剣と王冠

作中ゲーム、というものに滾ります。
それを実現するのは喜び。
手軽に家庭で再現できれば猶の事。

かつて「アクマゲーム」の“百金争奪”を
多少アレンジして家庭でプレイしたことがありますが、
(そのときの対戦カードは母VS妹だった)
原作者も渡辺さんと“五印一当”で
勝負したことがあるそうです。

斯様に、マンガに出てくるゲームを
自分もプレイしてみたい、という想いは、
広範なゲーム浪漫と申せましょう。

「ヒストリエ」のマケドニア将棋も
なかなか面白いんだぜ。
序盤は弓兵、中盤は重兵、終盤は譲位、
というのが戦略のポイントだと思うの。


とまあ、面白そうなゲームは数多くあるのですが、
再現できるか、という視点に立ってみると、
これが意外と難しかったりします。

高次元チェスや王棋は、理こそ分かりやすいが、
ではプレイできるかというと、少なくとも手軽ではない。
某SFに登場するゲームや、それのパロディだという
ドロッセルとゲデヒトニスの対局なども、
全貌が明かされたとしても同じ括りに入るだろう。

M&WやCHAOSは、描く分には向いているが、
我々がプレイするゲームとしては再現困難だ。
前者はカード自体はOCGを流用できるし、
ローカルルールで何とかならなくもないが、
後者に関しては検証班が匙を投げたレベル。

ましてドリームバリューともなれば、
“再現”の定義からして難しい。
何をどうすれば“再現”と呼べるのか分からない。
見てる分には非常に面白いのだが・・・。


・・・というか、そもそも上記のゲームは
あらかた有名どころだと思うので、
わざわざ“発掘”するまでもない気がするっていう。

某SFのアレとか、私は全然知らんかったけど、
もうちょい前の世代あるあるだとか何とか。

まあ、それで言うなら“剣と王冠”は、
これが登場する「スズログ」の作者が
現在「ダーウィンズゲーム」連載中なので、
むしろ近々では有名かもしれないですが。

・・・・・・
・・・

えー、早くもコンセプトが崩壊しそうな雲行きで、
汗顔の至りでありますが、まあルール紹介だけでも。

基本的にはチェスなんですが、
駒(カード)が裏向きなので、不完全情報ゲーム。

盤面は5×7(横5、縦7)で、駒は7種類12枚。
王、龍、魔女、城、槌が1枚ずつ、騎士が2枚、
歩兵が5枚、という組み合わせを互いに持ち、
ゲーム開始前に(衝立でも用意して)
自陣に裏向きで好きなようにセットする。

ここでいう「自陣」とは、フィールド的に
5×3の領域であると考えて間違いない。


裏向きカード・・・前後左右に1歩ずつ動ける。
自分の手番で自由に表に出来て、
このリバース行為は手番を消費しない。

王(キング)・・・取られると敗北する。
動きは前後左右に1歩ずつと、裏向きと同じ。

龍(ドラゴン)・・・将棋の龍と同じで
縦方向と横方向には幾らでも動けて、
斜めにも1歩ずつ動くことが出来る。

魔女(ウィッチ)・・・将棋の馬と同じで、
斜め方向には幾らでも動けて、
縦方向と横方向にも1歩ずつ動くことが出来る。

騎士(ナイト)・・・チェスのナイトと同じく、
八方向に桂馬飛び可能。

城(キャッスル)・・・槌以外では取られず、
槌以外でムーブされた場合、それを取る。
動きは左右に1歩ずつ。

槌(ラム)・・・前方3方向と、後方に1歩ずつ。

歩兵(ファランクス)・・・前方1歩のみ。


動きを考えると、歩兵は裏向きの下位互換だが、
裏向きカードは裏向きのままでは
相手の裏向きカードを取ることが出来ない。

打ち駒は、将棋と同じく手番を消費し、
必ず表側で置かなければならない。
歩兵は打つことが出来ない。



手軽に作れそうなので、いつか作ってみたいと思うが、
久々にマケドニア将棋やモルQもやりたいし、
そういえばオリジナルで作ったカードゲームも
他に2つあったなあ・・・。
ひとつは自作、もうひとつは合作。
機会があれば紹介したい。






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