佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 好きと嫌いと無関心 (雑談)

<<   作成日時 : 2015/09/08 00:05   >>

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神邪 「好きの反対が無関心って、どうも納得できないんですよね。」

佐久間 「ああ、好きの反対は嫌い。それは正しい。」

山田 「だが、嫌いが好きに転ずることもあるからな。」

神邪 「僕はありませんね。僕の中で“嫌い”というのは、重い言葉なんです。“好き”に転ずるような軽々しい気持ちを指すものではありません。」

佐久間 「何より、不器用な好意が表面的には迫害になる、“好きな子いじめ”という現象がある。」

神邪 「不器用な奴って、ヘドが出ますよね。」

佐久間 「まったくだ。死ねばいいのに。」

山田 「いや、ツンデレというものがあってだな・・」

佐久間 「ツンデレを迫害と一緒にするなよ。」

神邪 「嫌悪から発せられる干渉は、好意から発せられる干渉とは、全く別物だと思います。」

佐久間 「まァ、ゴミどもからの干渉は、好意でも嫌悪でも等しく苦痛でしかないけどな。」

神邪 「無視されることを苦痛に感じるのって、全く理解できない感覚なんですよね。」

山田 「そうなのか・・・。」

佐久間 「そりゃあ、好きな人から無視されたら苦痛だ。だが、ゴミどもから無視されても痛くも痒くも無い。」

神邪 「嫌な奴から干渉されないのは、清々しいですよね。」

佐久間 「小中学校時代は、山田以外と会話したくなかった。ゴミ教師は“みんな仲良く”なんてヘドの出る妄言を振りかざしていたがな。」

神邪 「そのフレーズは、“みんな”の輪から外れた人を攻撃する凶器でしかないんですよね。」

佐久間 「それどころじゃない。ゴミ教師の目には、深刻な迫害も“仲良く遊んでいる”ように見えるのさ。」

神邪 「苦痛を訴えても、何故か僕に非があるような話に持っていかれるのは、そういうことなんですよね。」

佐久間 「例えば給食当番で、運んでいった先で断られる。それを教師は深刻だと思わない。」

神邪 「僕の触った食器を使って食事するのが、気持ち悪いと思われている。だけど教師には、そのあたりの感覚が伝わってないんですよ。」

佐久間 「ああ、教師も神邪を気持ち悪いと思っているからな。」

神邪 「そうなんですよね。そのことに気付けなかった、小学生時代の僕の馬鹿さ加減。」

佐久間 「神邪を嫌いだから、言うこと全てが被害妄想としか思えないんだろう。」

神邪 「思い当たる節が多すぎますね。」

佐久間 「異能バトルが人気ある理由、わかるか?」

神邪 「・・・2種類あるってことですか。」

山田 「2種類?」

佐久間 「創作側も、それを受け取る側もな。」

神邪 「おそらく圧倒的に多いのは、平凡さへの拒絶でしょう。拒絶することで、かえって陳腐になる人が多いですが、ごく稀に安藤寿来のような傑物が現れるので、一概に否定も出来ません。」

佐久間 「山田も基本、このタイプだ。」

山田 「なるほど。俺は傑物か。」

佐久間 「そうだよ。」

神邪 「ですが僕は、それとは違う。人生どうしようもなくマイナスが多すぎて、異能でも持たなければ、僕の人生は救われない。ゴミでしかなかった。」

佐久間 「何度も語られていることだが、共産主義革命を成したところで、迫害の加害者を殺せない。それどころか、加害者が幸せになっていく。」

維澄 「共産主義は、あくまで社会学の中での最高峰に過ぎないからね。自然科学のオーダーと比べれば、杜撰の極みなのはハッキリしている。2人とも理系だから、その感覚は強いよね。」

八武 「そんなに杜撰なのかね?」

佐久間 「重力が距離の2乗に反比例するってのは知ってるな。だが、それは理論値であって、観測値は円周率などと同じで、1.999・・・9から2.000・・・1までの不等式になっている。」

山田 「そうなのか。」

佐久間 「球体の表面積が距離の2乗に比例する以上、理論値がジャスト2なのは確かだ。だが、それは数学の話・・・そもそも重力波の速さが有限である以上、誤差が出るのは当然だろ?」

神邪 「日常レベルでは全く問題にならないんですけどね。」

維澄 「だけど、そこまで踏み込むのが自然科学の最先端だ。共産主義のオーダーは、それに遥か劣る。」

佐久間 「工業用に、純度99.999999999パーセント以上・・・イレブンナインと呼ばれる水がある。つまり誤差は、10のマイナス11乗未満。これは重力不等式より遥かに雑だ。」

