くしてますね。しかもまだ氷山の一角に過ぎないとか。」 ...続きを見る

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2007/11/08 22:33
佐久間と山田のけだるい日常 第三十一話 〜主張〜
佐久間闇子と山田太郎は亜々細大学の文化祭にやって来ていた。彼らはそこで、佐久間の高校時代の先輩である林奈々と共にあれこれ見てまわっていた。 ...続きを見る

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2007/11/07 21:46
佐久間と山田のけだるい日常 第三十話あとがき
アッキー 「なんなんですか、この大学は。」 ...続きを見る

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2007/11/02 23:26
佐久間と山田のけだるい日常 第三十話 〜血祭〜
「今日から11月だな、山田。」 「ああ。」 「11月のイベントといえば文化祭だ。というわけで文化祭へ行こう。」 ...続きを見る

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2007/11/01 20:28
闇のセミナー(第二回)
佐久間闇子 「大人気感謝御礼!ますますヒートアップしてきた闇のセミナー、今回も超絶華麗なこの私佐久間闇子がお送りいたします。」 ...続きを見る

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2007/10/25 20:48
佐久間と山田のけだるい日常 第二十九話 〜鬼音〜
容姿端麗・品性下劣・多芸多趣味・暗黒邪神。これらの形容は全て佐久間闇子という一人の人間に対してなされたものである。 そして、彼女と共に暮らすのは山田太郎。がっしりした体つきと温厚そうな表情。少なくとも佐久間よりはまともな人間だ。 ...続きを見る

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2007/10/23 22:04
佐久間と山田のけだるい日常 第二十八話 〜洗濯〜
佐久間と山田の家にはゴミ置き場から拾ってきた洗濯機がある。元は白色だが、あちこちにカビや黄ばみ等がこびりついている。 今日は月に一度の洗濯の日である。 「うーん、何かこう、“手を入れてはいけません”って書いてあると手を入れたくなるんだよねェ。」 「やめろ佐久間。」 「一度やってみたかったんだー、えいっ。」 ヴォオオオオオ・・オ・・オ・・・・オ・・・・・・・ン・・・・・・ 「・・・・・・・お、止まりおった。」 「馬鹿かてめーは!どーすんだ今日の洗濯。」 「大丈夫だ。私に任せろ。」 ... ...続きを見る

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2007/10/22 22:31
佐久間と山田のけだるい日常 第二十七話 〜改造〜
闇の力を持つ邪悪なる美女佐久間闇子は、自らの体の形をある程度変える能力・・・整体能力を持っている。彼女の整ったプロポーションはこの能力と日々の鍛錬によって維持されている。 そんな佐久間の噂を聞きつけてやってくる人々は後を絶たない。今日もハイティーンの小柄な女の子がやって来た。 ...続きを見る

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2007/10/20 06:45
佐久間と山田のけだるい日常 第二十六話あとがき
佐久間が私を睨んでくる。 ...続きを見る

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2007/10/19 22:43
佐久間と山田のけだるい日常 第二十六話 〜同調〜(後編)
「もしや、ロバートのせいか?」 「まさか。こんなに早く蘇ってくるはずが・・・。」 かつてカリンに乗り移って佐久間たちと戦った妖術使いの悪霊ロバート・スミス。彼は佐久間によって無間地獄に叩き落されたはずであった。 「ロバートの仕業だとしたら、厄介だな。・・・ちょっと実験するか。」 「実験?」 「そう。私の感じたことをカリンは感じている。その逆はどうだ。」 「なるほど。で、どうやって確かめる?」 「・・・ちょっと骨でも折ってみるか。」 佐久間はカリンの腕を摑んだ。 「... ...続きを見る

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2007/10/18 20:33
佐久間と山田のけだるい日常 第二十六話 〜同調〜(前編)
前世が闇の怪物であり今も闇の力の一端を担う邪悪な美女佐久間闇子と、前世からのくされ縁で一緒に暮らしている男山田太郎。10月も半ばを過ぎ、夏の気配も消え去った頃、またもや彼らは奇っ怪な現象に巻き込まれることになる。 ...続きを見る

