この世界が繰り返されていると「私」だけが知っている
由乃とソーマの違いは視点だけではないかと思う今日この頃
誰の視点で物語を眺めるかによって印象は
いくらでも変わり得るという話です。
「ロミオとジュリエット」は、この2人の視点だと純愛物語、
モンタギューとキャピュレットから見れば血みどろの抗争劇、
パリスにとっては寝取られ展開、読者は悲劇と見るか喜劇と見るか・・・?
みたいな。
ループが判明したときに「未来日記」を最初から読み返したアッキーは
あれ? 由乃様って至極まともなのでは・・・と思ったものでした。
物語の当初はユッキー視点で読んでいたから、
得体の知れない美少女に怯えるユッキーに萌え・・・もとい、
ミステリアスでクレイジーな由乃に萌える人生だったのですが、が、が。
由乃視点で読み返すと、ユッキーの分かってない感が、もどかしくて仕方がない。
そしてユッキーがエロ可愛くて仕方がない。
私は普通だったのに・・・ユッキーのせいで大変なんだから・・・。
あらかじめ起こることを知っていれば、ちょくちょく「こいつら殺そう」とするのは頷ける。
ラスト付近も、ユッキーは由乃様に騙されてるかどうかは微妙。
秋瀬くんはまだしも、他の3人は雪輝と利害関係で共闘しているわけで・・・。
問い詰めたい。まおちゃんを問い詰めたい。
ユッキーを殺そうとしたことを、忘れてしまったんだろうかと小一時間くらい。
まだしも高坂の方が、半端ではあるにしろ、ああコイツ忘れてないな・・・と思った。
わだかまりが残っていた点は、相対的な意味では評価できる。
高坂は、さほど好きでもなかったけど、散り際の激励は悪くなかったんだぜ・・・。
雪輝は私ほどドライには考えられないにしろ、
きちんと殺していくのは流石ですよね。3rdのときから既にそうでしたが。
躊躇も葛藤もあるけど、やるべきことはやる。
そのあたり1周目のダイジェストから受ける印象と
本質的には変わってないんだなあと思うとニヤニヤする。
傍から見ればユッキーも、ぱねぇレベルでネジが外れている。的な。
サイケの印象が雪輝と似ているのは、私だけではあるまい。
猫耳猫は基本ソーマ視点で読むから、
そんなにソーマって変かなァ・・・むしろ猫耳猫ワールドの住人の方が色々おかしくね・・・?
・・・という印象が強いのですが、傍から見たソーマは由乃様レベルで
あたまおかしいイケメンなんだろうなあ。
「七夕の国」を読んだとき、東丸幸子を見て、
ああそうか、泉新一って傍からの印象は、こんな感じなのか・・・と納得したんですよ。
新一視点では分からないミステリアスな雰囲気。
視点を変えると、持っている情報が違うので、
歩んできた人生や、行動原理の根幹に関わる情報が欠けていると、
得体が知れない印象を抱くということでしょう。
それがプラスに作用すればミステリアスな魅力、
マイナスに作用すれば迫害へ繋がるってことなんだなあ。
例えば私にとって球磨川禊は魅力に溢れる男子ですが、
“そのへんの誰か”は嫌悪感を抱くようですね。
すなわち、視点が同じであっても、価値観が違えば印象も違ったりします。
ギリシャ神話でゼウスは、浮気性の男として描かれていますが、
実際どこまで鵜呑みにしていいものか・・・。
神話の類は、様々な地方から集めたエピソードを
まとめて系統だてているので、「諸説あり」が普通に生じるわけで。
どっかで聞いた話だけど、それぞれの地方の人々が
自分たちの祀る神(現代でいう推しキャラ)を
ゼウスとカップリングさせ、その乱立の結果として
浮気性のゼウスというキャラが確立している・・・という。
この説の信憑性はさておき、かなり納得したのは確かでした。
嫁を断り切れない弱々しい男だったのかもしれないと思うと、
ユッキーのキャラって割と的確な再現なのかもしれない。
ゼウスって、だらしない浮気性の割には
アポロンの車のときとか、容赦ない“主神”としての面もあって、
きっちり“やるべきことはやる”印象もあるんですよねぇ。
まあ、ゼウスが誠実かどうかまでは眉唾なのですが、
少なくともヘラが「嫉妬深い」キャラで「夫婦仲が悪い」のは
ゼウスの浮気性を正当化する為の後付けだと思うんだよね。
このあたりは久能くんの得意分野でもあると思いますが、
若い処女を有り難がるおじさんたち(ギネヴィアの父親みたいな)が
ヘラをディスりながら推しキャラを「善意で」献上した光景が目に浮かぶわ。
というわけで私は、ヘラを悪く描く話は
それだけで心証が悪かったりするんだなあ。
いやまあ、それらがイクシオンの話を引き立てているとも言えますがw
FFの召喚獣にもなっているイクシオンは、妻の父親を罠に嵌めて殺した罪で
神々に裁かれるところを、ゼウスに命を救われたのですが・・・
恩を仇で返すように、ヘラを誘惑しようとして、今度ばかりはゼウスの怒りで
燃え盛る回転地獄へ送られたとさ。めでたし、めでたし。
イクシオンも個人的に、サイコパスとピカレスクの合鴨キャラで好きですが、
このエピソードは珍しくゼウスの方が恐ろしい嫉妬を魅せていてディ・モールト・ベネ。
ヘラの嫉妬も恐いけど、この話のゼウスの裁きに比べたら可愛いものだよ!