維澄 「70億人のうち1人でも理不尽を強いられる者がいれば、その誤差は10のマイナス10乗以上・・・イレブンナインより誤差は大きいことになる。」

神邪 「実際問題、1人どころか1万人でもきかないでしょうね。」

維澄 「だから共産主義を語るときは、自然科学の精密さには遠く及ばないという、謙虚な気持ちでなければならないんだ。それこそがマルクスの目指したものでもあるし。」

神邪 「数学に詳しかったんですよね。それで共産主義に親しみが湧いたんですよ。」

維澄 「現在でも社会学の最高峰なのは、自然科学全般、とりわけ数学を取り込もうとしたからだと言える。逆に言えば、数学的な思考なしに、マルクス主義を掲げるのも批判するのも、くだらないことだ。」

佐久間 「そうそう、数学の話で思い出したが、無関心というのは“互いに疎”と言い換えられる。」

山田 「素だ。」

佐久間 「わざとだよ。人間関係の話なんだから。」

神邪 「35と48みたいな関係ですね。」

佐久間 「そこでベクトルの話をしよう。ベクトルが互いに素というのは、直行している場合を指す。ここでN次元ベクトルを考えて、それぞれの座標をジャンルとし、興味・関心の度合いを数値で示そう。」

佐久間 「N個の要素において、必ず片方が0であるとき、内積は0になる。つまり直行だ。これが人間関係における“互いに疎”・・・無関心というやつだ。」

佐久間 「まあ実際、そう綺麗に直角になるわけでもなかろうが、内積はベクトルの絶対値にコサインを掛けたものとして顕せるから、共通の興味が少ないほど90度に近付くのはわかるな?」

維澄 「また面白い考え方をするね・・・。」

佐久間 「途中式にプラスやマイナスがガンガンあって、結果として90度に近くなる場合もある・・・というか、世の中の人間関係は、そういう方が圧倒的に多いんだろう。だから“好き”と“嫌い”は容易く揺れ動く。0度から180度まで、激しく変化しうる。90度に近いときだけ疎遠になる。」

佐久間 「だが、“みんな”と違う人間は、そもそも大多数の共通部分に0しか無くて、自分が多大な興味・関心を持っている部分に、大多数は0しか無い。ゆえに疎外し迫害する。これが無関心が好きの反対と言われる所以だろう・・・と、まあ、こじつけだが、そんなところかな。」

神邪 「しかし腑に落ちました。アクセラレータが、わざわざデフォルトで反射に設定している理由も。」

山田 「わざわざ?」

神邪 「防御だけを考えるなら、零ベクトルを掛ければいいだけじゃないですか。自転パンチが出来るなら、それくらいの応用性は十分あるでしょう?」

山田 「ふーむ。」

神邪 「少なくとも僕ならそうします。反射を更に反射されたらダメージ食らいますからね。例の木原神拳だって、それをゼロ距離で行ったようなものです。」

佐久間 「つまりあれは、セロリの心理描写なんだよ。禁書は科学的な正しさ合理性を追求した話ではなく、心情の文学的なメタファーとして能力や魔術があるんだろう。・・・ああ、以前に栞が似たようなこと言ってたな。」

維澄 「言ったっけ?」

佐久間 「ほら、ブゥアーが銀行のキャラクター化だとか。」

維澄 「ああ、そうだったね。」

佐久間 「不確定性原理を考えると、物理学的には矛盾が生じる。だが、社会学的に銀行を顕したものだと考えると、色々と腑に落ちるわけだ。」

神邪 「つまりアクセラレータは、“好き”も“嫌い”も同じという。」

佐久間 「好きになってくれないから嫌い、ってやつだな。周囲と関わりを求めているんだ。」

神邪 「とんでもない精神力ですよね。日頃からゴミに絡まれて、それでも関わりを求めるなんて・・・。」

佐久間 「心が強いのもあるだろうが、お人よしなんだよな。」

山田 「まあ、お人よしではあるな。」

佐久間 「お人よしだけで構成された、優しい世界なんだよ。人気を博すのもわかろうというもの。」

山田 「優し・・・い・・・?」

神邪 「そうか・・・出てくる人みんな、何かと心の闇を抱えた人へ辛辣だと思っていましたが、そもそも禁書の世界には、僕みたいな人間は存在すらしてないんですね。」

佐久間 「存在してない者に優しくすることは不可能だからな。」

山田 「残酷な世界だと思うのは俺だけかな。」

八武 「いや、一理ある。美女、美少女だらけの、私に優しい世界だ。」

維澄 「それは、やらしい世界の間違いでは。」

八武 「猶更グッド!」

佐久間 「男は頭の良い美人が好きだからな。」

八武 「うむ。」

山田 「そうなのか? いや、嫌いじゃないが。」

佐久間 「そういう傾向があるというだけの話だが、大体の場合において当てはまる。美貌は言わずもがなだろうが、知性に惹かれるのも、男らしさなんだよ。肉体の性別はともかく、だが。」