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2007/10/17 23:50
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話あとがき
アッキー 「えー、第二十三話から数えて11回にわたって連載したこのシリーズも、ようやく完結となりました。かなりアドリブ的に加筆・訂正をしたので、読者だけでなく作者もハラハラしてました。」 ...続きを見る

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2007/10/14 23:21
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話 〜結界〜(七、ふるさとへ・・・)
人々は逃げまどい、術者たちは腹痛で動けない。佐久間と山田、頼みの綱はこの二人だけだった。 ...続きを見る

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2007/10/13 23:34
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話 〜結界〜(六、赤い髪の女)
「結界破りの術者は・・・お前だ!」 佐久間が指差した方向にいたのはカグヤであった。 「ち、違うわ佐久間さん!カグヤさんは私と山田さんを助けてくれたのよ!犯人ならそんなことするはず・・・」 カリンが懸命に叫んだが、佐久間はそれを遮った。 「何を勘違いしとるか知らんがな・・・、私の指差してるのはその後ろのお前だよ、クリーム!」 「!!?」 「何ィ?!」 「馬鹿な!!」 一同にどよめきが走る。 「私が亜空間で見た映像は未来のもんじゃない!“実現しなかった過去”のものだ!そして今は白い... ...続きを見る

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2007/10/12 16:59
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話 〜結界〜(五、決壊)
「何事だ!?」 一同が外に出ると、結界が大きく破れてるのが見えた。そしてそこから大量のモンスター達が町へ侵入していた。 その中でも強力なのが3体。ヘルメットのような胴体に長剣のような爪が3つある手が2本生えた「ギラドルート」。ぐにゃぐにゃとしたまとまりの無い体に大きなへそのある「ギラスワート」。そして、3体の中でも最も強力であろう、巨大な雪だるまのモンスター「ゼイワルマ」。 「馬鹿な・・・。」 勝てるわけがない。山田はそう思った。ギラドルートやギラスワートでさえ、佐久間が相打ちしたキウス... ...続きを見る

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2007/10/11 15:43
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話 〜結界〜(四、術者6名)
山田の告発によって、事態は急展開を迎えた。すぐさま現結界師2人を含め、この町の術者全員が先代の結界師であるワンとクリームの家に集まった。 現在の結界師はオレンとカグヤ。オレンは橙色の髪をした美青年。そしてその隣にいるのが日に映える赤い髪をした美女カグヤ。それから、その2人の娘ピンク。彼女はまだ髪もほとんど生えていない。僅かに桃色の産毛がうっすらと見える。そして、カグヤの弟レッド。ワンとクリームを入れて6人。この6人がこの“赤の町”の術者である。 ...続きを見る

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2007/10/10 23:55
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話 〜結界〜(三、佐久間の残したもの)
佐久間闇子は時空の狭間へ消えてしまった。残された山田太郎と稲山果鈴の運命は・・・? ...続きを見る

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2007/10/09 07:46
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話 〜結界〜(二、佐久間VSキウス)
佐久間は窓から外を見た。そこに一体のモンスターがいた。 「あれは、“キウス”か!」 モンスターは巨大なゆで卵のような色と形状をしており、有るのか無いのかわからないような小さな目と口が黒ゴマのようにくっついていた。 「せ、戦士たちが・・・。」 町の守備兵たちは、宙に浮くキウスから発せられる黒い煙を浴びて次々と倒れていった。ワンはそれを見て呆然としていた。 「ちっ・・・並みの人間じゃあキウスには勝てまい・・・。私らの出番か。」 佐久間はいつになく真剣な顔で外を睨んだ。 ...続きを見る

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2007/10/07 19:07
佐久間と山田のけだるい日常 第二十五話 〜結界〜(一、結界の町)
前世は闇の怪物佐久間闇子とその相棒山田太郎は、助けた女性稲山果鈴と共に異世界へやってきていた・・・。 ...続きを見る