「未来日記」にスライドさせると、最終話の味わいが、より深くなる。
おそらく秋瀬含め大概の視点からは、ヤンデレ由乃様と
それを迷惑がるユッキーという構図しか見えてなさそうですが、
雪輝って普通に由乃のこと好きだよね・・・。
お前は1万年も虚空の中で何やってるんだ・・・。病みすぎだろ(萌え
病院坂先輩も言っておられますが、
謎というのは視点の問題に帰結する知覚であって、実存ではないのよな。
わかってみれば当然の印象を受けるのも、これまた当然のこと。
ソーマのパンツ運命力にしたって、実は謎でも何でもないんですよ。
誕生日のパラドックスが有名ですが、「余事象の魔」は伊達じゃない。
先日モンスターズをプレイしている最中に
ミナデインが発動したのですが、これって別に狙ったわけではなくて、
たまたまギガデインを覚えていた2体に
作戦:ガンガンいこうぜを続けていたら、発動したのです。
プレイ時間が長ければ、それだけ珍しい現象に出くわす。
となればソーマのパンツ運命力の強さというのは、
単純にソーマのプレイ時間が長いことを示しているのではないでしょうか?
口だけで「長時間プレイした」と言われても、「言ってるだけ」になりかねない。
すなわち長時間のプレイングの裏付けとして、パンツ運命力がある。
運命とは妄信などではなく、努力の果てに宿る、筋肉を持った真理なのです。
それでも異論はあるかもしれない。
おそらく同じオーダーの時間を猫耳猫に費やしてきて、
しかもパンツ閲覧に特化した闇狩人たちが感心するほどの
パンツ運命力を、ソーマは持っているという。
しかし、これも落ち着いて考えると牽強付会であると思うのです。
単純なパンツ閲覧能力において、闇狩人たちが圧倒しているのは
言うまでもない事実なわけで。
なれば彼女らの悔しさは、ほとんど隣の芝生ではないでしょうか?
偶然ミナデインよろしく、珍しい出来事などは
アッキーのようなノーマルゲーマーであっても起こる。
となれば廃人であることがスタート地点であるソーマが
珍しい出来事の10や20あっても不思議ではないし、
その幾つかにパンツ関係が含まれているのは、さして驚くことではないかと・・・。
オータム女史が言ってる通り、「パンツか非パンツでしか物事を考えない」からこそ
容易く余事象の魔に囚われてしまうのである。
努力と偶然のマリアージュでいうならば、真・刹那五月雨斬りに勝るものはない。
(ミナデインも会心爆裂拳に比べると随分しょぼかった・・・ショボーン)
加えて言えば、「ソーマ個人がパンツ運命力を備えている確率」で考えるから、
オカルトめいた印象を与えてしまうだけである。
猫耳猫プレイヤーの1人以上がパンツ運命力を備えている確率は、
備えていない確率の総積を1から引いたものである。
それと、期待値としては備えている確率の逆数であるので、
むしろ猫耳猫プレイヤーの誰もパンツ運命力を持っていない方がおかしい。
単純な確率論で考えてさえ、ソーマのパンツ運命力はオカルトでも何でもないと示されますが、
そもそも、魅力的な男の子がいれば、パンツを見せたくなるのは当然ですよね。
対人関係の希薄なソーマは、自身の魅力を自覚していないのか、
はたまた童貞(ですよね?)ゆえの思考か、ありえない痴女だと断じていますが、
実際モーメント隊長の予言は、後半部分は当たっているわけです。
(ちなみに前半部分は当たっていない)
別に私も、誰もが意図的にソーマにパンツを見せようとしているなどとは主張しません。
しかし、永井圭の言葉を応用するならば、痴女と淑女の違いは
セックスアピールを「意識的にやってるか無意識にやってるか」の違いでしかないのです。
由乃様が下着姿でユッキーと暮らしたりしたのも、すべては完璧なアピールだったのさ!
