『エスパー奇譚』キャラクター帳   ゲシュペンスト / 幻無 (げんむ)

か行


<プロフィール>
生年月日:冥王代 / 1940年6月8日(※1)
血液型:不定 / O型RHマイナス(※2)
身長:不定 / 160cm(※3)
体重:不定 / 48kg(※4)
好きなこと:殺戮
好きな言葉:死
嫌いな言葉:永遠の命


<経歴>
存在自体は明確な発生時を規定することは難しい。自己増殖パターンの段階で虚弱な擬似自我が発生。単細胞生物から多細胞生物へと、生命進化の過程で徐々に高度な生物へ憑依していった。人類出現後は人類に憑依することが多くなり、文明以後は専ら人間に憑依する。
憑依と殺戮を繰り返し、何万年もの時間を過ごす。
19世紀にシンファ・アータスティーに捕獲され、探偵として活動する。シンファの死後に再び放浪者となる。
20世紀になってノットー・リ・アースと出会う。戦後にマルチプル・タロニスと出会う。1947年、タロンの技術で作られた人造人間“G”に憑依し、皇姫子を殺害。そのすぐ後にマルチプル・タロニスと再会し捕獲される。マルチに抱かれる。1949年、双子の男女を出産。ティア、ティムと名付ける。9月25日に肉体が死亡。幻無としての生涯を終える。
1973年、ミル・ネヴィーの兄に憑依。1976年、ミルたち3人に追跡されている途中で鏑木優紀に憑依。記憶を消されたまま追撃される。ミルの“死神”によって鏑木優紀としての生涯を終える。そのすぐ後に黎明霧子に憑依。彼女の恋人であった鹿呂井明を殺害する。
タロンによって発見される。1981年、捕獲部隊、フィリップ・ケストナー、レックス・ブースターと対決する。奥田玉男、アレク・ケストナー、ソーク・メルクーリなどに憑依。フィリップ、アスナン、T2を殺害。T2の計略と“眠神”によって捕獲され、冷凍睡眠状態になる。その後すぐに蘇生され、タロン最高幹部サグとの取引によって斐川和秀の元へ向かう。そこで銃殺され、ソーク・メルクーリとしての生涯を終える。榛原奈留に憑依し、病院から逃亡して殺戮を行いながら斐川博信の元へ向かう。斐川博信の私兵と対決する。小松崎蘭および紅い牙と対決し、紅い牙の中に吸収される。しかし完全に消滅することなく紅い牙を覚醒させるトリガーとしての役割を果たしている。


<人物>
不死の憑依能力者。テレパシーと肉体強化サイコキネシスも使う。予知能力も僅かにある。元は人間ではない。根底には常に恐怖が存在し、死に対する強い憧憬とコンプレックスがある。憑依対象である人類の根絶を望み、殺戮を無上の楽しみとする。“黒い幽霊”。
憑依している人間の人格と融合していて、表層人格の口調は憑依した人間ごとに異なる。幻無のときは激情的で感情的、ソーク・メルクーリのときは無口で冷静、榛原奈留のときは比較的思慮深く落ち着いている。幽界に存在する本体は「わし」という一人称を使い、冷静かつ重苦しい人格である。


<設定>
そもそも私の作ったキャラクターではない。柴田昌弘・著「紅い牙」に登場した謎のエスパーである。このキャラクターに入れ込んだことから『M・Pの死』という物語を構想し、それを下敷きにして『エスパー奇譚』第一作「幽鬼」は誕生した。
『エスパー奇譚』に登場させるにあたって、私の推測や想像(※5)などを付け加えている。「幽鬼」「霊鬼」「幻無」のエピソードは原作に存在せず、「幽霊」のエピソードも原作では殆ど登場しない。
主に幽霊シリーズに登場するが、『エスパー奇譚』全体を通じての主人公として設定している。
特に意図していたわけではないが、神化系能力者と縁がある。「幽鬼」ではミルと対決、「霊鬼」では過去にカッサンドラを殺害、「幽霊」ではT2と対決、「幽霊VS紅い牙」ではギガマイルに監視され、「幻無」では姫子を殺害していた。


<主な技>
テレパシーショック
投石
零秒反射


<関連キャラクター>
コンシ
ミコン
ヒワ
コウショウ
トンボ
シンファ・アータスティー
ジュフィエ・X・マキナ
ミィマ・ティーターンスノック
アンティージュ・ルベディアム
カシャルグ・アントロメーア
X・カリバー
アリス・ゲイザー
クラリス・バルメイユ
クリスティーナ・ミストレイン
X・Q・ジョナル
イウィー・ディークィル
鏑木優紀 (憑依)
鏑木優馬
咲村志織
ギガマイル・クレッセント
レックス・ブースター (敵)
サム・バロン (敵)
ミル・ネヴィー (敵)
ファナス・ネヴィー (憑依)
黎明霧子 (憑依)
鹿呂井明 (殺害)
T2 (子供)
ジル (敵)
ルゼ (敵)
ウキ (敵)
アンガム (敵)
奥田玉男 (憑依)
奥田美香 (殺害)
フィリップ・ケストナー (殺害)
アレク・ケストナー (憑依)
アスナン (殺害)
ソーク・メルクーリ (憑依)
小松崎蘭
榛原奈留 (憑依)
小半由里 (敵)
サグ
バグ
ジョルジュ・マンディアルグ
斐川博信
斐川和秀
イワン・フョードロヴィチ
紅い牙
ロド (殺害)
リナ (殺害)
皇姫子 (敵)
マルチプル・タロニス (夫)
ノットー・リ・アース