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2007/10/06 03:54
佐久間と山田のけだるい日常 第二十四話 〜異界〜(後編)
突然現れた3人。野次馬たちは口々に不思議がった。 「・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」 佐久間と山田は黙して様子を窺った。 次第に山田は女を抱えている腕が重くなってきた。そんなとき、彼女が意識を取り戻した。 「う、ううん・・・?」 彼女は目覚めて、自分が見知らぬ風景の中で見知らぬ男の腕に抱かれているのがわかって驚愕した。 「きゃ、きゃああっ?!」 彼女は叫ぶと共に山田の腕の中で暴れて、山田は思わず彼女を落としてしまった。 ゴンッ 彼女はしこたま頭を打った... ...続きを見る

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2007/10/05 03:52
佐久間と山田のけだるい日常 第二十四話 〜異界〜(前編)
恐るべき闇の邪悪な美女佐久間闇子とその前世からのパートナー山田太郎は、悪霊ロバートに憑依されていた女性と共に異空間に閉じ込められていた・・・ ...続きを見る

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2007/10/04 20:57
佐久間と山田のけだるい日常 第二十三話 〜憑依〜(後編)
怪しげな女に連れられて、佐久間と山田はいつしか人気の無い原っぱにやって着ていた。 「く、くくっ・・・。」 女が笑い出した。 「くくく、はっはっはっは、罠にかかったな。」 「・・・ふん、やはり貴様か、ロバート。」 「何ッ、気づいていたのか?!」 「当たり前だろ。この私を誰だと思っているんだ?“廃棄物28号”佐久間闇子様だぞ?」 「むう・・・・・・・。まあいい、はああああっ!!」 ロバートの憑依した女が叫ぶと、周りの空間が歪み、闇に包まれていった。 デュオオオオオオ・・・・・・・・... ...続きを見る

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2007/10/03 17:57
佐久間と山田のけだるい日常 第二十三話 〜憑依〜(前編)
闇の力を持つ邪悪な美女佐久間闇子とその前世からの相棒山田太郎。 彼らと都合四度対決したロバート・スミスという妖術師が存在した。一度目は戦闘を行うことなくロバートの勝ち逃げのようなものであった。二度目はロバートが究極奥義を繰り出そうとしたとき佐久間の“百鬼崩壊”という技によってミンチにされて死亡。三度目は幽霊となって再来したが、またしても佐久間によって地獄へ落とされる。四度目はゾンビとなって挑み善戦するも、聖なる力で体を崩され敗北する。 そして五度目。秋も深まった10月にまたしても戦いは始まる... ...続きを見る

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2007/10/02 18:13
佐久間と山田のけだるい日常 第二十二話あとがき
アッキー 「腐ったものは食ってはいけませんよ。」 ...続きを見る

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2007/09/25 20:17
佐久間と山田のけだるい日常 第二十二話 〜腐敗〜
倹約精神が旺盛な佐久間闇子は、ゴミ置き場から冷蔵庫を拾って修理して使っていた。 ...続きを見る

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2007/09/24 21:42
佐久間と山田のけだるい日常 第二十一話あとがき
アッキー 「この話はインターバルで書いたんですが、実はこの次に予定してた話が10月の設定なんですよねー。」 ...続きを見る

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2007/09/22 16:33
佐久間と山田のけだるい日常 第二十一話 〜夕食〜
佐久間闇子はカレーを作った。 「よし、出来た。味見味見。」 佐久間はなべに直接口をつけた。 「あぢっ。」 唇に火傷を負った。 「ふー、ペロペロ(唇をなめている)。ん?右手が熱い?」 なんと佐久間は右手をカレー鍋の中に突っ込んでいた。 「あぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃぢゃーーーーーーーっっっ!!?」 彼女は思わず右手をブンブンと振り回した。カレールーが床に飛び散った。 ...続きを見る

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2007/09/21 04:06
佐久間と山田のけだるい日常 第二十話あとがき
佐久間闇子 「おい貴様。」 ...続きを見る

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2007/09/20 09:10
佐久間と山田のけだるい日常 第二十話 〜対決〜(後編)
少年の凶弾に倒れた佐久間闇子。 ...続きを見る

