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zoom RSS 「NEKTAR」 二十五、E級

<<   作成日時 : 2016/06/18 00:00   >>

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コムザインがアイドを撃破した頃、アルカディア本部では夜明けが来ていた。
光が差し込むと同時にクレアの目がカッと開き、朝日を反射した。
「クレア!」
「レックス・・・。」
クレアは顔を強張らせたまま、歯を軋りつつ起き上がった。
「・・・・・・。」
己の不甲斐なさに腹が立って仕方ない。
20時間以上のノンレム睡眠で体調の方は万全に戻ったが、精神内部では死にたいほどの怒りが渦巻いていた。
「クレア! 誰だ! 誰がお前をあんな目に」
「うるせえっ!!」
クレアの怒りはレックスよりも遥かに強かった。
彼女の千里眼は、自分が気を失ってる間の出来事を克明に伝えていたのである。
「なんてこったい・・・。」
わなわなと震える手で、クレアは頭を抱えた。
「なんてこった・・・。」
「おい!」
レックスの呼びかけでクレアはハッとした。
「そうだな・・・レックス。私は私の仕事をしないと・・・。」
声も体も震えたまま、クレアは普段着に着替えて歩き出した。
レックスは無言で付き添った。

本部の近くにある部屋の中で、シュシュ・オーディナークはクレアの来訪を待ち続けていた。
「遅、い・・・。」
フードの中の両眼が動く。
部屋の隅では金髪の少女が赤子を抱えて眠っている。
「んん・・・・むにゃむにゃ・・・・・・クレアだぁいすき・・・」
腕に抱かれている赤子は、クレアの娘。笑いもせず、泣きもせず、静かにシュシュを見つめている。
机の上、シュシュの手元にはアンプルが山と積まれている。
30分して扉が開き、薄暗い部屋に光が差し込んだ。
「遅れてすまないね。」
クレアは照明のスイッチを入れて、歩いてきた。
彼女の横には、浮かない顔のレックスがいる。
「アンプルは、1000本、用意した。」
「感謝する。これで戦いも終わる。」
そしてクレアは手早く状況と作戦を説明し、シュシュは1000本のアンプルを持って部屋を出て行った。
一見元気そうに見えるクレアだが、レックスは先程の様子を思い返すと、気が気でならなかった。
「・・・ふう。これで私の仕事も無くなった。」
そう言うクレアの表情には、翳りが見られる。
「何が起こったのか・・・それとあのアンプルは何なのか、説明してもらおうか。」
「ああ、わかってる・・・。」
クレアはすぐには話し出さずに、生後1ヶ月の娘を金髪少女の腕から拾い上げた。
赤子はクレアに抱かれた途端に泣き出しそうな顔をしたが、声はあげなかった。クレアの冷たい視線が、娘を金縛りにしていた。
「よーし、いい子だ。」
いかにもクレアらしいと、レックスは思った。
「そこの金髪は?」
「スカーレットだ。2年前に会ったろ。」
「ああ、あのガキか・・。眠ってれば可愛いんだな。誰かと思ったぜ。」
「むにゃむにゃ・・・クレア・・・なでなでして・・・」
寝言を呟くスカーレットをよそに、クレアは娘を膝に抱いて椅子に座った。
レックスも隣に座る。
「・・・まずは、状況説明だったな。結論から言うと、砕組は殆ど壊滅状態だ。200人以上死んだ。」
「200人以上・・・!? それって壊滅に近いじゃねえか!」
「だからそう言ってるだろう。分隊長以下の殆どは壊滅・・・残るメンバーを報組の警護に回しているが、そこでも死者は出ている。私が気絶していなければ、ここまでの事態は避けられた・・・。」
「それだよ。」
レックスは砕組に良い感情は持っていない。クレアがレイプされたことの方が重大問題だった。
「誰がお前を手篭めにしたんだ!」
「大きな声を出すなよ。アンが泣き出すだろう。」
クレアは再び娘を睨みつけて、泣き出さないように威圧した。
「アン? 名前つけたのか。」
「いつまでも名無しじゃ不便だろう。」
「少しは親らしいとこもあるのな。てっきり名無しのまま通すと思ってたぜ。」
「この世に生み出したのだから、親として最低限のことだけはするさ。自力生存が可能な段階までの育成と、世間体より本人の意志を優先する対応。その義務を果たせないのなら、子供に殺されても文句は言えまい。」
クレアが娘を抱く姿勢は、教本から抜き出してきたように理想的だった。
「その割には睨んで威圧しているが?」
「だって煩いだろ?」
クレアは片目を細くした。
「世間体よりは優先するがね。私自身より優先するつもりは無い。不快な雑音を撒き散らされるのは、煩わしくて仕方ない。」
「なるほど、同感だな。子育てに愛情は必ずしも必要じゃねえと、オレも思う。」
「ハハハ、愛情が無いわけではないさ。」
「本当かよ。・・・まあ、リュウとルナに慕われてるからにはそうかもな。それで・・・」
レックスは口籠もった。同じ事を何度も言うのは流石に躊躇われた。
「私が誰に犯されたかって?」
「・・・ああ。」
「随分と嫌なことを訊くもんだね。」
「!」
レックスはハッとした。怒りに囚われていて、セクハラ紛いの質問をしていることに気付いていなかった。
「・・すまん。もう聞かない。」
しかし彼の怒りが消えたわけではない。
クレアはそんな彼の様子を察してか、少しだけ説明をした。
