囲碁・将棋の思い出 エピソード1 N先輩

いつから将棋を指し始めたのかは
囲碁以上に記憶が定かではない。

周囲の大人たちが、強弱あれど
将棋を指せる人が多かったので、
幼い頃から自然と指していた。

私の世代も、弟、妹、いとこ3人も含めて
指すだけなら全員が指せる。
いとこのうち、長男とは何度か対局した。


とはいえ、強い指し手となると、数は絞られる。

当時は弟も強くなく、
かといって父親や叔母には歯が立たない。
好勝負が出来るライバルがいなかったのだ。

しかし小学一年生になって、
同世代で初めて、自分より強い相手に出会った。
1歳上の男子で、最初の出会いこそ険悪だったが、
当時放送していたアニメの話題で仲良くなり、
そして将棋のライバルにもなった。


この頃に今現在の基礎的な考え方が出来上がる。
考えもしなかった選択肢が見えるようになり、
棋力は飛躍的に向上した。

例えば、局面によっては大駒を惜しまない戦い方だ。
「大駒を捨てる」=「神を生贄に捧げる!」
という喩えは、的を射ていると思う。

すなわち当時の私の棋力では、
父親や叔母からは、そのようなリスキーな手を
引き出すことすら出来なかったと言える。

やはりN先輩との対局は、
同格の相手だからこその、ひりつく昂揚があった。
向こうも同じように思っていたと思う。
(周囲の子供たちの中で私とN先輩が突出していた)


そのN先輩が引っ越してしまったのは
とても残念なことだった。

当時の私が小学三年生で、
将棋のライバルを失った穴を埋めるように、
囲碁に手を出した・・・というのは、
ちょっと大袈裟ではあるが、間違ってない。

そのうち弟が、めきめきと強くなり、
将棋に関しては弟がライバルとなった。
才能で言えば、弟の方が将棋の才能があり、
私の才能は囲碁に向いていた。





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