佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 決闘倶楽部   第二十四話 ドキッ!モリンフェンだらけの闇デュエル!ポロリもあるよ! (前編)

<<   作成日時 : 2015/08/07 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



〜これまでのあらすじ〜

童実野高校デュエルモンスターズ倶楽部は、個性豊かな部員たちが揃い踏み!
毎年6月に開かれる、海馬コーポレーション主催の高校生対抗デュエル大会に出場していた。
1回戦は籤引きで突破したが、2回戦で早くも強豪校と戦うことに。モリンフェン使いたちに大苦戦!
しかも大会の最中に、闇のデュエリスト弓堂らむねによって、敵味方あわせて4人が誘拐されてしまう。
安藤の弟も偵察に行ったまま戻ってこないし、波乱万丈、急転直下!

攫われたデュエリストを取り戻すべく、やって来たのは“魔女の島”。
そこで3回戦の相手である幽堂高校メンバーがひとり、闇坂折春の提案により、一足早くに3回戦が始まった。
南のデュエルフィールドでは、風森無々VS闇坂紐里が激突。
その頃、他のフィールドでは・・・?



◆ ◆ ◆



〜東のデュエルフィールド〜


ぶんっとショートヘアを振って、立夏はカードを引いた。
気合を入れる動作だが、ブレがなく美しい。豊かな胸も、たゆんと揺れる。

「あたしの先攻、ドロー! カードを2枚伏せて、《神獣王バルバロス》を召喚よ!」



平野立夏:LP8000、手札3
場:神獣王バルバロス(攻2400)
場:伏せ×2

闇坂魅了:LP8000、手札5
場:
場:




「・・・っ、何これ、バルバロスの攻撃力が増えてる?」

「ああ、それは折春さんの能力ですね。この島には全域に、闇のフィールド魔法《オレイカルコスの結界》が張られています。お互いのモンスターは攻撃力500ポイントアップです。」

「・・・ふーん、そう。カードを1枚伏せて、ターンエンド。」

素っ気無い物言いをしているが、立夏は焦っていた。
他者のデュエルに干渉してくるデュエリスト能力など、見たことも聞いたこともない。



「ぼくのターン、ドローです。」

魅了は綺麗な顔に笑みを浮かべて、カードを引いた。
その名の通り、人を魅了しそうな顔立ちだが、立夏は気に入らなかった。
リスティーを十字架に磔にして、ろくでもないことをした男。許すわけにはいかない。

「まずは魔法カードから発動します。」


魔の試着部屋 (魔法カード)
800ライフポイントを払う。自分のデッキの上からカードを4枚めくり、その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。



(バニラ軸・・・?)


ハウンド・ドラゴン レベル3 闇属性・ドラゴン族
攻撃力1700 守備力100
鋭い牙で獲物を仕留めるドラゴン。
鋭く素早い動きで攻撃を繰り出すが、守備能力は持ち合わせていない。

異次元トレーナー レベル1 闇属性・悪魔族
攻撃力100 守備力2000
異次元に吸い込まれてしまった哀れなゴブリン。
しかし、今新たな目標に向かって日々努力している。



出てきたのは2体の通常モンスター。
800ライフと手札1枚を支払って、2体のモンスターを出せたなら、まずまずの成果だ。
同時に、立夏にとっては面白くない結果である。



「ぼくは続きまして、《異次元トレーナー》を生贄に《モリンフェン》を召喚します。」



「も、《モリンフェン》!? あんたも《モリンフェン》・・・」

「はい、そうですが何か? 魔法カード《強制転移》発動です。《モリンフェン》を、どうぞそちらへ。」


強制転移 (魔法カード)
お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター1体を選び、そのモンスターのコントロールを入れ替える。
そのモンスターはこのターン表示形式を変更できない。



(・・・?)

