デュエリストーク (その62)

※「決闘祭!」最終章の後にお読みください
                                                                

<決闘都市シリーズ>

決闘都市

決闘の箱

決闘迷宮

決闘航海


<決闘祭!>

能力者の祭典編

カンサー決戦編

モリン回想編

最終章:祭りの後


ひとしおの感慨は、遅ればせながら作者にも訪れた。
完璧には程遠いが、よくぞここまで書いたと思う。

どこまで書くべきなのか?
どこで完結とするのが美しいのか?

あるいは、それは読み手に委ねられるのかもしれない。
例えば「ガラスの仮面」は、未だ未完ではあるが、
40巻ラストを最終回と見ても差し支えあるまい。

「決闘都市」より後は蛇足だという思いは
作者としても、少しばかりは存在する。

このシリーズは、そもそも「決闘学園!」シリーズの
外伝的なスピンオフ小説であり、巨大な蛇足である。

私は、それが蛇から竜になるまで描けただろうか?

以下は、最終章あとがきの、更なる蛇足に過ぎない。





神邪 「・・・いつから疑っていた?」

マサキ 「どっちかというと信頼だな。シンヤの絶対能力は、“逆錐創世”で反転しても効果を失わない、数少ねぇ力だ。とすれば、組み合わせて所持したくなるのは当然。」

マサキ 「だって俺たちは決闘者だぜ!? 光と闇を合わせて最強を気取ってみたり、左手と右手を揃えてみてえって、思うだろ? 誰だってよ!」

神邪 「ふ・・・クッ・・・・・・」

神邪 「ククッ、アハハハハ! それは確かに純然たる推理だなァ! ひとかけらも反論の余地が無い!」

神邪 「すべての始まりは三千年前、クル・エルナの惨劇の夜。そして盗賊王バクラの死と、霊鳥の巫女アンズが陵虐の果てに殺されたときからだ。」

神邪 「私は、失われたものを取り戻したかった。」

マサキ 「お前・・・“レイナ”か?」

神邪 「ご名答。私はパラサイト・マインドで、マナに乗り移り、アイシスに乗り移り、墓守の血族を伝ってきた。時は20世紀、カイン・イシュタールから竜堂眸へ、そして21世紀、お前の親友へ!」

マサキ 「・・・つまりシンヤは、お前の“次の器”として育てられたってことかよ?」

神邪 「またまた正解。とはいえ簡単ではなかったぞ? 自我を極限まで擦り減らすべく、語るも涙ぐましい努力があった。私の部下は、多くが神邪を嫌っているだろう? それとなく神邪に嫌悪を抱くように、少しずつ誘導するのは、根気のいる作業だった。何も魔術を使うだけが洗脳ではない。」

マサキ 「てめぇ・・・シンヤが、どれだけ苦しい思いをしたと・・・」

マサキ 「・・・いや、それを言う資格は俺には無えな。そもそも誘導された程度でシンヤを蔑む奴は、自分の正義を投げ捨てた、惨めったらしい飼い犬に過ぎねえんだ。」

マサキ 「でもなァ、シンヤの人生を乗っ取ったことだけは許さねえ! それに気付かなかった俺自身もなァ!」

神邪 「安心しろよマサキ。あくまで人格ベースは、この“僕”だ。もっと自分の感覚を信じた方がいい。」

マサキ 「あん?」

神邪 「そもそも器を育てる必要があるのは何故だと思う。三千年の間に、多くの魂を引き連れてきたことで、急速に肉体が劣化するんだよ。必要なのは、脆弱でも構わない、無尽蔵の器だ。」

マサキ 「・・・・・・」

神邪 「というか、うすうす気付いてたんじゃないのか。アルドが死んだと聞いても、驚かなかった時点でな。」

マサキ 「・・・お前の“心の部屋”は、“無限ホテル”かよ。」

神邪 「器自体を無尽蔵の素材で、この場合は“虚空の闇の瘴気”で補修し続ければ、“裂く死ぬ世界”も保持可能だからね。だけど代償として、彼女は畦地くんたちと別離を迎えた。まだ20歳にもなってないのにな。後で笑えもしない、破滅の選択だよ。」