(チラリズムの観点からすれば疑問ですが、アピールの方向性は正しい)
ソーマは自身を「しがない凡庸なゲーマー」と卑下しています。
ある意味それは事実なのかもしれませんが、あくまで事実の一端、一側面であって
決してソーマの全てではありません。
久能整の話を出したのは、ちょっとした伏線なのですが、
彼の言う「おじさん」って、私からしても男性的魅力に乏しいのですよね。
というか、久能くんより前、もう何年も前になりますが、
Kunaiさんが「おばさん」が嫌いと言ってて、かなり共感した覚えがあるのですよ。
これって単純な年齢とかではなくて、「ヒトノ賞味期限」に通じる話なのです。
小中学生、あるいは幼児でも、「賞味期限が切れている」と感じる奴は多いのよな。
もう少し緩めに言えば、「無関心と無神経の同居する人格」でしょうか。
相手を鑑みないで干渉してくるのは、相手の気持ちに対する無関心であります。
つまり「おじさん」「おばさん」という言葉それ自体が
あまり的確な表現とは言い難いですよね。(それこそ久能くんが言ってたことですが)
とりあえずは「おじさま」「おばさま」と区別すれば、便宜的には問題ないのかな・・・。
そのあたりの話はさておき、ソーマって「男の子」なのですよ。
新一、ユッキー、禊ちゃん、東堂太郎・・・との共通項でもありますが、
「男性」としての意欲や性欲などは普通にあるけど「おじさん」的な要素が極めて薄い。
これって多分、多くの男性が思ってる以上に、極めて魅力的なパーソナルなのですよ。
ケータが自分を卑下する要素の羅列に魅力しか感じないんだが、それは・・・。
・・・いや別に文学世界の中にしか存在しないわけではなくて、
「理系クン」ことN島たろう氏とか、いるじゃないですか。
つまりアッキーがショタコンであると仮定すれば反例が生じてしまい、
アッキーがショタコンであるという命題は「偽」ということになりますが、
とにかく「中身は子供のままの大人」は、言葉通りであれば魅力的というわけです。
真に言葉通りであれば、ですが・・・。
神邪 「よくある勘違いなんだけど、例えば『女はエロい』という話を聞いて、あたかも自分に需要があるとかチャンスが増えるとか思い込む男がいるんだよね。」
神邪 「これまで需要も機会も無かった人が、自分の認識を都合よく改めた程度で、他者の意識を変えられるはずはないのに、どうして“自分が”女にモテると思うかね?」
神邪 「足りてないんだ・・・論理的思考力が・・・。ひいては、中二力が。」
神邪 「だいたい中二病を男性固有の性質だと思い込むなんてバッカじゃねーの? 顔のついた棒切れを中二病患者とは言わない。毟って豚にでも喰わせてろや。」
マサキ 「やめてくださいしんでしまいます」
神邪 「・・・?」
マサキ 「いや、言ってることはわかるけどさ! 男としてはキツいから!」
神邪 「ちょっと待って、マサキはモテるよね。むしろ共感する流れではないの?」
マサキ 「共感は出来ねえな・・・。うーん、いや・・・このあたりは上手く説明できそうにねえが、俺でなくても大概の男は同じ感想を抱くと思うぜ?」
神邪 「男心と秋の空は複雑怪奇だなァ。シンプルな様刻くんが密かにモテるのもわかろうというものだ。行為に移さない想いを好意とは呼びたくないものだけどね。」
マサキ 「上手いこと言ってんじゃねーよ!」
神邪 「まァ、嫌がらせでしかないアプローチをするような害悪よりは、何もしない方が善良だ。ゼロは恋愛の最小値ではなく、むしろ最大値に近い。」
マサキ 「お前の恋愛観は辛辣すぎて泣ける。」
神邪 「僕はフェミニストではなく唯物論者なのでね。侮蔑を吐き散らかしておきながら、好意の裏返しとか、ふざけるのも大概にしてほしい。いつからツンデレは、加害者の免罪符になったんだろう・・・?」
マサキ 「やめたげてさしあげろ。」
