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zoom RSS 【とある】 第一位・御坂美琴 (十三) 【パラレル】

<<   作成日時 : 2016/05/01 00:00   >>

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◆ ◆ ◆



いつでもどこでも

まるで都合の良いヒーローのように駆けつけて

彼女を守ると約束してくれますか



◆ ◆ ◆



御坂 (毎週毎週気になるわ・・・『密室×密室探偵』の続きが・・・)

海原? 「御坂さん! こんなところで奇遇ですね。」

御坂 「・・・う、海原・・・さん。」ドウモ

コンビニでマンガを立ち読みした帰りに、
あまり会いたくない人と遭遇した。

海原? 「お手すきでしたら、自分と世界文化遺産鑑賞などいかがですか?」ニコ

御坂 (悪い人じゃないんだけど・・・)

決して嫌いではない。むしろ好ましい人柄だと思う。
しかし爽やか過ぎて肌に合わない。
変に緊張してしまって、肩が凝るのだ。

自分を“常盤台のお嬢様”として見ている人だからだろうか。
どうも自然体でいられず、苦手意識が募ってしまう。

御坂 (つーかなんで三日連続でエンカウントすんのよ。)

御坂 (・・・・・・)

御坂 (・・・・・・・・・)


- - - - - -


数日後、夏休み最後の日。


上条 「結局補修受けても能力発現しなかったなー。」

青ピ 「それよか出会いや、出会い。空からネコミミ少女が落ちてけえへんかなー?」

土御門 「俺もラブコメしたいぜい。カミやんの体質ちょっとでいいから分けてほしいぜよ。」

上条 「不幸体質でいいなら幾らでも分けてやりますよ?」ハハハ


御坂 「ごめーん、待ったぁ〜?」


上条 「おう、美琴。」

上条 「別に待ち合わせなんて・・」

御坂 「あっはっはー、ごめーん、遅れちゃってーっ」オネガイハナシアワセテ

上条 「?」

御坂 「お詫びに何か奢ってあげるから、ね?」

御坂 「・・・てな訳で、私こいつと約束してたりして。」

海原? 「そうですか。それでは出直しましょう。」

御坂 「ごめんね海原さ・・」

だが、ここは常盤台の寮前だった。
学生達の黄色い声。そして・・・

寮監 「面白い。寮の眼前で逢引とは良い度胸だ。」

黒子 「おっお姉さまが汚され・・・!?」

黒子 「信じません、黒子は信じませんわあああぁ〜!」

御坂 「あ、は」

御坂 「あはははは―――」

笑いながら御坂は、上条を引っ張って走り去った。
・・・ちょっと涙目になりながら。

土御門 「か、カミやんが常盤台の女の子とデート!? 羨ましいぜ・・・。」

土御門 「くっ・・・家に帰って義妹に癒してもらうぜよ!」

海原? 「・・・・・・」

青ピ 「・・・・・・」


- - - - - -


上条 「いやー、“美琴”も随分とキャラが変わりましたね。上条さんビックリですよ。」

美琴 「お姉さまの代わりとして振舞うのは簡単です、とミサカは自分の優秀性をアピールします。」フンス

上条 「例のミサカネットワークってやつか。そこに“御坂美琴”の記憶が残ってんだよな。」

上条 「思わず上条さんドキッとしちゃいましたよ。まさかアイツが生き返ったのかと。」

美琴 「こちらの口調の方がよろしいですか、とミサカは以前からの疑問を発してみます。」

上条 「いや、どっちでもいいと思うぞ。お前はお前なんだし。」

上条 「でもフランクな口調の方が楽っぽいけどな。自然体っていうか。」

美琴 「・・・ま、ぶっちゃけそうなのよ。同じ遺伝子だからかしらねー?」

美琴 「それで上条当麻、わた、私と恋人になりましょう、とミサカは提案します。」

上条 「 」

上条 「・・・・・・はい?」


- - - - - -


1、【緊急】お姉さまが上条とデートするようです【速報】 (355)
2、こっから先は一方通行だ七方目 (690)
3、上条をスネークしてみたパート3 (878)
4、上条を手に入れるための二五○の方法 (659)
5、【ホモスレ】飲み込んで俺のイマジンブレイカー【上一】 (936)
                  ・
                  ・
                  ・


356:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
きたないさすがおねえさまきたない

357:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
お姉さまが上条と子作りすると聞いて飛んできました!

358:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13577
>357
ノボシビルスクに帰れ

359:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
>357
カエレ!

360:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10777
ちょっと学園都市いってくるわ

361:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
何かすげー高いホットドッグ買ってるぞ
2000円のホットドッグとか初めて見た

362:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10031
俺は研修中に食べたことあるぜ
お姉さまが奢ってくれた

363:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka09982
イイナー

364:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka09999
そんときのログくれ
漏れもホットドッグ食いたかった

365:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10031
ほらよ

366:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14166
おい何かお姉さまが可愛いぞ
間接キス意識して真っ赤になるとか

367:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
流石俺らのお姉さまだな
この後はホテルに行くんですねわかります

368:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
>367
そげぶ

369:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10000
やべえ顔近い
やべーぞおまいらこの距離やべえ
上条の匂いが漂ってくる

370:以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
あ、お姉さま離れたw
いくじなしw


- - - - - -


自販機の前。

ジュースを買いに来た御坂は、
見知った顔に遭遇していた。

御坂 「あれ、一方通行じゃない。ウチの妹も一緒なんだ。」

一方 「・・・・・・」

打ち止め 「やっほー、お姉さま!ってミサカはミサカは挨拶してみる!」

御坂 「ちょっと背が伸びたんじゃない?」

打ち止め 「成長期だからねって、ミサカはミサカは喜んでみる。」

打ち止め 「お姉さまの胸も早く成長するといいねってミサカはミサカは・・」

御坂 「オイ」ビキイ

一方 「・・・・・・」

一方 「・・・俺はテメェを、許さねェ。」

一方 「上条を欺いて仲良くしてるテメェはな。」

御坂 「私の正体、バラすつもり?」

御坂 「そんなに当麻が絶望する顔が見たいんだ。アンタも大概サドよねー。」クス

一方 「・・・ッ」

打ち止め 「ケンカだダメだよってミサカはミサカは仲裁に入ってみる!」

一方 「・・・」

御坂 「ゴメンゴメン、アンタには恩があるんだから感謝しないといけないわよね。」

御坂 「アンタたちが首突っ込んできたおかげで、実験の予定を大幅に短縮できたし」

御坂 「打ち止めを引き取って面倒みてもらってるし」

一方 「このクソガキは木原くンが引き取ってきたンだ。俺じゃねェ。」

打ち止め 「でも主に世話してくれてるのはアナタだよってミサカはミサカは頬を赤らめてみたり」///

一方 「ヒューズ=カザキリの顕在化に必要だとか、意味わかンねェこと言ってたが・・・」

御坂 「・・・・・・」

御坂 「・・・虚数学区・五行機関。」

一方 「あァ?」

御坂 「あとは自分で調べといて。私は当麻とデート中だから。」

一方 「・・・」

一方 「俺にはオマエが理解できねぇ。」

一方 「ヘラヘラ笑ってられる、このガキもだ。」

一方 「このガキは本当にオマエを慕ってるよォに見えるし」

一方 「オマエはオマエで本当に“妹達”を大事に思ってるよォに見える。」