立夏は解せなかった。
どうせ《強制転移》を使うのであれば、攻撃力100の《異次元トレーナー》を差し出すべきだ。

だが、そうしなかった理由が、すぐに理解できた。



平野立夏:LP8000、手札2
場:
場:伏せ×3

闇坂魅了:LP8000、手札3
場:モリンフェン(攻3800)、ハウンド・ドラゴン(攻2400)、神獣王バルバロス(攻2400)
場:




「デュエリスト能力ね!?」

「ご名答。ぼくは《モリンフェン》を惹きつける者、ゆえに“魅了”。」



揉倫不縁(モリンフェン) レベル2能力(所有者:闇坂魅了)
フィールドに存在する全ての「モリンフェン」のコントロールを得る。
この効果でコントロールしている「モリンフェン」の元々の攻撃力は、互いの手札・フィールド・墓地・除外ゾーンに存在する「モリンフェン」の数×1550ポイントアップする。




フィールドの《モリンフェン》は、体を震わせていた。
それが立夏には、嫌がっているように見えた。

「おや、ぼくの支配から逃れようとしているのですか。無駄なことを・・・」

魅了は《モリンフェン》の腕や胴体を、いやらしく撫でながら笑う。
身を震わせて目を瞑る《モリンフェン》の顎を掴み、魅了は舌を這わせる。

「貴女は、身も心も、ぼくのものでしょう?」

魅了のズボンは膨らんでいた。
《モリンフェン》の双眸から光が消え、全身がビクビクと震えると同時に、魅了も「うっ」と呻いた。

「・・・・・・ふぅ。自分の能力で、愛するモリンフェンを堕とすのは、最高ですね。」

「あんた、最低よ!」

立夏は鋭い目で指を突きつけた。

「あんたはモリンフェンを愛してなんかいない! モリンフェンを支配して、イイ気になってるだけじゃないの!?」

「愛とは、すなわち支配のことです。ぼくの愛は、支配と同義語なのですよ。」

「その考え、間違ってるわ!」

「強気な人は好きですよ。しかし、このダイレクトアタックで、もしかしたらデュエル終了。敗北した貴女は、ぼくを愛するようになる。身も心も、ぼくに捧げるようになるのです。モリンフェンのように、モリンフェンのように!」


3体のモンスターが強襲する。
その攻撃力の合計は、8200!



「残念だけど、モリンフェンは、あんたなんかのモノじゃないってさ!」



あまのじゃくの呪い (罠カード)
発動ターンのエンドフェイズ時まで、攻撃力・守備力のアップ・ダウンの効果は逆になる。




《モリンフェン》 (攻3800→2800)
《ハウンド・ドラゴン》 (攻2400→1400)
《神獣王バルバロス》 (攻2400→1400)


平野立夏:LP8000→2800



んべっと、舌を出して、立夏は笑って見せた。
5200のダメージなど、どこ吹く風だ。


「なるほど、天邪鬼もモリンフェンの一形態・・・その手がありましたか。カードを1枚伏せて、ターンエンドです。」



平野立夏:LP2800、手札2
場:
場:伏せ×2

闇坂魅了:LP8000、手札2
場:モリンフェン(攻3800)、ハウンド・ドラゴン(攻2400)、神獣王バルバロス(攻2400)
場:伏せ×1




「あたしのターン、ドロー!」

「スタンバイフェイズに、罠カード発動です!」


覇者の一括 (罠カード)
相手スタンバイフェイズで発動する事ができる。
発動ターン相手はバトルフェイズを行う事ができない。



「ふーん、なるほどね。あんた、あたしの能力にメタを張ってきたわけ?」

「そうですよ。貴女のデュエリスト能力は、相手モンスターを戦闘破壊することをトリガーとする。ならば、攻撃さえ封じてしまえば恐るに足らず。ぼくは相手の自由を奪っていくデュエルが好きなのですよ。」

「はっ、笑わせるんじゃないわ。メタを張るってのは、簡単じゃないってことを教えてあげるわ!」

そう言って立夏は、1枚の魔法カードを発動した。


炎王の急襲 (魔法カード)
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから炎属性の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズ時に破壊される。
「炎王の急襲」は1ターンに1枚しか発動できない。



「この効果で、《暗黒のマンティコア》を特殊召喚よ!」


暗黒のマンティコア レベル6 炎属性・獣戦士族
攻撃力2300 守備力1000
このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、自分の手札・フィールド上から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。



