佐久間闇子と奇妙な世界

アクセスカウンタ

zoom RSS とある進撃の破壊天使 (その2)

<<   作成日時 : 2015/08/15 00:10   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 1 / コメント 0

言うまでもないですが、ダイジェストです。





<第6話 絶対能力進化実験>


(痛い・・・)

(寒い・・・)

(暗い・・・)

(海の底に・・・深く沈むような・・・・・・)


一方通行をレベル6にして、天使を駆逐する計画。
それは超電磁砲のクローン20000体と、2万通りの戦闘をクリアするものだった。

銃殺、撲殺、刺殺、圧殺、轢殺、血流操作、絶頂促進・・・ベクトル操作は、あらゆる殺し方を可能にした。
おそらくは、強敵との戦闘ではなく、ベクトル操作を使いこなすことを目的としたものだろう。
それほどまでに、力の差があった。人類と、天使ほどに。

ミサカネットワークは脳波リンクであり、20000体のクローンだけでなく、風斬氷華など、他者も接続できる。
その接続に、御坂美琴も含まれていた。

脳波をリンクしているということは、感覚を共有していることだ。
幼い御坂は、その感覚を遮断することも出来ず、果てしなく殺され続ける苦痛を味わっていた。
戦闘が屋外になってからは、雨ざらしの中で息絶えていく感覚を何度も味わった。

しかし全ては、自らがDNAマップを提供したせいだと、彼女は、これは自分への罰だと思った。
誰にも言えないまま、彼女の心は、ゆっくりと壊れ、崩れていった。


御坂にとって幸運だったのは、上条当麻というヒーローの存在。
上条当麻にとって幸運だったのは、御坂が壊れる前に駆けつけられたこと。

一方通行にとって幸運だったのは、遠距離から嬲ろうという、気紛れ。

神の奇跡でも打ち消せる右手であっても、質量を消すことは出来ない。
この世のベクトルを自在に操る一方通行は、1万通りを超える戦闘の中で、コツを掴みかけていた。
絶対能力進化のパーセンテージにおいて、1パーセントにも満たないが、それで十分だった。
体表のみならず、演算領域を拡張し、極めて遠距離からの攻撃を可能にした一方通行は、名実ともに最強。


御坂にとって不幸だったのは、妹達の死が自分の迂闊さから生じていたこと。
上条にとって不幸だったのは、もっと早くに実験を止めようと出来なかったこと。

一方通行にとって不幸だったのは、御坂が脳波リンクでネットワークと繋がっていたこと。

ミサカネットワークは御坂美琴のクローンによって構成されており、その脳波はオリジナルと同質である。
そしてレベル5の演算能力は、ついにネットワークを掌握し、我が身を変質させた。
きっかけとなったのは、上条の言葉。


   「 た た か え ! ! 」


絶対能力進化のパーセンテージにおいて、僅か数パーセント。だが、それで十分だった。
レベル5のときに比べて数百倍の火力・・・それだけなら一方通行に傷ひとつ付けられない。
だが、文字通りに“わけのわからないもの”・・・近い表現で、純粋な感情の塊のような力が、宿っていた。

御坂 (そのときから私は、自分を完璧に支配できた。)

御坂 (何でも出来ると思った。)

かつて、木原幻生は、絶対能力進化段階53パーセントで、御坂美琴の人格は別物になると推測した。
それより遥か手前、5パーセント未満の段階であるが、人格に少しだけ変質が見られた。

ツンデレからヤンデレへ。
ツンデレールガンから、ヤンデレールガンへ。
“属性”が、切り替わったのだ。





<第8話>


(ただひたすら)

(困惑した)

(天使が天使を襲うなんて)

(聞いたこともない)


降り立ったのは、天使は天使でも、堕天使。
そう呼ぶしかない存在である彼女は、しかしどこまでも純粋で、清らかな心を持っていた。

陽炎の街を彷徨い、自分が何者かもわからない恐怖に怯え、ようやく手に入れたものまでも、捨てられる者。
何かを変えることが出来るのは、自分の大切なものを捨てられる者。

ヒューズ=カザキリは、人としての自分を捨てて、バケモノとして、天使に立ち向かった。
それは天に逆らう、堕天使の所業。
もしも天か、世界が、人類の滅びを望んでいるのだとしたら、神に唾を吐く存在。


 そ れ が ど う し た


そのとき、御坂は昂揚した。

その光景は、人類の怒りが体現されているように見えた。



- - - - - -



その頃、浜面たちは天使の群れに追い詰められていた。

浜面 (普通だ・・・・・・救いようもなく、普通だ・・・・・・これが現実ってやつだよな・・・・・・)

浜面 (俺は幻想を抱いていたのか? 俺は知ってたはずだ、現実ってやつを。)

浜面 (普通に考えれば簡単にわかる。こんなちっぽけな幻想は、ぶち殺されて終わりだって・・・・・・)


だが、そこへ現れたのは・・・
・・・いや、飛んできた拳は、天使を一撃で薙ぎ払った。

浜面は見た。
その目に滲んだ涙のせいで、すぐにぼやけてしまったが――

上条 「しっかりしろ浜面! お前の幻想は、まだ終わっちゃいねえぜ!」

浜面 「・・・っ、大将・・・・・・来るのが遅いんだよ!」

一方 「わーりィ、遅れちまったァ・・・・・・俺の獲物は残ってンだろうなァ!?」

戦力の揃う中で、御坂は衝撃的な提案をする。
それはヒューズ=カザキリによって、天使の群れを突破するというものだった。
当然ながら周囲は困惑するが、御坂は確信を持って言った。

御坂 「ここであの天使に、より長く暴れてもらう。それが私たちが生き延びる為の最善策よ。」

無意識のうちに理解しているのだろう。
ヒューズ=カザキリは、ミサカネットワークによって具現化されている存在だ。
ネットワークを掌握している御坂には、彼女が味方である確信があった。



一方 「俺たちのォ」

垣根 「戦いは!」

削板 「これからだ!」










<オマケ>


御坂 「私は・・・当麻が・・・好き・・・凄く、好き・・・! だから・・・私は・・・あそこの天使どもを・・・蹴散らせる・・・たとえ・・・1人でも・・・あんたらは・・・そこで指を咥えて・・・見てればいいのよ・・・」

食蜂 (言語力が残念すぎるわぁ。)




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
驚いた
面白い

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
禁書SS 目録
自作まとめ ...続きを見る
佐久間闇子と奇妙な世界
2016/05/01 00:16

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
とある進撃の破壊天使 (その2) 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる