進級シリーズについて

囲碁の入門書、手引き、
あるいは解説書の類は多いですが、
どれが良いのかというと難しいです。

そもそも私自身、この手の本を
さほど読んでなかったこともあり、
あらためて少しずつ読んでいこう、
囲碁の勉強をしようと思いました。


日本棋院が出している、進級シリーズ。

1、第一感の死活
2、置き去りの傷を探せ
3、強くなる手筋
4、級の実力テスト
5、序盤の感覚力

当初、人に教える目的で買ったものですが、
むしろ自分の方が学ぶことが多く、
これまで漠然と打っていた部分を
研ぎ澄ましつつあります。



◎第一感の死活 (対象棋力:5級以上)

いわゆる詰碁の類を解くよりも、
こうした死活の方が実戦的です。
基礎だからといって簡単ではなく、
すらすら解けるようなら有段者です。

前書きには9級~1級と書いてありますが、
広告には10級~5級と書いてあって、
どないやねんって話ですが、
あくまで齧る程度なら10級から、という話。
教える側が、盤面に並べて出題する際の目安です。

実際問題、ひとりで取り組もうと思えば
5級でも若干しんどいかもしれません。

有段者は頭の中で並べて全問正解を目指したい。
そういう意味では、有段者にこそオススメと言えます。



◎置き去りの傷を探せ (対象棋力:10級以上)

むしろ、こちらが1よりも先だと思いました。
教えている人も、こちらの方で反応が芳しく、
死活よりも先に実戦で効果が出ています。

こういった考え方の延長にあるのが
いわゆる死活の類であり、
ちらほらと死活問題も登場します。

有段者は、手順や目算まで含めて解いてみると
実戦でも目算の練習になります。
私も衰えていた目算力が戻ってきました。



◎強くなる手筋 (対象棋力:5級以上)

またしても上級者向けの本です。
とはいえ齧るだけなら10級以下でも。

「置き去りの傷を探せ」から、
死活方面に分岐するのがシリーズ1、
手筋に分岐するのが、シリーズ3と言えます。

すらすらと読めるようなら有段者の領域。
寄せ絡みの問題では、シリーズ2と同じく
何目の得になるかまで考えていきたいものです。



◎級の実力テスト (対象棋力:10級以上)

広告では15級からと書いてあり、
確かに最初の頃は下級レベルの問題が多いのですが、
やはり実戦力を付けようと思えば
自分の棋力未満の問題を数多く解きたいもの。

後の方には初段レベルの問題も混じっているので、
有段者にとっても勉強になるはず。

人によっては第2章の死活が解きやすいので、
こちらを先に読んでいくのもオススメです。



◎序盤の感覚力 (対象棋力:有段者)

広告では10級~1級と書いてありますが、
とんでもない話です。
級位者は第1章だけを読みましょう。
それだけでも力が付きます。

物言いも辛目なので、人にもよりますが、
有段者でもなければ嫌気が勝りそう。
反省が勝るなら有段者、発展まで考えられるなら
中段者、高段者と言えます。

死活や詰碁の類と違って
正着が自明ではないこともあり、
私自身、級位者の頃は避けていた領域です。

有段者になってから、あらためて読むと
実力が付いているのが実感できました。





手引書や問題集の類は、
数多く読まなくてもいいと思います。

お金も勿体ないので、数冊の本を
擦り切れるまで(上から目線で評価できるまで)
読みまくる方が効率的でしょう。

・・・あまり読んでない言い訳ではないですよ?


いちおう対象棋力を記しておきましたが、
単なる目安であって、ルールではありません。

自分が読みたい本を読む。
これに勝る手引きはないと思うのです。






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