維澄 「ということは、私も男性脳なのかな。」

佐久間 「そうだろうな。しかし自分の知性を磨くのは、女性的と言える。女にしては男の脳に近いが。」

維澄 「だから佐久間の知性に惹かれるわけだ。」

佐久間 「そういう意味かよ!」

維澄 「それはさておき、賢い女性が嫌われるという傾向もあるけど?」

佐久間 「確かにあるが、賢い男だって嫌われるんだぜ。神邪はモテないだろ。」

神邪 「僕は賢くもないですが。」

佐久間 「そう謙遜するな。いや、この場合は謙遜なのかな・・・?」

神邪 「マサキは賢くて、モテます。やっぱり賢い男性の方がモテるのでは。」

佐久間 「大事なことを忘れている。女が惹かれるポイントは、暴力性とカネだ。」

山田 「おい。」

佐久間 「これも傾向だって。私は金持ちの男に興味は無い。自分が金持ちだからな・・・。暴力に関しては、背中を預けられるというのが条件だから、かなり当てはまるが。」

神邪 「僕は肉体的には脆弱ですね。」

佐久間 「生物学的な話になるが、子孫を残すことを目的としよう。すると男にとって、女の外見は重要だ。若く美しいということを、生物学的に言い換えれば、妊娠可能で、現在は妊娠していないということだ。」

山田 「どうも嫌な話になってる気がするんだが、それは・・」

佐久間 「だから、あくまで傾向だってば。ルールじゃない。景気変動波くらいの与太話と思っとけ。」

山田 「うーむ・・・。」

佐久間 「スリムな女が好まれるのは、妊娠してなさそうに見えるからだ。孕むと腹が膨れるからな。」

八武 「そういう需要もあるけどねぃ。」

佐久間 「しかし自分の子であることが重要ではないか?」

八武 「ふむ。」

佐久間 「そして、知性が高い方が、子供の生存率が高まる。ゆえに男は、賢い女が好きだ。」

維澄 「都合のいい女が好きだとも取れるけどね。」

佐久間 「まあ、“良い性格”というのも、子育てに適した人格を言い換えたものだと言える。」

神邪 「僕は、“イイ性格”の美女が好きです。」

山田 「ちょっとしたニュアンスの違いで、意味が殆ど正反対に!」

佐久間 「神邪の好みは特殊だからな。」

神邪 「そうかもしれません。子供に優しい女性って、何か苦手なんですよ。」

佐久間 「何度も言うが、あくまで傾向であってルールではない。それを踏まえて、女が子孫を残すには、男が多少バカでも、自分を守ってくれるだけの力がある方がいい。だから暴力性に惹かれる。子供の知性については、自分が教育すればいいという感覚がはたらくしな・・・。」

維澄 「私が佐久間の暴力性に惹かれるのは、やはり女性的な側面も多分になるということか。」

神邪 「僕も強い美人は大好きです!」

山田 「人気だな佐久間。」

佐久間 「誰よりも山田から人気を得たいんだが、それは・・」

八武 「暴力にしか敬意を払えない連中にも、困ったものだがねぃ。」

佐久間 「同じだけの暴力性なら、知性の高い男の方がモテるかもしれない。だが、それも暴力性を超えない範囲での話だ。女らしい女ほど、男の知性を評価しない。暴力性を重視する。」

山田 「そうかなあ・・・?」

佐久間 「だから傾向だってば。財力のある男に惹かれるというのも同じで、カネがある方が子供の生存率が高くなるからな。資本主義社会なら、暴力性よりも重視されてるかもね。」

維澄 「そうだね。カネで子供の未来が決まってしまう。」

佐久間 「まとめると、男は、自分の暴力性とカネを重視し、女の知性と外見を重視する傾向にある。そして女は、自分の知性と美貌を重視し、男の暴力性とカネを重視する傾向にある。」

八武 「大雑把な傾向としては、間違ってない気がするねぃ。」

佐久間 「もう少し厳密に言うと、自分の暴力性や財力に重きを置く者ほど“男らしい”傾向が強く、自分の知性や外見に重きを置く者ほど“女らしい”傾向が強い。」

佐久間 「そして、他者の暴力性や財力に重きを置く者ほど“女らしい”傾向が強く、他者の知性や外見に重きを置く者ほど、“男らしい”傾向にある。厳密にというより、広く言った感じか。」