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2007/09/20 00:44
佐久間と山田のけだるい日常 第二十話 〜対決〜(中編)
秋のポカポカした陽気の中、佐久間闇子と15人の少年たちは対峙した。15人の少年たちは臨戦態勢で距離をとった。佐久間は邪悪と愉悦と優越とが混じったような余裕綽々の様子で少年たちを眺めていた。 「みんな・・・こいつが佐久間闇子だよ。気をつけて。」 ミノルの声に、少年たちは99パーセントが100パーセントの確信になった。目の前にいるいかにも悪そうな女は間違いなく標的の佐久間闇子なのだ。 ...続きを見る

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2007/09/18 23:00
佐久間と山田のけだるい日常 第二十話 〜対決〜(前編)
それは恐るべき光景だった。轟音。火炎。その中で男と女と化け物が戦っていた。化け物は切り刻まれても粉々になっても再生した。 まばゆい光とともに化け物は溶けて崩れていった。でも僕にはそれを見つめていた女の方がもっと邪悪な存在に見えた・・・。 ...続きを見る

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2007/09/17 21:13
佐久間と山田のけだるい日常 第十九話あとがき
佐久間闇子 「それで、ロバートはまた復活するのか?6年も前のことなんで忘れちまったよ。」 ...続きを見る

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2007/09/15 03:26
佐久間と山田のけだるい日常 第十九話 〜逆襲〜
「オオオオオ・・・・・・・我は復活シタ・・・・・・・・・・まずはサクーマを血祭りだ・・・・・・・そして・・・・・」 ...続きを見る

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2007/09/14 23:32
佐久間と山田のけだるい日常 第十八話あとがき
アッキー 「久々に汚い話になったなあ。」 ...続きを見る

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2007/09/12 06:54
佐久間と山田のけだるい日常 第十八話 〜小便〜
佐久間闇子。前世のモンスターであった頃は闇世界一の力と知恵の持ち主と言われていた彼女も、いまや単なる馬鹿であると専らの評判である。数日前には“ウホッ、男だらけの水泳大会”という企画を強引に遂行しようとして失敗していた。そこにはかつての威厳を持った闇の帝王の面影は無い。 山田太郎はそんな佐久間を見てると、これがかつて自分を恐怖せしめた存在の人格を引き継いでいるのかどうか、怪しく思えてくるのだった。 ...続きを見る

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2007/09/11 23:00
佐久間と山田のけだるい日常 第十七話あとがき
アッキー 「そういえば最近はちょっとだけ涼しくなりましたね。暑いことは暑いけど。」 ...続きを見る

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2007/09/09 20:06
佐久間と山田のけだるい日常 第十七話 〜水泳〜
9月。 「ふーっ、まだまだ暑いな。」 闇の怪物から人間へ転生した女佐久間闇子は、また何やら思いついたようだ。 「というわけでだ。“ウホッ、男だらけの水泳大会”をやろうではないか。」 「はあ?!」 鉄の怪物から人間へ転生した男山田太郎はいきなりそんなことを言われて顔をしかめた。 「ほら、“ドキッ、女だらけの水泳大会”ってあるじゃん。それだったら“ウホッ、男だらけの水泳大会”ってものやらないと。」 「却下。・・てか、“ウホッ”って何だよ。」 「はあ?!何で?!!何で男だらけの水泳大会... ...続きを見る

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2007/09/08 03:34
佐久間と山田のけだるい日常 第十六話あとがき
佐久間闇子 「まったく、また復活するのか。どこのテーガンか。」 ...続きを見る

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2007/09/08 02:37
佐久間と山田のけだるい日常 第十六話 〜血液〜
佐久間闇子は、数日前に一人の男をミンチにした。肉片は片付けたが、飛散した血は残った。それはすぐに発見され、警察が捜査を開始していた。 ...続きを見る

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2007/09/06 16:33
佐久間と山田のけだるい日常 第十五話あとがき
アッキー 「ちなみに田山花子の誕生日は8月30日です。」 ...続きを見る

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2007/09/03 16:18
佐久間と山田のけだるい日常 第十五話 〜幽霊〜
(・・・・復讐だ・・・・・呪ってやる・・・・・・・・呪ってやる・・・・・・・・・・・・) 地の底から、誰かがうめくように呟いていた・・・・・。 ...続きを見る

