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佐久間闇子と奇妙な世界
ブログ紹介
◎小説メイン。数学者にして歌うたい・オタクにして唯物論者・小説家にして革命家・・・を目指しているプチヒッキーの精神病者アッキーと、妖艶・残虐・暴力主義者・闇の世界の支配者である佐久間闇子の共同ブログです。コメント大歓迎!

<小説一覧> (クリックで過去小説へ飛べます)

◎小説の更新
エスパー奇譚(短編) 「傀儡師は夜に眠らない」(9月23日〜)
八武死根也シリーズ 「屍の街」(9月10日〜19日)
「サトリン」第一部まとめ読み (9月9日)
禁書SS 「第一位・御坂美琴」更新(8月30日〜9月2日)
決闘学園・壊 「クロス・アバター」(8月18日〜28日)

「エッセイ」・・・いろいろ書いてます。不定期更新。

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タイトル 日 時
傀儡師は夜に眠らない 7
「超能力の中には、それ自体が理そのものであるような能力が存在する。」 3体の人形を宙に浮かべながら、ギルは不気味な笑みを浮かべていました。 「封じることも、惑わすことも、奪うことも出来ない、そんな能力がある。」 「俺の能力が、それだってのか。」 それは、後に“神化系能力”と呼ばれる概念でした。当時のわたくしは、そんな知識はありませんでした。 「認めたね、アナタも超能力者だって。」 「隠していたつもりは無えよ。言わなかっただけでな。」 わたくしの能力は、人に怯えるような類のものではあ... ...続きを見る

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2016/09/29 00:00
傀儡師は夜に眠らない 6
「何故、だって?」 ギルは肩を竦めて笑いました。わたくしに向けられた気さくな笑顔は、まさに友人への情愛以外の何物でもありませんでした。 しかし彼の言葉は、怒りと、憎しみと、殺意に満ち溢れていました。 「大声で、飲んだくれて、女を見下し、弱い男を蔑み、それらを正当化して暴力を振るう・・・そんな、下品で野蛮な連中に、これ以上の“殺される理由”が必要なのかい?」 「ギル・・・。だが、だがな、ギル。」 「待ってよアモン。今はボクが喋ってるんだ。ボクが喋りたいんだ。」 「・・・わかった。」 ... ...続きを見る

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2016/09/28 00:00
傀儡師は夜に眠らない 5
それから1週間ほどは何も起きませんでした。 わたくしは浮かない気分を吹き飛ばそうとするように、酒を飲みました。 「なあアモン、例の事件・・」 「その話はよせ。」 「わ、悪い。」 どこへ行っても、あの事件の話が付いて回っていました。まざまざと見てしまったせいか、事件の話を聞くと、あの凄惨な光景が蘇ってくるのです。 「ギル・・・。いや、まさかな。」 この期に及んでも、わたくしは口では否定していました。何も行動を起こさなかったわたくしは、何も知ることは出来ませんでした。 そのとき既に、... ...続きを見る

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2016/09/27 00:00
傀儡師は夜に眠らない 4
それから3日が過ぎた日の朝、わたくしが仕事場へ向かう途中のことでした。 知り合いの1人が血相を変えて走っているのが視界に入ってきました。 「おい、どうした。」 「おお、アモン。やべえことが起きた。人が死んでる、いや、殺されてるって。」 「なにっ?」 治安の悪いところです。人が死んだり殺されたりするのは珍しくありません。 けれど、重大事であることには変わりありません。それに、どうも単なる殺人とは違うニュアンスを感じました。 ...続きを見る

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2016/09/26 00:00
傀儡師は夜に眠らない 3
「では、遠慮なく。」 彼はグイッとジョッキを傾け、一気に半分ほども飲んでしまいました。その豪快な飲みっぷりに、わたくしはますます彼が気に入りました。 「名前、なんていうんだ?」 「ギル・パイアー。人形師です。」 そう言って彼は、黒い箱を開けました。何の箱だろうと思っていましたが、中に入っていたのは3体の人形でした。 道化師を模したような姿で、服の色はバラバラでした。 赤い人形は目つきが鋭く、歯も尖っています。 青い人形は垂れ目がちで、何だか哀しそう。 黄色の人形は丸々とした目で遠... ...続きを見る