神邪 「だから僕はフェミニストじゃないんだってば。女に限った話でもなくて、男にも多いけどね。加害者側が本気で親しさの証だと思い込んでいるから始末に悪い。」
神邪 「しかし、そういった迫害の光景も、ジャン・ジャック・ルソーや白土三平から見れば、仲よく遊んでいるようにしか見えないんだろうなァ。ヘドが出る。」
マサキ 「相変わらずルソー嫌いだな。」
神邪 「そういうわけでもないんだけどね。それに逆のパターンもある。傍からは険悪な関係に見えても、親しさの発露であったりとかね。トムとジェリー、佐久間さんと山田さん・・・」
神邪 「僕とマサキにしたって、お互いに『中出し鬼畜王』『頭おかしい変態』と呼び合う仲だが、知らない人から見れば悪口を言い合っているように見えるかもしれない。」
マサキ 「ちょっと待てや! 中出し鬼畜王とか今はじめて言われたぞ!?」
神邪 「僕らの関係性では褒め言葉でしかないが、他の関係性でも同じとは限らない。」
マサキ 「頭おかしいとか言われて本当は怒ってんのか!? そうなんだな!」
神邪 「その誤解ほど悲しいものはない・・・。狂人への嫌悪と、逸脱への称賛は、はっきりと違いを認識できる。」
マサキ 「はっきりとは認識できないが、誤解なのは理解した。」
神邪 「僕はマサキの性欲を満たす為なら、使い捨ての奴隷人形を製作することも厭わないんだから・・・。」
マサキ 「うん、今は嫌悪が若干ある。」
神邪 「まとめると、メリハリとバランスに帰結するんだろうなァ。これが、繰り返される営みなんだね・・・。」
マサキ 「イイハナシ風にまとめようとしても、お前の頭おかしさは変わらないからな?」
誰の視点で物語を眺めるかによって印象は
いくらでも変わり得るという話です。
「ロミオとジュリエット」は、この2人の視点だと純愛物語、
モンタギューとキャピュレットから見れば血みどろの抗争劇、
パリスにとっては寝取られ展開、読者は悲劇と見るか喜劇と見るか・・・?
みたいな。
ループが判明したときに「未来日記」を最初から読み返したアッキーは
あれ? 由乃様って至極まともなのでは・・・と思ったものでした。
物語の当初はユッキー視点で読んでいたから、
得体の知れない美少女に怯えるユッキーに萌え・・・もとい、
ミステリアスでクレイジーな由乃に萌える人生だったのですが、が、が。
由乃視点で読み返すと、ユッキーの分かってない感が、もどかしくて仕方がない。
そしてユッキーがエロ可愛くて仕方がない。
私は普通だったのに・・・ユッキーのせいで大変なんだから・・・。
あらかじめ起こることを知っていれば、ちょくちょく「こいつら殺そう」とするのは頷ける。
ラスト付近も、ユッキーは由乃様に騙されてるかどうかは微妙。
秋瀬くんはまだしも、他の3人は雪輝と利害関係で共闘しているわけで・・・。
問い詰めたい。まおちゃんを問い詰めたい。
ユッキーを殺そうとしたことを、忘れてしまったんだろうかと小一時間くらい。
まだしも高坂の方が、半端ではあるにしろ、ああコイツ忘れてないな・・・と思った。
わだかまりが残っていた点は、相対的な意味では評価できる。
高坂は、さほど好きでもなかったけど、散り際の激励は悪くなかったんだぜ・・・。
雪輝は私ほどドライには考えられないにしろ、
きちんと殺していくのは流石ですよね。3rdのときから既にそうでしたが。
躊躇も葛藤もあるけど、やるべきことはやる。
そのあたり1周目のダイジェストから受ける印象と
本質的には変わってないんだなあと思うとニヤニヤする。
傍から見ればユッキーも、ぱねぇレベルでネジが外れている。的な。
サイケの印象が雪輝と似ているのは、私だけではあるまい。
猫耳猫は基本ソーマ視点で読むから、
そんなにソーマって変かなァ・・・むしろ猫耳猫ワールドの住人の方が色々おかしくね・・・?