神邪 「僕は自分の知性を重視しているところは女性的ですが、他者に関しては両方ともありますね。」

維澄 「両方ある方がいい。平和主義者を名乗りながら、自分の男らしさを誇示する為に暴力性を発揮する人も多いけど、そういうのは嫌いだよ。男らしいのは嫌いじゃないけど、男らしいだけなのは嫌い。」

維澄 「例えば、江戸城を無血開城させたのは、勝海舟が女性的な能力を持っていたからだ。暴力なしには解決しないことは多いけれど、暴力だけで解決できる問題は少ない。」

佐久間 「“女々しい”というのは、私は悪い意味では使わない。“雄々しい”を良い意味で、“女々しい”を悪い意味で使うのは、男の方が女より優れてると思い込んでいるってことだ。」

山田 「女心がわかる男の方がいいってことだよな。」

佐久間 「・・・人として上等であるという意味ではな。」

山田 「何だ、歯切れが悪いな。」

佐久間 「そーゆう男はモテねえんだよ・・・。女心がわかってない鈍男の方がモテるんだよ。」

山田 「いや、それは無いだろ。女心わかってる方がモテるって。」

佐久間 「自覚ないのかテメーは。」

山田 「俺?」

佐久間 「女心のわかる繊細な男は、あんまりモテない。朴念仁ほどモテるのは、N島とか見ててもわかるだろ?」

山田 「『理系クン』か。」

佐久間 「賢い男がモテるという意味では、やや特殊な例だが、あれでN島が女心よくわかってるか、あるいは同じ理系の女と付き合っていたら、どっかで破局してただろう。」

八武 「うーむ、何故かそんな気がする。」

佐久間 「なんつーかなァ・・・これ言うと男が気の毒なんだが、女心を理解されたくないのも女心なんだよ・・・。」

山田 「あー・・・。」

維澄 「それはあるね。」

佐久間 「つまり、『女心わかってない!』って怒りたいんだよ。それ自体がコミュニケーションなんだ。」

神邪 「それが出来ないから、つまらないと見なされるわけですか。」

山田 「上条がモテるのも納得だな。」

佐久間 「お前は人のこと言えないからな?」

山田 「いや、俺が幾ら鈍くても、上条については言える。」

佐久間 「わかっちゃいねえ・・・何ひとつわかっちゃいねえ・・・!」

神邪 「楽しそうですね。」

佐久間 「うん、楽しい。」

山田 「おい。」

佐久間 「鬼宿、高屋敷昴、右代宮戦人、羽瀬川小鷹・・・ヒロインからモテる男は、女心のわからん朴念仁だと相場が決まっている。だからこそ可愛いんだが!」

維澄 「すっごい具体的に的確な例えを出してくるね。」

佐久間 「真理は常に具体的だからな。」

神邪 「でもドクターもモテますよね? 女心わかってる感じなんですが・・・。」

八武 「君の印象ほどモテるわけではないよ。特に若い頃は、以前に神邪くんと似ていると言ったが、そのままの意味で受け取ってくれればいい。」

佐久間 「ミガロスとはラブラブ夫婦だけどな。」

八武 「うっす、奴隷妻サイコーっす!」

山田 「最低だお前。キャラも違ぇ。」

八武 「いや、ここに至るまでは長かった。この結婚は失敗だと、何度思ったことか。」

山田 「いよいよ最低だな。」

八武 「まあ、異能バトルに対する神邪くんの答えと同じことだよ。いつまでも若く美しく、程よく従順で程よく反抗的で、時には娼婦のように淫らな女になる、そんな女と結婚できたからこそ、私は救われている。」

八武 「一般論としては男女は対等だと思うし、対等であるべきだと思う。佐久間のことも尊敬している。だが、恋愛や夫婦関係で、私個人は女と対等にはなれないんだ。レイプでなければ救われない。」