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2016/09/25 00:00
傀儡師は夜に眠らない 2
「おい、立てるか?」 わたくしは彼に手を差し出しましたが、彼は余計なお世話だと言わんばかりに、自分で立ち上がって埃を払いました。 少々ムッとしましたが、それ以上に、興味が湧いてきました。わたくしは彼の横に座って、酒をもう一杯注文しました。 「そんな上等なナリで、こんなとこ来て、今みたいな目に遭うって予想できなかったのか?」 正直に言うと、わたくしも3人の方を応援していました。ここは貧しい労働者が端金で飲む場所であって、彼のような値の張る恰好をした人間が来るべき場所ではないのです。豊かさを... ...続きを見る

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2016/09/24 00:00
傀儡師は夜に眠らない 1
その日、わたくしは酒場で1人の男と出会いました。全くの偶然です。 30代に差し掛かったくらいの痩せ気味の青年で、男としては少し長めの髪と、窪みに黒水晶をはめ込んだような瞳が印象的でした。身なりからして、普通の仕事をしている人ではないな、と思いました。 それというのも、着ている服が場に不釣合いなほど上等なものだったからです。 ...続きを見る

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2016/09/23 00:00
神アイドル編は神回だらけ!
視聴は追いついたけど、ツッコミが追いつかない!!! ...続きを見る

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2016/09/22 00:00
アークV 122話、123話
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2016/09/21 00:00
芸術と波動
※ネタバレ注意:「五色沼黄緑館藍紫館多重殺人」及び「波上館の犯罪」の内容が含まれます ...続きを見る

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2016/09/20 00:00
屍の街   あとがき
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2016/09/19 00:05
屍の街 10
突如として竜巻が巻き起こった。 それを皮切りに次々と爆炎が噴き出し、こちらへ向かってくる。 「ぬああああ!?」 八武は驚き、いきり立った逸物を両手で抱えながら走り出した。危険なので真似してはいけない。 「あれは何だ!?」 山田も逃げながら、その中心を見据えようとする。誰かがいるようだが、はっきりとは確認できない。 すると、一緒に逃げている円窓が言った。 「筒子さん、暴走してる・・・!」 「なんだと!?」 「筒子さんを泣かせたら駄目なのよ。」 撃針も走りながら言う。 円窓とも... ...続きを見る

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2016/09/19 00:00
屍の街 9
闇の支配者ミクモウが死んだのは、ある世界軸で1億年も前のことだった。 魂を持たないミクモウの精神は粉々に分かれ、世界すら超えて散っていった。もう元には戻らない。 しかし、精神の大部分は、ひとつの世界に散らばっていた。それらは再び元に戻ろうとした。それが起源。 佐久間という苗字すら無かった頃からの、佐久間一族の悲願。ミクモウの復活。 その為に、ミクモウの精神を宿す者同士は近付き、婚姻を結んだ。親から子へ、精神は受け継がれていった。 ミクモウの精神が色濃くなるほどに、それは加速する。同朋の... ...続きを見る

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2016/09/18 00:00
屍の街 8
「それで、これから私をどうするって?」 あちこち引き裂かれた服に身を包んで、ポニーテールの美女が磔になっていた。 豊かな胸や、くびれた腰、すらりと伸びた脚などが、血に塗れている。 しかし眼光だけは極めて鋭く、目の前の少女―――実際は少女という年齢でもないのだが、優しい顔をした悪魔を捉えて離さなかった。 「ん〜、それは〜、どうしよっかな〜。」 少女は緑色のカーディガンとロングスカートという出で立ちで、唇に手を当てて首をかしげていた。 「とりあえず闇子(やみこ)の名を騙って、山田と八武を... ...続きを見る