・・・という印象が強いのですが、傍から見たソーマは由乃様レベルで
あたまおかしいイケメンなんだろうなあ。
「七夕の国」を読んだとき、東丸幸子を見て、
ああそうか、泉新一って傍からの印象は、こんな感じなのか・・・と納得したんですよ。
新一視点では分からないミステリアスな雰囲気。
視点を変えると、持っている情報が違うので、
歩んできた人生や、行動原理の根幹に関わる情報が欠けていると、
得体が知れない印象を抱くということでしょう。
それがプラスに作用すればミステリアスな魅力、
マイナスに作用すれば迫害へ繋がるってことなんだなあ。
例えば私にとって球磨川禊は魅力に溢れる男子ですが、
“そのへんの誰か”は嫌悪感を抱くようですね。
すなわち、視点が同じであっても、価値観が違えば印象も違ったりします。
ギリシャ神話でゼウスは、浮気性の男として描かれていますが、
実際どこまで鵜呑みにしていいものか・・・。
神話の類は、様々な地方から集めたエピソードを
まとめて系統だてているので、「諸説あり」が普通に生じるわけで。
どっかで聞いた話だけど、それぞれの地方の人々が
自分たちの祀る神(現代でいう推しキャラ)を
ゼウスとカップリングさせ、その乱立の結果として
浮気性のゼウスというキャラが確立している・・・という。
この説の信憑性はさておき、かなり納得したのは確かでした。
嫁を断り切れない弱々しい男だったのかもしれないと思うと、
ユッキーのキャラって割と的確な再現なのかもしれない。
ゼウスって、だらしない浮気性の割には
アポロンの車のときとか、容赦ない“主神”としての面もあって、
きっちり“やるべきことはやる”印象もあるんですよねぇ。
まあ、ゼウスが誠実かどうかまでは眉唾なのですが、
少なくともヘラが「嫉妬深い」キャラで「夫婦仲が悪い」のは
ゼウスの浮気性を正当化する為の後付けだと思うんだよね。
このあたりは久能くんの得意分野でもあると思いますが、
若い処女を有り難がるおじさんたち(ギネヴィアの父親みたいな)が
ヘラをディスりながら推しキャラを「善意で」献上した光景が目に浮かぶわ。
というわけで私は、ヘラを悪く描く話は
それだけで心証が悪かったりするんだなあ。
いやまあ、それらがイクシオンの話を引き立てているとも言えますがw
FFの召喚獣にもなっているイクシオンは、妻の父親を罠に嵌めて殺した罪で
神々に裁かれるところを、ゼウスに命を救われたのですが・・・
恩を仇で返すように、ヘラを誘惑しようとして、今度ばかりはゼウスの怒りで
燃え盛る回転地獄へ送られたとさ。めでたし、めでたし。
イクシオンも個人的に、サイコパスとピカレスクの合鴨キャラで好きですが、
このエピソードは珍しくゼウスの方が恐ろしい嫉妬を魅せていてディ・モールト・ベネ。
ヘラの嫉妬も恐いけど、この話のゼウスの裁きに比べたら可愛いものだよ!
「未来日記」にスライドさせると、最終話の味わいが、より深くなる。
おそらく秋瀬含め大概の視点からは、ヤンデレ由乃様と
それを迷惑がるユッキーという構図しか見えてなさそうですが、
雪輝って普通に由乃のこと好きだよね・・・。
お前は1万年も虚空の中で何やってるんだ・・・。病みすぎだろ(萌え
病院坂先輩も言っておられますが、
謎というのは視点の問題に帰結する知覚であって、実存ではないのよな。
わかってみれば当然の印象を受けるのも、これまた当然のこと。
ソーマのパンツ運命力にしたって、実は謎でも何でもないんですよ。
誕生日のパラドックスが有名ですが、「余事象の魔」は伊達じゃない。
先日モンスターズをプレイしている最中に
ミナデインが発動したのですが、これって別に狙ったわけではなくて、
たまたまギガデインを覚えていた2体に
作戦:ガンガンいこうぜを続けていたら、発動したのです。
プレイ時間が長ければ、それだけ珍しい現象に出くわす。
となればソーマのパンツ運命力の強さというのは、
単純にソーマのプレイ時間が長いことを示しているのではないでしょうか?