佐久間 「私と死根也の関係も、ちょっと特殊だからな。肉体関係はあっても、男と女の関係ではないし、人と人の関係ですらない。」

維澄 「普通の関係は私とだけか。」

佐久間 「誰お前?」

維澄 「冷たい!」

佐久間 「ともかく、私の目から見ても、あまり死根也はモテてないな。ミガロスからは病的に愛されてるが。」

八武 「ヤンデレ妻に死ぬほど愛されて、今日も射精が止まらない私。」

神邪 「そのドラマCDいつ発売しますか?」

八武 「残念ながら私しか視聴できないんだ。」

佐久間 「山田はモテるがな・・・。まったく、私が先月虐殺した雌どもの数は、両手の指でも足りないぜ。」

山田 「・・・冗談だよな?」

佐久間 「安心しろ、ナンパ男をミンチにした回数の方が多い。」

山田 「不安が増すだけの暴露やめい。」

佐久間 「話が逸れたが、女心がわかるってことは、それだけ繊細で傷つきやすいってことでもあるからな。」

神邪 「あー、それは凄く納得できますね。傷つきやすいから嫌われる。嫌われるから傷ついて、また傷つきやすさが増していく。それでは相手を癒せない。」

八武 「安心したまえ神邪くん、君が美女・美少女をレイプすることで、どれほどの人類が癒されていることか。」

佐久間 「それは“相手”じゃないからな。」

八武 「そうか・・・。」

佐久間 「あるカップルの話をしよう。子供の頃に迫害を受けて、精神を病んだ男がいた。彼は胸の内をパートナーの女に打ち明けたが、その女は、それで幻滅して別れを切り出した。心の闇を打ち明けてくれて嬉しいとは、これっぽっちも思わず、しつこくて煩わしい愚痴だとしか認識していなかった。」

佐久間 「この手の話は、あちこちで聞いた。男女逆のパターンも多いし、私も他人事じゃねえと思ったぜ。何しろ陰湿で強迫観念的な人間だからな。苦痛を語りだすと止まらなくなる。」

神邪 「僕が荒れていたときも、佐久間さんは普通の対応でしたね。」

佐久間 「普通だろ。あの程度の心の闇も無い奴には、興味は湧かないな。」

山田 「ゾクゾクしてきた。こんな会話を待っていた。」

佐久間 「山田の嗜好も一般的な男の傾向とはズレが大きいよな・・・。普通は、苦痛を語りだすと、不幸自慢みたく捉えられるんだが。」

山田 「そんな馬鹿どもはどうでもいいよ。もっと暗い話をしよう。」

佐久間 「じゃあ暗い話の続きだ。えーと、どこまで話したっけな・・・そうそう、要するに大多数の傾向は、その根底に子供の生存、未来があるということだ。つまり子育てに積極的な人は、男も女もモテる。」

神邪 「じゃあ僕は駄目だ。」

維澄 「私も駄目だね。」

山田 「俺は・・・自信ないな。」

佐久間 「まあ、子育てが出来るのは、私、山田、死根也ってとこか。」

アッキー 「あ、電車とか店で泣いている子供を放置するのは、子育てが出来ているうちに入らないので、それを踏まえての話ですよね?」

佐久間 「そうなると山田は微妙だな・・・。一番マトモな気がしてたが。」

山田 「赤ん坊は泣くのが仕事だから。」

アッキー 「人をノイローゼにする仕事ですか。変わったお仕事ですね。」

佐久間 「人を殺して褒められる職業もあるからな。そのぐらい普通だろ。」

八武 「ミガロスは子供が産めないし、私も養子を貰う気は無いから、結局この中では佐久間が一番子育て上手?」

佐久間 「そうなるな。」

山田 「酷い結論が出た・・・。維澄さん、何とかなりませんか?」

維澄 「ならない。私も不安や憶測で物を言ってるわけでなく、実際に子守をさせられた経験から、とても無理だと判断した。あの頃を思い出すと、未だに気分が滅入ってくる。子育て玩具とか見るのも嫌。」

神邪 「僕は、自分の意に沿わない子供は、殺しちゃいますね。」

山田 「待て。」

神邪 「例えば、自分の子供が学校で、いじめの加害者になったりしたら、殺しますよ・・・。それが親としての責任でしょう。」

山田 「そういうことか・・・しかし・・・」

佐久間 「パーフェクトベビー症候群というより、マテオ・ファルコネだな。」

神邪 「前者もありますけどね。泣き止まないなら、殺していい。」

維澄 「ありがとう。誰かに言ってほしかった。」

アッキー 「ありがとう。そしてありがとう。」

八武 「ところで、しおりんはモテるよねぃ?」

維澄 「男性から好意を寄せられたのは、八武が初めてだよ。」

八武 「なにっ、見る目の無い男が多いな!」

維澄 「モテねーんだよ、左翼の女は・・・。」

佐久間 「大概の男は右寄りだし、左翼の男にも、パートナーには活動から手を引いて、専業主婦やってもらいたいって奴が多いしな。」

維澄 「女は女で、私のやることを煙たがるし、趣味は合わないし。」

佐久間 「BLは?」

維澄 「読まねーんだよ、普通の女は・・・。それは例えば、『ヒカルの碁』を読んでると、囲碁人口が多そうに錯覚するが、現実を見て落胆する。そんな感じ。」

佐久間 「あー、将棋も指せる奴あんまり多くねえな・・・。」

神邪 「BLって、普通に読まれてるようなイメージがありましたが。」

アッキー 「しかしイメージは結構あてにならないですからね。私のイメージでは、BLって基本的に男性が読むものだと思ってただけに、女性に大人気と知ったときは驚きましたよ。」

