佐久間「節分とバレンタインを楽しもう」 山田「たの死亡」

 
佐久間「どうした山田、顔色が悪いぞ。おかしなものでも食べた?」

山田「近いうちに食べさせられる予定らしい。」

佐久間「何だと。山田に変なものを食わせる不届きな泥棒猫は、この私が直々に八つ裂きにして肥溜めに送らなきゃ!」(曇りなき眼

山田「その理屈だと、自分で自分を八つ裂きにすることになるが。」

佐久間「いつ私が山田に変なものを食べさせた? ミガロスじゃあるまいし。」

八武「そうだぞ山田くん。いつもいつでも炭を提供される私と、イベント時のみオーバーフローした愛情を受け止めきれないが、普段は料理上手な妻がいる君と、どちらが!?」

山田「いろいろ聞き捨てならないが、お前の嘆きは分かる。」

維澄「比較するものでもないけどね・・・。」

維澄「正直まだ腑に落ちてないんだけれど、ミガロスは科学の実験みたいに調理は出来ないの?」

八武「私もそう思うが、それは出来る側の理屈なのだよ。」

山田「味覚は主観的だからな・・・。」

八武「複合的かつ原始的でもある。ある程度までは客観的にカテゴライズできるが、結局は個人の感覚に依るからねぃ。」

佐久間「ミガロスは、いわゆる”メシマズ・エターナル”というやつだな。」

八武「ああ絶望しかない。」

佐久間「お前は多くの女に絶望を与えてきた。すなわち今の死根也は、凌辱してきた女たちと、真の意味で一体化したと言えるだろう。」

山田「お前が何を言ってるのか、いよいよ分かりたくない。」

佐久間「私も山田と真に一体化すべく、脳細胞にカカオの種を植えて・・」

山田「やめろっつってんだろうが!」

佐久間「大丈夫だ。体に悪いものは食べない。飲酒も控える。」

山田「妊娠中かっ!」

八武「おや? 身に覚えが・・・?」

佐久間「当たり前だろ。何年同棲してると思うんだ。山田が童貞とかネタだよネタ。」

山田「根も葉もない出鱈目をほざくな。」

佐久間「というキャラで通っている。」

山田「キャラ作ってんのは佐久間の方だろ。」

佐久間「なにっ? この知的でクールな素顔を、作ったキャラだと?」

山田「言葉のナイフを突きつけてくる、周りに連中に対して、憤りの牙を剥いていた、尖りまくりの奴がさあ・・・やさしくナイフを納めて丸くなる類の展開ってあるよな。」

山田「あれ嫌いなんだよ、個人的に。」

維澄「そうね。私も好きではないかな。」

八武「ふむう。場合によりけりだと思うが・・・。」

山田「そういう展開自体が嫌いなわけじゃない。それを作者が肯定的に描いているのが嫌なんだ。きちんと憤る此奴カッコいい!っていう思いが宙ぶらりんにされんだよ。」

佐久間「てめぇが憤れよ。怒るのは疲れるんだ。」

山田「それも分かってる。」

佐久間「いいや、わかってない。お前は分かってない。」

佐久間「少数派に憧れる奴が少数派だと思うか? 対岸の火事だから、もっと熱くなれとか言ってられるんだ。」

維澄「・・・羨ましいなあ。」

佐久間「何が? というか誰が?」

維澄「佐久間と山田の関係が。」

八武「そうだねぃ。君らの関係は、恋人でも、夫婦でも、友人でも、他人でもない。どう名付けていいのかも分からない、不思議な関係だ。」

佐久間「腐れ縁。」

山田「腐ってはいない。」







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