一方 「一万人ブッ殺しておいて、なンで・・・・・・」

御坂 「・・・」

御坂 「たとえ一万人の“妹達”を殺してきたとしても」

御坂 「残り一万人と仲良くしたら駄目ってはずはないでしょ?」

一方 「 」

御坂 「アンタはまだ、“私達”のことを全然わかってない。」

御坂 「・・・その子を守りたいなら、アンタが強くなるだけじゃ駄目よ。」


- - - - - -


その頃、上条のところへ海原が来ていた。
しばし談笑している最中に、上条の視線が止まる。

海原? 「どうされましたか?」

上条 「・・・・・・お前、兄弟とかいるのか?」

海原? 「いいえ?」

上条 「今そっくりなヤツが店ん中に入ってったからさ。」

上条 「そっくりってか、瓜二つだったような。」

海原? 「・・・」

海原? 「“肉体変化”という能力者もいますよ。」

海原? 「気になりますね。ちょっと見てきます。」

上条 「・・・」

上条 「その前に、ちょっといいか。」

その動きは、敵意も何も無い、ごく自然な動作だった。
親しい友人に触れるように、上条は海原の顔に触れた。

海原? 「・・・ッ!?」

パキィンと音がして、魔術が解けた。
海原の顔が剥がれ、元の顔が顕わになった。

上条 「元の顔のがハンサムじゃねえか。」

エツァリ 「・・・・・・どうして、わかりました?」

上条 「お前は降水確率50パーセントなら、傘持っていくか?」

上条 「俺は持っていく。そういうことだ。」

エツァリ 「・・・なるほど。」

瓜二つの人間がいて、片方が偽者なら。
それが能力であれ魔術であれ、
両方に“幻想殺し”で触れてみればいい。

“肉体変化”の能力だとしたら、
顔だけの方が楽だろうと、上条は推察したのだ。

上条 「そもそも美琴から頼まれてたんだよ。」

上条 「すり替わってる可能性があるから、恋人のフリして誘い出そうってな。」

エツァリ 「なるほど、まんまと罠に嵌まってしまったわけですか。」

エツァリ 「時分の好きな人が他の男性と仲睦まじくしていれば、心穏やかではいられませんからね。」

上条 「人の心を弄ぶような作戦で悪いが、お前の美琴に対する思いは本物だと思ったからな。」

エツァリ 「光栄です。そして正解ですよ。」

エツァリ 「ただし、自分が守りたいのは」

エツァリ 「上条当麻とその仲間、全員ですが。」

上条 「お・・・俺も?」

エツァリ 「・・・あなたは全く理解してないようですね。」

エツァリ 「他人の危機には聡いのに、自分のこととなると、まるで無頓着だ。」

エツァリ 「あなたの右手は我々にとっては脅威ですが」

エツァリ 「極端な話、ピストル一本あれば殺せるんですよ。」

上条 「・・・・・・」

上条 「わかってるさ」

上条 「自分がどれだけ危険なことをしてるかなんて。」

上条 「インデックスはただの女の子だし、神裂もステイルも友達だ。」

上条 「だけど魔術結社の連中は、そうは見ないってことくらいわかってる。」

エツァリ 「はい」

エツァリ 「自分の所属する組織は、あなた方を放置できない危険な“勢力”と判断しました。」

エツァリ 「危険というのは」

エツァリ 「あなた方にとっても、という意味です。」

エツァリ 「自分がここに送り込まれたのは一ヶ月前」

エツァリ 「目的は監視ですが、傍観ではありません。」

上条 「・・・だから、海原を監禁してたのか。」

携帯電話に美琴からメールが届いていた。
そこに本物の海原からの情報が書かれていた。

エツァリ 「後悔してますよ。」

エツァリ 「監禁など生温いことはしないで、殺しておくべきでした。」

上条 「よせよ。」

上条 「お前がそんなヤツなら、一ヶ月前の段階で俺を殺してるはずだ。」

上条 「危険な“勢力”になる前に、情が湧く前に、殺した方が楽なんだからな。」

上条 「それをしなかったってことは、お前は“こっち側”の人間だろ?」

上条 「いいかげん悪ぶるのはやめようぜ、魔術師!」

エツァリ 「・・・流石ですね。」

エツァリ 「ただし、他の魔術師は僕のように生温くはない。」

エツァリ 「だから約束してください。」

エツァリ 「決して死なない。御坂さんを悲しませるようなことはしないと。」

上条 「ああ。不死身のヒーローみたく蘇って、美琴に元気な顔を見せに行くさ。」


そのセリフを、駆けつけた御坂が
陰で聞いていた。

御坂 「///」


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