神邪 「なるほど、その大人気というイメージが勝手に拡大されているのかも。」

維澄 「まあ、たまたま私の周りにBL読者がいなかっただけかもしれないけどね。何にせよ、佐久間と出会えたことは大きいな。」

佐久間 「左翼の同志だと思った? 残念、極右でした!」

維澄 「別に残念じゃない。極右と極左が組めば最強じゃないか。」

佐久間 「カオスにしかならねえよ。」

維澄 「カオスへようこそ。」

神邪 「光と闇を除外ですか。」

佐久間 「栞は光か。確かにロリボディだから、脱いだときは謎のビームで隠される。」

八武 「ほう、それは検証してみなくては!」

維澄 「しない。」

八武 「安心したまえ、これは学術的な興味であって、いやらしいことはないのだよ?」

山田 「やめんか。」

佐久間 「さて、だいぶ話が逸れたが・・・冒頭の神邪の提起な、『好きの反対は無関心』ってやつは、その正しさを問う言葉じゃないんだ。」

神邪 「どういうことですか?」

佐久間 「この言葉を、その通りだと思える奴と、どうしても納得できない奴は、“互いに疎”ってことさ。判定試薬なんだ。」

神邪 「なるほど・・・。」

佐久間 「まあ、ひとつの要素に過ぎないという見方も出来るけど。」

山田 「だろうな。」

佐久間 「恋愛を筆頭に人間関係が上手くいくのは、圧倒的に前者同士だ。前者と後者は“互いに疎”だし、後者同士もマイナスが強すぎて上手くいかない。・・・あくまで、傾向だがね、傾向。でも恋愛は筆頭だろう。」

佐久間 「複素数平面で考えると、Z=r(Cosθ+i Sinθ)になるよな。rは感情の強さだが、問題は括弧内だ。前者のタイプに属する人間は、Cosの絶対値で価値を判断し、後者に属する人間は、Cosの符号で判断する。」

神邪 「グラデーションが違いすぎる・・・!」

山田 「角度と象限だからな・・・。」

佐久間 「けなげな私は、山田に合わせて前者のキャラで通してるんだが、寄ってくるのは“その他”ばかり。」

山田 「素に戻ればいいじゃん♪簡単だ、簡単だ、簡単だ♪」

佐久間 「簡単に言うな。“互いに疎”の関係なんて、驚くほど早く破綻するぞ。」

神邪 「僕とマサキの関係も、いつ破綻するかビクビクものです。」

佐久間 「本音だけで生きるなんてありえない。9割の建前があるからこそ、1割の本音が輝くんじゃないか。」

山田 「しかし苦しくないか?」

佐久間 「山田は本音が多いほど楽なのか?」

山田 「なるほど・・・。」

佐久間 「基本的に私は本音を隠す。嘘つきなんだ。それでも隠し切れない本音が、たまに出るだけで。」

山田 「もっと出していいのに。」

佐久間 「山田が求めてるのは、いかにも本音っぽい建前だろ? 私の本音に関心なんか無いくせに。」

山田 「・・・・・・。」


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「好きと嫌いと無関心。テーマは深い。これは大雨の中2400祭りか」
ゴリーレッド「そこを800文字にまとめるのがプロのコメンテーター」
火剣「嫌いが好きに転じた場合、最初から好きより強いかもしれねえ。これは嫌いなんじゃなくただ気になって仕方ないだけだったはずだ」
ゴリーレッド「まだわからない段階では『苦手』という言葉を使ったほうがいい。恋愛はともかく、著名人を批判する場合、熟慮に熟慮を重ねて絶対にこの者はダメだと判断してから『大嫌い』だと批判したほうがいい。前言撤回はできない」
火剣「神邪の言うように嫌いとは重い言葉だからな。三流のニセモノと断言した政治屋が本物だったら切腹するしかない」
コング「待て待てい。何さっきからエロ要素ゼロの会話になっている」
ゴリーレッド「ゼロでいい」
火剣「みんな友達なんだからクラスで仲良くしましょうね、は凶器の言葉か」
ゴリーレッド「道徳の授業が心配だ」
火剣「何を教えるんだろうな」
コング「国家に役立つエリート育成のマインドコントロール?」
ゴリーレッド「それを防ぐのはもはや作家の仕事だろうな」
火剣「深刻な迫害を『いじめとは思わなかった』という担任」
ゴリーレッド「いや、いじめとわかってて見て見ぬふりをしたんだろう」
火剣「対処する自信がなかったか」
コング「ところでレイプイレブンってどんな11人だ?」
ゴリーレッド「イレブンナインだ」
コング「35と48? 35のオバサンより48の可憐な美女を選ぶな。年齢ではない」
ゴリーレッド「首が後ろに90度曲がるか実験してみよう」
コング「やめろう!」
ゴリーレッド「ネックブリーカー!」
コング「NO!」
火剣「やはり800文字じゃ終わらなかった。つづく」