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2007/09/02 21:31
佐久間と山田のけだるい日常 第十四話あとがき
アッキー 「ううむ、同姓同名の有名人がいたとはね。」 ...続きを見る

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2007/09/01 03:05
佐久間と山田のけだるい日常 第十四話 〜崩壊〜
暗黒の精神を持つ美女佐久間闇子と、鉄の意志を持つ屈強な男山田太郎。彼らは前世がモンスターであったため、超常能力を持っている。そして、彼ら以外にも超常能力を持っている人間が現れた。 その一人目がロバート・スミス。鈴木葉子にフラれて逆恨みし、復讐のために妖術を学んだ。普通ならば人間に妖術など習得できるわけがない。彼の師とは何者なのだろうか。 二人目は田山花子。一通り魔術書を読んだだけで高等魔法を使いこなした。彼女の両親もなんとなく変だ。ロバート以上の謎とも言える。 ...続きを見る

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2007/08/29 18:28
佐久間と山田のけだるい日常 第十三話あとがき
佐久間闇子 「この話は前後編に分けたほうがよくなかったかね。」 ...続きを見る

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2007/08/28 19:57
佐久間と山田のけだるい日常 第十三話 〜ゴキ〜
「助けてください!」 彼女の第一声はそれであった。 ...続きを見る

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2007/08/27 23:00
佐久間と山田のけだるい日常 第十二話あとがき
八武死根也(やぶしねや) 「今回は私という新キャラが登場しましたぞ。私は言わば準レギュラーですからな。覚えておいて損はないですぞ。」 ...続きを見る

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2007/08/25 18:06
佐久間と山田のけだるい日常 第十二話 〜靴下〜
闇の力を持つ悪女佐久間闇子と鉄の力を持つ男山田太郎は、私立保健所となんでも屋を経営している。 散歩から帰ってきた二人は、丁度一人の女性が家に訪ねてきたところに出くわした。年の頃は30代後半といったところだろう。深刻な悩みでもあるかのように、憂いのある表情をしていた。 「そこのマダム、うちに何か御用ですか?」 「・・・ああ、あなた方が佐久間さんと山田さんですね。わたくし、田山葉子(たやまようこ)と申します。先日お世話になりました、田山花子の母でございます。今日はお礼に参りました。」 葉子は... ...続きを見る

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2007/08/24 15:52
佐久間と山田のけだるい日常 第十一話あとがき
佐久間闇子 「ふふーん、今回の話はなかなか好評のようだ。表裏さんは驚愕してくれたし、Hippiiさんからは“きわめて興味深い”と賛辞をいただいた。」 ...続きを見る

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2007/08/23 20:46
佐久間と山田のけだるい日常 第十一話 〜蜚虫廉〜
闇の頭脳を持つ女佐久間闇子と、鉄のごとき肉体を持つ男山田太郎は、私立保健所を経営する傍ら、“なんでも屋”を副業として持っている。 今回はそこに一人の少女がやってきた。まだあどけなさの残る12,3歳くらいの少女。名前は田山花子(たやまはなこ)。 「お願いです、助けてください!」 彼女の話では、家にゴキブリが大量発生して始末に負えないとのことだ。それでゴキブリ退治を頼んできたというわけだ。 「ほう、ゴキブリね。よかろう、任せなさい。謝礼はたんまりいただくがね。」 ...続きを見る

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2007/08/22 16:40
佐久間と山田のけだるい日常 第十話あとがき
今年の夏は異常気象がさらに身近に迫ってきました。とてつもない暑さです。北海道でも35度を超えたとか。というわけで、連日クーラーをガンガンきかせています。ブレーカーも10回近くとびました。やばいです。どうにかしないといけません。 ...続きを見る

