佐久間闇子と奇妙な世界

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zoom RSS 「サトリン」 番外編 折れた十字架 6

<<   作成日時 : 2016/04/12 00:00   >>

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「ううっ・・・くっ・・・はあっ・・!」

14年も前の夢を見ていた。
ジリジリと胸を焦がされる、夏の日差しより突き刺さる嫉妬の炎。
未だにオレは、七美にどう接していいかわからない。
人として恥ずかしい真似は出来ない。だが、側にいると感情を抑えられない。
またオレは、逃げたんだ。逃げて、逃げて、この街まで来た。
拒絶したわけではなく、定例会議では会っている。それがオレの限界。
ふ・・・無様だ。“ガーディアン”にプロテクトをかけてもらう価値が、オレなんかに・・・。

男の子が転んで怪我していたので、オレは“損傷引受”(ダメージシフト)で傷を引き受けた。
もう“正否聖痕”(スティグマータ)は使えない。未来を見ることは出来ない。
オレに桐札さんの代わりが務まるはずもない。
この街に巣食う連中だって、追い払えるかどうか。
ああ、駄目だ、弱気になっている。ここでオレが挫けたら、あの男の子はどうなるんだ?
ならず者たちが街の有力者と手を組んで、好き放題に暴れている。それを見過ごすのか?
しっかりしろ、サトリン様の為でなくとも、七美の為でなくとも・・・命を使わなくてはならないときがある。

《る・ら・ら・ら〜、お休み言うなら今のうちだよ? 私はイヴィル。》

不気味な声が聞こえてきた。



つづく

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
火剣「14年も前の夢?」
コング「14年前くらいに読んだ小説が未だに忘れられない」
ゴリーレッド「嫉妬の炎か。こればかりはどうしようもない」
コング「ジリジリと夏の日差しで思い出した」
火剣「職場恋愛の場合もそうだ。失恋後、嫌でも会ってしまうからきつい」
コング「勇敢なヒロインが敵とのバトルに破れ、水着姿のまま砂浜に大の字拘束」
ゴリーレッド「無法地帯では善良な市民が危険だ。警察がダメなら自分がと思うのがエスパーの使命感」
コング「その時のヒロインのセリフ『ああ、あたし、こいつらにオモチャにされちゃうんだわ』に興奮。これが僕が官能小説に目覚めた瞬間であった!」
火剣「罪な本だな」
コング「良書だ」
ゴリーレッド「まさかのイヴィル!」
火剣「やはり弱気な心が出る時、イヴィルは近づくのか」
コング「無法地帯で困るのは美女と美少女だ」
ゴリーレッド「もういい」
火剣獣三郎
2016/04/12 10:56
>火剣さん
1990年から14年飛んで2004年。本編の時間軸(第九話)へ辿り着きました。
弱気になったとき近付くのはイヴィル、まさしく魔!

佐久間「嫉妬だけでなく、陰鬱な気分から逃れられないことは多い。」
山田「多いのか。」
八武「山田はあまり嫉妬とか感じなさそうだねぃ。」
山田「そうなんだよな。」
佐久間「私は嫉妬と情欲に塗れている。」
神邪「足して2で割ったら安定し・・・いえ、よりカオスでした。」
山田「だろうな。」
維澄「使命感が前に出ているから、嫉妬心も抑え込めているみたいだね。だけどイヴィルがやって来るか。」
佐久間「永須が捕まっていた理由がコレダー!」
山田「電撃だけにか?」
八武「電撃を浴びて捕まるのは、美女・美少女の役目。」(キリッ
山田「役目ではない。」
アッキー
2016/04/12 20:23

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