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2016/09/17 00:00
屍の街 7
もくもくと燻る煙が、夕暮れの空を舞うカラスへ向かって流れていく。 季節を感じさせない、うっそうとした街。薄暗い街。 公害を撒き散らしそうな雰囲気の工場に、ネオンサインのけばけばしい歓楽施設。 のどかな田畑に、倒れそうな案山子、藁づくりの屋根、木造家屋。 都会と田舎がごった返したような、鵺のような一帯。 そこへ現れたのは、屈強な体格の男。簡素なシャツと、ズボン。 「佐久間め、何でこんな場所に来いとか・・・。」 山田太郎(やまだ・たろう)という、八武とは逆の意味で冗談みたいな名前の彼は... ...続きを見る

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2016/09/16 00:00
屍の街 6
その瞬間だった。 少女の全身から無数のトゲが乱射され、八武に降り注いだ。 「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!??」 天高く聳えるバベルの塔に、稲妻が降り注いだ。 バベルの塔からは人々が飛び散り、泣き叫んだ。 「美しいわ。」 壊れたテープレコーダーのように、佐久間は同じ言葉を繰り返した。 「ぬおおおおおお!!」 八武は気合一発、全身に深々と刺さったトゲは、ぴゅぴゅっと音を立てて抜け落ち、からんころんと床に転がった。 全身... ...続きを見る

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2016/09/15 00:00
屍の街 5
少女は八武の膝に抱かれながら、泣き叫んでいた。 人生で初めて味わう快楽に、頭がついていかない。 「おや、触診でこれだけ痛みを感じているとは、やはり良からぬ事態が起こっているようだ。」 痛みではなく快楽。医者という立場を利用して良からぬことに興じる八武は、触診に剄を使っていた。 人間の体に流れる生命エネルギーを操り、苦痛も快楽も思いのまま。それが彼の身につけた超常技術の1つだ。 「ひぎいいい! やめてええ!」 「おや、ここからこんなに大量の汗が・・・。ふうむ、やはり病巣は、この中にあり... ...続きを見る

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2016/09/14 00:00
屍の街 4
「綺麗な体をしているね。」 少女は下着を身につけていなかった。こんな街だから当たり前なのだが、服を脱いだらスッポンポンである。 これまで体を拭くのは佐久間が担当していたので、男性に体を晒すのは初めてだ。 「え、あ・・」 「さあ、四つんばいになって。」 戸惑う少女に、八武は追い討ちをかける。 どうして四つんばいにならないといけないのか、疑問だったが訊けなかった。 「わ、わかりました・・・。」 ぷるぷると震えながら、少女は四つんばいになった。 「それでは治療を開始する。」 八武は... ...続きを見る

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2016/09/13 00:00
屍の街 3
それから数日、少女L・Bは、だいぶ血色が良くなっていた。 つやつやした肌は、その年齢の少女そのものである瑞々しさを放っており、表情にも生気が戻っていた。 「あなたの開発した栄養剤は、大したものですね。」 「無認可だけどねぃ。」 成分を明かせば、百年後にも認可されることはないだろう。 かつて異世界で暮らしていた八武は、そこで地球には存在しないものを採集していた。 そのことを佐久間は知ってるはずだが、まるで知らないような口ぶりだった。 訝しくは思ったが、それよりも八武は目の前の少女に関... ...続きを見る

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2016/09/12 00:00
屍の街 2
少女の名は―――プライバシーの観点から本名は明かせないが、イニシャルをL・Bといった。 「ふむ、まずは何を置いても栄養だ。」 医療の基本は、病気を治すことではなく、健康な肉体を維持することだ。 怪我や病気の治療というのは、その延長線上にあるものであり、本質はQOL・・・クオリティ・オブ・ライフである。 すなわち、生活の質。“体が資本”という古めかしい表現を、現代風に言い直したようなものだろう。 「病気は後回しですか?」 「君らしくもない質問だね、佐久間。ふむ、それとも、そういうキャラ... ...続きを見る

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2016/09/11 00:00

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