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2007/08/20 21:58
佐久間と山田のけだるい日常 第十話 〜猛暑〜
前世は闇の怪物にして、今は自称ただの人間佐久間闇子は、この日は黒のパンティー一丁で過ごしていた。スラリと伸びた脚と生の乳首が惜しげもなくさらされている。 山田は目のやり場に困って注意した。 「おい佐久間、ブラぐらい着けろ。」 「ああ?!暑いんだよ!山田、お前もブラジャーを着けてみればわかる。」 「いや、俺は胸ないし。」 「そんなあなたにパット入りブラ。」 「嫌だ。」 「それならホルモン注射をしてやろう。」 「いらんわ。それよりも服を着ろ。」 「パス。暑い。」 「・・・・・・・... ...続きを見る

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2007/08/19 05:04
アキレマの野望(スズナ編その4)
これまでのあらすじ・・・襲い来るスライム5匹を何とか斃した“文学少女”スズナ、“ギャンブラー”サクマ、“女子高生”アッキイ。しかし、サクマ、アッキイのドジにより、HPを大幅に消耗してしまう。 回復アイテムでHPをほぼ全快するも、そのために回復アイテムを全て消費してしまう。そして、アイテムを買おうにも金がほとんど無い。どうやって金を稼ぐかが次の課題となっていた。 ...続きを見る

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2007/08/10 18:46
アキレマの野望(スズナ編その3)
前回までのあらすじ・・・すずな先生、佐久間闇子、アッキーの3人は「アキレマの野望」というクソゲーに挑戦する。それぞれ、文学少女スズナ、ギャンブラーサクマ、女子高生アッキイというキャラクターでプレイする。 スライム5匹と戦闘になる。はじめのうちはスズナの技によって有利に戦いを進めるが、サクマの痛恨のミスなどによって戦況は悪化し、ピンチになってきている。 ...続きを見る

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2007/08/09 22:14
アキレマの野望(スズナ編その2)
前回までのあらすじ・・・すずな先生、佐久間闇子、アッキーの3人は、「アキレマの野望」というクソゲーをプレイすることになった。佐久間の裏技で最初から高レベルのパーティは、スライム5匹と戦うことに。 スライムは敵に大ダメージを与えるマダンテという技が使えるが、スズナの技によって封じた。さらにアッキイとサクマがそれぞれ1匹ずつ斃し、残りは3匹となった。そしてスズナはディマンシュになりきり、敵3匹の攻撃を見事にかわした。 ...続きを見る

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2007/08/08 01:53
アキレマの野望(スズナ編その1)
佐久間闇子 「くはははははは、なんとすずなさんがこのゲームにチャレンジするということだ!」 ...続きを見る

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2007/08/07 10:33
佐久間と山田のけだるい日常 第九話あとがき
佐久間闇子 「ふあーはっはっは、というわけで今日は私の誕生日だ!祝え!」 ...続きを見る

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2007/08/03 00:01
佐久間と山田のけだるい日常 第九話 〜飲酒〜
佐久間闇子は美人だ。(改造によって)均整の取れた体型。(おとなしくしていれば)憂いのある表情は人目をひきつける。 しかしながら彼女は、悪人はいかにも悪そうな顔をしているとは限らないという見本の一人である。勘の良い者は彼女の邪悪な雰囲気を察して近寄らない。ごく一部の例外を除いて。 その例外の一人である山田太郎は、今年もこの日が来たかと、陰鬱な気分になっていた。 そう、8月3日は佐久間闇子の誕生日である。 ...続きを見る

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2007/08/03 00:00
佐久間と山田のけだるい日常 第八話あとがき
佐久間闇子 「どうだ、アッキーもやってみないか、このゲーム。」 ...続きを見る

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2007/07/29 21:31
佐久間と山田のけだるい日常 第八話 〜遊戯〜
暗黒の美女佐久間闇子と、鉄と大地の男山田太郎は、前世からのクサレ縁で共に暮らしている。 「あー、近頃なんも無いなー、退屈だなー。」 佐久間は退屈してるようだった。 「そうか?いろいろあった気がするが・・・。」 山田はちょっと疲れている。 「なんか冒険とかしたいよなー。こう、スリルがあって安全なやつ。」 「スリルがあって安全・・?TVゲームでもやっとけば。」 「そうか!ゲーム!その手があったよ!」 佐久間は瞳を輝かせた。山田はなんとなく、しまったと思った。 「やろうぜえ、ゲーム。... ...続きを見る