「心配しなくても本部からは出て行ったし、こうして私が復活した以上、二度と入ってこれないさ。」
「そうか。」
何よりも知りたいのは男の正体だったが、レックスは自重した。
「・・・ところでアンプルの件もそうなんだが、その前に“神酒”に関する疑問に答えてもらおうか。」
「何なりと。」
「考えてみれば、おかしなことがあるんだよ。何で今回、ESPリミッターを使わない? A級10人はともかく、B級1000人はそれでどうにか出来るはずだ。」
「・・・・・・。」
クレアは両眼を少し細くした。
「“神酒”に関する詳しい資料は、奥の部屋にも無かった。だからここからはオレの推測になるんだが・・・“神酒”ってのは、神化系能力者の作り出したものなんじゃねえか? ESPリミッターを使わないのも、使っても無意味だから。神化系能力は無効化できない。どんな方法を用いてもな。」
「・・・・・・。」
「どうなんだよ。」
「ククッ、正解だ。見事な推理だよ。」
細めていた目を見開いて、クレアは口元を上げた。
「少しだけ訂正させてもらうと、“神酒”は神化系能力者自身・・・。史上5番目の神化系能力者ダンツォルティ・アビリュステロスの血肉を指して言う。」
「・・・血肉?」
レックスは表情を歪めた。
「ダンツォルティ自身は超能力を使えないが、その血肉を服用した他人は強力なエスパーとなった。副作用で死んだ奴も多かったようだがね。」
「・・・・・・。」
「彼は幼い頃から生涯幽閉されて過ごし、最後には全身を粉々にされた。それが現存する“神酒”の正体さ。」
「ヘドが出るぜ・・・。」
レックスは重苦しそうに息を吐いた。
「・・・それで、どうするんだよ。エスパーになっちまった1000人は、皆殺しか?」
「それはしない。犯罪を行った奴は、罪に応じて裁きを受けることになるだろうが、それは我々の役目ではない。身柄を拘束して、普通人に戻す。」
「だからどうやって。神化系能力は無効化できないんだろ?」
「確かにな。破壊不可能なタワーが1000本そびえ立ってる状態だ。しかし・・・破壊は不可能でも、地面に穴を掘って埋めれば、低くなるだろ。」
「・・・それはつまり、どういうことだ。」
「超能力のクラスはABCに分かれているのは知ってるな。」
「当たり前だ。何年お前と付き合ってると思ってんだ。」
レックスは少々イラつき気味に言った。
「それでは、C級の下に“D級”があるのも知ってるよな。」
「ああ。超能力を持たない普通の人間だろ。いつ超能力が目覚めるかわからないから、暫定的に“D級”としてるんだ。」
「少し違うな。」
「何?」
「いや、間違ってはいないんだが・・・表現の正確さを少し欠いている。」
「はあ?」
「いい機会だ。超能力者のクラス分類について正確な説明をしておこう。」
「ちょっと待てオレは・・」
「いいから聞け。」
「・・・。」
クレアに睨まれて、レックスは仕方なく黙った。
「・・・いわゆる“超能力”というものは先天性のものだが、遺伝子の中に超能力の因子を全く持たない人間は、全人口の17パーセント程度なのだ。」
「17パーセントというと・・・だいたい6人に1人か。」
「完全な意味で“普通の人間”と言えるのは、その17パーセントだけ。“D級”というのは、“因子は持つが超能力の発現してない者”のことで、全人口の8割以上が該当する。あくまで因子だけで、超能力は持ってないし、殆どは一生エスパーとして目覚めることはないから、普通の人間と同じ括りに入ってるがね。いわゆるエスパーと呼ばれる者は、全人口の0.1パーセントに過ぎない。」
「なるほど、それはわかった。しかしそれと今回の件とが何の関係にあるんだ。お前の話は、いつも回りくどい。」
「すまんね。もう少し我慢してくれ。・・・実はD級の下に、更にもう一段階ある。」
「・・・はい?」
「それを“E級”という。」
「・・・・・・?」
「因子を持ちつつ能力が発現しないという点ではD級と同じだが、出力がマイナスなのさ。D級をゼロとすると、ABC級はプラスの出力、E級はマイナスの出力というわけ。出力はゼロでもマイナスでも超能力は使えないから、分類する意味は無いように思えるかもしれないが・・」
「それで“神酒”か!」
思わずレックスは叫んだ。
「そう。E級能力者は“神酒”を飲んでも、量が足りなければエスパーにならない。私の兄がそうだった・・・。」
「・・・もしかして、あのアンプルの中身って・・」
「この子のフルネームは、アンティソーマ・クレッセント。略してアン。アンプルの中身は“神酒”の治療薬・・・マイナスの出力を与える、この子の血液が原料さ。」
「・・・外道が。ダンツォルティにやったことと変わらねえぞ!」
レックスは鋭い目でクレアを睨んだ。
「何だレックス、意外と子供好きなんだな。心配しなくても薬の量は足りている。この子を切り刻んだりはしない。」
「足りてなかったら切り刻んだってことかよ。」
「揚げ足を取るなよ。足りたんだから結果オーライじゃないか。」
「チッ・・・。効果は確かなんだろうな。」
「もちろんさ。アンの血液を組み込んだ、バイオESPリミッターで、既に土組が戦果を挙げている。B1級のホーティネも無力化できたよ。流石はシュシュ・オーディナーク、いい仕事してくれたぜ。」
「オレの言ってんのは、変な副作用が無いかってことだ。」
「・・・それは無いが、今までの無茶が祟って、筋肉痛や幻覚などの症状は出る。」
クレアは苦笑いした。

