「サトリン」 番外編 折れた十字架 8

「助けに来たぞ! 永須!」

初めて聞くのに、どこか懐かしいような声だった。
やって来た彼は、携帯ラジオから音楽を流し始めた。
「世界の萌えキャラ救う為ー♪遠い国からやってきたー♪ちょっと腐兄なイイ男ー♪」
音楽に合わせて、彼は軽妙に踊る。
「幻想の第七戦士、インビンス! サトリンに代わって只今参上!」
何が何だかわからず、オレは口を開けて呆けていた。
「テンション高いチュウ・・・。」
「どういうことなんだピョン・・・。」
「マキシマム・・・。」
同じく呆けた顔をしている3人は、語尾が変だ。
どういう集団なんだ。とても戦えるとは―――

「シ ネ」

ほんの一瞬だけ、その男はゾッとするような笑みを浮かべた。
初めて見るのに、何度も見てきたような、背筋が寒くなる表情だった。
そして広場は、ならず者たちの死体で埋まっ・・・死んだ、のか? こうも呆気なく?
「これが私の能力・・・。自分及び味方に対して敵意と攻撃意思を持つ者2人を、互いに殺し合わせて敵を殲滅する。・・・ゆえに、“Invincible”。」
この人も、超能力を?
そうか、サトリン様の名前を出していた。インビンシブル・・・彼が第七の戦士“インビンス”!?



つづく

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2016年04月14日 20:40
火剣「第七の戦士・インビンス。こっちのノリか」
コング「ノリノリハデハデ」
ゴリーレッド「みんなテンションが高い」
火剣「九古鈍郎の能力は、何人いても関係ないから強い」
コング「インビンスの口上にはリズムがある。リズムは大事だ。♪このごろ流行りの女の子! お尻の小さな女の子!」
ゴリーレッド「うるさい」
火剣「幻想の戦士か。永須も戸惑う」
コング「我らがイヴィルはそう簡単ではない」

2016年04月14日 21:28
>火剣さん
第九話のあのシーンに合流しました。シリアスな雰囲気が一気に壊れ、これには永須も困惑?

八武「こっちを剥いてよハニー♪」
山田「おい漢字。」
佐久間「こっちを見ないでね♪」
山田「そりゃモンスターズ+だ。」
神邪「鈍郎さんにとっては、兄嫁の仇ですが・・」
維澄「知っていても助けたと思う。」
佐久間「ほう。」
維澄「鈍郎ならイヴィルの論理を打ち崩せるかな・・?」
八武「そう簡単にはいくまいて。」

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