火剣獣三郎
2015/09/08 13:28
コング「頭の良い美人か。賢いおなごは好きだな」
火剣「勉強ができる、成績がいい、有名大学卒が=賢い女じゃねえ。これが大前提だ」
ゴリーレッド「テレビで金持ち自慢をするタレントは賢いとは思わない。きょうはアクセサリー入れると全身1000万円」
火剣「きょうの服全部あわせても10000円は行かないですよと、安い服をファッショナブルに着こなしているならわかるが」
コング「きょうはこの下は何も身につけてませんよという女子が最高に頭いい」
ゴリーレッド「暴力性と金か」
火剣「なるほど、子孫繁栄、子を守れるかを無意識に感じるのか。人間も動物だからな」
コング「雌ライオンが、より強い雄ライオンを選ぶのに似ている」
火剣「男が若くて美しい女に目が行くのは仕方ないことなのか」
ゴリーレッド「待ちなさい」
コング「待ちません。暴力性は強いということか。ライオンタイプがモテるのか。僕が女子にモテる理由がわかった」
ゴリーレッド「モテてない」
火剣「雌ライオンが苦労して獲った獲物を横取りにし子育てもしないで昼寝する雄ライオン。しかしある時、アフリカゾウが雌ライオンを威嚇したら、雄ライオンが登場。ゾウは『何だ、雄がいたのか』という顔でそそくさと去っていった」
コング「じゃあイクメンよりもライオンを目指そう」
ゴリーレッド「ちょっと違う気が・・・」

コング
2015/09/08 13:43
コング「暴力にしか敬意を払えない連中?」
火剣「激村のことか」
ゴリーレッド「違う」
コング「山田太郎のことか」
ゴリーレッド「それも違う」
コング「わかった、キリンだ!」
ゴリーレッド「正解!」
コング「待て!」
ゴリーレッド「ブレーンバスター!」
コング「NO!」
火剣「勝海舟の無血開城か。大河ドラマ『篤姫』のこのシーンは感動したな。帝も将軍も何かせんという西郷隆盛。しかし勝海舟が箱から島津斉彬の手紙の束を出したら、いきなり西郷はひれ伏した。帝や将軍の威光も通じない男が、恩師の遺品には直立不動」
ゴリーレッド「象徴的なシーンだった。もちろん作者の考えの反映で実際どうだったかはわからないが」
コング「女心のわかる男はモテない? 僕はモテるぞ」
火剣「女心がわかってない鈍男といえば犬夜叉か」
ゴリーレッド「なるほりろ」
コング「かごめのようなとびきりの美少女にモテるんだからな、言い得て妙」
ゴリーレッド「女心を理解されたくないのも女心か」
火剣「『女のことは女に聞け!』は不滅の黄金律だからな」
コング「わかってほしいけど、わかってほしくない。微妙」
火剣「八武医者や夜月実みたいに本来結婚に向いていない男が幸福な結婚生活を送っている」
コング「それには『レイプレイ』を理解している奥さんが不可欠だ」
ゴリーレッド「もっと暗い話をしよう? 違った一面を見た」
火剣「本音と建前か」
コング「僕は本音100%」
ゴリーレッド「その代わり性格破綻者で社会不適合者」
コング「そこまで讃嘆しなくてもいい」
ゴリーレッド「してない」
火剣「マルサの女はモテないか」
ゴリーレッド「それは査察」
コング「丸裸の女はモテると思う」
ゴリーレッド「意味がわからない。終了!」



ゴリーレッド
2015/09/08 14:03
>火剣さん
モヤモヤした感情の呼び名がわからなくて、好き嫌いだけで考えてしまうことはよくありそうですね。苦手だった食べ物が、大人になって好きになることもありますが、人間関係も似ているかもしれません。
その逆に、アレルギーの出る食べ物を、食わず嫌いは良くないと称して無理やり食べさせようとする無知な大人もおりますが、いじめの楽観視も同じようなものですね。