<出演作品>
「紅い牙・鮮血の檻」(※6)
「幽鬼」
「霊鬼」
「幽霊」
「幽霊VS紅い牙」
「幻無」
「幽鬼探偵レイノルズ~霧雨~」


<セリフ>
「依頼者が来ると頭が回り出す。心を凍らされているから、普段は殆ど何も考えずに過ごしているのよ。」
「正義を名乗るなら、クリスティーナを救ってみろ。」
「私はこの能力故に探偵になった。」
「・・・・・・キハハハハ! 私だってそれが知りたいね! とりあえずは“幻無”と呼ばれてるがァ・・本当の名でもないし、名前がわかったところで無意味だ・・し。」
「もとより恐怖と苦痛にまみれたこの身! それにお前の能力が重なったところでどうだっていう・・の!」
「マ~ル~チ~くん。久しぶり・・。元気か? 元気か? 元気だね!」
「・・・・・あア、私は・・・どんなに死んでも本当には死なないんだなァ。」
「今は眠ろう。眠ってしまおう。たとえ一時の安らぎも訪れないとしても。」
「俺は鏑木優紀ではない・・? 俺はあいつらの言う“幽霊”? 俺は殺人狂? ・・・そういえば俺は、鏑木優紀なら当然知ってるはずの人物に会っても何の反応も示さなかった。そうなのか? そうなのか? 俺は・・・俺は・・・奴らの言う通り・・・・・・・」
「わたしが死んだというなら、今ここにこうしているわたしは一体何だというの?」
「全ての記憶が戻ったら、わたしはきっと気が狂ってしまうわ!」
「恐い恐い恐いこわいこわいこわいこわいこわいこわい・・・ああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「わたしは・・・ずっと、この手で明を・・・・殺したっかたんだ・・・・・・・・・・・・」
「殺す・・・・殺す・・・・肉を引きちぎり、血のシャワーを浴びたいわ・・・。」
「・・・・はははは・・・・あの6人は実に幸せだ。もうすぐ何の苦しみも無い、永遠の安らぎを得ることが出来るのだから・・・。・・・・・ああ・・・・・・・・羨ましい・・・」
「さあ、殺してやるぞ!」
「そう、T2。お前に一時の勝利を与えよう。だが、死ぬのはお前だ・・・・。」
「・・ははっ・・・。成程、たいしたもんだ。誉めてあげるよ。でも、君たち5人で僕の相手になるとでも?」
「・・さてと、これからどうするか・・・・・・・・どうするかって? 決まってるだろう。また殺戮の日々に戻るだけさ。いつか本当に死ねることを夢見てな。ハハハハハハ・・・・・」
「・・・クク・・・・・・・ハハハハハ・・・・面白い。死神にすら見捨てられたこのわたしを、殺せるものなら殺してみるがいい! お手並み拝見といこうか・・・・・ハハハハハ!」
「・・・・ああ、そうか・・・・・・・この体、死にかけているのね・・・。」
「そう・・・死はわたしの恋人・・・。長い間、ずっと恋い焦がれてきた相手・・・。」
「わたしの正体がゲシュペンストだなんてことは、夢にも思っていないらしいわね・・・・・・。」
「この世に神など居やしないわ、ミル・ネヴィー。ほれ、わたしはこうして生きている・・・・。」
「くっ、くくく・・・ハハハ、アハハハハ、ハアッハハハハ!!」
「ハハハハハ! 殺せるものなら殺してみるがいい! お前ごときにそれが出来るならサグと会う必要もなくなろうというものよ! サグがわたしに果たすべき約束は・・・わたしに死をもたらしてくれることなんだ------------------------!!」
「そんなに死ぬのが怖い・・・?」
「・・・命に限りがあるって・・・死ぬことが出来るって、素晴らしいことじゃなくって?」
「全てを無に帰す“死”・・・。わたしにとって“死”は永遠のあこがれ・・・。辛いこと、悲しいこと、この世の苦痛も苦悩も何もかもをおしまいにしてしまえる唯一絶対の救いの場・・・。何者にも邪魔されることのない永遠の安息。そう、魂の安寧! 死を期待できる普通の人間が羨ましい・・・。妬ましい・・・・・・。」
「その銃で、わたしを撃ち殺すのよ!」
「さあ、胸でも頭でも、お好きなところを撃つがいいわ!」
「わたしの邪魔をする奴は、一人残らず殺してやる!」
「お前のESPってのはこんな子供だましなの!」
「馬鹿が・・・・・・こんなこけおどしでわたしに勝ったつもりか・・・!」
「・・・・・で、どうする・・・・・・・・・?」
「おもしろい・・・・・・わしもエスパーには取り憑いたことがないしな・・・・・・」
「わしは・・・・・・わしは死ねるのか!?」


<備考>
『エスパー奇譚』の前身である『M・Pの死』では、実験体Gはヌ-29号という名称であり、タロンではなく日本政府によって作られた“憑依能力者を吸収するエスパー”という設定だった。
第二回人気投票1位。


<脚注>
※1~4・・・幻無のときのデータ。
※5・・・研究→    
※6・・・柴田昌弘・著「紅い牙」に収録されている。


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