神邪 「・・・いや、笑えもしないのは、僕も同じか。」

神邪 「出来ればマサキには気付かれないままでいて欲しかったが、所詮は遅いか早いかだけの問題だよなァ。」

マサキ 「・・・・・・」

神邪 「わかってると思うけど、マサキ、もはや君は、生けるモーメントだ。デュエリスト能力“月下決葬”は、君を半永久的に生かし続ける。亜依も不老の魔法少女だけれど、寿命は常人より少し長い程度。君は神話の住人になったのさ。」

マサキ 「神話の住人か。だがそれも遥か未来の話だ。お前の見てきた未来が、俺たちの進む未来とは限らねえ。」

マサキ 「例えば、ここでお前に闇のデュエルを挑んだら、その未来とやらはどうなっちまうんだろうな・・・?」

神邪 「冗談にしても恐ろしいことを言うね、マサキ。」

マサキ 「俺たちの関係は、これくらい緊張感ある方がいいだろ?」



葉継 「そうね。ボーイズラブ的にもオイシイわ。」

美宇 「わかる。」

斑(R) 「わかってしまう自分が嫌だ!」

葉継 「あら、まだBL欲に抵抗する気?」

マサキ 「どっから湧いてきた、腐女子ども・・・。」

ヒロコ 「くひっ、まさかァてめぇがクリムゾン・ドラグーンだったとぁな。たいした演技力じゃねぇか。すっかり騙されたぜぇ?」

神邪 「ヒロコは気付いて然るべきなんだけどなァ。ギャシュリー転じて麦庭桜が、一度だって僕を下の名前で呼んだことがあったかい?」

ヒロコ 「そぉいうことかよ。」

斑(R) 「葉継も分かってたのか?」

葉継 「いいえ、全く気付かなかったわ。衝撃の真実ね。」

斑(R) 「何か微妙に嘘くさい・・・。葉継だって竜堂さんを下の名前で呼んだこと、あんま無かったよな?」

神邪 「安心した?」

斑(R) 「な、何が?」///

神邪 「どうも君は、僕に対する劣等感が強いみたいだからね。しかしそれは多分、竜堂眸に対するものだ。」

神邪 「そもそも単純に、生きてきた年数が違う。君が疎外感を覚えているなら、それはジェネレーションギャップであって、特別な絆ではない。」

葉継 「いちおう私も親の記憶を持っているからね・・・。」

斑(R) 「そういうことか・・・。」

アルド 「それで誰が自刃して死んだり竜堂くんに寄生して引き籠もる未来を歩んでるって?」

マサキ 「生きてたのかアルド~!」

アルド 「吉井くんのおかげでね。」

濃海 「スタンプラリーで翔武学園に挑んだのが、今になって利いてくるとはな。どうやら吉井にとって俺たちは、欠けてはならない者として認識されていたらしい。」

マサキ 「なんという伏線。」

アルド 「ほらね・・・未来なんて、ほんの、ちょっとしたことで、変わるんだ。よ。」



ミゾレ 「その通りですわ!」

ヒノエ 「やっほー、マサキ。お疲れ。愛してるヨ。」

ミゾレ 「さらっと何を言ってるんですの!? わたしの方が、ずっとずっとローズ様を愛していますわ!」///

マサキ 「・・・・・・え?」

神邪 「マサキ、なぜ驚く。」

マサキ 「そりゃ驚くだろ!」

神邪 「なんて鈍感な男だ。右代宮戦人と呼ぶぞ。」

マサキ 「ひでぇな!」

神邪 「それよりマサキ、2人から告白されたんだから、きちんと返事を返しなよ。」

ミゾレ 「・・・今日はやけに協力的ですのね。」

ヒノエ 「何か裏があると勘ぐりたくなるヨ。」

神邪 「真っ直ぐな想いは、茶化さないことにしてるんだ。これまで搦め手や牽制、婉曲でしか好意を伝えてなかった君たちが、初めて素直になったのを、嘲笑うことはしない。」

マサキ 「シンヤ・・・。そうだな、俺も男として・・・人として、はっきり答えよう。悪いが、お前らの想いは、受け止められねぇ。」

ヒノエ 「・・・だろうネ。」

ミゾレ 「ええ・・・わかってましたわ。それでも、決着つけないと先へは進めない。恋心は、砕けても輝き続けますの!」

神邪 「その欠片、僕が拾おうか?」

ミゾレ 「はっ?」

マサキ 「んっ!?」

ヒノエ 「まーしゅーと!」(錯乱

ミゾレ 「じょじょじょ冗談ですわよね!?」

神邪 「考えてみると、気さくに話せて、決まった伴侶がいない女って、君くらいなんだ。」

ミゾレ 「い、いじって楽しいって意味ですの?」

神邪 「砕けた恋は、別の形に組み立てることも出来るってことさ。」

(他の面々は混乱中)