佐久間「つぶらは最初、高屋敷のことを嫌っていたが、それは熱烈な恋の始まりだった。」
維澄「恋愛だけでなく、広く人間関係において、敵対が友好へ繋がることはあるね。私と佐久間も最初は敵同士だった。」
佐久間「懐かしいな。もう8年以上も前になるのか。」
神邪「僕は敵と仲良くなれたことはないですね。」
佐久間「好敵手と敵は違うからなァ。」
維澄「八武のことは最初苦手だったけれど、迂闊に嫌わずに良かった。」
八武「なにっ、苦手だったのかね?」
山田「意外ではないな。」
八武「ということは、今は苦手を克服したと。よし、それでは苦味ある白い液体を飲n・・」
山田「本日の暴力その1っ!」
八武「ぎゃああああ!?」
佐久間「それにしても、小中学校の“みんな仲良く”ってノリは、どうにかならんのかね。」
維澄「教師としては、大勢の子供を統率するには、“みんな仲良く”している方が楽だからね。道徳的な正しさよりも、多数決の原理を優先する。」
神邪「教室はファシズムですね。」
維澄「“和を以って尊しと成す”という言葉は、何も考えずに皆同じく右へ倣えって意味ではないんだけど、教育現場の実態は、それに近いものがある。マインドコントロールというのも大袈裟ではない。」
アッキー
2015/09/08 20:06
>コングさん
知性はエロスとも通じるので、ますます好かれるでしょうね。男性の方は、知性よりも強さが求められる傾向がありますが、煩わしいものをシャットアウトするのも子育てのうちに入ると思います。

佐久間「成績だけ良くても、中身が大したことない奴がいたな。よく私に突っかかってきていたが。」
山田「佐久間をライバル視していた奴は何人かいた。塾に通っていないのに成績の良い佐久間には、負けたくないと思っていたんだろうな。」
佐久間「迷惑な話だぜ。かといって手を抜くのも嫌だしな。」
神邪「僕を迫害していた中にも、成績の良い女生徒がいましたが、全く魅力を感じなかったですね。スピーチコンテストで、中身の無い退屈な話をダラダラやってたときには、驚いたものでしたが・・・納得もしました。」
山田「成績の良い中に、くだらない馬鹿がいると、成績が良いことが悪いことみたいに思われたりする。それが嫌だな。」
維澄「何の為に良い成績を取るのか。自分の成果を確かめる為なのか、人を知的に見下す為なのか。そこで2種類に分かれるね。」
神邪「しかしまあ、僕が迫害されたのも、男性的な魅力に欠けるせいもあるんでしょう。子育てしたくはないですし、かといって敵を追い払えるかというと・・・いじめに対して声をあげることさえおぼつかなかった僕では、敵の威嚇に身が竦むのがオチですね。」
佐久間「案外そうでもないけどな、作中の活躍を見てると・・。」
アッキー
2015/09/08 20:38
>ゴリーレッドさん
現実に暴力というものが存在する以上、それを否定するわけにもいかないですが、暴力を使わないに越したことは無いという前提あってこそですね。
ただし殴る蹴るだけが暴力でもなく、人の心の闇に辛辣な態度を取るのも、また暴力。そういう意味では山田さんは平和主義者?

佐久間「待て、その理屈はおかしい。」
山田「俺は平和すぎ者だ。平和すぎて、どうしようもない。」
佐久間「お前の頭がどうしようもないよ!」
八武「山田のヘッドバッドは強烈だ。」
佐久間「まったくだ。」
維澄「日頃そんなに食らってるの?」
佐久間「日頃から山田は、私に大人しくしろと言うが、山田を大人しくさせるには私が暗い話をしなければならない。大変だ。」
八武「暴力を食らいたくなければ、暗い話をしようというわけか。」
山田「暗い話が好きというわけではないがな。」
佐久間「説得力ねえよ!」
神邪「乱馬や犬夜叉もモテますが、やはり朴念仁の法則ですか。」
佐久間「女も鈍いとモテる場合がある。栞は鋭い。」
維澄「そして家庭的でない。胸も無い。」
八武「胸はちょっと違う気が。」
佐久間「まあ、私は鈍い女は嫌いだけどな。」
維澄「それは私の事は好きってこと?」
佐久間「うぬぼれるな。」
八武「私も敏感な女の子が好き!」
神邪「ドクターのは意味が違いますね。」
八武「心の敏感さは感度とも関係してるんだよ?」
佐久間「この中で結婚に向いているタイプは山田だけかな。」
山田「誰かと結婚する気は無いが・・。」
佐久間「じゃあ私と結婚しよう。」
山田「する気は無いと言ってる。」
アッキー
2015/09/08 20:57

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好きと嫌いと無関心 (雑談) 佐久間闇子と奇妙な世界/BIGLOBEウェブリブログ
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