佐久間「山田は私が変わり果てたと言うが」

山田「いや実際そうだろ。中学時代と別人だ。」

維澄「その頃の佐久間に会ってみたい。」

佐久間「会って何をする気だ? ああん?」

維澄「これに限っては純粋な興味よ。」

佐久間「そうか。ならば今すぐ宣言しろ、私は中学時代の佐久間闇子に対して性的な欲望を一切抱かず行動もしないと、誓え。」

維澄「誓わされるのはゾクゾクするけど、嫌よ。」

八武「女の子同士の会話は心が和むねぃ。」

山田「どこらへんに心が和む要素があるというのか。」

神邪「和みはしませんが、なんかイイですね。」

山田「・・・まあ、そうなんだ。」

山田「中学時代の佐久間は、他人を寄せ付けない孤高の美少女だった。」

佐久間「そんなに中学生が好きなのか?」

山田「中学時代のお前がな。」

佐久間「このロリコンが! 次は小学生か?」

神邪「佐久間さん、せっかく山田さんがデレてるんですから、もう少しデレ返してあげましょう。」

佐久間「中学時代の山田のデレに比べたら、こんなものは塩だ。いや、水酸化ナトリウムだ!」

八武「山田くんも中学時だから変わり果てたのかね?」

山田「そんなことはないと思うんだが。」

佐久間「まァ私とて、剥き出しの心では生きていけないということさ。」

佐久間「仙水忍ではないが、私の人格は担当ごとに7つくらいに分かれていると言えるだろう。」

佐久間「卑猥で口汚い人格は、良くも悪くもハッタリが利くんで、とりあえず普段これを使っている。」

佐久間「さしずめ、プリンタワー:広告塔、といったところだ。」

維澄「それは、おっぱい的な意味で?」

佐久間「おっぱい的な意味でだ。」

八武「タワーはスラリとした体躯を示している、わ、け、か。」

神邪「完璧だ、このルビには隙が無い!」

山田「・・・ちょっとシリアスな雰囲気になったかと思えば、すぐにこれだ。」

佐久間「安心しろ、シリアスだ。他の6つは、パンダイーター:ヒグマ喰い、クリムゾンアリス:性少女、ヴァンデミエルブラン:白葡萄、パラレルゴッデス:貧乳帝王、マッドハンター:泥人形、グレイライアー:群青昆虫。」

山田「野崎まどのパクリじゃねえか!」

佐久間「オマージュ。」

山田「ツッコミが追いつかない! パンダはヒグマじゃねえよ!」

佐久間「知ってるだろ? パンダはクマ科の生き物だ。」

八武「クリムゾンアリスは、同人作家とエロゲーメーカーかね?」

佐久間「ああ、“硬い”と“柔らかい”を兼ね備えて最強に見える。」

山田「最低の発想だ。」

神邪「どうして白葡萄だけフランス語なんですか?」

佐久間「ブラック・ノワールや、ビバ・ノウリッジを思い出すんだ。」

維澄「パラレルゴッデスっていうカッコいいルビなのに、どうして貧乳?」

佐久間「知ってるはずだ、パラレルは並行の意味。」

山田「そのパラレルかよ!?」

佐久間「白葡萄と合わせて、貧乳を担当する人格だ。」

八武「ああ、白葡萄って、そういうことかね。」

山田「・・・最低の発想だ。」

維澄「そもそも貧乳を担当する人格って何!?」

山田「マッドハンターはいいとして、何でグレイなのに群青なんだよ。」

維澄「薄墨?」

佐久間「グレイは灰色ではなく、グレゴリイの略だ。」

山田「ザムザかっ! カフカなる群青か! わかりにくい!」

維澄「だから昆虫・・・」

八武「となるとライアーは嘘つきではなく倒れているわけか。」

佐久間「今更言うのも何だが、球磨川禊の過負荷“大嘘憑き”は、フランツ・カフカの捩りとして、良く出来ている。」

山田「本当に今更言うのも何だな。」

佐久間「まァ、総じてカッコいい二つ名だと言えるだろう。」

山田「カッコいいけどさぁ・・・もうちょっとシックな感じに出来なかったのか?」

佐久間「ファジーな注文だな。」

山田「受け狙いではなく、本気の陶酔こそが名作を生み出すって、ことのは文芸部の部長も言ってたぞ。」

佐久間「陶酔が足りないことは認めよう。」

山田「そもそも、たった今だよな、これ考えたの!?」

佐久間「今ではない。去年の師走に考案し、他の人格にクリスマスプレゼント。」

山田「これがブラックサンタか・・・。」

八武「まァ、山田くんにもミニスカサンタが来ただろう?」

山田「夜中に叩き起こされて、サンタ服のサイクロプスと戦わされたことを言ってるなら、本気で次から代わって欲しい。」

神邪「しかし佐久間さんがミニスカサンタで夜空を華麗に駆け回るのを、間近で見られるんですよ?」

山田「佐久間はロボットに乗っていた。」

神邪「なんて酷いことを!」

八武「年に一度の男のロマンを踏み躙られるとは、山田くんが怒るのも無理はない。」

佐久間「ロボットだって男のロマンだろ?」

八武「ロボットよりミニスカサンタだ!」

佐久間「それはお前だけだ。」

維澄「私もミニスカサンタの方が・・・」

佐久間「メカへの愛を取り戻せ! 飛行石でラピュタを訪問するんだ!」

維澄「サイバディに乗ってくれるならモノクローム歌うよ。」

佐久間「栞は正気に戻った。次は死根也に戦闘実行体と機皇帝の編隊を差し向けようと思うのだが・・・」

山田「賛成。」

八武「山田くん!?」

佐久間「命懸けの逃避行の中で、妻と愛を育むがいい。」

八武「とっくに育んでいる!」

佐久間「数ヶ月に一度は胸キュンが必要だ。ジュラシックワールドに、インドミナス・レックスが必要だったように・・・」

山田「“いつか誰かが喰われる”」

佐久間「人が喰われてこそのジュラシックパークだ。」

神邪「なんて素敵なジュラシック!」

山田「なんということを。」

佐久間「肉食獣の保護区では、よく地元民が喰われる。それを放置しているのは何故だ?」

佐久間「生命工学の賛否を論ずるのも結構なことだが・・・いや、説教は野暮だな。」

佐久間「素直に美しいと思えば、それでいい。」

維澄「倫理観を抜きにすれば、正直とても好み。」

神邪「強くて賢い美少女は、いつでも僕らを惹きつけるのですね。」

八武「男たちを喰らう、箱入り美少女か・・・。そそるものがある。」

佐久間「対するは、イケメンに調教された4匹の雌。」

山田「その通りなんだが、言い方が・・・。」

八武「インドラプトルがメイジーの寝室に入り込むシーンは官能的だ。」

八武「総じてワールド前後編は、ジュラパー三部作よりも色気を押し出していると言えるだろう。」

佐久間「今の私も子供時代より色気を押し出しているだけだ。」

山田「オリジンが至高という意見も無視できない。」








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