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2007/07/28 21:14
佐久間と山田のけだるい日常 第七話あとがき
アッキー 「・・・・で、結局この後どうやって帰ってきたんですか?」 ...続きを見る

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2007/07/27 23:40
佐久間と山田のけだるい日常 第七話 〜孤島〜
いろんな意味で頭のおかしい美女佐久間闇子と、クサレ縁で彼女と暮らす男山田太郎は、この日は出かけていた。それだけなら何でもないのだが、今回は事情が違っていた。 ...続きを見る

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2007/07/26 23:01
佐久間と山田のけだるい日常 第六話あとがき
佐久間闇子 「さて、もうすぐ私の誕生日だ。わかってるだろうな。」 ...続きを見る

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2007/07/24 23:48
佐久間と山田のけだるい日常 第六話 〜解体〜
この世の邪悪の極み・・・・・・というほどでもないが、そこそこ邪悪な黒髪の美女佐久間闇子は、善良(?)な男山田太郎と暮らしている。飼いきれなくなったペットを引き取ったり、そこらをうろついたり捨てられたりしている動物を拾ったりして、すりつぶして肉にして売り生計を立てている。その為、彼らの工場はいつも血の匂いであふれかえっている。 しかし、この日の血の匂いはいつもと違って魚を解体するときのものであった。佐久間が魚を解体するのに挑戦していたのだ。 ぶしゅう じゅるじゅるじゅる どばばばば 「ようし... ...続きを見る

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2007/07/23 22:29
佐久間と山田のけだるい日常 第五話あとがき
佐久間闇子 「私は思うんだよね。読者の皆様が誤解してるのではないかとねえ。」 ...続きを見る

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2007/07/22 21:12
佐久間と山田のけだるい日常 第五話 〜手鏡〜
姿かたちは美しき女で精神は闇の怪物が巣食う佐久間闇子は、脳などの器官に影響が無い範囲で顔を自在に整形できる能力を持つ。今日は手鏡を前にして顔の微調整を行っていた。キメ細かい肌が美しく輝く。 がらがらっ ぺっ べしゃっ なんと山田のうがい済みの水が佐久間の手鏡にヒット!鏡に映った像がぐにゃりと歪んだ。そんなものではもちろん佐久間の心の歪みには遠く及ばないのだが。 「あ・・・すまん。」 山田は謝ったが、佐久間の怒りのヴォルテイジは臨界を突破してしまっていた。 「きさまあ・・・朽ち果ての鼻... ...続きを見る

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2007/07/21 18:04
佐久間と山田のけだるい日常 第四話あとがき
佐久間闇子 「ふふん、この連載もちょっと軌道に乗ってきた感じじゃないか。」 ...続きを見る

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2007/07/20 19:20
佐久間と山田のけだるい日常 第四話 〜電波〜
美しき悪女佐久間闇子は、この日宇宙の何者かと交信をしていた。 「ピピーガガガーピーガーピーガーガガー。」 「おい佐久間、うるさいぞ。」 さっきから30分以上もこの雑音にさいなまれてきた山田は、ついに耐え切れなくなって注意した。 「ピー、ガー?!」 「うるさいって言ってるんだ。」 「ピガー、ガガピーピガガガ、ガガガピー。」 言いながら佐久間は満足げに頷き、山田の肩を軽く叩いた。 山田はキレた。 「うおおりゃあ!」 掛け声一発、彼は佐久間を宙へ殴り飛ばした。佐久間は空中で3回転し... ...続きを見る

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2007/07/19 21:05
佐久間と山田のけだるい日常 第三話あとがき
アッキー 「何だか時間感覚が怪しい間に丸一日が過ぎてしまったが、大丈夫です。生きてます。」 ...続きを見る

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2007/07/18 16:29
佐久間と山田のけだるい日常 第三話 〜指輪〜
バラックの一室で一人の女が指輪を磨いていた。しなやかな筋肉質の指が上下運動を繰り返す。そしてそれを見つめる美しい顔は、いつに無く真剣な表情であった。 彼女の名は佐久間闇子。姿かたちは美しいが、心は腐っている。そんな彼女が磨いている指輪となれば、怪しいアイテムに違いない。 ...続きを見る