「マンティコア?」

ここまで笑っていた魅了の目つきが、やおら曇る。

「あたしの伏せカード、《光のピラミッド》と、適当な除去カードだと思ってた?」

サディスティックに笑う立夏は、2枚の永続罠を発動した。



DNA改造手術 (永続罠)
種族を1つ宣言して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは宣言した種族になる。

サイバー・サモン・ブラスター (永続罠)
機械族モンスターが特殊召喚される度に、相手ライフに300ポイントダメージを与える。




「エンドフェイズに、《暗黒のマンティコア》は破壊されるわ・・・だけど、あたしの手札には2枚目がある!」



デュエルモンスターズに詳しい人なら、このコンボはお馴染みであろう。
現在は準制限カードに指定されているゆえに、決めるのは難しくなっているが、ひとたび揃えば2体のマンティコアが、代わる代わる蘇生してくるのだ。

そして、2枚の罠カードにより、蘇生するたびに300ダメージが与えられる!


「かはっ・・・しまった・・・・ぼくとしたことが、読み違えるとは・・・!」


魅了の目から、光が失われていく。
彼は苦しそうに呻きながら、その場にうずくまり、ドサッと倒れた。

「・・・・・・。」

立夏はデュエルディスクを構えたまま、立ち尽くしていた。
あっさりしすぎているせいだろうか。まだ何かが起こる気がしていた。

いや、既に“何か”は起きていたのだ。


「・・・っ!?」


迂闊だった。気付くのが遅かった。
闇のゲームの性質を、知らないわけではないが、失念していた。

「あたしとしたことがっ!」

立夏は慌てて両手で胸を押さえた。
5200ものダメージを受けたことで、彼女の服はボロボロに破れており、形の良い豊かな胸が、惜しげもなく晒されていたのだ。

このデュエル中、あのときから、ずっと。
3体攻撃で5200ダメージを受けたときから、ずっと。

都の他には、同性であっても見られたくない、彼のキスマークのついた胸が。

「あうううう・・・・・・」

恥ずかしくて泣きそうだった。
しかし、いつまでも泣いているわけにもいかず、リスティーを十字架から降ろそうと、前を見る。

「だ、大丈夫だよ、立夏せんぱい! リスティーは何にも見てないよ! おおお、おっぱい、見てない見てない!」

「しっかり見てんじゃないの!」

まだ相手が同性で良かったと思うべきだろうか。
しかし魅了にも、しっかりと見られていたはずだ。

「ううううう、都にしか見られたくないのに! 何でこんなとこにキスマークなんか付けるのよ、都のエッチ! 変態!」

「は、はう、綺麗だったから! リスティーは羨ましいよぉ!」

「そそそ、そういう問題じゃないわよ・・・・・・え?」

「どうし・・・・・・ふぇ!?」




そこに音も無く、魅了は立ち上がっていた。




平野立夏:LP2800、手札1
場:暗黒のマンティコア(攻2300)
場:DNA改造手術(永続罠)

闇坂魅了:LP0、手札×
場:モリンフェン(攻6900)、モリンフェン(攻6900)、モリンフェン(攻6900)、ハウンド・ドラゴン(攻2400)、ハウンド・ドラゴン(攻2400)
場:ハウンド・ドラゴン(攻2400)、異次元トレーナー(守2200)、異次元トレーナー(守2200)、異次元トレーナー(守2200)、ダーク・アイス・パペット(攻31000)





ダーク・アイス・パペット レベル12 闇属性・魔法使い族・クレジット
攻撃力0 守備力0
クレジットモンスターは“継承される闇”の影響下にあるフィールドにしか出すことは出来ない。
このカードは通常召喚できない。
自分のライフが0になったとき、このカードを手札から特殊召喚し、通常モンスターを可能な限り特殊召喚する。
このカードがフィールドに存在する限り、自分は敗北しない。
このカードの攻撃力と守備力は、フィールドに表側表示で存在する通常モンスターの攻守それぞれの数値分だけアップする。
自分のカード効果は、このカードを除いて無効になる。
















エフェクト・ヴェーラー レベル1 光属性・魔法使い族・チューナー
攻撃力0 守備力0
相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。