口だけで「長時間プレイした」と言われても、「言ってるだけ」になりかねない。
すなわち長時間のプレイングの裏付けとして、パンツ運命力がある。
運命とは妄信などではなく、努力の果てに宿る、筋肉を持った真理なのです。
それでも異論はあるかもしれない。
おそらく同じオーダーの時間を猫耳猫に費やしてきて、
しかもパンツ閲覧に特化した闇狩人たちが感心するほどの
パンツ運命力を、ソーマは持っているという。
しかし、これも落ち着いて考えると牽強付会であると思うのです。
単純なパンツ閲覧能力において、闇狩人たちが圧倒しているのは
言うまでもない事実なわけで。
なれば彼女らの悔しさは、ほとんど隣の芝生ではないでしょうか?
偶然ミナデインよろしく、珍しい出来事などは
アッキーのようなノーマルゲーマーであっても起こる。
となれば廃人であることがスタート地点であるソーマが
珍しい出来事の10や20あっても不思議ではないし、
その幾つかにパンツ関係が含まれているのは、さして驚くことではないかと・・・。
オータム女史が言ってる通り、「パンツか非パンツでしか物事を考えない」からこそ
容易く余事象の魔に囚われてしまうのである。
努力と偶然のマリアージュでいうならば、真・刹那五月雨斬りに勝るものはない。
(ミナデインも会心爆裂拳に比べると随分しょぼかった・・・ショボーン)
加えて言えば、「ソーマ個人がパンツ運命力を備えている確率」で考えるから、
オカルトめいた印象を与えてしまうだけである。
猫耳猫プレイヤーの1人以上がパンツ運命力を備えている確率は、
備えていない確率の総積を1から引いたものである。
それと、期待値としては備えている確率の逆数であるので、
むしろ猫耳猫プレイヤーの誰もパンツ運命力を持っていない方がおかしい。
単純な確率論で考えてさえ、ソーマのパンツ運命力はオカルトでも何でもないと示されますが、
そもそも、魅力的な男の子がいれば、パンツを見せたくなるのは当然ですよね。
対人関係の希薄なソーマは、自身の魅力を自覚していないのか、
はたまた童貞(ですよね?)ゆえの思考か、ありえない痴女だと断じていますが、
実際モーメント隊長の予言は、後半部分は当たっているわけです。
(ちなみに前半部分は当たっていない)
別に私も、誰もが意図的にソーマにパンツを見せようとしているなどとは主張しません。
しかし、永井圭の言葉を応用するならば、痴女と淑女の違いは
セックスアピールを「意識的にやってるか無意識にやってるか」の違いでしかないのです。
由乃様が下着姿でユッキーと暮らしたりしたのも、すべては完璧なアピールだったのさ!
(チラリズムの観点からすれば疑問ですが、アピールの方向性は正しい)
ソーマは自身を「しがない凡庸なゲーマー」と卑下しています。
ある意味それは事実なのかもしれませんが、あくまで事実の一端、一側面であって
決してソーマの全てではありません。
久能整の話を出したのは、ちょっとした伏線なのですが、
彼の言う「おじさん」って、私からしても男性的魅力に乏しいのですよね。
というか、久能くんより前、もう何年も前になりますが、
Kunaiさんが「おばさん」が嫌いと言ってて、かなり共感した覚えがあるのですよ。
これって単純な年齢とかではなくて、「ヒトノ賞味期限」に通じる話なのです。
小中学生、あるいは幼児でも、「賞味期限が切れている」と感じる奴は多いのよな。
もう少し緩めに言えば、「無関心と無神経の同居する人格」でしょうか。
相手を鑑みないで干渉してくるのは、相手の気持ちに対する無関心であります。
つまり「おじさん」「おばさん」という言葉それ自体が
あまり的確な表現とは言い難いですよね。(それこそ久能くんが言ってたことですが)
とりあえずは「おじさま」「おばさま」と区別すれば、便宜的には問題ないのかな・・・。
そのあたりの話はさておき、ソーマって「男の子」なのですよ。
新一、ユッキー、禊ちゃん、東堂太郎・・・との共通項でもありますが、
「男性」としての意欲や性欲などは普通にあるけど「おじさん」的な要素が極めて薄い。
これって多分、多くの男性が思ってる以上に、極めて魅力的なパーソナルなのですよ。