ミゾレ 「同性愛に偏見物申すようですけど、貴方、中身は女性なのですわよね?」

神邪 「精神に性別があるとは思えないが、一応そうだな。しかし40年以上も女やってきたんだ。若い躰で男としての人生を楽しむのも悪くない。」



ヒロコ 「くひひっ、てめぇの意識ァそういうことかよ。」

無々 「どうも、人として余裕でアウトな邪教祖です。」

マサキ 「ここにいる奴らはアウト側が多いけどな。」

斑(R) 「どうも、将来は娘をドスケベダンサーに調教するインモラリストです。」

美宇 「レッドラム様、未来は分からないわ。」

アルド 「この中で最後までセーフ側だったのは濃海だけだね。」

ミゾレ 「聞き捨て成りませんわ!」

ヒノエ 「ボクは全然普通だヨ!」

マサキ 「普通ではないが人としてセーフだな。」

ヒロコ 「あんなぁ、クリムゾン・ドラグーンに挑もうって時点でイカれてるって思わねぇのかァ?」

葉継 「この物語は、真っ当な人々が頭おかしくなっていく、そんな話だったのかもしれないわね。」

斑(R) 「満面の笑みで結論が酷い!」

濃海 「人としてのモラルでは、間違ってないと思うぞ。」

アルド 「嬉しいな。」

ヒロコ 「てめぇは人としても間違ってる側だろぉが。」

アルド 「つまり要約すると最終章で活躍できなかったのが悔しいんだね・・・わかる、わかるよ。」

ヒロコ 「ぐっ・・・」///

神邪 「そこで悔しがるのが不思議だな。モリン編ではラストいいとこ持って行ったし、『火王の称号』から連なる決闘倶楽部シリーズを通して見れば、アルドより遥かに出番も多いしキャラも立っているんだが?」

ヒロコ 「ははぁん、悔しがってたのァてめぇの方だったってわけか。同情するぜ、アルドちゃん!」

アルド 「その通りだよ畜生。」

ヒロコ 「・・・しかし、中身がクリムゾン・ドラグーンだと思やぁ、てめぇの口調も得心いくぜぇ。」

神邪 「そんなに不自然だった?」

ヒロコ 「13歳のときと変わりすぎだって言ったよなァ。」

アルド 「だけどしかし高校時代から今と同じ口調だったと思うけどボクの気のせいなのかな?」

神邪 「分割したのさ。」

ヒロコ 「・・・ああ、あちしと同じか。」

神邪 「元々、死産だったことは知ってるよな。」

美宇 「ええ。」

神邪 「蘇生魔術は簡単ではない。肉体の組成を揃えても、宿る魂が無ければ単なる肉人形だ。竜堂眸は魂の100分の1くらいを削って、この肉体に入れた。」

神邪 「16歳のときに、およそ3分の1を。」

アルド 「そのときからか・・・なるほど、ね。」

斑(R) 「それでクリムゾン・ドラグーンの酷死病、石化症状が加速したってわけか。」

神邪 「地下都市から脱出した際に、残り全てを。これは状況的に考えて、『決闘都市』単独でも推測できるよな。」

マサキ 「考えてみりゃあ、そうだった。」

神邪 「後はマサキと行動していたのが全てだ。女の人生は飽いた。」

神邪 「男同士の友情は良い。」

葉継 「生まれて初めて気が合ったわね。」

斑(R) 「おい腐女子。」

神邪 「数千兆分の1の世界線の中でも、男女に分け隔てられると恋愛関係に発展することが多かったからね。友情を結ぼうと思えば、男の方が都合が良かった。」

ヒロコ 「あちしァてっきり、てめぇはマサキと懇ろになりたいとばかり思ってたんだが、むしろ逆だったってわけかぁ・・・。」

神邪 「どうだろうなァ。百を超える魂の、どれが色濃く顕現するかで、微妙に感情や価値観が変わるんだよね。さっきまでは母さんに引っ張られてたけど、今は普段に戻ってる。」