「はいはい、ヴェーラー、ヴェーラー。」

立夏は面倒臭そうに、ひらひらとカードを振って、発動した。



「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!???」


しかし魅了は、倒れる寸前に見た。
カードを発動するとき、立夏は当然ながら胸から手を離してしまう。
極めて攻撃力の高い2つのマシュマロンは、揉まれる為にあるかのようだった。
ほんのりと色づいた桜色のポッチは、吸われる為にあるかのようだった。

揉みたかった。
吸いたかった。

彼女を術でメロメロにして、従順で淫乱な奴隷に調教し、その豊かな胸で奉仕してほしかった。
マシュマロンのような感触に違いない、魅惑的な膨らみを、揉みしだきながら犯したかった。

そんなことが走馬灯のように浮かびながら、魅了は倒れた。

ドピュッ

股間の染みが大きくなり、魅了は一片の悔いも無い顔で、安らかに気絶していた。



闇坂魅了:完全敗北






つづく

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「おおお、立夏! ゆけえええ魅了!」
ゴリーレッド「魅了を応援するのか?」
コング「愚問だ」
火剣「他者のデュエルに干渉してくるデュエリスト能力は、やはり聞いたことがないのか」
コング「折春も頑張れ!」
ゴリーレッド「モリンフェンに何てことを。ムーが見たらキレる」
火剣「立夏もキレてる」
コング「リスティーの十字磔姿に萌え」
ゴリーレッド「それしかないのか」
コング「愛とは支配。よくわかる。好きな女の子を支配したいという欲望は健全な男子にとって当たり前の感情だ」
火剣「相手の自由を奪う?」
コング「そう、相手の自由を奪い、身も心も支配する。魅了を責めるのはおかしい」
ゴリーレッド「貴様の頭の中がおかしい」
コング「なぜに?」
ゴリーレッド「同意のもとでなければ犯罪だ」
火剣「服がボロボロ?」
コング「立夏のポロリ。シャイだな立夏。胸を見られてまっかっか。じゃあ、素っ裸にされて佐倉巡査プレイされたらアウトか? リスティーは免疫力ありそう」
火剣「闇坂魅了完全敗北」
コング「NO! 沈むの早い。立夏のヒロピンを楽しみにしていた全国2500万人のヒロピンファンを裏切ったか闇坂m」
ゴリーレッド「延髄斬り!」
コング「があああ!」
ゴリーレッド「うるさいだけだ」
火剣獣三郎
2015/08/08 00:15
>火剣さん
立夏たちにとっては謎多き虚数能力ですが、敵とも味方とも言いがたい・・・? 女の敵・魅了に魅了されることなく、相手の全開をすかすように《エフェクト・ヴェーラー》で撃破!

八武「うっひょおお! これだから闇のゲームはたまらないね!」
佐久間「闘いの中で男の服が破けていくのならば、女の服が破けることも、また自然。」
山田「読者サービスに走ってないか?」
佐久間「そんなことを言い出すと、男の服が破れていくのだって読者サービスだ。女のときだけサービス過剰と言い出すのは、男本意の考え方だ。」
八武「つまり立夏の胸ぽろりに興奮するのは、何ら問題の無い自然体というわけだよ!」
維澄「確かにリスティーは耐性ありそうな気がする。何故だろう。」
佐久間「コングの無意識直感が発動したかな。」
神邪「そうみたいですね。」
八武「何か知ってるのかね神邪くん?」
神邪「あ、やば・・・何も知らない振りをしてろと、佐久間さんに言われていたのに。」
佐久間「まあいいさ、そろそろ伏線回収も近い。」
山田「お前の命令かよ。」
維澄「伏線回収?」
八武「では私は立夏の服を回収しておこう。ボロボロになったものを着続けるわけにはいかないからね。なに、心配はいらない。新しい服を私が用意しておいた。」
神邪「明らかに普通の服ですね。」
佐久間「ああ、何の細工も無い健全な服だ。」
山田「かえって怪しすぎる!」
八武「魅了くんが倒れたからには、私の出番だろう?」
山田「やっぱ何かあるんじゃねえか!」
アッキー
2015/08/08 00:52

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