囲碁名人戦44期 この若手が凄い!

強い・・・!

ここのところ絶好調の河野さんを破って
挑戦者となった芝野虎丸さん。
なるほど確かに、周囲から「タイトルはまだか」と
言われるのも頷ける。

とはいえ正直なところ、あの時点では
挑戦権を「得た」というより「拾った」印象で、
ここまで張名人を追い詰めるとは思わなんだ。
無論プロは紙一重なので、この展開も予想こそしていたが、
それでも決して主たる予測でなかったアッキーの不明。

名人位を奪ったときの張栩の、人知を超えた強さが
鮮烈に焼き付いていることもあり、
若手のホープがどこまで戦えるかという感覚で、
第1戦も、勝てる碁を落としたのは・・・と見ていたが、
しかし、そこからの3連勝。


ちょっと名人が不調かな、というのもあるが、
やはり挑戦者が強いという話だ。
3局目が焦点。
新聞の解説では、深い打ち込みの時点から
挑戦者の策動が始まったように書いているが、
もっと早い段階で事前準備は成されていた。

じっくりと下辺を固める手が、
それで間に合うのかと、並べる手を止めて
しばし思考したものだったが、
その時点で、芝野さんの意図を半分までは読めた。
付け伸び定石の形状的に、あの位置に打ち込んで
黒の形を崩すだろうとは思っていた。

だが・・・

石は・・・

弾けた・・・

新聞解説でも、筆者の驚愕が伝わってくるが、
誰だってそう思う、私だってそう思う。
そっちが本命だなんて、思わないじゃないですか・・・!

囲碁は、
要石が捨石になったり、捨石が要石になったり、
価値変動の激しいゲームでありますが、
それだけに感動的な打ち回しでした。


これで勝負が決まったかと思いきや、
終盤「え?そんなところから劫が!?」という展開になり、
「劫の張栩」たる力を思い起こさせられたが、
それを抑え込んで勝ちきった芝野さんはホント強い。

さっき4局目を並べたところだが、
お互いに敵陣を切り刻みまくる熱戦で、
場面ごとの評価は追いついていない。
タイトル戦の棋譜は並べるだけで消耗する。







ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2019年11月
               1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去ログ

テーマ別記事

最近の記事

最近のコメント

QRコード