ケータが自分を卑下する要素の羅列に魅力しか感じないんだが、それは・・・。
・・・いや別に文学世界の中にしか存在しないわけではなくて、
「理系クン」ことN島たろう氏とか、いるじゃないですか。
つまりアッキーがショタコンであると仮定すれば反例が生じてしまい、
アッキーがショタコンであるという命題は「偽」ということになりますが、
とにかく「中身は子供のままの大人」は、言葉通りであれば魅力的というわけです。
真に言葉通りであれば、ですが・・・。
神邪 「よくある勘違いなんだけど、例えば『女はエロい』という話を聞いて、あたかも自分に需要があるとかチャンスが増えるとか思い込む男がいるんだよね。」
神邪 「これまで需要も機会も無かった人が、自分の認識を都合よく改めた程度で、他者の意識を変えられるはずはないのに、どうして“自分が”女にモテると思うかね?」
神邪 「足りてないんだ・・・論理的思考力が・・・。ひいては、中二力が。」
神邪 「だいたい中二病を男性固有の性質だと思い込むなんてバッカじゃねーの? 顔のついた棒切れを中二病患者とは言わない。毟って豚にでも喰わせてろや。」
マサキ 「やめてくださいしんでしまいます」
神邪 「・・・?」
マサキ 「いや、言ってることはわかるけどさ! 男としてはキツいから!」
神邪 「ちょっと待って、マサキはモテるよね。むしろ共感する流れではないの?」
マサキ 「共感は出来ねえな・・・。うーん、いや・・・このあたりは上手く説明できそうにねえが、俺でなくても大概の男は同じ感想を抱くと思うぜ?」
神邪 「男心と秋の空は複雑怪奇だなァ。シンプルな様刻くんが密かにモテるのもわかろうというものだ。行為に移さない想いを好意とは呼びたくないものだけどね。」
マサキ 「上手いこと言ってんじゃねーよ!」
神邪 「まァ、嫌がらせでしかないアプローチをするような害悪よりは、何もしない方が善良だ。ゼロは恋愛の最小値ではなく、むしろ最大値に近い。」
マサキ 「お前の恋愛観は辛辣すぎて泣ける。」
神邪 「僕はフェミニストではなく唯物論者なのでね。侮蔑を吐き散らかしておきながら、好意の裏返しとか、ふざけるのも大概にしてほしい。いつからツンデレは、加害者の免罪符になったんだろう・・・?」
マサキ 「やめたげてさしあげろ。」
神邪 「だから僕はフェミニストじゃないんだってば。女に限った話でもなくて、男にも多いけどね。加害者側が本気で親しさの証だと思い込んでいるから始末に悪い。」
神邪 「しかし、そういった迫害の光景も、ジャン・ジャック・ルソーや白土三平から見れば、仲よく遊んでいるようにしか見えないんだろうなァ。ヘドが出る。」
マサキ 「相変わらずルソー嫌いだな。」
神邪 「そういうわけでもないんだけどね。それに逆のパターンもある。傍からは険悪な関係に見えても、親しさの発露であったりとかね。トムとジェリー、佐久間さんと山田さん・・・」
神邪 「僕とマサキにしたって、お互いに『中出し鬼畜王』『頭おかしい変態』と呼び合う仲だが、知らない人から見れば悪口を言い合っているように見えるかもしれない。」
マサキ 「ちょっと待てや! 中出し鬼畜王とか今はじめて言われたぞ!?」
神邪 「僕らの関係性では褒め言葉でしかないが、他の関係性でも同じとは限らない。」
マサキ 「頭おかしいとか言われて本当は怒ってんのか!? そうなんだな!」
神邪 「その誤解ほど悲しいものはない・・・。狂人への嫌悪と、逸脱への称賛は、はっきりと違いを認識できる。」
マサキ 「はっきりとは認識できないが、誤解なのは理解した。」
神邪 「僕はマサキの性欲を満たす為なら、使い捨ての奴隷人形を製作することも厭わないんだから・・・。」
マサキ 「うん、今は嫌悪が若干ある。」
神邪 「まとめると、メリハリとバランスに帰結するんだろうなァ。これが、繰り返される営みなんだね・・・。」
マサキ 「イイハナシ風にまとめようとしても、お前の頭おかしさは変わらないからな?」

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