神邪 「僕の人格は、濁ってるんだ。」

ミゾレ 「わ、わたしに言ったことは・・・」///

神邪 「分離しようか。」

竜堂眸 「私はイケメンと美少女が好きだ。」

マサキ 「真顔で何言ってんだ1期ラスボス・・・!」

神邪 「え、普段こんな感じだけど?」

マサキ 「知っていても溢れる違和感が止まらねぇ!」

竜堂眸 「何を期待してるか知らんが、私は普通にイケメンが好きだ。そして美少女も好きだ。」

マサキ 「ラスボスの威厳とは・・・」



カノン 「みゅ? 呼んだ?」

竜堂眸 「出たな元凶。」

マサキ 「出たな元凶!」

葉継 「出たわね元凶。」

斑(R) 「出たな元凶!」

ヒロコ 「出やがったなぁ元凶!」

アルド 「出たね元凶かえりやがれ。」

カノン 「みゅぐ・・・ぐす・・・」

竜堂眸 「嘘泣きはやめろハゲ。」

カノン 「ハゲ!?」

竜堂眸 「なぜ疑問を発する。この展開も『バベルの図書館』よろしく、とっくに知っているはずだ。一言一句違わずにな。」

カノン 「闇のゲームに負けて、溜め込んだ質量ぜんぶ失っちゃったから、シミュレートしてたとしても覚えてないみゅ!」

竜堂眸 「それは悪かった。お詫びに今ここでアヘ顔になる権利を与えよう。」

カノン 「あへぇ」///(ダブルピース

(一同、複雑な顔)

神邪 「どうやら今は無害なようだね。」

マサキ 「無害、かな・・・?」

カノン 「みゃはは、リンネ機構は残り続けているから、滅びた宇宙は私に取り込まれて、いずれ復活するんだみゅ。」

ヒノエ 「超ビッグリップだよ~!」

マサキ 「ルチアーノかっ!」

竜堂眸 「悠久の刻を経て、再び逢い見えよう、とこしえの敵対者よ。貴様にとっては、まばたきより短い時間に過ぎないだろうがな。」

カノン 「そうでもないみゅ。こうして会話してることからして分からない? 私の時間感覚は、君たちと変わらないんだみゅ。」

カノン 「だから、ね」

カノン 「たまには、この優しい世界で、お話してくれると嬉しいみゅ♪」///

竜堂眸 「考えておこう。」

マサキ 「考えておこう。」

葉継 「考えておくわ。」

ヒロコ 「考えておいてやるよ!」

アルド 「考えるまでもないね。」

ミゾレ 「考えておきますわ。」

ヒノエ 「考えるだけ。」

神邪 「考えたくもない。」

カノン 「みゅぐ・・・ぐす・・・」

竜堂眸 「性懲りもなく嘘泣きを繰り返した褒美に、緊縛をくれてやろう。」

カノン 「みゃふんっ!」///

竜堂眸 「そこでおとなしくしてろ。」

カノン(緊縛) 「みゅふふ、だけど語られてない設定とかエピソードとか、いっぱいあるもんね! 次世代の話だって語れるし!」



カノン(緊縛) 「私たちの、決闘者会談は終わらないっ!!」ドヤァ



神邪 「じゃ、そろそろ解散で。」

マサキ 「おう。」

斑(R) 「うぃーっす。」

アルド 「おつかれー。」

美宇 「お疲れ様。」

葉継 「あ、佐久間さんたちから焼肉誘われてるんだけど、行かない?」

ヒロコ 「そいつぁ素敵だ!」

アルド 「ステーキじゃなくて焼肉だよってツッコんで欲しいんだよね・・・うん、わかる、わかる。」

濃海 「会長は、いつもくだらないギャグを考えているからな。」

アルド 「感じる!」///

ヒノエ 「こういう日常こそが、レイナさんが本当に取り戻したかったものなのかもしれないネ。」

ミゾレ 「そうですわね。ありきたりこそ幸せってものですわ。」

無々 「それでは、カノン先生、ア・デュー(神の御許で)」



カノン(緊縛) 「みゃ、待って・・・待ってぇ~~~!!」








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この記事へのコメント

豆戦士
2019年07月19日 01:39
完結。

完結である。

完結なのである。



わああああああああああああああ終わっちまったよおおおおおおおおおおおおおおこれから何を楽しみに生きていけばいいんだあああああああああああああ!!!!!
豆戦士
2019年07月19日 01:39
A. プリチャンとか望公太先生の新巻とか(台無し)
豆戦士
2019年07月19日 01:40
というわけで、1日経った今でもまだぽーっとしている豆戦士です。

吉井康介登場から終わりまで1話に収めきるの、これ以上ないテンポだと思うんだけど、良い意味で意外だからこそ唐突にすぎるのよな……!