その頃、白組体調ジョナルは、頭痛と共に目を覚ましていた。
「痛ぅ・・・くそっ!」
「おい、大丈夫か?」
側についていたカルゼッタが声をかけた。
「安心しろ、みんな無事だ。」
周りを見回すと、他の7人がベッドで寝ていた。
「よかった・・・。クレアさんも無事か?」
「ああ。さっき歩いていくのを見た。」
「そうか。・・・」
ジョナルは一息つくと、あの謎のエスパーにやられたときのことを思い返した。
(どういうことだ?)
不可解な点は幾つもある。
(何故、俺たちを殺さなかったのか・・。“アンティローグ”ではなく“リバース”と名乗ったのも妙だし、クレアさんと知り合いなのも気に掛かる・・・。そして・・・)
ジョナルは顔をしかめた。
(あのエスパーの顔は、テレビで観たクリエ・ソゥルの顔そっくりだった。クリエを幼くしたような・・・弟か?)
他人の空似では済まされない。
(だとすれば何がどういうことになるんだ?)(わからん)
他の7人が起きるのを待って、カルゼッタも含めてクレアの部屋へ押しかけた。

「・・・クリエに似てる? 奴が?」
「そう思いませんか。」
「逆だよ。クリエが奴に似てるんだ。正確に言うと、奴の祖父・・・“デビルズ”ノットーにな。」
クレアは一呼吸置くと、いっそう表情を険しくした。
「“十戒”も残るはクリエのみ。私もこの通り全快した。それでようやくわかったよ、クリエ・ソゥルの正体が。」


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タイトル (本文) ブログ名/日時
エスパー奇譚』長編小説 「千里」 NEKTAR 目録
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佐久間闇子と奇妙な世界
2016/06/18 00:00

