ちょっとエッチな猫耳猫 (レイラ編)

「――俺の言うことには絶対服従、どんな時も俺を最優先にして、絶対に俺を傷付けないっていうなら、別にいいぜ。」

――激怒、するべきだった。
女を服従させて、奴隷のように付き従えるなんて、最低の男だ。
だけど今、私の胸が高鳴っているのは、怒りなんかじゃない。

後ろから羽交い絞めにされる格好で、胸を触られ、突かれる度に、言いようもない幸せが溢れてくる。
秒を追うごとに、彼のことを好きになっていく。
心が急速に羽化していく。

少し前までは、いけ好かない奴だと思っていたのに。
ううん、本当に嫌な奴だと思っていた?
よく知りもしないで、ただ人と関わるのが怖かっただけ・・・?

会った瞬間に、何故か、死んだ父さんの顔が浮かんできた。
顔は似てないのに、どこか似ている・・・。
それはきっと、困難に挑む、冒険者の魂。

気が付けば私は、熱に浮かされたように笑みを浮かべて、返事をしていた。

「――分かった!! い、一生懸命頑張るね!」

頭の中で、ビクンと跳ねる何かがあった。



- - - - - -



「やっぱり枝毛ないんだなあ・・・」

よく分からない独り言を呟きながら、レイラの髪を弄るアイツを見て、俺は今日、何度目になるか分からない生唾を呑み込んでいた。

――エロい、圧倒的に。

見た目のスペックが高いのは言うまでもないが、それだけではない。
アイツの愛撫は、人間味が感じられなくなるほどに実用性が突き詰められているのだ。
アイツの触り方を見て分かった。
アイツは、できるだけ優しく撫でるとか、緩急をつけるとか、男が普通に思うことを全く考慮していない。
確かに「何をしても友好度が高まる」性質的に、「出来るだけ多くの回数」「何らかの刺激を与える」ことが、友好度アップの近道だというのは分かる。

だが、それは理屈だ。

実際に女性とイチャつく時は、余裕の無さから見当違いの気遣いをしてしまいがちだ。
ただ触れ合えばいいと分かっていても、それが実践できる男がどれだけいるか。
果たしてどのくらい女と躰を重ねれば、アイツのような境地に至れるのか、俺には想像もつかない。
しかも、アイツが言うにはレイラは今日、初めて会った相手。
それなのにもう何十回も営みを繰り広げてきたかのように、彼女の心理を読み切って、的確に支配していた。

(これが、「ヘンタイ」か・・・・・・)





この記事へのコメント

豆戦士
2019年05月03日 00:28
というわけで(?)、
待望のウスバーさん新作ゲーム「DokiDoki告白ゲーム~みつみつけ~」を一通りプレイした豆戦士です。

猫耳猫やにゃろうを経験したアッキーさんに紹介するのは「ウスバー先生のゲームだよ!」だけで十分なので何を語ることもしませんが、

ウスバー先生への十分な理解と厚い信頼があれば、1分で真相がわかって5分でベストエンド見られる、とだけ。

(なお、ベストエンドしか見られないので結局なにもわからない)
2019年05月03日 03:12
>豆戦士さん

結局なにもわからないいいいいいいいいい!!!

というわけで、「ゲームの操作を理解する」のが「真相を見抜く」よりも時間かかったアッキーです。
冒頭のモノローグを注意深く記憶し、豆戦士さんの助言を頭に置きつつ、若干の右往左往の後で真相は推測できたのですが、そこで足踏み。
そうか・・・アイテムって、こうすれば使えるのか・・・。アレの使い方を理解してから、本当に5分でエンディング20に辿り着けた・・・。

しかし、どちらにせよ物語の大半が謎のまま!(エンディング数で言えば7割が不明)
妖怪との知恵比べとか、大枠は分かったけれど、細かいところが全然わからないままベストエンドなので、超絶もやっとする!
このキングクリムゾンな体験、紛れもなくウスバーさんの底意地の悪さ(褒め)が詰まっている・・・。
悔しいから再挑戦してきます!(まずは話のくどい男子生徒を突破せねば・・・)
豆戦士
2019年05月03日 04:11
短編ゲームであることもあり、冒頭から警戒MAXで挑むから、絶対プロローグになんかあるやろって思って「長い髪」が伏線であることにたどり着くよね!
なんせタイトル画面に長髪ヒロインいないからね。

「いかにも」な冒頭チュートリアルのギャグ展開。
ウスバーゲームじゃなかったら普通に流すところですが、人を騙すならやっぱりここだな! ということで。
2週目が発生することにも何らかの理由付けはあるはずなので、チョコを渡さないのが青字になってることの意味を……とか想像しますと。

ちなみに、いきなりベストエンドにたどり着くと、マジでなんもわからないから感動も糞もないですw
もっとハマりまくった後に情報集めてようやく……というのが正規ルートなんでしょうが、いかんせんプレイヤーの推理だけでベストエンドへの道は最初から開けているからね。

なんなら序盤の「とりあえず試行錯誤」の段階だけでたまたま正解にたどり着いてしまうというね!
とりあえずもっかいチョコ渡すか → おやエンディング変わった? → じゃあもっかい
2019年05月03日 05:15
プロローグの文章を読みながら考えていたのは、操作キャラこそが件の少女になるのではないかということでした。
彼女のグラフィックが長髪でもドット絵だけではボブカットに見えることから、いかにも男子に見える操作キャラも・・・と思わせる、巧妙なミスリードが用意されていましたね!(目を逸らしながら
なんにしても、長髪を意識していれば、惑わされることはないのですよね(説得力が落とし穴)

>「とりあえず試行錯誤」の段階だけで
ええ、まさしく思いました・・・。
アイテムの使い方さえ分かっていれば、とりあえず片っ端から試してみる可能性が高いので、素直なプレイヤーほど真相に辿り着きやすく、穿った思考で進めるほど迷路に嵌まりやすいという、まさに「恋愛」の暗示ですね!(泣きながら
しかし穿った思考も突き詰めると素直に合流するということも、ウスバーさんは示しておられる・・・救いの神・・・。
2019年05月03日 05:21
あ、ちなみにエンディングは何とか12種類まで集めました。
残り8つ・・・説明文が???のEND14も未回収。

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