なんて格好いい最終回。なんて。
豆戦士
2019年07月19日 01:41
で、ここまで言っておきながら本当にアレなんですが。

・えっあれ掌握の力ってデュエリスト能力にも使えるんでしたっけ

・数値表記を10進法から1進法にできたのは、シフトワンを使えばプラマイ1どころか任意のものを任意にいじれるから?

・1進法にしたから、「《リンネ-永劫回帰の支配者》が1枚ある」という事実が∞枚を意味することになった?

・《リンネ-永劫回帰の支配者》が∞枚あると、デュエルをゲームとして維持できるんだっけ??? カノンは高々有限の質量だから? そもそも、質量で上回れば維持できるって理屈なんだっけ???

・カノンはカノンで好きな能力を自在に作れるも同然だから、「デュエル開始時に相手は敗北する」とか「自分がデュエルに敗北するとき、代わりに相手が敗北する(※リンネの効果を無効にしているわけではない)」とか、どうとでもなるのでは……?

などなど、なにもかもぜんぜんわからない豆戦士さんがいるよ!!!!!

そこもふくめて「なんかよく全然わからないんだけどとにかくすげぇ!」みたいな、これぞ遊戯王って感じではあるのですがね!
豆戦士
2019年07月19日 01:42
にしても、この本編の数十倍の長さを誇るであろう話が、「全部見城さんの夢だった」というのは、なんとまあ物凄い……。良い意味での壮大な無駄遣い……。

まさか、本編での扱いがアレであることを逆手にとって、「吉井康介のアナザープランが見城薫」って展開に持っていくとはね! 脱帽。

……いや待てよ? 要するに、この話は全部、深夏の夢みたいなものだから、なぜ逆転できたかの理屈は何もかもわからなくて当たり前なのでは!!!!!
豆戦士
2019年07月19日 01:42
> 「決闘都市」より後は蛇足だという思いは

この気持ちはすごく分かります。ある意味で、決闘都市が、本編に一番近い雰囲気だった。

端的に言えばデュエルしていた(ここだけ読んだ人はわけがわからないと思いますが、デュエルしてたんだよ!)。

とはいえ、新生徒会の一存は蛇足だと思いますが、ないよりはあったほうが断然良い!

超おいしいごはんとまあおいしいごはんをもらえるか、超おいしいごはんだけをもらえるかという選択に対して、後者を選ぶはずがあろうものかよ。



> 「執筆しなければ死ぬ者」と「執筆しなくても生きていける者」

本当にな、これは本当にな……!

世の中のコンテンツに対するアンテナが鈍かったときと比べて、今は「読まなくてはいけない作品」が山のようにあってな……しかも増え続けていてな……。

でも、それがなかったら、森脇真琴監督や、望公太先生に出会うこともなかったんだろうと思うとな……。

ようするに、1日が48時間ほしい。
いやごめんやっぱり480時間くらいはほしい。
豆戦士
2019年07月19日 01:42
さて、そんなわけで。

本編の何十倍もの規模の物語を紡いでくださったアッキーさんには、もう感謝しかないのですよね……。

「足を向けて寝られない」とか、その手の定番感謝表現は、相当序盤に(それこそ決闘都市の頃に)使い尽くしてしまったので、もはや何て言っていいかはまるで分からないのですが。

私もね、アンサーノベルを何か書かないと、申し訳すぎていたたまれない感じではあるのですけどね……。
さっき言ったとおり、「読まなくてはいけない作品」が山のようにあってな……。

これは自分の中では相当にシリアスな悩みなのですが、おそらく普通には理解されないだろうなという苦しみ。
アッキー
2019年07月19日 05:36
>豆戦士さん

生き甲斐としていた物語が完結するごとに、生命力が失われるジレンマ!
それを作者の側に立って味わえる喜び!(複雑な味ミックス)

実際、完結と共に死んだりする作者・読者は割といる&共感してしまうので、
ホント生き甲斐は複数持たねばと思う今日この頃(シンクロ)

じわじわと「完結したんだなぁ・・・」という感慨が湧いているアッキーです。
アッキー
2019年07月19日 05:37
というわけで、まずはQ&Aコーナー!

