佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS ウヒ、アハ、ウヒ、アハ、ウヒ、アハ、11ぴきのねこふくろのなか

<<   作成日時 : 2009/08/02 00:03   >>

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「11ぴきのねこふくろのなか」は私の好きな絵本の1つです。
だいたいおおまかなストーリーは以下のようなもの。


猫たちがルールを破る。
     ↓
それによって怪物ウヒアハに捕まり、奴隷にされてしまう。
     ↓
何とかウヒアハを退治してもとの生活に戻り、ルールを守る。


やはり読んでもらった方がいいのだが、端折るとこんな感じだ。
一見、「ルールはきちんと守りましょう」という教訓に見える。そう描かれてもいるだろう。しかし、それだけの話ではなかったのだ。
まず、猫たちはルールを破って酷い目にあったが、最後には日常に戻ってくることができた。しかも教訓を得て。
この物語は正確には「ルールを守らない者はルールに守られない」ということを示しているのではないだろうか。「ルールはきちんと守りましょう」という教訓を得たのは猫たちであって、読者が同じ教訓を得るかどうかはわからない。何故ならルールを破ったものの、最後にはウヒアハを退治してハッピーエンドだからだ。
また同時に、「ルールに守られない者はルールを守らない」ということも含んでいる。無法の怪物ウヒアハのもとで、あらゆる権利を奪われて重労働をさせられた猫たち。これはルールに守られていない状態である。そして猫たちはウヒアハを崖から突き落として勝利を収める。誰かを崖から突き落とすなどということは、普通に考えれば悪いことであるのは言うまでもない。
登場キャラクターが獣だけに、まさに弱肉強食の世界。しかし私は猫たちのたくましさが好きだし、コミカルで不気味な怪物ウヒアハが好きなのである。ウヒ、アハ、ウヒ、アハ。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
11ぴきのねこシリーズは、幼児の親にお薦めする絵本の定番で、私もこれまでたくさん売ってきました。『ふくろのなか』はその中でも最も人気があったのではないかと思います。
私も他の単純な教訓物語とは少し違うなとは感じていたのですが、どこがどう違うのかはわかりませんでした。しかし、アッキーさんの指摘、特にあとの方の「ルールに守られない者はルールを守らない」には、なるほどと思いました。
すずな
2009/08/02 08:33
その物語は知っています。有名です。最後はみんなでケーキを食べてハッピーエンド!
「それはグリとグラ」
勘違いした。
♪働きものの、グルンパ!
「それはゾウ」
ストップ太郎!
「確かに猫は出てるけど違う物語です」
長靴をはいた猫。
「それも違う」
吾が輩は猫である!
「もういい」
沢里尊
2009/08/02 14:16
>すずなさん
前半の「ルールを守らない者はルールに守られない」だけだと片手落ちになってしまうんですよね。それならば、ルールに守られていない者はルールを破ったから不幸になっているんだという論理になってしまいますので。
ちなみに私は怪物ウヒアハが崖から突き落とされたくらいで死んだとは思えないのですが、無法の怪物はルールを守っている限りは襲ってくることはないでしょう。というわけでハッピーエンド。
アッキー
2009/08/02 17:52
>沢里さん
絵本や童話などは、一見ありきたりな教訓を示しているようで、よく読むと深かったりしますね。
「長靴を履いた猫」で父親が最も愛していたのは本当に末っ子だったのかどうか。主導権は最初から最後まで猫が握っている。末っ子を大金持ちにしたら、猫も暮らしには困らない。毎日が贅沢三昧。
「我が輩は猫である」は風刺物語だし、最後に猫を殺したのは誰か・・などというミステリー風のパロディもありました。
私も童話のパロディを書いて・・え、方向性が違う?
アッキー
2009/08/02 17:59
11ぴきのねこ、あほで、きままなネコ騒動として、ぼ〜とよんでいましたので、教訓として感じたことはなかったのですが、アッキーさんのことばに「へ〜なるほど」と思いました。3歳児によんであげると、「うひあは、うひあは」とさけびます。なにゆえこの言葉が心をとらえるのかわかりませんが・・・
きむらのほうし
2009/08/04 16:50
>ほうしさん
う〜む、私の感性は3歳児と同じか・・? 複雑な気分。幼いと捉えるべきか柔軟と捉えるべきか。
何年も読んでいなかった話を、ふと思い出して読んでみると、新鮮な発見があったりします。それがあるから置き場所に困っていても本は捨てられませんねー。
アッキー
2009/08/04 22:48

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