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2007/07/17 10:45
佐久間と山田のけだるい日常 第二話あとがき
佐久間闇子 「・・・う〜む、やはり私は最高だな。」 ...続きを見る

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2007/07/16 20:08
佐久間と山田のけだるい日常 第二話 〜鼻水〜
「うっふばばば!鼻水が止まらん!山田、助けてー。ティッシュううううううううう!」 さっきから鼻水の止まらないこの女は佐久間闇子。暗黒の脳細胞を持つ美人だ。 「・・ほらよ。」 山田太郎はティッシュの詰まった箱を放った。 佐久間はそれを受け取るとものすごい勢いで鼻をかみ始めた。 「いよっしゃあ!ちーん、ちーん、ちーん、ちーん・・・・」 山田はうるさいと思ったがどうにもならなかった。 ...続きを見る

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2007/07/15 21:42
佐久間と山田のけだるい日常 第一話あとがき
アッキー 「しょっぱなから、すげえくだらない話でしたねえ。」 ...続きを見る

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2007/07/14 00:53
佐久間と山田のけだるい日常 第一話 〜堕落〜
ミ゛ーン ミ゛ーン ミ゛ーン 夏。空を華麗に飛ぶ鳥さえ落ちるような猛暑。 木造バラックの縁側で、一人の女が横になっている。 スラリと伸びた脚。黒のパンティーに包まれた尻。キュッとくびれた腰。形の良い豊満な胸。汗で濡れた黒いシャツ。透ける乳首。色っぽいうなじ。それにかかる艶のある黒い髪。 そしてだらしない阿呆ヅラ。 ミ゛ーン ミ゛ーン ミ゛ーン 彼女は佐久間闇子。だらしの無い美人だ。その色気は態度と雰囲気によって打ち消される。 「うーい山田ァ、アイス買ってきて〜。」 沈黙。アーンド... ...続きを見る

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2007/07/14 00:51
佐久間と山田のけだるい日常(プロローグ)
(あっ・・・・!!) 足元で躓いて私は前につんのめり、彼の体を掴む。 彼が驚きの表情で私の方を見る。 その次の瞬間、閃光が奔り、私の記憶はそこで途切れている。 ...続きを見る

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2007/07/14 00:50
佐久間闇子様のはげまし
このところ、嫌なこと続きで落ち込んでいたら、佐久間がやって来た。 ...続きを見る

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2007/06/28 22:23
佐久間闇子様の忠告(その2)
佐久間闇子(さくまやみこ) 「おはよう、アッキー。よく眠れたか?」 ...続きを見る

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2007/06/08 07:59
佐久間闇子様の忠告
佐久間闇子(さくまやみこ) 「おい、アッキー。最近のお前はてんでなっちゃいない。」 ...続きを見る

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2007/05/20 11:35
佐久間と山田のけだるい日常(予告編その3)
佐久間闇子(さくまやみこ) 「おい、貴様、とっとと始めろと言ったのに何日待たせる気だ。」 ...続きを見る

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2007/05/19 16:31
闇のセミナー(第一回)
佐久間闇子(さくまやみこ) 「ハハハハハ、このサイト恒例の大人気コーナー、『佐久間闇子のダークセミナー』を今日も始めるとしよう。」 ...続きを見る

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2007/05/14 14:03
佐久間と山田のけだるい日常(予告編その2)
佐久間闇子(さくまやみこ)「やあやあ、こんにちは、社会の寄生虫アッキーさん。」 ...続きを見る

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2007/04/27 17:32
佐久間と山田のけだるい日常(予告編)
佐久間闇子(さくまやみこ)「ハハ!ハハ!ハハハハ!ついに私の時代がやってきた!ひざまづけえ、愚民ども!この闇の支配者佐久間闇子様が降臨したからには、人類の時代は終わった!世界は私のものだあ!ハハハハハハハ・・・・・」 ...続きを見る

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2007/04/05 23:31

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佐久間闇子と奇妙な世界 佐久間闇子のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
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