A1:レベルマイナス戦でリンネを掌握していたので、デュエリストの魂を掌握することで、テキストを実行できるとしました。
決闘祭8章では、波佐間くんの能力を行使しています。(Act 114)

A2:進法に関する制限は無かったりします。(10進法の「10」をシフトして「01」にしたと解釈するのも可)

A3:1進法で1を表記することで無限の0が並ぶと、2進法や10進法に戻しても無限の0が並んだままになり、「K番目の0を1にシフトすれば、K+1番目の0も1にシフトする」という帰納法的な操作を実行することで、無限になりました。

A4:カノンの言ったことを要約すると、“始まりの1枚”の、ゲームを維持する性質は、持ち主がデュエルを真理に比してどれほど理解しているかに規定されます。
リンネはデュエルの全てを知っているので、維持する力は常に1で固定されていますが、小指の先ほども知らない人類は巨大数の逆数しか維持する性質を引き出せない。ならばカード枚数の方を増やすことで、維持力を水増しした、ということです。(最大値1=必ず維持)

カノンに限らず、勝利の天秤を自分側に傾ける性質は、基本的にゲーム性を維持する力とは相反するものです。(異能が絡まなくても資金力の差なども含むので)
しかし真理の枠内に収まるので、リンネ自身が扱えば必ずゲーム性は維持され、いずれにも勝機は存在します。(日常に戻ってきた吉井くんは相変わらず勝ったり負けたり)

A5:それらの「ゲーム性が維持されない全て」は、ゲーム維持の性質によって、適用外になります。
チェスで例えるならば、「チェックメイトする能力」に対して、「盤面を次元拡張してキングの動きを高次元的に解釈する」感じでしょうか・・・。


アッキー
2019年07月19日 05:38
・・・・・・質問に答えながら、節々で論理の怪しい部分があると思うと同時に、
「これ作中で書いときゃよかったああああああ!!」と悶える私がいる!

「納得はしている(キリッ」と強がった傍から、うじうじ悩み出す、それが私!

なんにしても、深夏の夜の夢でした。
レベルマイナスの夢は、扱いがアレだった見城さんに、リンネがバックアップ役としての対価を支払ったとすれば、辻褄が合うと思うのですよ!
流石は神様、見城さんが喜ぶ報酬をピンポイントで突いてくる!的な!

なんだかんだリンネって、人々の願いを、少しずつ叶えているんですよね。
翔武、東仙の環境が異常な能力者密度であることを考えると、ほとんどの能力者は、他の能力者と戦う機会すら碌に無いまま、能力を消失していたと思うと、世界大会が既に、夢が叶ったようなものですし。

アッキー
2019年07月19日 05:39
>超おいしいごはんとまあおいしいごはんをもらえるか、超おいしいごはんだけをもらえるかという選択に対して、後者を選ぶはずがあろうものかよ。

そう言ってもらえると凄く救われます!!!
これまで何度「あそこで切りあげておけば・・・」と思ったか分かりませんが、
「ここまで書いて良かった・・・!」と胸を撫で下ろし中。

今だから落ち着いていますが、掲載直後に眠ったときなどは、酷評される悪夢を見る破目になったりしてたのです・・・どんだけ不安だったんだ自分w


>読まなくてはいけない作品

これまた凄い分かる! 共感しすぎてつらいほどに・・・。
知性と好奇心は膨れるほどに表面積が増える的な!
それは幸福であるが焦燥なのである!

なんにしても「時間と体力が欲しい!」というのは切実な願いですよね・・・。
書きたいもの、書かなくてはならないものは多々あれど、人間は限られた時間と体力しか与えられていない悔しさ!
かけがえさんの分身能力が切実に欲しい今日この頃です。


と・い・う・わ・け・で(おしゃま

こちらとしても色々と好き放題やらせてもらえて、感謝の念が尽きません!
ものすっごい楽しかったです!!

人生という名のゲームは続く・・・・・・(高次元の読者を意識した引き)



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