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
コング「クレアは千里眼で自分が犯されて落とされる屈辱シーンを再生できるわけか」
ゴリーレッド「その笑顔は何だ?」
火剣「怒りを堪えて最後まで見る精神力が凄い」
コング「レックスは怒りか嫉妬の炎か」
ゴリーレッド「アンプル1000本?」
火剣「戦いが終わる? 私の仕事が無くなった? 勝つということか」
コング「スカーレットのことをそこの金髪とは、レックスも表向きは硬派なキャラだな。中身は女子好き」
火剣「クレアの教育方針は素晴らしいな。@自力生存可能な段階までの育成A世間体より本人の意志を優先にする対応」
コング「世間様にだけは迷惑をかけんじゃねーぞというのは消極的な生き方を教えている」
火剣「夢を追いかけるということは、人に迷惑をかけるということだ。その覚悟なくして夢追人にはなれねえ」
ゴリーレッド「子供は泣くのが仕事と言うが」
火剣「子育てに愛情は必要だと思うが、公共の場であまりにもギャーギャー泣くのは危険だ。善良な市民ばかりがいるわけではない世の中だから」
コング「赤ちゃんだからが通用するのは僕のような善良な市民だけ」
火剣「誰に犯された?は直球過ぎるか」
コング「アンティソーマ・クレッセントでアンプル千本。それはダンブルドアの発想と同じか」
ゴリーレッド「ダンツォルティだ」
コング「きのうはハーマイオイニーが床に魔法で磔にされて拷問されてキャー! やめてえええ! まさかこんなシーンがあるとは感動」
ゴリーレッド「死刑に値する感想だ。コングが横道にそれるので800文字過ぎるか」
火剣獣三郎
2016/06/18 12:11
コング「ハーマイオニーだ。興奮して間違えた。それにしてもハーマイオニーはドストライクなタイプ!」
火剣「わかる気がする」
コング「床に大の字に磔にされてg」
ゴリーレッド「本題に戻ろう。レックスは正義感が人一倍強い」
コング「警視庁特命係の甲斐亨は正義感が強過ぎて、法律に守られて無罪放免の悪党を闇から闇に葬ろうと夜に急襲して殴る蹴るの暴行で病院送りにして逮捕され、当然警察も辞めることに。正義感もコントロールできないと危ういのだ」
火剣「ティム・タロニスとクリエ・ソゥルが似ている?」
ゴリーレッド「厳密には祖父のノットーと似ている」
コング「クレアはクリエの正体がわかったのか? ♪だーれも知らない知られちゃいけーないー、デビルマンーがだーれーなのーかー」
火剣「クライマックス近しか」
コング「あと十行は大丈夫だな。ハーマイオニーが大勢の魔法使いに森の中で追いかけられた時は捕まることを願ったが、まさか床に磔にされて魔法で拷問されて痛いめに遭わされるとは思わなかった。しかし服を着たままというのは詰めが甘いが」
ゴリーレッド「ジャーマンスープレックスホールド!」
コング「があああ!」
火剣「魔女もエスパーも生身の体だからな。肉的的苦痛には耐えられない」
コング
2016/06/18 12:23
>火剣さん
犯された屈辱と、同胞を殺された屈辱で、はちきれそうな怒りのクレア。流石のレックスも押されています。
最大の懸念だったB級千人への対応が出来て、ひと段落。コムザインとカタストロの実力を信頼しているので、クリエ攻略は疑っていません。

八武「そうか、戦況のことだと思っていたが、自分が犯されるシーンも再生していたはず。」
山田「殴りたい笑顔。」
佐久間「山田も実は女好き。」
山田「否定した覚えは無いが。」
維澄「クレアのような親ばかりなら、私も子供が嫌いになることはなかったかもしれないね。迷惑行為を、子供だからで済まされるから、近付きたくない。」
神邪「基本的には他者に迷惑をかけないように生きていきたいものですが、むしろ世間から迷惑を被っているんですよね。」
佐久間「そう。世間も個人の集合だから、世間に迷惑をかけないようにというのは結局、『多数者の俺たちに迷惑をかけるな』という意味でしかない。同性愛者など、存在するだけで迷惑と言われるのだからな。」
神邪「自分の意志を通すことは、必ず誰かにとって迷惑になるけれど、それが間違ってるかどうかは具体的にしか決まらないだということですね。」
八武「アンティソーマ・クレッセント。ハーマイオニーのような女の子に育てようではないか。」
佐久間「ちなみに和名は三日月流石。」
八武「さすがちゃん。十数年後を楽しみにしているよ。」
神邪「歪みないですドクター!」
アッキー
2016/06/18 22:30
>コングさん
完全復活したクレア、そして戦況も落ち着いた現在、千里眼に余力が出てきました。
気になるクリエの正体とは?

山田「これなんだよな。」
八武「クリエ・ソゥルも若干発音が難しいねぃ。ハーマイオニーほどではないが。」
佐久間「ソゥルは韓国語、ハーマイオニーは英語の発音に慣れてないと、言いにくいかもしれん。」
山田「そこじゃなくて、クリエの正体だ。」
神邪「ノットーの隠し子ですかね?」
維澄「ダンツォルティの子孫?」
佐久間「これまでに既に登場している人物だ。ヒントは名前。」
八武「ティムのまとめがあったねぃ。ふむふむ・・・わからん。」
神邪「ヒポポタマスとかコンコルドでないとは思いますが。」
山田「いや、いちおう可能性には入れておこう。」
佐久間「まあ実在はしているが。」
維澄「してるの!?」
佐久間「帝王キセノンは、その名の通りキセノンを操る念力使いだ。」
山田「強そうなイメージがまるで無いんだが、それは・・」
アッキー
2016/06/18 22:47

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